2006年9月

霊的快感原則-feeeel !-

午前9時から午後3時までAO入試。試験監督と20名の面接。かなり疲れる仕事(変な疲れが残るのだ・・・)。たまに社会人がいたりすると面白い話ができるが。

 * * *

またまたセロの特番があった。以前のネタと新しいネタが披露されていたが、それにしても不思議だ。握りつぶした空のアルミ缶にコーラが戻り、あのプル(フタ)までもが再生される!?さらに破った千円札をセロテープで貼って、指でなぞると元に戻ると・・・。

アップロードファイル 4KBコイツはいったい何者?っと、考え込んでいたら、お笑い系の進行役が、「考えるな、感じろ(Don't think, Feeeeel !)」と言うブルース・リーの名言を吐いていた。そうなのだ、霊的経験もこのfeeeeelがけっこう大切だったりして。

そもそも感受性が欠如していれば、言語のやりとりはもはや無駄になる。かくしてケンケンガクガク、無意味な神学論争となるわけで。神の愛と御心をfeeeeeelしようではないか。このとき御霊はリンビックシステム(大脳辺縁系)に作用し、私たちの深層意識層の修復を図って下さる。

ちなみに人間性は意識化される領域はごくわずか。青筋立てた神学論争は大脳新皮質のごく一部の働きに過ぎず、それは真の安息や平安と満足をもたらすことはない。霊的快感原則で生きるリンビック・クリスチャンを私は志向している。

Commented by Luke 2006年10月01日(日)07:27

読者の方からLukeさんの意図は分かるが、偽の霊的現象が現れている今日、「考えるな」は危険ではないかとご質問をいただきました。確かにDr.Lukeは「考えるな」と言ってみたり、「思考停止するな」と言ってみたり・・・^^。

そうですね、私はこういったご質問をニッポンキリスト教の諸兄と関わるようになってからどれほどいただいたことでしょう。問題を解決するにはどうすればよいのですか?神に従うってどういうことですか?どうやったら聖いクリスチャンになれますか?人間性を知らないのです。・・・まあ、これが強迫性なんですが。

人間性は矛盾の中に存在するのです。これが一方に偏るとオツム志向だけのリベラルになり、他方に偏ると経験志向だけの聖霊派になるわけで。人間性を忘れた悲喜劇です。精神医学的にはイロイロ解説できますが、考えるな、しかし思考停止するな。これが楽しく、しかも振り回されない生き方なんですが(笑)

ヤラセの時代

下のWTCの崩壊のビデオはけっこう興味深いと思います。米政府の公式報告書では崩壊のメカニズムを「パンケーキ理論」としていますが、パンケーキではコンクリートは粉塵にはなりませんね。文字通りホットケーキが積み重なる形になるはずですし、自由落下時間とほぼ同じなんてことはありえません。

それに鉄骨が溶けて流れる光景もありますが、ケロシンの燃焼温度はせいぜい800-900度で、鉄が溶ける温度は1,500度。この報告書はJFKのウォーレン委員会の報告書に匹敵する"名作"です(笑)。

ちなみに初等物理を知りたい方はこちらをどうぞ。JAVAアプレットで実験ができます。今回の関連で言えば、「質点の力学」で落下の実験ができます。モンキーハンティングなども面白いですよ^^

【注意】私は本件がユダヤ人を中心としたメーソンやイルミナティの陰謀とは言っていませんよ^^それはイロイロな説があるとして、物理的現象の解釈のおかしさを指摘しているだけです。WTCビル所有者のラリー・シルバースタインが"pull it(「制御されたビル倒壊」を意味する業界用語)"と言っているとおり、確かにpullされているのです。

そして確認された事実としては、フセインとアルカイダの関係は何もなく(上院報告書)、大量破壊兵器もなかったこと。しかしイラク戦争はなされ、米兵は3,000人近く(911の死亡者数に匹敵!)、イラク一般市民が10万人も死んでいることです。こんなことをして誰が得するわけでしょう?

Commented by ICHIRO 2006年09月29日(金)20:29

米国のメガチャーチの原理主義的福音派牧師たちが、
「フセインに神の裁きを!!!」と煽ったわけですね。
今から思い起こすとあれは一体なんだったのか?
イスラエメuフセインに神の裁きを!!!」と煽ったわけですね。
今から思い起こすとあれは一体なんだったのか?
イスラエルフリークたちも今頃何を思っているのでしょう?

Commented by kenji 2006年09月29日(金)22:07

>米国のメガチャーチの原理主義的福音派牧師

チャべス大統領を暗殺してしまえと言った牧師でしたかね?よく大言壮語する御仁です。

Commented by エヌ 2006年09月30日(土)15:01

ルーク様
まあ実際,アメリカにせよ日本にせよ行政などから出される報告書なんていい加減なシロモノが多いのが現実なのでしょう。おそらく。結論ありきのこじつけがほとんどと私は思っています。

それはそれとして,たとえば
>>それに鉄骨が溶けて流れる光景もありますが、ケロシンの燃焼温度
>>はせいぜい800-900度で、鉄が溶ける温度は1,500度。
という部分。
「ケロシンってナンダロウ。で,報告書はでおかしいということなのかもしれないが,800度もあれば鉄骨の強度の低下には十分な温度」というふうに普通は読めますから,いまひとつ読んでる側にはぴんとこない。
で,もう少し深く検証したルーク氏の考えを読みたいと思ってしまうんですよね。

まあブログの雑談程度(悪い意味ではないつもりですが,いいすぎですか?)の話ですから,限られた時間等の制約の中で精度をあげた内容を求めるには無理があるのも承知しています。で,読み手も,読んで誤解するもしないも自己責任なのも当然。

ただ…個人的にはルーク氏にはついつい期待してしまうんですよね。
よけいな突っ込み失礼しました。

Commented by Luke 2006年09月30日(土)17:49

期待ですか・・・。やれやれ。しばしば添えないかも知れませんよ^^

ポイントは、御言葉もそうですが、与えられたものを受けるだけでなく、自分で考えてね、と言うことなのです。たいてい、政府関係の報告書に疑義を呈すれば、陰謀論者とかサイコなどのレッテルを張られ、思考停止を余儀なくされるわけです。私なども、一部では「バーチャル世界に住む、陰謀論者のカルト教祖」にされているくらいですから(笑)。今日ニッポンキリスト教界は倒錯しているのです。

と言うわけで、ここでは問題提起をしているわけですが、それでもこの数年間において私の言っていること、世界や教界の流れを見ていますと、大きくは外していないと自分では思っておりますが、いかがでしょうか?

Commented by ジョナサン 2006年09月30日(土)20:40

>>大きくは外していないと自分では思っておりますが、いかがでしょうか?

外していないどころか、しっかり掴んでおられると思います。
だからかえって、Lukeさんがこの手の問題に関わろうとされるときに、私などはあの副島さんにハラハラさせられた時のような、いやな感覚が蘇ってきちゃうんですよね、なぜか。

Commented by Luke 2006年09月30日(土)21:20

副島氏ですか、彼は会って見るとそれなりにイイ人なんですよ^^再建主義の富井さんと似てなくもないですが(笑)。『人類は月に行っていない論』でトンデモ大賞をもらったり、いろいろ物議は醸していますが、それなりに面白い主張をしていると思っています。まあ、アポロのヤラセ論も遊びの部分で対応すればよろしいのではないかと。

WTCビルの崩壊については、下のいくつかのビデオを紹介した理由は、「第一次情報」に触れる必要があるということです。ニッポンに入る情報はほとんどが選択的フィルターを介していますから、相当に色がついています。われわれはそれを読んで分かったつもりになるのですね。しかしWTCビルにいた人々、またはファイアファイターたちがどんなことを証言しているか、その肉声に触れる必要があるでしょう。

Commented by エヌ 2006年09月30日(土)21:52

ルーク様
外しているいないの評価は私が言えることではないと思います。
私自身はそんなに頭はよくないし,そんなにいろいろな事に詳しくない。

かわりに感想レベルで言わせていただければ,
個人的には,大きく頷ける部分がかなりあるし,頷けない部分もかなりあるというところでしょうか。
いろんな意味で学ばせて頂いてますね。まじめに感謝してます。

この種の問題提起は個人的には嫌いではないですが(と言うか結構好きな方だし,やる方ですね),ただその方法については実効性には疑問はあります。もちろんこれは書き手の目的によって当然かわりますから,正当な疑問ではないかもしれません。
通常ノなりますが
日本のキリスト教界に関わらないと言われている(共感してます)のに「こんな評価をされています」と,ことあるごとに書かれるルークさんの意図はよくわからないですよね。
読み手にとっては相手の貼るレッテルなんかどうでもいいことですから,もう分かってますよと思うしかないです。相手に対してこちらはこうだという「物差し」は真理をしばしば見えにくくする気がします。もちろんこれは小さな事です。

暴かれた9.11疑惑の真相

アップロードファイル 10KBこれまでここでもいくつかの疑惑を紹介してきましたが、その集大成。DVD付き。

著者はベンジャミン・フルフォード。1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に生まれ、若くして来日。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大を卒業。『日経ウィークリー』記者、米経済紙『フォーブス』のアジア太平洋支局長などを経て、現在はフリーのジャーナリストとして活躍中。

アメリカでは真相を究明する民間の団体ができているそうです。中でもプリガム・ヤング大学物理学教授のスティーブン・ジョーンズの論文は面白い。この人は80年代に常温核融合説を唱た人。その他真相を追求するサイエンティストのサイトがある。

私たちは数学と物理法則を信じています。イロイロな解釈や推理はさておいて、私もずっと以前にBBSでごく初歩の計算をして見せましたが、とにかく頑健な構造体が自由落下速度で崩れ去ることは、意図的な仕掛けがない限り、物理学的に絶対無理。JFK暗殺のウォーレン・レポートの「疑惑の銃弾」の例でも分かりますが、アメリカでは物理学の法則が一般とは異なるのですね(笑)。アメリカは二重構造なのです、表と裏の。闇は深いのです。

Commented by エヌ 2006年09月29日(金)03:20

>>とにかく頑健な構造体が自由落下速度で崩れ去ることは、
>>意図的な仕掛けがない限り、物理学的に絶対無理。
これはかなりイタイ文だなぁ。「頑健な構造体」とか「絶対に無理」とか抽象的で科学的な説明とはほど遠い。誤解をまねきそれが一人歩きする気がします。
これじゃあ創造科学論に夢中な牧師の論調みたい…。
否! そうではないはずです。
私はここでは主張されていることに否定も肯定もする意図はないです。
ただ,建築構造の崩壊メカニズムについては力学的にきちんと説明可能なのですから,それなりの表現をすべきでしょう。
そういうことができる数少ない方だとルーク氏には勝手に期待しています。
まさか,読んでいる奴はみんなわかりゃしないからこの程度の文で十分,…という訳でもないでしょうに。

Commented by エヌ 2006年09月29日(金)03:30

補足。
>>構造体が自由落下速度で崩れ去る
壊れるとき,これはあたり前のこと。

Commented by Luke 2006年09月29日(金)09:25

あれあれ、えらく持ち上げて下さってますが(汗)、私は構造体が自由落下することを理解できるほど頭はよくありません。まあ、浮世狂言、どっちに騙されるのもそれなりに楽しいものです(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing37.html)。いわゆる陰謀論には夢がありますが(^^)、イラク戦など、マジで実行してしまうところがアメリカのナイーブにしてコワイところなのですね。さあ、これから何が出てくるか、あけてビックリ玉手箱です(笑)。

Commented by Luke 2006年09月29日(金)13:09

英語が分かる人はぜひこちらを観て下さい。
http://video.google.com/videoplay?docid=-8076200333701191665

ちなみにBYUのジョーンズ博士は大学当局から圧力を受けて、講義ができなくされているようですね。彼のレクチャーです:
http://video.google.com/videoplay?docid=964034652002408586

またこちらではMITの専門家が「制御された破壊」であることを検証しています。驚くことにWTC7は自由落下よりも早く崩落しているのですね!?
http://video.google.com/videoplay?docid=1822764959599063248

前にも書きましたが、私たちは壮大なフェイクを見せられているのかもしれません。

Commented by ジョナサン 2006年09月29日(金)14:26

私は素人T0bxBE0BA88dc

Commented by ジョナサン 2006年09月29日(金)14:26

私は素人で専門家のHPを読んでもなかなか理解出来ないのですが、崩落するビデオをどう見ても、自由落下する瓦礫の方が速く落ちています(崩落の方が遅い)。

教えて君で申し訳ありませんが、「崩壊の方が速い」という方々は、何の速さを問題にしておられるのか(どこに注目しているのか)、Lukeさんか誰か簡単に教えていただけませんでしょうか?

Commented by Luke 2006年09月29日(金)14:52

こちらをどうぞ。
http://video.google.com/videoplay?docid=-4322650841860671469

また同様の事件が・・・

中2男子生徒が同級生の女子生徒を20箇所もナイフで切る事件。周囲の話では好意を抱いていたらしいが、どうも町田、山口、そして今回と同じ臭いのする事件が続く。ここでも精神病理とある種の霊的存在が相互作用しているのです。

最近の事件の霊的病理
少年たちの心の闇を探る
青少年の怒りと犯罪

風の向き

安倍新内閣が発足。風を読めなくて冷や飯を食わされたり、論功労賞をもらったりで、「仲良しクラブ」とか、「安倍チーム」とか揶揄されているようだが、安倍さんはけっこう深いものをもっている(と言ってもあまりイイ意味ではない)。戦犯であった岸信介を祖父に持ち、東京裁判についても忸怩たるものを感じているようだ。見かけに反して、靖国問題などに白黒を言わないなど、けっこう日本人的ネチっこさをそなえている。来年の参院選が本当の勝負時だろうが、すでに風の向きは変わった。

ちなみにわが長野県もあれだけはやし立てた田中知事を引きずり下ろし、前に書いたように、ついに脱・脱ダム宣言だそうだ。これが大衆と言うもの。主イエスを十字架につけたときもまったく同じ。私のうちにいつも響いてくる時代の霊の声がある。それは名画『ベン・ハー』でメッサラがジュダに言った台詞:「時代のパワーに従え、今はローマだ。あれ(主)ではない!」。ここへ来てその風圧が増していると感じている。しかもそれは世からよりもキリスト教界の中から吹いてくる。

Commented by Luke 2006年09月27日(水)22:16

英紙が安倍氏に対して、「過去ごまかさない方法を」とイイ指摘をしてくださっています。欧米はちゃんと感知しているようですね、安倍氏の病理を。

http://www.asahi.com/politics/update/0927/011.html?ref=rss

人間性疎外

神よ、人が何者なので、これほどに御心にかけてくださるのでしょうか。

神は私たちの成り立ちを知り、私たちがちりに過ぎないことを心にとめてくださる。

この大祭司はわたしたちと同じ血肉をもたれているので、わたしたちの弱さを思いやることができない方ではありません。

ホーリネス系の年配の牧師の方がわたしの元に来て言われました:「私は長年にわたり"きよめ"について説教してきましたが、実は"きよめ"が何なのか分からなかったし、私自身ずっと葛藤して苦しんできたのです・・・」と。この方は真実な方です。

実際、私たち精神病理の学徒からみて、ウェスレーあたりの教えをまじめに実行しようとすれば、強迫神経症になるか、自堕落になるかのどちらかでしょう。リッパにやれてしまう人はウソをついている人です。

人間性を忘れ、人間の成り立ち、精神の法則、そして限界を知らない神学はこのような自前の苦しみを作り出す(→聖書的啓示と現代精神科学)。クルシチャンを見ていると、要するに自作自演の空回りをしている。髪の毛を自分で引っ張って、空を飛ぼうとしているわけ。ご苦労様なこと。

そしてもっとも深刻なことは、そのことを指摘すると、「自分はこれほどに真剣に、熱心に、頑張っているんだ!とやかく言われる筋合いはない!」と言われる。では、勝ヘ人になられた―真に奥義であり、これを知り、味わったら歓喜することでしょう。

ちょっと一服・・・

アップロードファイル 89KBアップロードファイル 58KBアップロードファイル 68KB

どうも牧師話は単純ではないようですので、ちょっと抜きましょう。

おとというっすら見えていた富士山とランドマークタワーです。ナゼか、Timとの写真は、私の頭が光っている(笑)

Commented by 愛知県のさっちゃん 2006年09月26日(火)23:32

笑・・ちょっと一服・・ありがとうございます。

富士山ですか!10月に入ったら、家族で富士山まで足を伸ばし、温泉にのんびり首まで漬かってこようと・・計画中! うっすら見える富士山、あそこに行くぞ〜と想像して、にんまりしてます( ̄∀ ̄*)o♪

Commented by ひろこ 2006年09月28日(木)18:47

ルークさんの頭の光はオーロラでは?こう思うとうれしなりますが。

Commented by Luke 2006年09月28日(木)20:57

はい、どうもです(笑)。息子からはさんざん言われておりますが・・・。

本質的アイデンティティと経綸的アイデンティティ

牧師制度の話になるとけっこうセンシティブな反応が出ますね。本質的病理はBBSで書いて下さっているとおりです:

牧師制度に頼り過ぎている牧師と、なんでも牧師に頼る信徒。頼るべきお方が、なおざりにされている。

現状の問題点は本質的アイデンティティと経綸的(機能的)なそれが混同されていること。これがためにいわゆる教職者と信徒の間に質的相違があるかのように錯覚されているわけ。真理は、何もない!

私たち大学の教員が(繰り返しますが、私は「牧師」ではありません^^)、私は博士で教師だよ、君たちは単なる学生だよ・・・とやったらまったくの笑い話になる。しかしこれがニッポンキリスト教では当たり前のようになっている。Am I Right?

