No.255の記事

ブッシュの演説

を車の中でFENで聞いていました。彼は相変わらず、テロ撲滅、自分は正しい、自分は911においても非はない、断固イラクの民主化のために軍事力を行使する、大量破棄兵器はまだ発見されていないが、フセインはアメリカの脅威であった、自分には対テロの明確な戦略がある、6月の主権委譲を成し遂げる・・・の一点張りですね。そして対テロ戦と大統領選にも勝利すると。

真に彼がクリスチャンであるならば、神を畏れる姿勢と言葉が欲しかったと思いますが。前にも紹介しましたが、TIME誌で「私は戦争の大統領である。私はここオーバルオフィスで、戦争を伴う外交戦略を、私の思いにおいて決定する」と宣言しているとおり、「私、私、私」を前面に出しています。しかしどうも彼の顔が猿回しの猿に見えるのです・・・。イエスの高貴さがない。

私は対テロ政策に武力行使をするなと言っているのではありません。が、その行使にあたっても神を畏れる霊によってなしてほしいと。God bless Americaが、神が先にありきではなく、自分の決定がまずありき、になっているわけです。彼を祭り上げる原理主義クリスチャンもブッシュと同じ霊を持っているのでしょう。少々怖いことです。今後の彼のお手並みを拝見したいと思います。