最近の日記

ホリゾンタルとヴァーティカル

どうも山谷さんのCT問題追求により、さらにニッポンキリスト教そのものが追求される必要がありそうだ。ここでも何度も指摘したとおり、フェイク(はりぼて)である。

人はとにかく高い物を建てたがる。CTをバックアップしておられるVIPクラブの広告塔佐々木満男弁護士は、銀座に30階建てのVIPクラブビルを建て、VIPクラブのスペールシャトルを所有し飛ばす事がビジョンだとか。ちなみに英国からゲストをランドマークタワー69階の展望台にお連れすると、「なぜこんな高いタワーを建てるのですか?」と聞かれる。私は「分かりませんが、力のデモンストレーション、つまりバベルの塔でしょう」と答える。

アップロードファイル 6KB対して主イエスのご性質はどうか。彼は言われた、「わたしはまことのぶどうの木。あなたがたは枝である」と。ぶどうの木をよくよく見ていただきたい。けっして上へ上と伸びる木ではない。それは地上のやや上を、横へ横へと延びるのだ。檜や松に比べても、見栄えもけっしてよろしくない。ぶどうの木の成長とは、高くなることではない。ただひたすら横へ横へと伸びること。今回福島の山小屋でもこのビジョンが共有された(→こちら)。

山に登る人は、高い山ほど血が騒ぐとか。人の肉はヴァーティカル(垂直方向)を志向する。男は特に、「高さ」が物差しであろう。まあ、これが悲劇でもあり、喜劇でもある男の性であるが。しかし御霊はホリゾンタル(水平方向)を志向する。主のご性質は低きを選ばれるのだ。

時代はすでにメガフェイクの時代に入っている(→参照@,A)。よくよく目を覚まして欺かれることがないように。野心や色気や下心を持っている人は容易に騙されるのだ。この時代に霊的いのちにあって生き延びる秘訣は、一重に自分の心の動機を見張ることによる。そして意識的に人が喜ばないこと、人が評価しないこと、人から嘲られること、人の目に見栄えのしないこと、を選べば間違いがない。水は低きに流れるが、いのちも低きを選ぶからだ。

試験と言うもの

本日は花の金曜日でしたが、午後は営業。高校を数校訪問。こうやってあちこち回って見ると、私立校はとても対応が良いのに対して、県立高などはダメですね。特に大したレベルでもない中程度のところが何とも教師の質が悪い。

下の鈴木宗男氏の本によると、官僚の質の低さがこれほどまでかと溜息が出るほどだが、彼らは東大法学部を出て、国家公務員T種(昔の上級)や外交官試験を通っているエリートなわけだ。いわゆるキャリア組。彼らはこの試験の成績のみでほとんど人生を運命付けられる。

しかし年齢と共にイスが減るために、外へ出される(あるいは、出る)。これが天下り。うまく大学の教員とかになると平和に余生を送れるわけ。かくして数年間づつ関連の諸団体を渡り歩くと、退職金だけで数億円の手にすることができる。しかしその道に乗れなかった人々は、延々と働けど働けど年収数百万程度で呻吟する人生を送る。明日の身も補償されぬままに。

つまりはニッポンはそのようなシステムになっているからだ。その「物差し」はひとえに試験の成績。若干18,19歳での試験が後の全人生を決める。私は受験競争を否定しないし、実際もっと競争を過酷にすべきとも思っている。いわゆる「ゆとり教育」で学力が惨めなほどに落ちているのが現状。勝った者がそれなりの待遇を受けることも大いに賛成だ。が、今のニッポンは勝者が落穂すらかっさらっていくのだ!金も、地位も、さらに機会すらも。

イザヤさんのリンクを読みますと、司法試験の勝ち組による司法運営がおかしくなっていると指摘されていますが、まさにそのとおり。結局は法理論の運用技術の前にそもそもコモン・センスが欠如しているわけ。あるいは今回の21名の弁護士たちのように、コモンセンスを欠いて法理論の運用技術だけになる倒錯現象が見られる。そして今回の検事長までやった緒方元長官の詐欺事件。元特捜検事の川上氏が、解せませんねぇ、と頭を傾げていたが、前代未聞の事件。

