最近の日記

危機感の共有

再建主義の富井さんが、「とにかく社会主義をすてるしかない」と主張しておられます。この論には私的にもかなり賛同できますね。彼は共産主義ソ連の末期を体験的に知っておられるので、このような危機感を強く覚えているのでしょう。先に私も言いました:キャリア官僚の権限を最小限にして、必要最小国家を実現することは容易ではなく、むしろ彼らが国を食い潰さんとしていると。現在の国と地方の債務、約1,000兆円。

クリスチャンと世の裁判

私もかつてウイットネス・リーに関わる真実を語ろうとして、告訴の脅しを受けたことは前にも書いた。今回、山谷少佐も弁護士からの通告書を受け取られたようだ。私の直面したケースの場合は、相手方が腰砕けになり、その後5年間ほどサイトを開いていたが、Geocitiesのシステム変更と、やや意義を失うことを感じて、一時閉鎖した(リーの問題点はこちら)。

ところが2ちゃんあたりで、昨年あたりから私どものスレが立てられ、ここが晒されるようになり、ローカルチャーチかその擁護者から工作がなされるに至り、このBlogで再び真実を語る文書を提示してきている。彼らの主張は、私がリーを批判するのは、私がリーをパクッているからだとするらしいが、実に幼稚な理由付けで、もうちょっとまともな論を立てたら、と思うのだが。ローカルチャーチのメンバーはもっと知的でモラルも高いから、多分この工作は部外者と思っているが。著作権違反があれば、お得意の裁判に訴えればよろしい。

さて今回紹介するのは、ウイットネス・リーのローカルチャーチに関して、現メンバーや離脱者らにより活発な議論がなされている英語圏のBBSである。前にも紹介したが、「人は神になるか」、「リーによる神・人ハイブリッド神学」、「サタンは人の体に住むか」といった、他では決して議題にすらならないトピックが語られている。

その中でもウイットネス・リーがいかに自分にとって都合の悪い存在を裁判と言う手法で排除してきたか、その歴史が記録されているスレを紹介しておく。この中にはCLCなども含まれているが、最近ではハーベストハウスとの訴訟で彼らは負けているようだ。しかもリーは批判者どころか、自分たちのメンバーをすら訴えている。

しかしこうした歴史によって、裁判では金にものを言わすリーの手法によって負けた人々が真実を語り続けたので、私たちもリーとそのローカルチャーチを知ることができるのである。彼らは自分自身で自分自身を証している。その意味で山谷少佐の振る舞いはまことに尊いといずれ評価されるものと信じる。ここの読者諸氏にもそれぞれで判断されていただきたい。

Nee, Lee & the Church of Recovery(ニー、リー、および回復の教会)

Chronology of Lawsuits and Threats (裁判と脅しの歴史)

このようなローカルチャーチに対して、リーの偽りを捨て、裁判の脅しをやめよとする、7カ国70名以上の福音主義聖書学者・専門家が公開書簡を提示している。

ローカルチャーチ指導者への公開書簡

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)22:00

山谷先生にとって、提訴されることはかなりのストレスになると思います。
それでも、相手の骨を絶つために敢えて受けようとされているのでしょう。
仮に裁判になったとしたら、クリスチャントゥデイのしていることが世に明らかになるのでしょうね。なぜ高柳氏は墓穴を掘るのでしょうか???

それにしても、山谷先生の和解案、さすがです!

Commented by Luke 2007年03月21日(水)22:28

そうですね、一手先を読んでおられたのでしょう。CTがこの和解案を蹴飛ばして、いきなり訴訟とかになれば、確かに少佐は重荷を負うことになりますが、それが広く知られることの意義は大きいと思います。とりあえず、ここをご覧の(工作員も含めた)300名以上の方々には知らしめることができますが。

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)22:37

山谷先生の論の立て方はすごいですね。読みながらニヤニヤしていました。
ただ、和解のテーブル(というか、ブログが舞台となる?)にCTがつくかどうかは疑問ですね。いきなり提訴する可能性も高いのでは、と思っています。
それにしても、自分たちがしていることがどれほど多くの人に迷惑をかけているのか、わからないのでしょうかね、クリスチャントゥデイは?
そして自分で自分の首を絞めていることになぜ気づかないのか? 上司が命じるから? いずれにしても怖いですね、妄信する彼らは!

