最近の日記

閉鎖空間で起こる事

前にもニッポンキリスト教は閉鎖社会の中の閉鎖社会であると言いました。閉鎖空間では容易に倒錯現象が起こることもすでに何度も指摘しています。最近では2ちゃんねるあたりのサイバー空間も同じです。これを「カプセル化現象」と私は言っています。外部との没交渉により、カプセル内の価値観とプロトコルがすべてとなってしまい、自分が倒錯している事に気がつかない病理です。これが昂じるとパラノイド(被迫害妄想)などを引き起こします。

最近、そのひとつの例として、ローカルチャーチで起きている現象を紹介していますが、実にその病理の典型的な症状を呈している文書をご紹介しましょう。要点は、二千年のキリスト教の歴史において、各時代にひとつだけ神が是とする・ミニストリーがあり、現代においてはそれはウイットネス・リーのミニストリーであって、それ以外のミニストリーは神の敵の仕業による、とする内容です。こういった文書をネット上で公開してしまう精神状態をむしろ心配します。

"ブレンドされた兄弟団"によるタイタスの糾弾理由

Commented by Luke URL2007年05月23日(水)23:18

今話題のクリスチャン・トゥデイ紙の記事ですが、こううった傾向は実に恐いですね。韓国が祭司の国となり、台湾が変わると、日本・韓国・台湾がアジアを変えると。日本の福音化、さらには世界の福音化だそうですが・・・。日本民族総福音化とかね、実に不気味です。

http://www.christiantoday.co.jp/mission-news-729.html

Commented by kenji 2007年05月24日(木)08:09

>韓国が聖書における「祭司」の国となること

なんだかんだ言って韓国がアジアにおける宣教の覇権を握りたいということなんですね。
文鮮も韓国がアダム国家、日本はエバ国家って具合に色付けしてました。
ちょっぴり嫌韓、失礼しました。

壊れている日本

昨日のコメントの「日本が壊れている」にご質問をいただきましたが、最近の嬰児を山林やゴミ捨て場に捨てる若者や、赤ちゃんポストに3歳児を捨てる父親などを見ると、その意味がお分かりいただけると思います。堕胎は、正式なもので60万件、闇に葬られるのを入れるとその倍から3倍と見積もられています。

HIV感染も、原因ウイルスや感染様式が不明であった80年代ならいざ知らず、昨今ではそれも明確にされ、何をどうすれば感染が起きるかは、誰もが知っているはずなのですが、先進国では日本だけです、これだけの感染者数増加率を示している国は(→こちらも)。

HIVの問題は、その感染経路がモラルの問題と絡んでいるわけで、ソレを守れば感染は簡単に防止できます。つまり自由意志の要因が実に大きいのです(もちろん血液製剤感染や親子間の垂直感染のことを言っているのではありません)。また離婚してから300日間で生まれた子供の認知の問題にしても、みのもんたも言っておりました、「もうちょっと待てないのかねぇ、作るの・・・」と。

総務省のCMに「元カレの、元カレの、元カレの・・・」と言うコピーがありましたが、これは人間関係を根本から不信と絶望に陥れるこの病の不気味さを表しています。この意味で、この国の根幹が問われているわけです。人の道として、してはならないことをしない。これがHIVの蔓延からこの国を守るすべてなのです。

前から言っていますが、「個」が確立していない社会には「公」もあり得ず、そこに見せかけの自由を導入した結果でしょう。しかし自由には必ず結果が伴いますし、人は撒いた物を刈り取るわけです。このことを真に理解しないとこの国は滅びます。

注意:感染者のケアはまた別の話ですし、15日に死んだアメリカ・キリスト教右派のジェリー・ファルウェルのように、エイズは神の裁きだとは言いませんが。

Commented by Luke 2007年05月23日(水)23:24

これも恐いです。死亡した赤ちゃんをバラバラにするつもりだったと。刃物とミキサーを購入とか。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/osaka_abandoning_a_corpse/

Commented by   2007年05月24日(木)00:58

おっしゃるとおりという気持ちが半分、
残りの半分の感情は、書き表せません。

救いは、あるのでしょうか?
あるとすれば、人の倫に外れた者として断罪され、
烙印を押された罪人に対する、
「お情け」の救いでしょうか?