私たちの本質はキリストを長子とする兄弟姉妹、その中である人は・・・と任職がある。救世軍の山谷さんを意図的に引き合いにしているようですが、私が山谷さんに共鳴し、評価するのは、彼が少佐だとか、神学校の教職だとかによるのではありません。彼の信仰のスタンスと生き様に感銘を受けるからです。彼は親愛なる主にある兄弟であり(本質的アイデンティティ)、主にあってその委託を、たまたま救世軍と言う枠組みの中で少佐として(機能的アイデンティティ)忠実に果たされているのです。お分かりでしょうか?そこを山谷さんもちゃんと知っておられるのです。

カンコクキリスト教では特にこれが完全に混同されているわけで、「牧師様(ボクサニム)」として信徒の上に君臨する場合がままあるわけです。アメリカキリスト教ではパスターでは満足せず、アポストロにプロフェットになりたい人が多いのですね。本質的アイデンティティと経綸的(機能的)アイデンティティを混同する悲喜劇はそろそろ卒業すべきでしょう。(まあ、これ自体が私的には病理現象と言えるわけですが)。

Commented by 子パンダ 2006年09月26日(火)21:17

日本の牧師さんたちのほとんどは、薄給でも忠実に主に仕えているのです。地位や名誉や富を求めてギラギラしてるのは、ほんの一部だけですよ。ただ、この一部の人たちは人並み外れて目立ちたがり屋なので、彼らの素行の悪さばかりが人目についてしまうのですね。

Lukeさん、あまり牧師さんたちをいぢめないでね。
彼らのために祈ることが必要なんだと思います。

Commented by 愛知県のさっちゃん 2006年09月26日(火)22:51

こんにちわ、子パンダさん。

地位や名誉や富をあからさまに求めてギラギラしているのは、ほんの一部だけ・・の人々を問題視しているのではないと思っています。信徒と教職という何か、隔てる間柄自体が聖書にはないこと、牧師の生活のすべてを献金で支えるということから生じる、信徒と牧師の中に言葉では言い表せない空気があります。牧師自身も話すべき事柄さえも言わないでいることを何度も見てきました。話せば、来なくなってしまうのを恐れているのです。信徒の側も捧げるという喜びはどこにいったのかと思うほど、捧げた献金に対する執着を感じます。会計を長年してきbキ。信徒の側も捧げるという喜びはどこにいったのかと思うほど、捧げた献金に対する執着を感じます。会計を長年してきた経験の中で、捧げている信徒の小さな言葉に中に、本音を垣間見てきました。牧師に対して、どのように、なにが支払われているのかを本当に見ています。だれに捧げているのかを忘れてしまっているかのようです。信仰の問題といえばそれまでかもしれませんが、献金によって牧師の生活を支える制度の中に確かに横たわる切実な問題があるのは事実なのです。逆に言えば、人はそれほど、弱いものでもあると思うのです。
明らかに富だけを求めたり、名誉を求めたりする牧師なら、逆にわかりやすいかもしれません。
しかし、かりに80%は忠実でも、後の20%は自分の生活を守ろう、救おうとするとする姿が見えてくるのです。その、20%・・いえ、10%?であっても、とても固執しているものとして伝わってくるのです。・・・
祈ることはもちろんですが、声に出していくことも愛だと思います。もちろん、主の導きの中でですが・・。

「そして、私たちがあなたがたに教授しておいたように、静かに生活をすること、そして自分の仕事に励むこと、そしてあなたがた(自らの)手でもって働くことを名誉としなさい。それはあなたがたが、外部の人たちに対して品位ある仕方で歩むためであり、誰かの助けを必要とすることがないためである。」
テサロニケT 4:11 岩波訳

Commented by Luke 2006年09月26日(火)22:56

そうですか。薄給ですか・・・。まあ、私がこれまで診て来た先生たち(どちらかと言うと有名どころ)から受ける印象は「金太郎飴」なんですね。

まず表情が一様に「牧師顔」です。第二にしゃべり方が金太郎飴です。第三に接し方が金太郎飴です。そして最も深刻なことは本音が見えて来ないこと。要するに作っているのです。これは私たちから見ると、すぐに分かります。表と裏が乖離しているわけですね。

イロイロ裏話などもお聞きしますが、多分ご本人たちも相当に不自然な努力と無理を積み重ねているんだろうなと思っています。だからうつ病とか血管系の病気が多いのです。率直に言って、どこか変だと想いません、この先生たちの生態って・・・。

陰の声:前にも言いましたが、彼らの人格心理テストをやってみたいのですね。おそらく相当に病理的な結果が予想されます。もっとも可能性が高いのがライ・スコア(見栄でウソを言う引っ掛け問題の得点)が高いことですね。ニッポンキリスト教の献身システムが世からの逃避、あるいは病理的な人の逃げ場になっている印象を持っています。

Commented by KM 2006年09月27日(水)17:56

牧師も一種の接客業だから、作り笑いになるのは仕方ないと思う。どんな業界でも、その中で生きれば、話し方や仕草も、その業界の色に染まるのは当たり前。牧師も牧師として生きていくには、いつもニコニコの「牧師」になってしまうのが楽と言えば、楽なんだと思う。でも、これは牧師の業界に限ったことでなくて、医者の業界でも、マスコミの業界でも、その業界の色に染まらないで、自由に(ただ主とつながって)個性的に生きる道はあると思う。そして、それができる人は、すてきだなと思う。

Commented by kenji 2006年09月27日(水)20:32

そうですか。この手の議論はほかでやったほうがいいですね^^兄弟姉妹の麗しい交わりを維持するためにも。小生は、子パンダさんのご意見もLukeさんのご主張もごもっともと思います。十一も当然視する所とそうでない所と様々です。小生は、以前は十一は当然の教会でしたが、今の所は無記名自由献金です。確かに後者の方が負担が少なく、信者としてはハッピーです。しかしながら、肝心の主はどうご覧になっているのか小生にはわかりません。

Commented by kamekame 2006年09月27日(水)22:01

ハードコアでやりますか?

人生思わぬ事が・・・

川崎のトンネルで女性が刺されて死亡。通り魔の犯行らしい。おそらく何らかの人格障害を持つ人物であろう。怨恨や痴情のもつれではないため、犯人にたどり着くのは難しいだろう。しかし犯人がその近所の住人であり、日ごろからそのオカシサを醸していればチャンスはある。この手の匿名的狂気は実にコワイ。

 * * *

耳鼻科の検査結果。鼻中隔湾曲症による副鼻腔の炎症。要するに蓄膿症。で、オペが必要。入院は4日程度。やEくもないと思うが・・・)。まあ、今は昔と違って内視鏡で20分程度で済む。とりあえずは抗炎症剤で抑え、2,3月のオフにやろう。

それよりももっとショックだったのは、医者からオペの必要を言われて、頭をめぐらせ、「ちょうどよかった。夏休みにやろう」と考えて答えたこと。医者は「いや、お正月くらいでは?」と言うので、「なんだよ、せっかく夏休みになるのに・・・」と考えた自分に愕然。ADではない思うが・・・。

そう言えば期待の小沢氏までも入院だとか・・・。多分心臓にキテルのでしょう。けっこう長くなるかも知れません。

Commented by Luke 2006年09月26日(火)07:55

川口で園児の列に車が突っ込んで17人が死傷と言う事故。どうも時代の霊は勝ち組と負け組みを分ける一方、弱い者を狙い撃ちしている感じがします。パワーをもってねじ伏せる―これが世の霊です。教界も同様のパワーに服したがっているように感じませんか?

やり切れない事件が続く最近ですが、Salt氏がこの時期はボサノバのゆるい感じがイイと言っていますので、私も車ではギターボッサで抜いております。

フロイトの警告

アップロードファイル 5KB

精神分析療法は、それが可能な限り禁欲のうちに行わなければならない。つまり、患者が(治療の中でみたされない願望や欲望を治療者以外の人物との間でみたそうとする)行動化を起こしそうになったり、治療者との間で、甘えたい、愛されたいという転移性の要求を満たしてほしいと執拗にせがんでも、それを許容してはならないというのが禁欲原則である。

もし分析者が患者を助けてやりたいと言う気持ちでいっぱいなために、およそ人間が他人から期待することのできるすべての満足を患者に許し与えてしまうとすれば、患者はそれを快適に感じてしまって、人生の困難から抜け出して、好んでそこに避難所を求めると言う結果にしかならない。これでは患者を人生に対してもっと強健に、彼ら自身に課せられた課題に対して、もっと行動力を豊かにしてあげるという治療的な努力を放棄することになる。・・・分析療法では、この甘やかしは一切避けねばならない。分析医は患者に、満たされない願いを十分に残していなければならない。

どうでしょう。愛がないと言われるDr.Lukeの自己弁護の根拠です。現在のニッポンキリスト教のベタベタした気持ちの悪さ、ビョウキの人々が跋扈している現状に対するもっとも必要な警鐘です。しかし献金で食っている牧師にとっては大変なことでしょうね。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月25日(月)21:36

Lukeさんも病んだ人々を相手にけっこう苦労されているのですね。ご同情申し上げます。

Commented by Luke 2006年09月25日(月)22:55

まあ、何の因果でしょうか・・・。お人よしでもないのですが。小生は他人の面倒など見るのはまっぴらなのですね。自立して自己責任でやってくれよと、いつも思っておる次第で・・・。だからニッポンキリスト教の立派な「牧師」にはとうていなれないわけでして(笑)

Commented by ジョナサン 2006年09月26日(火)02:54

>>献金で食っている牧師にとっては大変なことでしょうね。

まあまぁ(;´Д`)。いつものLuke節、おっしゃりたいことは分かりますが、牧師の役回りは教派的伝統によって、かな〜り違いますから。
Lukeさんの一刀両断は、大抵の場合は小気味良いのですが、"「牧師」は"云々という大雑把なな括り方は、ほとんどの場合、救世軍のMak少佐なども含んでしまっていうることが気になっています(私は救世軍ではありませんが)。
Lukさんが「牧師さん」と言われる場合、とくに"いわゆる"福音派のある系統の先生方が念頭にあるわけですから(あえて断定的に言いますが)、もう少し限定的な表現はないものでしょうか?

あっ、Lukeさんも「牧師」でしたね! と言ってみるテスト。

Commented by Luke 2006年09月26日(火)07:45

「福音派のある系統」ですか・・・。必ずしもそうでもないのですけどね。私が最も言いたいことは、キリスト教で救われるのではなく、キリストによって救われることなんですが。この辺りは宮内氏の証しによって明らかです。キリスト教と言う時間と空間の中に確立しているシステムが、キリストにとっての最大の障害であると感じているわけです。その筆頭が「牧師制度」なわけです。

Commented by 宮内 学 2006年09月26日(火)15:43

「キリスト教と言う時間と空間の中に確立しているシステムが、キリストにとって最大の障害である」

Lukeさんの上記の言葉に同感致します。
私はキリスト教の門外漢でありますが、人はより高い権威に忠実になろうとした時、それより下位の権威に否定的になるものです。キリスト者がもしキリストに従うべき者であるならば、Lukeさんの見解は聖書的であると思います。

牧師制度の間違い

BBSで「牧師らしくなくて」とカキコしてくださった方がいました。おっしゃるとおり、私は「牧師」ではないのですね^^だいたい聖書に牧「師」なんてありませんから。牧者です(預言師じゃなくて、預言者でしょう?)。職業として献金で当たり前に食べてる先生たちからすると、お怒りをいただくでしょうが、私は偽牧師です(笑)。

前にも書きましたが、このニッポンキリスト教の「献身」制度がおかしいのです。考えてみて下さい、高々1%の業界で牧師家族を養い(下手すると子供の大学資金から退職金まで!?)、会堂を建て、働きを負担することがどんなことを意味するか。パウロは新しく生まれた教会(建物でもなく、教団でもなく、召し出された人々のことです)に対して一切の負担を負わせないように、自ら働いたのです。

さらに使徒行伝をよく読んでください。どこに牧師などの単語があるでしょう。そこでは長老たちが手紙をやり取りし、その中で「兄弟から、兄弟へ」とあります。また彼らは日々信徒の交わりをしていたのです。いわゆる教職制度は聖書にはありません!すべての人が聖徒であり、献身者であり、祭司であるのです。その中である人は使徒、ある人は・・・と経綸的な職務があるのです。それは油塗り(アノインティング)によるのであり、それを与えるのはイエスご自身であり、しかもそれは永遠のものでもなく、もしアノインティングがなくなれば、その人の役割はそこまでです。しかしそれにしがみつく人がいるので、周りは苦労するわけです。「牧師先生」をたてまつるために、ね?じゃないですか?

福音を普通のオジサン・オバサンの手に取り戻すこと。普通の生活を当たり前に淡々と送る中で、インマヌエルなる主と交わること。この時すべての人が証し人なのです。はっきり言いますが、一度現在の先生方には総辞職していただいて、ちゃんと仕事をしてもらい、自分の生活をきちんと建て直してから、福音を語っていただくべきでしょう。誰にも負担をかけないように、あえて献金で食べる権利を放棄することです。これが病んだニッポンキリスト教が再出発する第一歩です。まあ、これに触れることはタブーですからね、無理かな?

Commented by Luke 2006年09月24日(日)23:11

上で「献金で食べる権利」と書きましたが、正確には聖書には「福音を宣べ伝える人たちには福音によって生活の資を得るようにと、指示されました」とあり、いわゆる信徒からの月定献金で食べることを定めたわけではありません。もちろん純粋に貧に甘んじて主のための働きをなしている方々がおらえることも知っております。そもそも「福音を宣べ伝える人たち」って誰のことでしょうか?

Commented by ジョナサン 2006年09月26日(火)04:47

順不同のコメントで申し訳ありませんが、たとえば「救世軍」とか「少佐」などの言葉も概念も、もちとん組織も行動も聖書には無いわけでして。
使徒言行録以降の歴史を捨象してしまうと、救済史もろともLukeさんの生もナンセンスとなってしまうのでは、と...

「福音を宣べ伝える人」とは何か。 これもLukeさんには(たぶん少なからぬ読者にも)よく分かっているはずなので、私は「それを尋ねるLukeさんのこころを尋ねたい」と思ってしまいます。
つまり、Lukeさんって、じぢわるなんですよね。

トコロテンだよ人生は

アップロードファイル 3KB拓郎とかぐや姫の静岡の「つま恋」コンサートで35,000人(のオジサン&オバサン)が酔ったそうです(→記事)。う〜ん、私も行きたかったかな・・・。高校時代、自作のアンプで拓郎の『結婚しよう』とか、かぐや姫の『赤ちょうちん』などを聴き(+陽水の『心模様』)、ギターをボロンボロンやったものでした。

昔、親父とお袋が昭和30年代の懐メロ番組を観て懐かしがっているのを茶化したものですが、今や70年代の曲を聴いていると息子が茶々を入れてきます。わがカラオケのレパートリーもほとんど70年代。かくして人生はモ・0年代の曲を聴いていると息子が茶々を入れてきます。わがカラオケのレパートリーもほとんど70年代。かくして人生はトコロテン式に押し出されていくわけで・・・。

Commented by kenji 2006年09月24日(日)09:48

「トコロテンだよ人生は」これも寅さんの台詞でしたっけ^^

何気な光景(2)

アップロードファイル 118KBアップロードファイル 128KBアップロードファイル 70KB

リッチな時間を・・・

UCLA留学中のDJ Jerryがノッテます。Erik Scott Smithのサウンドがなかなかグッド。LAの風が吹いてきますヨ!

何気な光景(1)

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まったりと・・・

邪馬台国の位置と卑弥呼の正体

ご存知邪馬台国論争には畿内説と九州説があります。これは歴史学界での東大派と京大派の対立によるらしいですが(どっちがどっちかは忘れた・・・)、それから離れたところにとても面白い研究がありますので紹介します。→邪馬台国の会

安本美典氏と言う産能大学の教授をしていた方の見解です。同氏は計量言語学/文献学と言う、言葉を推測統計学(要するに数理)を用いて分析研究する分野の第一人者でした。心理学畑出身ですが、古文書の研究からついに邪馬台国の専門家になってしまったのです(プロファイル)。

で、結論から申しますと、歴代天皇の在位期間を統計的に分析し、邪馬台国の時代まで遡ると、神武天皇では到達できず、なんとアマテラスまでたどり着くのですね。つまりアマテラスとは卑弥呼のこと!?これが推測統計学の結果です。で、アマテラスは高天原で祭祀を行っていたわけですから、邪馬台国=高天原となるわけ。そこで邪馬台国は九州から東遷して畿内に大和朝廷を確立した説を同氏は提唱しました。

で、実は‘言霊’著作を数多く書いている井沢元彦氏も「アマテラス=卑弥呼」説を唱えているのです。天岩戸伝説は卑弥呼が殺された事件を描いていると。理由は当時皆既日食があったのです(これは天文学的事実)。これで昼が真っ暗になり、当時の人々は卑弥呼の霊力は消失したと解釈し、彼女を殺したわけ。詳細は井沢氏の本を参照して欲しいですが、計量統計学的にも同じ結論が導けるとは実に面白い!

私の印象ではいまだに日本は幻想の上に築かれていますね。天皇家自体がそうです。天皇が象徴化されたことはかえって天皇家の真実を研究する道を閉ざして閉まったと言えるかもしれません。左翼クリの人々のように天皇制と言う社会システムを廃止したところで、いわゆるリバイバルなど起こりません。反対に右翼クリの人々のように天皇をキリスト教徒化し、キリスト教国家ニッポンを造るというのもコワイです。主イエスのことば―「わたしの国はこの世のものではない」に鍵があると思います。

いやあ、日本古代史は実に面白い。改めて日本人っていったい何者?

