最近の日記

今日の三ッ池公園

アップロードファイル 224KBアップロードファイル 74KBアップロードファイル 82KB

今、ジョッギングして、風呂につかり、ビールでホッとしたところ。・・・冬は黄金っぽいのがイイ。

(真ん中はコリア庭園・・・)

GOD VS. SCIENCE:A SPIRITED DEBATE

と題する記事が今週のTIME誌にあった。方やオックスフォードの進化論者リチャード・ドーキンス(このBlogでも何度も紹介しているが、例の『利己的な遺伝子』でミームを提唱した学者)、方や国際ヒトゲノム計画の代表フランシス・コリンズ博士。彼はクリスチャン。

ドーキンスはひたすら物質界での現象を積み重ねるならば神の不存在を結論すると主張し、生物の巧妙なデザインなどもすべて進化論的に説明できるとする。コリンズは科学と信仰は矛盾しないとし、進化論では、例えば人の高度なモラル性を説明できず、その価値観の源である時空間の外に存在する神を認める必要があるとする。・・・と言うわけで、いつもどおりのすれ違いの議論が延々と続き、ややドーキンス側から人格攻撃も・・・と危ぶまれたが、TIME誌が介入。で、両者の最後の言葉が面白い:

コリンズ:ドーキンスの主張する自然科学の見解には同意する。が、私は25年以上に渡って科学者また信仰者として生きてきたが、科学では私たちがなぜ存在するか決して分からない。私はこの解答を霊的領域で見出した。しかしこれは私が科学者として妥協することでは決してない。

ドーキンス:私は私の提示した説明で自然界のデザイン性も自然定数の調和も十分理解できると考える。もし神がいるならば、神が降りてきて十字架で死ぬと言った事件はとても彼の壮大性にふさわしくない。それはあまりにも偏狭である。神がいるとしたら、これまでの神学者が提示した神よりももっとはるかに大きくかつ理解し難い存在であるだろう。

科学と信仰。私にとっても何ら矛盾なく収まるのですが。むしろ矛盾し対立するのは、科学と神学であろう(心あるサイエンティストは躓きの石イエスに躓く前に、キリスト教神学でつまづくでしょうね、やれやれ)。そして私たちの信仰の核心はここにある。

神が肉体を取られ、人となったこと。

そして最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと

これを啓示するのは血肉ではなく天の父である。

Commented by Salt 2007年01月11日(木)12:46

どうせつまずくなら、せめてイエスさま御自身の人間性につまずいて欲しいですね。

神学対科学は悲しい構図です。

フォイエルバッハは、「神学とは人間学である」と言い放ちましたが、これは実はその通りですね。

ビートルズのジョン・レノンはこう歌っています。
「キリストさんよ。あんたの兵隊は臭いにおいがするぜ。」これもある意味同感です。まことの弟子(花嫁)と兵隊は別物でしょう。

ささやかであってもキリストのいのちの香を感じさせる者として,自分の立場や主張ではなく,自分自身を世に推薦出来るように努めたいです。

Commented by 神学 2007年01月20日(土)02:30

難しい神学云々というか、そもそも復活などそれ自体につまづく人が多いので、信者が増えないのでは?
復活など基本信条をすんなり信じられる人は、むしろ神学を受け入れる土壌があるとすら思います。

本日の一冊

アップロードファイル 161KB大下英治著『欲望銘柄』。あの「投資ジャーナル」の中江滋樹や誠備事件などをモデルにしたと思われる、株の仕手筋の物語。株式相場が裏でどのような仕掛けの中で相場が作られていくか、迫真のドキュメント。ニッポンキリスト教のわけの分からない事態に巻き込まれる時にはこういった本がイイ。頭がリフレッシュされるから面白いもの。皆さんにも教会でメンドウにして疲れる事に関わる時には、ぜひこんな本をお薦めします^^

メガ・メガ・メガと目が向くと・・・

今日の日経紙一面はみずほ証券と新光証券の合併話。これで預かり資産業界4位の31.5兆円となる。下に紹介したキリスト教界の弱体化対策も一致によって結集すること。すると数十名の弱小教会は互いに合併し―これがなかなか大変でしょうね、どっちがどっちに吸収されるかで主任牧師がどっちになるかとか・・・(汗&笑)―かくして千人ニ千人、いやもっともっと一万人二万人のメガチャーチとなって、この世に対して"証し"するわけだ。

究極には再建主義のように憲法をモーセ律法に基づいて書き換えて、神聖政治を行い、地を支配する。これが神に委ねられたキリスト者の任務であると。かくして地球上にはキリスト教国家、あるいは教会国家があちこちに築き上げられ、それぞれメガネイションとなるべく、小さな国家はまた互いに合併し・・・。う〜ん、これは壮大なストーリーではある。が、しかし、どこかこわくないでしょうか?こう言われた主イエスに似つかわしいでしょうか?

