日記

@福島山小屋

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とりあえず写真だけ・・・

緑の海

また今週も終わり。iTunesのJazzを聴きながら、自分の時間に戻れる金曜日です。明日はMr.Sugarの山小屋ですが、彼が現在の状況をレポートして下さっています。緑の海だそうです(→こちら)。日常生活にいます伸縮自在のキリスト―いい表現ですね。

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スパム対策をお教えくださった方がおります。情報ありがとうございました。試してみます。

ボーナスの季節♪

そろそろです^^わが長女も就職して初めてのボーナスが出たとかで、明日、家族に夕食を奢ってくれるとか。まあ、父親としてひとつの仕事が終わった事を実感しております。

それにしてもあの温泉の爆発で娘さんを失ったお父さんが気の毒ですね。亡くなる前日に誕生日を祝ってくれたとか・・・。タクシーの運転手として娘をそこまで育てたのに、と。世の中(教界も?)どこか本質的なところが抜けて、外見だけ作られているような感じがする。牛肉ハンバーグに豚肉が混ぜられていたのはまだカワイイくらいだ。

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教育関連三法案が成立。教員免許を10年ごとに更新だとか。これはますます教師の管理が窮屈になり、教師も生徒に向かず、査定対策の方に気が散る事であろう。安倍さん、あなたは自分がおかしいことをまず知るべきだ!教師は高等遊民である必要があるのだ。ここでも本質を忘れたデコレーションだけ。

加えて、このような査定対策優先の内向き志向は、司法の分野でも同じらしい。裁判官がおかしくなっていると、SAPIOに特集があった。裁判員制度も相当にヤバイことになるようだし、ニッポンは制度をいじればいじるほど、ますます袋小路に入り込むであろう。社会もカプセル化、教界もカプセル化。閉塞と先鋭化の病理が進行することは間違いない。つまり倒錯の世界。

しかし参院選、姑息な手段で会期延長を決めたらしいが、こうなると民主党に入れるしかないが、小沢さん、大丈夫か知らん。一度はやらせてみたいとは思っているが。ちなみに社民党は、週刊新潮で、幹事長の破廉恥スキャンダルが暴露されてしまった。販売差し止めの仮処分申請をしたらしいが、遅かったのだ。でも、あのオジサン、よくあの顔で・・・と。

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最近は体力がけっこう落ちていることを感じざるを得ないわけで、特に夜12時を超えると、次の日はもうダメ。体調が絶不調。ところが10時半から11時に寝ると翌日が実に快適。12時前の睡眠は生理学的にも質が違うのだ。で、5時半頃目が覚めて、熱いシャワーを浴びると、何とも言えない爽快感で、生のクオリアを味わうことができる。若い頃は3時か4時まで起きてて、朝11時ごろまで寝ていたものだが、寝ているのも実は体力が必要で、最近は寝ていられなくなりつつある。Mr.Sugar的になりつつあるかも・・・。

というわけで、この土日に彼の山小屋に行きますので、メッセージなどのサイトの更新はありません。

BGMは現在発注中の英国のJarrod Cooperの"Great Is Your Name"です。

小説のような・・・

女子学生がまたひとりたずねて来た。最初はためらっていて、話がすーっと出ないのだが、何気に探りの突っ込みを入れてそれがうまくフィットすると、率直に話してくれる。・・・うーん、と呻いてしまうほどに、小説みたいな話である。心の中に抱えて来たものを降ろすと、表情が変わるのが分かる。私的には、よくここまで頑張ったんだね、と慰めることしかできないが、主の御手が働くことを祈る。

アイドルを生む社会とは

朝鮮総連の件では東京地裁が627億の返還判決。対して元公安調査庁長官は「守ってやるべきだ、と私の心の琴線に触れた」、一方の元日弁連会長は「敵であった元長官が理解してくれて心強いと思った」とのこと。うーん、ワケが分かりません。このオッサンたち、何をコソコソしているのだろうか?

