2006年4月

1年の1/3が終わり

早いものです・・・と、しみじみ。

私は今週からほぼ6週間、土曜日も休みがなくなり、<月月火水木金金>状態です。ちょっと気合を入れなくては。

私も逮捕されるか・・・

偽造建築事件で、不正に気づいて告発したイーホームズの藤田社長が架空増資の容疑を認めたとのこと。要するに会社設立や増資の際、他から金を借りてきて、それを資本金に繰り入れた形を取った後、すぐにその金を返済する経理操作のことだ。「見せ金」とも言う。

実は何を隠そう、私も有限会社のオーナーなのだが、設立の際は実質的にはこの手法を使ったのだ。親から借りるなどして手当てするのだ。つまりこの手法はよく使われる手法なのだ。下でも言ったが、実質大赤字のアメリカなどはまさにこの手法でやっているではないか。

今回彼が告発したから、明るみに出たのだが、しばしば告発者は自らが傷を受けるもの。雪印の牛肉の不正輸入を告発した倉庫会社の社長は今極貧の状態にある。果たしてこの容疑で彼を逮捕して、彼がそれを認めて、今回の偽造事件の本質的な解決になり得るのか。もともとは国が持っていた審査権を、いわゆる規制解放の方針にのっとって、民間に下ろす際に制度上の不備があったわけであろう。リバータリアニズムの主張する国家機能は最小にして、個人(民間)レベルですべてを処理することの無理が露呈したわけだ。

どうも今回も官僚がきわめて責任を回避する術に長けていることだけが証明されるような予感がする。それはメンドーなことに首を突っ込むことを避ける「見ざる・聞かざる・言わざる」を助長するだけとなろう。

Commented by kg 2006年04月30日(日)22:40

様々な世の動き、神様からの知恵をいただいて、よく理解したいものです。キリストの者は世の者ではないけれども、主がまだ世に置いておられるのだから。
ルークさんの年初めの勧め、“ステップフォワード”に励まされて、一歩踏み出す決心をし、努めています。それは、「人の言葉に惑わされない。主と主の御言葉にのみ信頼する。人の思いを先取りしてへつらわない。思いを自分のうちに向けるのではなく、外に向ける。等」です。私は、非常に内省的で、自分でもかなり病んでいたと思っております。
神様の深い真理のすべてを知ることは、イエス様のもとに行くときに可能になるのだと信じます。私たちには、主の真理の異なる側面が知らされており、クリスチャンが違いを認め合い、互いに学ぼうとするならば、さらに開かれる真理があると思います。ニッポンキリスト教の仲の悪さは、自分の聖書理解を、神様が聖書を通して語ろうとしておられることの上においているからではないでしょうか。
徒然に書きました。

格差社会は悪くない!

『文藝春秋』で竹中氏が「日本人よ、格差社会を恐れるな」と論じていた。私は彼の主張はけっこう理解できるのです。再建主義の富井氏も、元キャバ嬢の太田議員の負け組みゼロ社会の実現政策を、例によってこき下ろしている。しかし、実は私も彼とまったく同意見なんですね。勝ち負けがあるから社会は成立するのです。主ご自身が、持っているものはますます豊かに、持っていない者は持っている物までも取り上げられると言っておられるのですから。小学校の運動会で手をつないでゴールとか。アホか、と私も思うわけです。

富井さんはソ連の末期症状をごらんになったようで、この手の社会主義的価値観には相当のアレルギーがあるようです。が、再建主義の価値観を究極的に推し進めると、実は「社会的ダーウィニズム(適者生存)」になるわけです。進化論の根本思想ですね。これがリバータリアニズムです。(有神論の再建主義の理想社会モデルと無神論的リバータリアニズムの社会モデルが同一に成ることの指摘は救世軍山谷少佐の考察によります。詳細はこちらを)

憐れみに満ちた神は敗者復活と言うか、負け組みに対するケアを下さる方です。貧しい者、能力のない者、弱い者に対する配慮があるわけです。もちろん今増えている「働かない落伍者」は自己責任でやってもらいたいですが。で、実は、この世のほうがある意味で健全化されており、今のニッポンキリスト教界こそが、まさに富井さんの言われる偽愛に満ちた社会主義状態なんですね。自己責任で自分の救いの達成を心がけない人が多過ぎます。

だから、わたしの愛する人たち、いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今はなおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい

Commented by Luke 2006年04月29日(土)20:50

HHKスペシャルでカイロの特集があった。人口の90%がイスラムであり、アザーンを呼びかける塔が千も建っている。イスラムでは商売などで成功した者はサダカと言う寄進を進んで行うとのこと。犠牲祭(アブラハムのイサク奉献)では、羊の肉を1/3は自分のため、1/3は親戚のため、1/3は貧しい人のために配る。これがイスラムの誇りだと。彼らには「勝ち組・負け組み」と言う意識もないのでしょうね。かくしてカイロは世界の富を集めて繁栄したわけ。さらに10%はキリスト教の一派であるコプト教。イスラムと平和に同居している。ニッポンキリスト教ではクリスチャン同士が聖書解釈の違いをめぐって対立して、とてもではないが平和のうちに同居できないわけで・・・。う〜ん、と考え込んでしまいましたね。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年04月29日(土)23:51

お久しぶりです。再建主義のことも久々ですね。富井さんは相変わらずのようですが、死刑廃止制度に対してえらく憤っておられるような。私も死刑はあって言いと思っていますが、「イエスは、罪人を殺されるお方です。」と言う一句はやはりこわいです。

Commented by Luke 2006年04月30日(日)21:54

そうですね、また旧約律法について議論が再燃しているようです^^どうしても彼はレビ系の律法が廃棄されて、メルキゼデク系の律法、つまりいのちの御霊の法則に置き換わったことが分からないようです。後者は前者の上位互換なのですけどね。「軽々に反論するな」という台詞もちとコワイですよ。