わたしの国は地上のものではない。・・・野の花を見よ、栄華を極めたソロモンもそれほどに着飾ってはいなかった。

今年のヨ・カ・ン

ローカルチャーチに、クリスチャン・トゥデイに、何とかデモス財団に・・・と。年始早々忙しくなりましたね(苦笑)。このギョウカイ、どうもわけの分からんことが多発すると前々から言っておりますが、わけの分からん団体も竹の子状態。私の願いは山小屋に引き篭もることなのですが、いつになるのでしょう・・・(遠い目で)。

クリスチャントゥデイ最新情報

どうも解せませんね。今週の木曜日に会談を予定しておりましたが、社長の高柳氏から延期の依頼が入りました。何でも証人が多過ぎると・・・。何というか勝手なもの。こちらはそれほど暇人ではないのですよ。

それにしても実におかしいですね。自分から山谷少佐に申し込んだ会談であり、自分たちの正当性を認めてもらう意図であれば、多くの証人がいた方がよいでしょうに。どうも訴訟をちらつかせる態度といい、住所の件といい、これまでの高柳氏や矢田氏の態度と言い、限りなく黒に近いとの印象をまたまた深めました。

何を恐れているのでしょう、この人たちは。計らずもローカルチャーチとクリスチャン・トゥデイの両者と関わってしまいましたが、共に同じ病理性と違和感を感知することは先に書きました。高柳さん、ここを読んでおられると思いますので、今一度ご自分を神のみ前で吟味されることをお勧めします。あなたは自分でますます墓穴深くしているのです。

Commented by kenji 2007年01月09日(火)22:03

バランスを取るためにCT側も外部の証人を何人か立てればいかがでしょう?

Commented by 山谷 Eメール URL2007年01月10日(水)00:04

CT側は本当に会談をする気があるのでしょうか? 一部には「このまま引き延ばし続けて、結局会談はせずに幕引きをはかる」という説も出ているようです。

経緯をうやむやにしてしまわないために、ブログにきっちり書いておくこととしました。
http://majormak.blogspot.com/2007/01/blog-post_09.html

Commented by ウォッチさん 2007年01月10日(水)01:29

この度の件、興味深く注視させていただいております。

クリスチャントゥディ誌に関する本事案は、俗な言い方をすれば「突っ込みどころ満載」で、キリスト教界の外の者にとっても、どう推移するのか、大いにウォッチの価値有りとみています。

CT誌は、信仰的な問題以外にも、実はつついてみたいところがいろいろあります。ただ、こちらの皆様にはあまり関心持たれないかもしれませんが。

Commented by Luke 2007年01月10日(水)08:32

>山谷さま
そうですね、彼らの策でしょう。が、こういったことをすべて光の下に置いていけば、それで彼らの正体が明らかにされると考えます。

>ウォッチさま
突っ込みどころ満載、ですか。よろしければ、お話くださいませんか。ここでまずければ、info@kingdomfellowship.com宛てにメールを下さいませ。(@を半角にして下さい)

ローカルチャーチ最新情報

「2ちゃんねる」におけるわがKFCスレッドでは、ローカルチャーチ関係者と思しき人々によるあまり上手ではない工作がなされており(苦笑)、ローカルチャーチが諸機関から正統であると認められたと盛んに喧伝しておるようです。

が、これには裏がありまして、特にクリスチャン・リサーチ・インスティチュート(CRI)については、かつての米国のカルト研究第一人者であったWalter Martin教授亡き後、大いに疑問視されている人物Hank Hanegraaffが、大いに疑問視される手法で所長につきました。彼自身の疑問点はコチラを。

また例えば、85年に名誉毀損訴訟で勝ったとしていますが、これはリーが金にものを言わせて相手が破産に追い込まれ、被告不在の場で一方的な主張が通ったのでした。その時の証人がJ.Gordon Meltonと言ういわくつきのカルト研究者で、サイエントロジーなどがよく証人として使う人物。彼はかつてあのオウム真理教すら擁護したのです。ちなにみ彼はオカルトがかっておりまして、ドラキュラを趣味としています(→コチラ)。当時の新聞記事。

