2007年08月27日

閉塞感

本日も実によくトレニーングとバルコニーでの日焼けと、アウトドア志向でありました。日焼けではLovisaの気だるいジャズが、ジョッギングにはZARDの元気の良い曲がイイと改めて確認。公園のベンチで空を眺めながら泉水ちゃんの歌声を聞いていたら、つい寝てしまった。風呂から上がってビールでホッとしています。

さて、安倍氏のこれまでの歩みは、大体私が予想したとおりのものだったが、今晩発足する安倍改造内閣、どこまで持つのだろうか?舛添氏が初入閣で厚労省大臣と言うのも、ボロボロにされそうで、何だか気の毒だが・・・。彼には似合わないポジションである。他の人が逃げて、ババ抜きだったのかも。石原さんは党三役で調整役。この人もけっこう叩かれるポジションに置かれる人だ。便利に使えるのかも知れない。対する「はあ〜!」の小池氏は女王様タイプだから、さっと身をかわしたわけで、これまでの各党の牛若丸の八艘飛びを見ても、身のこなしが「くの一」ッぽい。しかし人材が枯渇しているようで、政界でも「閉塞感」が漂っている。

で、クリスチャン新聞から「教会の実情に関するアンケート」とか言う用紙が送られて来ましたよ。何でも昨今のニッポンキリスト教は教勢と財政が縮小傾向、加えて閉塞感が蔓延しているんだそうで、その実態を調査して、来る「第5回日本伝道会議プロジェクト」に報告書として上げるらしい。KFCもいつの間にか「クリスチャン情報ブック」とやらに掲載されていたのだが、はてさて、どうしましょうか?いろいろな消費者動向調査なども来るのだが、ほとんどは無視しているのだ。ただし景品がイイ場合はこの限りではない(^^)。

ちなみに驚いたのは、構成人数欄が、

 A.0人、B.1-3人、C.4-6人、D.7-10人、E.10人以上

となっているではないか!?この区分けの細かさに統計学的意味があるのだろうか?統計学を学んだ者から見ると、ビックリする区分の仕方だ。いやあ、これはかなり深刻だ・・・。(意地悪に突っ込みますと、10人の場合はDとEのどちらか知らん?)

「閉塞感」は私が前々から指摘しているカプセル化の現われであって、今更どうしようもないと思っているのだ。さらにどうしてか「キリスト新聞」からも名刺広告を出せとか、CDの広告を掲載しますとか、この数年来ているのだが、どうみてもDr.Lukeと「キリスト新聞」は似つかわしいとは思えないのだが・・・。やはり経営的に苦しいわけ?これもこの数年間ずっと放置なのだ。ちなみに「リバイバル新聞」の広告はすでに止めている。どうみても業界メディアの広告は相互扶助であって、商売としてはペイしませんね。

と言うわけで、時代のキーワードはこの世も教界も「閉塞感」のようではある。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年08月27日(月)20:30

残暑お見舞い申し上げます。

すごいですね、このランク分け。まずは先生たちに、いわゆる「献身」と称するキリスト教的出家をやめていただき、手ずから仕事をしてもらった方がよいのではないかと。どんな報告書ができるのか、ややこわい気もしますが。

Commented by Luke 2007年08月27日(月)21:07

ですね。

でも、主のお言葉どおりでしょう。「わたしがもどる時、地上に信仰が見られるであろうか?」と。まあ、ニッポンキリスト教も行き着くところまで行く必要があるのです。私は前々からガラガラポンが要ると言っています。今のままの「お化粧」ではごまかせません。その意味では私の診立てどおりになってきているわけです。

By the way,室伏が残念でした。あれだけ研鑽を積んでも6位とは。世界の壁の厚さを感じますが、もし結果だけを目指していたら、とてもできないことです。何が彼らを支えているのだろうか?

