No.348の記事

ヨン様のドラマ

これは日本の85年位の「金曜日の妻たちへ」と同じ路線ですね。実は私も「金妻」のパート2だったか、古谷一行、坂東英二、石田あゆみ、小川知子らの主演したヴァージョンはけっこう良く見ていました。あのパティオにみんなで集まって食事会をする場面が好きで、ああいった家に住むことを夢に見ていましたね。おりしもバブル発生の直前でした。(今KFCに何とあの「金妻通り」にお住まいのセレブ婦人がおられますが・・・)

私たちはあの当時は代々木に住んでおりまして、暇があると生まれたばかりの長女をベビーカーに乗せ、参宮橋から代々木公園まで散歩し、代々木公園でしばし遊んだ後、原宿の表参道をブラブラして、ハーゲンダッツのアイスを食べてタクシーで帰るのが日課でした(あの頃は実に時間がありました)。私はまだ大学院の学生でしたから、年収は170万円。しかしリッチな時代でした。

その後主は、金もない私たちに県立公園脇にある、30平米のルーフバルコニーのついた、富士山とランドマークタワー、新横浜プリンスぺぺの見える眺望抜群のマンションを下さいました。日本がひとつのコーナーを曲がる直前の良き時代でしたね。

ヨン様のドラマはそんな時代を髣髴させてくれます。(ちょっとかったるいし、やけにタートルネックやマフラーをしているのが気になりますが)