最近の日記

実際的法廷場面

いやあ、驚きました。ジョッギングして帰ってきたら下の投稿を見てしまいました。皆さん、このSala Gratia氏の文面を見て、何かを感じ取ることができると思います。

かつて8年間の裁判で東京地裁に足繁く通ったものです。で、その裁判の進行を少し書いて見ましょう:

まず相手に訴状を届けて、裁判が開始されますと、しばらくは準備書面のやり取りが続きます。互いに求釈明書を交わしつつ、これで論点を明らかにしていくわけです。

論点が明らかになると証拠調べと証人尋問です。ここでそれぞれの論点について双方の証人が証言をするわけです。この時、テレビでの法廷場面ではよく相手の嘘を巧妙に指摘して「どうだ参ったかあ!」と言った感じで白黒を付けていきますが、実際の法廷はあまりそういった場面はありません。むしろ淡々と双方が受け答えしているだけです。

が、面白いもので、しゃべっているうちに嘘は必ず出てしまうのですね。証言台での表情やしぐさ、あるいは言葉遣いなど、「人は心にあることを口が語る」とあるとおりでして。ですから私たちは弁護団に、もっと突っ込まなくていいのですか、と問い詰めるわけですが、弁護士は、いいんですよ、出るものが出ていますから、とニコリ。これが弁護士の腕。そして有能な弁護士は和解率の高い人だそうです。

ココで大切なのはキレイに揃った証拠そのものではなく、証拠を採用する裁判官の心証なのです。『白い巨塔』でもありましたね、柳原医師と里美医師の対質場面。理屈の上では財前側もそれなりのスジができているわけですが、裁判官は柳原証言を採用しない。これが現代の裁判制度です。

先の山谷vsCT会談でもそのことを高柳氏に指摘したのですが、彼はハトに豆鉄砲といった表情でしたね。さて、皆さん、下の投稿から何を読み取りますか?そのうち裁判員制度が開始されますから、私たちも用意しないとね。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年02月15日(木)20:35

Sola Gratia氏って、まさか高柳社長ではないでしょうね。別人でCTの応援団だとしても、はたしてCTにとって益になっているのでしょうか?

Commented by 主は真の救い主 2007年02月15日(木)23:36

Sola Gratia のホームページトップに
「信仰と宣教の自由を守る者たちの集い」とありました。

団体のようですね。

レギオンでないことを祈ります。

Commented by 通行人 2007年02月15日(木)23:55

ウケました。昔の全共闘みたいなノリです。
それにBible Collegeを「聖書集会」と訳せと言う人たちでしょう?ちょっと感覚が違うことは確か。
韓国系ではよく、「聖書勉強」と言いますが。
「集い」もどんなイメージのものなんでしょう。
まさか、高柳さん以下2名とか。

Commented by Luke URL2007年02月16日(金)00:11

クリスチャン・トゥデイの方にかまけて、ローカルチャーチの方が遅れています。せっかくですから、ひとつ資料をアップしておきましょう。「人が神になる」と言うウイットネス・リーによる究極の"奥義的啓示"です:
http://www.kingdomfellowship.com/Announce/God-man.pdf

Commented by 通行人 2007年02月16日(金)17:08

ICFで笑える記事を発見しました−

■7453 / )  Re[7]: 「世紀末的なサイバーテロ事件」と「SCCSCフェイク事件」騒動

□投稿者/ Sola Mitaka 兄弟姉妹(5回)-(2007/02/16(Fri) 15:30:14)

■No7447に返信(Sola Gratiaさんの記事)
>このような人物を放っておくのか。昨日、山谷少佐が自ら公開した電子メール
>で、連署した人々の実名が明かされた。この6人は名前を無断盗用されたのだろ
>うか。それとも山谷少佐の工作活動に賛同して黙認しているのだろうか。

Sola Gratia君、正義の味方気取って酔ってるのは君のほうだと思われるが。

山谷少佐のメールをよーく見てみなさい。CC:とあるでしょう。

CC:とは連署のことかね。Sola Gratia君的には・・・・。

Commented by Luke 2007年02月16日(金)18:43

う〜ん、cc:は連署ですか。これはこれは・・・。

Commented by kenji 2007年02月16日(金)19:54

Sola Mitaka !
うまい座布団一枚!

