2005年2月

その後・・・

皆様から友人の件につき祈りに覚えていただいている由のメールをいただいて感謝です。この半年間ほどは目を離せませんので、あまり自分勝手なことを書き連ねることは避けたいと思っています。とりあえず、お心にかけていただき、主にあって深く感謝いたします。

Commented by Salt 2005年02月28日(月)01:05

主のなさることを理解しようとすると、本当に苦しくなります。ただ、主の最善を信じ続けるしかないのですね。私の大切な友人の多くも、未だ敵に捕らわれたままです。具体的な悩みや痛みに直面する時、教訓はいつも私の胸の奥で空回りしています。ヨブの友人ではいけないし、ただ黙して祈るのみです。

Commented by Luke 2005年02月28日(月)18:33

お心にかけてくださり感謝です。今回は正直、かなりまいりました。自分が何もできないと言う、究極の無力さに直面するばかりです。黙して祈ること、感謝です。

ココの凍結のお知らせ

さて突然ですが、先の兄弟の状況に思いと祈りを集中するため、しばらくこの日記を凍結いたします。再開時は未定です。

真夜中の事件

午前3時ごろ、長女が突然の腹痛を訴え出した。その苦しみ方が尋常ではなく、顔面が紫色になり、前かがみになったまま、悲鳴を上げつつ、震えが来るほどに苦しんでいる。

前にも便秘で苦しんだことがあるが、ちょっと今回は違う・・・。「もしやイレウス(腸閉塞)かも?」と思い、もしそうならば緊急オペが要るからと考えて救急車を呼び、市民病院の救急外来に搬送してもらった。

で、X線写真を診ると・・・やはり便が溜まっている。処置してもらっている間に、嘔吐と排泄があり、輸液をしてもらっているうちに安定した。やれやれ。

で、あたふたした結論は、疲労の蓄積とそれによる胃腸障害の模様。血液検査も白血球が高値。なにしろ午前5時からマクドナルドのバイトをし、管理栄養士試験の準備とで、睡眠時間3時間のかなりのハードスケジュール。とりあえずノロウイルスなどの可能性も考えて、さらなる検査のために1泊だけ入院させ、今戻ったところ・・・。参りました(汗

健康は大切です。たった一晩でもこれだけストレスになる。先の兄弟のことが改めて頭に思い浮かぶ。

その後の状況

皆さんにお心にかけ、また祈っていただいている兄弟の件ですが、彼は私よりも年長なので、さらに彼よりも年長の方に説得いただけることになりました。その方とも20年以上のお付き合いですから、信頼することができます。もちろん私にできることはする心積もりでおります。自分の真実から逃げないことを、病にある兄弟に対しては願っています。

続けて覚えていただけますと感謝です。

Commented by まひるちゃんのパパ Eメール 2005年02月12日(土)10:57

願わくば悪性疾患でなく、速やかに回復されますように。また、いやし主イエス・キリストの御手が兄弟の上に確かに置かれ、完全に癒されからだも、魂も霊も、全てが健康を回復しますように。
続けて祈らせて頂きます。一日断食祈祷させて頂きます。

Commented by まひるちゃんのパパ Eメール 2005年02月12日(土)11:02

申し訳ありません。断食にはドクターストップがかけられてしまいました。今日、明日と、大好きなコーヒーを断たせて頂きます。

Commented by Luke 2005年02月12日(土)17:17

感謝いたします。

休日の一場面

次女の入学式用のスーツを買いに、家内と3人で高島屋に出かけた。で、結論は、彼女たちの目利きに時間がかかり、私は内心で「いい加減にしろよ〜」と言うわけで、途中で分かれて、自分の物を買って帰りました。女のショッピングは苦手だよ、やれやれ。

しかし彼女は身長が178cmあるので、なかなかフィットする物がないのですね。ジーンズなどは男用です。帰ってきて、着用してみると、靴の高さも加わって180cmのスラリとしたモデル並みの長身。おお、江角マキ子かシャラポア並みだぞ・・・と、これは親の贔屓目。

 * * *

3月21-23日の流氷ツアーが催行決定。

・神秘の流氷
http://www.hankyu-travel.com/event/ryuhyou/?overture

ワクワクしております。

死と言うこと

そろそろ私も死を具体的に考える年代になった。昔ならば人生50年。私も後2年に過ぎない。禅僧では、浮世狂言止めたと、自ら食を絶って眠るように召される人がいる。達観した高僧は生死を越えた生き方をしている。