慈しみのみ心は、そのような「お情け」の救いではないはずだと思うのですが……。
 

Commented by Luke 2007年05月24日(木)06:43

そうですね、これは他の場合、例えば喫煙によってCOPD(「死よりも残酷」と言われます)に罹る人たちも同じでしょう。HIVもCOPDもある種の快楽とリスクを引き換えにしているわけです。AIDSにしても、COPDにしても、発症したら医学的には対症療法のみで、現在のところ打つ手がありません。なお、私はサイエンティストですので、これ以上は私の領域ではありません。

ボクは保育士さん?

3限の英語を終えて自室に戻る途中廊下を歩いていると、いきなり「キャー、先生だあ!」と黄色い声が響いた。「何だ?」と思っていると、2年前に教えたクラスの子達がドドドっと押しかけてきた。保育士コースの子達で、明るく、人懐こい連中なのだ。「ハーイ、元気ぃ?単位取ってるかあ?」と声をかけると、「先生、あたしたちぃ、3年になったよぉ」と無邪気に答える。今日、大学1年生は小学13年生なのだ。心の中で「う〜ん、僕は保育士かな?」と思いつつも、まあ、こうして女子学生に囲まれるのも悪くはない。KFCはどちらかと言うと平均年齢が高いのでありますが(Sorry)、大学ではこうして若い連中からみずみずしい感性をもらっているわけです。お陰さまで歳の割りに若くいられるのかも知れないなあ・・・(と勝手に独り言)。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:27

うちでは、はしかは今のところ大丈夫のようですが。今後温暖化で日本も亜熱帯気候になりますと、すでに撲滅されたと思われていた感染症などが息を吹き返します。医師も診た事がないようなヤツが。わが息子は3種混合はやめて、一種づつ摂取しておいたのですが、この世代の4年間位が摂取の空白期間らしいですね。やれやれ。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:38

と言っていたら、HIVとAIDSの感染者数最高とか。赤ちゃんポストに、民法の300日規定を変えることとか、この国は壊れてますね。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/hiv/?1179842678

HIV感染・発症過去最多=06年、日本男性増加止まらず−厚労省
5月22日22時1分配信 時事通信

 2006年に新たに報告されたHIV感染者は日本・外国籍合わせて952人、発症患者は406人で計1358人となり、感染・発症ともに過去最多だったことが22日、厚生労働省エイズ動向委員会のまとめで分かった。
 日本国籍の男性が感染787人、発症335人と全体の8割以上を占め、依然増加が著しかった。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月23日(水)03:39

「今日、大学1年生は小学13年生なのだ」。ウマイ!座布団一枚!・・・。その気持、すごくよくわかります。僕も昨年7月まで予備校で小学12.5年生を教えてましたから。

クリスチャン・トゥデイその後

山谷少佐に対して、一千万円の損害賠償金を求めて民事調停を起したCTは、前回少佐に蹴られたものの、再度、調停への呼び出しを行ったようである。これに対して少佐はキッパリと調停を拒否する意思表示をしている。CTもいよいよ裁判に出るしかないところまで追い詰められたが、本件についてはキリスト新聞、クリスチャン新聞、リバイバル新聞がいっせいに記事にする模様。クリスチャン新聞はすでに今週号で報道したようだ。韓国メディアでもすでに本件は報道されており、思いのほか、各方面に影響を与えている。他にも水面下の動きはイロイロあるが、ここでは書けない。さて、CT高柳社長はどう出るでしょう?いや、現代の"キリスト"ことダビデ張氏の意向次第でしょうか?しかし、少佐が指摘されるとおり、どうも彼らは秘密裏に事を処理したいのがホンネのようだ。

Commented by kenji 2007年05月22日(火)17:12

キリスト教書店にはCT報道、「3誌セット販売」のご検討をお願いしたいものです。まとめて何セットか購入して、各教会に寄贈するのも一興です。

また、裁判の推移を逐一報ずる企画などハーザーや百万人の、、でやって頂くとついつい買ってしまいそうな小生です。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)21:18

クリスチャン新聞の記事は10段組だそうですね(私は業界のメディアはまったく見ておりませんので伝聞ですが)。これで広く教界にも知られたわけですが、さて、CTはどう出てきますか?

Commented by ぽん 2007年05月22日(火)22:11

キリスト教界(会)での嫌な事の一つに
自分達に都合の悪いことは
メスを入れないということがあります・・・
配慮?というのでしょうが、
そんな肉の配慮ならもう結構。ノーサンキューです!
事件事故摩擦なんでもオープンにして
話し合う、解決に向けて漕ぎ出す、勇気がほしいですね
教会内にも過去の事に触れさせない、ような
所もありますが、誰がそんなことを決めたのか?
といいたくなります・・・・・
上手く動けや、クリ各誌よ!
おのれの中に座す主の御旨にのみ従い、清きと正義を
全うせよ!

