2006年10月07日

悪魔のシナリオ

と題する記事を宮内氏が書いておられる。実に面白く、しかし不気味だ。現状に正確にフィットするゆえに・・・。特に「神という名の偶像に熱狂する宗教信者を増やす」はまさにニッポンキリスト教の一部の様ではないだろうか。イエスを知らないキリスト教徒。実に不気味だ。

安倍さんの揺れ

アップロードファイル 58KBどうも安倍氏はA級戦犯や戦争の歴史認識をめぐって揺れている。靖国問題については明言を避けるとか、ハイとイイエがあいまい。これは以前にも指摘したが、この手の人たちはたいてい自己欺瞞を抱えている。首相になる前と後で微妙に発言が変わって来ているし、だいたい答弁が原稿の棒読み。田中真紀子氏による安倍氏の朝食への追及はさておいても、安倍氏はやや頼りない。それにしても訪中がいきなり決まった感じだが、裏ではすでに何がしかの妥協が行われているだろう。こういったコソコソした手法はどうもいただけないが。これから彼の心の真実と表の発言はますます乖離していくことだろう。それによって求心力も衰える。内閣のキャラもいろいろスネに傷を抱えているようだし。案外もろいかもしれない。かく言う同世代の私ももろいのだが・・・(笑)

(写真は『美しい国』の雲にけむる今朝の富士山)