対してクリスチャンは死から自由にされたと言いつつも、けっこう生に未練がある。かく言う私も死はこわい。ただそれは自分が虚無の中へと消失する恐怖ではなく、未知の領域へと入るこわさと言える。新しい学校や職場に入る時の感覚に近い。つまり一方ではどこかに楽しみがあるのだ。

1日の労苦を終えて布団に入り、眠りにつく心地良さと似ているだろう。地上での自分の責任を全うしたら、おそらく「もうやることはやった・・・」という解放感と安堵感を覚える日が来るだろう。生と死を隔てる一線を超えて、主の懐にやすらうことのできる日が。

それまではSalt氏も言うとおり、その日その日の苦労があるのだ。Saltさん、私も登校拒否症、というより、この世にいること自体に適応障害を起こしていますよ^^

・Salt氏の日記(励まされます)
http://sakura.sarasou.com/cgi-bin/diary04/cdiary.cgi?room=ikemoto7

Commented by Salt 2005年02月12日(土)01:56

天のリアリティーをもっといっぱい味わえるといいのですが、どうも最近は憂いがちです。

流氷を見に行かれるのですね。
私も北海道は大好きですが、冬は知りません。
ゆっくり楽しんで着てください。食べ物もおいしいし、温泉もいいし・・・ちょっと浮世の垢を落とせそうですね。

私の春休みは、おそらくふたたび新潟入りです。

備えること

クリスチャンはしばしば超霊的になる。生命保険も入らない、医者にもかからず薬も飲まない、信仰によって神の超自然的癒しを求める。癒しの賜物のある器に祈ってもらう、などなど。

私は霊能力者でもなく、神学者でもなく、一介のサイエンティストなので、体に異常があれば、ドクターにかかる。またいい薬を処方してもらう。また年に1回ドッグで全身を調べてもらっている。血液データも学生時代から25年にわたって蓄積しているので、異常があればすぐに検出できる。自分の体の真実は把握している。

生命保険や癌医療保険、さらに損害賠償保険も入っているし、共済年金に加えて個人年金や子供学資保険も積んでいる。私が突如召されても、マンションのローンは団体信用保険でまかなえるし、残った家族を路頭に迷わすことのない備えをしている。子供の学資も私が召されたら年金が下りるし、節目節目でまとまった金が下りてくるので、きわめてありがたい。大学の資金としても200万は確保できるので、私立でも何とか可能となる。癌保険も、癌と診断されたら300万をもらえる。

こういった対策を不信仰であるとして、見下すクリスチャンも多いことを知っている。ある先生は「生命保険に払う金があったら信仰をもって献金せよ」と言われる。私はこうした奨めには拒否反応を覚える。古のヨセフを見ればよい。来るべき飢饉に対して計画的に備え、イザと言う時に国民を救ったではないか。

人間としてなし得る対策をなし、人間の側の責任を果たす必要がある。それを超えた分は神が責任を負ってくださる。昨日の兄弟に対しても、私は訴えたいのだ:「妻や子供たちのことを考えよ」と。自分の超霊性を保つために家族に犠牲を強いてはならない。・・・ただ、もう遅いかもしれない、その真実を知ることが、正直言って私もこわい。

ああ、兄弟よ!

Commented by まひるちゃんのパパ Eメール 2005年02月10日(木)21:37

一昨年心筋炎で生死をさまよった、うちのまひるも、家族の祈り、兄弟姉妹の連鎖断食祈祷、そして、最新の医療設備と手技で生還しました。トロントのアーノット師がおっしゃいました「信仰の決断と、無謀な冒険とは全く違う。医師の診療を受ける事と真の信仰とは矛盾しない。」Luke先生、もう一度兄弟とお話下さい。私は祈ります!

わが兄弟のこと

彼とはもう知り合ってから20年以上になる。昨年から1年にわたり、頻尿と血尿が出て来て、ここへ来て痛みが加わった。

年齢的に言って、前立腺癌が疑われる。血中の前立腺癌マーカーを調べれば一発で診断できる。しかし彼は決して現代医学にかかろうとしない。いじられるのを好まないとのこと。経済的困難にプラスして、生命の危機に直面している。

私もどう祈っていよいか分からず、うめきを覚える日々が続いている。血尿があることはすでに尿道か膀胱への転移があるわけで、一切の治療を拒否しているために、ただ癌は進行していると推測される。私と同じ年齢の子供たちを抱え、まだまだやることがあるんだぞ!兄弟よ、私はどう祈ればよいのか!