ロサンゼルス・タイムズ紙
サンフランシスコ・エグザミナー紙

で、下にも書きましたが、今般、60名以上の福音主義の学者たちが何と公開書簡を送り、ウイットネス・リーの偽りの教えを捨て去り、訴訟による圧力をやめよと求めているようであります。何だかアメリカでは25,000ほどのメンバーがいるようですが、ローカルチャーチもかなりメジャーになってきている印象ですね^^

ローカルチャーチ情報
福音主義の学者による公開書簡

昨今のタイタスの検疫事件の様子などを見ておりますと、閉鎖空間(カプセル化)による病理性が増長しており、自らのおかしさに気がつかない(病識の欠如)ようですから、まだまだわけの分からん事件が起きてくる可能性がありますね。日本でもすでにこのような病理現象があったのですから。

Commented by Luke URL2007年01月08日(月)22:52

この公開書簡です(→http://www.open-letter.org/)。何ともすごいですね。60名以上、しかも7ヶ国の専門家が名を連ねております。しかしそんなにリーって影響力を持ちつつあるのですね。驚きました。

Commented by JJ 2007年01月08日(月)23:43

これは驚きました。私の友達もある地方の「地方教会」に入った者がいますが、
彼とはなぜか双方向の交わりができないのですね。
こんなに情報をお持ちとは。彼にも提供したいと思います。
有益な情報を感謝いたします。

Commented by Luke 2007年01月09日(火)11:30

まあ、訴訟パラノイド(好訴妄想)と言うものがあって、周りがみな敵に見えて裁判を連発する人たちがいます。今回の公開書簡についても、自分たちを陥れる陰謀だとか言い出すのではないでしょうか(笑)。最近では裁判も思い通りに進まないようですし(→http://www.religionnewsblog.com/16703/texas-supreme-court-denies-petition-for-review-of-defamation-lawsuit

Commented by Luke URL2007年01月09日(火)13:05

前にも予告しましたが、ローカルチャーチに関する日本語の情報を網羅するサイトを用意します。配布や読み易さを考えて、基本的にpdfファイルで提供します。時間の合間の仕事ですので、何時になるか分かりませんが、こちらになります。

・<地方教会(召会)・主の回復>情報サイト(仮称)
http://www.geocities.jp/the_local_church/

Commented by Luke URL2007年01月09日(火)23:13

「2ちゃん」に転載して下さっていますので、せっかくのコマーシャルのチャンスですので、資料をアップします。

CRIのWalter Martin教授は70,80年代にローカルチャーチと戦った人物ですが、その後を継いだHankについては様々な疑問点が提示されています。こちらのサイト(http://www.waltermartin.org/cri.html)はMartin教授の娘さんとそのご主人が管理するもので、Martin教授の遺産がアップされています。その冒頭で、現在のCRIの壁の中で個人的利益のために働いている人々のために祈って欲しいと要請しています。

さてそこでMartin教授健在の当時の論文を紹介しておきます(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Lee&LC_1.pdf)彼らは様態論疑惑を否定していますが、付録の記事に見られるとおり、父・子・聖霊は「機能的分担の時に啓示されたに過ぎない」と明確に書いてしまっているのですね(苦笑)。

Commented by Luke URL2007年01月10日(水)13:12

ローカルチャーチを擁護するように変心したCRIの所長Hankは詐欺容疑の犯罪の捜査対象となっているようですね。(→http://www.cultlink.com/news/CRIfraud.htm)実にバラエティに富んだ証人を立てるものです、ローカルチャーチは。

Commented by Luke URL2007年01月10日(水)22:21

Walter Martin教授自身の論文です(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Lee&LC_2.pdf)。彼はリーより訴訟の脅しを受けましたが、無視しました。ローカルチャーチの訴訟は古くからありますが、CLCなどをはじめ、外部者のみではなくメンバーに対する訴訟も起こしています。その歴史はこちらを(→http://en.wikipedia.org/wiki/Local_church#History_of_the_controversy)。

Commented by Luke 2007年01月19日(金)23:22

次のサイトを見ますと、最近のローカルチャーチの状況はますますの混乱を深めているようですね。

・Nee, Lee & the Church of Recovery
http://thebereans.net/forum/index.php/board,21.0.html

特にこちらを見るとLSMの税務申告書や、ブレンドされたリーダーたちのコロコロ変わる声明の内容が分かります。
・What-a-Spin
http://www.whataspin.com/index.html

偽りの上に偽りを塗り重ねているようです。これから彼らは内部統制を強める傾向を帯びるでしょう。「反逆者」の検疫が頻繁に行われ、内部は相当に荒れるでしょうね。

都路村の余韻

アップロードファイル 29KB爆弾低気圧が日本全土を覆いましたが、今日の富士山です。雲に覆われていますね。

そして年末の都路村のキャンプの映像です。Salt氏の演奏の「おはボン」のハイライトだけ。雰囲気が伝わると思います。ココをクリックして下さい。

Commented by 芋久保 URL2007年01月17日(水)23:05

Lukeさん、また雰囲気が伝わってきますね、ありがとう!