ユダの福音書

今話題のNational Geographicの『ユダの福音書』の記事を読んでみた。

エジプトで発見されたこの写本。要するにキリストの肉体を滅ぼすことにより、キリストの内なる神を解放するために、ユダはイエスから特命を受けていたと言うわけ。イエスはユダに対して言う「その任務を果たせば、他の弟子たちからは裏切り者扱いされるだろうが、私に忠実であれ」と。ユダがえらく英雄視されている。

5月に封切られる『ダ・ビンチ・コード』にせよ、最近やけにこのような路線物が目立つ(私は冒涜とか叫んで目くじら立てるまでもなく、エンターテインメントとして楽しんだろ)。私たちは普通「聖書のみ信仰」を標榜しているわけだが、クリスチャンと言っても、カトリックやギリシャ正教では使徒伝承だの、聖人の言葉などが重んじられ、聖書66巻だけと言うわけではない。現に共同訳には外典がついている。福音書にしても20種もあるそうで、私たちとしては神の主権によって今の4福音書に整理されたと理解しているわけである。が、どこで線引きをするか。まさに信仰が問われるわけ。

そもそも聖書66巻だけのクリスチャンの間においてすら、主の再臨をめぐり、あるいは律法の取り扱いをめぐり、まったく正反対な説があるわけ。う〜ん。まあ、普段はあまり気にしないでいるわけだが、このような機会に当たり前としていることについてちょっと祈るのもいいかも知れない。

ところで、かのホリエモン氏が保釈された。1,200Calのダイエット食でえらくスッキリしてしまった。私も見習うぞ。その彼も、かつての忠臣宮内氏の供述調書を読んで「俺を売る気か!?」と憤慨しているようだ。まさか、それは太り気味ホリエモンにダイエットさせ、健康にするためである、とか言う『宮内の福音書』なんて出てこないとは思うが・・・^^

文藝春秋五月号から

ドル大暴落が始まる−『東西逆転−アジア・30億人の資本主義者たち』(NHK刊)の著者プレストウィッツ氏と国谷裕子氏の対談。財政赤字と貿易赤字で苦しむはずのアメリカを下支えしているのは日本からの資金。個人資産が1300兆あると言っても、大半はアメリカに。で、まず戻ってこない。GDPは5%成長予測。ダウも6年ぶりの高値更新。絶好調のアメリカ景気・・・のはずが、実はドルがきわめて危ないところにいるとの警鐘を鳴らしている。

今回も米軍再編に伴って3兆円の資金を日本から取り付けたアメリカ。で、貢君状態の日本。日本が自立して米国債を売却し、保有外貨をドルからユーロなどに移せば、ドルは一発で大暴落をするわけ。前に橋本氏がちょっと脅したことがあったが・・・。アメリカ人は赤字なんのその、他の国から還流する金の上にあぐらをかいている。これからは中国が10年程度のスパンで日本経済を追い越し、アメリカが中国頼みとなるであろうとの予想。つまりアジアの時代に入ろうとしているのだ。

イラク戦、牛BSE問題や基地移転に見えるとおり、アメリカの独善的自己中心はほとんどビョーキですね。幻想的世界に閉じ篭って自分勝手な論理を妄想的に膨らませている自己愛性+分裂病質人格障害です。私的には小泉氏のコメントを聞いていると腹が立つ。米国債を売り払うぞ!と一発言える政治家はいないのか!

その他、われらの昭和30年−例の『三丁目の夕日』の世界であり、何とも懐かしい。日本はどっちだ−今後の日本を占う、等々。いつもどおりなかなか面白い。

偽装建築事件

ついに別件ながら関係者が逮捕された。被害者の立場は十分理解しつつも、企業の論理の中で翻弄された姉歯氏については、なんとも一抹の哀れを感じる。仕事をなくし、妻を亡くし、家族を亡くし・・・。この世的にも罪を清算する中で、霊的にも彼が主に出会うことを祈る。

触覚の短い学生たち

本日のアドヴァンスト・セミナーでは昨日の株価の大幅安の原因について論じ合った。原油価格高騰による米国経済の失速懸念から金利上昇が抑えられ、日米の金利差が縮小するため円高になり・・・と、言いたいのだが、学生はまったく関心なし。株価が500円も下がることの意味どころか、下がったこと自体知らない。経済は「風吹けば桶屋が儲かる」の世界なのだが、その論理の連鎖が追えない。テレビも観ない、観てもギャグ連発のお笑い系。新聞は見ない、見てもテレビ欄のみ。

とにかく彼らの状態は一種の分裂病の陰性症状状態。周囲に対する関心がほとんどなく、自分の肌すれすれの事態に対してしか反応しない。ある面で不気味なのだ。ガラスのケースに入った人形のようなもの。彼らという存在に触れることができない。現実から引きこもっているわけ。何が楽しくて生きているのか。何を目的に生きているのか。まだ彼方此方でペチャクチャしている学生たちの方が健全だ。

これは実はクリスチャンも言えることで、自分の問題や信仰のあり方にとらわれている人格障害傾向のある人たちの雰囲気とソックリなのだ。関心は自己のみ。自己に触れることには過敏に反応するが、それ以外のものにはまったく関心を示さない。かくして神学の仮想世界にはまって空回りをしているオタク・クリスチャンも、わが学生も同じ匂いと雰囲気を醸している。

人間金儲けに関心を示さなくなったらほとんどビョウキと言える。社会は金の動きで理解できる。しかし彼らはアンテナが短く、世界が自分を中心としたほんの半径1bの世界。ニッポン社会もニッポンキリスト教界もこれからこういった病的傾向がますます顕著になるだろう。30歳を超えたヒッキー(引きこもり)が母親を殺して遺体を解体し、煮たり焼いたりしてゴミと一緒に捨てるといった事件がフツウに起きてしまう現状。カナリ寒い・・・。