信仰者、および各団体に自浄作用があるかどうかが、このような件で問われるような気がする・・・・

Commented by jesusistruechrist 2007年05月22日(火)22:37

CTが反論と言いますか、「信仰告白」なるものと「クリスチャン新聞社への文書」を掲載しましたね。

http://www.christiantoday.co.jp/

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:12

拝読しました。またまた提訴(それとも告訴?)するとか・・・。どうしてこうもパタンが同じなのでしょうか。クリスチャン・トゥデイもローカルチャーチも。

ちなみに少佐のBlogからの転載ですが、CT高柳社長のまことに立派な論説の一文です:

我々は個人のプライバシーを暴露して危害を加えるような無分別な自由を主張しているのではない。公的な組織の当然の情報公開と、公的な事柄についての当然な報道の自由を主張しているのである。神の働きを任された指導者は公人であり、諸教団、諸団体は公的な立場であることを忘れてはいけない。そして日本に暮す全てのクリスチャンの代弁者としてキリスト教言論がある。天から与えられた権威はクリスチャン全体のためのものである。したがって日本のキリスト教界は、教会行政、経理状況、宣教戦略など様々な公的な決定に関わる全ての情報を日本全国の全てのクリスチャンに隠すことなく知らせる義務と責任がある。 (クリスチャントゥデイ社説 2005年9月30日)

どうも言葉と行動に乖離が見られますが、これを書きながら現在の行動を取っている事が、多くの疑惑を生む源であることに気がついておられないようです。これは思いの外重篤かも知れません。この乖離性はローカルチャーチでも見られるのですね。

Commented by 23 2007年05月23日(水)08:08

>他にも水面下の動きはイロイロあるが、ここでは書けない。

…イエスキリストの弟子らしい、素晴らしい皮肉ですねw

Commented by 通行人 URL2007年05月23日(水)09:00

あの〜、クリスチャン新聞のサイトへ行ったら、その扉がKFCと同じでしたよ。

http://jpnews.org/

Commented by Luke 2007年05月23日(水)22:12

ええ、そのようですが、現在はサーバーが休止のようですね。これあるソフトのサンプルなのです。文字だけ変えているというわけで。でも変わるかも。

営業な一日

午前中横浜のある県立高校訪問。そこで学生が教育実習を受けているため、「教育実習指導」と称する挨拶回り。まあ、高校の先生とイロイロ話すのもそれなりに楽しい。この学校は「総合高校」と称し、要するに従来の普通校と商業/工業校とはまた違ったカリキュラムを組んでいる。何と情報科学や英語以外の語学は解るとしても、料理に、将棋に、釣りに、さらにはゴルフに・・・と。これで単位がもらえるのだ!?驚きましたね。

むしろ私立校は進学率で勝負、つまり偏差値の物指しがすべてなのですが、県立あたりでは危機感からか、生徒集めのためにこういった「工夫」をしているらしい。平成22年までには、臨教審の方針に則り、こういった体制が完備するらしい。

しかし問題はこれが社会のニーズにどう応えるかである。「遊び」を学んで、そういった高校生が社会で役に立つか?と。私はまず基礎科目をキチンとこなせよ、と言いたいところ。分数の計算ができない大学生がいたり、日本語が通じなくなっているわけで、そっちをまずは何とかしなくてはね。

これはニッポンキリスト教界も同じ。変な神学を教えたり、クリスチャンぽい振る舞いを仕込む前に、まずエジプト(世)で生きられるように、キチンと勉強させなさいって。この業界でしか生息できない若者が増える事は恐いです。

と、苦言を呈していたら、何と14歳の高校1年生がゴルフツアーで優勝とか!?タイガー・ウッズをも超える快挙らしい。私は友人のゴルファーに、「穴ぽこに玉を転がして入れて、何が面白いのか知らん」と言って、「あなたっねぇっ、ゴルフは人生ですよっ!!!」と怒られた口なので、よく分からないのですが、やっぱりすごいんでしょうね。人生イロイロ、高校もイロイロ。ついでに教会もイロイロ。

アップロードファイル 27KBで、お昼まで彼の実習を見守り、大学へ。時間がないので、再び、東京湾横断道路を通行。相変わらず車は少ないが、天気がよかったので、中々気分が良かった。しかしどうみても20分程度の道程で3,000円はおかしい。ま、今回は大学の経費だからいいんだけど・・・。帰宅は湾岸を走りましたので、何と東京湾を一周と言うわけ。疲れましたが、風呂上りのビールが旨い!