ニッポンキリスト教界の風の向き

クリスチャン・トゥデイ紙にはなぜかウイットネス・リーの著作と彼の『回復訳』の転載があったようですが、この会社、実に不思議です。まさか関係ないとは思いますが、私が同社に財務諸表の提出を求めると記したその後で、銀座の教文館ビルにあったはずの同社の住所が削除されました。会社案内にも住所がない!?普通では考えられませんね。この時期に銀座のビルに入るのですから、資金の流れを知りたくなるのは普通の感覚でしょう?私の友人で公認会計士もおりますので、同社から財務諸表が提出されたら監査を依頼してもよいのですね^^

で、その記事です。ニッポンキリスト教が弱体化し、教会の閉鎖も相次ぐ中、危機感を煽ってこう書いております:

こうした日本の教会の弱体化は、これまでも多くの集会で指摘されてきた。06年11月に大阪で開催された近畿宣教教会会議で同会議委員長の鈴木義明牧師は、「教会同士が対立している段階ではない。今は、一致のとき」であると、教団教派を越えた教会協力の早急な促進を指導者たちに強く訴えた。

大会期間中の決心者が2000人に上った06年11月の沖縄フランクリングラハム国際大会では、大会開催に向けて県内の約150の教会が協力した。教団教派を越えた教会の連帯が、確実な実りを結んでいる。

各地で集会を開きクリスチャン人口1%打破のための具体的宣教戦略を提唱している三谷康人師(日本伝道者協力会役員)は昨年6月に都内であったシンポジウムで、教団や教派の壁による日本のキリスト教界の分散弱体化を指摘した。聖書でも説かれ、ビジネスにおいてもごく基本的な戦略として知られる「弱ければ結集する」という基本方針を諸教会が明確に打ち立てることで宣教が活性化されると提言した。

「会議」だの、「議長」だの、「戦略」だの・・・。何だかかつての学生運動のノリですが、さあ、皆さん、このような論調をどうお感じになります?これは別にCTの責任ではないのですが、「弱ければ結集する」と言う発想。前に私は、今後キリスト教界は互いを叩き合ってうんざりし、逆に統一と合同への流れとなる。これはパワー志向でありメガチャーチへの動きである、とする趣旨の事を何度も指摘していますが、このような流れは果たして聖霊、すなわちイエスを証しする霊でしょうか?この「結集する」と言う発想はどのような霊によるのでしょうか。

私はあえて言いましょう。現在のニッポンキリスト教の惨めさは主の配剤であると。主は主権をもってその状態を許されているのです。それに対して超教派で結集して、1%の壁を打破すると言った発想は人間を主権者とすることでありましょう。前にリバイバル新聞にも日本民族総福音化云々と言った記事がありましたが、私はこういった論調に触れるとビビるのです。怯えを覚えるのです。怖いのです。

何度も言っていることを、またあえて言いましょう。一度この業界は死に体になる必要があるのです。惨めさの極みを通る必要があります。それは神のあわれみです。一切の希望と方法が絶たれる時、完全に自分に絶望する時、神はご自身の働きを開始されるでしょう。人が神を助ける必要も、神を煽る必要もありません。私たちはただ神の主権に服し、神を拝するのみです。

昨日のメッセージでも語りましたが、私たちは今年はますます「主にあって、だら〜」としたいと思っています。主にある安息日を楽しみたいのです。安息日の主をもっと知りたいのです。その時、何かが注ぎ出されるでしょう。ネジリ鉢巻や力のデモンストレーションなどとは無縁の世界にいたいのですね^^。次の願いをわが願いとしつつ:

主の家の大庭にいる一日は千日にまさる。私はただひとつのことを願った。生きる日の限り主の麗しさをたずね極めることを。

そして主からこう言っていただければ幸いです。

わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。

Commented by kenji 2007年01月08日(月)18:02

CTの取材姿勢もおかしいです。掲示板からこの件はどうなったのか?という読者からの取材リクエストがあって初めて動いています。基本的に後追いなのです。ジャーナリストとしてのプロ意識に欠けます。

Commented by Rutsuki 2007年01月08日(月)18:47

方法論ではどうにもならないと思います。ニホンキリスト教界は、ルークさんのおしゃる本質的アイデンテイテイが覆われてしまっているのではないでしょうか。とにかく見えていないのです。おまけに自分たちはみじめだなどと微塵にも思っていないと思います。

