日記

夕映えの富士

アップロードファイル 41KBアップロードファイル 36KBアップロードファイル 53KB

結構美しい・・・

Dr.Lukeの一言映画評と本日の一冊など

午前中、やや遅めにプールとサウナ。今日は暖かくプールが実に気持ちのイイ季節。午後は昼を取りながら、映画。チネチッタのイタリアンの店だが、何とマスターやウエイトレスの大半がイタリア人。そのせいかかなりノンビリだ。味はもろイタリアン。日本人向けアレンジなし。オリーブオイルの使い方が現地のまま。チネチッタ自身もイタリアンな空間で、なかなか気分もイタリア。

アップロードファイル 27KB映画は『サンシャイン2057』。紹介はこちらを。要するにVFXを駆使したSFだが、シュールで抽象的でよく分からん。「人間は所詮チリなんだ!」と叫ぶのは聖書の影響?自己犠牲がテーマと言えば、言えなくもないが。日本人の真田広之が英語も台詞もそこそこだった。『エイリアン』と『2001年宇宙の旅』を足して2で割ったような・・・。と、あまり評することはない・・・。

アップロードファイル 3KBで、本日の一冊は、ライブドアの宮内氏の『虚構』。彼は検察のストーリを早々と認めて再出発を図っているが、それに沿った内容。多分自分では書いていない。ゴーストライターの臭いがする文章。彼の目からみたライブドア内部の真実。この手のノンフィクションは相当に好きだが、時代の寵児の栄枯盛衰はけっこう興味がそそられる。彼の逮捕はちょうど私が再建主義の富井さんに絡まれた頃で、アイオーンの話がここでも展開していた時期、懐かしい。キーワードはホリエモン・ワールドと社会の間の齟齬。ノリは学生のサークル活動だが、その病理はある種のカルト的要素がみられるわけ。

 * * *

アップロードファイル 113KBボディビルのマシンが中途だったので、最後まで仕上げる。かなり大げさになったが、使いこなすまでがやや大変か。しかしこのパンプアップした筋肉のハリが何とも言えず、快感。

「言ってること」と「やってること」

山谷少佐の元に執拗にまとわりつく韓国クリスチャン・トゥデイ・ジャパン。これ自体、される方からすれば不気味なわけだが。それにしても韓国CTの日本版があるわけで、高柳氏の日本のクリスチャン・トゥデイとどんな関係にあるのか?前者は韓国語だから、韓国の人に日本のキリスト教会を報道しているのだろうか。

それにしても少佐のBlogによると

本日、韓国クリスチャントゥデイ日本支局の徐辰和記者(彼女は宣教師でもある)から、仲介人の太田晴久少佐に対して、「金徐山谷会談」の設定を要望する電話があったとの由。

先方の要望は、金往眞記者、徐辰和記者、山谷、そうして仲介人の太田晴久少佐の四人のみで会談し、録音は一切無し、というセッティングである。

と少佐の元にまたも会談の申し出あったようである。しかしこの人たち、何ゆえにこれほどに「秘密裏の交渉」をしたがるのだろうか?高柳氏らがキレてSola Gratia Blogを立ち上げたのは、少佐の会談テープの公開によるものだろうが、どうしてそれを表に出されたらまずいのだろうか?私などはどんどん表にするタイプだから、ローカルチャーチから粘着されるわけだが(笑)。彼らのこのような姿勢が疑惑を膨らめていることに思い至らないらしい。不思議な人たちではある(自分を相対化できないわけ)。まあ、要するに少佐の口を塞ぎたいだけ。これはローカルチャーチでも同じで、例えば次のような恫喝がなされる(→こちら)。