お知らせ2題

昨日はネット異常の追及にのめり込んでカキコできませんでした。結局原因は不明。

で、英国で在庫切れになっていたFaith06がようやく入荷いたしました。すでにご注文いただいた皆さまにはお待たせ致しましたが、数日中に発送いたします。

前にもアナウンスしましたが、これはCDとDVDのセットです。CDには10曲収録。DVDには5曲分ライブ映像が収録されています。ただしテレビフォーマットが向こうはPAL形式で、日本はNTSC形式ですので、PCのみの再生となり、テレビでは再生できません。そこで私の方でNTSC形式に変換したDVDも用意してあります。これは著作権の関係で本体を購入された方にのみ+500円で提供いたします。ご注文の際にその旨をお知らせ下さい。

 * * *

宮内さん、Saltさん、そして私をご紹介して下さっている千葉のDr.KさんのBlogを発見致しました。ギリシャ語の原語を解析され、日本語訳のあいまいさ不適切さによっていかに貴重な真理が落ちているか指摘され、御言葉の純粋な「読み」を紹介されています。これはお薦めです。

Dr.Kさま、ご覧になっておられましたら、リンクの件、よろしくご了承下さいませ^^

みことばざんまい by doctor-mk

驚きました・・・汗

私の講義を取っている女子学生二名が、寿町を見たいとの事で、本日ツアーをしてきました。あの200×400mの一体に8,000人あまりが住んでいるわけです。私も中を歩くのは久々でした。独特の臭いと雰囲気。おっちゃんたちが夢遊病者のようにふらふらと歩いている光景は、映画のセットのようです。

そして車で山の手から外人墓地、港の見える丘公園、山下公園、ランドマークタワーの69階展望台、そして中華街と案内したところ、そのど真ん中にある寿町とのコントラストに驚いていました。これがニッポンの真実です。でもこうして関心を持ってくれる学生がいるのはうれしくもあります。

 * * *

山谷少佐がクリスチャン・トゥデイ問題の関係資料をアップしていた世界中の救世軍人専用のサーバが何者かにアタックされ、データがすべて削除された模様。単なる事故か、それとも意図的な工作か。とにかく驚きです。

Commented by Luke 2007年02月14日(水)12:22

今朝までサーバーがダウンしていたようですが、現状は復帰した模様です。原因は何だったのでしょうか?

Commented by Luke 2007年02月14日(水)13:38

複数の証言によりますと、依然としてアクセスできていない例があるようです。私は現在大学からですが、見えています。が、最終更新が"20th May 2006"となっているのが気になります。

かつてこのサーバーもトップページがすり返られたことがあります。.jpドメインを.comドメインにフォワードする間にファイルが書き換えられて、見かけはまったく同じですが、ポップアップのコマーシャルのスクリプトを入れられたのですね。ウイルスとかスパイウェアではなかったのが幸いでしたが。

原因を特定するまでけっこうかかりまして、サイトをご覧になった方々の協力で突き止めました。結局は誰の仕業かは分かりませんでした。ネットのルート状のどこかで罠があるわけです。

Commented by Luke 2007年02月14日(水)14:09

生IPではアクセスできるようですから、DNSサーバがダウンまたは書き換えられた可能性があります。

Commented by Luke 2007年02月14日(水)17:50

ここでは詳細は申し上げられませんが、CT対策はいよいよ日本でも本格的に動き出してきました。私自身はまだ最終判断はしておりませんが、韓国のソースとも連携ができそうです。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年02月14日(水)21:00

これで山谷少佐も少しはお休みなれますね(^^)

Commented by Luke 2007年02月14日(水)21:48

ほんとそう思いますね。

しかし今回のサーバーの異常は単純なダウンではなさそうです。アクセスできた人もいれば、できない人もいると。やはりhttpサーバー自体が生きていて、そのページがオリジナルだったとすると、DNSサーバーの異常の可能性が大です。しかもネットの経路と絡んで異常が起きている。あるいは両方かも・・・。で、何と自宅の私のPCからは現在もアクセスできません。

ちなみに私のサーバーがtake overされた時もDNSサーバーの設定をいじってfixしました。そのログはこちらです:

http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=1455

Commented by Luke 2007年02月14日(水)22:43

いろいろ実験しているのですが、VPNである大学のネットワークを経由してsalvos.comに入ろうとしてもダメですね。IPですとOKですから、やはりネットワーク経路によってDNSサーバーがおかしいと判断されます。

Commented by Luke 2007年02月14日(水)23:21

おかしいですね、たった今、salvos.comにアクセスできましたが、トップページの更新が20th May 2006で止まっています。ところがpingとtracertは通りません。今見えているのは本物のsalvos.comのサーバーなのでしょうか?

ping通す時にsalvos.comがIPに変換されますので、このDNSサーバーは大丈夫のようです。で、tracertを見るとあるルーターでストップがかかるようです。

Commented by Luke URL2007年02月14日(水)23:54

archive.orgを見ると最終更新日が7th July 2006となっていますね。その後、これを削除して、ずっとサボっているのかしら?