Commented by はるえ 2006年04月27日(木)21:43

久し振りに書き込みさせていただきます!
クリスチャンと呼ばれる人たち(あ、私もその一人か)は攻撃的な人たちもけっこう多いですからね。「救われている」といいながら、その救いを実のところ生きていないのかもしれませんね。けっこう本気でコワイと思ってしまいます。

「人間金儲けに関心を示さなくなったらほとんどビョーキ」というご意見もなかなか興味深いですね。
私は投資銀行で働いているので、毎日リアルタイムの株価を見ているのですが、これがなかなかおもしろいのですよ。インサイダー情報だらけの世界にいるため、株を買うことは一切できず、むしろ実際の売買をしているLukeさんの立場が少しだけ羨ましく感じるくらいです。株=不健全というイメージがまだまだ日本ではあるんでしょうけど株を通して学ぶことは多いですし、世界も広がりますから、リスクを負ってでも一度経験してみるのもいいかも、という気はします。一つの世界(たとえば「キリスト教」の世界!)に凝り固まって健全性を失うより、全然いいと思います。株、がんばってくださいね。私なりの、長期的なおすすめ銘柄は一応ありますが・・・絶対言えません!それこそ証取法違反で逮捕!ですよ(笑)

Commented by Luke 2006年04月27日(木)22:03

おお、これは面白いコメントをありがとうございます!そうですか、投資銀行にお勤めとは・・・。生き馬の目を抜く世界で、さぞ刺激的でしょうね。インサイダーもけっこうスリルがあります、よね^^

昔(85年か?)チャーリー・シーンの『ウォールストリート』と言う映画がありました。結局インサイダーで捕まるわけですが。マイケル・ダグラスが迫力ありましたね。あんな世界にいらっしゃるわけですか。LTCMですら破綻したくらいですから、すごい世界ですよね。私などはほんのスズメの涙をポツポツと回しておりますが・・・笑。

銘柄は別として、いろいろお話を聞かせてくださいませ。ビョウキのニッポンキリスト教界はもう辟易ですので^^

サイボーグの可能性

立花隆の『プレミアム10』。マン・コンピューター・インターフェイスによって、脳とマシンを直結することにより、機械を脳が感覚のある肢体としてコントロールできるようになるわけ。かくして人間とマシンの境界線が消失する。

すると問題となるのは「自己」とは何か。少なくとも今私がこうして文章を書いている私の手は、マシンに置き換えても、「私の手」と成り得るわけ。目も人口眼球に置き換えられる。内臓も・・・とやっていくと最後は脳が残る。これを取り替えたら私が私ではなくなる。ここで養老先生の『唯脳論』となるわけ。しかし私の大脳とまったく同じネットワークとファンクションを持つICチップができれば、私はそのチップの中に生きることができる。現に人口海馬(脳の記憶装置)チップはすでに完成されている。

が、このような見解は、脳と霊の関わりを一切考えないサイエンスの世界の話。脳は電流と化学物質によって動作するが、では自由意志も物理化学現象だろうか?実は今日の講義でココを話したのですが、私たちの意志はどこから生じるのか。もし物理化学現象であれば、偶発的な電流の発生や、分子運動論的な化学変化によることになってしまう。

すると脳が自然界を理解することは、物理化学現象が物理化学現象を理解することになるわけ。もっと言えば自然界の法則自身が、自分自身を理解することになるわけで、これは明らかにおかしい。ユング派の河合隼雄氏が、主観的世界はサイエンスでは解明できないと言っていたが、鏡がなければ自分の顔を見ることができないのと同じこと。つまり自分の脳を理解することは、自分の脳自身には不可能なのだ。

また彼は自己(意識)の本質は「インテグレーション(統合性)」にあると言っていたがこれはまったくそのとおりと。分裂病などはこれが壊れるわけ。昨日の人格障害などはこの統合のあり方が歪んでいるのだ。

かくして脳の情報信号を取り出して、それによってマシンをコントロールすることはできるであろうが、そのマシンをコントロールする意志を作り出すことはできない。意志は物理化学の世界の外に存在するから。ここで魂と大脳の関わり方のメカニズムがどうなっているのか、つまり意志を持ったときに大脳に電流情報が生じるわけで、私たちの意志は物理化学的世界と関わることができる。その接点がどうなっているのか、私はこれを知りたい。

創世記2:8において、神は体をチリから造り、霊を吹き込むこと、人は生きる魂となったとあるとおり、霊と体の接点として魂が生じたわけだが、その接点のメカニズムはいぜんとして解明されていない。物質界と霊的世界の関わりは現在のサイエンスでは取り扱われていないが、私が今もっとも関心を持っているテーマである。

何ゆえに・・・

この業界、ビョウキの人が多いのでしょうか?確かにイエスは「健康な者に医者はいらない。わたしは病気の人を召すために来た」と言われました。が、それをビョウキの正当化にしてほしくはない、と私は思うのです。

病んでいる人は適切な自我を確立していないために、自分を受け入れてもらえるかどうかがすべてなんですね。彼らは自分が受け入れられていると感じて安心している間は、おとなしいのですが、いったん自分が拒否されていると(勝手に)感じると、態度や表情が豹変するわけです。かくしてネガティヴなエネルギーを周囲に発散するわけ。

このキリスト教業界、自己愛性人格障害、境界性人格障害、妄想性人格障害、回避性人格障害あたりが相当に多い。統計的には、一般社会でも10%はあるのですが、私の印象では。ニッポンキリスト教界ではおそらく30%程度はあろう。彼らには十字架を語ってもほとんど理解されない。何しろ彼らにとっては自己がすべてであるから。

