最近の日記

諸行無常-馴れることの代償-

昨日は「慣れること」だったが、今日は「馴れること」。先に紹介した元ライブドア取締役の宮内さんの本を一気に読了した。もちろん彼の目から書かれているとは言え、ホリエモンと言うキャラの問題点が次々に暴露されている。単純にして野心家。やや自己愛性人格。典型的な金の亡者である同時に、目立ちたがりにして、遊び好き。

彼は球団買収あたりからマスコミで騒がれ、その快感を覚えてしまったようだ。そしてニッポン放送に敵対的TOBをかけ、フジテレビから和解金をせしめ、同時に個人的にもライブドア株を売って百数十億を手にしてからはもっぱら芸能人などと遊びほうけていたようだ。そしてそのピークが例の衆議院選。当時は本当に総理大臣になると考えていたらしい。

これ以降、ほとんどビジネスに対する意欲を喪失し、この頃から宮内さんがその立場上、実質的にライブドアを指揮らざるを得なくなったとのこと。ところがいざ裁判になったら、ホリエモンサイドはそれを口実に、すべては宮内が独断でなしたことと言う構図をでっち上げたようだ。かくして自身は知らぬ存ぜぬで押し通していることはすでに知られているとおり。宮内さんから見れば、ある意味ババをつかまされたわけ。

彼の拘置所での生活記録もあるが、あそこはやはり相当に堪えるらしい。自分でも反省しているが、結局彼の良心はまずいことをしていると薄々はわかっていたようだ。しかしそれに触れないようにしていたらしい。かくしてホリエモンとその他のスタッフがみな互いに馴れ合ってしまった。これで時価総額7000億の会社が一挙に吹っ飛んだ。

当時、ちょうど再建主義絡みで、新自由主義あるいはリバータリアニズムの話題がここでも展開していたが、その裏事情が詳細に見えた。ホリエモンも自分で言ってたようだが、諸行無常、栄枯盛衰、奢れる者久しからず。人の道に反するとどうなるかを絵に描いたような実話ではある。これ映画化すると面白いかも。

Commented by Luke 2007年04月16日(月)23:45

ついでにあのとっちゃん坊やの村上氏。こいつは顔に似合わず実に悪い(いや、女性諸氏は顔で分かっていたらしいが・・・)。ホリエモンにフジテレビ株を買い占める提案をして、株が品薄になるや、自分だけ高値で売り抜けている。ホリエモンは人がイイわけで、この官僚上がりのとっちゃん坊やに見事に食われている。灘高から東大へ、そして官僚、と言う連中はどうもね。安倍さんが天下り問題、本当にやれますかね?

過去ログでのホリエモンについては
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=700
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=702
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=1357

村上氏については
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=1061
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=1637
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=1643

どうでしょう、細木数子程度には当たっているでしょう^^

慣れることの恐れ

日本社会への警告で宮内さんが、慣れることの恐れに警鐘を発している。確かに90年代以降、あの宮崎勉による事件を始めとして、この手の犯罪が増えているが、私たちはあまり驚かなくなっている。

無感覚。これもひとつの心を守るための自己防衛機制である。今日のメッセージでも語ったが、牧師が覚醒剤に手を出し、女性を投げ落として殺す。しかし、この業界、あまり驚いてはいないようだ。いのちの歩みにとって無感覚は致命的。臭い部屋に長くおれば慣れてしまう。タバコを吸う人も一度ヤニで汚染された肺の病理標本を見たらよい。

バブル崩壊以降、日本は変わった。ニッポンキリスト教も大いに変質した。お笑いで福音を語るとか、「10分毎に笑いを取る説教をするためのセミナー」とかに2-300人の牧師が集まるのだ。イエスの十字架の福音を笑いのネタにすると・・・。慣れてしまうとこれが当たり前になる。人が救われればなんでもよいと。人に媚び、人をおだてる伝道。参加者の動員数で神の祝福を計る教会や聖会。しかし「キリスト教徒になること」と「キリスト者になること」の間には致命的なギャップが存在する。

倒錯が倒錯でなくなることに無感覚になること−今後この世も、ニッポンキリスト教界もこの病状がますます深くなるだろう。対策は−タバコの煙から離れること。すると鼻は元に戻る。騒がしい処を避けること。すると耳も繊細になる。主もしばしば大衆から離れ、ひとり山に篭り、父と交わったのだ。・・・いわんや、私たちを哉。ニッポンキリスト教から離脱するためにアーサー・ホーランドのようになる必要はありません。普段着の普通のオジサン・オバサンのままで退きましょう、父との交わりの中へ。