Commented by Luke 2007年02月15日(木)00:09

IPとホストを対応させるhostsファイルは異常ありませんから、ウイルスとかスパイウェアではないようです。理由が分かりませんね。でも、もう眠くて限界・・・。

Commented by jesusistruechrist 2007年02月15日(木)17:53

2ちゃんねるに以下のような刺激的な書き込みがありました。

--------------引用------------------

814 :Sola Gratia:2007/02/15(木) 16:45:32 ID:fNpwMKDF
こちらは既に山谷少佐が海外に送った全てのメールを入手している。まず以下の質問に答えなさい。

@SCCSC設立当時の学長、財団理事および関係者たちに問い合わせ、回答を受け取ったのか。
A開校式の日時、会場を全て知っているのか。
B開校式にSCCとSCCKCからの来賓が何人いたか知っているのか。
CSCCSCとOTCSが一つになった歴史と過程を知っているのか。
DOTCSはどこで始まった神学校で、どのような歴史を辿ってきたかを知っているのか。
E韓国キャンパスの中にOTCSの学生が最終的に何人いたか知っているのか。
FSCCとSCCKCに二人の学長が誰だか知っているのか、彼らの役割を知っているのか。
知らなければ黙っていなさい。この中で一つでも答えられないなら、山谷少佐、あなたは捕らえられる。知りたければ、これら2つの大学に公式に問い合わせなさい。私たちは答えない。

Commented by 通行人 2007年02月15日(木)18:03

ICFの原文です。この後に上の文が続きます。実に不気味な・・・。

■7284 / 3階層)  クリスチャントゥデイ問題 議論板4

□投稿者/ Sola Gratia 兄弟姉妹(30回)-(2007/02/15(Thu) 17:03:55)
ttp://solagratia01.blogspot.com
窮地に追い込まれた山谷真少佐のもう一つの煽動

二度と同じ真似はするなと再三警告したにもかかわらず、仕事の合間に覗いたら、またも山谷少佐が懲りずに事故を起こしているではないか。
まず聞くが、そのようなキャッシュなど何処にあるというのか。少佐の汚らわしいゴミ箱か。ウェブ上にあるなら見せてみろ。
そもそもそれをCTの問題として持ち出す思考が理解不能である。山谷少佐は自身の論理が一般社会に通用すると思っているようだ。
しかし、そもそもグーグルキャッシュごときが証拠となり得るのか。ウェブ上に溢れる情報のゴミから自分の良いようにつなぎ合わせるのは止めろとあれほど言ったではないか。
ウェブサイトの製作過程で残ったサンプルページと、山谷少佐の捏造したページと、正規版とを第三者がどう見分けるというのか。
山谷少佐の悪質なところは、彼がこの程度のことを知ったうえで、インターネットで集めたゴミのコレクションを使って多くの人々を扇動している点である。

Commented by jesusistruechrist 2007年02月15日(木)18:22

匿名者の書き込みですから、煽りだけかもしれません。

ま、彼等の反社会性を浮き彫りにする書き込みだとは思いましたが・・・。

Commented by Luke 2007年02月15日(木)18:40

今、ICFを見て来ました。もしこれがCT側からなされたとすると、やや尋常ではありません。Sola Gratia氏のBlogも拝見しましたが、かなり不気味な印象です。

で、彼がもしメールを入手しているとすれば、
@サーバーあるいはネット上での盗聴
Aソーシャルネットワーキング(受信者とその関係者よりの入手)

となります。@はもちろん犯罪です。Aは相当に深いつながりを持っているはずで、CTまたは関係組織の人に限られます。よってこの場合、彼らの性質を判断する有力な資料となります。

もしこの言明が嘘だったら、これにより山谷さんが脅威を感じたとすれば、立派な脅迫罪となります。いずれにしろ彼らはチェックメイトでしょう。

結局約束を履行することができず、じりじりと追い込まれて墓穴を掘ることにならないといいのですが(苦笑)。

メガフェイクへの危惧(再)

どうもニッポンキリスト教と言う世界では倒錯が正常で正常が倒錯になるかのようなヨ・カ・ンがますます。根底にあるのはとにかく1%の壁を打破したいと。そのためには手段は選ばない。キリスト教国家ニッポンの誕生の暁には、私はどこへ逃げようか知らん。中国だったりして・・・。でも、世間の方がマトモだから、ニッポンキリスト教は十分に吟味されることでしょう。

メガフェイク再度?