かくして目が点になるような事態がたびたび起きるし、こちらも否応なしにそれに巻き込まれるわけです。ある意味、倒錯した人たちと接するときには、こちらも傷を受けることは必定なのですね。彼らと接する際にはこちらが十字架を取って降りること。決して争ってはならない。

まことにこわい存在はニ・ン・ゲ・ン。が、打たれたイエスを思うとき、何故に神は・・・と。(・・・前にも書いたっけ・・・)

 * * *

千葉の補選で民主党の元キャバクラ嬢太田氏が当選確実。これから政治が面白くなります。

Commented by タリタ クミ 2006年04月24日(月)10:16

ルークさん、こんにちは。色んな人格障害を持つ人達はどうしてそんなふうに育ってしまったのでしょうか?
そしてもう直らないのでしょうか?そうならないため、またわが子をそうしないために、注意すべき事ってあるのですか?中3の娘に頭をかかえる事がふえてきた昨今です。ご指導よろしくお願いします。

Commented by Luke 2006年04月24日(月)11:38

こんにちわ。昨日も一瞬凍りつく場面があったわけですが・・・(^^;A

そうですね、本人の意志によらない要因と、本人の意志による要因が絡まっているのでしょうけどね。分裂病などはまだ薬が効きますが(面倒な患者は薬で抑えてしまいます)、人格障害は薬も効かないし、治療はほとんど無理です。そしてもっとも根本的な問題は、彼らが自分の病理に気がついていないか、認めない点です。ひたすら自己を主張し、それが拒否されると一転して妄想混じりの恨みに変わりますから、かなりコワイわけです。で、しばしば教会ジプシーしているわけ。

育て方は、まあ、ニッポンキリスト教のCSなどは止めておいた方が・・・。教える方の教職者自身が病んでいるケースが多いですから。子供には普通にこの世の競争原理の中で切磋琢磨を受けさせることですね。旧約聖書の原則はパロの下でエジプトで訓練を受けることです。肉に仕える事ができない者に霊に仕えることなどできません。

Commented by 春野目覚 2006年04月29日(土)02:53

十字架を語ってもほとんど理解しない自己がすべての人間がどうしてクリスチャンたりえるのでしょうか?(未信者となんの違いがあるのであろうか?)

イエス・キリストの十字架の購いは自己愛性人格障害、境界性人格障害、妄想性人格障害、回避性人格障害には効果がないのでしょうか?(これって十字架の購いを貶めることになりません?)

これらの方々も『地の塩』てことになるんですかねぇ?

Commented by Luke 2006年04月29日(土)09:24

ええとですね。<主の十字架(救い/贖いの力)>と<私の十字架(救いの適用)>の違いをご理解くださいませ。

Tコリント1:18−十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。

とあると同時に、

マタイ10:38−また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない。

とあるとおりです。

病んでいる人は病んでいる自己がアイデンティティとなり、それを決して捨てませんからね。

Commented by kawa 2006年05月01日(月)13:19

未信者との結婚禁止、株の売買禁止、他宗教の仕事禁止等が純粋な対人恐怖症をつくってしまう。純粋な孤立したクルシチャン家族は霊的喜びに関しては疎く、キリストが形づくられるまで苦労が絶えることはない。

Dr.Lukeの一言映画評-アンダーワールド-

アップロードファイル 128KB午前中はプールとサウナ。午後はやや疲れていたようで、爆睡。夜はMM21で食事と映画。食事はフォー!と言ってもHGではない。ベトナム料理のフォー。麺であるが、味が淡白で、話の種だな。映画は評するまでもなく駄作。
アップロードファイル 91KBアップロードファイル 138KB(やや手ぶれが・・・)
 * * *

原油価格がついに75ドル。これはかつての石油ショック時の倍以上。G7は産油国に増産投資を要請したようだが、日本経済にもジワジワとボディブローのように効いてくるだろう。

今朝の富士山

アップロードファイル 80KB4月の下旬にこれだけキレイに見える富士山は珍しいです。

重なるときは・・・

下で長男の話をしたが、長女が今年4年で、管理栄養士の国試準備と就活に明け暮れている。今年はかなり売り手市場なのだが、学力や年収と同じく、上と下に二分化している。取れる人は内定を3,4も取るが、取れない人はゼロ。わが長女は公務員試験も目指しているのだが、もうひとつ母校の助手の採用に応募するらしい。一応学年で4番の成績なので、十分射程内にあるらしい。条件を見たが、給料もかなりイイし、勤務時間も何と8:30から4:30まで、賞与は6.5ヶ月!いまどきこんな仕事はありません。早速"Anything You Ask".道は開かれるでしょう。

物理学論争

長男が受験準備をしており、物理について質問を受けた。バネの垂直単振動において力学的エネルギー保存則を考える際、重力のポテンシャルエネルギーはどうなるのか、と言うもの。見かけ上出て来ないのです。小生は「それは無視していいんだよ」と答えたが、理由を聞かれて「はて、どうしてだっけ」と詰まってしまった。とにかくそう理解していたから。

で、昨日物理の先生に質問すると「いい質問ですね」と言われてしまった。実は簡単なことで、釣り合いの位置を基準に取ると、重力のポテンシャルエネルギーはキャンセルされるわけ。本日息子相手に証明して見せて、メンツを保ったと言う次第。

実は、裏話ですが、予備校の先生の間では子弟を互いにお願いし合うのですね。数学の先生が英語の先生に、またその反対にと・・・。予備校にも学費の子弟割引があるので、助かっている。かくして私が教えている校舎で息子も受講しているわけ。まれに自分の子供のクラスを担当する不幸な先生も出てくるのだが、これは実にやりにくい。まあ、公立の高校教師の力はほとんどゼロだから、こうやって自衛策を取る必要があるわけ。