主の家の大庭にいる一日は千日にまさる。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年04月16日(月)08:18

ベニーヒンが君が代を歌わせたりしても、誰も異を唱えないし、確か今年は東京でやるんでしたね。カエルをいきなり熱湯に入れると暴れるが、水に入れて少しづつ熱すると、気持ちよくご臨終されるそうです。気持ちよくなりたい人たちが多いです、私の周囲にも。

Commented by kenji 2007年04月16日(月)18:08

イレズミ牧師にも慣れてしまいました。(汗)
人を外見で判断してはいけないわけです。
神は心をご覧になるから。

さて、牧師が信徒をレイプする。
レズやホモの牧師。
クリスチャンの一家心中、離婚など。
よくある話じゃないかぁ。

Commented by ICHIRO 2007年04月16日(月)20:25

嗚呼、私も狂ってしまいそう、、、汗

「聖書的」と言う罠

よく言われる、「この教えは聖書的、あの方法は聖書的・・・」と。しかしこの単語ほど罠になるものはないだろう。山暮らしのM.Sugar氏がチャレンジを与えている。ポイントは「聖書的」にあるのではなく、そのお方なのだ。そのお方を外したものはすべてフェイク。「罪」の意味は「的外れ」とは誰もが知っている。が、その的とはいったい何なわけ?バプテスマの方法、集会のあり方、賛美や奉仕、教会のあり方、それともホーリネス?

あるチャレンジ by Mr.Sugar

夕映えの富士

アップロードファイル 41KBアップロードファイル 36KBアップロードファイル 53KB

結構美しい・・・

Commented by よしふみ 2007年04月14日(土)22:07

3月.4月あたりが最高の写真月だと私は思います
私が好きなのは、モノクロネガのほうですが…。
今頃の、晴れの日、
AM11:00〜12:00の間の太陽の傾き加減を
楽しむのが最高です
キャノンF-1・Fd28mmを片手に
町並みを歩く
ふと心にとまったものを
じっくりと時間をかけて見つめて
撮っていく

昔そういうのをやっていました(学生写真家)

Commented by よしふみ 2007年04月14日(土)22:09

カメラ片手に
独りで町並みを散歩、、

でも今、そういうことをやってたら
変態あつかいされますから、、、、

やな時代です、、、、
昔はおおらかでよかった

Commented by Luke 2007年04月15日(日)09:45

そうですね、カメラ・ファンには窮屈な時代になりました。あやしいオタクみたいに見られるわけで・・・。私はSonyの超薄型で、胸ポケットに納めていますが。これビデオも撮れるのです。

Dr.Lukeの一言映画評と本日の一冊など

午前中、やや遅めにプールとサウナ。今日は暖かくプールが実に気持ちのイイ季節。午後は昼を取りながら、映画。チネチッタのイタリアンの店だが、何とマスターやウエイトレスの大半がイタリア人。そのせいかかなりノンビリだ。味はもろイタリアン。日本人向けアレンジなし。オリーブオイルの使い方が現地のまま。チネチッタ自身もイタリアンな空間で、なかなか気分もイタリア。

アップロードファイル 27KB映画は『サンシャイン2057』。紹介はこちらを。要するにVFXを駆使したSFだが、シュールで抽象的でよく分からん。「人間は所詮チリなんだ!」と叫ぶのは聖書の影響?自己犠牲がテーマと言えば、言えなくもないが。日本人の真田広之が英語も台詞もそこそこだった。『エイリアン』と『2001年宇宙の旅』を足して2で割ったような・・・。と、あまり評することはない・・・。

アップロードファイル 3KBで、本日の一冊は、ライブドアの宮内氏の『虚構』。彼は検察のストーリを早々と認めて再出発を図っているが、それに沿った内容。多分自分では書いていない。ゴーストライターの臭いがする文章。彼の目からみたライブドア内部の真実。この手のノンフィクションは相当に好きだが、時代の寵児の栄枯盛衰はけっこう興味がそそられる。彼の逮捕はちょうど私が再建主義の富井さんに絡まれた頃で、アイオーンの話がここでも展開していた時期、懐かしい。キーワードはホリエモン・ワールドと社会の間の齟齬。ノリは学生のサークル活動だが、その病理はある種のカルト的要素がみられるわけ。

