最近の日記

言葉と実体

昨日紹介した本では聖書の写本の歴史や本文を再構成する手法などが紹介されており、知的にはかなり面白い。例えば一つ紹介しましょう。

1テモテ3:16に

キリストは肉において現れ、聖霊によって義とされ・・・

とあるわけですが、KJVでは

God was manifested in the flesh, Justified in the Spirit...

と「神が肉において現れ、聖霊によって義とされ・・・」となっています。

この相違はどこから出るかということですが、ある写本を見ると"ΘΕΟΣ"(God)と言う単語を短縮形で"ΘΣ"(上に短縮の記号バーを付ける)と書くそうです。ところが写本を良く見るとこのバーが他の部分とは違うインクで書かれており、後代の付けたしと分かり、しかももっとよく調べるとΘの中の横棒は実は裏に書かれたインクの染みだと分かったとか!つまりここの単語は"ΟΣ"(関係代名詞のwho)だったのです。そこで正しい意味は、「肉において現れたところのキリストは聖霊によって義とされ・・・」と言うわけです。で、これでキリストの神性が削除されます。

皆さん、いかがでしょう。インクのシミとか、ちょっとできすぎだよと感じませんか?(松本清張の小説に油絵の中についていた昆虫の羽根が犯人特定の決め手になったのがあったが、何だか似てるぞ・・・)こうして新約聖書の中にはキリストの神性を明示している箇所はないのだ、と聖書本文学的には結論されるのだそうです。エホバの証人が喜びますね。

ここで問題は聖書テキストだけを相手にして信仰を持とうとする姿勢ですね。信仰は聖霊が内側で私たちの霊に働きかける結果として生まれます。すでに存在する霊的リアリティを語って下さるわけです。ですから原文はギリシャ語であったとしても、日本語訳に触れる私たちでも信仰を持ち得るわけです。白黒の文字で指し示されている霊的事実を実体化することが信仰の作用です(ヘブル11:1、ダービー訳)。

アップロードファイル 70KBかくして理屈を超えて分かるわけですね。そうでなければギリシャ語どころか、日本語すら危うい私たちのような者が救いに与ることができるでしょう。マックスウェルの電磁気学は4つの微分方程式で書かれていますが、それを知らずとも、あるいは試験でちょっと×と・を間違って書いてしまっても、誰でも電磁気の恩恵に与ることができるのです。それが眼です。眼の網膜による電磁気(光)の情報処理手法を知らなくても、単純に瞼を開ければ、光は入ってくるのです。視力は電磁波を実体化するのです。実にありがたいことです。と、思いません?

信仰は望む事柄の実体(substance)であり、見えない事柄の証拠(evidence)である(KJV)

Commented by 千葉ドクターK 2007年03月08日(木)22:08

>そこで正しい意味は、「肉において現れたところのキリストは聖霊によって義とされ・・・」と言うわけです。で、これでキリストの神性が削除されます。

まず、第1印象として、ガリ勉の言うことは聞かない方が良いのではないかと言うことです。

早速、提示された第1テモテ3章16節を考察します。

直訳します。

信仰深さの奥義は確かに偉大である。この方は肉にあって明らかにされ、霊において正しいと証明された、御使いにあって見られ、国民の中に宣べ伝えられ、この世において信じられ、栄光によって上げられた。

この聖句から何故イエスの神性が削除されるのか。

主は肉という姿を取る必要があったという全知全能の神のご計画が何故理解できないのか。この直訳から「これでキリストの神性が削除される」という論理が全く理解できません。

「肉にあって明らかにされ」とは、「ことばは肉となって、われわれの間に幕屋を張った」と同義でしょう。「霊において正しいと証明された」とは、主は罪を犯さなかったということでしょう。

「国民の中に宣べ伝えられ、この世において信じられ、栄光によって上げられた」とは、パウロによって成し遂げられた偉大なる宣教活動のことでしょう。この宣教も主による宣教であるとパウロは告白してます。

この聖句の何処に「キリストの神性が削除される」理由があるのか、私は全く理解できません。

一言で言うと、空虚な人々が好む世界なのではないでしょうか。

Commented by Luke 2007年03月08日(木)22:30

あ、これはフォローを感謝いたします。

>ガリ勉の言うことは聞かない方がよい」

確かに(笑)。これらの学者の議論を追っていると、先ず「信仰の否定ありき」と感じます(やはりある種の霊が働くのでしょう)。そこに到達するように写本を選択し、つなげていると言うか。一応方法論なども整っているようですが、所詮は文献学。自然科学系の私からすると何とも稚拙です。せめて統計学的に計量文献学の手法などを使って欲しいと思いますが。