かと言ってチャーチスクールだのはやめた方がよい。子供にニッポンキリスト教の閉鎖社会で生きるだけにさせて、その人生を棒に振る覚悟があれば別だが・・・。

なお、このページで物理の実験ができます。

Plein Soleil・・・

午前中に講義を終え、今iTuneから軽快なJazzが流れております。6F窓からは千葉の緑地帯の向こうに工業地帯が一望でき、陽の光が燦々とブラインド越しに差し込んでおります。金曜日の午後はなんとも気持ちのいい時間。頭をボーっとアイドリングして、明日は何の映画を観ようかと、ふわふわとしているわけです。Alain Delonではないが、"Plein Soleilだ・・・"

かなり疲れた・・・

本日は予備校での講義。大学とはテンションがかなり違うため、けっこう疲れる。ですので、もう寝ます。

内海信彦展

私の同僚の同氏の個展があります。絵画に関心のある方はどうぞ。先鋭的かつ迫力のある作品です。

内海信彦展/4月24日〜5月6日@GalleryK

ダイエットのわけ

ええと、BBSでややお叱りを受けてしまったようですが、まあ、大目に見てやってください^^私は酒は少量しか飲まないのに、なぜか中性脂肪が高く、やや脂肪肝なのです(そう、大の甘い物好き)。この高脂血症はメタボリック・シンドローム(代謝異常症候群)の原因なのです。これは成人病とか生活習慣病と言われており、50を過ぎると致命傷になり得るのです。というわけで、神の宮であるわが肉体をメンテする必要があるわけです。で、本日は約1,400Cal程度。ほとんど糖尿病食。

 * * *

講義は2週目に入っており、そろそろ学生とも顔なじみになってきたわけで、この辺からけっこう楽しくなるのです。1年生はまだまだ高校4年生、いや、小学13年生なわけで、可愛いものですが、実にうるさい。150名ほどのクラスですが(全クラスでは700名位になりますね、予備校なら3,000万取れるのだが・・・)、あっちでピーチク、こっちでパーチクと。しかし、まあ、自己紹介で「歳は50です」と言うと、「うっそー、わかーい!」とか、ネタで「唐沢寿明は僕の従兄弟だよ」とやると「すご〜い、ほんと似てる〜」とか言ってくれるので、そこそこ勘弁してやっていますが^^

 * * *

しかしBBSのスパムがうっとおしいですね。何かイイ対応はないものか・・・?

大学というところ

朝300Cal、昼400Cal、夜は500Cal程度で、空腹感はグラニュー糖でだます方法を始めてから、あっと言うまに68.5Kgまで落ちました。ついでに大学の周囲を空き時間にウォーキング。わが大学はキャンパスで鶯が鳴いているわけ。桜並木はもう散りましたが、なんとものどかな所です。独身時代の61Kgは無理としても、65Kgまでもって行きたいと・・・。

 * * *

最近は大学生も手取り足取りの指導(と言うよりは「おこもり」)が必要でして、今年は私も3年生の担任をしております。で、そのクラスで何をやろうかと考えたすえ、株式投資を教えることにしました。要するに社会に出るための一般教養を仕込むわけですが、ただそんなことをやってもこちらも面白くない。と言うわけで、経済のイロハから始めた次第。株は政治・経済・社会と、あらゆる事象を含むのですね。

で、本日は金利と為替と株価の関係を話してきました。新聞記事をネタにして、学生たちとディスカッションするわけで、これはなかなか面白いゾ♪まあ、これが大学の好いところでして、好きなことをやったりしゃべったりで、給料を貰えるわけ。私はニッポンキリスト教式の献金などで食べさせてもらうつもりはまったくないわけで。とにかく楽しくやりたいことをやると・・・。楽しくないことはしたくない。単純に生きているわけです。

しかし長期金利が2%代、原油が70ドルに乗りました。ニッポン経済は順調と日銀短観でも言っておりますが、本当に大丈夫でしょうか?やや気になります。

I Stand In Aweの日本語ヴァージョン

ができました。とてもおごそかな曲です。ワーシップのボタンで聞くことができます。(→ここでもOK)

淡々と・・・

アップロードファイル 13KB午前中はいつもどおりプールとサウナ。2,3月にやや体重が増えたので、またダイエットにいそしんでいるが、空腹感がキツイとイライラして、結局お菓子類をつまんでいる自分に気がつく。これは大脳がグルコースを必要としているため。ちょっと考えて、グラニュー糖をお湯に溶かして飲んでみた。するとこれがバッチリ。腹は一杯ではないが、イライラ感がピタリと止まって、ホッとする。これでパウロではないが「貪り」から解放された。

午後は軽く読書で過ごし、夜は「みなとみらい21」のワーナー・マイカルで映画。ハリソン・フォードの『ファイアウォール』。かつての『エアフォース・ワン』のネット・ヴァージョン。ヨタヨタ・パパが家族を守る。チネチッタは全国一の客動員数のようだが、ここも中々イイ。食事もショッピングもかなりgood。夜の港町はなかなかイイ雰囲気。これから夏にかけてじっくり開拓しよう。(長女はこの辺が遊び場だとか・・・)

かくして私はこれまでどおり淡々と生きるぞ、兄弟。

感謝です

わが兄弟の件について、このBlogでも、メールでも祈りの励ましをいただいて、本当に感謝いたします。これだけ覚えていただけるとは、予想外でした。いや、私の信仰の領域が小さいだけのですね。彼は主に愛されていると感じております。私的には最善をなしてくださる主の御手にお委ねするのみです。