Commented by まひるちゃんのパパ Eメール 2005年02月09日(水)20:28

「愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。」精査・治療を拒否して夭折することを、神様が望んでおられない事を、願わくば聖霊様が兄弟の眼を開き、悟らせて下さいますように。
私もお祈りさせて頂きます。

Commented by Luke 2005年02月09日(水)22:24

感謝いたします。

Commented by emi 2005年02月09日(水)23:52

私も祈ります。
ご家族への愛が、病院へ行くことへの躊躇に勝りますように。

一言映画評−アレキサンダー−

オリバー・ストーン監督作。彼独特のシリアスな視点からの作品であり、いわゆる大河物語とは一線を画す。若き王がどのように誕生し、どのような過ちを犯し、どのような苦悩を経て、どのような死を迎えるか、人間の心の闇に焦点を置いて作られている。

しかしあれだけの帝国を征服した彼の動機とエネルギーは何なのだろうかと、ふと考える。部下に裏切られ、母の影響に束縛され、自分の地上の王国を建てることにより自分を確立しようとしたのか。しかし地上の王国はやはりむなしい。

人は何も持たず、この世に来て、何も持たずに去っていく。地上の労苦は影を追うが如し。ただクリスチャンは主を知ることによって、主の懐に戻ることができる。ああ、そこは何と言う暖かさ・・・。

一応終わりです

卒研発表会をも無事終了。6人を追い出すことができました。これで一応年間スケジュールは終わり。これからは少し時間ができます。われわれ教員の生活はこんなリズムで1年1年回っていきます。

 * * *

萩原健一が逮捕された。私の家のすぐ近くで、スーパーなどでも見かけることがあったが、どうも彼の目がおかしな感じがする。視点の動きがほとんどなく、普通ではない感じ。クスリかなんかの影響かも?

 * * *

BGMは英国のJarrod Cooperの"King of kings, Your Majesty"です。米国の"Majesty"とはまた違って、名曲だと思います。

練炭自殺

BBSにもありましたが、また集団自殺。年齢も性別もマチマチで、おそらくネットで知り合った人々でしょう。

この前久々に電車に乗ったときに感じたこと−みんなケータイを見つめていること。ホームを歩いている人も、ケータイを見つめつつ。周囲にはほとんど関心がない様子。ほとんどヴァーチャルな世界に生きている。

ネットで生き生きする人々がいるが、たいていリアルの世界では普通でない。不気味な世界になってしまった。フリーター200万、ニート70万、引きこもり100万、失業者350万、国と地方の借金850兆−これがニッポンの実態。

本当にどうなるのか・・・マジで考えてしまいます。

バランス

再建主義の富井氏がとても重要な論点を提示されている:
http://www.path.ne.jp/~robcorp/bbs/wwwboard.cgi

いわゆる心神耗弱者の罪に対してその罰を減ずることは神の十字架の否定であると言われる。この分野は司法精神医学と言われるが、心神喪失者の罪は責任能力がないとして罰しない、心神耗弱者の罪は責任能力が弱いとして罰を減ずる。このために鑑定医による精神鑑定がなされるが、その結果が実は宮崎事件でも分かるとおり、鑑定者によってマチマチ。さらにその医学的診断結果を評価するのは裁判官の良心と心証に任せられる。果たして責任能力の有無を人が評価することができるのかどうか、かなり深刻な問題である。

今回の幼児殺人の被害者と家族に対して、どのような救済があり得るのか・・・。富井氏の言われるとおり、天秤が一方に偏っている感じは否めない。

近頃巷に流行りし物

偽札、偽コイン、偽ビール券、偽本マグロ、偽首都高速券、偽ハイウェカード、偽銀行カード、そして振り込め詐欺・・・。

子供殺し−幼女殺人に通りすがりが11ヶ月の子供の頭にナイフを突き立てる・・・。

やりきれない・・・。

Commented by リチャード 2005年02月05日(土)11:50

通りすがり殺人犯は『人を殺せ』『死ね』などというお告げが聞こえていたらしいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050204-00000016-yom-soci
全くサタンに対して怒りが込み上げてきます。

自信満々のブッシュ

やれやれ、教書演説では力による自由と民主主義の守護者として、自信がみなぎっていました。イランとシリアあたりがテロリストの温床として次回候補のようですね。

イラクではシーア派とスンニ派の分断で内戦が心配されるようですが。

やはりどうみてもコワイです・・・。

プロジェクトZ(再)