 * * *

アップロードファイル 113KBボディビルのマシンが中途だったので、最後まで仕上げる。かなり大げさになったが、使いこなすまでがやや大変か。しかしこのパンプアップした筋肉のハリが何とも言えず、快感。

「言ってること」と「やってること」

山谷少佐の元に執拗にまとわりつく韓国クリスチャン・トゥデイ・ジャパン。これ自体、される方からすれば不気味なわけだが。それにしても韓国CTの日本版があるわけで、高柳氏の日本のクリスチャン・トゥデイとどんな関係にあるのか?前者は韓国語だから、韓国の人に日本のキリスト教会を報道しているのだろうか。

それにしても少佐のBlogによると

本日、韓国クリスチャントゥデイ日本支局の徐辰和記者(彼女は宣教師でもある)から、仲介人の太田晴久少佐に対して、「金徐山谷会談」の設定を要望する電話があったとの由。

先方の要望は、金往眞記者、徐辰和記者、山谷、そうして仲介人の太田晴久少佐の四人のみで会談し、録音は一切無し、というセッティングである。

と少佐の元にまたも会談の申し出あったようである。しかしこの人たち、何ゆえにこれほどに「秘密裏の交渉」をしたがるのだろうか?高柳氏らがキレてSola Gratia Blogを立ち上げたのは、少佐の会談テープの公開によるものだろうが、どうしてそれを表に出されたらまずいのだろうか?私などはどんどん表にするタイプだから、ローカルチャーチから粘着されるわけだが(笑)。彼らのこのような姿勢が疑惑を膨らめていることに思い至らないらしい。不思議な人たちではある(自分を相対化できないわけ)。まあ、要するに少佐の口を塞ぎたいだけ。これはローカルチャーチでも同じで、例えば次のような恫喝がなされる(→こちら)。

山谷さんはきっぱりと断られたとのこと。賢明である。彼らの条件を飲んでで物事を進める必要もないし、それで訴訟するならばむしろ少佐にとってはすべてを広く光の下に置くチャンスともなる。この訴訟をちらつかせながら、一方で秘密裏の交渉をする彼らの振る舞いを見れば、彼らの「何か」が十分に現れているわけ。彼らの「言ってること」ではなく「やってること」で判断すべきであり、これはカルトと付き合うときに特に重要。例えばエホバの証人などもギリシャ語までも駆使して、表の論理はきわめて緻密に組み立てられている(議論用のマニュアルがあるのだ)。その土俵の乗せられると相手のペースにはまるわけで、このあたりは彼らは実に巧みだから十分に注意が要る。

参考までにカルトについてのやや専門的な論文を紹介しておきましょう:

カルトの方法:統制主義

(マインドコントロールの心理学的原理をとてもクリアに解説してあります。)

Commented by 山谷 Eメール URL2007年04月14日(土)10:25

会談実現の際には、ぜひまた唐沢先生に立会人として御同席いただきたく、よろしくお願いいたします。

山谷拝

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年04月14日(土)12:22

>この訴訟をちらつかせながら、一方で秘密裏の交渉をする彼らの振る舞いを見れば、彼らの「何か」が十分に現れているわけ。

これ、北朝鮮の手法ときわめてよく似ていると思われます。表向き核をちらつかせながら、水面下でアメリカと密約を結ぶと。

Commented by 23 2007年04月14日(土)16:41

今後も、何でもどんどん表にして下されば幸いですw

Commented by Luke 2007年04月14日(土)18:25

>山谷さま

了解です。ただ相手のペースを飲む必要はないでしょうね。焦らしておいていいと思います。これだけオープンにされていますから、まさか変なことはして来ないと思っています。

>23さま

いつも少佐の援護、ご苦労さまです。イイところをついたフォローに感心しております。いつかリアルでお目にかかりたいかと。

やはり投稿を一覧できる設定に戻しました。オープンに行きたいと思います。

院長の暴走?