Commented by Luke 2006年09月22日(金)15:35

畿内説=京大派、九州説=東大派とのことです^^

アマテラスの霊的病理についてはこちらを→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Ron/identity6.html

時代の風とリバイバルの意味についてはこちらを→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Ron/identity14.html

Commented by Sky URL2006年09月23日(土)14:28

こんにちは。天皇制の起源などについて、久保師や小石師らが著作を書かれていますが、それらの説をもとに年表を試作してみました。http://www.geocities.jp/bluewhitered34/seishotonihon060829excelshousai.htm

Commented by Luke 2006年09月23日(土)21:25

拝見しました。これは面白い資料ですね。ただ私的には久保&小石師の御説に対してはやや距離感を保っております。少々思い入れが強いような印象を覚えています。

Commented by Sky URL2006年09月23日(土)23:51

コメントありがとうございニ凝り性なので、ついつい。。。といった傾向も無きにしもあらずですが^^)

安部氏と統一協会

再建主義の富井氏が述べていますね。統一協会は一部の米福音派組織にも資金提供しているなどの話も漏れ聞こえています。安部氏はTime誌でも「危険なナショナリスト」として紹介されていましたが、実はグローバリストに利用されていると言う主旨です。BBSでも通行人さまが紹介してくださったビデオで統一協会との関係は明らかですが、果たしてその正体は?私の印象では表の現われには相違して、霊的にも、精神的にも、かなり深い病理的要素を持っていると感じているのですが・・・。

Commented by kenji 2006年09月23日(土)20:30

全く根拠はありませんが、彼は文さんを再臨のメシアだと信じているのではないでしょうか。

Commented by Luke 2006年09月23日(土)21:17

う〜ん、私はやはり資金繋がりのように思いますが。今晩TVで安部家のドラマを美しく描いていましたが、どうも先代からしてやや胡散臭いですからね。

本日の仕込み

アップロードファイル 9KBアップロードファイル 15KBアップロードファイル 3KB

脳と人間―精神病理学と大脳生理学をブリッジする。
始皇帝と兵馬俑―昨日の興奮から。
日本神話と古代天皇家の謎―ゴルゴ13のリード社が!?

Commented by kenji 2006年09月21日(木)23:16

明日にも23万ヒットですね^^

Commented by Luke 2006年09月21日(木)23:24

あ、ほんとだ。ありがとうございます。いつの間に、という感じですね。

天皇制と言語

国文学と漢文学の先生と天皇制についてディスカッションした。その覚え書き―

1)天皇制が「万世一系」であることは系図の上の話であって、生物学的にY遺伝子が保存されているかどうかは不明。アマテラスから続く「万世一系」は政治的意図がある。

2)古代において天皇たちは暦を支配した。それは歌会初めなどの四季折々の行事を通してなされた。もっと言えば時間をコントロールしたである。この時間とは物理的な時間ではなく、主観的な時間である。

3)時間と人の感情あるいは情緒は同期しており、時間の制御によって人の感情・情緒もコントロールされる。これが「和歌」などの効果である。かくして政治システムと共に民衆の感情レベルからの支配を意図した。

4)大和ことばも感情と密接に関連している以上、暦の制御を通してコントロールを受けた。つまり大和ことば、あるいは日本語の中にすでに天皇制が組み込まれており、私たちの感情や情緒をも支配している。

5)ことばと深層心理が密接に関係して以上、私たち日本語を共有する日本人の集合的無意識として天皇制は組み込まれており、意識の上で天皇制を否定しても、深層心理までは否定し切れない。

6)日本語自体に天皇制が組み込まれているとすれば、日本語で天皇制を否定することは、日本語自体を否定することになり、自己撞着に陥る。それほどに深く天皇制は日本人の中に組み込まれている。

要するに日本人の集合的無意識として、あるいは共同幻想として天皇制は存在し、それを否定することは日本自体あるいは日本人自体を否定することになる。それほどに日本人のアイデンティティとなっているというわけ。このあたりを医師でもある国学者でもあった本居宣長は深く考察していたらしい。さらに小林秀雄の本居宣長論も読んでみよと勧められた。

大筋で私の見方と一致していますが、日本語自体の支配と暦の支配と言う見方は初めて聞きました。神事あるいは祭りなどもまさに暦と情緒の一体化の表現ですね。なるほど、それによって情緒を支配できるわけで、見事にミームが蔓延化して、「日本人」と言うマインドウイルスに相当に深くまで感染しているわけです。実に面白い。

言語学と言えば先週のゲストTimのサイトを見つけましたので紹介しておきます。ロンドン首都大学の教授ですね。彼に漢字の霊的意義を説明したら関心を持っておりました。(たとえば「義」は「羊+我」となることなど)

言語学にはシンタクス、セマンテクスなどがあり、その大御所がチョムスキー(最近では反ブッシュ的な政治的発言も多いが)の生成文法であり、言語は先見的にアル普遍文法に従って個々の言語の文法が生成されると言う理論。

私たちからすると、その普遍文法は果たしての大脳のどの部分にどのような形で存在するのかが関心の的となるが、言語と脳の働きの関係はまだまだ分かっていないのだ。この辺りまで突っ込むと、天皇制とは大脳の機能とも関連するわけで、日本人の脳を持つ私たちとしては、大脳生理学的にも天皇制が組み込まれていることになる。養老先生的には唯脳論的天皇制となるだろうか。

【付記】考古学的には最も価値のある、例えば仁徳天皇陵などの発掘が行われないのは、この共同幻想を維持するためらしい。もし発掘してトンでもないモノが出てくると、日本国の根幹が崩れるのだ・・・。と、言われると、ますます掘りたくなってしまうが^^

Commented by 天皇制に関する議論 URL2006年09月21日(木)22:09

http://bbs.infoseek.co.jp/Board03?user=agapeestin&pn=2
の59〜外科医さんと提案さんが議論してます。

Commented by MajorMak Eメール URL2006年09月21日(木)23:58

実に興味深い論考ですね!

御論を読みつつ、小生は、ガラテヤ4:8-10の聖句を想起しておりました。

そこでは、支配する諸霊(ストイケイア)が、日、月、時節、年など、「こよみ」としての時間を通して、わたしたち人間を統制し管理していることが、示されています。

してみると、諸霊(ストイケイア)は、「ことば」と「こよみ」を通して、わたしたちの感情と情緒を支配し、さらに、深層心理と集合的無意識をも支配している、という図式になりましょうや?

そう考えますと、諸霊・ストイケイア・言霊(ことだま)・歳の神(としのかみ)の「支配」から脱して、キリストにある自由を満喫するという境地は、まことに希有なこと、有り難い事、と思わざるを得ません。

Commented by はちこ 2006年09月22日(金)04:54

つまらないつっこみですが、シンタクス=統語論ですヨ。

生成文法も一つの理論であり、普遍文法も、あくまでその中での概念です。ごめんなさい、私はどちらかというとanti生成文法の認知言語学系だったので、言語学の大御所は生成文法と言われると、ちょっと待ったと言いたくなってしまって。(笑)

ルークさんの論考は、生成文法よりむしろ認知言語学から攻めた方が面白いかもと思いました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/認知言語学

ちなみに、チョムスキーは、私が大学生だった頃からすでに政治的な論文をいろいろ発表して、言語学者の間からはちょっと煙たがられていましたね。

Commented by Luke 2006年09月22日(金)06:48

>諸霊・ストイケイア・言霊(ことだま)・歳の神(としのかみ)の「支配」から脱して、キリストにある自由を満喫するという境地は、まことに希有なこと、有り難い事、と思わざるを得ません。

これはおっしゃるとおりですね。このためのポイントは、やはり御言葉による霊と魂の切り分けにあるのだろうと考えております。"私の十字架"の死の機能が鍵であろうと。

>はちこさん
あ、ご指摘方感謝です。そうですか、生成文法はone of themなわけですか。私たちの観点からすると、言語・文法を大脳機能の一部としようとしたところに生成文法の魅力を感じるわけですね。普遍文法は果たしてどこにどのようにして埋め込まれているのか。

関連して昨日の日経の夕刊で東大の大脳生理の宮下教授が、言語・文法は遺伝子レベルで組み込まれていると言っていましたね。すると利根川先生の抗体生成のようなメカニズムによって、普遍文法から個別文法が作り出されるのかなとか夢想しています。

ついでに、Tim Pooleyはこのワークショップでレクチャーしたようですね。はちこさんとも関係ありますか?
http://www.coelang.tufs.ac.jp/conference/workshop2006.htm

Commented by Luke 2006年09月22日(金)11:22

>深層心理と集合的無意識をも支配している、という図式になりましょうや?

これは私が最も関心のあるところです。霊的存在と私たちの深層心理がどのように関連しているのか。私は著書の中で「霊感情観念複合体」と言う呼び方をしていますが、現在の精神医学では霊的要因を考慮していません。やはり聖霊によって深層心理(大脳辺縁系辺り)までも取り扱っていただかないと、真の自由は味わえないだろうと考えています。

>はちこさん

そうですか、言語学の領域もかなり細分化されているのですね。私的には上に書いたような動機で言語には関心があります。私たちはある意味でことばで構成されているわけですから。

Timのご婦人Joelleはフランス人で、もろ英語がフレンチでした。フランス語を聞いている感じでしたね(汗)フランスの霊的状況は日本ととてもよく似ているようです。

国家と時代の霊

昨日から耳がモワ〜として、ピーピーと鳴っているので、小学校以来耳鼻科にかかって来た。ついでに鼻も診られて、鼻が悪いと。さらに聴力検査をされて、低音部が落ちていると・・・涙。ドッグでは別に指摘されてなかったのですが。外耳炎か何かと思っていたのですが、レントゲンまで撮られました。50過ぎるとイロイロ出るなあ〜。

 * * *

で、見てきました、始皇帝の兵馬俑展。一言、スゴイ!こんなものを2,200年前に建造していたとは。秦の始皇帝の統一国家の証しであるわけですが、改めて国家とは何?統治とは何?と考え込んでおります。

昨今、日本ではついに同世代の安倍さんが総裁になり、タイではクーデター、ローマ法王はテロ組織に油を注ぎ、ブッシュは法王を擁護しつつ相変わらず対テロにヒステリック、北朝鮮はミサイルか核実験を・・・と。何やら時代の霊はあちこちで落ち着きがない雰囲気を醸しています。

日本について言えば、前に述べたとおり、またTime誌でも言われていたとおり、今後安倍さんは『美しい国』建造のため国粋主義のややアブナイ傾向へと向かうでしょう。キリスト教界はと言えば、ますます病的倒錯傾向と混乱を深め、種々のラッパに吹き回され、消耗する人々が出ることでしょう。

終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。

今私たちに必要なことは

そのような者たちに、わたしたちは主イエス・キリストに結ばれた者として命じ、勧めます。自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事をしなさい。

当たり前を当たり前に、普通の生活をただひたすらに生きること。騒がしいキリスト教界からエクソダスし、当たり前の日常に戻ることです。そして淡々と生きる。「おはよう」と言われて復活された主は、普通さの中におられるからです。

Commented by kenji 2006年09月21日(木)07:07

肉の衰え、感謝ですね^^
日々聖書預言が成就していますから。

Commented by ICHIRO 2006年09月21日(木)22:34

チャぺス大統領が国連でブッシュに向かって、
悪魔だ、硫黄の臭いがする!
と言ったとか、、、。こちらもひと悶着ありそう。

形ある物と形なきもの

そろそろ後期が開始。私たち大学の教員は普段学生に、「講54

台風13号

これは凄かったようです。中心気圧970hPa。名前からしてゴルゴ13のようで不気味ですが、ダウンバーストやトルネードが起きて大きな被害が出たようです。何だかやはり気候がおかしいです。

日本では、地震のいわゆるマグニチュード、つまりリヒター・スケールはよく知られていますが、トルネードのFスケールはあまり知られていません。実はこのFは日本人の藤田教授のFなのだ。ここでもお馴染みのはちこさんの夫君ぼぼる氏が準教授をされているシカゴ大の先生でした。日本人は日本人の仕事をあまり知らないし、評価していないのです。アメリカあたりで評価されると逆輸入で評価が高まると言う不思議な国なんですね。ここでもアイデンティティの希薄さが見えるわけです。

奥日光其四

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ケロヨンを祀る?(これ本当の神社の中にありました)戦場ヶ原。鹿の一家がおりました。

奥日光其参

日光東照宮・・・。世界遺産です。

こんな物を建造したせしめた家康とはいったい何者。改めて感動。ちなみに当時平均寿命が50歳だった頃、家康から家光まで三代にわたっての相談役だった謎の人物天海上人は108歳まで生きたそうだ(→こちらも)。彼の人生訓があった。実にイイですね。キレイに枯れたいと思う最近であります。

  気は長く/つとめは堅く/
     色うすく/食ほそうして/心ひろかれ

ちなみにイギリスのゲストTimとJoelleは、京都の寺や神社が美しくて感動した言って、写真集をみやげに買ったそうです。Timいわく「下手なクリスチャンに見せると、異教のモノ!って破られちゃうかもね、ははは」と・・・。確かに下手に「何とか神学」だの「リバイバル」だのに入れ込んでいるクリスチャンはコワイ人が多いですから(汗)

奥日光其壱

アップロードファイル 81KBアップロードファイル 97KB

2047-3.mpg(4,216KB)

華厳の滝!ビデオも・・・

オウム事件の10年

オウム事件。日本にとっての9・11。ついに、というか、ようやく麻原氏に死刑確定。しかし裁判とは不思議なもの。私たちの裁判も8年間かかったが、いったい麻原の弁護士はどのような使命感でしたのだろうか?ビジネスと割り切って?ちなみにライブドア事件と麻原事件は多分に似ていると感じているが、ホリエモンのヤメ検の代理人はビジネスのようだが。訴訟指揮においてもかなり混乱したが、明らかにある種の霊の介入がある。

上裕氏が自分は坂本弁護士とサリン事件が教団の仕業であると知っていたと告白し、当時はウソをついていたと認めているようだ。面白いのは彼の目が今と当時ではまったく違うことだ。

からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るい

とあるとおり、人と接する時、目は人を判断する大きなポイント。先に書いたネットにおける自己表現の怖いところは、相手の目が見えないこと。文章だけからするとまともに読めても、その人物が見えない。目が見えない状況はひじょうに不安を覚える。(ロリコン植草教授も理路整然としているが、目がアブナイ・・・)

心理学的には、意識的な言語のやり取りの間、無意識のうちに目によるコミュニケーション・リンクを確立し、無意識はそれで相手を判断しているのだ。だから意識の上では同意でも、感覚的には釈然としないことが起きる。BBSにカキコがあったので追加的に触れたが、この釈然としない不協和感覚を大切にすべきである。

上裕派サイトでは

人である教祖を神としたことが事件の原因となった点では、元代表に限らず、多くの信者に責任があることを深く反省し、今後は真実の道を切り開いていきたいと思います。

と声明を出している。私なども一部では「カルト教祖」にされたりもしたが(やれやれ)、人が神に奉られたら、昭和天皇ではないが、互いに不幸を招く。

果たして上裕氏らは「道」を見出すことができるのだろうか。まことの道はJESUSである。中途半端に霊的事象・世界に関わると、かえって混乱に落ちることは、聖霊派あたりのクリスチャンを見ていてもよく分かる。ちなみにまたまた本件についての山谷少佐のBlogが実に面白い。この4つの判断基準、キリスト教界でもかなり?

不従順の結果は?

下のモラトリアム領域についてご質問を受けました。「もし神の御旨に反した意志の用い方をしたらどうなるのかこわい」と言われるのですね。大変すばらしい感受性です。

もちろんその決断の実を自分で刈ることになるでしょう。例えばあえて姦淫に落ちるならば、AIDSなどのSTDに罹ることもあるでしょうし、幸いな結婚生活を破壊することでしょう。この意味で

神はあなどられる方ではない。人は皆自分の撒いたものを刈り取ることになる

とあるとおりです。

しかし不従順の罪のためにイエスの血が流されています。悔い改めによる赦しの道がつねに開かれているのです。何度でも十字架に立ち返ることです。

律法が入り込んで来たのは、罪が増し加わるためでありました。しかし、罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。

とあるとおりです。が、パウロは

では、どういうことになるのか。恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきだろうか。

と問題提起し、自ら回答を与えています。

決してそうではない。罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう。

鍵はキリストと共なるにとどまることです!

しかも私たちの不従順あるいは不真実ですら神の真実を無にしません。むしろ神はそれを摂理によって用いて、ご自身のご計画を推進されるのです。

かくしてまたもし、わたしの偽りによって神の真実がいっそう明らかにされて、神の栄光となるのであれば、なぜ、わたしはなおも罪人として裁かれねばならないのでしょう。

とあるとおりです。鍵は

石、なぜ、わたしはなおも罪人として裁かれねばならないのでしょう。

とあるとおりです。鍵は

人はすべて偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。「あなたは、言葉を述べるとき、正しいとされ、/裁きを受けるとき、勝利を得られる」と書いてあるとおりです。

神は宇宙の全権を有していますから、私たちの不実すらその上に主権を行使できるのです。ハレルヤ!

華厳の滝

今回はふと思い立って、奥日光のにごり湯を堪能してきました。いやあ、料理も渋くてなかなかにっこう、ではなく、けっこうでした(サムっ〜)。華厳の滝も霧が晴れて迫力満点。ここはかの旧制一高生藤村操が飛び込んでから、自殺者が続出したのですね。彼の名文遺書に酔ってミームに感染するわけです(これをウェルテル効果と言う)。

巌頭之感
悠々なる哉天襄、
遼々なる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチィーを値するものぞ、
万有の真相は唯一言にしてつくす、
曰く「不可解」我この恨を懐いて煩悶終に死を決す。
既に厳頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし、
始めて知る、
大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを。

実を言いますと、私もかつて旧制一高生に憧れ、けっこう感染したのであります。

写真は後ほど・・・。

仮想社会

今週号のカバーストーリーは安部氏だった。同氏の国粋主義的スタンスを論じていた。彼は懸命に「美しいニッポン」の形を作り、ニッポンのアイデンティティを確固たるものにしようとしている。

また本日の『日経』に小学生が教師に暴力を当たり前に振るい、そのひとりの「英雄的行為」によりクラス全体が盛り上がって学級崩壊を起こしていると言う記事があった。教員も殴られる一方で、手が出せないのだ(児童の人権により体罰はただちに懲戒解雇の理由となる)。

さらに『週刊文春』に精神分析学者の岸田秀氏が「天皇制は希薄なアイデンティティの日本人の共同幻想を維持するためのシステムである」として、日本国の維持のためには(良し悪しは別として)天皇制が必要であると述べていた。この3つの話題、実は根っこは同じなのだ。

昨今、若者が他人を見下す傾向が強いことが指摘されている。客観的な根拠は何もない。これを「仮想的優越感」と言う。これは若者ばかりでなく、ネットなどでも、言いたいことが言え、書きたいことが書けるため、ある種の幻想的全能感を抱く。かくしてネット上にはきわめて多事争論、リッパな「論客」が多いわけ。

こういった行為は他者を貶めて自分の価値を上げ底しようとする心理機制であり、境界性や妄想性人格障害などの人々などでは特に顕著に見られる。これらの人々の特徴はある種の幻想(あるいは妄想)的世界に生きており、リアルの世界では、実はきわめて自己充溢感(アイデンティティ)が希薄なことである。

自分に真の意味での実質・自信・満足・喜びがない者ほど、仮想空間では根拠のない自我の肥大化を起こす。このような人々が集まることにより、前にも書いたミームを共有し、互いの共同幻想を膨らませ、空虚に肥大化した自我をさらに肥大化させていく。まさに精神病理的なバブル現象と化す。

現在のニッポンの社会で、またそれを上回ってニッポンキリスト教界で起きていることは、実にコレなのである。精神病理的バブル、霊的バブル、共同幻想の肥大化。先の宮内氏の指摘される崩壊の兆候は確かに見えている。

Commented by 宮内 学 URL2006年09月18日(月)13:51

友人に「君のことが掲示板で話題に上がっている」と教えられ、こちらにたどりつきました。
精神医学的な観点からのご指摘は、非常に勉強になります。と同時に、ある種のキリスト教には反対されつつも、キリストへの信仰に満ちていることに共感します。
ご迷惑でなければ、Lukeさんの日記にリンクを張りたいのですが、よろしいでしょうか?