山谷さんによると、神学的には法的衡平感覚としてのコモン・センスは神が与えたものとされるらしいが、人間であれば誰もがフツウに持っているはずのコモン・センスが、どうも誰もがフツウに持っていないようなのだ。そして勝ち組と言われる人々に特にこの欠如が目立つ。試験を潜り抜けたために磨耗してしまったのか、そのようなものを持たない者が試験で勝ち得るのか、鶏と卵みたいなものだが、とにかく欠如している。

そしてこれはニッポンキリスト教においても言える。牧師らがオカシイでしょう?神学だとか、リバイバルだとか叫ぶ前に、コモン・センスの涵養こそが今必要なのではないだろうか?まあ、再建主義のように自然法を認めないと言うのであれば、これはもうどうしようもないわけだが。

大脳生理学的には、知・情・意のバランスに他ならない。つまり大脳皮質・辺縁系(偏桃核)・前頭葉連合野のバランスの取れた活動である。どうも官僚の世界も、ニッポンキリスト教の世界も、試験勉強や神学勉強において先鋭化することにより、この絶妙のバランスがどこか壊れてしまうようだ(→「閉鎖社会の共同幻想に思う」)。前から牧師たちの人格テストを行ってみたいと言っているが、ついでに官僚や牧師らの脳機能のテストをしてみたいものだ。

本日の一冊

アップロードファイル 18KBこのBlogでも外務省のラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏の著書を何冊か紹介した。彼と共に外務省の罠に落ちた鈴木宗男氏による、国家権力、特に外務省の高級官僚の性態生態の暴露本である。すべて実名による。

鈴木氏は「疑惑の総合デパート」と呼ばれたが、彼は踏んではならない外務省のシッポを踏んでしまったのだ。かくして彼は佐藤氏と共に嵌められた。これが一連の事件の両者共通の見方である。もちろん『羅生門』現象があるわけだから、すべてを鵜呑みにはしないまでも、外務省の高級官僚の生態は何とも・・・だ。金と女と地位と名誉。その内容の一端はこちらをごらんいただきたい。

これが嘘であるならば、そこにもあるように、鈴木氏は名誉毀損罪に問われるであろう。これが本当であるならば、やっぱりニッポンはヤバイ。江戸時代の末期症状を描いた手塚治虫の『陽だまりの樹』の如く、現ニッポンも平和ボケの中でぬくぬくとしている間に、その大木の中は腐っているわけ。三島由紀夫でないが、私も憂国の士を気取りたいくらいだ(腹は切らぬが・・・)。

自然さを失うと・・・

午後、またふたりの女子学生が尋ねてきた。ひとりは前に来た子。今日はまたちょっとビックリする事を話してくれた。もうひとりは昨年のクラスの子。最初はもぞもそ。気を遣いつつ探りを入れながら話を仕向けて、ポイントを突くと、また泣き出してしまった。君たちも辛いんだね、と慰める。でも一つ重荷を降ろすと、笑顔が出るが、これがホッとする瞬間。教師冥利に尽きる時かも知れない。

 * * *

米国下院で慰安婦問題に対しての決議がなされたようだ。軍が関係していないとの日本側の主張に対して、軍主導を認め、謝罪せよとのこと。何とかホンダと言う日系の議員が反日ラッパを吹いている。対する阿部氏は、外国の決議だから、自分はコメントしないと突っ張ったが、何だか表情がかなりやつれ、目の周りが落ち窪んでクマができているではないか。そろそろ限界のような感じがするが。

 * * *

壊れ行くニッポン。あちこちが修復不可能なほどに腐敗している。また精神疾患もこのところかなりの増加傾向らしい。こういった場合、"キリスト教"の模範生は、ニッポンのリバイバルのために、夜を徹して、断食も厭わずに祈るべしとなるのだが、私はとてもお付き合いできない。私的には一度ニッポンは堕ちるところまで落ちる必要があろうと思っている。希望がまったくなくなるところまで・・・。病識の欠如が一番度し難い。病識を持てるようになった人には希望がある。

