2005年11月19日

本質とは・・・?

新宿は歌舞伎町のホストクラブや飲食店のドキュメンタリーを見た。まさに生き馬の目を抜く世界。実はウチの娘たちもヨコハマあたりではスカウトから度々声をかけられるらしい。そして何と息子まで、川崎に参考書を買いに出かけたら、ホストクラブのスカウトから声をかけられたとか!?

それにしても彼らの悲喜こもごもを見ると、何かおかしさを覚える。あのギョウカイでNo.1を取って、成功して、いったい何なかと。しかしそのギョウカイの人にとっては死活問題なのだ。ギョウカイとはどこもそんなもの。自分の価値をそのギョウカイの物差しで測るわけ。

で、実はニッポンキリスト教も同じ。多額の借金をして立派な礼拝堂を建て、信徒数云千名が勲章となる。「十分ごとに笑いを取る説教を学ぶセミナー」に200人もの先生が集まるとか。日曜日の参加者数をオペラグラスでカウントしている先生もおられるとか。聖会の動員数が何千人とか、どこの施設で開いたとか、礼拝堂をいくつ献堂したとかが牧師の価値となるキョウカイと言うギョウカイ。かくして外型を作り、それを維持することで窮々とし、煽られる信徒たち。ボクシと言うホスト家業。

礼拝とは何なのか。主イエスだけを求め、主と交わる聖別された時間。そこでは求めることはただ真理と霊による礼拝であって、人のことなどはどこかへいってしまう。その時間を捧げた後、内に爽やかないのちの息がそよぐ時、それだけで満足を知る。かくして疲れた体にも油塗りと共にいのちが与えられる。

外観を飾っていのちが消耗するあり方と、外観はどうでも内がいのちで満たされるのと、どちらが本質的であろうか。主と交わることだけを求めて、なるべく無駄な経費や労力は消耗したくないと、グータラな私などはまず第一に考えているのだが。確かにこれではニッポンキリスト教では成功しないなあ〜^^

泣けるお話

どこぞにアスファルトを破って生えてきたど根性大根があるそうな。えろう評判になって、めげている民を励ましたそうな。ところが、どこぞの不届きモンが、大根のクビを切り取ってしまったとか。

で、近所のオバチャン、「誰がこんなかわいそうな事をするんかねぇ。情けないねぇ、涙が出てくる。かわいそうにねぇ・・・」。

ところが犯人、心が責めたのか、大根の頭を元に戻したとか。そこでマスコミのお兄ちゃん、東京農工大の先生に「元に戻りますかぁ〜!?」。先生「いやあ〜、それは無理でしょう。でもかろうじて花を咲かすことはできるかも知れませんよ」。マスコミのお兄ちゃん、「ああ、よかった〜♪」。

たかが大根、されど大根。ど根性大根ともなると、人の心に感動を与えるのでありまして。おでんを食する際、永遠に語り継がれることでしょう。殺伐とした昨今、ホッと一息つけるお話。お後がよろしいようで。

ふう・・・

今風呂から上がり、ビールでホッとしております。

AO入試が終わりました。午前2時間の試験監督。午後は15名の面接。で、前にも書きましたが、皆様、実にワンパタンなお答え。「カミっさまはあ〜!!!」の牧師たちの金太郎飴的メッセと同じだ。ある方が「ウチのセンセイの説教は笑いを取る場所も決まっているし、オチも分かっちゃうけど、お付き合いで笑っています」と言っておられたが、まあ、似たようなもんだ。隣の先生もその受け答えでウンザリしているのが良く分かってしまった・・・。

控え室で薬学部の先生に今話題のタミフルのことを聞いてみた。彼いわく、「あれはロッ○ュが独占製造だし、日本では武○が独占販売していて、学者も研究費とかもらっているから、問題があっても指摘できないんですよ。14人が死亡と言っても、分母は1000万ですからね、因果関係を論証するには5年はかかりますしね・・・」。なるほど。で、灯台元暗しで、実はウチの娘も飲んでいた。今のところ大丈夫そう。子供にリスクがあるとのこと。ウイルスも中国では広がりそうですから、手洗いとうがいをゆめゆめ怠ることないように、皆の衆。

 * * *

チャペル・サーヴァーの回線を光ファイバーにする試みは挫折。ビルが旧くてファイバーが入らないとか。やれやれ。できれば、帯域が20倍位になるのだが。ウチのマンションには入っているので、ザーヴァーを自宅に戻そうかとか、イロイロ考えております。もし速度低下などの症状がありましたら、時間をずらすとかで対応をお願いします。

Commented by yamahiro 2005年11月19日(土)21:33

私はあの事などを思い起こし、御前に私の心を注ぎ出しています。私があの群れといっしょに行き巡り、喜びと感謝の声をあげて、祭りを祝う群集とともに神の家へとゆっくり歩いて行ったことなどを。
わがたましいよ。なぜ、おまえは絶望しているのか。御前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを。(詩篇42:4〜5)

ISDNを我が家に導入した日のことを思い返しています。
あのころは64・64=128と大はしゃぎでした。

スローの恵みというものが確かにありますね。この世が目指しているものの反対側に案外本物が隠れていたりしますね。みことばのゆりかごに揺られてマイペース。