わが故郷の諏訪マタニティクリニックの根津医師が、子宮のない女性のために、代理出産をするボランティアを募集とのこと(→記事)この先生は以前にも多胎児を間引きする処置で物議をかもした。
... 続きを読む

Commented by ICHIRO 2007年04月13日(金)14:47

こちらもかなり先鋭化しているようです。
信仰あまって舌を切って神に捧げた人です。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081176370002.html

Commented by Sky URL2007年04月14日(土)18:50

>テレビで涙ながらに会見する様子を見ていたが、これはある面医師が陥る危険性の典型のような感じがする。つまり個別の患者に入れ込んでしまうこと。
>数年前に末期の患者さんに筋弛緩剤を投与して刑事被告人になった美人女医の場合も同じだ。
>また病気腎臓移植で問題となった医師の場合も同様。

なるほど、3つのケースの精神病理的な解釈、たいへん参考になりました。(今はあるのかもしれませんが)医学部にも「医師−患者(さま?)間のコミュニケーションのとりかた」というような授業も必要かもしれませんね。

>この人気とリスクのトレードオフの関係のどこに自分の位置付けをするか、これで医師患者関係…が決定する。

実は、以前、似たようなことを考えていたことがありますが・・・この文章を読ませて頂き、考え方が整理できたように思いました。感謝します。

Commented by Luke 2007年04月14日(土)20:30

福祉の現場などで働く人もそうですが、しばしば自分の内的葛藤をクライエントに投影して、ある種の同一視をしてしまうのですね。自己憐憫の投影と言うか。これで「二人だけの世界」ができてしまって、周囲とズレるわけです。牧師がカウンセリング場面で女性に手を出してしまうなどの病理も同じ要素があると思います。

Sola Gratiaの正体

金曜日は午前ひとつの講義だけで、あとはゆっくりできているのだ♪iTuneから流れるジャズを楽しみつつ・・・。

さて、信頼できる筋の情報によると、あの不気味なSola Blogの作者の正体は見込みどおり、クリスチャン・トィデイ社社長の高柳泉氏と関係者であると、彼ら自身が認めた模様。少佐の周辺にストーカー並にウロウロすると同時に、関係各方面にも同様の仕業をしかけているようだ。ここにも工作員が来ているようだが、一般の300名近くの方々にはこれで彼らの本性をお分かりいただけると思います。

Commented by kenji 2007年04月13日(金)11:41

この1%の業界は怖い。
アーサー師の言う通り。

Commented by ゆっきー 2007年04月13日(金)23:08

うへっ!
そうだとは思っていましたが、確定するとなるとやっぱり不気味ですねー。
人間誰しも裏表はあるものだと思いますが、高柳氏以下クリスチャントゥデイの各氏の場合、あまりにも極端すぎますね。善悪の概念がないのでしょうか? 彼らとあった時に感じたまじめさ、まっすぐさと同時に危険なものも感じましたが、やはり……。

Commented by kenji 2007年04月14日(土)09:27

匿名の誹謗ブログ、実は私たちがやりましたと言う開き直りが常識人には理解の域を超えているのです。
ひとことあれはやりすぎでしたすみませんの一言があって然るべきかと。

Commented by 23 2007年04月14日(土)16:35

彼らは自爆が趣味のようですが、
Sola Blogの作者=高柳タソ他クリスチャントゥデイ工作員
と認めたことは、最大の自爆の一つかもしれません。

この調子では山谷少佐や唐沢先生も殺されかねませんが、
その時にはあっさりと殺人を認めそうですね。

悪意を持った方々の攻撃から守られますようにお祈り申し上げます。
在主

お知らせ

見た目をスッキリさせるために、コメントを非表示にしました。これは削除したのではなく、<コメント>の部分をクリックして下さるとご覧いただけます。よろしくどうぞ。

Commented by kenji 2007年04月13日(金)00:22

AH師のメッセージ(4/1)です
興味のある方はどうぞ
http://www.icbc.net/message/index.html

倒錯の本質-自分を"神"とすること-

筋トレを開始している。ジョッギングとウォーキングで温めた後、マシンで各部に刺激を与える。とりあえず、デカイ筋肉からと言うことで、70%くらいの負荷で、大胸筋と大腿四頭筋を。筋トレを行うともちろん苦痛が伴うのだが、ストレッチと風呂でよくほぐすと、実に気持ちのイイ疲労感を味わうことができる。刺激を与えた部位が暖かくなるわけ。そして気だるい眠気が襲う。これがまた実に気持ちイイ。明日あたりに痛みが出るが、こもまた気持ちイイ。"No Pain, No Gain"は筋トレでも、霊的成長でも同じ。