>一言で言うと、空虚な人々が好む世界なのではないでしょうか。

おっしゃるとおりです。

本日の一冊

アップロードファイル 59KB捏造された聖書』(柏書房)−ノースキャロライナ大学宗教学部長にして、聖書本文批評の専門家による聖書の改竄の歴史を論証した本。著者はもともと監督派教会出身。十代で「本物の"再生"を経験し」、儀式としてのキリスト教から脱皮し、きわめて熱心な福音主義かつ聖書原理主義クリスチャンとなり、ムーディーズ神学校から、ホイートン大学へと進み、ギリシャ語、ヘブル語、ラテン語を学び、ついに霊感されている聖書本文は存在しないことから、聖書学を学ぶほどに「信仰を保つことに困難を覚えるようになった」とのこと。結論として彼は、聖書はあくまでも人間が神についてそれぞれの意見を述べた書物に過ぎないと言う。

と言うわけで、学ぶほどに信仰を持てなくなる−何と言う逆説!?確かに写本しか残っていないわけで、現存する聖書のテキストに転記ミスや意図的改竄があるかもしれない。そこで福音主義では、原典において霊感された神の言葉であると信じる、とするわけです。リベラル系になりますと、まさにこの著者のように聖書は人間が神について記録した記事に過ぎないとなるわけです。実際、前にも書きましたが、処女懐胎をも信じない方々がいるわけです。聖霊派では御言葉はそっちのけで、「悪霊よ、出ろ〜」、「主は・・・と言われます」・・・。

いかがでしょう、こう言った本や主張で皆さんの信仰は揺るぐでしょうか。もし揺るがないとか言えば、妄信しだとか、MCされてカルト思考にはまっているとか言われるでしょうね。で、Dr.Lukeはどうなんだと問われますと、私はあまり葛藤は覚えないのです。なぜならそのお方こそが私の信仰の対象ですから。

Commented by ゆっきー 2007年03月08日(木)00:13

神学校に行って信仰を失う、典型的な例ですね。
自分の場合は福音派の逐次霊感論に疑問を感じていたときにカトリックに移りました。
カトリック神学に接して確かめたことは、まさしく「あの方」に出会えたという喜びであり、聖書は教会の文書として「あの方」を指し示す正典(カノン=ものさし)であるという事実でした。
カトリックの場合、超保守派から超リベラルにカリスマ派、政治的にも極左から極右までいます。なんでもありです。でも、多くの人はみ言葉としるしによって「あの方」に出会っています。そのような出会いがあればどの教会にいても信仰は養われ、「あの方」の復活のいのちに生かされるのだと思います。

Commented by Luke 2007年03月08日(木)08:20

おっしゃるとおりですね。感謝いたします^^

Commented by Luke 2007年03月08日(木)08:56

ちなみにこの著者は昨年話題になった『ユダの福音書』(http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20060407_1.shtml)の編者のひとりでもあります。ナショナル・ジオグラフィックを読みましたが、その本文に覚える理屈を超えた霊の違和感が偽りであることを教えます。内なる真理の御霊が教えてくださるのです。(CTについても同様の感覚を覚えるわけですが・・・)

Commented by ひろこ 2007年03月08日(木)17:45

今ではあのお方に出会えて、平安の中にいるわたくしです。周りのことはかかわりのないことになりました。もちろん普通のことを普通にしながら、心からであえてよかったと、喜んでいます。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 36KBパトリック・ジュースキント原作小説の映画化作品『パヒューム』。

以下はチネチッタの紹介より:

それは、昨日まで人だったもの。

舞台は18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の子供が産み捨てられる。名をジャン=バティスト・グルヌイユ。グルヌイユは生まれながらに体臭がなく、神が彼に唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。やがて彼は、天才香水調合師となり、世間を驚かせる芳香を生み出していく。時を同じくして、パリを震撼させる連続殺人事件が発生。被害者はすべて若く美しい娘で、髪を刈り落とされた全裸死体で発見されるのだった…。犯罪史上最も純粋な動機が彼を狂気へと駆り立て、そして物語は、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末へと向かっていく…。