Commented by Luke 2006年09月18日(月)17:07

あ、これははじめまして。いつもBlogを拝見しております。格調高い文章と幅の広い内容で感銘を受けております。こちらこそよろしくどうぞ。

人間イエスの葛藤に思う

少し進んで行って、うつ伏せになり、祈って言われた。「父よ、できることなら、この杯をわFられた。「父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように。」

イエスはこのとき明らかに「杯」を回避しようと願った。が、それは父の御旨ではないと知っておられた。イエスの意志と父の意志が葛藤したのである。

主は何を恐れたのであろうか。イエスがもっとも恐れたこと―それは磔刑の苦痛ではない。人類の罪に触れること、いやそれをすべて引き受けること、いやさらに一体とされることだ。汚れをまったく知らない聖なる方が罪とされること(1コリント5:21)。病んだ人間の心の事実に直面することは、実に、イエスですらためらわれ、恐れたのだ。それほどに人の心は汚れ(マタイ15:18)、病んでいる。

人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。誰がそれを知りえようか。

再建主義の富井さんが救世軍の山谷さんに再び挑戦しておられる。山谷さんはもはや乗られることはないだろうが、富井氏の「黒か白か」、「0か1か」の有無を言わせないスタンスは相変わらずだ。もちろん真理にはグレーゾーンはない。しかし私たち人間と霊的世界の関わりにおいては、私たち人間の自由意志、あるいは裁量権の領域がある。神学では中間領域と言うようだが、心理学的にはモラトリアムの領域と言うべきか。ここで私たちは自分の良心と聖霊の関わりにおいて、自分の意志を通すか、神の意志を通すかの選択が任されている。ローマ書2:14に

たとえ律法を持たない異邦人も、律法の命じるところを自然に行えば、律法を持たなくとも、自分自身が律法なのです。こういう人々は、律法の要求する事柄がその心に記されていることを示しています。彼らの良心もこれを証ししており、また心の思いも、互いに責めたり弁明し合って、同じことを示しています。

とあるとおり。このモラトリアムの領域には諸霊が働きかけ、イエスに対して悪魔がなしたように時に誘惑し、葛藤するイエスに対して天使が仕えたように時に私たちが神の意志を選べるように助けてくれるのである。

実に天使たちは皆、奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになっている人々に仕えるために、遣わされたのではなかったですか。

イエスの苦しみの足りないところを補うことは真に栄光でもあるが、私的には避けたいのだ。ある人の祈りがある:「主よ、今はあなたに従えません。しかしあなたのは必ず私を服させ、あなたが勝利されることを私は知っています」。

人間性を忘れ、いのちに仕えない神学などは何の役にもたたない。それは見かけは立派でも食べたら腹を壊すいのちのない蝋細工。それ自体が

人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、世を支配する霊に従っており、キリストに従うものではありません。

神は人になられた。しかも30年、ナザレで淡々と大工の倅として生きられた。この奥義は真に奥義である。

そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。

【追記1】富井さんのパーシャルプレテリズムに基づく黙示録の構造図解は面白い。これは資料として保存しよう。

【追記2】山谷少佐の13日の記事は情報として非常に重要です。クリスチャン・トゥデイ紙については脱カルト協会でもやや問題提起されております。しかしこのメガチャーチ幻想に基づく「教会国家」はヒトラーの「第三帝国」や「文化大革命中国」と同じ臭いを醸していると感じ、私も鳥肌が立ちますね。前に書いた予測の不気味な成就です。ここで紹介されている「キングダム・ロスト」は私も気になっていた作品です(最近「キングダム・ニューヨーク」とか言うマルチ商法詐欺をしていたのがあったりで・・・汗)。

Commented by MajorMak Eメール URL2006年09月15日(金)11:40

せっかくですから、すこし食いついてみましょう(笑)

富井氏はご親切にも小生に「最低でもカルヴァンのキリスト教綱要を読め」と勧めてくださっています。まことに感謝なことです。

しかし、小生は、「富井氏がカルヴァンを読んでおられないこと」トくださっています。まことに感謝なことです。

しかし、小生は、「富井氏がカルヴァンを読んでおられないこと」こそが最大の問題だと思っておる次第です。

なんとなればカルヴァンは

「われわれが、神への敬虔を損なわずに、儀式律法を廃棄することが出来たように、隣人への愛を損なわずに、司法律法を廃棄することが、確かに出来るのだ。諸国の政府は、『愛』という律法の本質を達成するために、刑罰の程度においては司法律法から異なってこそいても、国家が置かれたその時々の状況に応じて、必要な法を正当に制定することが出来るのだ」と綱要第四編で論じております。

さらにまた「司法律法によって統治するユダヤ人国家のごときものを、現代に再現する必要はない」と申命記講解説教で述べております。

なお、富井氏は、「二項図式」が、聖書由来、カルヴァン由来の正統だ、とも主張なさっておられるようです。

しかし、聖書の世界観は「神・天使・人間」という三項図式であり、カルヴァンの世界観は「神・摂理・人間」あるいは「聖定・摂理・自由意志」という三項図式なのです。

富井氏は、いまいちど、カルヴァンの著作を味読熟読された上で、改革派の神学校の通信でもお受けになられたらよいでしょう。

Commented by Luke 2006年09月16日(土)19:46

富井氏にはすでにミームの伝播様式である刷り込みにより、ある種の選択的フィルターがあるのでしょうね。見ても見えない、と言うか、前意識的(意識に完全に上る寸前に検閲がかかる心理機制)にネグレクトあるいはディストーションするわけです。

その後の詳細な情報を感謝いたします。クリスチャン・トゥディ紙についは脱カルト協会でも出自が怪しい(特に統一協会との関連疑惑)として監視中。ニッポンキリスト教はあまりにもナイーブですから、少佐の時代ウォッチングの感性と働きはとても重要と認識しています。

最も怖いもの

それは病んでいる人の心から出るもの。その真実に直面し、それをまともに受けること。実に怖い。

自分と関わりのない人であれば、当たり障りなく流せばよろしい。別に何でもない。

しかし自分に関わりがあり、自分が愛する人の真実を見ること。これはものすごく勇気が要る。

神の愛は恐れを取り除くが、人の愛は人を臆病にする。マザー・テレサが「愛は傷つく」と言われたとか。本当に人の真実をすべて受けることができる方はイエスのみなのだ。

彼の打たれた傷によってわれわれは癒された。

追記:もし十字架のイエスの口からあの言葉がなかったなら、もし罪のない方を十字架につけたその裁きを宣言されていたら、これは全宇宙を恐怖と絶望に突き落とす。

父よ、彼らを赦して下さい。自分が何をしているか分からないのです。

亡国の予兆

と題する記事を宮内氏が書かれていた。イザヤ書にあるユダヤがバビロニアに滅ぼされる状況が今日のニッポンと酷似していることを指摘しています。確かに下記の御言葉に照らす時、親王誕生と浮かれている場合でもないのかも知れません。

わたしは、若い者たちを彼らのつかさとし、
気まぐれ者に彼らを治めさせる。
民はおのおの、仲間同士で相しいたげ、
若い者は年寄りに向かって高ぶり、
身分の低い者は高貴な者に向かって高ぶる。

わが民よ。幼子が彼をしいたげ、
女たちが彼を治める。
わが民よ。あなたの指導者は迷わす者、
あなたの歩む道をかき乱す。

シオンの娘たちは高ぶり、
首を伸ばし、色目を使って歩き、
足に鈴を鳴らしながら小またで歩いている。

ああ。朝早くから強い酒を追い求め、
夜をふかして、ぶどう酒をあおっている者たち。

ああ。悪を善、善を悪と言っている者たち。
彼らはやみを光、光をやみとし、
苦みを甘み、甘みを苦みとしている。

Commented by Luke 2006年09月13日(水)17:18

本日の「現代日本の権力構造」も読み応えがあります。本質をズバリですね。多分私たちが真理を生きる上でのもっとも大きな壁は「大衆」なのです。これは世でも、キリスト教界でも同じこと。天皇そのものではありません。

悠仁親王

お名前が決定。「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んで欲しい」との想いからだそうです。かくして
ちなみにオウム事件で有名な脱カルト協会の滝本太郎弁護士は見事にこの名前を予言(?)されていました:

そりゃ、「天皇」みたいな象徴的な存在があったほうが、国は治めやすいものでしょう。人は、自らの人生が有限であると気づくとき、久のもの、それも自己の位置を明確にする久のものを求めたがるから。
つまり、日本人というか大和民族であるとき、天皇制があったほうが、自分が所属する大和民族としての久性を感じられて、その「伝統的支配」に魅せられやすく、それが確かに柱にしやすいものですから。

でも、同氏は

それで、「天皇」は、もはや公的な制度ではなく私的なものにしてしまうべきだと思う。
とりあえず、憲法どおり、本来の伝統どおりの象徴にするために、京都にお帰りいただくのが良いのですが。

とおっしゃっています。

さて、この天皇と言う存在はニッポンの歴史をどう決めていくのでしょう?再建主義者富井氏の言うように、天皇家にはユダヤの秘密が隠されているのでしょうか?それとも主イエスと礼拝対象の座を争う存在とされてしまうのでしょうか?ただこのベイビーには何も責任はないのですが・・・。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月12日(火)21:42

某掲示板に紹介されていました。同意です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060912k0000e070053000c.html

"被害者"の真実

4月26日に「姉歯氏について哀れさを感じる」と書きました。ところがどっこい、しばしばもっともらしい素振りをする"被害者"は真実を歪めているもの。姉歯氏にはすっかり騙されました(→記事)。

 * * *

主にある捧げ物をいただくことがあります。サーバーの維持経費などに使わせていただいておりますが、感謝いたします。

アメリカの欺瞞

アップロードファイル 59KB昨日はTim&Joelleとの交わりをエンジョイしました。Timのメッセージをアップしてありますので、お聴きください。言語学者なのですが、やや英語がクリアではなかったですね^^Joelleは名前から分かるとおり、フランス人で、彼女の英語はもろフランス・アクセント。フランス語を聴いている錯覚を起こしました。いやあ、実にインターナショナルでしたね^^

 * * *

アメリカの上院でアルカイダとフセイン政権は何も関係がなかったこと、さらには大量破壊兵器も1996年以降保持していなかったと言う報告がなされました。当時愚かにも一部のクリスチャンがブッシュをほめたたえ、9・11テロにおけるイラクの影を指摘していましたが、すべては嘘でした。イラク戦争の大義は根本からなかったわけです。一説では一般民衆が10万人以上犠牲になっていますが、この欺瞞の刈り取りは今後長く続くことでしょう。

イラク戦に関する預言(と、気取りましたが、精神病理に基づいた予測です)
イラク戦-その後

英国よりのゲスト

本日はまたオープンキャンパス。お客様の接待デーでした。

そしてまた明日は英国のKingdom Faith Londonからご夫妻が見えます。KF_Londonは最近誕生したばかりで、人数は30-40名ほど。ご主人は言語学者で、今回東大における学会に参加される予定。来週1週間、横浜と京都・奈良を訪ねるそうです。

というわけで、彼らにイギリスの様子などをシェアしていただきますので、Dr.Lukeのメッセージはありません(どんどん私のメッセージの機会がなくなることを願っているのですが^^)。その後横浜を見物し、ランドマークでお寿司を食べ、69階展望台へとお連れするつもり。

言霊(ミーム)の風


例えば「イスラエル」。イスラエル・フリークはもちろんのこと、イスラエル至上主義の某福音番組などを長年視聴して(刷り込まれて)いる人たちは、「イスラエルは神が選びし民、神の瞳であって、彼らに逆らうならば呪われる」と無意識に判断している。そこでは現実世界でイスラエルがなしている行為や、それに対する自分自身の感覚や考えは拒否されている。

あるいは「リバイバル」。この単語を前面に出されてしまうと、あたかも水戸黄門の印籠のごとき力を発揮して、異議を唱えることができなくなる。すべてを正当化してしまう単語なのだ。かくしてニッポンキリスト教においては、天皇制の是非を論じる以前に、すでに自分たちが諸霊の支配下にあることを知るべきである。表看板が「基督」か「天皇」かの違いであって、彼らが服している霊は一緒なのだ。現代の使徒だ、預言者だ、油注ぎの器だと、彼らがプロモートする風(霊)に吹き回されている様は、かつての「挙国一致」、「鬼畜米英」と吹き回された時代となんら変わりがない。だから「われら天皇の臣民は、自らを否み、自らの十字架を負って・・・」とごく当たり前のようにできてしまうわけ。

戦前と前後において、入れ物(社会システム)は「現人神社会」から「民主主義社会」に変わったとは言え、人間の本質は何も変化していない。同様に基督者と非基督者においても、その支配する霊が同じ点で何も変わらない。戦中のように、共に八紘一宇の実現のために邁進する場面が再現することは、今後十分に考えられる。問題は風の吹く方向。今回の安倍さん旋風と同じ。

さあて、今後このギョウカイ、どっちの方向へと流されていくことであろうか?

同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。しかし、今は神を知っている、いや、むしろ神から知られているのに、なぜ、あの無力で頼りにならない支配する諸霊の下に逆戻りし、もう一度改めて奴隷として仕えようとしているのですか。
;">;">これは何も「人権」に限ったことではない。放送禁止用語や差別用語の問題や、いわゆる社会的タブ・言霊(ミーム)の風

最悪の結末

女子高専生殺害事件は加害少年の自殺で終わった。私は8月30日に「保護する必要がある」とし、あえて「逮捕」とは書かなかった。ここでも少年犯罪と言うことで、加害少年の情報が警察から一切流されなかったが、今日の『週刊新潮』では彼の写真と実名が出ている。しかし遅かった。

「少年犯罪」の言霊に束縛され、警察は情報公開などに及び腰となり、その結果社会が被るリスクを高めている。今回は逆に初動操作が後手に回り、保護することができなかった。この少年はネットからかなりマニアックなポルノ系やスプラッター系のビデオを入手していたらしい。遺体に対して凌辱行為をしていたとのこと。おそらくサディズム傾向を有していたのであろうが、同時に知性も高く、自省心もある少年だったようだ。これでかえって自殺という結末に至ったのだろう。以前の町田の少年とはここがやや違う点である。・・・が、これで真実が葬られ、両家族の無念さと虚しさだけが残った。

フロイトは晩年、人間性に絶望していた節があり、人間存在の本質をエロスとタナトス(死の願望)とした。自己破壊的な人間の闇に直面せざるを得なかったのだ。かくしてこの少年もサディズム傾向を抑制できず、同時に自省するキャパはあるために、その葛藤が自己を抹殺する形へと行かざるを得なかったのだろう。

何ともやりきれない後味の悪い事件であったが、ここでも昨日書いたように、少年の「人権」を守ろうとして、今回は(社会の被害ではなく)少年の命を失わしめた。社会から「人権」という城壁でソフト的に彼を隔離し、ハード的に彼の居場所を喪失せしめたのである。「人権」というミームを持つマインドウイルスのなせるわざである。あまりにも硬直化した「少年犯罪」の言霊から解かれ、対応をもっと具体的に考え直すべき時期なのではないか?