前期開始

アップロードファイル 871KB今週から新入生を迎えて、新しい年度が始まった。かくして回り出すと3ヶ月はあっという間です。時間よ、止まれ、とも思うのですが・・・。(YAZAWA風で^^)

 redeeming the time, because the days are evil.(NKJ)
 時を贖い取りなさい、今は邪悪な時代だから・・・

古くて新しい問題-三位一体論-

今週のメッセージではヨハネ福音書の「言」について語った。言(ロゴス)は子なる神であり、肉体を取られてイエスとして、神を証しされた。死と復活ののち、肉体(復活の霊の体)を持ちながら御座に上られたが、同時にいのちを与える霊として(閉まった部屋にも入ることができたように、物理的に時間と空間に制限されない存在)、御霊によって私たちの内に住まわれる。父・子・聖霊は互いに区別され同時に同在される3つの方であるが、本質を共有する(ホモウシア)ひとりの神である。まあ、これが普通の理解なのだ。

エホバの証人では、「イエスは神の子であって、神(エホバ)ではない」とし、イエスの神格を否定し、また「聖霊は神の力である」として、聖霊の神性と人格性を否定するわけです。アームストロングは父・子・聖霊は神の家族のメンバーであると言います。またウイットネス・リーは、「子は父であり、子は聖霊になった」とし、普通の三位一体論に挑戦する。リーはウォッチマン・ニーの後継者を自称するが、「体にはサタンが住む」など、多分に自分由来のものを混ぜている。彼が再建主義の富井氏のサイトでも取り上げられていて、富井氏はサベリウスの様態論としている。これはまったくそのとおりと思います。

で、面白いことは、再建主義によると、神の三者は「存在論的には三」、「契約論的に一」であって、「存在論的な一」ではないと主張しています(「本質において一」ではないと言うことでしょうか?)。またキリストは肉体をもって天におられるのだから、私たちの内に存在論的におられることは不可能であって、契約論的におられるだけであると。ほお、と新しい発見に感心していますが、「契約論的内住」とはどういう意味なのでしょうね?

同様に私たちもアダムの中に契約論的にいたのが、今やキリストの中に契約論的に置き換えられたとするのですね。再建主義のキーワードは「契約論的」。これは前に律法について対話したときと同じです。私的にはヘブル書にあるとおり、「アブラハムがメルキデクに十分の一を捧げたとき、十分の一を受けるべきレビも捧げたのだ。なぜなら、レビはアブラハムの腰にいたからからだ」という論証をそのまま理解しますが。レビはアブラハムの生殖細胞(DNA)を存在論的に受け継いだわけですから。私はアダムのいのちから、キリストのいのちへの転換。キーワードは「いのち論的」です。

三位一体論―これはなかなか古くて新しい問題なのです。私的には淡々と御言葉を語るのみですね。

・はじめに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。・・・言は肉となった・・・
・あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられることを、自分で認めないのですか。――あなたがたがそれに不適格であれば別です。
・神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。

スペクトル分解

長男が高校の数学教師と話したら、その教師は行列のスペクトル分解を知らないことが分かってしまった、と報告してきた。私的にはむべなるかな、なんですね。高校教員の実力がどの程度のものかはよく知っております。

スペクトル分解は線形作用素の働きを視覚化する最も基本なのですがね・・・。線形系システムの解を求めるときにも、さらには非線形システムの解を線形近似によって求めるときにも必要不可欠なんです。しかし高校教師はそれを知らない。

以前にも物理の教師がやや複雑な合成関数の微分ができなかったそうだが、ニッポンの公教育はほとんど自滅寸前にあるのです。

良い死を迎えるために生きること

わが兄弟が、残念ながら、医師から見放されました。転移が複数臓器にあって、打つ手なし。医学的には3-6ヶ月です。自己を主張し、自分の選択の刈り取りとは言え、これから厳しいです。主の前でどのような時を過ごすか。その意味では長さの問題ではなく、質の問題です。これは私たちも同じこと。私たちは一見期限は切られていないようですが、いずれはその瞬間を迎えるのです。覚えていただけますと感謝です。

Commented by Luke 2006年04月08日(土)21:43

またしばらくここのカキコも内容など考慮したり、頻度も控えたいと思います。

Commented by エスプリ 2006年04月09日(日)15:06

>転移が複数臓器にあって、打つ手なし。

そんな時こそ、イエスが最も近くにおられる時ですね。
99%方向を間違えていたとしても、最後の1%で主に向かえば、100点以上となる人生が、まだまだ待っていますよね。最高のフィナーレが迎えられますよう、ご兄弟の為に、又ルークさんの為に祈ります。

Commented by うさぎ亭主 2006年04月14日(金)17:49

遂にそうなりましたか・・・しかし、リバ新に載っていたあの女の子の心臓は、「次の誕生日は迎えられないでしょう」と言われていたのが、医学的には「絶対あり得ない」「完全治癒」を果たしたそうです。「タッチ!」も有名牧師の按手も受けていない、ただひたすら皆で祈っていただけと伺いました。「ひとが弱いときに主は最も強い。」「主は最善以下のことをなされない。」祈ります。敗北に見えても、いえ、そんな時ほどイエス様の勝利がやって来る。万一肉体の癒しがなくても、霊とたましいは癒されて、主とともにパラダイスに居られるよう、祈りつづけます。とにかく祈ります。

ぼろぼろブッシュ

イラク戦争は世界の平和のためでもなく、大義のない、要するにやりたかったからやっただけ。私はずっと前に、ブッシュよ、神の裁きがあるだろう、と言ったが、真実が次々に明らかになっているだ。アメリカと言う国の本質は、WBCのアノ何とか言う審判に象徴される。(→記事

 * * *

ぼろぼろなのはわが国の民主党も同じだが、小沢氏が選ばれた。私的にはぜひ一度やらせたかった人物。顔で女性票を失って損しているが、実力はある。主張は『国家の品格』の路線。つまり武士道。人の心を改革すると言っているが、はたしてどうやって?かなり期待している。