11週間連続1位を記録したあの『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を抜き、驚異の全世界BOX OFFICE No1!という記録を樹立した本作。原作は、世界45カ国で1500万部も出版された大ベストセラー、パトリック・ジュースキントの「香水 ある人殺しの物語」。永い間、最も映画化の待たれる小説として、その座に君臨してきた幻の小説で、スピルバーグやスコセッシがこぞって映画化権を熱望したと言われる話題の小説だ。その禁断のベストセラーが、『ラン・ローラ・ラン』の鬼才トム・ティクヴァ監督の手により、遂に完全映画化!未曾有の衝撃が、あなたの五感を貫く!(作品資料より)

確かに臭覚は大脳辺縁系の深いところを通るため、人格の深層と密接に関係していることは前にも書いた。ある意味世界の認識が匂いだけになった世界を描いてもいる。で、当初は単なる匂いフェチの人格障害者を描いたサスペンス物と思って観ていたが、ある場面で作者の意図が見えたような気がした。もしかすると私の思い過ごしかもしれないし、少なくとも聖書を知らない日本人には意味不明の作品だろう。その真偽を確認するためにも原作者の個人歴が知りたい。

女性の体臭に惹かれてそれを保存しようとし、若い女性を殺して体臭のエキスを抽出し、それらを調合して究極の香料を作り上げる。当時パリで流行していた「愛と精霊」などはインチキであるとして、それを超える作品を作るわけ。しかし殺人者として囚われ、処刑判決を受ける。が、その執行日、その究極の香料を振りまくとカトリックの司祭からはじまって、怒りに燃えていた群集がトランス(恍惚)状態に陥り、ひざまづき彼を天使としてあがめつつ、恥を忘れた行為に及ぶ。彼に最愛の娘を殺された父親すらも、「私は騙されないぞ」と剣をもって処刑台に登るが、その香によって逆に「私を赦して下さい」と懇願する始末。ついに彼の代わりに別の無実の者が処刑される。かくしてこの香料により世界を支配することも可能となるのだが、彼はパリに戻りオルレアン門から入る。と、自分の誕生した臭い場所において香料を頭から注ぐや、そこにいた人々が再び恍惚として彼を天使とあがめつつ、彼を、なんと食べてしまう!(すみません、オチを明かしました)

何じゃ、この映画は。単なるシュールかつグロテスクな猟奇映画?ここで思い起こすのが、ジョン・レノンの歌。「キリストさんよ、あんたの弟子たちはクサイぜ」と。そして牧師ですらキリストの生まれはローマ兵のレイプによるもので、素性の分からない私生児あると説教する昨今。愛と聖霊はインチキ。民衆が恍惚としてグルヌイユを崇め、彼が手を振るとバタバタと倒れる場面はついヒン様の聖会を連想してしまった。旧約の調合された香油はキリストの御霊を象徴する。キリストの香ははたしてキリスト教から発散されているだろうか。キリストの身代わりの処刑などはインチキであり、彼に赦しを請うことはかの父親のように愚かなことである。そして最後に彼は愛の証として人々に食べられてしまうというカニバリズムのオチ。イエスも言われた、「わたしの血を飲み、肉を食べるならば、あなたがたは永遠に生きる」と。そしてキリストの意味は香油を注がれた者。

いかがでしょう。この映画にはキリスト教の臭さ、いかがわしさ、ペテン性がこめられていると考えるとすべてが解けるわけです。確かにジョン・レノンが言うとおりキリスト教はクサイのです。しかし、ここで見かけのキリスト教を否定することによって、キリストご自身とその御業を否定しまう危険性を、聖書をなまじっか知っている欧米人は有している。すなわちイエス・キリスト御自身を知ることとキリスト教の一員となることの違いが分かることは幸いです。私はイエスを肉において現れた神と信じ、その十字架の贖罪に与るキリスト者ですが、キリスト教を信じているわけではありません。このお方に捕らえられた者であり、キリスト教の教義や神学や実行に捕らえられたものではありません。

イエス・キリストとキリスト教−歴史的にも後者は福音にとって多くのつまづきを与えてきたし、今もなお与えている。だからキリスト者である私にとってもジョン・レノンやこの映画の動機も理解できてしまう。昨年女性と裸で飛び降りた牧師も、イエスは好きだが、キリスト教は嫌いだと言っていたそうな。むしろイエスご自身につまづくならば、幸いなのだ。ここにイエスご自身を知ることとキリスト教徒になることの間には大きな溝が横たわっている。キリストはまさにその愛の動機ゆえに、私たちに食べられるほどに小さくなられたお方なのです。