Commented by Luke 2007年03月22日(木)09:21

面白いですね、ある方がクリスチャン・トゥデイのサイトのフォーラムに、今回の通告書を送った件について書き込みをしたところ、CTは何と速攻で削除しているとのこと。彼らはおそらく少佐との件を表には出したくないし、いわんや紙面で報告するなども嫌うのでしょう。闇から闇で少佐を排除したいという意図が見えています。

普通のメディアであれば、「弊社は誰々より何がしの名誉毀損を受けたゆえに、誰々に通告書を送った」などの表明記事を自らの紙面に掲載するのが当然。彼らは通告書を送ったこと自体、広く知られることを恐れているのです。そこには何かやましさがあることは明白です。しかし引くに引けなくなっているわけです。本件は今後CTにはボディブローのように効いてくるでしょう。仮に裁判では勝ったとしても。

いかがでしょう。実に不思議な会社であり、メディアとは思いませんか?

Commented by Luke 2007年03月22日(木)10:26

上に紹介したリーによる「裁判と脅しの歴史」スレにある元ローカルチャーチメンバーによる投稿を紹介しておきましょう。これはある者が主にある真の使徒かどうかを見極める大切なポイントを指摘しています(私の訳出に不審を覚える方は自ら読んで下さい):

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今晩、このスレッドを読み終えて、私の内にきわめて明白かつ単純に、あることがもたらされました。

第一に、何年にもわたりこの地球上の多くの場所で、多くの信者がウイットネス・リーとその会社に深刻な関心を有していることを覚えて感動しました。それはあまりにも重い関心なので、彼らはそれを印刷することにより、トラブルに見舞われたのです。

次に私の思いに浮かんだのは、ウイットネス・リーは100%自分が聖書にある使徒の教えを継続していると確信していたことです。彼はこのことを私たちに何度も何度も語っていました。使徒の教えは新約聖書のユニークな教えです。そのユニークなミニストリーを彼は教えたはずなのです。「神の新約の経綸(エコノミー)!」と何度聞いたことでしょう。彼はその教えに疑問を呈する者はだれであっても(私たちを含みますが)、それは悪魔に扇動された者だと教えました。

しかし今晩、次の聖句を思うとき、強い光が与えられました:

使徒2:42-47----
彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。

信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。

そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。
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特に使徒の教えによる次の二つの結果に私は感動しました。

・使徒の教えに留まるものはすべての人から厚意を得ていた。

・使徒の教えに留まる者は自分の物を売り、必要に応じてすべての人と分かち合っていた。

この光景はウイットネス・リーの教えの結果といかに異なっていることでしょう。

もしウイットネス・リーが使徒の教えに留まっているならば、今日まったく違った結果がもたらされていたはずです。

すべての人の厚意を得る代わりに、リー版の神の新約の教えを守る者たちは、繰り返し(数十年にもわたり)、他のクリスチャンたちからの調査と批判を受けてきたのです。

必要のある人に物を売り、与える代わりに、ウイットネス・リー版の神のご計画(エコノミー)を説きまた出版した者たちは、自分の兄弟姉妹たちのポケットから、他の兄弟姉妹に対する裁判を維持するための資金を捻出させたのです。しかもこのことをすべての人の前で行ったのです。

もしたった一つの裁判があったしても(この記録をまとめたNellに感謝するが)、それ自体がすでにウイットネス・リーの"ミニストリー"が新約聖書に見出される使徒の教えではないことを証明するに十分なのです。
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いかがでしょう、この「ウイットネス・リー」の部分は「ダビデ・チョー」あるいは「クリスチャン・トゥデイ」と置き換えても十分に意味を持ちますね。

参考:
・神の託宣我にありbyウイットネス・リー(→http://www.dr-luke.org/Announce/LEE_MSG.pdf

・リー取り巻きによる教えの風(→http://www.dr-luke.org/Announce/WindOfTeachings.pdf

・中国大陸におけるキリスト・リー信奉者のトラクト(→http://www.dr-luke.org/Announce/Christ_Lee.pdf
さすがに西欧圏では関わりを否定しているようです。