またも珍説が・・・

ユダの裏切りはキリストの指示によるものだった!?(→記事1記事2

氷に乗るキリストに、ユダに指示するキリスト。座布団10枚かな^^

人生の分岐点

50歳と言う年齢はある種の分岐点かも知れない。元NHKアナの池田裕子氏が乳がんで死亡。けっこう長く闘病生活を送っていたようだが、残念なこと。享年49歳。かつて私が懸念した逸見正孝氏も48歳で。このところ私の周りでも癌にかかる人が続出している。癌は初期発見できればほぼ100%治る。恐るべき病ではない。自分は大丈夫という思い込みを捨て、常に監視しているべきなのだ。常に最悪を想定していれば、後はもうけもの。私はいつもこのスタンスでいる。

 * * *

先に懸念したとおり、産婦人科医がゼロの地域が生じた。(→http://www.excite.co.jp/News/society/20060406185521/Kyodo_20060406a428010s20060406185524.html)自分の権利主張や恨み晴らしのために、医師を訴えるなどは結局は自らの首を絞める。個人情報保護法とかで、今回病院にお世話になったが、受付で「お名前をお呼びしてもいいでしょうか」と問われ、ビックリした。自己実現のために子供を生まない女性が増えているようだが、いずれ自分の首を絞める。

世の風が「自己に仕えること」に吹いているのだ。自己に仕える結果は寂しいもの。かくして自己をすべての中心に据え、当たり前が当たり前でなくなりつつある今のニッポンも、ある種の分岐点を迎えているのだ。これから100年後、いや10年後が怖い。

ちょっとハデか・・・?

春ヴァージョン化したのですが、配色が・・・。ちょっと疲れたので、また後で・・・。

Commented by ブヒ Eメール 2006年04月06日(木)16:58

こんにちは〜!!
いやぁ・・・びっくりしました・・・(*_*)!!
遅ればせのお誕生日おめでとうございます〜!!を
と思って来たら・・・春ですね〜(*^^)v

いろいろありまして、ただ主のみ手に感謝してます!!
問題もすべてが主のみ手だと・・・!!
ガイヤ婦人のようには中々いきませんが、起こる事すべてに感謝したいと無理やり思う日々!!
でも、やはり「問題」は感謝なんですね〜〜!!アタフタしないように主を見上げるようにしてますが、その側からアタフタと・・・(>_<)
ニー兄の「霊の開放」を読んでたら益々そう思えるようになって来ました・・・感謝です!!

桜、こちらもようやく8分咲きになりました。。(*^^)v
明日のブログは桜特集にしようかと思ってます〜!!
では、ルークさんを通して今後益々主のお働きが拡大しますように〜!!!

Commented by Luke 2006年04月06日(木)17:44

驚かせてすみません^^
このくらいならいいかなっと。

Commented by ブヒ Eメール 2006年04月06日(木)21:50

とてもきれいな春になりましたね〜!!
先ほどのは強いピンクでびっくりしちゃいましたが、今度はとてもステキな春色です〜(*^^)v

座布団3枚!

キリストが水面を歩かれた奇跡は、実は氷に乗っていただけ!?(→記事

まあ、信仰がない人はこう説明するしかないのでしょうね。しかしまっとうな海洋学者が発表するこういった珍説を神はどのようにご覧になるのでしょうか?私的には「冒涜だっ!」と言うよりは、表題のように流しておきますが・・・^^。

Dr.Lukeの大腸鏡検査体験記

ついにその当日。腹はもう完全に空っぽ。朝9時から開始。お尻に穴の開いたパンツをはいて、ベッドに横たわり、点滴を受ける。やがて医師が点滴に鎮静剤か、麻酔薬を少々入れると、軽く頭がボーっとしてきた。「始めますよ」の声で、グニュっとファイバースコープが入ってくる。

目の前にモニターがあって、我が腸の中が良く見えている。「今、直腸通過。・・・はい、ここがS字結腸です。」このあたりで痛みが出たので、それを告げると、医師は「曲がりが強いですね」と言いつつ、ぐいぐいとカメラを揺すぶる。腸管をまっすぐにするためだが、「おいおい、腹の中をかき回すなよ」と思いつつ耐えていると、やがてそこを通過して、下向結腸に入る。

画面はきれいな粘膜を映している。「これが我が大腸壁かあ〜」と感心しながら眺めている。で、カメラは横行結腸を通過し、上向結腸にたどり着き、ついに小腸からの出口にたどり着く。医師が「ここが虫垂への入り口です」と教えてくれた。

「では、これからファイバーを戻しつつ、診ていきます」というわけで、ずるずると引き出しかかった。途中大腸壁の皺を伸ばすために空気を入れて風船のように膨らめて、中を洗浄しながら丹念に観察していく。私も目を凝らして見ているが、きれいなものだ。・・・で、ついに直腸まで戻り、スポッと抜いてお仕舞い。

この間約20分程度。「きれいですね、何もありません」とのドクターの声を聞いて、やれやれと・・・。かくしてクリアなものでした。

帰りに美味いものをたらふく食べてやろうと思っていたのですが、腹が空気で脹れていて、食べ物が入る余地がなく、そのまま帰宅し、空気の抜けるのを待って、カミさんと和食の新鮮な刺身料理を食べてきた次第。

いやあ、美味い物をおいしく食べられることの幸せを感じました。やんわりとした日差しの中をぶらぶらと三ッ池公園の満開からやや散り始めた桜を眺めつつ、主はもうしばらく生きる時間を下さったことに感謝した次第。竜介さんは50歳目前で逝ってしまいましたが、私はあす無事に50歳を迎えることができそうです(ただ、わが兄弟のことが思い浮かびました・・・)。以上、Dr.Lukeの大腸検査体験記でありました。

なお大腸がんについてはこちらをどうぞ。

Commented by はちこ URL2006年04月04日(火)20:37

良かったですね!
私の方も無事に終わり、結果は全てノーマルでした。
私は鎮静剤で寝ている間に全て終わってしまい、前の晩から絶食だった以外は楽なものでしたが、大腸の方が前日の処理が辛そう…