6カ国協議でアメリカが譲歩の姿勢を示しているわけですが、その裏に偽ドル札を作ったのは米国自身であるとの疑惑が浮上、ドイツの「フランクフルター・アルゲマイナ」が報道したとのこと(→記事)。私はドイツ語は一応分かりますが、辞書を引きつつの読解力ですので、原文はまだ確認していませんが(汗)。

前に911真相解明のための東京での国際会議を紹介しましたが、ここで最後の生存者とされて英雄となったロドリゲス氏の証言がなされています。要するにWTCビルの倒壊は人工的なものであったと。彼は同ビルの地下にいて事件に遭遇したのですが、消防士たちの証言ともかみあっています。ちなみに消防士たちは証言を禁じられ、ロドリゲス氏も真実を語るようになって後、種々の強迫やPCの盗難などを経験しています。

前に私は現代は巨大なフェイクを見せられている時代であると書きました。ちなみに今話題のパワー・フォー・リビングの目的は「キリスト教共和国の設立」との説も出ています(→記事)。これが正しいとすれば、これも前に懸念を表明しておいたメガチャーチの流れであり、その究極は「教会国家」にあるわけでしょう。「地上キングダム」への憧憬は深いものがあるのです。「私の十字架」を回避した現代の「リバイバル」を求める動きなどもみなこの肉の魅力に由来すると私は感じているのです。ともわれ、現代はアイオーンによる大きなひとつの濁流に飲み込まれる危険性を帯びている時代です。特に野心のある人はね^^欺かれない者は幸いです。

肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は御父からのものではない。

Commented by サラ 2007年02月12日(月)15:40

>肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は御父からのものではない。
 アーメンです。鼻で息するものに頼るな。世の中に身を置いていると、またある程度の年齢に達すると、あまり恥じはかきたくないと・・・思う瞬間は何度もあり、そのたびにこの御言葉が主・イエスへと立ち返らせてくださいます。そしていいようもない呼吸が楽で体のすみずみの細胞が息を伸び伸びしているような感覚になります。アイオーン、ルークさんの解き明かしはぴたりと胸にきます。しかり、です。私たちは証しをするためにこの世に置かれ、私たちはとりなしをするために祈りを教えられました。自分の役割を果たす、タラントを商売し、聖書の教えるとおりに歩みたいと思います。

Commented by チビ Eメール 2007年02月13日(火)00:16

隠れ読者の独言   未信の友への伝道メッセージの中で、パワー・フォー・リビングについて、イギリスに行っていて、先頃帰国されたと云う宣教師さんから、とても、良いことのようなニュアンスで、伝えられ、、、、困惑を隠し得ませんでした。 サラさんの如く「聖書の教えるとおり」に歩み、イエス様を証し、伝え行かせていただきたく、、、切に願っております。

メッセージの更新

録音の不調でちょっと遅れております。月曜日に更新いたします。

Commented by Luke 2007年02月12日(月)09:29

メッセージの更新はできました。が、ワーシップは録音状態が悪く使えません。ご了承を。ではよい休日を。

『金妻』クリスチャン・ヴァージョン^^

昨日の『金妻』に対してとても楽しいレスをいただいておりますので、ご紹介します:

Yさん:いやー、最後の『金曜日の妻たちへ』には爆笑しました。

こちらではなんだか、親戚・友人・兄弟でもうやっておりますよ、楽しくお食事を。ガス問題をかかえつつも、ますます集まりそうな予感・・。

これにいのちを感じるクリスチャンの小さな交わりがプラスされた感じ。(これがすごいもりあがり、あたりまえだけれど・ノンアルコールでね♪)

それではー。

小生:そう、こういった交わり(コイノニア)があちこちにできるのが私の夢なのです。

Yさん:交わってみてすごいのは穏やかなものが流れ、まるで温泉につかったようになります。ただ一緒にいるだけで。それで、また交わりたくなるんです、皆同じ気持ちですね。「御霊に満たされなさい」お言葉どおりです。