仕事の後は・・・

アップロードファイル 5KB本日も午前から午後4時まで仕事。5時半ごろ帰宅し、筋トレ、そしてプールとサウナ。疲れた体はサウナでキューっと搾るのが一番よろしい。加えて冷たいプールでまたしめると、これでスッキリ。

で、その後はわが故郷は諏訪の『真澄』ブランドの冷酒「プレミアム辛口生一本」。昨年暮れに箱根で買ってきた檜の"ぐい飲み"で飲ると、これが実に美味。私は下戸であるが(だからエコノミー)、味は判る。いろいろ飲んでいるが、お世辞ではなく、信州の酒は実に美味い!生きててよかった、と思う至福の瞬間。

Commented by ぽん 2007年05月19日(土)22:03

諏訪の真澄・・懐かしいですねぇ

以前、下諏訪にいた友人からお土産にもらいました。
花火大会も懐かしく思い出します・・・

Commented by Luke 2007年05月19日(土)22:09

ほお、これはこれは。お友達が下諏訪に!?世間は狭いものです^^

Commented by ぽん 2007年05月21日(月)21:28

またアメリカで銃乱射事件ですね・・・
しかも教会内で殺人。

かの国の病理の深さ、大きさ、罪深さ
霊的問題の深刻さに恐ろしいものを感じます。

然るにその国のスタンダードをもて、わが国の
模範とすべしというような日の本のくにの
霊的な感染症には希望を失うばかりです・・・・

せめて信仰は自分達の霊的自由、解放が
得られるようであってほしい、と願うのみです・・・・

ザ・ローカルチャーチ情報

すでに情報サイトを開いていますが、こちらでも少々。

タイタス・チューは大陸にいる頃からウォッチマン・ニーの親密な同労者だったのですが、五大湖近辺の諸教会の若者をロックミュージックによる賛美で堕落させた上、ただひとつの出版部門(Living Stream Ministry)があるべき「主の回復」で、自らの雑誌を発行し、自らの本の出版をして、「主の回復」の"ブレンドされた兄弟団"に服さず反逆の業をなしたということで検疫されました。

で、そのワーシップには、例えばカルバリーチャペルの「マラナサ」の曲などもあるのですが、そのライブ映像があります。これらをLC側は堕落の集会と断罪しているわけですが・・・。

ビデオBlog
オーディオBlog

いかがでしょう。わがKingdom Faithのワーシップなどはどうなってしまうわけでしょうか?同じウォッチマン・ニーから影響を受けていても、えらく異なりますね^^そもそもウォッチマン・ニーが説いた「地方性」は、各地の教会が主の前に自立することでした。ひとりのパパ様も、指導者もなく、理事会などの決議によって動くのでもなく、それぞれの諸地方の教会が自立して、直接に主に対して責任を負うことだったのです。これはJ.N.ダービーのプリマス・ブラザレンでも唱えているところです。ところがLSMと"ブレンドされた兄弟団"に従わないと反逆者として全世界の責任者の連著により、検疫されるわけですね。

最近英国でも教会の地方性を言っていますが、それはキリストの体のある地方における現れのひとつが自分たちであると言う意識です。"ONE OF THEM"です。主の体の表現はきわめて豊かですから、私たちはその中のひとつに過ぎないのです。つまりクリスチャンの交わりはすべて一般名詞のローカルチャーチです。しかし彼らは、・ローカルチャーチと化しているわけです。それはつまりある時代にはひとりの務め人がおり、彼が見た幻が真理の回復であり、ひとつのビジョン、ひとつのミニストリー、ひとつの出版部門、ひとつの心、ひとつの実行によって定義されるわけです。

現在、ウォッチマン・ニーが生きていたら、この事態をどう見るでしょう?