山谷さんはきっぱりと断られたとのこと。賢明である。彼らの条件を飲んでで物事を進める必要もないし、それで訴訟するならばむしろ少佐にとってはすべてを広く光の下に置くチャンスともなる。この訴訟をちらつかせながら、一方で秘密裏の交渉をする彼らの振る舞いを見れば、彼らの「何か」が十分に現れているわけ。彼らの「言ってること」ではなく「やってること」で判断すべきであり、これはカルトと付き合うときに特に重要。例えばエホバの証人などもギリシャ語までも駆使して、表の論理はきわめて緻密に組み立てられている(議論用のマニュアルがあるのだ)。その土俵の乗せられると相手のペースにはまるわけで、このあたりは彼らは実に巧みだから十分に注意が要る。

参考までにカルトについてのやや専門的な論文を紹介しておきましょう:

カルトの方法:統制主義

(マインドコントロールの心理学的原理をとてもクリアに解説してあります。)

Sola Gratiaの正体

金曜日は午前ひとつの講義だけで、あとはゆっくりできているのだ♪iTuneから流れるジャズを楽しみつつ・・・。

さて、信頼できる筋の情報によると、あの不気味なSola Blogの作者の正体は見込みどおり、クリスチャン・トィデイ社社長の高柳泉氏と関係者であると、彼ら自身が認めた模様。少佐の周辺にストーカー並にウロウロすると同時に、関係各方面にも同様の仕業をしかけているようだ。ここにも工作員が来ているようだが、一般の300名近くの方々にはこれで彼らの本性をお分かりいただけると思います。

倒錯の本質-自分を"神"とすること-

筋トレを開始している。ジョッギングとウォーキングで温めた後、マシンで各部に刺激を与える。とりあえず、デカイ筋肉からと言うことで、70%くらいの負荷で、大胸筋と大腿四頭筋を。筋トレを行うともちろん苦痛が伴うのだが、ストレッチと風呂でよくほぐすと、実に気持ちのイイ疲労感を味わうことができる。刺激を与えた部位が暖かくなるわけ。そして気だるい眠気が襲う。これがまた実に気持ちイイ。明日あたりに痛みが出るが、こもまた気持ちイイ。"No Pain, No Gain"は筋トレでも、霊的成長でも同じ。

 * * *

ブッシュがコワイと述べたが、キリスト教(に限らず宗教)の恐さの理由は倒錯現象にある。自分が世間になってしまうこと。言い換えると、自分を"神"とすることであるが、特にキリスト教の場合は、表向きは正義の旗を掲げて、「神の名」をお墨付きとして利用できてしまうので怖い(例えば十字軍など)。

私たちは自分が世界の一部であって、「ワン・オヴ・ゼム」の意識が正常さを保つためには必要。しかしある種の変性意識状態になると、自分が世間になり、自分の価値観が"神"の価値観となる。これが恐い。
... 続きを読む

久々の原宿散策

昨日は午後、御茶ノ水で会議をした後、前に紹介した20年以上の付き合いのある平尾始氏の個展を見て来ました。場所は原宿。しばらくぶりでしたが、表参道から山手通りに曲がり、ちょっと小道に入るとそこは普通の民家の立ち並ぶところ。その一角にある下はカウンターバーで、その3階にありました。

アップロードファイル 28KBややあやし気な雰囲気の中で、彼の専門(ホワイトヘッドのプロセス論)である形而上学的哲学を形にした作品でありまして、8時からは彼の講演会。内容は複雑系とカオスに基づいた宇宙論。この複雑系をコンピューターグラフィクスで表現するわけ。彼の美大や早稲田の学生さんたちや女性デザイナーなどが参加。軽く飲みながら和気藹々と話が弾み、ついに帰宅がこの時間。しかし実に刺激的で楽しかったですね。

デザイナーの方は聖書に関心があるとのことで、みことばを語ることもできまして、結構波長が合いました。彼女によると作品を作るときも、作為的なモノはダメで、自分の内側から内発的に湧き出る時、満足な作品になると言っていましたが、これは実に面白い。で、ギリシャ哲学のゴスロリ系の女性と脳と精神の関わりや、トランスに入る方法とか、向精神薬の話にも及び、ややアブナイ雰囲気も・・・。

