* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
ドクターKさんの「みことばざんまい」に驚愕の世界の記事があった。驚きますね。
でも、このような倒錯が倒錯と感じられるうちはまだイイ。最も深刻なのは病識を喪失し、倒錯と感じられなくなる状況である。ドクターKさんも、パーパス・ドリヴンだの、パワー・フォー・リビングなどの"おかしさ"を指摘されているが、少なくともこれらについて疑義を呈しているのは、私たちくらいであろうか。ニッポンキリスト教一般には歓呼の礼をもって迎えられている。
おかしいと感じなくなること―これがもっとも重篤なのだ。キルケゴールでないが、"死に至る病"はクリスチャンと呼ばれる人々が、リバイバル音頭のバブル踊りで霊的不感症となる中で、着々とこの業界を犯している。
自教会でもパワー何とか・・・沢山購入し、
サァ、これをみんなで未信者にプレゼントしましょう!
学びに用いましょう!等等、平気でやっております。
おかしいと感じる人は変人扱い・・
とてもキリストの使徒の群れとはそぐわない
事が毎週行われている?どこもそうなんですね・・・
エッセンスをそこから学ぶのみなら、
まだ使いようもあるが、今の教界は本まで偶像、
神学書、注解書までも偶像になってるのを
まざまざと見せられる事が多い。
新改訳だけですか?なんと傲慢な聖書解釈でしょう。
聖書の権威すら失いかねない事態です。
人の作り上げた完全さ(実はもちろん全く不完全)や
基準のうえにたつ聖書の権威付けや解釈。
命がけで守った古の預言者、新約の時代の
使徒が泣くっちゅうの・・・
悲しい、さみしい現実です・・・
新解釈聖書?新改悪聖書?日本聖書緘口令?
怖い怖い!!!
ぼんさん、パワー何とかがもしパワーフォーリビングなら、それを教会が購入したのですか?
お金を払って・・・?
あの本は無料配布です。
献金も受け取らないはずです。
パワー・・・支持者ではないですが、
事実確認を教会にされた方が良いのでは・・・。
すいません。わたしの間違いです・・・
そのパワー何とか・・です。おっしゃるとおり
ただなので、それではぜひ注文しましょう!と、
成ったのです、はい・・・
それまでは周りの出方を伺っていて
皆がOK!(主に教団、〜委員会の判断)なら、
即自分も・・そういうえげつなさが
大嫌い!です・・・
自ら検証することもせず、人の判断、権威に
おもねる、追随するような信仰姿勢に
これが主の体なる教会か?とルターの宗教改革を
与えられたプロテスタントの意気はどこにあるのか?
なんて思っちゃいますねー。
でも結構、いいですよ、といわれる方がおおくて
へぇー!という日々です・・・
私のように小さな事を目くじら立てて荒立てるのは
異常なんだそうで・・・
まあ、内容はごくフツーのトラクトでしょうね。が、おっしゃるとおり、それに対するニッポンキリスト教のあり方が???なわけです。これが霊験あらたかにも、日本にリバイバルを起こすとか?あのね、何事にもショートカット(近道)あるいは魔法のステッキなどはありません。といっても毎度のことではありますが・・・。
朝鮮総連の件では東京地裁が627億の返還判決。対して元公安調査庁長官は「守ってやるべきだ、と私の心の琴線に触れた」、一方の元日弁連会長は「敵であった元長官が理解してくれて心強いと思った」とのこと。うーん、ワケが分かりません。このオッサンたち、何をコソコソしているのだろうか?
と言うわけで世の中の悪事は密(ヒソカ)に行われるわけですが、見かけ上密であったほうがよい業界もあります。帰宅途上の車の中で観た「クローズアップ現代」で、あのZARDの坂井泉水氏の特集。何と驚いた事に90年代のアーチストで、シングルの売り上げが、安室奈美恵やドリカムを抜いて1970万枚のNo.1だとか!?結構な歳のオッサンが涙を流している光景があったが、いやあ、私はまったく知りませんでした。もっとも私の青春は山口百恵の引退と共に終わっておりまして、その後は音楽は消耗品でしたから。
で、講義でもちょうどアイドルが作られる病理について説明したのだが、その題材にネットで調べた坂井氏を用いていた。一つは時代のニーズがあること。つまり欲求不満とか不安を抱えた大衆の存在。二つ目に、大衆の欲求を投影されるべき、ある意味で無色無臭のキャンバス的存在である事。坂井氏はほとんど表に出ずに、その神秘性が各人のイメージを膨らませ、個々の欲求の投影スクリーンとしての条件を満たした。加えて、ある種のセックスアピールがあること。坂井氏は40歳と言う年齢にも関わらず、声も容姿も少女のような可憐さを持っていた。かくして大衆はアイドルと自分を同一視してアイドルの活躍により代償満足を得るのだ。・・・と言ったことを講義では説いたが、NHKではさらに、坂井氏を不安な先の見えない"時代の伴走者"であったと指摘していた。坂井氏はもしかすると意図せざるしてアイドルにされたのかもしれない。