社会のリスクと患者の人権

女児が頭に重傷を負って発見された事件で、24歳の女性看護師が逮捕された(→記事)。精神科通院歴があるらしいが、どうも最近この手の人たちによる犯罪が多発している。で、ここで問題となるが表題の二つの関係。gレードオフの関係にあるわけ。

現在の精神保健福祉法などでは患者の人権に相当配慮がなされており、保護措置入院なども資格を持つ医師2名の同意がないとできない。かくして精神科を開業する義兄の言葉、「世の中、患者さんがあっちこっちにフラフラと野放しで歩いている・・・」−これが実情なのだ。キリスト教界にもこの手の人々が寄って来る。彼らはこちらがやさしい顔を見せているうちは大人しいが、苦言などを呈したりすると、たちまち豹変する。その変わり様には実に驚くほど。

しかも最近ではこういった人々がネットを徘徊して自由な自己主張が可能となっている。またこうした人はすでに述べた様に病理を共有しフォリ・ア・ドゥ化し、ひとつの勢力すら持つようになる。こうして互いの妄想を膨らませ、屈折した自己像を肥大化する。しかし前から指摘しているが、こう言った人々とはけっしてガチンコしてはならない。それはきわめて危険。その病的な感情をかわすか、こちらが折れること。

しかしながらこれはこちらが大人であればの話である。彼らの病理性が弱い女児などに向かうことは、社会の防衛システムとして何とかならないものか。しばしば「人権派」と言う単語は十分に言霊あるいはミームとして社会にマインドウイルスを蔓延させるのだ。そしてそれは弱いところで発病している。

Commented by Luke 2006年09月07日(木)22:07

7月9日にゆりかもめの車中で塩酸をまいた35歳アルバイトは「自分は心身障害者の代弁者である」とする犯行声明文までも用意していたようだ。が、何のことはない仕事を転々とし、やはり通院歴のある者だったのこと。

最近は芥川賞の候補作も駄作ばかりだそうで、しかもビョウキの人の物語ばかりだとか。今年の受賞作品も、私に文学読解力がないためであろうか、何が言いたいのかよく分からないのだ。ニッポンキリスト教ばかりでなく、社会全体にビョウキがその表層を覆ってしまっている感じがする。

Commented by ひろこ 2006年09月08日(金)20:34

 近年いろいろ驚くような事件が出ている。人の心の闇、悪の思いが理性で、制御できなくなっているのか、または情報がすぐ日本中に伝わるから、多いのか
なんとも悲しい。科学、文化は進んできているようだが、人の心は昔から進歩していないようにおもう。
 私は、ささやかであるが、静かに主の愛が流れるようにいのろうとおもう。 

Commented by ICHIRO 2006年09月11日(月)10:34

またうつ病の母親が娘を殺しましたね。
公務員の飲酒運転もあちこちで、、、。
どうも私も気が滅入ってしまいます。

Y遺伝子のゆくへ

とりあえずひと安心というところでしょうか。先に日本人がユダヤの血を引いているとする再建主義の富井さんの説を紹介しましたら、沖縄のある方から「自分はレビ系の祭司の血統です」との情報をいただきました。実際に祭儀も行っていたそうですが、私のメッセージの中で、レビ系の石の律法による祭司制度は廃止され、メルキゼデク系のいのちの祭司制度に移ったことを知り(→こちら)、解放されたと証して下さいました。そうなんですね、大切なことは肉の系統ではなく、アダム系からキリスト系への転換なのです!

割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです。

 * * *

アップロードファイル 12KB前にご紹介したUCLA留学中のDJ Jerry氏のLAレポートがけっこうイケています。9月2日のオンエア・ザ・ネットではサンモニカ・ショッピング・プロムナードのストリート・ミュージシャンのインタビューでしたが、このアーチストのサイトへ行ったら音楽がなかなかイイ!Erik Scott Smithと、名前からしていかにもLAはサンタモニカの風って感じ(TN出身だそうですが)。よかったら聴いてみてください^^Here we go!!!

Commented by Luke 2006年09月06日(水)21:19

http://tanakanews.com/g0906mideast.htm;">イスラエルの周辺情勢について田中レポが届きました。

・イランとイスラエルを戦争させる
http://tanakanews.com/g0906mideast.htm

理系と文系の違い

今、日本史をずっと学び直している。特に古代史と戦争の前後。日本古来の「神」はクリスチャンの神とは全く違うわけだが、礼拝対象として問題が起きてくる。アマテラスとはいったい何者か?卑弥呼との関係は?また一説によると現人神崇拝の国家神道はキリスト教国家のマネをしたとも言われています。

そこで『日本書紀』や『古事記』を学ぼうと言うわけだが、理系バカの私たちにとって文系学問の難点に突き当たっている。それは歴史は必ずそれを書く人の歴史観あるいはフィルターを経ていることだ。征服した者が征服された者の不義性と自分の正当性を記録するわけ。そこで歴史を知るには第一次の史料に当たる必要が生じるわけだが、今さら『日本書紀』や『古事記』をそのまま読んでいる時間もないし、そもそもそれらが当時の資料を編纂したものらしい。また戦争前後の全記録文書を括るわけにもいかない。これが実に困るのだ。

その点理系の学問は、たとえば相対性理論を学ぶにしても、アインシュタインの原著論文を読む必要はない(科学史の専門家でもない限り)。教科書なりでそのアイディアあるいは仮定を理解したら、後は自分で数式をいじくり回せば、アインシュタインの頭脳で行われれたことを追体験できる。教科書は出来不出来はあっても、決して違う結論を導くことはない。

しかし歴史は違う。書く人のフィルター次第で結論は正反対になり得るわけ。かくして誰を信じて良いか分からなくなってしまう。いわゆる山川出版などの教科書にはあまりイイ思い出がないし・・・。と言うわけで自分が読んでいる本がどんなフィルターを介して書かれた物かをよくよく吟味しつつの学び直しとなって、悪戦苦闘しているわけです。もっと言えば、わが理系オツムの再構築。いやあ、本音のところ、文系の人たちはよくこんな曖昧模糊とした不安かつ茫漠たる作業をやり続けることができるものと感心する次第。

 * * *

明日はいよいよ万系一世男系男子天皇制(Y遺伝子)の維持ができるかどうか。何となく男児誕生のような気もするのだが・・・。(それにしてもいったいこのY遺伝子は誰をルーツとするものなのか・・・?アマテラスは女だし・・・?)

Commented by Luke 2006年09月06日(水)09:10

やりましたね、男子でした!私の内側で喜びがあるのですが、不思議なものです。私たちに対して主イエスと良心を否むことを強制しない限り、天皇の存在は問題ないと、極私的には考えています。一部のクリスチャンは「天皇を排せ」と主張される向きもあるようですが。私は祝福したいと感じます。

「イエスが主!」−ここをゆずらない限り、天皇であれ、ローマ皇帝であれ、エリザベス女王であれ、毛沢東であれ、スターリンであれ、私たちの証を保つことはできるのです。

Commented by 赤子 2006年09月06日(水)09:56

Lukuさんに同感です。(テモテT2:1)に「まず初めに、このことを勧めます。すべての人の爲に、また王とすべての高い地位にある人たちの爲に願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」とありますし、(使徒4:19)に「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。」とありますから。権力が悪用されクリスチャンとして生きづらくなるようなことがあっても、「私たちの中で誰一人として、自分の爲に生きているものはなく、また自分の爲に死ぬものもありません。もし、生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主の爲に死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。」その時、その時の適切なみことばに生きることが出来ればと私自身願っています。「赤子に等しきか弱き我は、ただ主にすがりていのちに歩まん。一足、一足、主にすがりて絶えず絶えず我は進まん。」(A.B.Simpson)

Commented by Luke 2006年09月06日(水)11:12

「男のお子様は元気よくオギャーとおっしゃっておられました・・・」という産科医師のお言葉は大変に名言であるものと存じます^^

(それにしても、やけに「お」のつくお言葉があちこちでお聞こえになっておりますねぇ。これも言霊のなせるわざでございましょうか。)

Commented by ひろこ 2006年09月06日(水)13:08

私も男と思っていたが、よかったですねとつぶやいた。帝王切開のとき思い出しながら。
皇室の話はついついテレビでも週刊誌でもパラパラとみてしまう。今では主がすべてに一番とおもうようにかえられた。 

Commented by kamekame 2006年09月06日(水)21:09

>一部のクリスチャンは「天皇を排せ」と主張される向きもあるようですが。

先日ブログででてきた美濃ミッションの人たちがその急先鋒のようですね。

Commented by kenji 2006年09月06日(水)21:11

提灯行列はしないのですかね^^
雅子様はホッとされたでしょうね。一番の重圧はお世継ぎ問題でしたから。雅子様も精々海外親善のご公務に勤しまれんことを願います。

Commented by 夢見 2006年09月07日(木)07:58

親王誕生との事、やはり心底望まれていた結果になりましたね。
私自身にとっては天皇家も、英国王室も同じ(共に「すべての人の爲に、また王とすべての高い地位にある人たちの爲に願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい」の対象範囲という意味で)なのですが、天皇家に関しては男系による万世一系の家系である事に日本伝統文化の一部としてその存在意義があるのではと思っています。 だから、女性天皇は前例があるから仕方なくても、皇室女性に対する男子出産のプレッシャーを除くための女系論は本末転倒で可笑しいなと思っていました。 スケールは違いますが、例えば歌舞伎役者の家ならばやっぱりお嫁さんは男の子を産むのが役目です。 市川染五郎を娘が襲名するわけにはいかないから、それが伝統だからです。雅子様は確かに可哀想な時期もありましたが、これからは御得意の国際親善で元キャリア組の才を生かしていただけるのではないでしょうか。 

温泉の効能♪

本日は大学。成績発表日で、学生の問い合わせに対応するため。ちなみに講義は20日過ぎからなのだ^^

で、うれしいニュースが^^。温泉の効能についての日本温泉学会での報告

何気な光景(2)

アップロードファイル 118KBアップロードファイル 128KBアップロードファイル 70KB

リッチな時間を・・・

UCLA留学中のDJ Jerryがノッテます。Erik Scott Smithのサウンドがなかなかグッド。LAの風が吹いてきますヨ!

何気な光景(1)

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まったりと・・・

邪馬台国の位置と卑弥呼の正体

ご存知邪馬台国論争には畿内説と九州説があります。これは歴史学界での東大派と京大派の対立によるらしいですが(どっちがどっちかは忘れた・・・)、それから離れたところにとても面白い研究がありますので紹介します。→邪馬台国の会

安本美典氏と言う産能大学の教授をしていた方の見解です。同氏は計量言語学/文献学と言う、言葉を推測統計学(要するに数理)を用いて分析研究する分野の第一人者でした。心理学畑出身ですが、古文書の研究からついに邪馬台国の専門家になってしまったのです(プロファイル)。

で、結論から申しますと、歴代天皇の在位期間を統計的に分析し、邪馬台国の時代まで遡ると、神武天皇では到達できず、なんとアマテラスまでたどり着くのですね。つまりアマテラスとは卑弥呼のこと!?これが推測統計学の結果です。で、アマテラスは高天原で祭祀を行っていたわけですから、邪馬台国=高天原となるわけ。そこで邪馬台国は九州から東遷して畿内に大和朝廷を確立した説を同氏は提唱しました。

で、実は‘言霊’著作を数多く書いている井沢元彦氏も「アマテラス=卑弥呼」説を唱えているのです。天岩戸伝説は卑弥呼が殺された事件を描いていると。理由は当時皆既日食があったのです(これは天文学的事実)。これで昼が真っ暗になり、当時の人々は卑弥呼の霊力は消失したと解釈し、彼女を殺したわけ。詳細は井沢氏の本を参照して欲しいですが、計量統計学的にも同じ結論が導けるとは実に面白い!

私の印象ではいまだに日本は幻想の上に築かれていますね。天皇家自体がそうです。天皇が象徴化されたことはかえって天皇家の真実を研究する道を閉ざして閉まったと言えるかもしれません。左翼クリの人々のように天皇制と言う社会システムを廃止したところで、いわゆるリバイバルなど起こりません。反対に右翼クリの人々のように天皇をキリスト教徒化し、キリスト教国家ニッポンを造るというのもコワイです。主イエスのことば―「わたしの国はこの世のものではない」に鍵があると思います。

いやあ、日本古代史は実に面白い。改めて日本人っていったい何者?

Commented by Luke 2006年09月22日(金)15:35

畿内説=京大派、九州説=東大派とのことです^^

アマテラスの霊的病理についてはこちらを→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Ron/identity6.html

時代の風とリバイバルの意味についてはこちらを→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Ron/identity14.html

Commented by Sky URL2006年09月23日(土)14:28

こんにちは。天皇制の起源などについて、久保師や小石師らが著作を書かれていますが、それらの説をもとに年表を試作してみました。http://www.geocities.jp/bluewhitered34/seishotonihon060829excelshousai.htm

Commented by Luke 2006年09月23日(土)21:25

拝見しました。これは面白い資料ですね。ただ私的には久保&小石師の御説に対してはやや距離感を保っております。少々思い入れが強いような印象を覚えています。

Commented by Sky URL2006年09月23日(土)23:51

コメントありがとうございます。
私も、思い入れが強くなり過ぎないように心掛けつつ、吟味してゆきたいと思っています。
(ただ、もともと凝り性なので、ついつい。。。といった傾向も無きにしもあらずですが^^)

安部氏と統一協会

再建主義の富井氏が述べていますね。統一協会は一部の米福音派組織にも資金提供しているなどの話も漏れ聞こえています。安部氏はTime誌でも「危険なナショナリスト」として紹介されていましたが、実はグローバリストに利用されていると言う主旨です。BBSでも通行人さまが紹介してくださったビデオで統一協会との関係は明らかですが、果たしてその正体は?私の印象では表の現われには相違して、霊的にも、精神的にも、かなり深い病理的要素を持っていると感じているのですが・・・。

Commented by kenji 2006年09月23日(土)20:30

全く根拠はありませんが、彼は文さんを再臨のメシアだと信じているのではないでしょうか。

Commented by Luke 2006年09月23日(土)21:17

う〜ん、私はやはり資金繋がりのように思いますが。今晩TVで安部家のドラマを美しく描いていましたが、どうも先代からしてやや胡散臭いですからね。

本日の仕込み

アップロードファイル 9KBアップロードファイル 15KBアップロードファイル 3KB

脳と人間―精神病理学と大脳生理学をブリッジする。
始皇帝と兵馬俑―昨日の興奮から。
日本神話と古代天皇家の謎―ゴルゴ13のリード社が!?

Commented by kenji 2006年09月21日(木)23:16

明日にも23万ヒットですね^^

Commented by Luke 2006年09月21日(木)23:24

あ、ほんとだ。ありがとうございます。いつの間に、という感じですね。

天皇制と言語

国文学と漢文学の先生と天皇制についてディスカッションした。その覚え書き―

1)天皇制が「万世一系」であることは系図の上の話であって、生物学的にY遺伝子が保存されているかどうかは不明。アマテラスから続く「万世一系」は政治的意図がある。

2)古代において天皇たちは暦を支配した。それは歌会初めなどの四季折々の行事を通してなされた。もっと言えば時間をコントロールしたである。この時間とは物理的な時間ではなく、主観的な時間である。

3)時間と人の感情あるいは情緒は同期しており、時間の制御によって人の感情・情緒もコントロールされる。これが「和歌」などの効果である。かくして政治システムと共に民衆の感情レベルからの支配を意図した。

4)大和ことばも感情と密接に関連している以上、暦の制御を通してコントロールを受けた。つまり大和ことば、あるいは日本語の中にすでに天皇制が組み込まれており、私たちの感情や情緒をも支配している。

5)ことばと深層心理が密接に関係して以上、私たち日本語を共有する日本人の集合的無意識として天皇制は組み込まれており、意識の上で天皇制を否定しても、深層心理までは否定し切れない。

6)日本語自体に天皇制が組み込まれているとすれば、日本語で天皇制を否定することは、日本語自体を否定することになり、自己撞着に陥る。それほどに深く天皇制は日本人の中に組み込まれている。

要するに日本人の集合的無意識として、あるいは共同幻想として天皇制は存在し、それを否定することは日本自体あるいは日本人自体を否定することになる。それほどに日本人のアイデンティティとなっているというわけ。このあたりを医師でもある国学者でもあった本居宣長は深く考察していたらしい。さらに小林秀雄の本居宣長論も読んでみよと勧められた。

大筋で私の見方と一致していますが、日本語自体の支配と暦の支配と言う見方は初めて聞きました。神事あるいは祭りなどもまさに暦と情緒の一体化の表現ですね。なるほど、それによって情緒を支配できるわけで、見事にミームが蔓延化して、「日本人」と言うマインドウイルスに相当に深くまで感染しているわけです。実に面白い。

言語学と言えば先週のゲストTimのサイトを見つけましたので紹介しておきます。ロンドン首都大学の教授ですね。彼に漢字の霊的意義を説明したら関心を持っておりました。(たとえば「義」は「羊+我」となることなど)

言語学にはシンタクス、セマンテクスなどがあり、その大御所がチョムスキー(最近では反ブッシュ的な政治的発言も多いが)の生成文法であり、言語は先見的にアル普遍文法に従って個々の言語の文法が生成されると言う理論。

私たちからすると、その普遍文法は果たしての大脳のどの部分にどのような形で存在するのかが関心の的となるが、言語と脳の働きの関係はまだまだ分かっていないのだ。この辺りまで突っ込むと、天皇制とは大脳の機能とも関連するわけで、日本人の脳を持つ私たちとしては、大脳生理学的にも天皇制が組み込まれていることになる。養老先生的には唯脳論的天皇制となるだろうか。

【付記】考古学的には最も価値のある、例えば仁徳天皇陵などの発掘が行われないのは、この共同幻想を維持するためらしい。もし発掘してトンでもないモノが出てくると、日本国の根幹が崩れるのだ・・・。と、言われると、ますます掘りたくなってしまうが^^

Commented by 天皇制に関する議論 URL2006年09月21日(木)22:09

http://bbs.infoseek.co.jp/Board03?user=agapeestin&pn=2
の59〜外科医さんと提案さんが議論してます。

Commented by MajorMak Eメール URL2006年09月21日(木)23:58

実に興味深い論考ですね!

御論を読みつつ、小生は、ガラテヤ4:8-10の聖句を想起しておりました。

そこでは、支配する諸霊(ストイケイア)が、日、月、時節、年など、「こよみ」としての時間を通して、わたしたち人間を統制し管理していることが、示されています。

してみると、諸霊(ストイケイア)は、「ことば」と「こよみ」を通して、わたしたちの感情と情緒を支配し、さらに、深層心理と集合的無意識をも支配している、という図式になりましょうや?