・晩年のリー語録-神の究極の奥義:人が神になる―(→http://www.dr-luke.org/Announce/God-man.pdf

Commented by Luke 2007年03月22日(木)11:42

リーが争い提起した団体・個人・出版物のリストの一部です。クリスチャン・トゥデイもこの道を行こうとするのでしょうか:

"Some of the individuals and organizations that have found themselves engaged in controversy with the Local Church in the U.S. are:
・Christian Literature Crusade, Fort Washington, PA
・Dr. Walter Martin, Christian Research Institute, San Juan Capistrano, CA
・Lighthouse Christian Bookstore, Long Beach, CA
・Dr. Ronald Enroth, Sociologist, Christian author
・Christian Herald Books, Chappaqua, NY
・Thomas Nelson Publishers, Nashville, TN
・James Bjornstad, Christian author
・Southern Baptist Convention, Fort Worth, TX
・Moody Press, Moody Bible Institute, George Sweeting, President, Chicago, IL
・Eternity Magazine, Philadelphia, PA
・Media Spotlight Ministries, Santa Ana, CA
・Christian radio station WEZE, Milton, MA
・Christian radio station KJIL, Oklahoma City, OK
・Christian radio station KQCB, Oklahoma City, OK
・Christian radio station KXA, Seattle, WA
・InterVarsity Christian Fellowship, San Francisco, CA"

Books about Witness Lee and the Local Church.
Some of these books have been retracted or modified as a result of interaction with the Local Church.

Barrs, J.
(1983). Shepherds and sheep. InterVarsity Press. See pp. 28, 30, 77. [references to the Local Church removed in some editions]
Bjornstad, J.
(1979). Counterfeits at your door. Regal Books. See pp.149, 150, 160.
Duddy. N.
(1979). Die Sonder Lehre des Witness Lee und Seiner Ortsgemeinde. Switzerland: Schwengler (sic)-Verlag. [out of print]
Duddy, N. and the SCP.
(1981). The God-men. InterVarsity Press. [out of print]
Cheung, J.
(1973). The ecclesiology of Watchman Nee and Witness Lee. Christian Literature Crusade. [retracted]
Fred, M. A.
(1975). Ritual as ideology in an indigenous Chinese Christian church. Unpublished doctoral dissertation, School of Anthropology, University of CA, Berkeley.
Hefley, J.
(1977). The youthnappers. Victor Books. See pp.156-160.
Kinnear, A.
(1982). The story of Watchman Nee: Against the tide. Tyndale, fourth printing. See pp.11, 15, 144, 172, 220, 221, 224, 227, 229-233, 243, 245-247.
Kirban, S.
(1980). Satan's angels exposed. Salem Kirban Publishers. See p. 6. [references to the Local Church removed in later editions]
Larson, B.
(1982). Larson's book of cults.. Tyndale. See p. 152. [references to the Local Church removed in later editions]
Lewis, D. A.
(1985) Dark angels of light. Newleaf(sic) Press. See pp.10, 13, 69, 70.
Martin, Walter.
(1980). The new cults. Vision House. See pp. 379-408.
Melton, J.
(1978) The encyclopedia of American religions. McGrath. Vol.1. pp. 440-443.
n. a.
(1977). Important Things to Comprehend in Scripture Reading. China Gospel Theological Seminary Publishing Co. (Chinese language). A collection of seven scholarly articles. See pp.79-116.
Roberts, D.
(1980). Understanding Watchman Nee.. Haven Books. See pp. 36-42, 60, 65, 126, 128, 134, 136, 137, 149, 151, 155-157.
SCP.
(1977). The God-men. [out of print]
SCP.
(1978). The God-men. China Evangelical Seminary Press [Chinese language].
Shou-Lin, T. and Y. Chung-Cheung.
(April, 1983). Boycott completely the heresies and unorthodox teachings of Witness Lee. Nanking, China: Nanking Union Theological Seminary. [Chinese language]
Sparks, J.
(1977). The mind benders.. Thomas Nelson. See pp. 219-255. [retracted]
Swanson, A.
(n.d., forward dated 1970). Taiwan: Mainline vs. independent church growth. William Carey Library Press. See pp.188-219.
Tsung-Duag, C.
(n.d.) My uncle Watchman Nee [Chinese language]. See pp. 55-60.