つまりアイドルが出現する時代とは、大衆が抑圧され、不安と恐れが満ちている時代なのだ。古くはヒトラーを生んだのは、第一次大戦後の賠償金支払いで、年に1,000%のハイパーインフレを経験してたドイツであった。ケネディもベトナム戦争でゴチャゴチャ荒れていた60年代後半の米国で生まれた。小泉氏も90年代の日本ではこれまでにないアイドル性を持ったキャラだったわけで、大衆はその幻想的な期待を彼に託して、結局は裏切られることになる。
ところがその後を継いだ安倍氏は、何しろ私と同世代の谷間世代。これといった特徴もなければ、主張もないし、腕力もカリスマ性もない。きわめて影の薄い世代なのだ。しかし見かけだけはリーダーシップを取らないとと言うわけで、国会会期に対して無理な法案を羅列して、強行採決のオンパレード。どうも彼の淡いアイデンティティを、これらによって何とか確保してやろうと言う魂胆が見えてしまう。ここまで来ると、彼を見ていて、ややハラハラしてきた次第。神経が持つのかな、と。
ひるがえってキリスト教界では、この夏再びベニー・ヒンが来日するらしいが、まあ、ニッポンキリスト教もこういったアイドルの周囲に群がる人々が多いわけで、これは裏返せば、彼らの不安と恐れを証明しているに過ぎない。「リバイバル音頭」を叫ぶ人々を見ていると、ある種の悲壮感を覚えて、安倍さんが強行採決で自分を際立たせようとしてる様とまったく重なって見えるのだが、これは私の目が曇っているからだろうか?彼らや安倍さんが叫べば叫ぶほど、その内実の空虚さだけが明らかになってくるのだが・・・。ベニー・ヒンやチョウ・ヨンギに倣いたい牧師もいるそうだが、何とも虚しい限り。
そして何よりも、アイドルの最期は、尾崎豊にしても、坂井泉水にしても、あまり健やかなものではないことは覚悟したほうが良いでしょうね、これらのセンセイたちは。何故ならそれは神の立場に自らを置くことだからだ。真に神を畏れ、神で満たされるならば、アイドルなどは不要。自らもそういった露出場面からは身を引きたくなるもの。下で紹介されたJ.N.ダービーなどは写真がほとんど残っていないほどに露出を避けたのだ。アイドルとは人間による人間のための究極の自作自演であり、自分の髪を引っ張って空を飛ぼうとするようなもの。
かくして人間からの良き評価は神の悪評であり、逆もまた言える。前にも書いたが、げに不可解にして、恐ろしきは、ニ・ン・ゲ・ン。
ベニー・ヒン・・・また来るって?
飽きもせず招く人がよくこんなにもいるものだ!
ショーですよ!ショー・・・
ショー、ショノトーリなんて聞こえそうです。
駄洒落かッ?
まぁ同じようなレベルだと思うんですが、
金粉云々、金歯が云々・・・・とかを思えば・・・。
いつから歯科医のセレブレーションに成ったんでしょうね。
クリスチャンのイメージは?
ある人がポツリ言う
『うそっぽい。偽善者。キモイ。』
我々は、現実を直視する必要があるようですね。
クリスチャンだから安心、信用できるという幻想は持たないほうがいいようです。
クリスチャンだから、というのは疑ったほうがいい。
ヒンさまとその取り巻きの方々は自分が何をしているのかわからないのですね。冷静に考えれば、ニッポンリバイバル祭りは北のマスゲームのようなものかも。
やや言葉が過ぎました。 汗
おっしゃるとおりですね。表と裏の乖離は、表が華々しく綺麗であればあるほど、裏は・・・です。
まあ、アイドルはヒン様のみでなく、この世での有力なタイトルを持っている人とかも、ソレを演じることができる人、あるいは好きな人がなるわけで・・・。人寄せパンダになりたがる人はいつの時代も、どこにでもいるのです。自覚がないと言うか、病識のない人は如何ともし難いものです。
どうもニッポンキリスト教は、トンでもない方向へと曲がり角を曲がってしまったようです。
昨日の「サンデープロジェクト」によると、現在アメリカがイランの核開発に因縁をつけ、最悪の場合、イラン攻撃をする可能性もあるわけだが、そもそもイランに原子炉を提供したのは米国だったそうだ。70年代にイランからの留学生をMITが引き受け、ノウハウを教育し、しかも原子炉も提供したようだ。当時はイランはアメリカ側から見て、仕える存在だったわけ。その中心に何とチェイニーがいたと!?