と言うわけで世の中の悪事は密(ヒソカ)に行われるわけですが、見かけ上密であったほうがよい業界もあります。帰宅途上の車の中で観た「クローズアップ現代」で、あのZARDの坂井泉水氏の特集。何と驚いた事に90年代のアーチストで、シングルの売り上げが、安室奈美恵やドリカムを抜いて1970万枚のNo.1だとか!?結構な歳のオッサンが涙を流している光景があったが、いやあ、私はまったく知りませんでした。もっとも私の青春は山口百恵の引退と共に終わっておりまして、その後は音楽は消耗品でしたから。

で、講義でもちょうどアイドルが作られる病理について説明したのだが、その題材にネットで調べた坂井氏を用いていた。一つは時代のニーズがあること。つまり欲求不満とか不安を抱えた大衆の存在。二つ目に、大衆の欲求を投影されるべき、ある意味で無色無臭のキャンバス的存在である事。坂井氏はほとんど表に出ずに、その神秘性が各人のイメージを膨らませ、個々の欲求の投影スクリーンとしての条件を満たした。加えて、ある種のセックスアピールがあること。坂井氏は40歳と言う年齢にも関わらず、声も容姿も少女のような可憐さを持っていた。かくして大衆はアイドルと自分を同一視してアイドルの活躍により代償満足を得るのだ。・・・と言ったことを講義では説いたが、NHKではさらに、坂井氏を不安な先の見えない"時代の伴走者"であったと指摘していた。坂井氏はもしかすると意図せざるしてアイドルにされたのかもしれない。

つまりアイドルが出現する時代とは、大衆が抑圧され、不安と恐れが満ちている時代なのだ。古くはヒトラーを生んだのは、第一次大戦後の賠償金支払いで、年に1,000%のハイパーインフレを経験してたドイツであった。ケネディもベトナム戦争でゴチャゴチャ荒れていた60年代後半の米国で生まれた。小泉氏も90年代の日本ではこれまでにないアイドル性を持ったキャラだったわけで、大衆はその幻想的な期待を彼に託して、結局は裏切られることになる。

ところがその後を継いだ安倍氏は、何しろ私と同世代の谷間世代。これといった特徴もなければ、主張もないし、腕力もカリスマ性もない。きわめて影の薄い世代なのだ。しかし見かけだけはリーダーシップを取らないとと言うわけで、国会会期に対して無理な法案を羅列して、強行採決のオンパレード。どうも彼の淡いアイデンティティを、これらによって何とか確保してやろうと言う魂胆が見えてしまう。ここまで来ると、彼を見ていて、ややハラハラしてきた次第。神経が持つのかな、と。

ひるがえってキリスト教界では、この夏再びベニー・ヒンが来日するらしいが、まあ、ニッポンキリスト教もこういったアイドルの周囲に群がる人々が多いわけで、これは裏返せば、彼らの不安と恐れを証明しているに過ぎない。「リバイバル音頭」を叫ぶ人々を見ていると、ある種の悲壮感を覚えて、安倍さんが強行採決で自分を際立たせようとしてる様とまったく重なって見えるのだが、これは私の目が曇っているからだろうか?彼らや安倍さんが叫べば叫ぶほど、その内実の空虚さだけが明らかになってくるのだが・・・。ベニー・ヒンやチョウ・ヨンギに倣いたい牧師もいるそうだが、何とも虚しい限り。

そして何よりも、アイドルの最期は、尾崎豊にしても、坂井泉水にしても、あまり健やかなものではないことは覚悟したほうが良いでしょうね、これらのセンセイたちは。何故ならそれは神の立場に自らを置くことだからだ。真に神を畏れ、神で満たされるならば、アイドルなどは不要。自らもそういった露出場面からは身を引きたくなるもの。下で紹介されたJ.N.ダービーなどは写真がほとんど残っていないほどに露出を避けたのだ。アイドルとは人間による人間のための究極の自作自演であり、自分の髪を引っ張って空を飛ぼうとするようなもの。

かくして人間からの良き評価は神の悪評であり、逆もまた言える。前にも書いたが、げに不可解にして、恐ろしきは、ニ・ン・ゲ・ン。

深い裏がある・・・?

