* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
これはいずれ歴史が証明するだろうが、彼の最も深刻な罪は神の主権を犯したこと。今回元CIA長官が、ブッシュがイラク戦に入るとき、CIAの情報を軽視または無視して、実行したと告発している(→記事)。
私はすでにイラク戦については、生理的嫌悪感によると書いているし(→霊的アイデンティティの確立L)、その結末も予想している(→イラク戦に関する預言)。キリスト教の原理主義主義傾向を持つ人々はメディアでもブッシュ礼賛、さらにアメリカの福音派の牧師等も「フセインに神の裁きを!」と煽ったものだ。
日本でもハーベストタイムの中川健一氏などは、イスラエルに対する入れ込みによって、「ブッシュは聖書預言をよく理解している素晴らしいリーダーである」とか評されたようだが、現在はどうなのであろうか。ぜひ伺ってみたいものである。
かくのごとく、何かのフィルターを認知過程や価値判断においてかけてしまうと、その後の判断はすべてバイアスがかかるのだ。特に聖書を知っていると思い込んでいる人たちが実は最もアブナイ。聖書預言を知っていると思い込んでいる人たちはある種のプライドがあり、それが判断を狂わせる(→ヴァーチャル化による自我肥大の病理)。
この数年間、大体私の診立てどおりに進展してきたと思うが、いかがであろうか(→イラク戦−その後)。
自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。
Commented by Luke 2007年05月04日(金)23:21
ちなみに私は、日本は対米関係において、政治的去勢、軍事的去勢、そして経済的去勢を受けていると、前から書いているが、今回面白い記事を発見した。泉秀樹著『日本「古街道」探訪』(PHP文庫)によると、あのペリー総督が安政四年(1857)十一月二十八日に川崎宿に到着する少し前に、
「日本を開国して外国の影響を受けることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるか、どうか、疑わしくなる。私は、質素と正直の黄金時代を、いずれの国におけるよりも、より多く日本において見出す。生命と財産の安全、全般の人々の質素と満足とは、現在の日本の顕著な姿であるように思われる」
と記しているとのこと(原文はもちろん英語)。
アメリカの横暴的振る舞いについては、下に紹介したラビ・バトラが興味深い歴史観によって解き明かしているので、後ほど紹介したい。
部ッ主のやり方は本当に聖霊に満たされた
人なら、神の似姿とは全く違うはず。
それを追随する日本のキリスト宗教は偽善で
神に対し偽るものだ! 十字架の愚かさは
信じる者にとって神の力・・・であるのに
人の知恵がこれほど求められ、人の力・・・
地上のこの世の君の助けを借りている事に
多くのキリスト教徒は気づかない・・・
いつまでいにしえのバベルの塔を積み上げるのか?
教会にこれを解決する力は見えない・・・と思う。
残念ながら・・・
ただ主をあがめ、あなたを見ていたい。人ではなく・・
あなたのいるところには平安がある、そう約束されているから・・・・
どの業界も先鋭化がキーワードなのでしょうか。
元ご同僚ですか、この方。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070505-00000085-sph-soci
彼も身の置き所がなくなってしまったのでしょう。この業界とキリスト教業界、実によく似ています。共にパf−マンスと集客力が鍵ですからね(苦笑)
Commented by kenji 2007年05月06日(日)01:21さて米軍でも従軍慰安婦問題が噴出。件のマイクホンダ氏は火消しに大わらわのようですね。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/50586/
イラク米兵のモラルが低下とか。確かに意義の不明な戦闘させられるわけですから。しかしこれが今のニッポンンの現状とも言えなくないですね。
→http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4500/news/20070505i112.htm
今朝の「報道2001」での中曽根証言によると、現憲法が押し付けられたのは、天皇の地位と引き換えだったとのこと。要するにGHQ草案を受け入れなければ、天皇を排除するとの脅しによったわけだ。これもいかにもアメリカ。
また数学者の藤原氏が、日本人は狼狽すると過去をすべて否定してしまう(私の言う「水に流す」習性)。これまでに3回それがあった。ひとつは明治維新、ひとつは敗戦、そしてバブル崩壊。これは私と同じだが、「狼狽」どころではなく、「去勢」されたわけ。
かくして「個」を重んじることにより、実は「個」が失われると言う現状。クラゲみたいな人間が増えてしまった。元々、神(God)を知らない、よって罪を知らない日本は恥によって成り立っていたのだが、その恥すらも忘れ、何でもアリの現状を呈しているわけ。
・最近の日本に思う(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing1.html)
・論理と美しい情緒(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing57.html)