ところがその後ホメイニ師が台頭し、核はイスラムに反するとして、核の研究を凍結。留学生もイランを離れ、ほとんどがアメリカに移住。そしてイランイラク戦争、湾岸戦争、イラク進攻を経て現在にいたるわけだ。そもそもイラクのフセインを育てたのはアメリカであり、さらにアルカイダを育てたのもアメリカ。この大国の二枚舌は、今回の北朝鮮のバンコ・デルタ・アジアの凍結解除の密約と送金にFRBが絡むことでいかんなく発揮されている。
そのアメリカに政治的・軍事的・経済的に去勢されたわがニッポンでは、公安の長官が朝鮮総連のビルを担保に数十億の借り入れをしたことが発覚。さらには現役公安の職員が朝鮮総連に便宜を図っている疑惑も浮上。自衛隊からの機密情報の流出は当たり前になったが、公安よ、おまえもか、と言いたいわけだ。
この去勢された国は主権国家たりえず、二枚舌の大国にペコペコするのみ。何とも情けない国に成り下がったものだが、やはり一度ポシャル必要があるのでしょう。わが国のカプセル化され、アメリカ発の"預言者"だの"使徒"だのにおめでたくものせられて"リバイバル音頭"を踊るニッポンキリスト教界と共に・・・。
迷子になった時、あちこち動くとかえって迷いが深くなります。日本社会もキリスト教界も、何だかそんな感じがしています。ゼロクリアして、原点に戻って、じっとする必要があるのかもしれませんが、Lukeさんの物言いは危険人物とされるでしょうね、業界で商売して方々からすれば。
TOWSの要点を2時間でまとめていただきました。題して「契約の子孫」と「預言者の子孫」です。神のすべての約束と契約はキリストにあってアーメンとされました。キリストは神のアーメンであり、この方のいのちとなされた事がすべて私たちのものであることを見るとき、私たちは自分がどのような存在であるかを知ることができます。
TWOSは聖書のパースペクティヴを得る事ができるコースです。そして同時に神から直接に語っていただける訓練をも得ることができます。神と私たちの間にいわゆる預言者などは不要です。今日自称預言者や使徒には十分すぎるほどに注意を払うべき時代です。
なぜなら聖書は『それらの日の後、わたしが/イスラエルの家と結ぶ契約はこれである』と、/主は言われる。『すなわち、わたしの律法を彼らの思いに置き、/彼らの心にそれを書きつけよう。わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となる。
彼らはそれぞれ自分の同胞に、/それぞれ自分の兄弟に、/「主を知れ」と言って教える必要はなくなる。小さな者から大きな者に至るまで/彼らはすべて、わたしを知るようになり、
わたしは、彼らの不義を赦し、/もはや彼らの罪を思い出しはしないからである。』」
神は「新しいもの」と言われることによって、最初の契約は古びてしまったと宣言されたのです。年を経て古びたものは、間もなく消えうせます。
と語っているからです。王なる方、祭司なる方、そして預言者なる方が私たちのうちにおられるのです。今日特別の"油注ぎの器"が必要でしょうか?もちろん不要です。
まず今週の主日のフェローシップの光景のビデオ映像です。
明日はThe Way of The Spiritのカンファレンスです。Pennyさんにリードしてもらいます。現在日本の各地で学びをしておられる方々のために、いつもどおりネットでもお聴きいただけるようにします。
<脱宗教>、<脱いわゆるキリスト教儀式>を英国のノーウィッチでは実行しています。何しろ日曜日のいわゆる礼拝をしていませんから。礼拝に出席するしないはクリスチャンの歩みにとって本質ではありません。まあ、牧師の懐具合には影響するでしょうが(笑)。
主イエスはこう言われました:
婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。・・・しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。
礼拝の場とは、私たちの至聖所である霊なのです!ここで親しく主イエスとお会いし、甘い交わりを持つ事ができるのが、新約のクリスチャンの特権です。Mr.Sugarが言われるとおりです。
Commented by ぽん 2007年06月16日(土)22:20霊と真によって・・・
この言葉ほど現実的には
非聖書的にされた?という言葉は無いかも
知れません・・・・
神様は人を通して働かれる・・・・
これも時々聞きますが、意味が・・・????
人を通してという意味。霊によって、
御霊によって、という意味さえ
この国では違う意味にされている・・・
新しい注解書が要る。クリスチャン用語と
聖書の言葉の乖離を結ぶための意訳辞典が必要だ!
また、一言多かったかな・・・
何しろ日曜日のいわゆる礼拝をしていませんから。
実に興味深い記事です。
かのダービー兄は、毎晩パンを裂いていたようですし、日本でも平日の夜から日曜の夜までお構いなしでパン裂きに与った先輩等がいます。
小弟も、そのような事実を存じ上げてから、毎晩のパン裂きを楽しんでいます。
突然のコメント乱入、失礼とは存じますが、興味深い記事でしたのでつい。。。
初めまして。
集会系の方でしょうか?「ブレザレン」とお呼びしても良いのかな?ダービーやマッキントッシュなどの先輩からは多くの学びをいただき感謝です。
以前、「恩寵」というblogをやっておられた方では?
違っていたら、ごめんなさい。
>>
何しろ日曜日のいわゆる礼拝をしていませんから。
>>
ちょうど日々の礼拝のことをっしみじみ思いめぐらせてもおり、大変興味深く読ませて頂きました。
すみません。恩寵の方では?と思ったのは、「読者」さんのことです。
Commented by 読者 2007年06月18日(月)18:29あ、どうも読者です。
すっかりお見通しのご様子ですね。
私も興味深く思っております。
礼拝は、いつでもどこでもという主義です。
ほお、こういった歩みをされている方々がいらっしゃるのですね。私はいわゆる主日礼拝などは、3,000人教会だのを建てるべく野心に満ちて、献金で食べている御仁のためのご都合によるものと考えております・・・。
Commented by 読者 2007年06月18日(月)21:56いやあ、引っ張って申し訳ないですが。。。
いるんですよ。密かに。
この手のお集りは決して表面には登場しませんが、結構な数います。外から見れば「密会」のようにして夜な夜なパンと杯に与るわけです。ま、人数は一人だったり、せいぜい10人程度でしょうが。
主日礼拝なんてのは、まあ面倒なことを膨大なエネルギー費やして(ついでにお金もかけて)いったい何が楽しいのかわかりませんが、水面下での密会は楽しいんですな、これが。
これは励まされますね。神の前での大衆には隠された歩み、魅力があります。
Every Blessing!