朝鮮総連のビルの処遇を巡って、元公安調査庁長官だの、元日弁連会長だのが、裏で何かをしているらしい(→記事)。公安と言えば、日本社会の安定に寄与すべき最も根幹の組織だが、それが何ゆえ朝鮮総連の便宜を図るわけ?これは下手すれば、立派な国家背任にもなりかねないのではなかろうか?かく言う私もかつて8年越しの裁判で、長銀だの、三菱信託銀行だの、日商岩井だのにデモをかけたとき、ちゃんと公安の監視下に置かれたのだ。彼らは密にカメラで狙っているわけ。

一方ではアメリカ政府が北朝鮮のバンコ・デルタ・アジアの凍結解除を密約していたばかりか、ロシアへの送金に際しても米連邦準備銀行が協力しているとか!?何じゃ、これは!?金さんも体が悪いとか、もう死んでいるとか言われているようだが、どうも解せない動きが日米でなされている・・・。

で、わが国では年金問題ですったもんだしているが、テレビに映る安倍氏の表情がどんどん冴えなくなっているのが気になる。松岡さんの亡霊に憑かれているような・・・。前に安倍氏は参院選まで持つかどうか、危ないと予測したが、支持率低下も著しく、起死回生の策もないようで、どうも私の予測どおりになりそうな気がしてきた。やはり福田さんあたりにやらせればよかったのだ。目先の人気を追うと結局は失うのだ。

さらに近間では、クリスチャン・トゥデイの創始者ダビデ張氏の前歴について、同紙の高柳社長らは、張氏は過去において一切統一協会の信仰を持ったことがないと主張しているのだが、何と張氏は統一協会機関紙『統一信仰』の記事にされているのだ。その訳文を山谷少佐が紹介しているので、こちらでもリンクを張っておきましょう(→記事)。高柳氏はこの記事は統一協会側の工作であり、張氏を貶めるために仕掛けられたものであるとすら言っているのだ。30年後を見越しての、なるほど立派な工作ではある(笑)。

コムスン社訓-ありがたくもかしこくも-

アップロードファイル 15KB本日は無事講義は終了。後ひとつ会議が入っているが、一応また1週間が終わった。で、ちょっとコムスンの折口会長がキリスト教徒とのことで、関心を持って、グッドウイルのサイトを見ていたら、これが実にイイことを書いているので、紹介しておこう(→グッドウイル・サイト)。

ちなみに現在こう着状態にあるクリスチャン・トゥデイの社訓は「しかりはしかり、否は否とせよ」なのだが、どちらもどうも社訓を自ら裏切っているような・・・汗。たぶん彼ら自身は分かっていないのだろう。病識の欠如は如何ともし難いものではある。

しかしこれで福祉現場がますます厳しくなることだけは避けて欲しいものだ。

ゴーン氏の挫折

『文藝春秋七月号』にある記事。ニッサンのカルロス・ゴーン氏の改革が挫折しているとのこと。下の記事と関係するが、要するにコミットメントと称する収益目標の達成をすべての物差しとした結果、生産ラインでの人間関係が壊れてしまい、中には生産中の車を蹴飛ばしたり、ペンキで落書きをするケースもあるらしい。

昔は高卒レベルの職工を、現場の監督が公私にわたりメンドウを見て、10年がかりで育てたのだが、今はそれがない。寅さんの義弟のヒロシをメンドウ見たタコ社長のような存在である。かくしてニッサンは一時はV字回復したものの、その後は低迷。ゴーン氏の手法は日本では無理があることを露呈した。

私は前から、日本人はアメリカ型新自由主義的な会社経営には耐えられないと指摘しているが、ニッサンの事例で十分であろう。昔は藩(これは実は江戸時代にはなかった称号だそうだ)のお抱えになり、現代は会社のお抱えになることによって、アイデンティティを得ていたからだ。