永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。

Commented by Luke 2007年03月07日(水)21:28

ちょうどSaltさんの日記(http://sakura.huua.com/cgi-bin/diary04/cdiary.cgi?room=ikemoto7)に本質的ポイントが触れられていました。ちょっと引用を:

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当事者の思いは当事者にしかわからない。人が自分が体験したことのない人の悲しみや痛みに共感するには、人となられたイエスの味わってくださった痛みとその憐れみの感受性の中に求める以外ないと思っている。クリスチャンの霊とともに住んでおられる方は、人間が経験するすべての悲しみや痛みにどこまでも共感しうる方であるという信仰に立つことである。いや十字架はそれ以上である。十字架の苦しみは、当事者の苦しみを越えている。

そうでなければ、この世の悲しみや痛みはあまりにも深くて大きすぎる。
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十字架の痛み・悲惨さと今の自分の、あるいは他人の痛み・悲惨さ。どっちが重いだろうか。もし後者が重かったら確かに十字架は人類の包括的救いとはなり得ない。ここで私はイエスの十字架をまだほとんど知らないのだと言うことが分かる。逆に言えば、救いとはこの十字架を知ることがすべてとも言える。イエスとは何者?ますます分からなくなる魅力を持たれたお方。パウロですら言っている:

わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト・イエスに捕らえられているからです。兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ・・・

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月08日(木)11:41

この映画の原作小説は全世界で1,500万部も売れているのですか!驚きました。

森進一VS川内康範

川内氏のあの立派な耳毛には感動した。歳を取るとちらちらと気になって、私などは丁寧に刈り取りをしている次第。その川内氏が水原弘について、「人はどん底まで落ちないと、下を蹴って上がることはできない。アイツを落ちるところまで落とせ」と言いつつ、「君こそわが命」を書いたそうだ。『巨人の星』の星一徹を彷彿とするこの手の逸話はけっこう好きな方でして、川内氏がただ単に因業爺ではないことが分かった。大下氏が「森さんは身を切る必要がある」と言っていたが、相当の腹をくくる必要があるのかも。別の評論家は「川内さんが怒っている間は希望がある。それは愛の現れである」という言葉にはかなり感動してしまった。主とパウロも言っている:

いつまであなたがたにがまんしなくてはならないのか!

ああ、愚かなガラテヤ人よ!

今のニッポンキリスト教からは、イエスもパウロも愛と忍耐が足りないと評されそうですが。叱責されることはけっこううれしいことなのです^^

Commented by ゆっきー 2007年03月07日(水)14:03

芸能界の論争についてはよくわからないのですが、我が国のキリスト教については同感です。
文章を拝見していて、「神の愛のサクラメント(しるし)」という言葉を思い出しました。福音を、神の愛を生活の中で証していくことが私たちの責任なのかもしれません。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年03月07日(水)15:49

ありがとうございます。Dr Lukeのお陰で川内康範氏を知ることができました。かなり僕には刺激になる人物です。これからもっと勉強します。

今日の一言

茨城県のある姉妹との交わりが与えられ、4人で交わりの時が持てた。とてもリラックスして交わりをエンジョイできた。その中でS兄弟が教えてくれたウォッチマン・ニーの言葉を思い巡らしているところです。彼の生涯はここでも何度も紹介していますが、その彼がよく語った言葉:

・・・あなたは神です

深いです。

Commented by Bob Gordon 2007年03月07日(水)00:14

次の言葉も、ウォッチマン・ニーの言葉です。
彼の言葉は深いだけでなくpracticalで、直截です。

『偽りの問題を厳しく対処するのを決心するまでに、長い時間をかけてはなりません。

偽りを言う人は、だれでも神の言葉の奉仕者にふさわしくありません。

他人の失敗を拡大し、自分自身のものを最小限度に評価しがちです。これもまた偽りです。

おそらく私の言葉は耳障りでしょうが、私はこのことを強調します。もし人が、あらゆる偽りに、数年に渡って容赦なく抵抗するのでなければ、彼は正直な人になれません。

その人は聖書を講義し、真理を教え、みことばを説教するかもしれませんが、神のみことばの真の奉仕者としては資格がありません。』

ビヨンセ・ノウルズ

アップロードファイル 27KBう〜ん、"DREAM GIRLS"を観てはまってしまった。ビヨンセ。黒人と白人のハーフは独特の美しさがある。サウンドもディスコ調でおじさんでもノレる。夕食の席で娘たちと若かりし頃、ディスコにはまっていたことを話したら、ディスコって何?と。今はクラブ(アクセントに注意!)らしい。そしたら息子が割り込んできて、ビヨンセのCDをすでに持ってるとのこと・・・。負けた。それとアカデミー賞助演賞のジェニファー・ハドソンもスゴイが。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年03月06日(火)02:15