昨日ちょっと書いたのですが、気になったので一時削除。修正します。

娘ふたりは主の導きで現役でミッション系大学へ入れました。これは私たち夫婦の祈りのイメージどおりに主が答えて下さいました。問題は息子です。

で、今回プロジェクトZを立ち上げました。東大または医学部合格のためのプログラムです。鍵はモチベーションですが、彼は財前五郎にアブナイ魅力を感じているようですので、そのあたりをくすぐっています。

私の「大リーグボール養成メニュ」をこなせばかなり行けると思っているのですが。本人もこの数年で自己管理と自己メニュに従ってのトレーニングによって、かなりのボディビルができていますから、モチベーションさえ高まれば勉強も行けると信じています。

もちろん、願いを起こさせ、それを実現へと至らせるのは神ですから、主の御心がなることを第一としますが、超霊的になってはなりません。人の側の責任を着々と果たすこと。このバランスが鍵です。さあ、あと2年間でどこまで飛べるか、親子鷹。

 * * *

連続入試は本日で終わり。疲れました〜。試験監督2時間と、面接20から25名。ワンパタンの回答を忍耐強く聴く。ふう〜。

原点2

今日も(そして明日も)入試業務。再度電車で都内某予備校へ。で、帰りにまた原点を確認すべく、渋谷で下りて、井の頭線にて東大駒場前で下りる。

そう、ここは東大教養学部キャンパス。駅から下りるとたちまちあの時代がフラッシュバックする。若いエネルギーを持て余し、注ぐ対象もよく分からず、とにかく空回りしていた。

よく講義をサボって、悪友たちと渋谷センター街(今はコワイが、昔はのどかだった)をブラブラ。当時はインベーダーゲーム全盛で、喫茶店で無為な時間と金をつぶしたものだった。

中村雅俊の「俺たちの旅」そのまま。汚いジーンズと、ボサボサの髪で(当時は豊かで、パーマをかけていた)、馬鹿なことをしながら、フラフラ・ブラブラ。・・・当時の親父の姿も思い起される。

 * * *

それにしても面接の返答が何でこれほどにパタン化されているのか。マニュアル本まで共通のようだ。たまに、バスケをやっていた生徒に、私の娘もバスケで国体に出たことを話すと、「マジっすか!?」と言って、「あ、すんません・・・」。私たちはこんな自然な会話をしてくれるとホッとするのだが。

Commented by salt 2005年02月02日(水)20:28

気の効いたことは書けませんが、原点の話、感じるところがあります。

イエスさまのたとえ話は、天の知恵というより、地上での学習から生まれたんじゃないかという気がしています。

ナザレでの当たり前の人としての日常の経験と観察が原点だと思うのです。

Commented by Luke 2005年02月02日(水)21:09

なるほど、私もイエスの隠された30年の日常性がポイントだと思っています。

原点

本日は都内の某予備校校舎を借りての入試。何年かぶりで電車に乗る。いつもの通りの手順で入試を終え、帰りに大森に降りる。大森は私の父と母が所帯を構えた地であり、私の誕生の地にして、田舎に引っ込んでから大学で出て来たときに下宿生活(4畳半)を始めた地でもある。つまり原点。何も持たず、何もないままに、着の身着のままに人生を始めた所とも言える。

5歳まで大森におり、当時の記憶はけっこう鮮明に残っている。一度田舎に引っ込み、また19歳で出て来たが、その当時の下宿を訪ねてみると、これが立派なマンションになっていた。しかし5歳まで住んでいた大家の家はほぼそのまま。懐かしさがグッと来る。路地もほとんど変わっていない。裸で始めて、裸で去っていく人生。いつも原点に立ち返っていないと、自分の足元を見失ってしまいそうになる。

なぜ今回大森に降りたのか。それは数日前お袋から聞いた死の3日前の親父の言葉に深いショックを受けたからだ。妻と娘の前で大声をあげて泣いた。これはしばらく私の心の中で消化するのに時間がかかりそう。原点に戻る必要を痛切に覚えさせられた。親父の救いには平安があるが、できることなら、今一度親父に会いたい。

Commented by kawa 2005年02月07日(月)13:04

次女が帝京大学医療技術学部看護学科に入学。「私を落とす大学には入ってやらない」と強気な娘ですが、聖研等にお世話になる折にはよろしく。日本キリスト教会が社会不適合を引き起こす時代だから”原点”は感動しました。