そもそも個がない日本人にとって、そのフレームを失うことは自分を失うことである。その意味で終身雇用制度は日本には不可欠なのだ。ただし、年功序列は不要だろう。人間関係の中から物を生み出すのが日本人である。人間関係が切れた会社は日本では結局成立し得ないのだ。日本人よ、グローバルスタンダードなるアメリカの独善に騙されるのはもう十分だろう、と私は言いたい。

ネットカフェ難民

帰宅途上の車の中で観ていたNHK『クローズアップ現代』でレポートされていたネットカフェ難民。20台から30台が6割近くを占める、新しいホームレスの形だとか。驚きましたね、聞いてはいましたが、その実態に。時給800円の日雇い仕事で、アパートなどを借りられず、寝泊りは1泊1,200円程度のネットカフェで。

昔は田舎から出て来ても、あの『三丁目の夕日』のように、住み込みで家族同然の生活を送り、その中で手に職を付けて自立して行ったもの。現在はそのような人間関係が切れてしまっている。長女の会社は某大企業なのだが、話を聞くと、結局人事構想がすでに正社員と時間雇い社員とでまったく違っている。正社員はコストが高いため、残業を減らし、そこに時間雇いを補充する構想なのだ。よって時間雇いのレッテルを貼られた者が正社員になることはほとんど無理だ。一度落ちたら這い上がれないことが最も問題だが、結局這い上がってもらっては企業としては困るのだ。

かくして個人の価値がすべて仕事生産性に置き換えられ、企業の論理に貢献できる部分だけが買われる。GDPは3%近い伸びを示しているが、これはマクロな統計であり、この数字を生み出すために、ミクロなレベルでいかに多くの人間性疎外が起きていることであろうか。聖書の黙示録にあるバビロンには宗教面と経済面の二面性があることを前から指摘しているが、後者においては

その商品とは、金、銀、宝石・・・小麦、家畜、羊、馬、馬車、奴隷、人間(原語:)である。

とあるとおり、人の魂が商品とされる。この御言葉も間違いなく成就しつつあるようだ。

(影の声:もしかすると牧師たちが自分の教会の信徒数は何千名とか誇ることも、実は魂を商品としているのかも知れませんね。これは恐ろしいことだとおもうのですが・・・)

若者と老人と・・・

本日の精神保健学の講義にて、相変わらずガヤガヤとうるさい連中(小学13年生)を、時にどやしつけ、時に慰めつつ、話を進めていた。

で、自己防衛機制の「反動形成」に入り、「しばしばやたらと腰の低いヤツとか、表面がソフトな人物は、内に敵意とかプライドを隠し持っているんだよ」と話すと、いつも一番前に詰めている丸刈りの学生が(と言ってもトラックの運ちゃんなどを経ているため25歳だとか、中々面白いヤツなのだが)、「じゃあ、先生はけっこうやさしいんだ」と叫ぶので、「何でだ?」と聞くと「だって先生、強面だからさ、全日本プロセスみたいだから・・・」とのこと。

なるほど、学生にはそう映っているわけか、と納得した次第。全日本プロレスとは面白い感性であるが、実はずっと前には「唐沢先生は、絶対ホモだ」と噂が立ったこともある。つまりけっこうマッチョに見えるようなのだ。「マッチョ=ホモ」。これも何とも困った刷り込みではあるが、しかし学生諸君とやり取りするのはけっこう楽しいのだ。しゃべって稼げる仕事もありがたいものである。

 * * *

福祉の現場が寒い状況であるのは、われわれの常識であり、CMで「コムスンの誓いぃ〜」とか、若い女性がやっていたが、あれは前々からインチキだと指摘していた。ジュリアナ東京からどうしてこの業界へとも思うが、彼は防衛大学から商社入りした人物だそうだから、ある意味何でもアリなんだろう。が、彼も国家が投げ出した荷物を引き受けてしまったのだ。