最近やや疲れが溜まっているため、昨晩は10時に就寝。お陰で本日は体調がスッキリ。この歳になると12時を超えると実につらいものがある。福島の山小屋のMr.Sugarは7時か8時には就寝、3時か4時に起床だそうだ!うーん、憧れる!で、来週はお邪魔する予定。
午前中はいつもどおり『ぶらり途中下車の旅』を観た後、プールとサウナ。前は近間なのに車だったが、最近は歩いている。この時期、三ッ池公園の緑が濃く、実に気持ちがイイ。午後は映画。映画館の席に座ると、何とも言えずくつろぐのだ。つまり他に何もできなくなるため。逆説ではあるが、人はある意味で拘束される方が解放されるもの。作品は『ゾディアック』。69年全米を震撼させた猟奇的殺人事件。奇妙な暗号による犯行声明が有名。日本の酒鬼薔薇聖人事件でも本件がモチーフになったと言われている。警察も迷宮入りと匙を投げるも、新聞記者と風刺漫画家があくまでも追及する。かくして真犯人を追い詰めるが・・・。後はご覧下さい(ネタばらしするなとの声がありますので・・・汗)。
あのニクソンのウォーターゲート事件も二人の新聞記者が真実を追って、その全貌を暴いた。ケネディ暗殺事件でも地方検事のギャリソンが真実を追った。その途中、彼らは定石どおりそのクレジットを貶められ、社会的に抹殺される事もあった。これが告発者の運命である。日本でも田中角栄事件でも立花隆氏はその真実を暴く事において、命をかける決意をしたのだった。実際ケネディ事件でも、田中事件でも証人が何人も死んでいる。まあ、ローカルチャーチやクリスチャントゥデイでは命までは狙われないとは思うが・・・。
帰宅後、バルコニーで日光浴と筋トレ。胸と大腿と上腕を。筋肉がパンパンに張って風呂にザブンと入ると、これが実にサイコウ。で、今風呂上りのビールでホッと抜いているところ。夏の温泉は何処にしようかとツラツラと考えながら・・・。
エホバの証人の教会が放火されたが、信者の女性の犯行と判明(→記事)。夫が破門された事に対する逆恨みによる犯行。怖いですね。多分、自己愛性人格障害や妄想傾向を持っている人でしょうが、こういった病気の入ったとの関わりでは、リスクを必ず負います。アメリカあたりでは精神科医師やカウンセラーでも、クライエントから虐待されたとかで訴えられる事もあります。私もニッポンキリスト教との関わりを得てからと言うもの、静謐な生活がかなり乱されております(汗)。嗚呼、早いところ山に篭りたいものだ・・・。
朝鮮総連のビルの処遇を巡って、元公安調査庁長官だの、元日弁連会長だのが、裏で何かをしているらしい(→記事)。公安と言えば、日本社会の安定に寄与すべき最も根幹の組織だが、それが何ゆえ朝鮮総連の便宜を図るわけ?これは下手すれば、立派な国家背任にもなりかねないのではなかろうか?かく言う私もかつて8年越しの裁判で、長銀だの、三菱信託銀行だの、日商岩井だのにデモをかけたとき、ちゃんと公安の監視下に置かれたのだ。彼らは密にカメラで狙っているわけ。
一方ではアメリカ政府が北朝鮮のバンコ・デルタ・アジアの凍結解除を密約していたばかりか、ロシアへの送金に際しても米連邦準備銀行が協力しているとか!?何じゃ、これは!?金さんも体が悪いとか、もう死んでいるとか言われているようだが、どうも解せない動きが日米でなされている・・・。
で、わが国では年金問題ですったもんだしているが、テレビに映る安倍氏の表情がどんどん冴えなくなっているのが気になる。松岡さんの亡霊に憑かれているような・・・。前に安倍氏は参院選まで持つかどうか、危ないと予測したが、支持率低下も著しく、起死回生の策もないようで、どうも私の予測どおりになりそうな気がしてきた。やはり福田さんあたりにやらせればよかったのだ。目先の人気を追うと結局は失うのだ。
さらに近間では、クリスチャン・トゥデイの創始者ダビデ張氏の前歴について、同紙の高柳社長らは、張氏は過去において一切統一協会の信仰を持ったことがないと主張しているのだが、何と張氏は統一協会機関紙『統一信仰』の記事にされているのだ。その訳文を山谷少佐が紹介しているので、こちらでもリンクを張っておきましょう(→記事)。高柳氏はこの記事は統一協会側の工作であり、張氏を貶めるために仕掛けられたものであるとすら言っているのだ。30年後を見越しての、なるほど立派な工作ではある(笑)。
これからは日本人も少しは見る目が出ますかね・・・・
うーんどうだか・・・
本日は無事講義は終了。後ひとつ会議が入っているが、一応また1週間が終わった。で、ちょっとコムスンの折口会長がキリスト教徒とのことで、関心を持って、グッドウイルのサイトを見ていたら、これが実にイイことを書いているので、紹介しておこう(→グッドウイル・サイト)。
ちなみに現在こう着状態にあるクリスチャン・トゥデイの社訓は「しかりはしかり、否は否とせよ」なのだが、どちらもどうも社訓を自ら裏切っているような・・・汗。たぶん彼ら自身は分かっていないのだろう。病識の欠如は如何ともし難いものではある。
しかしこれで福祉現場がますます厳しくなることだけは避けて欲しいものだ。
相変わらず、耳聞こえのいい事を
言ってますねぇ・・・・・
まぁ、何を言うのも自由な国ですが。どうも・・・
ましてや、「クリスチャンとして」などと・・・
言われてしまっては、どうしたらいいものやら・・・
日本の教界全部リセットってなふうにでも成らん限り
ダメでしょうね!