Commented by ICHIRO 2007年03月22日(木)22:38

ええと、聞きしに勝るとは、このことです、、、。

Commented by kenji 2007年03月22日(木)23:07

リバ新あたりの一面トップで報じたら面白いです。
独占スクープ「CT紙、救世軍将校を告訴!」
谷口社長、その時はまとめ買いしますよ!

Commented by Luke URL2007年03月22日(木)23:24

山谷少佐のBlog、なかなかイケてますね(→http://majormak.blogspot.com/2007/03/blog-post_22.html)。山谷節に思わず噴き出してしまいました。Blogで弁護士に応答するのも前代未聞かも知れませんが、実に彼らしい。弁護士も面食らうことでしょう。さて、CTはどう出てきますか。

Commented by kenji 2007年03月22日(木)23:48

大笑いしました!
さてさて、裁判長はピラトでしょうや?

温泉が決定

ようやく術後のダメージと風邪から立ち直りつつあります。気力も回復して、プールとサウナに行きたくなっていますから^^

で、温泉が決定。伊豆長岡は山田家。1万坪の敷地に大きな露天風呂と懐石風料理。なかなか楽しめそうです。

伊豆長岡温泉山田家

Commented by emi 2007年03月21日(水)15:07

お元気になってこられて良かったです。あとは温泉でバッチリですね(^^v

告訴の行方

Sola Gratia氏が山谷氏に対して「再び10日ほど時間をあげよう。自分の行いを潔く認めて公開的な謝罪をしなければ、法的に責任を問う。山谷少佐に回答を求める」と通告し(そもそも、Sola氏がCTの代表権者なのか、代理人なのか不明で、こういった通告を匿名ですること自体が常軌を逸しているが)、少佐が「公開的謝罪の意志は一切ない。訴状を待つ」ときっぱりと回答してからすでに11日が経過している。少佐は小菅に収監された際のシミュレーションもして待っているようであるが、果たしてこのSola氏は何を考えているのか、その名前が「ただ恵みのみ」とあるだけに、その行動との乖離性がかえってかなり不気味ではある。そう、本件のキーワードは「不気味さ」。

Commented by @2ちゃん 2007年03月21日(水)08:10

937 名前:暇人[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 07:29:48 ID:EzNrMbfC
本件のキーワードは「不気味さ」。

これには賛同できない。
むしろこういう分析なるものが不気味ではあるが、

「こういった通告を匿名ですること自体が常軌を逸している」には賛成する

とまた申しております。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)08:27

やれやれ、またですか。2ちゃんあたりの住人の感性はどうも私どもは相当にずれているような。正体の不明の相手から、中傷されたり、告訴の脅しをかけられることは、される側にとっては相当に不気味だと思いますが。これが分からないほどに何かが麻痺しているんでしょうね。この方の素性が分かれば、そのご意見もありがたく拝聴するのですが。

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)10:36

2ちゃんねるって、「普通の人」も見ていれば、やはり「どこかに逝っちゃっている人」も見ていますね。
先生のお仕事的にはいいサンプルにもなるのかもしれませんが、正直なところ、私はリアルではあまりお付き合いしたくないものです。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)11:26

そうですね、あの膨大なエネルギーの空転現象は一体何なのか。1日中書いている人もいるようですが。しかし山谷さんや根田さんに対する中傷は目に余ります。

それと「空詐話」(これって傑作ですが^^)を勝手に登場させるのは何とかしてほしいですね。まあ、あそこに当事者を引きずり出すのが彼らの策なんでしょうが。

下のリンクに、西村氏が「死刑なら賠償金払う。国家の法律に従うなどばからしい」と嘯いているようですが、この人の病理があそこの住人に共鳴現象を起しているのでしょう。しかし彼は明確に神の立てた国家権威に抵触することを言うようになりましたね。

Commented by 通行人 2007年03月21日(水)13:09

と言うか、もうわらってしまうのではないですか?
最近のCT側の主張は、業界のパイ食い合いの根田黒幕説に仕立て上げたいようです。
ゆっきーさんのおっしゃる「普通の人」が見れば、あの必死さをどう思うでしょうか。

Commented by 通行人 2007年03月21日(水)18:21

やはりSola Gratiaの正体はクリスチャン・トゥデイ高柳社長だったようです。
少佐のところに内容証明が届いたようです。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)18:44