そう考えますと、諸霊・ストイケイア・言霊(ことだま)・歳の神(としのかみ)の「支配」から脱して、キリストにある自由を満喫するという境地は、まことに希有なこと、有り難い事、と思わざるを得ません。

Commented by はちこ 2006年09月22日(金)04:54

つまらないつっこみですが、シンタクス=統語論ですヨ。

生成文法も一つの理論であり、普遍文法も、あくまでその中での概念です。ごめんなさい、私はどちらかというとanti生成文法の認知言語学系だったので、言語学の大御所は生成文法と言われると、ちょっと待ったと言いたくなってしまって。(笑)

ルークさんの論考は、生成文法よりむしろ認知言語学から攻めた方が面白いかもと思いました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/認知言語学

ちなみに、チョムスキーは、私が大学生だった頃からすでに政治的な論文をいろいろ発表して、言語学者の間からはちょっと煙たがられていましたね。

Commented by Luke 2006年09月22日(金)06:48

>諸霊・ストイケイア・言霊(ことだま)・歳の神(としのかみ)の「支配」から脱して、キリストにある自由を満喫するという境地は、まことに希有なこと、有り難い事、と思わざるを得ません。

これはおっしゃるとおりですね。このためのポイントは、やはり御言葉による霊と魂の切り分けにあるのだろうと考えております。"私の十字架"の死の機能が鍵であろうと。

>はちこさん
あ、ご指摘方感謝です。そうですか、生成文法はone of themなわけですか。私たちの観点からすると、言語・文法を大脳機能の一部としようとしたところに生成文法の魅力を感じるわけですね。普遍文法は果たしてどこにどのようにして埋め込まれているのか。

関連して昨日の日経の夕刊で東大の大脳生理の宮下教授が、言語・文法は遺伝子レベルで組み込まれていると言っていましたね。すると利根川先生の抗体生成のようなメカニズムによって、普遍文法から個別文法が作り出されるのかなとか夢想しています。

ついでに、Tim Pooleyはこのワークショップでレクチャーしたようですね。はちこさんとも関係ありますか?
http://www.coelang.tufs.ac.jp/conference/workshop2006.htm

Commented by はちこ 2006年09月22日(金)10:31

おお、Tim先生はコーパス言語学ですか。私はコーパス言語学は全然分かりませんが、今Tim先生のサイトも拝見しました。フランス語がご専門で、translation とありましたね。翻訳理論などをなさっているのでしょうか。大変興味深いです。

>私たちの観点からすると、言語・文法を大脳機能の一部としようとしたところに生成文法の魅力を感じるわけですね。

なるほど。いえ、大脳のことは私の理解力を越えているので、難しいことをぶつけないでください。(笑)私は、ルークさんがこの記事でお話されている「ことば」が人間の情緒を支配する云々ということなら、生成文法よりは認知的アプローチの方がしっくり来るんじゃないかなと思っただけなので。

Commented by Luke 2006年09月22日(金)11:22

>深層心理と集合的無意識をも支配している、という図式になりましょうや?

これは私が最も関心のあるところです。霊的存在と私たちの深層心理がどのように関連しているのか。私は著書の中で「霊感情観念複合体」と言う呼び方をしていますが、現在の精神医学では霊的要因を考慮していません。やはり聖霊によって深層心理(大脳辺縁系辺り)までも取り扱っていただかないと、真の自由は味わえないだろうと考えています。

>はちこさん

そうですか、言語学の領域もかなり細分化されているのですね。私的には上に書いたような動機で言語には関心があります。私たちはある意味でことばで構成されているわけですから。

Timのご婦人Joelleはフランス人で、もろ英語がフレンチでした。フランス語を聞いている感じでしたね(汗)フランスの霊的状況は日本ととてもよく似ているようです。

国家と時代の霊

昨日から耳がモワ〜として、ピーピーと鳴っているので、小学校以来耳鼻科にかかって来た。ついでに鼻も診られて、鼻が悪いと。さらに聴力検査をされて、低音部が落ちていると・・・涙。ドッグでは別に指摘されてなかったのですが。外耳炎か何かと思っていたのですが、レントゲンまで撮られました。50過ぎるとイロイロ出るなあ〜。

 * * *

で、見てきました、始皇帝の兵馬俑展。一言、スゴイ!こんなものを2,200年前に建造していたとは。秦の始皇帝の統一国家の証しであるわけですが、改めて国家とは何?統治とは何?と考え込んでおります。

昨今、日本ではついに同世代の安倍さんが総裁になり、タイではクーデター、ローマ法王はテロ組織に油を注ぎ、ブッシュは法王を擁護しつつ相変わらず対テロにヒステリック、北朝鮮はミサイルか核実験を・・・と。何やら時代の霊はあちこちで落ち着きがない雰囲気を醸しています。

日本について言えば、前に述べたとおり、またTime誌でも言われていたとおり、今後安倍さんは『美しい国』建造のため国粋主義のややアブナイ傾向へと向かうでしょう。キリスト教界はと言えば、ますます病的倒錯傾向と混乱を深め、種々のラッパに吹き回され、消耗する人々が出ることでしょう。

終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。

今私たちに必要なことは

そのような者たちに、わたしたちは主イエス・キリストに結ばれた者として命じ、勧めます。自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事をしなさい。

当たり前を当たり前に、普通の生活をただひたすらに生きること。騒がしいキリスト教界からエクソダスし、当たり前の日常に戻ることです。そして淡々と生きる。「おはよう」と言われて復活された主は、普通さの中におられるからです。

Commented by kenji 2006年09月21日(木)07:07

肉の衰え、感謝ですね^^
日々聖書預言が成就していますから。

Commented by ICHIRO 2006年09月21日(木)22:34

チャぺス大統領が国連でブッシュに向かって、
悪魔だ、硫黄の臭いがする!
と言ったとか、、、。こちらもひと悶着ありそう。

形ある物と形なきもの

そろそろ後期が開始。私たち大学の教員は普段学生に、「講義」と称してあれこれしゃべっているが、何しろ言葉には形がない。空中に飛んでいって、ふ〜っと消えてしまう。ある種の刹那的なものだ。バプテスマのヨハネみたいなものか。あるいは発音が忘れ去れた神聖四文字"YHWH"みたいなもの?ドラえもんで、しゃべった言葉が文字化して固まる装置があったが、私はまじで欲しい。

それでも学生と空間と時間、さらには言葉によるある世界を共有できると非常に楽しい充実感も味わうことも事実であるが、何しろ形がない。まあ、それで無理やり本や論文の形に残そうとするわけ。しかし一方で言葉は今回のローマ法王のように、相手によっては大変な事態も引き起こすからこわい。

アップロードファイル 15KBこれに対して陶器師などのアーチストの作業は形が残る。実にうらやましい。小学生の頃、図画工作で粘土をこねて陶器を焼いたが、あの頃がやけに懐かしい。粘土をいじりたいとか、絵を描きたいとかの欲求が最近こみ上げてくる。私の大学にも芸大出身の日本画家の先生がおられるが(彼が私の中学の同級生の夫君の同級生だったりして、世間は実に狭い)、作品を着々と残されている。

「男はつらいよ」で寅さんが人間国宝の作品の価値が分からず、灰皿にしていたと言う笑い話もあったが、アーチストにとっては作品を金で換算することは、人によってはプライドを傷つけるのだ。彼らにとっては無心で作ること自体に価値がある。そんなひとりの作品が写真の湯飲み。友人の明石庄作氏の作品で、ある機会にいただいた一品。俗人であるDr.Lukeとしては、彼が人間国宝になったら、これもけっこうイケルかもと内心期待しているのだが・・・。

ところで今、江戸東京博物館で特別展 「始皇帝と彩色兵馬俑展」が行われている。これもすべて陶器でできている。テトラグラマトンは発音が消失して姿かたちがないが、こちらはそのままに残っている。2,000年以上前のどんな人々が、どんな気持ちで作ったのか、時間と空間を越え、日常性を抜ける体験を、この機会に味わって来ようと思っている。

台風13号

これは凄かったようです。中心気圧970hPa。名前からしてゴルゴ13のようで不気味ですが、ダウンバーストやトルネードが起きて大きな被害が出たようです。何だかやはり気候がおかしいです。

日本では、地震のいわゆるマグニチュード、つまりリヒター・スケールはよく知られていますが、トルネードのFスケールはあまり知られていません。実はこのFは日本人の藤田教授のFなのだ。ここでもお馴染みのはちこさんの夫君ぼぼる氏が準教授をされているシカゴ大の先生でした。日本人は日本人の仕事をあまり知らないし、評価していないのです。アメリカあたりで評価されると逆輸入で評価が高まると言う不思議な国なんですね。ここでもアイデンティティの希薄さが見えるわけです。

奥日光其四

アップロードファイル 26KBアップロードファイル 108KB

ケロヨンを祀る?(これ本当の神社の中にありました)戦場ヶ原。鹿の一家がおりました。

奥日光其参

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日光東照宮・・・。世界遺産です。

こんな物を建造したせしめた家康とはいったい何者。改めて感動。ちなみに当時平均寿命が50歳だった頃、家康から家光まで三代にわたっての相談役だった謎の人物天海上人は108歳まで生きたそうだ(→こちらも)。彼の人生訓があった。実にイイですね。キレイに枯れたいと思う最近であります。

  気は長く/つとめは堅く/
     色うすく/食ほそうして/心ひろかれ

ちなみにイギリスのゲストTimとJoelleは、京都の寺や神社が美しくて感動した言って、写真集をみやげに買ったそうです。Timいわく「下手なクリスチャンに見せると、異教のモノ!って破られちゃうかもね、ははは」と・・・。確かに下手に「何とか神学」だの「リバイバル」だのに入れ込んでいるクリスチャンはコワイ人が多いですから(汗)

奥日光其弐

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紅葉はまだ。最近、このようなナチュラルで癒される・・・(ディスクトップの壁紙にイイかも?)

奥日光其壱

アップロードファイル 81KBアップロードファイル 97KB

2047-3.mpg(4,216KB)

華厳の滝!ビデオも・・・

オウム事件の10年

オウム事件。日本にとっての9・11。ついに、というか、ようやく麻原氏に死刑確定。しかし裁判とは不思議なもの。私たちの裁判も8年間かかったが、いったい麻原の弁護士はどのような使命感でしたのだろうか?ビジネスと割り切って?ちなみにライブドア事件と麻原事件は多分に似ていると感じているが、ホリエモンのヤメ検の代理人はビジネスのようだが。訴訟指揮においてもかなり混乱したが、明らかにある種の霊の介入がある。

上裕氏が自分は坂本弁護士とサリン事件が教団の仕業であると知っていたと告白し、当時はウソをついていたと認めているようだ。面白いのは彼の目が今と当時ではまったく違うことだ。

からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るい

とあるとおり、人と接する時、目は人を判断する大きなポイント。先に書いたネットにおける自己表現の怖いところは、相手の目が見えないこと。文章だけからするとまともに読めても、その人物が見えない。目が見えない状況はひじょうに不安を覚える。(ロリコン植草教授も理路整然としているが、目がアブナイ・・・)

心理学的には、意識的な言語のやり取りの間、無意識のうちに目によるコミュニケーション・リンクを確立し、無意識はそれで相手を判断しているのだ。だから意識の上では同意でも、感覚的には釈然としないことが起きる。BBSにカキコがあったので追加的に触れたが、この釈然としない不協和感覚を大切にすべきである。

上裕派サイトでは

人である教祖を神としたことが事件の原因となった点では、元代表に限らず、多くの信者に責任があることを深く反省し、今後は真実の道を切り開いていきたいと思います。

と声明を出している。私なども一部では「カルト教祖」にされたりもしたが(やれやれ)、人が神に奉られたら、昭和天皇ではないが、互いに不幸を招く。

果たして上裕氏らは「道」を見出すことができるのだろうか。まことの道はJESUSである。中途半端に霊的事象・世界に関わると、かえって混乱に落ちることは、聖霊派あたりのクリスチャンを見ていてもよく分かる。ちなみにまたまた本件についての山谷少佐のBlogが実に面白い。この4つの判断基準、キリスト教界でもかなり?

不従順の結果は?

下のモラトリアム領域についてご質問を受けました。「もし神の御旨に反した意志の用い方をしたらどうなるのかこわい」と言われるのですね。大変すばらしい感受性です。

もちろんその決断の実を自分で刈ることになるでしょう。例えばあえて姦淫に落ちるならば、AIDSなどのSTDに罹ることもあるでしょうし、幸いな結婚生活を破壊することでしょう。この意味で

神はあなどられる方ではない。人は皆自分の撒いたものを刈り取ることになる

とあるとおりです。

しかし不従順の罪のためにイエスの血が流されています。悔い改めによる赦しの道がつねに開かれているのです。何度でも十字架に立ち返ることです。

律法が入り込んで来たのは、罪が増し加わるためでありました。しかし、罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。

とあるとおりです。が、パウロは

では、どういうことになるのか。恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきだろうか。

と問題提起し、自ら回答を与えています。

決してそうではない。罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう。

鍵はキリストと共なるにとどまることです!

しかも私たちの不従順あるいは不真実ですら神の真実を無にしません。むしろ神はそれを摂理によって用いて、ご自身のご計画を推進されるのです。

かくしてまたもし、わたしの偽りによって神の真実がいっそう明らかにされて、神の栄光となるのであれば、なぜ、わたしはなおも罪人として裁かれねばならないのでしょう。

とあるとおりです。鍵は

人はすべて偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。「あなたは、言葉を述べるとき、正しいとされ、/裁きを受けるとき、勝利を得られる」と書いてあるとおりです。

神は宇宙の全権を有していますから、私たちの不実すらその上に主権を行使できるのです。ハレルヤ!

華厳の滝

今回はふと思い立って、奥日光のにごり湯を堪能してきました。いやあ、料理も渋くてなかなかにっこう、ではなく、けっこうでした(サムっ〜)。華厳の滝も霧が晴れて迫力満点。ここはかの旧制一高生藤村操が飛び込んでから、自殺者が続出したのですね。彼の名文遺書に酔ってミームに感染するわけです(これをウェルテル効果と言う)。

巌頭之感
悠々なる哉天襄、
遼々なる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチィーを値するものぞ、
万有の真相は唯一言にしてつくす、
曰く「不可解」我この恨を懐いて煩悶終に死を決す。
既に厳頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし、
始めて知る、
大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを。

実を言いますと、私もかつて旧制一高生に憧れ、けっこう感染したのであります。

写真は後ほど・・・。

仮想社会

今週号のカバーストーリーは安部氏だった。同氏の国粋主義的スタンスを論じていた。彼は懸命に「美しいニッポン」の形を作り、ニッポンのアイデンティティを確固たるものにしようとしている。

また本日の『日経』に小学生が教師に暴力を当たり前に振るい、そのひとりの「英雄的行為」によりクラス全体が盛り上がって学級崩壊を起こしていると言う記事があった。教員も殴られる一方で、手が出せないのだ(児童の人権により体罰はただちに懲戒解雇の理由となる)。

さらに『週刊文春』に精神分析学者の岸田秀氏が「天皇制は希薄なアイデンティティの日本人の共同幻想を維持するためのシステムである」として、日本国の維持のためには(良し悪しは別として)天皇制が必要であると述べていた。この3つの話題、実は根っこは同じなのだ。

昨今、若者が他人を見下す傾向が強いことが指摘されている。客観的な根拠は何もない。これを「仮想的優越感」と言う。これは若者ばかりでなく、ネットなどでも、言いたいことが言え、書きたいことが書けるため、ある種の幻想的全能感を抱く。かくしてネット上にはきわめて多事争論、リッパな「論客」が多いわけ。

こういった行為は他者を貶めて自分の価値を上げ底しようとする心理機制であり、境界性や妄想性人格障害などの人々などでは特に顕著に見られる。これらの人々の特徴はある種の幻想(あるいは妄想)的世界に生きており、リアルの世界では、実はきわめて自己充溢感(アイデンティティ)が希薄なことである。

自分に真の意味での実質・自信・満足・喜びがない者ほど、仮想空間では根拠のない自我の肥大化を起こす。このような人々が集まることにより、前にも書いたミームを共有し、互いの共同幻想を膨らませ、空虚に肥大化した自我をさらに肥大化させていく。まさに精神病理的なバブル現象と化す。

現在のニッポンの社会で、またそれを上回ってニッポンキリスト教界で起きていることは、実にコレなのである。精神病理的バブル、霊的バブル、共同幻想の肥大化。先の宮内氏の指摘される崩壊の兆候は確かに見えている。

Commented by 宮内 学 URL2006年09月18日(月)13:51

友人に「君のことが掲示板で話題に上がっている」と教えられ、こちらにたどりつきました。
精神医学的な観点からのご指摘は、非常に勉強になります。と同時に、ある種のキリスト教には反対されつつも、キリストへの信仰に満ちていることに共感します。
ご迷惑でなければ、Lukeさんの日記にリンクを張りたいのですが、よろしいでしょうか?