小生:そう、これこれ、この体験ですね。牧師なんて不要でしょう(笑)

ちなみにemiさんも同様の証しをされています(→コチラ)。信徒の交わりこそが教会(エクレシア)の表現なのです(使徒2:42)。教会を牧師の野心実現の場あるいは牧師の生活維持の場としないように。「現代の宗教改革」などの妄想に振り回されないように。「リバイバル音頭」なども踊る必要もありませんし、自然と、力を入れず、楽しく、ぬくぬくと、キリストを中心に集まり、キリストとそれぞれの生を共有すればよいのです。あえて言えば、リバイバルとは牧師が失業することでしょうね(笑)

Is'nt it so simple, is it?

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 27KB午前中はプールとサウナ。午後は映画−『バブルへGO』。90年3月にMOF(大蔵省)が不動産融資への総量規制を決定してから、不良債権の山が発生し、失われた10年以上を経験したわけだが、タイムマシンで2007年から1990年に飛んだ主人公の活躍によってその規制を発効しないようにするわけ。大体どんな映画かは見えていたが、いやあ、実に抱腹絶倒、楽しい映画でした。

90年のワンレン・ボディコン・ファッションの風俗に現代の若い子が飛び込んだらどうなるかと言うシミュレーション。ケータイもなく、駅ではSuicaもなく、カチカチと駅員が切符を切っているわけで。六本木のディスコでお立ち台のイケイケダンス。六本木交差点のアマンドが懐かしかった。主人公がボディコン姉さんを見て、「眉毛、ふってえ!」と叫ぶのが笑えた。

私の当時はと言うと、5,400万のローンで、毎月36万を返済してなお、未払い金利が積もると言う状態。で、その総量規制の後、不動産投資に対する税制も変わり、私もアメリカのオフィスビルの投資がポシャッたわけです。それから8年間の裁判となったわけですが(→記録)、主の御手の介入により全面勝利だったので、生活自体は何も変わっていないのです。ちなみに映画でも出たが、私たちが訴えた長銀はつぶれてしまった。あのバランスの悪いビルの前でシュプレヒコールをやったものです。結果としては、この10年近くの低金利は助かった。しかし確かに社会は変わりました。

同時にキリスト教界も。わけの分からんアメリカの油注ぎの器とかが訪れるようになり、クリスチャンが金歯金粉を求め、床を転げ回り、獣のように叫び・・・となっちゃったわけで。

まあ、こういった映画ができるのも、人々が少しはホッとしつつあるからかも知れません。しかし依然として800兆の国の借金と、地方を合わせると1,000兆近くあるわけで、映画では後2年で日本経済は崩壊すると言っておりましたが(→借金時計)。夕張市を100倍するとニッポンの現状になるそうですから、予断は許しません。で、今、日銀が金利を上げる時期を伺っているわけですが、上げればこれでまた借金は増えることは確実。しかしこのままだと円安が進みます。さてさて、日本の舵取りは・・・?

とりあえず、この17年間を振り返りつつ、自分の愚かさも賢さも笑い飛ばしたい人はぜひご覧下さい。しかし当時はこんなサイトを作って、ニッポンキリスト教界のわけの分からないビョウキの人たちに絡まれたりしてるなんて、誰が想像したことでありましょうか(汗)

追記:思い起こしてみると、私の人生の青写真の原点は85年の『金曜日の妻たちへ』によるかも。郊外のパティオのある家で友人たちを呼んでパーティ。そんな家を持ちたくてと夢を見ていた20台が懐かしい今日この頃であります。

コマーシャルです^^

アップロードファイル 10KBアップロードファイル 9KBアップロードファイル 6KB

小生の本『真理はあなたを自由にする』と『同ワークブック』がそろそろ在庫僅少だそうです。VHSビデオ2巻はすでに在庫がなくなっていますが、私の方でDVD(2枚)化してあります(→サンプル)。出版社に配慮してやや高い値段設定となっていますが、DVDはメニュがありますので、学習がし易いわけです。

またFaith03「英国の雅な風」はCDは在庫がありませんが、DVDにほとんどの曲が収録されています(→サンプル)。TVフォーマットも日本のNTSC形式に変換してありますので、テレビでもご覧になれます。

ご希望の方はサイトの右のメニュにあります、オーダーフォームからご注文下さい。

Commented by kenji 2007年02月10日(土)09:27

わが市の図書館では、信仰書のリクエストが可能なので(多くの市町村では受付けられないと聞きます)、ルークさんのご本をオーダーしました。1ヶ月くらいして届きましたよとのご連絡がありまして、図書館に出向いたところ、それはなんと「ワークブック」でありました。(笑 
違いますと言えずそのまま借りて帰りました。
かくしてワークブックの借り手は私が最初で最後となるのでしょうか!?