今、確認してきました。文面はフォーマットがあるのでしょう、私がローカルチャーチから受け取ったものとほぼ同じです。私の場合は、こちらの非は認めた上で、いかなる法的手段もおとり下さい、と回答しましたが。少佐もすでに心を決めていますから、これで相手側の本質が露になるでしょう。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月22日(木)12:45

CT側は、少佐が@カルトとの関係を匂わせたこと、AサーバーアタックなどをCTと関係あるかのような印象を与えたこと、の2点を訴えているわけですが、これではドクター苫米地が、@パワー・フォー・リビングが怪しいことを指摘したら、A関係各省に中傷文が流されたことをPFLと関係あるかのように書いたこと、も裁判ネタになるわけですね。まったく同じ構図ですが、果たしてPFLはドクターを訴えるのでしょうか?

Commented by kenji 2007年03月22日(木)22:57

通行人さま
>Sola Gratiaの正体はクリスチャン・トゥデイ高柳社長だったようです

へぇ、そうでしたか。まさかねえ。

主のことばによる裁き

私のコメントをDr.Kさまが取り上げて下さっています。主のことばによって「それぞれの人が、それぞれの時に」裁かれること。今の「何でも許して、受け入れて」の人間中心の福音理解では受け入れ難いことでしょうし、またまたこのようなハードコアな解き明かしはカルトだと言われる人も出ることでしょう。しかしそれは主のことばによる裁きが行われている証しなのです。Dr.Kさまの結論は「だから、嫉妬による迫害が起きるのです」。これからますますこの篩い分けが起きてくることでしょう。これらの解き明かしを感謝いたします。

予定外の仕事が

管財課から電話があり、部屋を引越しせよ、とのお達しを受けて、大学で一仕事してきました。この部屋はあまり広くはないのですが、かえって落ち着いており、気に入っていたのです。2年いると何かとモノが溜まるもの。一番多いのはもちろん本だが、これを段ボール箱につめること10箱。残りの書類や雑貨はまたの日に、ということで・・・。新しい部屋は何とすぐ隣。学生の実験室を払って、教員の部屋としたわけで、やや広くなる。業者さんによる引越し作業は29日。ちょっと予定が狂って来ました。が、27,28日にはあくまでも温泉に出かけます。

PFLvsDr.苫米地

前にパワー・フォー・リビング(PFL)の怪しさを指摘したが、その際脳機能学者のDr.苫米地氏の見解を紹介した。その後、どうも彼とPFLの間でガチンコ対決が始まっているようだ(→コチラ)。Dr.苫米地はオウム問題でもマスコミで活躍しており、反カルト的働きを標榜しているが、今回、彼自身がカルトだとする文書が関係各所に配られているとか!?

いやあ、これは面白い。私なども一部ではカルトだと言われているそうだが、これは私たちの宿命でもあるのだ。山谷少佐と私はクリスチャン・トゥデイやローカルチャーチを相手にしているわけだが、救世軍もカルト、Dr.Lukeもカルト・・・と、彼方も此方も同じ構図が見えるわけ。倒錯した世界では精神科医が患者から逆診断されることは前に指摘したとおり。ニッポンキリスト教界、今後ますますこのような倒錯現象が汎化することだろう。

Commented by @2ちゃん 2007年03月19日(月)23:59

338 名前:暇人[] 投稿日:2007/03/19(月) 22:29:28 ID:SYoYHx8O
ドクタールークは自分のカルト性を まじめに考えたほうがよい
自分たちが100%正しいというのはありえない。
「誇るならば主を誇れ」