Commented by Luke 2007年01月08日(月)19:52

まあ、CTは不思議な新聞社ですよ。というか、新聞社はカモフラージュのような・・・。

今NHKで団塊の世代の特集をやっていますが、彼らは学生運動などで古い権威などを壊したのですが、日本を経済大国にしましたが、何も建て上げることができなかった。三島の予言どおりです。ただ独り善がりの思い込みと馬力だけはあって、キリスト教界でもそれで伝道だ、リバイバルだと、彼らがかき回してしまったような気がしますね。後は屍累々と言った現状。

なのにまだその上、やれーっ、いけーっ、ですからね。気の小さい私などはビビるわけです。私はきわめてノンポリでして、東大安田講堂の攻防をテレビで観戦したように、なるべくそういった現場からは逃げていたいわけですね。まあ、彼らが疲れ果てて、ギヴアップする時を待ちましょう(苦笑)

Commented by kenji 2007年01月08日(月)20:09

アーサーS.デモス財団がニッポンに仕掛けてきました。これって、いったい何なのでしょう?

http://www.powerforliving.jp/index.html

Commented by Luke 2007年01月08日(月)21:04

BBSにも書きましたが、現在脱カルト協会でも情報収集中です。しかしよく分からない団体が竹の子のように・・・。m-floのバーバルは私も知っているのですが・・・。

情報→http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Arthur_S._DeMoss_Foundation

Commented by kenji 2007年01月09日(火)21:56

投下資金はなんと20億円だそうです。費用対効果を考えてしまう、、。

http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010914.html

Commented by Luke 2007年01月10日(水)21:19

本日1冊申し込んでしまいました^^何が来るかお楽しみ。

Crucial Question

ウイットネス・リーの教えとローカルチャーチに関する面白い議論がコチラで展開しています。

いわく

・人は神と混ざって神になるのか?
・人の体にはサタンが住むのか?
・ブレンドされた兄弟たちは秘密組織か?
・タイタス・チューはなぜ検疫されたか?

などなど、他では議論にすらならないような論点が目白押しです。

特にこのページにはドイツの指導者であったJohn Soやリーの片腕で「回復訳」を訳したJohn Ingallsらの証言がアップされています。さらに米国での訴訟の動向なども。ぜひこれらの英語のリソースから情報を得て下さい。彼らの発表にはしばしばウソがあります。私の元にも山ほどの資料があるのですが、翻訳しているものはごく一部です。できるだけ公開しますが、何分時間と体力が追いつきませんですので。

The Best of The Bereans

フラー神学校などが彼らにお墨付きを与えたとのとことですから(これには裏がありますが)、今後大手を振ってニッポンキリスト教界にも入り込んで来るでしょう。「あなたは神のVIP」と言ったご機嫌取りのメッセージしかできない商売牧師たちはおそらく太刀打ちできないでしょう。

でもね、ちょっと考えて下さい。あなたが東京で伝道し、集会を始めるとします。しかし聖書は「一行政区にひとつの教会」しか認めていないのです(彼らの主張)。するとあなたは自動的に「東京に在る教会」に出向き、彼らからのお墨付きを得てようやく正統な集会あるいは教会を開始できるのです。それは「東京に在る教会」の分家(彼らの言い方)として。しかし23区が独立したら、教会も23に分かれるのです。「渋谷に在る教会」、「目黒に在る教会」・・・と。

かくしてあなたはウイットネス・リーだけに神が与えた終わりの時代の"啓示"に従って、人の体にはサタンが住み、神と人が混ざって人は神になる〜、とリーの『ライフスタディ』や『聖書の結晶シリーズ』などをオウム返しのように祈り読みしつつ教会建造のために正常な教会生活、つまり神-人(God-man)の生活を送ることになるのです。ここでしか正常な霊的生活は成り立たないからです。かくしてカルバリーチャペルのワーシップは若者を堕落させるから回復の詩歌のみを歌い、自分の意見を持っても言ってもならず、ひたすらリーの教えに「アーメン」を唱えつつ、神の回復の御業の最前線を歩むわけですね。たとえ、リーの息子が姉妹たちを性的に陵辱していても、それを放置しつつ。

こうしてついには分裂したバビロンの娘だった諸教会(彼らの言い方)の統一が成就し、ひとりの使徒のカバリングの下、ひとつの教え、ひとつの心、ひとつの実行により、ひとつの教会を建造していくわけです。その"福音"は「あなたはイエス・キリストをあなたの救い主として受け入れますか?」、「はい」。で、次に出るのが「あなたはウイットネス・リーを現代の唯一の使徒・預言者として認め、彼の見たビジョンこそが神の御旨であることを認め、リーの見た啓示に服しますか?」。その裏には、「リーに逆らうことは神への反逆であり、呪われて裁きを受けますよ」と。

さて、あなたはどう答えますか?