Commented by ぽん 2007年05月18日(金)23:10

霊的真理を聖書研究もいいが、知識でなく
悟れる者になりたいものです・・・

主は一つ、バプテスマも一つ、救いも一つ
十字架も一つ・・・

信じる者は誰でも主の頭に連なる体です。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年05月19日(土)08:23

"ブレンドされた兄弟団"とは面白いですね。エホバの証人での"統治体"みたいなものなのでしょうか?それにしても彼らの各地のサイトを見ても、みんな同じなのが何とも違和感がありますが。

Commented by Luke 2007年05月19日(土)22:06

なるほど、統治体ですか。そんな位置づけかも知れません。この"ブレンド"なる用語がいかにもですね。リーはそういった言葉を発明するのが得意でしたから。「ミングリング」に「バイタル」とか「ブレンディング」とか・・・。「クリスタリゼーション」とか言うのもありましたね。

LCでは、"ブレンドされた兄弟団"によって検疫される人々と、逆に、自らLSM(リーのリビング・ストリーム・ミニストリー)につく人々を排除する地方もあるようです。コロンバスなどでは、23名のLSMサイドの人たちが排除されたようです。まあ、私としては、ベニー・ヒンを受け入れるLCが出てきたら面白いと思っていますが(笑)。実際、地方の独立性が担保されていれば、それもアリですから。

しかし"ブレンドされた兄弟団"が枠をはめようとすればするほど、離脱する人々が出るでしょうね。ここにも現メンバーの方が見えているのですが、多分日本では「見猿、聞か猿、言わ猿」状態ですから、表向きは落ち着いているのでしょう。しかし、彼らも2ちゃんねるあたりの工作しかできないとは、落ちたものです。

霊的フェーズが変わってきている

アップロードファイル 17KB本日は大学からの帰宅途中、いつもは湾岸を走るのだが、逆周りでアクアラインを走ってみた。通行料が倍になるが、たまにはよいものだ。まあ、車がほとんど通行していないが、海ほたるでちょっと一服。が、強風のため、一服できないで早々に退散。それにしても千葉側は相変わらず寂れている。

 * * *

愛知県の立てこもり発砲事件で、若干23歳のSATの精鋭隊員が流れ弾を受けて死亡。防弾チョッキの隙間から入った弾が心臓の大動脈を損傷したらしい。9ヶ月の赤ちゃんがいたとのこと。パパは英雄として死んだことをせめても、としたい。

 * * *

1歳の子供をバイクのヘルメットの収納ケースに閉じ込めて父はパチンコ、母は買い物。で、子供は死亡。遺体の処理に困り、友人に相談したら、コンクリ詰めにしろとのこと。結局、裸で山中に遺棄。なんじゃ、これは!

 * * *

例の母親の首を切断した高校生はマリリン・マンソンの影響を受けていたとのこと(←警告!気味が悪いですから、開く際には注意して下さい。)。右腕を切断して、白のペンキを塗り、植木鉢に"飾って"いたそうだ。これはマンソン流の"ART"である。ある種のフェティズムとも言えるが、すでに人間の尊厳に対する意識はない。彼にとっては、母親の遺体は単なるオブジェと化していたのであろう。

マンソンについてはコロラドの高校での射殺事件の時に私も触れている(→こちらこちら)。彼はステージ上で聖書を破き捨て、イエスに対する冒涜的行為をあえて行う。彼の撒き散らす霊は人間の尊厳を踏みにじるものにして、きわめて悪魔礼拝的である。

今回の事件は、あのサカキバラの事件とはまたひとつ違った、より深い霊的なフェーズ(相)に入り込んだと思われる。思いのほか、敵の霊による侵食が蔓延しているのだ。問題は、今後、この手の事件が増えること。いや、すでに潜在的にはあるのだが、これが顕在化すること。従来の警察では対応できない犯罪である。

ちなみにマリリン・マンソンの意味は、悪魔教会の会員であったマリリン・モンローとシャロン・テート事件のカルト教祖チャールズ・マンソンから取っている。

少年たちの心の闇を探る

Commented by ぽん 2007年05月18日(金)23:06

いまや、日本全体が悪の霊の支配下にある感じです。
こういう事件の背後に必ず、霊的な側面があることを
見落としがちだったり、過剰に神がかり的聖霊観を
もって惑わす似て非なる霊導師が
教会内外にもたくさんいます・・・・・
行くところまで行かなければ、日本人の目は
冷めないのかもしれない・・・
それが御心であればだが・・・

聖なる切り株が備えられていることを祈り、
新芽が新しい幹に枝に実に成る事を
祈りたい!

この世にありながら、この世のものではない
戦いを戦わなければならない・・・

わが敵は常にわが前にある?