と申しております。

Commented by Bob Gordon 2007年03月20日(火)00:30

       「窓」

私は、その「窓」から奴を見かけては、ある時は腹を立て、ある時は哀れに思った。

どうして奴は、嘘をつくんだろう。

どうして奴は、策を弄するのだろう。

どうして奴は、敵する者を精神病呼ばわりするんだろう。

どうして奴は、自分を客観視できないんだろう。

どうして奴は、聖霊の語りかけを拒むのだろう。

それなのにどうして奴は、キリストの御名を口できるのだろう。

なんて邪悪な奴なんだ、なんて哀れな奴なんだ・・・




そんなある日の一瞬、夕日を反射するその窓を見て、私の頭に妙な考えが差し込んだ。
「あれは、ひょっとして・・・」


いや、そんなことあるわけないじゃないか。


あれは「窓」。奴をよーく見通せる、大きな大きな大きな透明な「窓」・・・

Commented by Luke 2007年03月20日(火)08:35

>@2ちゃんさま

これはご報告をどうもです。この方は前から私にけっこう粘着されるようですね(→http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2444)。かなりファンダメンタルな信仰をお持ちのようですが、何か裏切られた経験があって、それを自分に統合化できない葛藤があるような感じがします。その部分に触れるような場合に、するどくかつ攻撃的に反応されるようです。一方で社会性も常識も教養もおありで、人格も練られた方のようですから、2ちゃんなどに潜っておらず、こちらにもどうぞとお伝え下さい。

>Bob Gordonさま

う〜ん、あまり人に関わらず、その「窓」を大切にされて、ご自分の信仰の道をまっすぐに歩まれることをお勧めいたしますが。

Commented by Bob Gordon 2007年03月20日(火)08:50

正義と遺恨が睦び合えば
嘘つきどもを責める嘘つきと
聖霊仮面をかぶった般若が舞う

自分を守るなと語りつつ
しっかり自分を守ります
これぞ霊のアウフヘーベン

嗚呼麗しきは“御霊”の臨在
嗚呼素晴らしきは“異言と癒し”
あな恐ろしきは心の闇

虚偽と戦うは人の務めか
偽善を暴くは神の責任か
芳醇な腐臭に心は安まず

Commented by 上田 2007年03月20日(火)09:12

管理人様へ、他人(他の団体)の信仰を批判することはいけません。他者の信仰は放っておけばいいのです。

Commented by リベラメ 2007年03月20日(火)00:54

ボブ・ゴードンは若くして自動車事故で夭逝したバリトンサックス奏者です。こちらのBobさんもごっつ詩人ですね。

Commented by @2ちゃん 2007年03月20日(火)12:24

こういうのもありましたよ。多分この人も暇人さん。

111 名前:なりすまし[] 投稿日:2007/03/11(日) 12:58:46 ID:Bopajl4f
>>110

というよりアホだろ。

「生死の中に、基督なければ、生死に惑わず」を
噛み砕いて説明できんでしょ。

唐沢さんも山谷さんも そういういきざまをしていない

Commented by 通行人 2007年03月20日(火)16:16

2ちゃんの西村氏は死刑になるんだったら賠償金を払うと豪語。こういった事がいつまで続きますか。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/nichannel/story/20yomiuri20070320i301/

北は核を放棄するか?

ついに米朝で金融制限を全面的に解除の合意がなされたと(→記事)。おいおい、もう密約があったんでしょう。日経夕刊によると、過去の不正は不問にして、未来に向かって核放棄をねらうらしいが、一度おいしいものを食べた人がそれを捨てることができますか?既成事実を作り、ついには認めさせることに長けているのです、この手の国家も個人も。

一方ではイラク増派兵・・・。いつまで続くぬかるみぞ。ブッシュが怖くなってきました。

どんでん返し

最近の楽しみの一つであった、『華麗なる一族』の最終回。予想外のどんでん返しの連続であった。キムタクは最後まで違和感があったが、まあ、それに慣れてしまった部分もあるかも。北大路の感情を抑えた演技が光っていた。変形エディプス葛藤を描いたドラマとも言える。

山崎豊子作品が迫力があるのは、その精緻な取材に基づいたストーリー構成だ。『白い巨塔』、『大地の子』、『女系家族』、そして今回の(と言っても前にもドラマ化されているが)まで。今後映像化を期待したいのが、『沈まぬ太陽』である。あのJAL123便の墜落事故を題材とした小説で、『文藝春秋』に連載された。

東大法学部を出た大蔵(財務)省キャリア官僚ともなると、こういった金融再編などを思い通りに動かせるのだろう。竹中さんは民間からの大臣と言うことで相当に苦労したようだが、国家を仕切る彼らの有している権力の怖さを感じさせるドラマでもあった。再建主義の富井さんがこう言っておられる:

近代主義とは国家主義なのである。近代思想の本質とは、国家主義である。そして、国家主義から自由にならない限り、問題は何一つ解決しないのである。個人を国家の文脈でしか見るという誤謬を捨てない限り、共産主義の否定者は、自ら共産主義者になる以外にないのだ。

