No.477の記事

潔さ

BBSにも書きましたが、ブレア首相がイラク戦について部分的に謝罪をしたとのこと。したくはないが、せざるを得ないという苦しい決断。偽る人はみな同じパタンを示す。ブッシュも相変わらず強気であるが、もし初めから意図していたら、なるほどである。で、面白い記事を紹介しておきます:http://tanakanews.com/e0914wtc.htm

例の二枚目テニス代議士古賀さんもセメダイン、じゃなかった、ペーパーダイン、じゃなかった、ペパダイン大学を卒業していないことを知りつつ、「卒業」に○をつけたと、ついに白状した。おそらくは起訴される。みんなの前で涙を流して絶叫しても無駄でした。大体こういった時はほとんどウソがある。(しかし、これであのエロい山拓氏が復活する?まあ、政治手腕とその方面は関係ないが、それにしても誰が古賀氏を刺したのか?)

どうも人間は切羽詰るとイロイロな策を弄するようになるが、策を弄すれば弄するほど、傷を深くする。私はこの人間心理を株式相場で学んだ。自分の判断が間違っていることに気がついたら、一刻も早く損切りすること。ところがこの撤退の決断がなかなかできないもの。願望的観測をめぐらしている間に、むしろ事態は逆に悪化する・・・。

人は判断ミスや失敗は避けられないが、傷を最小限にとどめるのは「潔さ」である。その点イチローの発言は実にキレがよく、気持ちがイイ。後3本、明日か、明後日にはいくでしょう。