Commented by Luke 2007年01月08日(月)12:01

また二つほど資料を紹介しましょう。サイトにまとめるまではココにアップしておきます。今資料のpdf化を進めているのですが、なにしろ膨大なのと、怠け者なので、ちょびちょびと・・・。

ひとつはリーの息子の淫行現場を目撃した兄弟が長老をしているローズミード教会に対してリーが陰で干渉し、その長老を追い出す工作を行った結果、そこは混乱のあげく、最初にリーから離脱した事件の契機となった集会の記録。

ひとつは問題を憂慮するオレンジ・カウンティの兄弟姉妹によるリーへの公開質問状。もちろんこれはリーによって無視された。先に紹介したBerean Ministriesの掲示板を見ると、依然として当時の問題が尾を引いていることが分かる。そのひとつの実が先のタイタス・チューの検疫である。

日本の「地方教会(召会)」では、英語が読めない人々に対してはこれらの情報は遮断されるか、歪曲されてアナウンスされる。

・ローズミード教会の集会の記録(http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Rosemead.pdf
・ウイットネス・リーへの公開書簡(http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Open_Q1.pdf

しかしこのサイト(http://www.afaithfulword.org/)を見ていると、実に面白い。タイタス・チューについては「検疫」と自ら使っているが、その理由を読んでいると、タイタスらの方がごく当たり前のことを主張していると思うのだが・・・。

また音声ファイル(日本語:この声の兄弟はよく知っているのだ・・・)で検疫のための糾弾集会の模様をアップしているが、こんな気味の悪い集会のライブをアップしてしまうとは・・・。どうも彼らは閉鎖空間の中で、周りがどう感じるか、どう理解するかについてのセンスが相当に食い違ってきているようだ。とにかく自分たちの正当性とひとりの使徒とひとつの教えを主張するのみ。かなり重症化していると思える。

この普通とは異なる「違和感」がCTとLCに共通して感知されるわけ。さてさて、CTと少佐の会談はいかなるものとなりますか^^

Commented by Luke URL2007年01月08日(月)21:17

面白いです。60人以上の福音主義の学者たちがローカルチャーチに対して公開書簡を送り、ウイットネス・リーの偽りの教えを捨て去り、裁判などの脅しをやめよとアピールしていますね。→http://www.religionnewsblog.com/17062/open-letter-to-local-church

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 11KB午前はプールとサウナ。しばらくぶりで体がシャキっとする。午後は映画。『大奥』−時は七代将軍家継の御世。5歳の将軍を抱えた絢爛たる大奥における代理政権を巡っての権力闘争とオトナの純愛を絡めた作品。あの有名な絵島・生島事件がモチーフ。で、感想は・・・一言、女はコワイ(汗)。中でも池中玄太では健気な少女を演じた杉田かおるはリアルの彼女と重なって特にこわかった。貫禄醸した悪女の中で仲間由紀恵の純情さが際立っていた。でも彼女はゴクセンでも絵島でもまったく同じだなあ。女優版田村正和と言える。

 * * *

と、映画の世界ばかりでなく、リアルでも怖い話が・・・(→記事

 * * *

で、もうひとつ。ある方から電話が・・・「ごめんなさい。ゆるしてください。でもゆるされることではないのですが、ゆるしてください・・・」。小生「何のことかなあ?分からないけど?」。「ごめんなさい。本当にすみません。」、小生「大丈夫だから、僕に何をしたわけかな?ゆるすから大丈夫だからね、安心してね・・・」。・・・どうもその方の頭の中で何か事件が起きたようです。やれやれ・・・。

人が神になる理由(わけ)

何かを批判する場合、相手をよく理解すべきことは重要です。相手が言ってもいないことを批判したり、言っていることを言っていないかのように喧伝するならば、批判する側の資質が問われます。

そこで今回はローカルチャーチの神学雑誌(?)"Affirmation and Clitique"誌の記事を紹介しましょう。日本語では『肯定と否定』となっているようですが。今回の大論文は、人が神になる根拠を実に明快に論じてあります(苦笑)。まあ、再建主義との議論でも指摘しましたが、神学なる高級な学問の空転的言葉遊びに付き合うのも時にはいいでしょう。立っている基礎が砂なのに、その上に「カルヴァン神学」だの、「再建主義神学」だの、はたまた「回復神学」だのが建てられる様はかなり壮観です。