彼が国家を嫌うのもやや理解できる感じがする。必要的最小国家の実現はこれらの肥大化した権力を彼らから剥ぎ取ることでもあるわけで、これはそうは簡単に実現しないことも分かる。逆に言えば、今の日本のようにその権力を用いて彼らが国家を食い潰してしまうこともあるわけだ。現在、国と地方の負債およそ一千兆円。

さて明日の株式市場は・・・。

Commented by kenji 2007年03月19日(月)19:39

今ハワイです^^
ニューホープの礼拝に行ってきました。NFLへの道を捨てイラクに赴くと言う30歳の海兵隊員が証をされました。戦場で神を証するという方法もあるというわけです。日本では考えられないシチュエーションですが、この若者たちの犠牲が今日のアメリカの繁栄を支えていると思うと感慨深いです。
さてさて、日本の行く末は?

Commented by Luke 2007年03月19日(月)19:57

そうですか、すでに3200名ほどが死んでいますね、イラクでは。重いものを感じます。

ホリエモンの命運

今日のサンプロに出ていた彼はやはり意気消沈していましたね。彼はまともに無実だとタカをくくっていたようです。しかし刑務所に行くことを相当に恐れているようです。どうも感覚がずれているわけで、彼はすでに社長を辞めたことで責任を取ったと言っており、世間が期待するであろう謝罪もしなければ、責任も取る気もない。やはり住んでいる世界が違うようです。このあたりもオウム現象と共通するわけです。感覚が異なり、よってプロトコルが違うため、永遠のすれ違いとなるわけで、この人も今後相当に苦労しなくてはならないでしょう。

Commented by ICHIRO 2007年03月19日(月)12:01

ホリエモンさんも対人恐怖症みたくなって、相当に情緒不安定のようです。http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20070318100000/Gendai_22371.html

司法の本質的問題

それは司法システムとモラルが乖離していること。特に神を知らない日本では言える。法廷では宣誓した上で証言するが、誰に対して宣誓しているのか、まったく不明。よって裁判で認定される"真実"と、現実の真実とは異なることがあり得る。だからこそ、聖書は兄弟姉妹を世の司法に訴えるなと明確に書いている。が、一部の人々は世の司法で認められることで自らの正当性を証明しようとする。愚かなもの。これで自分が何であるのかを自ら証明している。真に良心が神の前で安息している人は、世の司法に頼る必要もなければ、その裁きを恐れる必要もない。私たちの良心をきよめるものはただキリストの血だからだ。

Commented by ゆっきー 2007年03月18日(日)00:17

文章の背景は理解しているつもりです。
世俗の力に頼ることのない高潔な魂が守られることを祈ります。

Commented by サラ 2007年03月18日(日)07:38

アーメン。共に祈ります。

Commented by jesusistruechrist 2007年03月18日(日)19:47

仰ることよく解ります。祈ります。

Commented by Bob Gordon 2007年03月18日(日)21:30

まことにLuke先生こそ、

真に良心が神の前で安息している人

高潔な魂

ですね。

週の初めの日から考えさせられました。

Commented by Luke 2007年03月18日(日)22:32

いや、本件で問われているのは私ではありませんよ。ですから、あまり考え込まなくてもよいと思います。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 35KB午前中はいつもどおり・・・と言いたいところだが、まだプールとサウナへの気力が出ない。風邪がグズグズで、家でゴロゴロと・・・。ココへ来て寒波がぶり返しているが、天候もやや倒錯気味。

で、午後は映画。これはあまり体調とは関係なく楽しめるわけ。デンゼル・ワシントン主演の『デジャヴ』。心理学の用語だが、「既視感」のこと。初めての人や場所に何か見覚えがある不思議な感覚だが、これを物理的に実現してしまうと言うお話。最初はサイコ・サスペンスと予想したが、完全なSFモノ。

それにしても、この中で出る過去と現在をホワイトホールでつなげる装置は、前に紹介したGoogle Earthとやや似ており、不気味だった。GEでは現在の私たちの状況を人工衛星で監視されているわけだが、この映画には時間のファクターが入るわけ。と言うわけだが、どうもココでネタばらしをされるとつまらなくなるとの声もいただいておりますので、後はご自分で観て下さい^^