の前に、週刊文春によると、あのコムスンの会長様は何と、キリスト教徒のようだ。田園調布に90坪の家と、320坪の土地、さらに軽井沢に2500坪の別荘、外車は20数台。それで毎週近くの教会の礼拝に出席されているとか!?いやあ、これみんな介護保険料の上がりなんでしょうね?かつて日本で最初のエイズ患者もキリスト教徒、支援者から数億を借り倒して自己破産した何とか大臣の奥様もカトリック教徒・・・。やれやれ。
(私も結婚した当初1ヶ月だけ、田園調布の豪邸に住んだのだ。本籍も田園調布だったが、その後移してしまった。田園調布に残しておけばよかったかなあ・・・)と言うわけで、本日の一冊は、ここでも何度(こちらとこちら)も紹介しているリチャード・ドーキンスの『神は妄想である-宗教との決別-』。TIME誌での論争も紹介したが、彼はあらゆる面から徹底的に神の不在を証明しようと試みる。
実は私もキリスト教は大嫌いであるし、キリスト教徒はけっこうビョウキが入っている、と前から何度も指摘しているので、ドーキンスの論にはかなりアーメンなのだ(無神論の論証に対して、「アーメン」は不適か・・・?)。独善的キリスト教の異常さはまったくドーキンスの指摘するとおり。これが現代社会の病理のルーツであると言う。
確かに創造科学などの狂信者や、人工中絶を行う医師を殺す原理主義者、さらにテレビで金を巻き上げるテレンヴァンジェリトを見ていると、ドーキンスがこれほどにムキになる理由も理解できる。科学と神が切り離されている現代では、創造科学などはまともな科学者は相手にしないだろう。またドーキンスが好きなジョン・レノンの『イマジン』の世界のように、宗教がなければどれほど地球上は平穏になるだろうか?かくして私も脱宗教には大いに賛成であり、現代のキリスト教などはいっそのこと消滅した方がよいとすら考えている。
BUT、私と彼との違いはひとつ―神はいます。すべての根源である、ありてある方は、まさにいます方。極私的にはキリスト教などは消滅しても一向構わない。日本が1%の壁を越えるか超えないかなどはどうでもよい。無意味なキリスト教徒を増やしたところで、問題が次々に出現するだけだ。また狂気の入った神学などが滅び去ることもまったく問題ではない。ありてある方は、私たちが何をしようとしまいと、ある方だから。
昨日書いたとおり、神学は護教論と論争論に分かれるそうだが、別に護教する必要もないし、論争する必要もない。私たちに必要なのは神学でもなければ、キリスト教儀式でもない。ただ、キリストと言うお方だけ。この方はドーキンスがいくら論証しても、不在とすることはできないのだ!私たちの信仰とはただ一点:キリスト・イエスその方のみ!ペテロはこう言っている:
心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。
そしてその希望とは
Commented by Luke 2007年06月14日(木)21:59
ついでに >かくして私も脱宗教には大いに賛成であり、現代のキリスト教などはいっそのこと消滅した方がよいとすら考えている。 文芸春秋の季刊夏号「心の時代を生きる」に、有名著名人が「神や宗教」についての論考を載せています。 他ならぬ神御自身を宗教化しようとしたところに、キリスト教が最も悪しき宗教である因があると思います。 アメリカ建国の父トマス・ジェファーソンは、なんと「キリスト教はこれまで人類に投げかけられたもっとも倒錯した体系である」と言ったそうです(私と同じことを言っている!)。確かに、キリスト教は倒錯していますし、キリストご自身とはまったく違うものと化しているわけですが・・・。 その人が真のキリストに従う弟子かどうかは >全ての教団教派は一度なくなって、全て個人の なんだか宗教と信仰の違いも分からない方が多いと思います。あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です。
世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。それは神の知恵にかなっています。そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。
とあるとおりですね。ところが今の伝道は、人の知恵でなされているのですから、何ともな自己撞着ですね。ニッポンキリスト教はこの自己矛盾にも気がつかないほどに病が進行しているのです。
激しく同感致します。
キリストは真理でありますが、この世は真理に耐えられない。なぜなら、自分の積み上げてきた真善美を疑問視されるから。宗教という形であれば、この世の片隅に存在することを許し、ある程度の賞賛と利益を与えるものです。他ならぬ神御自身を宗教化しようとしたところに、キリスト教が最も悪しき宗教である因があると思います。
(そういう意味で、仏教や儒教の方が健全にさえ思える)
参考にはなりますね・・・。でも、闇を増す事によってキリストの光を隠そうとしているようにしか、私には感じられません。
<ところが今の伝道は、人の知恵でなされているのですから、
十字架の真実の前では、人の知恵ほどむなしいものはありませんね。
(そういう意味で、仏教や儒教の方が健全にさえ思える)
宮内さまのコメントに、とてもすうとしました。仏教や儒教が嫌いではないので、なるほどと思います。やはり、神御自身は在って在るお方、何故、その畏れ多いお方を人の思いにまで引き下ろすのか、この世は真理に耐えられない。アーメンです。
でもこうして同じことを感じておられる、主を愛し、主を求める兄弟姉妹がいることは励ましですね。
実を持って判断する他無いでしょうが
「実」とは何か?で、また分かれる訳で
なんともかんとも・・・・
全ての教団教派は一度なくなって、全て個人の
信仰に戻した方がいいのではないですか?