Commented by エタ URL2007年02月10日(土)11:13

ルークさんこんにちわ。この本とワークブックで私たち3人は勉強会をさせていただいています。何回やっても含蓄深く・・・感謝します。お互いに初対面みたいな者同士が、十字架の死と復活を学んで、体験して(お互いに対しても)確実に、3人とも前よりもいのちの深さ高さ長さのなかへ招かれているような気がして・・・
います。 このワークブックの掲示板ができると嬉しいのですが・・・・だんだん難しくなってきているので。

Commented by エタ URL2007年02月10日(土)15:27

こちらのブログへ来ていただいて感謝です。何をどうしていいのか、右往左往している状態ですので、よろしくお願いします。

Commented by Luke 2007年02月10日(土)22:07

そうですね、ワークブックも含めてバイブルカレッジ用の交わりのクローズドなBBSを設けましょうか。エタさんが管理して下さいます?

Commented by エタ URL2007年02月13日(火)18:17

うっうっ・・・それは無理。パソコン操作に振り回されている状態ですし・・・

Faith06-Sample

アップロードファイル 9KBFaith06のサンプルです。伝道用メッセージのイメージ映像です。→What Do You See?

こちらはライヴ・ワーシップ。映像を加工してあります。現物は生ですよ^^→In The Glory of Your Face

Commented by Luke 2007年02月10日(土)13:07

Faith06(CD+DVD)『英国の煌めく風』のDVDを英国のPAL形式から日本のにNTSC形式に変換しました。これでPCだけでなく、テレビでも視聴可能です。本商品を購入された方で、日本用DVDもご希望の方には500円にてお分けいたします。なお、単独には著作権の関係でお分けできませんので、ご了承下さい。

本日の一冊

アップロードファイル 10KB鈴木大拙の『東洋的な見方』。大拙の真髄は「即非の論理」、すなわち「AがAにあらずして、よってAである」に尽きる。彼は言う「神はその外面から見るべきではなく、その主体性の中に飛び込んで、初めて体認せられるのである」。大拙は自ら「聖霊が分からない」と告白しているから、ここで言う「神」は私たちの神ではない。彼も「ユダヤ系の神ではない」と明言している。しかし私たちの経験を実に良く喝破している。

神を神学の対象としている限り、神は経験できない。大拙の紹介する禅者百丈懐海の言葉にこのようなものがある:

祇如今鑑覚、但不被一切有無諸法管、透三句及一切逆順。透得過、聞百千万億仏出世間、如不聞相似。亦不依住不聞。亦不作不依住知解。云云。(四家語録)

訳:ただこの「見るもの」、これが一切の有無的二元性を離れている。三句(正反合としておく)などというもの、矛盾性のものを透過している。透過しているから、一切が仏だなどといっても、少しも気にかけぬ。また気にかけぬと意識もしない。それからまた、意識的知解もせぬというところにも、ぐずぐずしていない。

このような意識状態

離四句絶百非、天上人間唯我知。

訳:絶対的に一切を否定したところで、「独坐大雄峯」だ。

と言う。大拙は「これを"Truth is Subjectivity(真理は主観性である)"という。私たちの表現では、真理は内にいますキリスト、また私たちはキリストの内におり、真理を知るならばあなたがたは自由となる。ウォッチマン・ニーのように20年間幽閉されていようと、彼はそのキリストにある自由を享受したのだ。塀の外とか中とかの二元性を離れる時に・・・。楽しいとか苦しいとか、その分別を離れることが自由。ブラザー・ローレンスも言っている:真に委ねた者にとっては楽しさも苦しさも同じだ、と。楽しかろうが、苦しかろうが、それを判断する自己 を放下する。主も言われる、

自分の魂を救おうとすれば失う。失えば得る

と。究極のオクシモロン(Oxymoron:自己矛盾的言説)。私たちの主観的経験においては、「Aであること」と「Aでないこと」が同時に成立する。唯キリストを主観的に味わうこと−これが禅的基督者の生活である。現代的に言えばキリストのクオリアを楽しむこと。