しかし福祉で儲けるという発想は絶対にハズレである。30歳前後の福祉関係者の離職率がこのところ高くなっているのが実情。福祉の現場にまともに関わるならば、スタッフの側が参ってしまうのだ。学生でも実習に出かけて帰ってくるとその現場のショッキングな光景により、立ち直るのに数ヶ月はかかる。何を隠そう、わが管理栄養士の娘も老人ホームを見たショックから解かれるのにけっこうかかった。

人間にとって人間の真実を直視することは、かなりシンドイのだ。これは私も寿町にいた時に散々に経験した。精神科の病棟なども同じ。かくして福祉現場のスタッフや精神科の医師で心を病む人々が実はけっこう多い。福祉を受けるべき人々や精神科の患者さんの秘めたネガティヴなエネルギーをまともに受けるからだ。彼らの破壊力は、時に自分自身を、時に他人を破壊する力を持っている。

今回のコムスン事件はまさにその病理が噴出している。老人大国かつ福祉国家ニッポンの先はかなり暗いことは、少しでも現場を知っている者であれば容易に分かること。で、かく言う私はやはり若者を相手にしていたいのがホンネ。

脱力な一日・・・

本日は一限の講義があるのだが、何と高速が事故渋滞でアウト。降りてあちこち裏道を回るも、みんな考えることは同じで、どこも渋滞に次ぐ渋滞・・・。ついに開始時間までに辿り着けず、その上30分過ぎると休講となる定めがあって、講義が流れた・・・。リリーフ投手が、出来上がっていたのに出番がない時の気持ちがよく分かる。何とも言えないモヤモヤしたフラストレーションが内側に残るわけ。・・・参りました。

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昨年の自殺者が32,000ほどだそうだ。9年連続で3万人を超えた。特に生徒や学生が増加傾向だそうだ。先進国では自殺者数はナンバーワン。杜撰な管理で、年金システムは崩壊寸前。コムスンに代表される福祉現場はきわめて寒い状況。病院では医師不足。HIV感染者の増加率は先進国でやはりダントツ。女子高生が学校のトイレで赤ちゃんを産み落とし、死亡させる。これが「美しい国ニッポン」の真実。で、ニッポンキリスト教では・・・?

この国も教界も一度悲惨の極みを通過しないとダメだと前々から言っておりますが、今の連続性の上に何かを建てることなどは、まさに何とかの上塗りに過ぎない。ドラスティックなガラガラポンが必要なのだ。

東京ツアーな半日

午後、英国から滞在中のPennyさんを乗せて、東京ツアーでした。テーマは"The New and The Old of Japan"。

アップロードファイル 93KBまずは靖国神社から始めて、ここには日本の霊性のルーツ(要塞)であり、A級戦犯の東条英樹が祭られており、アジア外交の問題の拠点だと解説し、東大本郷キャンパスへ。私もしばらく振りでしたが、私の学んだ講義棟が消えて、新しいビルになっておりました。やや寂しいか。赤門、三四郎池、そして安田講堂を観てもらって、一路お台場周辺の新しい臨海開発地帯へ。アップロードファイル 51KB

アップロードファイル 39KBフジテレビの球体の中で東京の夜景を見ながら、中華料理。やたら愛想のいいマスターで、頼んでもいない杏仁豆腐やコーヒーをタダで振舞ってくれた。さらに六本木ヒルズもと欲張ったのですが、タイムアウトで、またの機会にと。

ちなみにロンドンは高層ビルの建設は制限されており東京のような高いビルはないのです。街並みもレンガ造りですから、簡単に建て直しできないから古くて、道も狭い。おまけに排気ガスもスゴイ。それに高いビルに住むのはロンドンでは低所得者層なのだ。対する東京は実に整然としてきれいで、高所得者ほど高い所に住みたがる。この価値観の違いは面白い。しかし先の大戦で完全に廃墟と化したことを話すと、現在の様を見て、アンビリーボヴォと言っておりました。