もしそれができればむしろ幸いであり、下手をするとすべてが中途半端なまま、生殺し状態に入っていく。この週末に観る予定の『ダイハード4.0』ではないが、ダイハードな人は苦しみが長引く。自作自演の空回りをするからだ。私にはとてもそう言ったエネルギーはない。そのためか、最近では10時半、おそくも11時には寝ている。すると5時前に目が覚め、一日が何と快調なこと!体調がえらく良く、体が軽く、若々しくなるらしい。できたら9時に寝ることも試してみたいのだが。

アップロードファイル 183KBサーカディアンリズムは視床下部のホルモンと光信号によって制御されており、人は、暗くなったら寝る、明るくなったら起きるのが、最も自然であり、実は楽なのだ。今の都会の生活は人を狂わせるし、"キリスト教"なる宗教も同じ。いずれも神の創造の自然性に逆らっているからだ。で、ビョウキになると、何とかヒーリングだ、癒しだ、カウセンリングだと、騒々しい。これも自作自演の空騒動。基本に戻れと言いたいが、それで商売している人には困るのだ。しかし、健康と信仰には、やはり山暮らしが一番イイかも。

倒錯話二題

光市母子殺人事件での弁護側被告人尋問。何ともな倒錯話。心神喪失か心神耗弱を狙っているのだろうが、死刑反対の弁護士がぞろぞろと21名も。こいつら一体人間か!?その中にひとりが、「もし自分が本村さんだったら、相手を殺したい」と本音を漏らしていたとか。本村さんは実に強い人だ。

 * * *

今朝のテレビでの話題。心臓の大動脈弁に異常がある高校生に対して、通常の人口弁置換術ではなく、肺動脈弁を移植して、そこに人工弁を置く「ロス手術」を行った医師の話。自分は米国で2,30例の経験があると豪語していたらしいのだが、オペ開始後8時間も経って、彼がオペ室からオロオロと出てきて、涙声で家族に向かって、「ボ、ボ、ボクの手技は間違いないんだけど・・・、出血が止まらない・・・。もうどうしていいか分からない・・・」と叫んだと。患者は二日後に死亡。司法解剖の結果、手技がボロボロであったと。これはもう怪談である。

レス機能について

先週末からスパム対策でレス機能を停止したところ、メールで対策をご教授いただきましたが、どうもヴァージョンが違うためにできないようであります。というわけで、レス機能を恐々と再開してみます。

山小屋の二日間はきわめてゆったりでしたが、ぎっしりと内容が詰っておりました。結論的にはMr.Sugarとemiさまにお任せして、私は手抜きを・・・。

自己複製現象

KF バイブルカレッジという「交わり」

しかし、最近の諸々の事件については、書く気も失せてしまった。

@福島山小屋(続^3)

アップロードファイル 65KBアップロードファイル 131KBアップロードファイル 89KB

続き^3・・・

@福島山小屋(続^2)

アップロードファイル 99KBアップロードファイル 42KBアップロードファイル 61KB

続き・・・

@福島山小屋(続)

アップロードファイル 126KBアップロードファイル 99KBアップロードファイル 110KB

同じく2日目・・・

@福島山小屋

アップロードファイル 88KBアップロードファイル 101KBアップロードファイル 63KB

とりあえず写真だけ・・・

本日の一冊

アップロードファイル 7KBキリストの棺』。訳者あとがきを紹介しよう:

 どうやらイエス・キリストと言う男は実在し、ちゃんと妻子がいて、十字架の上で死んだ後に・・・その「魂」は復活したが、肉体はよみがえらなかった。どうやらそうらしい。エルサレムの地に一家の墓があり、そこに本人と家族(妻子を含む)の骨があり、ちゃんとDNAも残っていたからだ。
 本書の著者たちは、考古学的な証拠と統計学的な計算、そしてDNA鑑定と鑑識捜査のプロの判定に基づいて、そう確信するに至った。そして世界中の人にその確信を共有して欲しいと願い、本書を書いた。映画『タイタニック』の監督ジェームズ・キャメロンを巻き込んで、テレビ用のドキュメンタリー番組もつくった。
 あのベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』は小説(フィクション=虚構)だが、こちらはドキュメンタリー(=事実の記録)だ。少なくとも嘘はない。妙な偏見にとらわれていないあなたなら、本書の解き明かした「事実」を受け入れてくれるはずだ。・・・