 * * *

筋トレを少しづつ開始しております。ワークアウトした後の何ともいえない筋肉の疲労感がイイのです。

Commented by サラ 2007年02月08日(木)22:15

>真に委ねた者にとっては楽しさも苦しさも同じだ、と。楽しかろうが、苦しかろうが、それを判断する自己 を放下する。

ルークさんありがとうございます。
夫婦で読ませていただいて、二人で一致してアーメンです。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年02月09日(金)04:05

oxymoronに関しては僕も言語的に大変興味があります。先週もTravel writingの授業で、elegantly simpleという表現が出てきたので「これはoxymoronか?」と質問したところ残念ながらNOと言われてしまいましたが。僕の好きなoxymoronはreasonably crazy とかpretty uglyなどです。

時代の潮目

先に紹介した佐藤優氏の『国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて-』を読了した。最近こんなに密に読んだ本はあまりないのだが、相当に引き込まれた。要するの被告人の彼の立場からすると犯罪の認識は一切なく、イスラエルでの学界の費用を外務省の委員会予算から流用した背任についても、実は外務省の上が決済していたのが、何故かその書類は消失しているとか。彼の目からすると、外務大臣の田中真紀子氏が同省をかき回したわけだが、これを排除するために鈴木宗男氏と佐藤氏が利用され、利用価値がなくなると彼らが排除されたと言う構図になる。

そして面白いのは佐藤氏は哲学と神学の専門家でもあるため、自分がどのような時代背景に置かれているかを的確に分析していることだ。彼の言葉で言えば、「ヘーゲル型有機体モデル」から「ハイエク型新自由主義モデル」への転換の潮目に置かれたのだ。前者は古い体制であり、国家が個人を最大限保護し、個人は国家の一構成要素とされる社会モデルであるが、後者は国家は最大限ミニマムにされ、個人が自己責任を伴ってクローズアップされる社会モデルである。実はハイエクはリバータリアニズムの先駆者である。ここにもまた再建主義との絡みが出てきたわけだ。

小泉政権になってから、この時代の半強制的移行がなされているわけだが、鈴木氏が社会資源の「公平分配モデル」また国際的には「交際強調的愛国者」の代表であり、対して「傾斜分配モデル」また「排外主義的ナショナリズム」への変革を意図する勢力にとっては、その排除がその変革の証しとなるわけ。かくして鈴木氏に同労していた佐藤氏は共に排除されたわけだ。いやあ、このあたりの佐藤氏を切る外務省の冷酷さは背筋が寒くなるほど。これが組織と言うものか。

面白いのは彼を調べた検事である西村氏との間で、ある種のストックホルム症候群とも言えるような互いに敬意を抱き合う同士意識が生まれること。西村氏自身がこれは国策事件であると指摘しているし、西村氏は最後には、何と左遷されるのだ!?佐藤氏は西村氏に最大限の賛辞を送っている。かくして事件は訳の分からない上の力によって突如終結を迎える。そして佐藤氏の主張は裁判所ではほとんど採用されず、有罪となるわけだ。一緒に起訴された人々はみなそれぞれに自分の利益を考える供述をしつつ、素直にお縄につくのだが、佐藤氏はあくまでも真実を訴える。かくして512日間の拘置所生活となるわけで、その間の事が実に細く記録されており、将来の参考になった。

ちなみに本件にまつわる外交文書は2030年には公開されるので、それらを精査すれば佐藤氏の主張が裏付けられるとのこと。私の個人印象では、やはり佐藤氏は国家上級(I種)のキャリアではなく、専門職(ノンキャリア)であることが災いしたように思えるのだ。この記録を読むと、政府と検察のつながりが相当に密であり、司法の独立がどの程度担保されているか不安になってしまう。そして何よりもニッポンはやはり東大法学部を頂点とする官僚国家なのだ!小泉氏もこの牙城を崩すことはついにできなかったし、もしかすると小沢さんでも無理かも。なぜなら「朕は国家なり」ならぬ、「役人は国家なり」だから。

加えて、極悪人のように扱われた鈴木氏と佐藤氏であるが、検察のリークする情報によってマスコミの作り上げたイメージはかなり歪んでいるのだ。これもコワイ。真実のありか−やはりヘーゲルの『精神現象学』の東洋版かつ映像版である『羅生門』を撮った黒澤明は天才である。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年02月08日(木)11:02

大変興味深い本のようですね。ところで佐藤氏は時代をリバータリアニズムに変える勢力によって排除されたと考えているわけですが、一方で国家の力によって開始され終結された国策捜査だったとも言われる。ハイエクと官とは一見矛盾する存在のようにも思えるのですが。このあたりの構図はどうなっているとお考えでしょうか?