どんな小さな根で、どんなに土の上はきれいで
花を咲かせていても、地下にある根が腐ってるなら
いつかその実も茎も花も種子もくさるはず・・・
元から立たなきゃダメ!でしょう
>信仰に戻した方がいいのではないですか?
これは大いに賛成します。いずれ主の前に立つ時には、ペテロのように、「あなたは・・・どうでしたか?」と主に問われるのですが・・・。この時には教団がどうの、先生がどうの、とは言えないでしょう。
何とかヒルトン嬢は「以前よりは私は宗教的になったと」。
え、宗教的ってなんなの?
また「刑期は神からもらった試練のようなもの」と言っているとか。
神は、あなたに罪を認め悔い改めて欲しいと願っているに気付いていない。。。
アカの他人の小生には良く分かります。
先に同名の本を紹介した。ネットと言うメディアにより、誰でも、例えややビョウキの入った人でも、それなりの発言ができ、専門家を気取れる社会だ。
本日の『クローズアップ現代』によると、アジアでのパイロット不足を補うために、採用条件を緩和し、従来コーパイまで3年、キャプテンまでさらに10年かかったシステムを、2.5年と5年とするシステムに変えるらしい。約半分の期間で機長が誕生するわけだ。そして給与も従来の半分だとか!?まあ、これまでが2,000万円を超えていたので、半分でも1,000万円である。
で、そこに登場したパイロットの卵が面白い。フリーターに、ホテルのカウンターマンに、畜産の研究者だとか・・・。パイロットと言えば、超専門職で、エリートだったが、それもどうも大衆化するのだろう。
かつてスチュワーデスもハイヤーで送り迎えされた時期があったが、今や時給1,000円の臨時雇いもあるらしい。わがマンションは羽田に近いためにパイロットが何人かいるのだが、彼らも今やタクシーで行き来しているようだ。
航空大国アメリカでは、過当競争が激しく、弱小の航空会社だと機長自らが荷物の積み下ろしをするところもあるらしい。が、そういった会社はやはり事故率が高いのだ。
ここでも昨日も書いたが、パイロットと言う一種のギルド社会での職人的プライドと品質を担保された時代から、単なるサラリーマン的なパイロットの大量生産時代に変わりつつある。下手をすると粗製濫造もあり得るわけだ。かくしてこの業界もフラット化するわけで、多分にモラルの低下によって、事故や問題が今後増えてくることだろう。
そしてこれはキリスト教界でも同じ。先に紹介した佐藤優氏の著書によると、カール・バルトも西洋キリスト教の失敗はコンスタンチンによる世との結合にあると指摘しているらしいが、まさにそのとおり。黙示録にあるペルガモ(結合の意味)の教会は世との姦淫を犯した教会だ(→教会歴史について)。
かくして現代のニッポンキリスト教を見てみれば明らかなとおり、あなたは神のVIPだ、として人を喜ばせ、人を気持ち良くする、人に媚びる、動機においてかなり疑問を持たざるを得ない伝道がなされつつある。1%コンプレックスの裏返しなのだが、これが実に大きな罠であり、商売をしたい牧師や自己栄光化の霊に酔っている人々にとっては実に魅力的なのだ。
前々から指摘しているとおり、キリスト教徒を増やしても何らの意味もない。しかし古のローマでおきたように、今後下手をすると"キリスト者"の粗製濫造が起きてくることであろう(塩野氏は「ローマが融解した」と表現している)。彼らが神の名によって社会を運営する光景などは考えただけでゾッとする。そしてこれはかの佐藤優氏も大いに懸念することなのだ。
ちなみに佐藤優氏も現在のキリスト教のあり方には大いなる疑問を覚えているとのこと。キリスト者を自称する人の高いところからの発言と偽善性がたまらなく嫌なのだとか・・・。
彼によると神学とは、ひとつは「護教論」であり、ひとつは「論争論」であり、その究極は、相手は異端、自分は正統と主張する先鋭化に至ると。けだし名言だ(笑)。が、今後これが起きてきますね、流れに従わない者はカルトであり、異端であると・・・。
本音を語ると、私はニッポンキリスト教の今後に対しては、ある種の恐れを覚えている。表が綺麗に見えるほどに、実に不気味にして怖い世界になり得ると感じているのだ。これは理屈ではなく、私の霊的生理的感覚である・・・。
『文藝春秋七月号』にある記事。ニッサンのカルロス・ゴーン氏の改革が挫折しているとのこと。下の記事と関係するが、要するにコミットメントと称する収益目標の達成をすべての物差しとした結果、生産ラインでの人間関係が壊れてしまい、中には生産中の車を蹴飛ばしたり、ペンキで落書きをするケースもあるらしい。
昔は高卒レベルの職工を、現場の監督が公私にわたりメンドウを見て、10年がかりで育てたのだが、今はそれがない。寅さんの義弟のヒロシをメンドウ見たタコ社長のような存在である。かくしてニッサンは一時はV字回復したものの、その後は低迷。ゴーン氏の手法は日本では無理があることを露呈した。
私は前から、日本人はアメリカ型新自由主義的な会社経営には耐えられないと指摘しているが、ニッサンの事例で十分であろう。昔は藩(これは実は江戸時代にはなかった称号だそうだ)のお抱えになり、現代は会社のお抱えになることによって、アイデンティティを得ていたからだ。
そもそも個がない日本人にとって、そのフレームを失うことは自分を失うことである。その意味で終身雇用制度は日本には不可欠なのだ。ただし、年功序列は不要だろう。人間関係の中から物を生み出すのが日本人である。人間関係が切れた会社は日本では結局成立し得ないのだ。日本人よ、グローバルスタンダードなるアメリカの独善に騙されるのはもう十分だろう、と私は言いたい。
世界を制したミス・ユニバースの森理世氏を育てた母親の言葉が、このところ久しく聞けなかった言葉で、実に新鮮だった。曰く「根性・忍耐・努力」−これで世界を制したのだった!