安倍氏の怨念

ココへ来て憲法改正への手筈が整いつつある。しかし『週刊新潮』の今週号によると、教育改革によって、教員の管理体制がさらに厳しくなり、教育現場はさらに荒廃するであろうとの予測があった。これはまさにおっしゃるとおり。教員が壊され、生徒が壊される。前にも書いたが、教員は、本来良心においても、価値観においても、行動においても、高等遊民であるべきなのだ。漱石の『三四郎』に出る旧制高校の教員"偉大なる暗闇"広田先生のように。

前に安倍氏は深いもの(いい意味ではなく)をもち、ネチッコイと書いたが、彼の怨念の深みが、今読んでいる『60年安保と嘘の真実』(保坂正康著)によると、岸氏との関係によってよく理解できる。安倍は岸の亡霊を引きずっている。

岸田秀による内的自己と外的自己の分裂はこちらで紹介しているが、さらに私は、日本は<開国=政治的去勢>、<敗戦=軍事的去勢>、<バブル崩壊=経済的去勢>を対アメリカとの関係によって受けていると考えている。しかし岸はこの第二の去勢を認めたくないのだ。安倍の深層意識には、明らかにこの抑圧された内的自己の怨念と岸の亡霊がある。

Salt氏は多分初等教育の現場からその危機感を感じられるのだろうが、私は精神病理的に診て、安倍氏は危ないと感じる。私と同世代であるが、どうもその精神の内的構造はまったく違っているようだ。憲法改正、私もそれ自体には賛成なのだが、今のタイミングとやり方がどうも危険な匂いがしているのだ。安倍氏の表情も段々と悪くなっていると私は感じている。それは悪人の顔と言うよりは、怨念を内に秘めた人間の表情である。

日本は今、国民が壊れつつある一方で亡霊による国家運営を図ろうとしている人がいるのだ。ライブドアの前の名称のごとく、日本は今、オン・ザ・エッジ状態なのかも知れない。

Commented by ぽん 2007年05月17日(木)22:04

彼を見るといつも感じる言葉は
暗黒です・・
スターウォーズではありませんが
暗黒面の増大、怨念?の実体化を感じます・・・
とても恐ろしいです。日本の将来が・・・

Commented by Luke 2007年05月18日(金)20:17

ついに教育3法案が成立。10年ごとに教員免許の書き換えが・・・。実に馬鹿らしい。かくして無意味な書類作成作業が増えて、事務処理で追われ、生徒との関わりは希薄になる。その事務を要領よくこなせる者が出世する。外科の教授でもオペは部下にまかせっきりで論文だけ書いている御仁もいるが、同じようなものであろう。教員の方々に同情申し上げる。

Commented by kenji 2007年05月18日(金)21:51

ついでに牧師、伝道師も資格更新して頂いたらいかがでしょうか 笑

Commented by Luke 2007年05月18日(金)22:24

いやあ、これはブラックですね^^神は多分もうされていると思いますが、ボクシ先生たちがそれを認めていないのでしょうね。聖書にはこうありますから―

Uコリント3:5-6 もちろん、独りで何かできるなどと思う資格が、自分にあるということではありません。わたしたちの資格は神から与えられたものです。神はわたしたちに、新しい契約に仕える資格、文字ではなく霊に仕える資格を与えてくださいました。文字は殺しますが、霊は生かします。

エペソ4:10-11 この降りて来られた方が、・・・ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき・・・

神のための働きでのポイントは、人々が生かされるかどうかが、資格付けのクライテリアと思っています。この資格は誰でもあるときに任じられますし、また逆に永久資格などではないわけです。主に託された分を果たしたら、それで引退が一番イイわけです。ただ、この業界で食べている人たちにとっては・・・でしょうねぇ。

本日の一冊

アップロードファイル 33KB昨日のテーマと重なる一冊―柳田邦夫著『人の痛みを感じる国家』(新潮社)。新潮社の紹介文をそのまま紹介しよう。

匿名を盾に欲望を無制限に充足し、他者を中傷する人々。麻薬のごときゲームや映像に汚染される子どもたち。「美しい国」とお題目だけ唱え人の痛みを理解しない政治家や役人……日本人の精神はこのまま腐蝕してしまうのか。ケータイ・ネットによる人格の埋没や脳の劣化を防ぐために、見直すべき「心の情景」を説く警世の提言!