Commented by Luke 2007年08月28日(火)07:58

入閣した人と、できなかった人で、明と暗が分かれるそうだが、そんなに大臣になるって、うれしいことなのだろうか?「末は博士か大臣か」と言われていたものだが(今は死語?)、私は博士になってもさほどうれしくなっかった。ただ大学院、つまり研究室と指導教官から解放されて、自由に生きることができることになったのがうれしかったのだが・・・。

Commented by zion 2007年09月05日(水)01:35

教界も勝ち組と負け組の格差拡大があるような。
教界(牧界)にも若干の市場原理は働いているのでしょう。

夏の怖い話2題

本日もラジオ体操を楽しんできました。これ、結構はまりますね^^

今、みのもんたの番組でやっていたが、何でも「闇の職安」と言うサイトがあって、そこで知り合った3人の男が女性から金を奪い、顔を見られたので、50回以上頭をハンマーで殴って殺害したとか。3人の男も互いに顔を知らず、たまたま共謀の形になったが、ひとりが死刑が怖くなって自首したらしい。壊れていますね。

ネット上では匿名性によって普段は何もできないような者や、病んだ者たちが簡単に力を持つ事ができる。一種の変性意識状態に陥るわけ。「律法は罪の力である」が、「ネットは病者の力である」と言える。こういったネットスートカーに粘着される経験は私もあるので、その不気味さはよく分かる次第。

と思うと、実はニッポンキリスト教界でもけっこう怖い話がある。もうかなり時間が経ったので、話してよいと思うが、ある小さな、しかし経済的には豊かな教会の姉妹から相談を受けた事があった。何でも聖霊運動で有名なT師に牧会を依頼したらしいのだが、彼が自分の副牧師をその教会の牧師に任職するとかで、ついては地方公務員並みの給与を補償せよとか条件を持ち出してきた。T師自身もその教会に行幸する際は、若い姉妹を複数はべらせつつ、ホテル代も一泊ウン万円以上、謝儀はいくら以上と言う条件なのだ。具体的な額は書けないが、かなり高い!

で、その教会の人たちは蛇ににらまれた蛙のように怯えてしまって、私のところに相談に来られた(どうして僕のところに来たのだろうか、未だに謎だ)。いろいろアドバイスを差し上げたが、何とそのことが肝心のT師側に漏れたのだ。いったいどのようなルートで漏れたのかは不明であるが(コレも不気味である)、早速T師自ら私のケイタイに電話をかけてきた。「唐沢先生、あなたは私がしていることを陰で批判しているそうですが、本当ですか。あなたはどういうつもりであの教会に関わるのですか。手を引きなさい・・・」と言う、言葉は丁寧であるが、ドスの効いた有無を言わさない話し振りで、気の小さな私はかなりビビった次第。その場は適当に繕ってお引取り願ったが、その後も別のルートからしつこく私に圧力をかけてきた。

・・・いやあ、スリルがありましたね。この業界の怖さをしみじみと実感した事件でした。加えて、その教会はずっと前にテレビ伝道で有名な某師にも依頼していたのだが、やはり金を要求されて、お断りした経緯もあったようだ。その際のそのセンセイは、「僕にも生活があるのだ・・・」と言ったとか言わないとか・・・。やれやれ。

昨日のメッセージでも触れましたが、この業界、ヤクザの世界と同様にシマがあるわけで、うかつにそれに触れたものなら、大変な事になりすよ〜(タケシのブラックホスピタル的に・・・)。もちろん業界で壊された(元々か?)信徒にも病んだ者たちが多いですし、この人たちもうかつに関わるとストーカー化するわけで。正統性を誇りつつ、健やかさを忘れているカプセル化し倒錯したニッポンキリスト教界。いずれにしろ、この世もニッポンキリスト教界も不気味な状況になってきていることは間違いありませんね。

 教訓:君子危うきに近寄らず・・・

Commented by ICHIRO 2007年08月27日(月)08:53

Lukeさん、ご苦労さまです。が、「復讐サイト」も怖いですよ。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/kakuseizai/story/26mainichiF0827m057/

Commented by zion 2007年09月05日(水)01:26

T師のうわさはよく耳にしますが。
相当DV(CV?)もあったそうです。汗