結局その世界に飲み込まれているのですね。だから自分を客観視できない。そこに批判を加えられると青筋を立てて、名誉毀損で訴えるぞ!となるわけです。さてさて、この「混ざり合い」のトリックお分かりになるでしょうか?われわれ自然科学の訓練を受けている者にはそもそも論じること自体がナンセンスなのですが・・・。自分が何をどう信じているか、十分に省みましょう。時には他人のありがたい言葉にも耳を傾けつつね^^

Mingling(混ざり合い)-これに勝る適語があろうか,Affirmation & Clitique, Vol.1, No.3 July 1996

注:本文は私の訳出ですので、日本福音書房の記事とは訳語などが異なります。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年01月06日(土)14:15

大変興味深く拝読しました。特に−

聖書においてキリストの人格と信者のうちにおいて神性と人性が混ざり合っていることを見ることができるので、私達は混ざり合いを宣言するのである。

と言う一句は見事であります。「混ざり合い」を宣言するのは「混ざり合いが見えるから」・・・?

この論で言えば、聖書にはサタンの言葉も記録されているから、聖書は神の言葉とは言えないと宣言するようなものでしょうか?

Commented by Luke 2007年01月06日(土)19:49

言葉のトリックは、その言葉の世界に相手を撒き込んでしまえば良いのです。これはキャッチセールスなどの名人が実に巧みです。寅さんなんかもね。同じ土俵に乗せられたら、後は自分のペースになります。カルヴァンvsアルミウスなどもその議論に入ったら空理空転だけです。認識論の限界からその議論自体がナンセンスですから、私たちは一切そういった神学の土俵には乗りません。

信仰の歩みをするのに、カルケドン信条でとどめておいて、何の問題もないのですけどね。私たち的には何ゆえ"mingling"にこだわるのか、その「こだわり」の精神病理に関心があるわけですが。

クリスチャン・トゥデイとローカルチャーチ(2)

この二つの団体、調べるほどによく似ている要素があるのです。CTの母体と思われるACM(アポストロ・キャンパス・ミニストリー)では「肢体(チェチェ)の生活(箱船の建造)」が重んじられ、そこではある意味で滅私奉公的な奉仕(使役)が求められます。これで学業が疎かになったり、生活破綻する者が出ているようです。なにしろ神の業の最終的成就が何よりも優先され、そのためにダビデ・張なる預言者(さらには現代のキリスト)による啓示が必要とされるわけです。

一方のLC(ローカルチャーチ)では「体の生活」の回復(新エルサレムの建造)が終わりの時代の神の回復の御業であり、そこでは「ひとつ」を保つために自分の意見などは持ってはならず、ブレンディングした兄弟姉妹の中に神がミングリングして(混ざって)、一人ひとりが神格を持たない神とされ、団体的な神・人なるキリストとなるわけです(→コチラをお聞きください)。リーに言わせると教会は肉において現れた神であり、神の化身です(→コチラ)。「主の回復」に従うことがすべてに優先され、その神の終わりの時代の業を成就するために必要な現代の預言がリーによって語られたわけです。中国大陸では「キリスト=リー」の教えも出現しています(さすがに欧米圏では関係を否定していますが)。

いかがでしょう、構造がとても似ているわけです。そのためには従来の歴史的教会の示した信条や教義は十分ではなく、例えば神の三位一体も、「三つの異なる位格がひとつの本質を持つ」とする教義は三神論であると批判します。リーによると、みどり児は御父であり、キリストは御霊に変わったわけです。その根拠が相互内住なのですが、実に愚かなもの。相互内住は御父が御子ではなく、御子が御霊ではないから可能であるのです。また「人が神になる」根拠がペテロ書の「神のご性質にあずかる」なのですが、人として神の性質に与ることと、神と混ざって実質までもが神になることを混同しているわけです(→コチラ)。

かくしてLCにおいては、ひとりの使徒、ひとつの教え、ひとつの心、ひとつの実行・・・となるわけで、それに反対する者は先般のタイタス・チューのように神への反逆者となるわけですね。同様にこの構図がACMでも垣間見えるわけです。ダビデ・張こそ現代の使徒・預言者・真理の回復者、神のご計画の最終成就者と・・・。そして両者の最も共通する資質は偽り、すなわちウソをつくことです。真実を隠蔽し、表だけを白く塗ることには実に見事なほどに長けています。そのためには裁判による威嚇などもするわけですが、まあ、きわめて相似形なのですね。

