* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
かつて20台の前半、友人(と言っても10歳ほど上)に誘われて訪れたとあるJAZZ喫茶。場所も店の名前も忘れたが、かなりの衝撃だった。田舎から出てきたばかりの私にとって、それはまさにアメリカのディープな匂い。彼がくれたアルバムは今でも聴いている。その後新宿ピットインなども訪れたが、最近はやや遠のいている。
若いころはJAZZにそれほど深くはまったわけでもないが、最近なぜかカナリはまっている。Nora Jonesのセクシーなヴォイスもイイのだが、やはりJAZZはリズム。下で紹介したKARENのCDはかなりそのイメージにフィット。最近では車の中でも、研究室でも、彼女のナンバーが流れている。
で、彼女のコンサートがたまたまピッタリの日に入っていたので、予約を入れた。場所は代々木のHOT JAZZ LIVE SPOT NARU。ディナーもOK。代々木はわが本籍地にして、20代後半から30台前半まで、プライベートと仕事で7年間を過ごした地。当時は1DKのマンションに親子5人で住んでいた。この前、ある事のついでに見てきたが、今でも当時と変わっていない。
終了後、新宿の高層ビル街で飲んでこようかと思っている。独身時代は彼女と住友三角ビルの最上階にあった「あしべパーク」に足しげく通ったもの。展望も最高で、プライスも手ごろだったが、もうないだろうな・・・。ほかには六本木の「バグパイプ」とか・・・。懐かしい響きだ。
こう振り返ると、わが人生の縞模様が見えてくる。時々に人と関わり、何かを共有し、時間の流れの中で記憶の層に沈んでいく、それぞれの時代。音楽はその一つひとつの光景をヴィヴィッドに思い出させてくれる。来るべき時代において、それらはどう思い出されるのだろうか・・・。
心ののらない言葉は虚しい。
言葉にのせられない心はもどかしい。
心ののった言葉は、時に重すぎることもある。
だから、真にその心と共に御言葉に触れられたら、
私たちは神の愛に潰されてしまうかも知れない。
心があれば言葉は交わさない方がいいこともある。
−中村雅俊の『俺たちの旅』のエンディング風に・・・。
懐かしいですね。
俺たちの旅・・・
私たちの内におられる方のおこころの中で,共有できる感謝,喜び,痛み,悲しみ,憂い・・・
これは美辞麗句のスローガンではなく,むしろ,日常の具体的な沈黙の営みの中にあるように思えます。
Lukeさんと実際に頻繁にお会いして,ことばを交わすわけではありませんが,いつも共有できる確かなものを感じています。
俺たちの旅を共有できることは、これまたうれしいですね。当時はまさにあのドラマを気取って生きていましたから^^
「共有できる確かなもの」−感謝です。