* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
ミャンマーでカメラマンの長井氏が、どうも兵士によって至近距離から、明らかに射殺されたようだ(→記事)。享年50歳。
安倍さん53歳、郷ひろみと麻原尊師が52歳・・・と言うのはすでに書いた。どうも私たちの世代は「谷間の世代」と言われ、あまりパッとしないのだが、「50歳と言う区切りは何かあるのも知れない」みたいな気分になってきた。まあ、企業でも子会社への出向とか、役所でも天下りとかの決断を迫られ、要するに選別される時期なのだ。その組織にとって役に立つかどうか。このことだけを自分のアイデンティティの担保としている者は、ここでおおいなる挫折を味わう事になる。組織と自分を同一視しているためだ。
私などは前にも書いたが、依然としてアイドリングで浪人生活を続けているようなものだから、ほとんど組織の中での位置づけには無関心だ。年収一千万を超える人は224万人だそうだが、一応その部類に入っているし、むしろ今の自由を維持し続けたいと言う願いの方が強い。なるべく負い込む仕事は避けたいし、仕事するにしても自分のペースでこなしたいわけ。
で、自分が何をしているかと言うと、何かを作り出しているわけでもなし、売っているわけでもなし。ただひたすらしゃべっているだけ。延々と自分の頭にあるものを語り出すだけ。大学でも予備校でも教会でも・・・。しかも準備の時間は限りなくゼロに近い。まあ、口先八丁なのだが、これで聴いて下さる人々が満足を得てくれることが唯一の付加価値の算出かも知れない。ちなみに仕事でチョークより重い物は持ったことがない(トレーニング以外は)。実に面白い仕事をしているものだ。
かつて80年代に堺屋太一氏が『知価革命』と言うパラダイムを提唱した。つまりモノではなく、知識に高価値が付加される時代が来ると言うわけ。私は製造業の3K実態はよくよく知っていたし、金融系の世知辛さも耐えられないし、医療の現場が修羅場であることも分かった。かくして主は耐えられない試練を避けて下さり、学生諸君を相手にする、ある意味優雅な仕事を与えて下さった。要するに知識(ソフト)を売っているわけだ。講義やメッセージをしている時、実に自分が自分でいられる快適さを享受している。ある意味、当時の堺屋太一氏が大いなるヒントをくれたとも言える。
で、ふと50歳と言う年齢をつらつらと思い巡らして、昔の写真を引っ張り出した。これははるか30年前のもの。隣の彼女は医者になって、今、都内で大きな産婦人科病院をやっている。何やらビミョーな空気が二人の間にありますね^^人と人の邂逅や別離もまた不思議なもの(あ、でも「証し」にある女性ではありません)。いやあ、思えば遠くへ来たものだ・・・。
きもーい
Commented by zion 2007年09月30日(日)23:13いいじゃないか
Commented by zion 2007年09月30日(日)23:20でも、やっぱりキモーイ。
Commented by 写真 2007年09月30日(日)23:29彼女の目線に注目!
Commented by ノリオ 2007年10月01日(月)17:47ミコとマコ?
Commented by Luke 2007年10月01日(月)18:57カナリ古いですねぇ。あ、でも吉永小百合だけでなく、昨年でしたか、広末涼子と草g剛もやりましたね、ミコとマコ^^