No.1256の記事

人を救うもの(2)

次の思考実験をしてみて下さい:

ある無人島にひとりだけあなたがいます。全知全能の神は選びの予定に従って、難破船から聖書をあなたの元に流れ着かせます。あなたはたまたま海岸を歩いていて、それを拾って読みます。これはあなたの側から見れば偶然ですが、実は神の手が働いています。そしてあなたは誰からも強制されず、「イエスさま、私はあなたを私の救い主として信じ、受け入れます」と祈ります。

では質問です:

0)ここに働くのは誰の意志でしょうか?

1)あなたは救いを受けることができますか?

2)その際、あなたはカルバン(決定論)とアルミニウス(偶然論)との論争を知っていますか?

3)神はご自分のわざをなすのに、人の組織した神学を必要としますか?

4)無人島で神学書も読めないあなたは果たしてクリスチャンであり続けることができますか?

5)この島の中に互いに異端のラベルを張り合うだけの神学の「派」ができるでしょうか?

6)この島の中で一致を叫ぶ必要があるでしょうか?

7)では、人を救うのは何でしょうか?

私の回答は次の通りです:

0)神の意志に沿った私の意志
1)YES:救いはイエスを信じることによるから
2)NO:言うまでもない
3)NO:言うまでもない(聖書があれば十分!)
4)YES:クリスチャンとは神の霊から生まれた者だから
5)NO:言うまでもない
6)NO:この島ではひとりだが、信じる者はキリストの体にバプテスマされているから
7)言うまでもない

最も本質的なものから離れないことです。今日騒がしい声が多くなってきています。初めから聞いていた教えに留まること。

羊はわたしの声を聞き分け、わたしに従う。