Commented by Luke 2007年02月08日(木)19:13

確かにある意味矛盾しますね。佐藤氏の件では検察の西川氏がこのままだと上の方(森氏)まで追求しなくてはならなくなると言って打ち切ったそうです。その上とは誰なのか、官がハイエク的国家を意図しているのか、はたまた一部の政治家だけなのか、これは情報のない私には分かりません。

どなたかご意見はないでしょうか?

またも柳沢さんが・・・

叩かれています。「若い人たちは結婚したい、子供を2人以上持ちたいという(希望を持つ)極めて健全な状況にいる」と話したら、「じゃあ、子供を二人以上生まないのは不健全か!」とか。ここまで来るとやや社会ヒステリー状態です。

人口学的には自然死のリスクを考慮して一夫婦当たり2.1人生まないと人口は減少するわけ。だから進化論的説明としては、つまりダーウィンモデル的には、二人以上生みたいとする願望を持つことは種の保存のためにも「健全」でしょうね。もし柳沢さんの主張を非難するのであれば、「適者のみが生存できる」と書いている理科の教科書などはトンでもない差別発言となるわけでして・・・。

メッセージでも言いましたが、「しつこく攻めろ、他人の過ち;わらってごまかせ、自分の失敗」。しかしこんな神学論争のような高級なギロンをしている政治家様たちを見ているとニッポンは大丈夫かいなと、ますます・・・。牧師は役に立ちませんが、墨子に登場して欲しいと思います。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 28KB実は昨日観た映画−『墨攻』。原作はビッグコミック(ゴルゴ13も連載中)誌連載の同名の漫画。漫画はメディとしてすでに侮れない存在となっている。ちなみにあの『20世紀少年』も映画化されるようだ。これはビッグスピリッツ連載で同誌上では完結しているようだ。

時はBC370年戦国時代。趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。10万の趙軍に対し、梁城の全住民はわずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、粱王は降伏を決断する。墨家の革離(かくり)がたった1人で駆けつけたのは、その直後だった。兵に関する全権を粱王から与えられ、早速城を守る準備に取りかかる革離。趙軍の指揮官・巷淹中は革離を好敵手と見なし、やがて激しい攻撃を開始する。

かくして革離の的確な状況分析と戦略により、梁城は守られるも、革離の評価と人気が高まり、梁王は嫉妬に駆られ、恩人である革離を排除しようとする・・・。と言うわけで、サウルとダビデの物語的展開になるわけ。

それにしてもこの墨家と言う思想家の集団は実に不思議な存在。BC450年、孔子の没後30年ほどの時代、墨子が魯に拠点をおき創始した学団。自ら戦うことはせず、守りに徹する。その面ではまさにプロ。孔子の儒家と匹敵する存在だったそうだが、秦の始皇帝時代に忽然として姿を消す。その教えは次のようなもの:

墨家十論
一、兼愛−自分を愛するように人を愛せ。
一、非攻−侵略と併合は人類への犯罪。
一、天志−天帝は侵略と併合を禁止する。
一、明鬼−鬼神は善人に味方して犯罪者を処罰する。
一、尚賢−能力主義で人を登用せよ。
一、尚同−指導者に従って価値基準を統一せよ。
一、節用−贅沢をやめて国家財政を再建せよ。
一、節葬−贅沢な葬儀をやめて富を蓄えよ。
一、非楽−音楽に溺れず節約と勤労に励め。
一、非命−宿命論を信ぜず勤勉に労働せよ。

天帝とは神のことだろうが、何とこれ聖書的ではないか?そして現代のニッポンに必要な教えではないだろうか?これが2,500年も前に説かれていたわけで・・・。ちなみに主演のアンディ・ラウが何となくイチローを髣髴させた。私的にはすごく好きなプロットの作品だった。

Commented by 電気屋です。 2007年02月09日(金)09:40

天帝はルークさんのおっしゃるとおり創造主の事です。創造主はお一人しかいませんから、父なる神です、漢字の成り立ちの本の中で天帝の事が書かれて有りましたが、創世記そのものでしたね。ソノ時代に聖書の教えが中国の中で働いていたことを興味深く思います。ただ、イエスの前のことで、救い主のことはきじつがなく残念に思いますが、自分の事を考えてもそんなもんですかね。