というわけですが、うーん、この手の「世紀の発見」が最近多いようです。が、事実は、墓があった。その中に遺骨があった。そこにYeshuとかMaraとかの名前があった。でも、それが私たちの主イエスだとどうして推論できるわけ?彼らの推論はあまりも乱暴だし、やたらと確率論を出してくるのもわれわれから見ると素人騙しにしか見えないのだが・・・。統計的推論の意味を著者たちは勘違いしているとしか考えられないわけ。

かくしてあえて論じるまでもないが、一編の読み物としては、まあ面白いかも。なお、キャメロンによるドキュメンタリーがディスカバーチャンネルで放映されるそうです(→こちら)。

緑の海

また今週も終わり。iTunesのJazzを聴きながら、自分の時間に戻れる金曜日です。明日はMr.Sugarの山小屋ですが、彼が現在の状況をレポートして下さっています。緑の海だそうです(→こちら)。日常生活にいます伸縮自在のキリスト―いい表現ですね。

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スパム対策をお教えくださった方がおります。情報ありがとうございました。試してみます。

ボーナスの季節♪

そろそろです^^わが長女も就職して初めてのボーナスが出たとかで、明日、家族に夕食を奢ってくれるとか。まあ、父親としてひとつの仕事が終わった事を実感しております。

それにしてもあの温泉の爆発で娘さんを失ったお父さんが気の毒ですね。亡くなる前日に誕生日を祝ってくれたとか・・・。タクシーの運転手として娘をそこまで育てたのに、と。世の中(教界も?)どこか本質的なところが抜けて、外見だけ作られているような感じがする。牛肉ハンバーグに豚肉が混ぜられていたのはまだカワイイくらいだ。

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教育関連三法案が成立。教員免許を10年ごとに更新だとか。これはますます教師の管理が窮屈になり、教師も生徒に向かず、査定対策の方に気が散る事であろう。安倍さん、あなたは自分がおかしいことをまず知るべきだ!教師は高等遊民である必要があるのだ。ここでも本質を忘れたデコレーションだけ。

加えて、このような査定対策優先の内向き志向は、司法の分野でも同じらしい。裁判官がおかしくなっていると、SAPIOに特集があった。裁判員制度も相当にヤバイことになるようだし、ニッポンは制度をいじればいじるほど、ますます袋小路に入り込むであろう。社会もカプセル化、教界もカプセル化。閉塞と先鋭化の病理が進行することは間違いない。つまり倒錯の世界。

しかし参院選、姑息な手段で会期延長を決めたらしいが、こうなると民主党に入れるしかないが、小沢さん、大丈夫か知らん。一度はやらせてみたいとは思っているが。ちなみに社民党は、週刊新潮で、幹事長の破廉恥スキャンダルが暴露されてしまった。販売差し止めの仮処分申請をしたらしいが、遅かったのだ。でも、あのオジサン、よくあの顔で・・・と。

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最近は体力がけっこう落ちていることを感じざるを得ないわけで、特に夜12時を超えると、次の日はもうダメ。体調が絶不調。ところが10時半から11時に寝ると翌日が実に快適。12時前の睡眠は生理学的にも質が違うのだ。で、5時半頃目が覚めて、熱いシャワーを浴びると、何とも言えない爽快感で、生のクオリアを味わうことができる。若い頃は3時か4時まで起きてて、朝11時ごろまで寝ていたものだが、寝ているのも実は体力が必要で、最近は寝ていられなくなりつつある。Mr.Sugar的になりつつあるかも・・・。

というわけで、この土日に彼の山小屋に行きますので、メッセージなどのサイトの更新はありません。

BGMは現在発注中の英国のJarrod Cooperの"Great Is Your Name"です。

お詫び・・・

最近、コメント欄へのスパム投稿(多分自動的に書き込むもの)が多く、削除し切れなくなりましたので、しばらくコメントの書き込みを不可と致します。せっかくの双方向のコミュニケーションの機会がなくなりますが、よろしくご理解下さいませ。