 * * *

ブッシュがコワイと述べたが、キリスト教(に限らず宗教)の恐さの理由は倒錯現象にある。自分が世間になってしまうこと。言い換えると、自分を"神"とすることであるが、特にキリスト教の場合は、表向きは正義の旗を掲げて、「神の名」をお墨付きとして利用できてしまうので怖い(例えば十字軍など)。

私たちは自分が世界の一部であって、「ワン・オヴ・ゼム」の意識が正常さを保つためには必要。しかしある種の変性意識状態になると、自分が世間になり、自分の価値観が"神"の価値観となる。これが恐い。
... 続きを読む

神がかりブッシュ

『文藝春秋』今月号のウッドワードのレポによると、イラク戦について、ブッシュは秘密主義を通しつつ、「父」に相談して決めたそうだ。何を隠そう彼の言う「父」とは、パパブッシュではなく、天の父のこと。完全に神がかりです。真の天の父がイラク戦を進めますか?

かくしてここに教会と国家がひとつになることの恐ろしさの証明があるわけ。『キングダム・ロスト』の世界そのもの。キリスト教徒天皇をいただくキリスト教国家ニッポンなどができたら、私は真っ先にどこかに逃げますね。聖霊派(ばかりではないですが)あたりの牧師らが「神の名」によって、政治権力を持ち、経済を運営する社会などはそれは不気味そのものです。それは2ちゃんねる的倒錯の拡大であり、倒錯が一般化すれば、それが"正常"になるのです。まことに恐ろしい世界です。

Commented by イザヤ・ベン・ハー URL2007年04月12日(木)11:00

あのパワー・フォー・リビングが日本から撤退したようです。PFLについてのBlogに次のようにありました。

<引用はじめ>
一言で言うと、福音派キリスト教の教義を政治に反映させ、信者を増やす為の活動の一環。
第三世紀という出版社が母体らしい。
ビジョンは、キリスト教共和国の設立との事。
アリゾナ国会議員ジョン・コンランとキャンパス十字軍のビル・ブライトが主導して設立。
営利団体としてアムウェイ(リチャード・デボス)とNational Liberty Insurance Corporation(アート・デモス)、
Ocean Spray Cranberries(ジョン・タルコット)等を設立し、 その利益を免税のキリスト教自由財団に寄付し、そこから活動資金を得ているらしい。
また、キリスト教自由財団は様々な団体に寄付し、リチャード・デボスが共和党国家委員会の金融議長になる。
オーランド・マジックNBAのバスケットボールチームの所有者の共同創立にもなる。
アート・デモスは National Organization on Disabilityの議長になり、Butterworth Health Corporationの委員でもある。
自作自演で宗教団体や販売団体から様々な賞を得る。
国連やナサにも入り込む。
その後アムウェイが訴えられる。。。。
etc.
<引用おわり>

「キリスト教共和国」というのが、ルークさんの恐れるところでしょうか?それと自作自演で賞を取ると言うのもやや?ですが。

Commented by kenji 2007年04月12日(木)13:02

昨日チアにぽんからパワー・フォー・リビングが送られてきました。全く無駄なことだと思います。

Commented by Luke 2007年04月12日(木)23:05

PFLはリバ新の谷口さんが言ったとおり、B29の絨毯爆撃をして消えたようですね。後始末はどうするのか。しかもこんなものが「リバイバルの先駆けだ」とか騒いでいるおめでたい人々がいるそうです。あの駄作『親分はイエス様』で懲りたはずなのですが。今やミッション・バラバは文字通りバラバラです。いつまでニッポンキリスト教はこういった幻想を追い続けるのか。もっと地面に足をつけろよ、と言いたくもなるのですが・・・。参照:閉鎖社会の共同幻想(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing31.html

久々の原宿散策

昨日は午後、御茶ノ水で会議をした後、前に紹介した20年以上の付き合いのある平尾始氏の個展を見て来ました。場所は原宿。しばらくぶりでしたが、表参道から山手通りに曲がり、ちょっと小道に入るとそこは普通の民家の立ち並ぶところ。その一角にある下はカウンターバーで、その3階にありました。

