* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
最近のLCでは内部からの問題指摘が活発となり、様々な事実がサイトなどで公表されるに至っている(→情報サイトのリンク参照)。私も知らないイロイロな事実が隠蔽されている事に驚きを隠し得ない。
そして興味深い点は、リーによると、自分は各時代に神がただひとりだけ立てた真理の回復のための器であり、神のThe Oracleであり、自分を通して神が回復の御業を推進している。自分が語ることは他の誰にも語ることのできない啓示であって、従来のキリスト教会はバビロンであり、私たちはそこから出て地方合一の立場に集められた者たちである・・・(→リーの言葉)。と誇るわけだが、なぜか最近、自らが堕落して死んでいるキリスト教とする人々からの認知を懸命に求めているようだ。
例えば、フラー神学校が認めた、CRI(Christian Research Institute)が認めた、ECPA(Evangelical Christian Publishers Association )に加入した・・・などなど。やれやれ、これで自分が自己撞着を起こしている事に気がついていないとすれば、彼らの病状は重いと言わざるを得ない。あたかも宗教改革当時のルターが当時のカトリックから正統のお墨付きを得るようなものだろう。
フラー神学校に関しては、CTの創始者ダビデ・張氏も教授に着いており、CRIについては創始者のWalter Martin教授とは訴訟の可能性を秘めた対立関係にあったのが、教授亡き後きわめて疑問の持たれる手法でCRIの所長の地位を得たHank HanegraaffがLCを認めたのである。彼はMartin教授時代の所員らを強引に解雇し、彼の娘さん夫妻ともトラブルを起こし(→娘さん夫妻のサイト)、さらには刑事事件的な疑惑までも持たれている人物である(→こちら)。またECPAの加入に際しては、同会に献金をしており、この加入については欧米の専門家が疑義を呈している(→こちら)。ついでに指摘すると、85年に金にモノを言わせて勝訴した裁判のリー側証人J.Gordon Meltonは、何と当初のオウム真理教を擁護していた"カルト専門家"である!サイエントロジーなどが証人としてよく使っている(→こちら)。
面白いのは、これらの動きがCTのダビデ・張とそっくりであることだ(こちらとこちら参照)。彼も自分こそは神の真理の回復の業をなしているとし、CTの母体ACM(Apostlos Campus Ministry)は、クリスチャンたちにも"福音"を伝えて、自分たちへと回復しようとするらしい。さらに資金やIT技術の提供によりWEAの北米理事についてるわけだ。構造的にCTとLCはきわめて類似しており、さらに行動的にもそっくりの動きをしている。
かつてリーは「自分のライフスタディを読めば聖書は不要」と豪語したほどに、彼らは聖書を読むのにライフスタディと言うフィルターがかかるわけで、よって彼らの語る事は、リーのオウム返しとなる。行動と思考のパタン(臭い)がリーのものであり、実に興味深い。一方ダビデ張の教え(これが隠されているのだが、一部の脱会者の証言によると)こそが、聖書の真理を解いているとするCTの母体であるACMの教義。うーん、実に似ている。そして最も深刻かつ滑稽な問題は、自己撞着に自分自身が気がついていない点。やたらと難しい事を語っているかと思うと、やっていることが実に幼稚なのだ。言葉と行動の乖離性。これらが彼らの病理であるカプセル化現象の最たる兆候なのだ。
まあ、私の語っていることの真偽を確認されたい方は、LCの集会にとぼけて出てみたらすぐにお分かりになるでしょう。集会所に入ったとたん、プーンと臭ってきますから。「おお、主ぅ〜、イエスよ〜、アーメン、ハレルヤ!(繰り返し)」と。