しかし楽しいひと時でした。次回は私のレクチャーもとの提案もありましたが、大学の講義とはやや違った趣向で、結構楽しいものができそうです。

今日のセレブ

ドイツの若いご夫妻が来てくださいました。かろうじて「ヴィア、ハーヴェン、グテーン・ターゲ、ホイテ」と「アウフビーダー・ゼーエン」と挨拶しましたが、若い頃もっと語学をやっておくべきだったと・・・。

ニュルンベルグ出身だそうです。ニュルンベルグはナチスの決起した都市でもあり、ニュルンベルグ裁判のあった場所でもあります。ドイツ人にとってはある種の重い思いがあるのでしょう。

かつて西ドイツのヴァイツゼッカー大統領は「過去に目を閉ざす者は現在に対しても盲目となる」と言う名演説をしました。日本とドイツは同盟を結び、同じような運命を辿りましたが、彼らは真実を直視したわけです。しかし残念ながら日本人はどうも「臭いものには蓋」、いつまでも過去のことを言わず、「水に流せ」の文化です。水に流しても問題は決して解決しないのです。必要なのは真実を直視することにより主の血潮です。

ちなみに今日のサンプロで、アメリカはイランから和解協定を提示されたいたものの、それを水面下で流していたようです。その条件にはイスラエルを認めるともあったようですが、イラクにのめり込んで和解の機会を逸したようです。ライスもその存在を知らないと嘘の証言をしつつ、結局イランを攻めることになるのでしょうか?この国も大きな欺瞞が隠蔽されています。

日本はやはり・・・(其の弐)

アップロードファイル 175KBアップロードファイル 437KBアップロードファイル 219KB

最近車の中でよく聴くのが、ビヨンセの他に何故か石原裕次郎。私の"裕次郎"は『太陽にほえろ』のイメージだが、彼も男盛りで散った。夏目雅子も同じ。役者は散り際次第で、死んでも生きる、結晶化して。山口百恵も死んではないが、散り際が見事だった。南こうせつが、80まで生きるとしても、あと20回しか桜が見られないのだから一回一回しっかりと味わいたいと言っていた。やはり桜はイイ・・・。

 風さそふ 花よりもなほ 我はまた
        春の名残りを いかにとやせん

そう言えば、ニーも50で幽閉され、散った。神はご自分のトレジャー(尊い存在)をその輝きの頂点で召し、ベールに隠すのだ。

日本はやはり・・・(其の壱)

アップロードファイル 99KBアップロードファイル 256KBアップロードファイル 221KB

富士山と桜ですね・・・

そろそろ・・・

新学期が始まった。本日は新しい研究室の荷物を確認し、少しづつ整理を開始。ダンボールの山を見ているとやや気が重いが・・・。とりあえずネット環境を整えた。午後は新年度教員会議。延々と4時間・・・眠い。長女が就職先で研修を受けているのだが、やはり一日8時間、延々とおじさんたちのお話を聞かされるらしい。同じく眠気を抑えるのが大変とか。

 * * *

「地方教会」(aka.ローカルチャーチ・主の回復・召会・○○に在る教会)に関する情報提供サイトが工事中のままになっているが、古い情報に加え、新しい情報も紹介すべく、そろそろ本格的に立ち上げようと考えている。その中には責任長老による個人書簡をも公開しよう。その内容はかなり不気味なものであるが、ありのままに神と皆さんの前に置こうと思う。日本語での情報サイトは皆無であり、どうも私の役割であるようだ。あまり得な役回りではないのだが・・・。

 * * *

しかし早い。すでに2007年も1/4が終わってしまった(汗)

静かなリッチなじかんの流れ

アップロードファイル 754KB山小屋から帰りました。時間の流れが違います。

今回の交わりのテーマは一点基督にして固定化しないこと。たえず流れていること。時空間を超えた神(ある)を、私たちの言葉の中に固定化することは実に愚かなこと。集会のあり方も、今のようにワーシップの後、メッセージ、ワーシップ、交わり、終わり。といった固定化が儀式化へ、さらにキリストの「抜け柄」だけを守るあり方に堕する危険性が常にある。安定したい、パタンを守りたい、ここに集っていれば安心・・・。これらは人間の本性的欲求であり、水戸黄門があれだけ長く好視聴率を保つ理由である。

