* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
主よ、私がこの世に持っています信頼とはどういうものでしょうか。また天下に目に見えるあらゆるものから私が得られる慰めのうちで、一番大きいのは何でしょうか。それは言うまでもなく、あなたではないでしょうか。その方の慈悲心は数え切れないほどだと言います。
お力によらないで、どんな場合に私が幸福だったでしょうか。あなたを失くして富むよりも、むしろ私はあなたのために貧乏でいることを望みましょう。あなたを失くして天を持つより、むしろ私はあなたといっしょに地上をさ迷うことを選びます。あなたがおいでになるところ、そこがすなわち天です。それに引き換え、あなたがたおいでにならないところは、すなわち死と地獄です。
あなたこそ私が願い求めるところのものです。それで私はあなたに向かって嘆息し続け、叫び続け、切に乞い願わざるを得ないのです。結局のところ、私の神であるあなたお一人以外には、いざという大切な場合に、私の求めるにふさわしく援助を与えて下さるようなお方としては、どんな人でも十分に信頼できません。
あなたこそ私の望み、私の信じ頼る者、あなたこそ私の慰め手、万事につけてこの上ない真実なお方です。−トマス・ア・ケンピス