2006年04月21日

重なるときは・・・

下で長男の話をしたが、長女が今年4年で、管理栄養士の国試準備と就活に明け暮れている。今年はかなり売り手市場なのだが、学力や年収と同じく、上と下に二分化している。取れる人は内定を3,4も取るが、取れない人はゼロ。わが長女は公務員試験も目指しているのだが、もうひとつ母校の助手の採用に応募するらしい。一応学年で4番の成績なので、十分射程内にあるらしい。条件を見たが、給料もかなりイイし、勤務時間も何と8:30から4:30まで、賞与は6.5ヶ月!いまどきこんな仕事はありません。早速"Anything You Ask".道は開かれるでしょう。

物理学論争

長男が受験準備をしており、物理について質問を受けた。バネの垂直単振動において力学的エネルギー保存則を考える際、重力のポテンシャルエネルギーはどうなるのか、と言うもの。見かけ上出て来ないのです。小生は「それは無視していいんだよ」と答えたが、理由を聞かれて「はて、どうしてだっけ」と詰まってしまった。とにかくそう理解していたから。

で、昨日物理の先生に質問すると「いい質問ですね」と言われてしまった。実は簡単なことで、釣り合いの位置を基準に取ると、重力のポテンシャルエネルギーはキャンセルされるわけ。本日息子相手に証明して見せて、メンツを保ったと言う次第。

実は、裏話ですが、予備校の先生の間では子弟を互いにお願いし合うのですね。数学の先生が英語の先生に、またその反対にと・・・。予備校にも学費の子弟割引があるので、助かっている。かくして私が教えている校舎で息子も受講しているわけ。まれに自分の子供のクラスを担当する不幸な先生も出てくるのだが、これは実にやりにくい。まあ、公立の高校教師の力はほとんどゼロだから、こうやって自衛策を取る必要があるわけ。

かと言ってチャーチスクールだのはやめた方がよい。子供にニッポンキリスト教の閉鎖社会で生きるだけにさせて、その人生を棒に振る覚悟があれば別だが・・・。

なお、このページで物理の実験ができます。

Plein Soleil・・・

午前中に講義を終え、今iTuneから軽快なJazzが流れております。6F窓からは千葉の緑地帯の向こうに工業地帯が一望でき、陽の光が燦々とブラインド越しに差し込んでおります。金曜日の午後はなんとも気持ちのいい時間。頭をボーっとアイドリングして、明日は何の映画を観ようかと、ふわふわとしているわけです。Alain Delonではないが、"Plein Soleilだ・・・"