明日はお誕生日なのですね。おめでとうございます!! 50歳。ヨベルの年ですネ。主がルークさんの人生を通してさらに大いなる御業を見せてくださいますように! 奥様にもよろしくお伝えください。(^^)

Commented by Luke 2006年04月04日(火)23:16

あ、はちこさん、ありとうございます。
Blog拝見しました。お互いにもう少し生きていられるかな?
これからもよろしくどうぞ^^

Commented by ひろこ 2006年04月06日(木)14:29

 昨日はお誕生日おめでとうございました。50歳とはお若くていいですね。健康診断も異常なく、ばりばり働けてこの世でも、霊の世界でも、主とともにご活躍ください。
 ちょと待てよ。早くログハウス作ってひきこもりたいのかな?

Pennyさんの見送り

朝6時半に出発して成田まで。この時間だと高速もスムーズで8時過ぎには着いてしまった。名残を惜しんで彼女と別れ、私はそのまま大学へ。いよいよ新学期が開始。で、明日の検査に備えて、本日はほとんど絶食。ウイダーゼリーだけで過ごす。

夜はスクリット(経口腸管洗浄剤)を1gの水に溶かしたものと、お茶1gを交互に2時間かけて飲む。味がやや塩気があり、とにかく2gを飲むわけで、けっこうキツイ。江戸時代の水責めみたいに腹が脹れる。で、これからやく10回以上にわたってトイレへと駆け込むことになった・・・。

本日のメッセージ

もPennyさんにお願いしました。御言葉を互いに、また自分自身に語ること。御言葉の力を知ることができれば幸いです。

夜は、Pennyさんと数名で中華料理を。あすから私はほぼ絶食になるので、やや多めに食べておく。

ご紹介-脳と仮想-

アップロードファイル 5KB下の桜はイイでしょう?私たちはこのような雰囲気に包まれるとき、そのクオリア(ある種の質感)を味わうことができます。脳が現実と触れるとき、言語や数式に収まりきらない「何か」があるのです。これがクオリアです。数学を用いて現実を記述するとき、何かが零れ落ちるのです。本書は、このような脳と現実との関わり方、クオリアの生成するメカニズム、さらに仮想と現実の問題を論じています。

信仰、すなわち神と私たちの関わりも同じなんですね。言語によって神をいかに正確に記述し、神学の体系を作り上げたところで、そこにはイエスの魅力と香りはありません。人間の言語からもれてしまう要素、それがイエスのクオリアです。それはいのちとも言えます。

禅学の大家鈴木大拙は芭蕉の句

 よく見れば、なずな花咲く、垣根かな

と、テニスンの花を取って、分解して、花の精緻な作りを述べた文章を比較して言っている。東洋的姿勢は対象(なずな)と一体になることであるが(主客不可分)、西洋科学では対象と自己を切り離し分析することにより、いのちを殺すのだ、と。

私たちはいのちに触れるとき、それが自然のものであっても、神のクオリアに触れるのです。それが私たちを癒し、私たちを生かします。キリストのいのちはどれほどに私たちを生かすことでしょう。無益な議論や論争に明け暮れるキリスト教から離れて、イエスのクオリアを楽しみましょう。

あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。

桜@三ッ池公園(3)

アップロードファイル 584KBアップロードファイル 589KBアップロードファイル 588KB

最後です・・・

Commented by ひろこ 2006年04月03日(月)21:41

 びっしり咲き誇っている桜ものすごいですね。
主の作られたこの桜、我が家の前の小さな公園の桜、今年も見ることできて、よろこびです。私いまも生きているのです。花の心がしみとうるごとくにおもいます。

桜@三池公園(2)

アップロードファイル 597KBアップロードファイル 527KBアップロードファイル 599KB

つづき・・・

桜@三ッ池公園(1)

アップロードファイル 574KBアップロードファイル 386KBアップロードファイル 533KB

日本人はやはり桜というわけで。今日は7-8分。

DVD版ベン・ハー

アップロードファイル 89KBご存知ウイリアム・ワイラー監督、チャールトン・ヘストン主演のアカデミー賞大作。値段は7000円ちょっと。やや高いと思っていたら、DVDが4枚。何と『ベン・ハー』にはいろいろなヴァージョンがあるのです!2枚はワイラー・ヴァージョンですが、1枚は何と1925年のサイレント・ムーヴィ。監督や俳優はまったく知らない名前でした。残りの1枚は特典映像。

で、これが面白い。チャップリンの映画みたいに動きがチョコマカしており、時々に台詞の字幕に切り替わるわけ。多分弁士がしゃべっていたのでしょう。ところが台詞がない場面でも、何となく台詞が聞こえてくるような感じが面白い。それでも例の戦車レースの場面は迫力があり、よくできています。画像は白黒と思いきや、青だったり、赤ぽかったり、時にフルカラーになったりでこれも面白い。ワイラー・ヴァージョンもデジタル処理されており、映像がvividで美しい。

私は『パッション』はついに観なかった。その露骨さが嫌なんですね。自己憐憫を煽るような感じがするわけ。主の苦難はどんなに血が飛び散る場面を描いても、決して私たちには分からないのです。対して『ベン・ハー』では、彼の人生の背後に摂理的にタッチするキリストを描いており、私たちの人生と重なります。旧約聖書ではルツ記やエステル記。神はご自分を隠される方であり、派手な聖霊派的パフォーマンスを好む方ではない。聖書自体も感情表現を排して淡々と神を記述する。

私たちも人生のあらゆる場面で、この隠れた、そして私たちのすべてに配慮して下さる方のタッチを感じることができれば幸いなのだ。今、高3になる長男がはまりつつあり、これも摂理と感じている。

お薦めです。