さすがLuke。お目が高い。BeyonceはDestiny's Childのころからマークしてまして、UCLAラジオの僕の番組でもちょくちょく彼女の曲をかけてますよ!(^^)/あ、ちょっと宣伝させて下さい。日本時間の10日土曜日午前1〜3時(俗に言う金曜深夜25〜27時)まで、僕の番組で「ビートルズ VS ストーンズ」を特集します。是非聴いてください。パソコンのみの生放送で、アドレスはUCLAradio.comです。よろしくお願いします。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)07:20

あ、これは楽しみにしております。しかしいよいよLAデビューですか^^

Commented by リベラメ 2007年03月06日(火)12:31

ドリームガールズ観てきました。私はビヨンセではなく、ジェニファー・ハドソンに一発で惚れました。完全にビヨンセを食ってましたね。エディーマーフィーもコメディー畑の人かと思ってたら歌がムチャクチャ上手くてビックリ。往年のチャックベリーを彷彿とさせる風貌でした。ミュージカル仕立ては好みの分かれる所でしょうが、キャストは最高。ルークさんこれからも映画評お願い致します。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)21:50

そうですね、いわゆる実力はジェニファーですね。スゴイの一言。背筋が寒くなるような・・・。この作品はショービジネス界における役どころと実際が一致していました。エディ・マーフィも懐の深さと言うか、まだまだ何かが出てくるような予感。

クリスチャン・トゥデイ高柳社長へのメッセージ

CT側からはどうもお約束いただいた財務諸表の提出がないようですね。このまま立ち消えになることをお考えなのでしょうか。そもそもあの会談を申し入れたのは高柳社長自身ですね。こちらはスケジュールを空けてお待ちしていたのが、最初のはCT側の一方的都合でお流れ。こちらの予定とかの配慮はまるでなし。

そしてようやく席についたところ、私どもにCT社の取締役になってもらっても良いとまで言われ、ならば当然のこと財務諸表は見せてもらえると思いきや、その約束が果たされないまま、山谷さんの妄想で終わらせようとしているようです。株式会社として、それも新聞社と言う公器を運営なされる人々の姿勢としてとても社会的に認められるものではありませんね。

高柳殿、山谷さんのクレジットを貶めようと画策することはよくある工作でして、私などもローカルチャーチがらみでそのような工作を受けておりますから、それ自体あなたがたの防衛策としてあえて何も申し上げませんが、このBlogを見て下さっている方も1日300前後もおられることをお忘れないように。あなたがたの言動は神と人の前で覚えられているのです。

どうもあなたがたのハイはイイエで、イイエはハイのようですが、もう一度おじさん心で忠告しておきましょう。ニッポンキリスト教界自体もそれほど正常とは思いませんが、その中にあってもまずは社会通念に則った対応をされますように。

Commented by 23 2007年03月05日(月)21:11

こちらを必ずご覧になっているであろう高柳社長ご自身が、
コメントを書き込むことを期待していますが無理でしょうねw

Commented by Luke 2007年03月05日(月)22:12

Sola氏のBlogによるとどうしても黒幕による陰謀にしたいようですね(笑)。矢田氏も言っておりましたが、業界紙のパイの奪い合いだと。こういった妄想的発想が彼らの内面を証明してしまうのですが。まあ、判断は一連の経緯をご覧の皆さまにお任せいたしましょう。
(陰の声:しかしこの業界、やっぱり倒錯していますね。まあ、君子危うきに近寄らずが一番なのですが・・・溜息)

Commented by ゆっきー 2007年03月05日(月)22:26

同感です。
妄想は見えない敵ではなく、自己の投影である場合が95%だと聞いたことがあります。
それと、ニッチ産業ゆえの倒錯だと思いますよ。
ただ、影の黒幕説とかは完全に妄想だと思いますが。