ちなみに英国のThe Way of the Spiritの事務局のあるNorwichでは、いわゆる主日礼拝を一切しない。日曜日の何時に礼拝に集まるといった形を取っていない。日常の生活の中で、生活を共有する兄弟姉妹が、随意集まり、いつでもどこでも交わり(コイノニア)ができる。未信者も、メッセージの中ではなく、その交わりの中で実際的に主を知る。その日常生活の中で互いの知り得たキリストを交換し、いのちの流れに与る。

誰かのメッセージを期待して集まり、満足させてもらう、恵みをいただく、潤してもらうといった、もらいたいクリスチャンがほとんどの日本でも、私たち自身、これは主の前に問いたいと思う。「もらいたい」から「注ぎ出す/与える/差し上げる」歩みへ成長することができれば、私たちにも存在意義がある。

今のKFCについても前から言っているとおり、ここから脱皮できなれば、私は直ちにたたむつもりであるし(私自身は常に引退の日を夢見ているわけで・・・)、今、主からこのことが問われている。この業界には気持ち良くしてくれて満足させてくれる先生は山ほどいらっしゃる。しかし真の豊かさは与えることにある。この意味でウォッチマン・ニーに神学注解書を書くことを主が許さず、むしろ自分を注ぎ出す運命へと導かれたことは、実に深い主の配剤的摂理である。その生と死が永遠の福音の実際的包括的メッセージなのだ。

・およそ病とは、心のとどまるをいふなり―柳生但馬守『活人剣』

・仏法にては、この止まりて物に心の残ることを嫌い申し候。故に止まるを煩悩と申し候―沢庵『不動智神妙録』

・流水腐らず―中国故事

禅ではその奥義は

 無所住心

且つ我等基督者に於いては

 基督在心

参考:意識の扱い方について

温泉三昧

今回の温泉―これまで訪れた温泉の中でも五指に入りますね。値段も高くはなく、しかし、部屋、料理、風呂(特に露天)をかなり堪能できました。お奨め致します。

伊豆長岡温泉山田家

(下の紹介で敷地1万坪と書きましたが、建坪と庭園を合わせると2万坪だそうです。今回は一番イイ部屋に入れてもらいました^^)

患者の喜び

午前中、1ヶ月ぶりでプールとサウナ。体が疼いていたが、やはり実にイイ。サウナでタップリ汗を流した後、冷たいプールにザブン。キューっと、身がしまる。

で、午後、耳鼻科で「ああ、これはいいですねぇ、こんなに短期で上手くいきましたぁ」と医者に言われて、つい、「あっ、ありがとうございますっ」と。微妙にうれしいもの。教師も医者も褒め上手であるべきだ^^

得度

本日もプールとサウナはなし(体は疼いているのだが・・・)。長女の大学の卒業式で、朝から着付けやらパシフィコ横浜の国際会議場への移動やら、昼食抜きで4時過ぎまで、ややグロッキー。これで一つの仕事が終わった・・・。うれしいような、さみしいような・・・。

 * * *

アップロードファイル 40KB最近、俳優の保坂尚希氏が得度して出家したとのこと。何でも7歳の時に両親が自殺をしたようだ。高岡早紀との離婚会見などよく分からない部分があり、彼には何か屈折したと言うか、内側に忸怩たるものを抱えているように感じていたが、今回自ら真実を語られ、やや同情を覚える次第。

私も禅にはまっており、静岡臨済寺の倉内松堂師と一緒の写真もご紹介したり、永平寺76世管主秦慧玉師と間接的に関係していることも前に書いた。と言うわけで、実は私も得度を考えたこともあったのだ。今でも雲水には憧れがあるし、禅寺の生活には実に心惹かれる次第。彼らは野心に満ちて脂ぎった牧師先生よりもはるかにサラッと生きている。一言で言えば、捨てる生活。清々として。
... 続きを読む