No.922の記事

ニッポンの行方

9・11選挙ではどう行動すべきか、少々迷う部分もある。が、自民であれ、民主であれ、マニフェストの微妙な違いは本質的ではなく、日本が置かれているポジションから考えると、遅かれ早かれ同じ結果である。350兆はまず間違いなく大資本に吸収される。なぜならそれが法則だから。金は金を求めて集まる。共産党や社民党が言っているような、「くらしと平和」と言ったのどかな(と言うか、現実逃避的な)話はもはや通じない。

今後はズバリ、弱肉強食の二極分化。富む者はますます富み、持たない者は・・・である。われわれはこのような大潮流の中で自分の生き方を考えていかねばならない。クリスチャンはこの世の者ではないが、この世にいる者なのだ。主イエスも祈って下さった:

彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。


私たちは世に遣わされた者であって、ニッポンキリスト教界と言う閉鎖社会で自己満足的なミエの張り合いをしている民ではない。前から言っているが、モーセにせよ、ヨセフにせよ、みなこの世であるエジプトで学び、訓練を受けた。この世で生きることができない者が、どうして神の国で仕えることができようか。肉に仕えることを知らずして、霊に仕えることはできない。だからこのギョーカイ、妄想が多発するのである。

わたしはあなたがたを世に遣わすが、あなたがたは鳩のように素直に、蛇のように賢くあれ。


クリスチャンよ、キリスト教界という閉鎖されたギョーカイを出でよ。世にあって富みかつ健やかに輝くように!

Commented by kamekame 2005年08月28日(日)09:45

小泉自民や民主党に比べて、新党日本や国民新党はどちらかというと社民党・共産党よりのような気がしますが、いかがでしょうか?。

Commented by Luke 2005年08月28日(日)20:02

今回の選挙は政党間対立と言うよりは、ジェネレーションあるいはパラダイムの変革ではないでしょうか。その象徴は亀井さんとホリエモン。今日のサンプロの森さんの証言によると、亀井さんはまさか解散はないとして祝杯をあげていたとのこと。

あの人情に訴える浪花節はまさにオジン世代。対してホリエモンはパワーとタクティクス。人情無用の結果がすべて。この対立ですね。

私はというと、どっちも分かってしまうわけで、ちょっとツライ部分があります。ただ大局的流れはもう明らかでしょう。共産党と社民党が生き延びることができるのはニッポンキリスト教の中だけでしょう。