下手するとB級物となりかねないストーリ展開だが、デンゼル・ワシントンだけあってそれなりに楽しめる。『クリムゾン・タイド』でハマって以来、彼も好きな俳優のひとり。ビックリしたのは、トム・クルーズの『トップガン』でクールなアイスマンを好演したヴァル・キルマーがすっかりオジサン化していたこと。『ヒート』ではアル・パチーノらと遜色なく、かなり渋い役をこなしていたが、歳を取ってからのイメージ作りが難しいのかも。ジョン・トラボルタと似ているかも知れない。

クリティカルなポイント

Dr.Kさまが大変に微妙な問題提起をされています。死後の私たちの有様についてです。ぜひご一読ください。私もこのように解釈する人を少なくとも二人知っております。これはぜひ主の前で問う必要があるでしょうね。

ちなみにヨエルの預言がペンテコステの日(だけ)に成就したと解する聖霊派の理解については、ウォッチマン・ニーが疑義を呈しています。つまりペンテコステの日の聖霊の傾注は、ヨエルの預言成就の「ひとつ」であると。これはDr.Kさまがご指摘のとおり、「ある日々の終わりの数々には」から明白です。それぞれの人に、それぞれの時に、ヨエルの成就があるのです。

Commented by ドクターK 2007年03月17日(土)13:56

貴兄のライブメッセージ、毎週楽しく拝聴しております。感謝です。

今回当ブログで提示した内容に関して、ご報告しておきます。

まず、ヘーメラ(日)を「属格」と勘違し訳出しました。ここにお詫びと訂正をさせて頂きます。ご指摘の通り、英訳すると「in the last day」となります。本日訂正文を提示しましたが、内容的に大きな変更はありません。

さて、舞台裏を明かせば、ある「意図」を持ってこの論考を提示しました。その意図を明かすと、誹謗中傷になりかねませんので、それ以上のコメントは差し控えさせて頂きます。

私としては、そのような解釈の仕方もあり更なる検討の余地がある、とだけコメントするに留めて置きます。

キリスト者なら、死後私たちがどうなるのか、全てに比して最も興味ある点だろう思います。しかし、聖書に書かれている事柄の多くが「隠されている」からこそ、逆に堅い信仰に立つ必要があるのだろうと思います。言い換えると、神学とか聖書研究とかによって、「全て」を明らかにすることは不可能なのだろうと思います。ただ主に拠り頼め、でしょう。

Commented by ジョナサン 2007年03月17日(土)14:53

修正版拝見いたしました。
「ご指摘の通り」とありますが、指摘させていただいたわたし(ジョナサン)を、Lukeさんだと思われたのでしょうか?(・∀・)
別人ですので、念のため。

妥当な判決

前にライブドアや村上ファンドに神の義の御手が確実に置かれると書いた(→コチラも)。今、堀江氏に2年6月の実刑判決。妥当だろう。

しかし、「わが息子です〜」とまで叫んでいた武部氏が「関係ないね」と一言捨て台詞を吐いて車に乗り込んだ光景には、何とも・・・。ちょっと堀江さんに同情も。

Commented by Luke 2007年03月17日(土)11:28

司法の専門家の評価では、この種の判決にしては重いとの事。彼自身が裁判官の心証を相当に悪くした模様。自分の正当性を訴えるのに必死で、自分がどのような印象を醸しているか、まったく気がついていないわけ。ライブドアとオウムの類似性については前にも書いたが(→http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2046)、堀江さん見ているとどうも麻原さんと重なりますね。

Commented by Luke 2007年03月17日(土)23:20

アメリカの基準ではこの手の犯罪の場合、25年は食らうそうだ。新自由主義により、経済的には格差社会となりつつも、司法分野ではニッポンはかなり遅れているのだろう。この乖離性が今のニッポンの大きな特徴ではある。

精神科医の和田氏が今の日本は「シゾイド社会」であると言っているが、要するに分裂病的なわけ(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing6.html)。今後この乖離と振幅がますます激しくなって、ついには分裂病の陰性症状(無気力・無感動・感情の平板化・反応性の欠如・自閉傾向)に至るだろうと、私的には予測している。