Commented by DJ Jerry Eメール 2007年06月13日(水)02:06自分は自分でありたい。そう思いつつ、今日も満員電車に揺られ、会社の歯車となって働く。その虚しさ、無念さ、苦しみ、悲しみ。そんなものとは無縁の連中が国会議事堂にはたくさんいるような気がする。金よりも、効率よりも、もっと大切なものがあることを忘れている連中が。
Commented by エスプリ 2007年06月13日(水)06:40久しぶりの書き込みですが、毎回楽しみに読ませていただいています。
>そもそも個がない日本人にとって、そのフレームを失うことは自分を失うことである。
と言う事は、「教会(組織)」というフレームは、日本人キリスト教徒にとって、必要不可欠である事を意味している事ですよね。
あ、お久しぶりです^^
いえいえ、教会(エクレシア)とは理事会があって、委員会があって・・・、といった組織(フレーム)ではありません。キリストのいのちをインプラントされた人々そのものが教会ですから。この「教会」と言う訳語が悪いですね。
クリスチャンが本当のアイデンティティを知れば、そういったフレーム(教団とか、何とか連盟とか、何とか議会とか・・・)は一切不要となるはずなのです。フレームに頼らなければならないあり方はまさにアイデンティティの脆弱性を証明しているわけです。
唐突とも思えるウォレン・リヒテンシュタイン氏の突然の記者会見。相次ぐ企業買収は日本の経営者と株主を教育するためなのだと息巻いておりました。あの方よくよく見ると青い目の村上氏に見えてしまうのは小生だけでしょうか。
Commented by kenji 2007年06月13日(水)07:45企業価値=時価総額ですか?
あの松下幸之助さんは、モノを創る前に人を創ると仰った。幸之助さんも草葉の陰から日本の現状を嘆いて見ておられることでしょう。
このスティール何とか言う投資企業も臭いですね。村上氏に似ていること、同意です。しかし三角合併が可能となっていますから、10兆円未満の企業は皆狙われるわけです。日本人にとっては企業は株主の物ではなく、その従業員の人生の場ですが、アメリカ的には単なる買収と売却の対象に過ぎません。よほど防衛しないと、日本はほんとに食い尽くされますね。
Commented by エスプリ 2007年06月13日(水)19:06>この「教会」と言う訳語が悪いですね。
ホントですね。このコメントだけでも、Lukeさんとずれてしまっていますもの。^^
私の中では「教会=フレーム 教会≠エクレシア」の意味で使っています。フレームが必要な日本人のアイデンティティには、自分がどこに所属しているか?その所属している組織が如何であるのか?その所属しているグループの流れに自分は沿っているか?が最大の関心事になっています。多様性が排除される瞬間ですね。
あ、なるほど。分かりました^^
そうですね、今の理解の仕方では、教会=フレームですね。内村鑑三がいわゆる教会を嫌い、エクレシアを求めた気持ちもよく分かる気がします。
帰宅途上の車の中で観ていたNHK『クローズアップ現代』でレポートされていたネットカフェ難民。20台から30台が6割近くを占める、新しいホームレスの形だとか。驚きましたね、聞いてはいましたが、その実態に。時給800円の日雇い仕事で、アパートなどを借りられず、寝泊りは1泊1,200円程度のネットカフェで。
昔は田舎から出て来ても、あの『三丁目の夕日』のように、住み込みで家族同然の生活を送り、その中で手に職を付けて自立して行ったもの。現在はそのような人間関係が切れてしまっている。長女の会社は某大企業なのだが、話を聞くと、結局人事構想がすでに正社員と時間雇い社員とでまったく違っている。正社員はコストが高いため、残業を減らし、そこに時間雇いを補充する構想なのだ。よって時間雇いのレッテルを貼られた者が正社員になることはほとんど無理だ。一度落ちたら這い上がれないことが最も問題だが、結局這い上がってもらっては企業としては困るのだ。
かくして個人の価値がすべて仕事生産性に置き換えられ、企業の論理に貢献できる部分だけが買われる。GDPは3%近い伸びを示しているが、これはマクロな統計であり、この数字を生み出すために、ミクロなレベルでいかに多くの人間性疎外が起きていることであろうか。聖書の黙示録にあるバビロンには宗教面と経済面の二面性があることを前から指摘しているが、後者においては
その商品とは、金、銀、宝石・・・小麦、家畜、羊、馬、馬車、奴隷、人間(原語:魂)である。
とあるとおり、人の魂が商品とされる。この御言葉も間違いなく成就しつつあるようだ。
(影の声:もしかすると牧師たちが自分の教会の信徒数は何千名とか誇ることも、実は魂を商品としているのかも知れませんね。これは恐ろしいことだとおもうのですが・・・)