Commented by Bob Gordon 2007年03月05日(月)23:08

>高柳殿、山谷さんのクレジットを貶めようと
>画策することはよくある工作でして、私など
>もローカルチャーチがらみでそのような工作
>を受けておりますから

本当にLuke先生の言われる通りだと思います。
工作を弄する。嘘を重ねる。暗闇に隠れる。
これは、カルトの常套手段ですね。

>あなたがたの言動は神と人の前で覚えられて
>いるのです。

本当にLuke先生の言われることは、いつも真実をえぐって的確だと思うのですが、この言葉はカルトには通じないでしょう。

「他人の邪悪な言動は神に覚えられるが、自分の邪悪など、小さい、小さい・・・」

と考えるのがカルト信者、特にカルトのリーダーの特徴です。
だから常にカルトのリーダーはパワフルで、声高に、神とイエス・キリストの名を堂々と口にできるのです。
人間というのはつくづく悲しい生き物だと思います。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)07:30

>ゆっきーさま
ニッチ産業ですね、まあ、確かに・・・。悲しき事実。

>Bob Gordonさま
お見えになるだろうなあと思っておりました。私などは鈍ら刀ですから、Bob Gordonさまの切れ味にはかないません^^

Commented by Bob Gordon 2007年03月06日(火)09:24

愛すべきは  自他に鈍い人
寄りがたきは 自他に鋭い人
敬うべきは  自己に鋭く、他者に鈍い人

Commented by kenji 2007年03月06日(火)22:49

彼らは霊的に渇いていると思います。
俺って何やってんだろう?
このままでいいのか。
御霊は疼くのです。

淳子ちゃんと旦那さまがそろって文さま夫妻に花束贈呈の動画が公開されました。
芸能界復帰は万物復帰(献金)が目的であります。
文さまから金さまへの貢物は相当なもの。
勝共思想は何処へ?

Commented by Luke 2007年03月07日(水)08:08

どうも高柳氏らとは住んでいる世界を異にするようです。閉じた世界の中で自己陶酔的に空転していますね。Solaさま、もしここをご覧になっていましたら、山谷さんも実名で書いているわけですから、あなたも実名をもって正々堂々と主張されると良いと思います。再度こちらでも紹介しておきましょう:

Sola gratia
信仰と宣教の自由を守る者たちの集い
http://solagratia01.blogspot.com/

中国の胎動

このBlogを検索していただくとお分かりいただけますが、かなり頻繁に中国について触れています。元々禅にはまっていたために中国は好きな国でして、漢文の引き締まった表現に惹かれるわけです。またこの国からはウォッチマン・ニーなどの大いなる主の器も輩出されています。悪く言えば、何でもあり、よく言えば懐の深い国です。

で、先週の株価の世界同時大暴落。これが中国発でした。中国経済がすでにバブル化していることは指摘されており、中国政府が何かするのでは、とみんなが戦々恐々としているところに、枯れ尾花の影がチラっと差すだけで、ドドドーと雪崩を起すわけです。経済は心理学です。しかも日本はちょうど利上げをした直後で、何ともタイミングが悪かった。

大前氏は日本の低金利は異常であって、むしろ現代の世界経済はどれだけ金利を上げても耐えられるかによって国力が測られると主張しています。金利が高ければその通貨は強くなります。これは国力の反映であると。アメリカが5%台、ユーロが3%台。そこで円を借りてドルやユーロで運用して儲け、さらに円安が進めば返済金の経ると。これを「円キャリー」と言うらしいが、この反対決済が行われているらしい。つまりファンドが円を買っている。これで1日に5円も円高になるという事態に立ち至った。

こうなると輸出がダメージを受け、竹中氏が再びデフレに戻るリスクを指摘したが、物価上昇率も鈍っているらしいから、十分あり得る。経済は「風吹けば桶屋が儲かる」の世界。だれが風を吹かすのか・・・。政治的にも軍事的にも中国の影響が無視できなくなっている中、株や為替でも中国のパワーを見せ付けられたこの数日であった。この国が本当に目覚めたら、マグロが食えなくなるどころではなく、相当に深刻な事態になる。

Commented by リチャード URL2007年03月05日(月)10:31

僕もいわゆる円キャリーでFX運用してましたけれど今回の円高は痛かった。(+_+)
FXはストップロスが有効に利くから早めに逃げられるので株よりはマシですが・・・一体どこまで落ちるのやら。

Commented by Luke 2007年03月05日(月)20:36

止まりませんね・・・。日経夕刊では中国政府も金利上げは慎重にすると声明を出しておりますが。私の友人の中国語の先生が中国へ行ってタクシに乗ったら、最近は景気がよくて、と運転手が言っておったそうです。彼は自分はどこにいるんだっけ、と呆気に取られたそうです(笑)。

Dr.Lukeの一言映画評

まだ微熱が出たり引っ込んだりで、プールとサウナはお休み。ひたすらおとなしく。

アップロードファイル 38KB午後、恐る恐る外出して映画−『蒼き狼』。角川春樹の構想27年、制作費30億。豪華キャストによる一大歴史スペクタクル大巨編、圧巻だ!!!

