No.3053の記事

本日のニ冊

さあて、花の金曜日です・・・。いつもどおり、iTumesから流れるJazzで過ごしております。

アップロードファイル 4KB陰謀論の罠』―ここでも9.11テロについては何度も触れているが、アメリカの自作自演によるヤラセとの説を徹底的に否定する。著者自身が"最強のオタク"を誇っているため、オタク文化のプライドにかけているようだ。9.11ばかりではなく、真珠湾攻撃やトンキン事件についても触れている。陰謀論の魅力は世界の事象を統一的に説明できる点で、歴史の究極的メタ言語であるわけだ。一方で陰謀論に組することは知性の放棄であり、その究極が妄想であるとなるわけだが、私的に診て面白いのは、陰謀論に組する側も、否定する側も、同じような要因を持っていること。ある種の精神的傾向の裏表として現れるようだ。

アップロードファイル 5KB新たな黄金時代』―ここでも過去に紹介したラビ・バトラの新著。彼は日本のバブル崩壊も警告し、さらに2000年までに共産主義の、2010年までに資本主義の終焉を予言し、次に来る社会をPROUT社会としている。現在のアメリカ主導の"グローバルスタンダード"に基づく資本主義の極みで二分化社会となり、地元の商店街がシャッター街と化し、郊外にはアメリカ型大スーパマーケットが乱立している。人が資本のシステムによって消耗品となる中で毎年3万人以上が自殺し、それにアンチテーゼを提示することもできない無力感の中で、ニートだフリーターが400万に達する今のニッポン。アメリカの住宅と石油バブルと中国の投資バブルが破れる時、次の時代を迎えることになると予言する。バトラ博士は人を活用することが鍵であると主張される。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年04月28日(土)10:39

富井さんによりますと、ケリー前大統領候補がWTC7が制御倒壊であったと認めたようですよ。
http://www.path.ne.jp/~robcorp/bbss/wwwboard.cgi
ちょっと引用紹介しておきます−

前大統領候補ケリーがWTC7が制御倒壊であったことを認めた
http://www.youtube.com/watch?v=KLnaogsm60A&eurl=
この中で彼はこう述べている。

「覚えているのは、あの壁は危険な状態にあったということです。その壁によって他のものをも破壊する恐れがあったという事実に基づいて彼らは決断をした、つまり、彼らはそれを制御された方法で行った[訳注:破壊した]のだと思います。」

制御倒壊によって起こったことを認めたということは、911事件全体に事前計画があったことを認めたことになる。
なぜならば、制御倒壊の準備には1週間かかるからだ。
おそらく、WTCの2つの棟も制御倒壊によったのだろう。
アメリカ政府による前代未聞の謀略が次第に明らかになりつつある。

Commented by Luke 2007年04月28日(土)19:21

ほお、これは面白い。富井さんは完全に陰謀論モードなわけですね。私も上の本を読んでもいくつかの素朴な疑問は解けませんでした。