一応目的は果たせたかなと・・・。

英国の霊的状況も伺いましたが、はっきり言って、あまり日本と変わらない。"キリスト教"なる宗教と形式主義で、多くのクリスチャンたちが霊的に窒息しているのです。確かに英国聖公会でも、同性愛の牧師とか認めているほどに、セキュラー化しているわけです。

日曜日ごとに教会に通う、いわゆる"キリスト教徒"の数が増えることがリバイバルであるなどとは決して言えないのです。リバイバルとはいのちに目覚めることであって、別にいわゆる教会に通うかどうかとは関係ありません。通って欲しいのは牧師側でして、彼らの懐具合と関係するからですね。ノーウィッチでは、先にも書きましたが、主日礼拝やサービス自体をしていません!これはニッポンキリスト教ではまずセンセイたちから猛反発を受けることでしょうね(苦笑)。問題は動機ですね^^

末期症状の安倍氏?

どうも安倍さんがまっとうな判断力を喪失しているらしい(→記事)。年金問題で、あれは管さんの責任とかやっているうちに、支持率が急落。あの松岡議員の自殺は相当にダメージだったのだろう。彼らの間には何か特殊な情緒的結びつきを感知する。私は前から安倍氏は脆いと指摘したし、彼の言葉には嘘があるとも言ってきた。どうもその繕いができなくなりつつあるようだ。私は別に預言者ではないが、時に人の運命が見えるときがある。タケシの自殺未遂(彼はまだリスクがある)、逸見さんの早逝、伊丹監督の自殺も見えた。いずれにしろ、安倍氏は相当に深い病理を抱える事は間違いない。

Dr.Lukeの一言映画評

やっとしばらく振りの休日の土曜日。午前中は『ぶらり途中下車の旅』を観て(この番組は人の営みの温かさが伝わってきて、いつもながら何かホッとする・・・)、プールとサウナ。午前中はしばらく振りなので、「どうしてたんですか?」と、いつものメンツに声をかけられる。「ええ、仕事が・・・」とお茶を濁して、タップリと汗を流し、冷たい水でキューンとしめる。食後はバルコニーで裸にて体を太陽にさらす。プールも太陽も、それぞれのクオリアを感じる事ができ、生きてるなあ〜、と実感する瞬間。

午後は映画。1ヶ月ご無沙汰だったので、やや禁断症状が出ていた。チネチッタはイタリアン・フェスティヴァルだそうで、野外ステージではカンツォーネの外人歌手が歌っている。これがギター一本だが本格的で、しばし聴き入ってしまった。その名はルイジ・デ・シモーネ。

アップロードファイル 18KBで、映画は『ザ・シューター―極大射程―』。2,000bの射撃が可能なゴルゴ13的腕を持つ兵士が、ある政府の陰謀に関する真実を掴んだため、闇から闇へと葬られそうになりつつ、その腕でサバイバルすると言うアクション物。ストーリー的にはけっこう好きであるが、最後の終わり方がやや・・・だった。しかし昨今ではFBIなども真実のハードエヴィデンスを提示しても、政府の意向で闇に葬られる傾向があるのだろう。モチーフに9/11やイラク戦があるようだ。昔のサンドラ・ブロックの『インターネット』などではFBIに情報を提供してハッピエンドだったのだが。映画の中でも言っていたが、今日「誰が敵で誰が味方かわからないのだ」。まあ、楽しめたか?

これからしばらくかなり面白い物が続く。さあて、明日は英国からゲストを迎え、6月は彼女から大いに霊的な刺激を受ける予定。そして7月と。実に早いが、そろそろ夏の過ごし方を考えなくては・・・。で、またディスコのCD"DISCO CHAMPION"(最近この世もけっこうディスコが流行っているような・・・)とDVDセット『プリズンブレイク』を買って帰る。これもしばらく楽しめる。