・・・と言いたいところだが、一言、駄作。モチーフは兄弟より固い契りを結んだ幼馴染との裏切りと相克や(ベン・ハーだね)、出自を巡っての父と子の葛藤(万俵家だね)、そこにモンゴルの大草原での壮観な肉弾戦・・・。まあ、映像は一応観られますが。しかしあまりにも内容が稚拙。以前の『天と地と』のノリで、当時角川は『ベン・ハー』を超えたかったらしいが、とてもとても。今回も同作品のモチーフを入れたりもしているが、人間の深みを描くのが何と下手なことか。役者も反町隆史に菊川玲じゃあね。やたら仰々しい演技だが、学芸会のノリ。観た後のカタルシスも感動も何もなく、ただシラケた。角川映画だから大体予想はしていたが、しかしね・・・(ブツブツ)。

ご参考までに映画評論家の評です→コチラ(映画よりこの評の方がオモシロイ^^)

Commented by Luke 2007年03月03日(土)18:43

お詫び:

観る前の皆さま、ごめんなさいm(_ _)m

Commented by リベラメ 2007年03月03日(土)21:13

ルークさんのとこ来て良かったー。明日この映画見ようと思ってたんですよ。ドリームガールズにしよ。(笑)

北朝鮮と米国の密約!

『SAPIO(3/14)』誌の関西大学李英和教授の記事によると、今回の6ヶ国協議のソフトランディングは、米国が北と密約を交わしていたことによるとのこと。面白いのはその秘密をばらしてしまったのは米国自身。金桂冠が会議の冒頭でいきなりマカオのバンコ・デルタ・アジアの凍結解除を持ち出したところ、米国のヒルがなんと「ベルリンの米朝会談で6者閉幕後に30日以内に解除することですでに合意したはずだ!」と激怒してしまったたとのこと。これでばれた。そこにいた他国代表は聞かなかった振りをその場はやり過ごした・・・と。アメリカの思惑は北の核がイランに流れないこと。米国は持っている国は攻めず、持っていない国を攻めるのです。前にアメリカはダブルスタンダードだから、心理戦になると書きましたが、今回は金さまの勝利です。

同教授によると、今後北は韓国において太陽政策系の大統領を立てるために、まず日本の安倍氏を来朝させ韓国を煽るだろうと予測しています。そのために拉致問題が有力なカードとして利用されるわけです。しかし太陽系大統領の擁立工作に失敗すれば、再び核を振り回すだろうとも予測しています。そのために金さまは今回はソフトランディングをしておいて、時間稼ぎをしたいわけ(つまり核放棄の可能性は限りなくゼロに近い)。なお『週間文春新潮』によると安倍さんと被害者会の関係もあまりよくないらしいですし、かくして日本はまた利用されるでしょうね。被害者家族がもっとも気の毒です。

Commented by Luke URL2007年03月02日(金)16:06

本件については田中氏のレポも参照してください:

・北朝鮮6カ国合意と拉致問題
http://tanakanews.com/070216eastasia.htm

私の描いた北の解放のシナリオは次のとおりですが、今回アメリカは自らこの芽を摘んでしまいました:

http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2217

かくしてニッポンは北の子守役中国を背に、前の米国からは裏切られつつ、北のミサイルに怯えることになるわけです。

戦略が何も持てないわけですが、安倍さんが日本版NSCを設置しても、日本にはインテリジェンス(諜報活動)に長けたスパイっているわけ?かつての陸軍中野学校を復活する必要があるかも。

Commented by kenji 2007年03月03日(土)16:22

もはや生き馬の目を抜くサバイバルゲームに突入。
アメリカの没落、ドルの失墜は待ったなし。
イランと一戦交えるのでしょうか。
イスラエルの再離散かシーア派の根絶か。
ニッポンの未来を真剣に考えねば、、、。
北に怯えて暮らすなんて真っ平ごめん。
日本の核武装論議を期待します。汗
先ずは改憲ですよ。
あれ?平和護憲派だった私としたことが。