本日の精神保健学の講義にて、相変わらずガヤガヤとうるさい連中(小学13年生)を、時にどやしつけ、時に慰めつつ、話を進めていた。
で、自己防衛機制の「反動形成」に入り、「しばしばやたらと腰の低いヤツとか、表面がソフトな人物は、内に敵意とかプライドを隠し持っているんだよ」と話すと、いつも一番前に詰めている丸刈りの学生が(と言ってもトラックの運ちゃんなどを経ているため25歳だとか、中々面白いヤツなのだが)、「じゃあ、先生はけっこうやさしいんだ」と叫ぶので、「何でだ?」と聞くと「だって先生、強面だからさ、全日本プロセスみたいだから・・・」とのこと。
なるほど、学生にはそう映っているわけか、と納得した次第。全日本プロレスとは面白い感性であるが、実はずっと前には「唐沢先生は、絶対ホモだ」と噂が立ったこともある。つまりけっこうマッチョに見えるようなのだ。「マッチョ=ホモ」。これも何とも困った刷り込みではあるが、しかし学生諸君とやり取りするのはけっこう楽しいのだ。しゃべって稼げる仕事もありがたいものである。
* * *
福祉の現場が寒い状況であるのは、われわれの常識であり、CMで「コムスンの力誓いぃ〜」とか、若い女性がやっていたが、あれは前々からインチキだと指摘していた。ジュリアナ東京からどうしてこの業界へとも思うが、彼は防衛大学から商社入りした人物だそうだから、ある意味何でもアリなんだろう。が、彼も国家が投げ出した荷物を引き受けてしまったのだ。
しかし福祉で儲けるという発想は絶対にハズレである。30歳前後の福祉関係者の離職率がこのところ高くなっているのが実情。福祉の現場にまともに関わるならば、スタッフの側が参ってしまうのだ。学生でも実習に出かけて帰ってくるとその現場のショッキングな光景により、立ち直るのに数ヶ月はかかる。何を隠そう、わが管理栄養士の娘も老人ホームを見たショックから解かれるのにけっこうかかった。
人間にとって人間の真実を直視することは、かなりシンドイのだ。これは私も寿町にいた時に散々に経験した。精神科の病棟なども同じ。かくして福祉現場のスタッフや精神科の医師で心を病む人々が実はけっこう多い。福祉を受けるべき人々や精神科の患者さんの秘めたネガティヴなエネルギーをまともに受けるからだ。彼らの破壊力は、時に自分自身を、時に他人を破壊する力を持っている。
今回のコムスン事件はまさにその病理が噴出している。老人大国かつ福祉国家ニッポンの先はかなり暗いことは、少しでも現場を知っている者であれば容易に分かること。で、かく言う私はやはり若者を相手にしていたいのがホンネ。
この国は本当にヘンな国になりました。
マトモな人が変質者で、変質者がマトモであるかのような、思わず絶句してしまうようなヘ理屈が通るようになってきています。これは、医療行政(これまた、聞きたくもない程低俗な考えの行政側と社会主義的考え方を最善とする地域医師会が牛耳ってます)だけででなく、各界にも当てはまるのではないでしょうか。
貴兄ご指摘の「倒錯した社会」です。本当にうんざりです。駆け込み寺となるべきニッッポンキリスト教界は論外ですから、どうしようもないですね。
給食費や保育園の費用を払わない親。かと思うと、昨日のTVで、親がわけの分からんクレームをつけてくるので、教師がノイローゼになって辞めていくケースがあるそうです。で、弁護士に相談できるシステムを作ったとか。
その訴えがなんともで、「うちの娘は箱入りだから、絶対にケンカさせないことを念書に書いてくれ」とか、「うちの子はケンカして学校に行きたくないから、相手の子にも学校に行かせないようにしてくれ」といったものだそうです!?
低い山から高い山を見ると低く見えて、高い山から低い山を見ると高く見えるのが、昨今のニッポンのようであります(@@)
為政者の責任は大きいです。
また、そのような人材を選んだ国民も・・・
何か法律を変えたり、新しくするたびに
どんどん悪くなってるとおもいます・・・
緒論は論じ解説できても、トータルで指針を
示し、引っ張る人材、希望を与え
いい意味で馬の先に餌を見せつつ、励ます
馬子のようなリーダーがいませんね。
互いに外からやいのやいの言うだけで
汗を流す人がいない。
出来ないならむしろ黙っていてもらった方が
いいのに、そういう人、団体に限って逆に人の足を
引っ張る発言をしたり、邪魔をする・・・事が多い!
キリスト教界もそんな感じです・・・
ジュリアナから和民へ事業譲渡。
介護ってぐるなびの世界ですか。
こちらは経営者がクリスチャン。
(だからどうなの?)
http://www.j-longlife.co.jp/company/index.html
居酒屋風がいいか教会風がいいか。介護もいろいろ。