アップロードファイル 28KBややあやし気な雰囲気の中で、彼の専門(ホワイトヘッドのプロセス論)である形而上学的哲学を形にした作品でありまして、8時からは彼の講演会。内容は複雑系とカオスに基づいた宇宙論。この複雑系をコンピューターグラフィクスで表現するわけ。彼の美大や早稲田の学生さんたちや女性デザイナーなどが参加。軽く飲みながら和気藹々と話が弾み、ついに帰宅がこの時間。しかし実に刺激的で楽しかったですね。

デザイナーの方は聖書に関心があるとのことで、みことばを語ることもできまして、結構波長が合いました。彼女によると作品を作るときも、作為的なモノはダメで、自分の内側から内発的に湧き出る時、満足な作品になると言っていましたが、これは実に面白い。で、ギリシャ哲学のゴスロリ系の女性と脳と精神の関わりや、トランスに入る方法とか、向精神薬の話にも及び、ややアブナイ雰囲気も・・・。

しかし楽しいひと時でした。次回は私のレクチャーもとの提案もありましたが、大学の講義とはやや違った趣向で、結構楽しいものができそうです。

ローカルチャーチの工作員に見る2ちゃんねる

どうもここで「ローカルチャーチ情報サイト」の公開をアナウンスしてから、2ちゃんねるでの工作が活発になっているようです。そんなに公開されるとまずい情報を私が持っているわけでしょうか(苦笑)。

ご参考までに2ちゃんねるという場でどのような工作手法がなされるか、ちょっと紹介しておきましょう。工作と言うにはあまりにも幼稚なので、私としてはこれらはローカルチャーチのメンバーではないと希望的に思っているのですが。どうも数名、私に粘着したいネズミさんがいるようです。もしこれがローカルチャーチのメンバーによるものでしたら、彼らの病状はかなり悪化していると診るべきでしょう。いずれにしろ倒錯した場ですが、一般常識的にはどう判断されるでしょうか。
... 続きを読む

Commented by Luke URL2007年04月10日(火)12:40

ちなみに池内ひろ美氏に粘着して1000回以上の書き込みをした男です。まあ、いわゆる2ちゃんねらーの典型でしょう(→http://arvel7aico.btblog.jp/cm/kulSc08EP45E86112/1/

Commented by 通行人 2007年04月10日(火)13:38

なるほど、面白い。
ですか、クリスチャントゥデイといいローカルチャーチといい、
どうしてこうも同じことをするのでしょうか?

Commented by Luke 2007年04月11日(水)01:15

どうもクリスチャン・トゥデイは水面下で相変わらず不穏な動きをしているようですね。詳細は少佐のBlogを参照されたいですが、韓国クリスチャン・トゥデイの韓国人が複数少佐の身辺をウロウロしているようです。

誰の信仰?

ガラテヤ2:20はきわめて有名であるが、大いなる誤訳のある聖句でもある。ここのギリシャ語の構造は大変にややこしく、よって訳者の主観を入れて訳してしまうのです。

さっそくDr.Kさまが取り上げてくださり、次のように訳されました。これで大いなる解放が訪れるのではないでしょうか?昨今の人間中心の「○○さんの信仰は素晴らしい」と言ったヨイショ的"証し"を聴くたびに私はうんざりしているわけです。私たちは誰の信仰で生きるのでしょうか?

私はキリストと共に十字架に付けられてしまった結果、今私は死んでいる。
だから、もはや私が生きているのではなく、キリストが私の中で生きている。
というのは、今私は肉の中で生きており、私を愛しそして私のために
ご自身を引き渡された神の子の信仰の中で、私は生きている。

となります。「私は死んでいる」ので信仰を持ちたくても持てないのです。死んだ私に代わって、主イエスの信仰(神への従順)が私を生かしているのだ、とパウロは言っているのです。

主イエスの信仰が私(たち)を生かしているのです。言い換えると、主イエスの信仰によって私(たち)は生きているのです。

ちなみに英訳では、分かりにくい訳ですが、YoungのYLTが一番ギリシャ語に近いと思います:

with Christ I have been crucified, and live no more do I, and Christ doth live in me; and that which I now live in the flesh--in the faith I live of the Son of God, who did love me and did give himself for me

Commented by kenji 2007年04月10日(火)10:35

信仰も私とイエスとではえらい違いですな。