無党派層は益々政治離れし投票率が激減、自民(公)と民主の二大政党政治の始まりか。

Commented by Luke 2007年03月03日(土)17:59

>イランと一戦交えるのでしょうか。

イランが本当に核武装しそうになれば、持つ前にヤルんではないでしょうか。最終的にはイスラエルの利益に適うかどうかでしょうが。

>日本の核武装論議を期待します。汗

私も憲法9条改正して正式に軍隊を持つべきと思っていますし、核も選択肢になり得ると考えます。

ちなみに『週刊新潮』で面白い記事がありました。福山隆元陸将とか言う人が、中国は日本の核武装を画策していると言うのですね。要するに北をバックアップして核武装させ、連れて韓国→日本とドミノ倒し的に核を持たせると。狙いは日本と韓国からの米軍排除。中国が太平洋に出るためです。

対して"SAPIO"誌で英国IISSのアンドリュー・ブルックス氏が、日本は持とうとすれば1ヶ月で持てるが、持つべきではなく、「核保有能力保有国」であり続けるべきと論じています。要するに米の傘の下に居続けることがアジアの安定に寄与すると言うのですね。

いずれにしろ前にも書きましたが、わがニッポンは周辺国の思惑と力学の狭間でユーラユラなわけです。

地上の幕屋を脱ぐ日

わたしたちは、天から与えられる住みかを上に着たいと切に願って、この地上の幕屋にあって苦しみもだえています。

とパウロは言っております。若い頃は肉体を思うままに使っていたものですが、最近はけっこう不自由を覚えるようになっています。と言うわけで、術後の炎症でやや熱が出ておりますので、早めに寝ることに致します。皆さまからお見舞いのメールをいただきまして、ありがとうございます。

アップロードファイル 497KBウチから見える富士百景。表情がけっこう変わります。

お知らせとお詫び

昨晩8時ごろよりサーバにウイルスが送り込まれてダウンしておりました。バックアップで運用しておりました関係上、ここに投稿いただいたDJ Jerryさまの記事が削除されてしまいました。ただ今は原因を突き止めて復旧しておりますが、DJ Jerryさん、せっかくの記事をすみませんです。またメールサーバは完全にダウンしておりましたので、この間メールをお送り下さった皆さまは再送をお願い致します。お知らせ方々、お詫び申し上げます。

Commented by Luke 2007年03月01日(木)11:32

このウイルスは普通のタイプではなく、サーバを集中的にねらうタイプのようです。ウイルス検知ソフトは入れてあるのですが、さらにサーバのセキュリティを強化して対応を致します。

さなぎの食堂

アップロードファイル 29KBJチャンネルで横浜寿町の「さなぎの食堂」のレポがあった。そこに何とSさんがインタビューされて、どアップで出ていたではないか。彼とは2年間一緒にいましたので、懐かしいと共に、元気な顔を拝見して懐かしい次第でした。彼はギターの弾き語りが上手く、「行け行けラザロ」(巨人の星で)と言う歌も作ったのです。

今寿町は40%が60歳以上で、日雇い仕事も2-3件/日のようです。コンビニの期限切れ直前の食材を使って1食300円で定食を提供する「さなぎの食堂」についてはコチラを。この前女子学生を案内した時にも活気のある食堂でした。

NPO法人さなぎ達

無事生還

月曜日に鼻の骨をガリガリと削られまして、7枚ほど削った骨を見せてもらいました。局所麻酔でしたから、頭蓋骨の中にガリガリと言う音と振動が響き渡りまして、けっこうなシゲキでした。麻酔が切れるとかなりの痛みが来て、服薬ではダメで、座薬で抑えて、何とか眠れない一晩を過ごしと言うわけで、病室から見る世間がやけに輝いて見えた次第。シャバはイイ!

Commented by ひろこ 2007年02月28日(水)18:40

無事手術がおわっておめでとうございます。 どうされているかなとおもっていました。眠れないほど痛かったとは。歯の治療で削るときもとてもつらく思うのですが、がりがりと振動でもっと大変だったことでしょう。これからは鼻も頭もさらにすっきりして、ますます冴えることでしょう。メッセージもたのしみですまたよろしくおねがいいたします。

Commented by Luke 2007年02月28日(水)18:51

皆さんのお祈りを感謝です。やや鼻が高くなったかな・・・と^^

ほんとはあと1,2日入院していなくてはならなかったのですが、耐えかねて出てきました。