Commented by Luke 2006年09月18日(月)17:07

あ、これははじめまして。いつもBlogを拝見しております。格調高い文章と幅の広い内容で感銘を受けております。こちらこそよろしくどうぞ。

人間イエスの葛藤に思う

少し進んで行って、うつ伏せになり、祈って言われた。「父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに。」更に、二度目に向こうへ行って祈られた。「父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように。」

イエスはこのとき明らかに「杯」を回避しようと願った。が、それは父の御旨ではないと知っておられた。イエスの意志と父の意志が葛藤したのである。

主は何を恐れたのであろうか。イエスがもっとも恐れたこと―それは磔刑の苦痛ではない。人類の罪に触れること、いやそれをすべて引き受けること、いやさらに一体とされることだ。汚れをまったく知らない聖なる方が罪とされること(1コリント5:21)。病んだ人間の心の事実に直面することは、実に、イエスですらためらわれ、恐れたのだ。それほどに人の心は汚れ(マタイ15:18)、病んでいる。

人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。誰がそれを知りえようか。

再建主義の富井さんが救世軍の山谷さんに再び挑戦しておられる。山谷さんはもはや乗られることはないだろうが、富井氏の「黒か白か」、「0か1か」の有無を言わせないスタンスは相変わらずだ。もちろん真理にはグレーゾーンはない。しかし私たち人間と霊的世界の関わりにおいては、私たち人間の自由意志、あるいは裁量権の領域がある。神学では中間領域と言うようだが、心理学的にはモラトリアムの領域と言うべきか。ここで私たちは自分の良心と聖霊の関わりにおいて、自分の意志を通すか、神の意志を通すかの選択が任されている。ローマ書2:14に

たとえ律法を持たない異邦人も、律法の命じるところを自然に行えば、律法を持たなくとも、自分自身が律法なのです。こういう人々は、律法の要求する事柄がその心に記されていることを示しています。彼らの良心もこれを証ししており、また心の思いも、互いに責めたり弁明し合って、同じことを示しています。

とあるとおり。このモラトリアムの領域には諸霊が働きかけ、イエスに対して悪魔がなしたように時に誘惑し、葛藤するイエスに対して天使が仕えたように時に私たちが神の意志を選べるように助けてくれるのである。

実に天使たちは皆、奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになっている人々に仕えるために、遣わされたのではなかったですか。

イエスの苦しみの足りないところを補うことは真に栄光でもあるが、私的には避けたいのだ。ある人の祈りがある:「主よ、今はあなたに従えません。しかしあなたのは必ず私を服させ、あなたが勝利されることを私は知っています」。

人間性を忘れ、いのちに仕えない神学などは何の役にもたたない。それは見かけは立派でも食べたら腹を壊すいのちのない蝋細工。それ自体が

人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、世を支配する霊に従っており、キリストに従うものではありません。

神は人になられた。しかも30年、ナザレで淡々と大工の倅として生きられた。この奥義は真に奥義である。

そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。

【追記1】富井さんのパーシャルプレテリズムに基づく黙示録の構造図解は面白い。これは資料として保存しよう。

【追記2】山谷少佐の13日の記事は情報として非常に重要です。クリスチャン・トゥデイ紙については脱カルト協会でもやや問題提起されております。しかしこのメガチャーチ幻想に基づく「教会国家」はヒトラーの「第三帝国」や「文化大革命中国」と同じ臭いを醸していると感じ、私も鳥肌が立ちますね。前に書いた予測の不気味な成就です。ここで紹介されている「キングダム・ロスト」は私も気になっていた作品です(最近「キングダム・ニューヨーク」とか言うマルチ商法詐欺をしていたのがあったりで・・・汗)。

Commented by MajorMak Eメール URL2006年09月15日(金)11:40

せっかくですから、すこし食いついてみましょう(笑)

富井氏はご親切にも小生に「最低でもカルヴァンのキリスト教綱要を読め」と勧めてくださっています。まことに感謝なことです。

しかし、小生は、「富井氏がカルヴァンを読んでおられないこと」こそが最大の問題だと思っておる次第です。

なんとなればカルヴァンは

「われわれが、神への敬虔を損なわずに、儀式律法を廃棄することが出来たように、隣人への愛を損なわずに、司法律法を廃棄することが、確かに出来るのだ。諸国の政府は、『愛』という律法の本質を達成するために、刑罰の程度においては司法律法から異なってこそいても、国家が置かれたその時々の状況に応じて、必要な法を正当に制定することが出来るのだ」と綱要第四編で論じております。

さらにまた「司法律法によって統治するユダヤ人国家のごときものを、現代に再現する必要はない」と申命記講解説教で述べております。

なお、富井氏は、「二項図式」が、聖書由来、カルヴァン由来の正統だ、とも主張なさっておられるようです。

しかし、聖書の世界観は「神・天使・人間」という三項図式であり、カルヴァンの世界観は「神・摂理・人間」あるいは「聖定・摂理・自由意志」という三項図式なのです。

富井氏は、いまいちど、カルヴァンの著作を味読熟読された上で、改革派の神学校の通信でもお受けになられたらよいでしょう。

Commented by Luke 2006年09月16日(土)19:46

富井氏にはすでにミームの伝播様式である刷り込みにより、ある種の選択的フィルターがあるのでしょうね。見ても見えない、と言うか、前意識的(意識に完全に上る寸前に検閲がかかる心理機制)にネグレクトあるいはディストーションするわけです。

その後の詳細な情報を感謝いたします。クリスチャン・トゥディ紙についは脱カルト協会でも出自が怪しい(特に統一協会との関連疑惑)として監視中。ニッポンキリスト教はあまりにもナイーブですから、少佐の時代ウォッチングの感性と働きはとても重要と認識しています。

最も怖いもの

それは病んでいる人の心から出るもの。その真実に直面し、それをまともに受けること。実に怖い。

自分と関わりのない人であれば、当たり障りなく流せばよろしい。別に何でもない。

しかし自分に関わりがあり、自分が愛する人の真実を見ること。これはものすごく勇気が要る。

神の愛は恐れを取り除くが、人の愛は人を臆病にする。マザー・テレサが「愛は傷つく」と言われたとか。本当に人の真実をすべて受けることができる方はイエスのみなのだ。

彼の打たれた傷によってわれわれは癒された。

追記:もし十字架のイエスの口からあの言葉がなかったなら、もし罪のない方を十字架につけたその裁きを宣言されていたら、これは全宇宙を恐怖と絶望に突き落とす。

父よ、彼らを赦して下さい。自分が何をしているか分からないのです。

亡国の予兆

と題する記事を宮内氏が書かれていた。イザヤ書にあるユダヤがバビロニアに滅ぼされる状況が今日のニッポンと酷似していることを指摘しています。確かに下記の御言葉に照らす時、親王誕生と浮かれている場合でもないのかも知れません。

わたしは、若い者たちを彼らのつかさとし、
気まぐれ者に彼らを治めさせる。
民はおのおの、仲間同士で相しいたげ、
若い者は年寄りに向かって高ぶり、
身分の低い者は高貴な者に向かって高ぶる。

わが民よ。幼子が彼をしいたげ、
女たちが彼を治める。
わが民よ。あなたの指導者は迷わす者、
あなたの歩む道をかき乱す。

シオンの娘たちは高ぶり、
首を伸ばし、色目を使って歩き、
足に鈴を鳴らしながら小またで歩いている。

ああ。朝早くから強い酒を追い求め、
夜をふかして、ぶどう酒をあおっている者たち。

ああ。悪を善、善を悪と言っている者たち。
彼らはやみを光、光をやみとし、
苦みを甘み、甘みを苦みとしている。

Commented by Luke 2006年09月13日(水)17:18

本日の「現代日本の権力構造」も読み応えがあります。本質をズバリですね。多分私たちが真理を生きる上でのもっとも大きな壁は「大衆」なのです。これは世でも、キリスト教界でも同じこと。天皇そのものではありません。

悠仁親王

お名前が決定。「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んで欲しい」との想いからだそうです。かくして万系一世万世一系、Y遺伝子が残りました。この国はやはり天皇が必要なのでしょうね。西欧式の「王権神授説」とか、「国家契約説」とか言われても、「よくわかんない〜」わけで、でも親王が誕生されると、私ですらうれしくなるわけで・・・。

ちなみにオウム事件で有名な脱カルト協会の滝本太郎弁護士は見事にこの名前を予言(?)されていました:

そりゃ、「天皇」みたいな象徴的な存在があったほうが、国は治めやすいものでしょう。人は、自らの人生が有限であると気づくとき、久のもの、それも自己の位置を明確にする久のものを求めたがるから。
つまり、日本人というか大和民族であるとき、天皇制があったほうが、自分が所属する大和民族としての久性を感じられて、その「伝統的支配」に魅せられやすく、それが確かに柱にしやすいものですから。

でも、同氏は

それで、「天皇」は、もはや公的な制度ではなく私的なものにしてしまうべきだと思う。
とりあえず、憲法どおり、本来の伝統どおりの象徴にするために、京都にお帰りいただくのが良いのですが。

とおっしゃっています。

さて、この天皇と言う存在はニッポンの歴史をどう決めていくのでしょう?再建主義者富井氏の言うように、天皇家にはユダヤの秘密が隠されているのでしょうか?それとも主イエスと礼拝対象の座を争う存在とされてしまうのでしょうか?ただこのベイビーには何も責任はないのですが・・・。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月12日(火)21:42

某掲示板に紹介されていました。同意です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060912k0000e070053000c.html

"被害者"の真実

4月26日に「姉歯氏について哀れさを感じる」と書きました。ところがどっこい、しばしばもっともらしい素振りをする"被害者"は真実を歪めているもの。姉歯氏にはすっかり騙されました(→記事)。

 * * *

主にある捧げ物をいただくことがあります。サーバーの維持経費などに使わせていただいておりますが、感謝いたします。

アメリカの欺瞞

アップロードファイル 59KB昨日はTim&Joelleとの交わりをエンジョイしました。Timのメッセージをアップしてありますので、お聴きください。言語学者なのですが、やや英語がクリアではなかったですね^^Joelleは名前から分かるとおり、フランス人で、彼女の英語はもろフランス・アクセント。フランス語を聴いている錯覚を起こしました。いやあ、実にインターナショナルでしたね^^

 * * *

アメリカの上院でアルカイダとフセイン政権は何も関係がなかったこと、さらには大量破壊兵器も1996年以降保持していなかったと言う報告がなされました。当時愚かにも一部のクリスチャンがブッシュをほめたたえ、9・11テロにおけるイラクの影を指摘していましたが、すべては嘘でした。イラク戦争の大義は根本からなかったわけです。一説では一般民衆が10万人以上犠牲になっていますが、この欺瞞の刈り取りは今後長く続くことでしょう。

イラク戦に関する預言(と、気取りましたが、精神病理に基づいた予測です)
イラク戦-その後

英国よりのゲスト

本日はまたオープンキャンパス。お客様の接待デーでした。

そしてまた明日は英国のKingdom Faith Londonからご夫妻が見えます。KF_Londonは最近誕生したばかりで、人数は30-40名ほど。ご主人は言語学者で、今回東大における学会に参加される予定。来週1週間、横浜と京都・奈良を訪ねるそうです。

というわけで、彼らにイギリスの様子などをシェアしていただきますので、Dr.Lukeのメッセージはありません(どんどん私のメッセージの機会がなくなることを願っているのですが^^)。その後横浜を見物し、ランドマークでお寿司を食べ、69階展望台へとお連れするつもり。

言霊(ミーム)の風

これは何も「人権」に限ったことではない。放送禁止用語や差別用語の問題や、いわゆる社会的タブーなどは皆同じメカニズムが働く。ニッポンキリスト教においても、いわゆる「思考停止(エポケ)」をもたらすものは皆本質的に同じこと。

例えば「イスラエル」。イスラエル・フリークはもちろんのこと、イスラエル至上主義の某福音番組などを長年視聴して(刷り込まれて)いる人たちは、「イスラエルは神が選びし民、神の瞳であって、彼らに逆らうならば呪われる」と無意識に判断している。そこでは現実世界でイスラエルがなしている行為や、それに対する自分自身の感覚や考えは拒否されている。

あるいは「リバイバル」。この単語を前面に出されてしまうと、あたかも水戸黄門の印籠のごとき力を発揮して、異議を唱えることができなくなる。すべてを正当化してしまう単語なのだ。かくしてニッポンキリスト教においては、天皇制の是非を論じる以前に、すでに自分たちが諸霊の支配下にあることを知るべきである。表看板が「基督」か「天皇」かの違いであって、彼らが服している霊は一緒なのだ。現代の使徒だ、預言者だ、油注ぎの器だと、彼らがプロモートする風(霊)に吹き回されている様は、かつての「挙国一致」、「鬼畜米英」と吹き回された時代となんら変わりがない。だから「われら天皇の臣民は、自らを否み、自らの十字架を負って・・・」とごく当たり前のようにできてしまうわけ。

戦前と前後において、入れ物(社会システム)は「現人神社会」から「民主主義社会」に変わったとは言え、人間の本質は何も変化していない。同様に基督者と非基督者においても、その支配する霊が同じ点で何も変わらない。戦中のように、共に八紘一宇の実現のために邁進する場面が再現することは、今後十分に考えられる。問題は風の吹く方向。今回の安倍さん旋風と同じ。

さあて、今後このギョウカイ、どっちの方向へと流されていくことであろうか?

同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。しかし、今は神を知っている、いや、むしろ神から知られているのに、なぜ、あの無力で頼りにならない支配する諸霊の下に逆戻りし、もう一度改めて奴隷として仕えようとしているのですか。

最悪の結末

女子高専生殺害事件は加害少年の自殺で終わった。私は8月30日に「保護する必要がある」とし、あえて「逮捕」とは書かなかった。ここでも少年犯罪と言うことで、加害少年の情報が警察から一切流されなかったが、今日の『週刊新潮』では彼の写真と実名が出ている。しかし遅かった。

「少年犯罪」の言霊に束縛され、警察は情報公開などに及び腰となり、その結果社会が被るリスクを高めている。今回は逆に初動操作が後手に回り、保護することができなかった。この少年はネットからかなりマニアックなポルノ系やスプラッター系のビデオを入手していたらしい。遺体に対して凌辱行為をしていたとのこと。おそらくサディズム傾向を有していたのであろうが、同時に知性も高く、自省心もある少年だったようだ。これでかえって自殺という結末に至ったのだろう。以前の町田の少年とはここがやや違う点である。・・・が、これで真実が葬られ、両家族の無念さと虚しさだけが残った。

フロイトは晩年、人間性に絶望していた節があり、人間存在の本質をエロスとタナトス(死の願望)とした。自己破壊的な人間の闇に直面せざるを得なかったのだ。かくしてこの少年もサディズム傾向を抑制できず、同時に自省するキャパはあるために、その葛藤が自己を抹殺する形へと行かざるを得なかったのだろう。

何ともやりきれない後味の悪い事件であったが、ここでも昨日書いたように、少年の「人権」を守ろうとして、今回は(社会の被害ではなく)少年の命を失わしめた。社会から「人権」という城壁でソフト的に彼を隔離し、ハード的に彼の居場所を喪失せしめたのである。「人権」というミームを持つマインドウイルスのなせるわざである。あまりにも硬直化した「少年犯罪」の言霊から解かれ、対応をもっと具体的に考え直すべき時期なのではないか?

社会のリスクと患者の人権

女児が頭に重傷を負って発見された事件で、24歳の女性看護師が逮捕された(→記事)。精神科通院歴があるらしいが、どうも最近この手の人たちによる犯罪が多発している。で、ここで問題となるが表題の二つの関係。つまり社会のリスクを低くすると患者の人権が制限され、患者の人権を配慮すると社会のリスクが高くなる。つまり互いにトレードオフの関係にあるわけ。

現在の精神保健福祉法などでは患者の人権に相当配慮がなされており、保護措置入院なども資格を持つ医師2名の同意がないとできない。かくして精神科を開業する義兄の言葉、「世の中、患者さんがあっちこっちにフラフラと野放しで歩いている・・・」−これが実情なのだ。キリスト教界にもこの手の人々が寄って来る。彼らはこちらがやさしい顔を見せているうちは大人しいが、苦言などを呈したりすると、たちまち豹変する。その変わり様には実に驚くほど。

しかも最近ではこういった人々がネットを徘徊して自由な自己主張が可能となっている。またこうした人はすでに述べた様に病理を共有しフォリ・ア・ドゥ化し、ひとつの勢力すら持つようになる。こうして互いの妄想を膨らませ、屈折した自己像を肥大化する。しかし前から指摘しているが、こう言った人々とはけっしてガチンコしてはならない。それはきわめて危険。その病的な感情をかわすか、こちらが折れること。

しかしながらこれはこちらが大人であればの話である。彼らの病理性が弱い女児などに向かうことは、社会の防衛システムとして何とかならないものか。しばしば「人権派」と言う単語は十分に言霊あるいはミームとして社会にマインドウイルスを蔓延させるのだ。そしてそれは弱いところで発病している。

Commented by Luke 2006年09月07日(木)22:07

7月9日にゆりかもめの車中で塩酸をまいた35歳アルバイトは「自分は心身障害者の代弁者である」とする犯行声明文までも用意していたようだ。が、何のことはない仕事を転々とし、やはり通院歴のある者だったのこと。

最近は芥川賞の候補作も駄作ばかりだそうで、しかもビョウキの人の物語ばかりだとか。今年の受賞作品も、私に文学読解力がないためであろうか、何が言いたいのかよく分からないのだ。ニッポンキリスト教ばかりでなく、社会全体にビョウキがその表層を覆ってしまっている感じがする。

Commented by ひろこ 2006年09月08日(金)20:34

 近年いろいろ驚くような事件が出ている。人の心の闇、悪の思いが理性で、制御できなくなっているのか、または情報がすぐ日本中に伝わるから、多いのか
なんとも悲しい。科学、文化は進んできているようだが、人の心は昔から進歩していないようにおもう。
 私は、ささやかであるが、静かに主の愛が流れるようにいのろうとおもう。 

Commented by ICHIRO 2006年09月11日(月)10:34

またうつ病の母親が娘を殺しましたね。
公務員の飲酒運転もあちこちで、、、。
どうも私も気が滅入ってしまいます。

Y遺伝子のゆくへ

とりあえずひと安心というところでしょうか。先に日本人がユダヤの血を引いているとする再建主義の富井さんの説を紹介しましたら、沖縄のある方から「自分はレビ系の祭司の血統です」との情報をいただきました。実際に祭儀も行っていたそうですが、私のメッセージの中で、レビ系の石の律法による祭司制度は廃止され、メルキゼデク系のいのちの祭司制度に移ったことを知り(→こちら)、解放されたと証して下さいました。そうなんですね、大切なことは肉の系統ではなく、アダム系からキリスト系への転換なのです!

割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです。

 * * *

アップロードファイル 12KB前にご紹介したUCLA留学中のDJ Jerry氏のLAレポートがけっこうイケています。9月2日のオンエア・ザ・ネットではサンモニカ・ショッピング・プロムナードのストリート・ミュージシャンのインタビューでしたが、このアーチストのサイトへ行ったら音楽がなかなかイイ!Erik Scott Smithと、名前からしていかにもLAはサンタモニカの風って感じ(TN出身だそうですが)。よかったら聴いてみてください^^Here we go!!!