同氏は科学的見方に自信を持っておられ、ある時乗り合わせた飛行機のトラブルに見舞われて、冷静な分析をなし得て、パニックに陥ることもなかったことを誇っておられた。

ところが強迫神経症で苦しむ25歳のご子息が自殺を図り、脳死状態に陥るに至って、その慢心を打ち砕かれたと証している。その際、臓器提供をされたのが、『犠牲(サクリファイス)』としてまとめられている。

それ以後の柳田氏の著作は、それまでが機械的な無機的対象を扱っていたのに対して、脆い人間を見つめる目が深くなっていったと感じる。その他、『壊れる日本人―ケータイ依存症への決別』などもまさに現代の病理をするどく抉っている。人間の最後の関心は人間なのだ。

Commented by ぽん 2007年05月17日(木)22:01

人は痛みを知って初めて人となる
という事でしょうか・・・
きつい経験ですが
それが彼を変えたんでしょうね・・・
そうやって用いられる器になってゆくのでしょうか・・
何に?
何にでしょう・・・・
誰が?
誰でしょう・・・・

低フラット化するニッポン

アップロードファイル 9KB東京都の世帯収入の統計によると、500万未満の世帯が過半数を超えたとのこと(→記事)。一方で億単位を手にする人たちも極少数いるわけだが、この円グラフが今の日本の真実を語っている。

先に紹介した『フラット化する世界』の指摘するとおり、社会はネットと言う誰もが勝手にモノを言える手段を得て、便利になるどころか、実は下へ下へとフラット化している。例えば都立高の地盤沈下の歴史を見れば分かる。ゆとりの教育ですでに教育現場はボロボロ。

その中で非埋没的意識を持っていた者は上昇できる。かくして格差が生まれる。問題はそれが水平的に広がるだけではなく、垂直的に伝えられること。好条件を得ている家庭の子息はまたそれを受け継ぎ、好条件を獲得するが、一度フラット化されるとそこから這い上がるのはほとんど困難となる。

安倍さんの語る「再出発」などは実は絵に描いた餅。かくしてフラット化された人々は妬みとつぶやきに終始するが、社会の健全性にとって庶民の妬みがもっとも危険。その大きな一つの兆候が「2ちゃんねる」みたいものが蔓延ること。かようなものが力を持つに至る日本の将来は、結局自分の首を絞めるだけであろう。これは庶民の妬みに迎合したマスコミがバブルを悪として騒ぎ立て、政府もそれを真に受けて、総量規制によってバブルをつぶした後、90年代がどうなったかを振り返れば分かる。

養老先生と禅師が、「まことの自由は不自由の中にある。個の確立していない日本では今の"自由"はむしろ個を失わせる。個がなければ公もあり得ない」と指摘するとおり。このような国を維持する道は、ずっと以前に書いてBBSにアラシが入ったが、あえて繰り返そう:20%のエリートを作り、彼らを業績に応じて厚遇すること。そしてそれを獲得するチャンスを残しておくこと。昔の旧制高校のような存在である。しかし不幸なことには、80%が20%を引き下げてフラット化するのが現在の日本。

元々個のない国に、格好だけ"自由"と"個の教育"なる幻想を持ち込んでしまったことにより、真の自由と社会までも消え行こうとしている。これによって言葉からして共有し得なくなり、個のない"個"は自閉性を高め、その妄想を膨らませる。それをまたネット上で共有する。そのような中から今回の頭部切断、さらに腕も切断していたようだが、こういった事件が増える。

昔、大宅荘一がいみじくも指摘した―『一億総白痴』と。そして三島も予言した、「いずれ極東に中身の空疎な経済大国ができる」と。Dr.Lukeとしてはこう言いたい―『一億低フラット妄想化社会』と。

キリスト教とかけて

アップロードファイル 6KB大リーグボール第2号(注)と解く。そのココロは・・・。

昨日紹介した本を読了しての感想です。養老先生も宗久禅師もよく知っています、キリスト教のことを。そしてよく見極めています。私もまったく同感してしまいます。彼らを打ち取れるほどにニッポンキリスト教も成熟する必要があるでしょうね。

(注)ヒントです:青い葉っぱに青虫が止まると・・・。

本日の1冊

アップロードファイル 8KB脳と魂』―方やすべては脳の作り出したものとする『唯脳論』の解剖学者養老孟司氏。方や脳科学と量子論を用いて悟りを説明する臨済宗の禅僧。両者の対談は絶妙なバランスで進む。

一般的には、かつては「身心問題」と言われ、最近では「心脳問題」と言われている。神経生理のノーベル賞学者エックルズは晩年、心は大脳の機能のみによるのではなく、サイコン(psychon)が大脳と相互作用をすると唱えてサイエンスを逸脱してしまった。