Commented by Luke 2006年09月06日(水)21:19

イスラエルの周辺情勢について田中レポが届きました。

・イランとイスラエルを戦争させる
http://tanakanews.com/g0906mideast.htm

理系と文系の違い

今、日本史をずっと学び直している。特に古代史と戦争の前後。日本古来の「神」はクリスチャンの神とは全く違うわけだが、礼拝対象として問題が起きてくる。アマテラスとはいったい何者か?卑弥呼との関係は?また一説によると現人神崇拝の国家神道はキリスト教国家のマネをしたとも言われています。

そこで『日本書紀』や『古事記』を学ぼうと言うわけだが、理系バカの私たちにとって文系学問の難点に突き当たっている。それは歴史は必ずそれを書く人の歴史観あるいはフィルターを経ていることだ。征服した者が征服された者の不義性と自分の正当性を記録するわけ。そこで歴史を知るには第一次の史料に当たる必要が生じるわけだが、今さら『日本書紀』や『古事記』をそのまま読んでいる時間もないし、そもそもそれらが当時の資料を編纂したものらしい。また戦争前後の全記録文書を括るわけにもいかない。これが実に困るのだ。

その点理系の学問は、たとえば相対性理論を学ぶにしても、アインシュタインの原著論文を読む必要はない(科学史の専門家でもない限り)。教科書なりでそのアイディアあるいは仮定を理解したら、後は自分で数式をいじくり回せば、アインシュタインの頭脳で行われれたことを追体験できる。教科書は出来不出来はあっても、決して違う結論を導くことはない。

しかし歴史は違う。書く人のフィルター次第で結論は正反対になり得るわけ。かくして誰を信じて良いか分からなくなってしまう。いわゆる山川出版などの教科書にはあまりイイ思い出がないし・・・。と言うわけで自分が読んでいる本がどんなフィルターを介して書かれた物かをよくよく吟味しつつの学び直しとなって、悪戦苦闘しているわけです。もっと言えば、わが理系オツムの再構築。いやあ、本音のところ、文系の人たちはよくこんな曖昧模糊とした不安かつ茫漠たる作業をやり続けることができるものと感心する次第。

 * * *

明日はいよいよ万系一世男系男子天皇制(Y遺伝子)の維持ができるかどうか。何となく男児誕生のような気もするのだが・・・。(それにしてもいったいこのY遺伝子は誰をルーツとするものなのか・・・?アマテラスは女だし・・・?)

Commented by Luke 2006年09月06日(水)09:10

やりましたね、男子でした!私の内側で喜びがあるのですが、不思議なものです。私たちに対して主イエスと良心を否むことを強制しない限り、天皇の存在は問題ないと、極私的には考えています。一部のクリスチャンは「天皇を排せ」と主張される向きもあるようですが。私は祝福したいと感じます。

「イエスが主!」−ここをゆずらない限り、天皇であれ、ローマ皇帝であれ、エリザベス女王であれ、毛沢東であれ、スターリンであれ、私たちの証を保つことはできるのです。

Commented by 赤子 2006年09月06日(水)09:56

Lukuさんに同感です。(テモテT2:1)に「まず初めに、このことを勧めます。すべての人の爲に、また王とすべての高い地位にある人たちの爲に願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」とありますし、(使徒4:19)に「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。」とありますから。権力が悪用されクリスチャンとして生きづらくなるようなことがあっても、「私たちの中で誰一人として、自分の爲に生きているものはなく、また自分の爲に死ぬものもありません。もし、生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主の爲に死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。」その時、その時の適切なみことばに生きることが出来ればと私自身願っています。「赤子に等しきか弱き我は、ただ主にすがりていのちに歩まん。一足、一足、主にすがりて絶えず絶えず我は進まん。」(A.B.Simpson)

Commented by Luke 2006年09月06日(水)11:12

「男のお子様は元気よくオギャーとおっしゃっておられました・・・」という産科医師のお言葉は大変に名言であるものと存じます^^

(それにしても、やけに「お」のつくお言葉があちこちでお聞こえになっておりますねぇ。これも言霊のなせるわざでございましょうか。)

Commented by ひろこ 2006年09月06日(水)13:08

私も男と思っていたが、よかったですねとつぶやいた。帝王切開のとき思い出しながら。
皇室の話はついついテレビでも週刊誌でもパラパラとみてしまう。今では主がすべてに一番とおもうようにかえられた。 

Commented by kamekame 2006年09月06日(水)21:09

>一部のクリスチャンは「天皇を排せ」と主張される向きもあるようですが。

先日ブログででてきた美濃ミッションの人たちがその急先鋒のようですね。

Commented by kenji 2006年09月06日(水)21:11

提灯行列はしないのですかね^^
雅子様はホッとされたでしょうね。一番の重圧はお世継ぎ問題でしたから。雅子様も精々海外親善のご公務に勤しまれんことを願います。

Commented by 夢見 2006年09月07日(木)07:58

親王誕生との事、やはり心底望まれていた結果になりましたね。
私自身にとっては天皇家も、英国王室も同じ(共に「すべての人の爲に、また王とすべての高い地位にある人たちの爲に願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい」の対象範囲という意味で)なのですが、天皇家に関しては男系による万世一系の家系である事に日本伝統文化の一部としてその存在意義があるのではと思っています。 だから、女性天皇は前例があるから仕方なくても、皇室女性に対する男子出産のプレッシャーを除くための女系論は本末転倒で可笑しいなと思っていました。 スケールは違いますが、例えば歌舞伎役者の家ならばやっぱりお嫁さんは男の子を産むのが役目です。 市川染五郎を娘が襲名するわけにはいかないから、それが伝統だからです。雅子様は確かに可哀想な時期もありましたが、これからは御得意の国際親善で元キャリア組の才を生かしていただけるのではないでしょうか。 

温泉の効能♪

本日は大学。成績発表日で、学生の問い合わせに対応するため。ちなみに講義は20日過ぎからなのだ^^

で、うれしいニュースが^^。温泉の効能についての日本温泉学会での報告

これから起きて来ること

面白いですね。ベニー・ヒンが『君が代』を歌わせたかと思うと、再建主義では、何とか神社が聖地であり、天照はイエスであると・・・。ここにもストイケイアと日本人の集合的無意識との共鳴があるようで、こういった同期性をユングはシンクロニシティと呼んだわけです。下でリンクした霊的病理の論考で「柏手を打つクリスチャンが現れるかも」と書いたが、思いのほか早く起こるかもしれない。

あのヒン様の聖会にいた1万人は、過ちを認めて悔い改めない限り、良心に汚れを受けました。私は預言者ではありませんが、精神病理の学徒です。これから何が起きるかを語ることは容易です:まず彼らは自分を諌める者を排除します。次に自分の正当化を試みます。すでに現場にいた村上某牧師はそれをしています。そのひとつに下の再建主義の主張が用いられるかもしれません。自分たちは『君が代』でを賛美していると。

こうして偽りの上塗りをすることを精神病理の用語で強迫反復と言います。たとえば、サマリヤの女のように男に裏切られることを何度も繰り返す病理です。こうして今回のメッセージで触れましたが、箴言25章の御言葉が成就するでしょう:

銀から不純物を除け。そうすれば細工人は器を作ることができる。
泉が踏み汚され、水源が荒らされる。神に従う人が神に逆らう者の前によろめく。
侵略されて城壁の滅びた町。自分の霊を制しえない人。

Commented by ICHIRO 2006年09月05日(火)11:33

ヨイショするするわけではないですが、
Lukeさんの言っていること、本当にそうなってますね。
私も「君が代」歌わされそうになったら、
こう歌っちゃいます:

 イエスの代は
 千代に八千代に
 さざれ石の
 いわおとなりて
 こけのむすまで

Commented by ひろこ 2006年09月05日(火)16:50

 君が代はの「君とは」イエス・キリストと思い歌っていました。

Commented by kenji 2006年09月06日(水)08:14

会社では仕事始めに君が代と社歌を歌いますが、私は君が代だけは歌いません。そんな変人は私だけです。

日本への預言?

外には虫の音が・・・。もう、秋ですね。やや感傷的。やっぱり、日本人でよかった^^

さて、再建主義の富井氏の掲示板に面白いものがありました。ここにあるK夫妻が実は私の知人でもあるのです。富井氏は内容は関知しないとのことですが、皆さんの内にある塗り油は何と言っておられます?

今後この手のミームの変異型としての"預言"が様々に語られることでしょう。(参考:天照がイエスだと似たようなことを主張する人々はけっこいるのですね。たとえばキリスト公会など。ちなみに私の論考を再掲載します→ポピュリズムと民族主義

--以下引用--
1996年6月9日 KM姉の誕生日(39才)に真名井神社の岩清水の前で主がお語りくださるとのことから、KM姉、H先生、K夫婦、HA氏が同行し、M姉を通して主が語られる。
... 続きを読む

Commented by kenji 2006年09月04日(月)21:10

いよいよ天照も世界進出ですか?
それでBHは君が代を賛美したんですね。
フム〜なるほど繋がるわけですね^^

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月04日(月)21:56

私もびっくりしました。内容は関知しないでも、あえて掲載するわけですから、思い入れがあるのでしょう。しかし、彼はダ・ヴィンチ・コードについてこう言っているのです−

聖書をいじる人間は呪われる。

「私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。」(黙示録22・18-19)

それに携わったすべての人間が呪われる。
・・・
なぜだろう?

もし福音書や現在の完成された聖書に欠陥があり、つけたしや、削除があったとしたら、2000年の間、神はそのご自分の御民に対してウソをついてきたということを意味するからだ。

新しく「ユダの福音書」なるものが発見されたとかいう話も同じである。

最近になって新しい啓示の書物が現れたとすれば、神はなぜそれを御民に対して2000年間も隠してきたのか。また、そこに書いてあることが現聖書と矛盾するならば、なぜ神はいままで我々にウソをついてきたのか、という問題が生じる。

ポスト小泉政治のゆくへ

NHKスペシャルでポスト小泉政権300日を観たが、一言、先が見えない。総裁は間違いなく安倍さんがなるのだろう。が、今日の日経でも指摘していたが、ポスト小泉の政治モデルが見当がつかない。ただ靖国参拝を4月にすませながら、「したか、しないかは答えない」とする安倍さんに一抹の懸念を覚える。この人、若いがかなり日本人の病理的集合的無意識を有しているようだ。

以前今後の方向はポピュリズムと民族主義であることを指摘したが、小泉さんは前者を巧妙に演出した。安倍さんはどうも後者の路線に乗りそうな予感がするが、いかがなものだろうか。私的には小沢さんに来年の参院選を踏ん張ってもらいたいと願っているが。日本人の大衆としての価値観や人気が大挙してある一定の方向へと傾くことは実に怖いのだ。しかし時代の霊は確実に日本人の病理的集合的無意識に対して働き掛け一つの方向を志向しているように感じる。

すでに指摘したとおり、商売で曇ったクリスチャン・メディアの「目」は当てにならないし、そこから提供される「情報」も相当に偏向している。今日、ひとりひとりが御言葉に立ち、内なる塗り油にとどまる必要が、以前にも増してある。

Commented by ひろこ 2006年09月04日(月)09:52

 今の政治の動きに対して、友との語らいの中でも心配しているものだが、このような動きを前回の選挙で国民は選んだわけである。一人ひとりが世の動きに関心を持つことが必要であり、どうしても賛成できないことには、反対だと意思表示することなのだけれど、なにがあろうか。 結論として国を動かしておられるかたがたが国民のこと真にかんがえてくれるよう、主に祈りましょうでおわった。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月04日(月)11:55

あの宮内氏は安倍氏についてルークさんと同じ方向の評価ですね。一筋縄でいかない人物と。またこれからの流れを国家的アイデンティティの問題として論じておられます。面白いです。
http://blog.goo.ne.jp/ezekiel2000/

現代の使徒・預言者による宗教改革

午前中はプールとサウナ。午後は映画コリン・ファレル&ジェイミー・フォックスの『マイアミ・バイス』。しかし評するまでもなかった。

 * * *

以前ここでも紹介しましたが、現在ピーター・ワーグナーなどが進めている現代の宗教改革のアウトラインを再掲載しておきます。これは救世軍の山谷さんがまとめられたものをさらにまとめたものです(ついでに紹介しますと少佐のBlogの9月2日の記事は実にイイ^^安倍さんにマジ読ませたい・・・):
---
・回復された使徒の肉体において、キリストがすでに再臨している。

・携挙とは、キリストによる王国嘉納の際の喜びと興奮であって、キリスト者が文字通り空中に引き上げられるわけではない。

・ローマ8:19に記されている「神の子たちの顕現」とは、回復された使徒を指している。
... 続きを読む

Commented by Luke 2006年09月02日(土)22:09

ちなみにこれが99年当時の私の予測です:
http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing6.html

Commented by kamekame 2006年09月03日(日)01:39

「かわいい国」い〜ですね。笑えますし、心がほっとしました。

「ワクチン」これもいいですね。ここのサイトにくれば予防摂取が受けれるんですね。

美濃ミッションの主張にはちょっと極端かなと感じていたんですが、戦時中にミームにかからず信仰の戦いを戦えた少数派の貴重な人々として大切にするべきなんですね。

Commented by Luke 2006年09月03日(日)07:38

美濃ミッションの石黒イサクさんのMLを取っていますが、確かにやや過激なところがありますが、彼らの傷による過敏さによるのでしょう。彼らの経た経験を見るとさもありなんです。特に同じ信仰を持つと称する人々からの迫害は世からのものよりもきつかったようです。

それと予防接種はあくまでも御言葉です。このサイトももしかするといつの日か閉鎖を余儀なくされる事態もあり得るでしょう。

国の平成16年度貸借対照表

詳細はこちらを。

 借方    貸方
... 続きを読む

ハンカチ・プリンス

あの甲子園のプリンスのおかげでブルーのハンカチにプレミアがついているとか。昔オランダでバブルが起きた時、チューリップの球根が暴騰したが、同じこと。単なるハンカチがミームに感染するとゴールドに見えてしまうわけ。どんな優秀なエコノミストでも予測できなかったでしょう。

実は人はこのように「騙されること」を求めているのです。恋愛をはじめとして、マジックや、映画、政治、そして宗教に至るまで、騙し騙され・・・。それは夢を見ること。徹底した現実を突きつけられるだけでは、人は生きてはいけないのですね。それにしてもこのプリンスの汗の拭き方は女性がパフを使うようなしぐさで何とも・・・ではある^^

Commented by ICHIRO 2006年09月02日(土)13:14

昔は黄色いハンカチだったような、、、。
おじさん族は世の流れについてくのが必死(汗

Commented by Luke 2006年09月02日(土)14:20

おじさんにはこれがフィット?
(私のカラオケのレパートリーのひとつですが、曲もイイですが、名セリフです。)

夢芝居@小椋佳(http://www.gfe.co.jp/ogla/index.html
恋のからくり夢芝居/台詞ひとつ忘れもしない
誰のすじがき花舞台/行く先の影は見えない
男と女あやつりつられ/細い絆の糸引きひかれ
稽古不足を幕は待たない/恋はいつでも初舞台

恋は怪しい夢芝居/たぎる思いおさえられない
化粧衣装の花舞台/かい間見る素顔かわいい
男と女あやつりつられ/心の鏡のぞきのぞかれ
こなしきれない涙と笑い/恋はいつでも初舞台

男と女あやつりつられ/対のあげはの誘いさそわれ
心はらはら舞う夢芝居/恋はいつでも初舞台

・・・で、これから映画で騙されてきます。

風のゆくへ

かつて原告団千人で闘ったある裁判の弁護団を引き受けて下さって以来のお付き合いのある某事務所のニュースレターが届いた。前にも書いたが共産党系の事務所なのだ(実際問題として弁護士を頼むならば共産党系ですよ^^)。

昨今の日本のミームあるいは言霊の動きについて、いくつかポイントを指摘していた。

1)憲法改正:安倍さんが総裁選に正式に立候補したが、彼の中心的政策。私は憲法9条のような形がい化した条文は改正すべきと思うが(自衛隊を自衛軍として認めるべきと思う)、それでも慎重な姿勢が必要。
2)教育基本法改正:これも人為的な「愛国心」などアブナイ点がありそう。
3)共謀罪:相談して相槌を打っただけで犯罪成立!?これもアブナイ。

と言うわけで、私はクリスチャンであるが、共産党のある意味で一貫した姿勢は評価している次第。個人的にはニッポンキリスト教徒などより、よほど誠実であり信頼できる。無神論的・科学的・社会主義的・唯物論的・進化論的・共産主義も、実は、信仰の一種なのだ。実際、かつての戦争の時どちらの信仰が純粋であったかは歴史が証明している。ただし政権を委ねることには不安があるが・・・。

すでに指摘している通り、どうも日本の風が何となく生臭い方向へと吹き始めていることは、彼らの問題意識の上でも確かなようだ。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月02日(土)10:14

安倍さんはキレイすぎますね。人気バブルがさっと消えてしまうような予感が。これもミームのなせるわざですか?

Commented by kenji 2006年09月02日(土)17:42

全てお膳立によって首班が選ばれる、実につまらん国になってしまった。中国や北朝鮮となんらかわりない。そういえば小泉さんはミームの達人でしたね。

夏休みor研修?

公立学校の先生は実に気の毒と思う。税金をもらっているためだろうが、「夏休み」は夏休みではない。「研修期間」なのだ。報告書を出して、図書館で研修、自宅で研修・・・と。何が研修で、何が研修でないか、オンブズマンとかにチェックされるそうだ。

あのね、ただでさえ、ニンゲンという不可解な動物を相手にしているのだから、先生たちもどこかで抜かないと、ビョウキになってしまうもの。現に長期療養休暇を取った教員の約15%が精神疾患による。エリートコースを突き進んできた私の友人の教師も、この数年間うつ病で苦しんでいる。ちなみに牧師のうつ病などの精神疾患もかなり多い。(えっ、元々が変?・・・それは言わない方が^^)
... 続きを読む

Commented by ひろこ 2006年09月01日(金)23:11

 友と語るに、世の動きが戦前にあったような方向にいきそうということや、学校現場が教材調べよりも書類提出(やたらにおおくなったそうだ)に時間をとられ子供たちと遊んであげられなくなったとぼやき、会議で話し合って決めるというよりも上からの指示が強くなり、ものが言えなくなったとなげいていた。

Commented by kenji 2006年09月02日(土)08:56

教師は事務職ではありません。お上への報告書なんか無用では?どうせ上の方々は真剣に読まないでしょうし。誰のために何の目的なのか曖昧なまま、日々書類作成に追われるなんてねえ。
一人一人セクレタリーがつくといいかも。

Commented by Luke 2006年09月02日(土)09:26

確かに現場は大変でしょう。「無意味さ」との闘いですから。かつて中国の労改では、穴を掘っては埋めてをひたすら繰り返すだけの作業をさせられたそうです。人は狂うのですね、無目的・無意味さで。