しかし、現代においても、脳機能が心なのか、さらに+αがあるのか、実は解けていない。果たして「わたし」の意識とはどこから生じるのか。まあ、こういった取り合わせは話題になるし、本の企画としては実に面白い。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月16日(水)01:35

「意識」に関しては、ペンローズの「量子脳理論」に興味があります。いわゆる「量子の揺らぎが意識を生じさせる」というやつです。それにしても、「誠にこの世は知らぬ事ばかりなり」ですね。

Commented by Luke 2007年05月16日(水)13:15

そうですね、仮にゆらぎに意識のルーツを求めたとすると、人間の自由意志がブラウン運動的な偶然によるものとなるわけですね。すると今般の頭部切断事件も揺らぎが引き起こしたなりますね。

私たちクリスチャンとしては、創世記2:8「神は人を土から練り上げ(=体)、その鼻から息(=霊)を吹き込むと生きる魂(=精神)となった」に従って、エックルズ的な理解です。つまり物理化学的存在と機能を持つ大脳と霊(pneuma)との相互作用と考えているわけです。

ところがその場合も、霊と大脳がどう関わるのか、これが大問題でして・・・。今回の頭部切断も諸霊と人間の病んだ精神との相互作用、そしてkenjiさんが懸念されるような薬理作用が複合しているように感じています。

ことばがありません;;;

高校生が母親を殺して、頭部切断。その模様を2ちゃんねるに書き込みした可能性が浮上(→記事)。

赤ちゃんポストに3歳児が捨てられていた!?

海に妊婦の死体。夫が逮捕されたとのこと。

東大教授が痴漢で逮捕!?

どうなっているのでしょう、今のニッポン。われわれは専門用語でイロイロ解説はできますが、しかし本音は・・・、いわく不可解。藤村操の気分です(汗)

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月16日(水)01:41

僕はこの事件をネットで知りました。母の日直後の猟奇殺人。日本のメディアの反応はどんな具合ですか?アメリカだったら、「これは面白いニュースネタだ!」と小躍りするジャーナリストが多いと思います。あの人たちは「面白い殺人」に飢えてますから。

Commented by Luke 2007年05月16日(水)07:30

最近はこの手のが多くて、食傷気味ですね。メディアも、専門家も、どうコメントすべきか、困惑しているようです。家族を殺す心理。どこから来ているのか・・・?

Commented by kenji 2007年05月16日(水)07:46

これもまたSSRIの服用者ではないでしょうか。猟奇的犯罪と向精神薬との間に因果関係があるとの説もあります。

Commented by kenji 2007年05月16日(水)08:05

以下はMIXIのサイクバスター氏のコメントの転載です。
>>
ネットカフェから頭部を運ぶ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=212709&media_id=4

また、また福島で痛ましい事件が起きてしまった。
母親の首を持って、高校生が自首したという事件である。
この少年もやはり精神科医で投薬治療を受けていた。

 このような猟奇的であったり、動機が不可解な事件の多くに共通して言えるのが、「精神科医に通って(入院して)、投薬治療を受けた後に事件に至っているということ」である。

 精神障害を患っているから危険なのではなく、精神科医で投薬治療を受けることが危険なのである。

 精神科医で処方される抗うつ剤や安定剤、中枢神経刺激薬などの向精神薬には、危険な副作用が多く指摘されている。医薬品添付文書に記載されている副作用を見ると、「興奮」「錯乱」「激越」「幻覚」「せん妄」「誇大性」「敵意」「攻撃的」「自殺企図」などの言葉が書かれている。これらの副作用の出現頻度は低いかもしれないが、何百万人が向精神薬を服用している現在、その副作用の影響下にいる人々は到底無視できない数になるはずである。

 記憶に新しい事件として、大阪池田小学校児童殺傷事件の宅間 守元死刑囚は「パキシル(抗うつ剤)」、寝屋川小学校教諭殺傷事件を起こした当時17歳の少年も「抗うつ剤」、宇治小学校6年女児刺殺事件を起こした塾講師の大学生は「でプロメール(抗うつ剤)」を2倍に増量された直後事件を起こした。

現在、発達障害支援や自殺防止などのお題目で、子供たちに精神科医への門戸がどんどん開かれています。
自分の子供をそのようなところへ送るのを是としますか?
子供たちを自殺や事件の加害者にしてはいけません。