さあ、今日の終わりの時代において、神に忠実であるために、また神の御業を完成するために、さらに神の国を地上にもたらすために、あなたはダビデ・張につきますか、それともウイットネス・リーに従いますか?考えてみて下さい、すべてのキリスト者がダビデ・張だの、ウイットネス・リーだのを現代の神の使徒・預言者と仰いで、彼らのカバリングに入っている光景を(彼らは人に従っていないと言いますが・・・)。ある面でベニー・ヒンよりもコワイですよ、彼らはかなり深いですが、ヒン様はあまりにも底が浅いですから。それはまさしく前に述べた「キングダム・ロスト」の世界であり、背筋が寒くなる光景ではないでしょうか。今日の敵の働きのキーワードは世でも教界でもこのような「統一」にあるのです。よくよく目を覚ましていましょう。

Commented by Luke 2007年01月05日(金)18:09

最近ではここをローカルチャーチの人もご覧(監視?)になっているようですが、一方で問題を覚えて離脱した方々も連絡を下さるのですね。離脱した兄弟姉妹の連絡ネットワークもよいかと考えております。多くの場合、「真に神の良しとされる教会はローカルチャーチのみ」と刷り込まれているので、行き場を失っておられるのです。どうぞご遠慮なく連絡ください。

Commented by 通行人 2007年01月05日(金)21:44

なるほど、リー師と追従者の教えは、キングダム・ロストの台詞とクリソツでありますな。従え、批判するな、忠誠・・・etc.と。

Commented by meek 2007年01月06日(土)00:14

主の回復=ローカルチャーチなのでしょうか?
「同胞派(キリスト集会)」のサイトリンクで「主の回復」が同胞派のひとつとしてリンクされていますが、同胞派と主の回復は直接関係があるのでしょうか?

http://www.geocities.jp/nozzon0602/link2.htm

Commented by Luke 2007年01月06日(土)08:43

そうですね、英語圏では外部者は"The Local Church"と呼び、自称では"The Lord's Recovery"、日本語では「地方教会」、「主の回復」、「○○に在る教会」、時に「召会」と呼んでいます。彼らはウイットネス・リーのミニストリーのみを受け入れ、その拠点がリーの出版社The Living Stream Ministry(米)で、日本では日本福音書房です。

元々大陸におけるウォッチマン・ニーの「小さな群れ」を(→http://www.xenos.org/essays/neeframe.htm)、彼が共産党に幽閉されて後、ウイットネス・リーが掌握したものが現在につながっております。そのリーについては、ニーの伝記"Against the Tide"(Angus Kinner著、CLC)に記述されていますが(Kinnerは英国人で『キリスト者の標準』の編者)、「権力的で大風呂敷を広げ、統率力に長けている」と評しています。50年代に大きな分裂を経験していますが、リーの統率を嫌って分かれたのが、Christian Fellowship PublishersのStephen Kaungらです(→http://www.c-f-p.com/)。彼らとは交わりがあります。

ブラザレン(同胞派)との関係はニーもリーもダービーやマッキントッシュの影響を受けており(私もですが)、自分たちは先人の肩の上に立っていると言っています。聖書解釈はこちらの流れにあります(→http://www.geocities.jp/ogcclib/)。「主の回復」では黙示録の七つの教会について、自分たちはフィラデルフィアの教会(=回復の教会)であり、ブラザレンはラオデキアの教会に堕落していると言いますね。

ブラザレンはいわゆる「キリスト集会」と称して、全国に集会があります。伝道出版社を中心とする集会がもっとも保守的で(D兄弟元気かな?)、「自分たちはブラザレンではない」とさえ言っています(名称を嫌う)。彼らと吉祥寺キリスト集会(→http://www.christ-shukai.net/)のベックさんは関係があったようですが、現在は交わりを絶っているようです。ベックさんはウイットネス・リーとも親交があったようですが、私がお会いした時には「リーはアメリカに渡ってからおかしくなった」と言っていましたね。こちらの文書を読まれますと、福音書房の社長がベックさんを警戒しているので、何がしかの関係があるのでしょう(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/H&N_Discussion.pdf

ご参考までに「神戸に在る教会」のサイト→http://www.church-in-kobe.com/

集会の様子がビデオで見られます。兄弟はみな白いワイシャツで、「おお、主、ハレルヤ、アーメン!」と唱えつつ、リーの教えをオウム返しで繰り返すわけです(「祈り読み」と言いますが)。賛美と言うよりは、リーの教えを歌にした「詩歌」を用います(メロディはよく知られた曲のパクリ)。人が神になる〜!と(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Godman.pdf)。

Commented by meek 2007年01月06日(土)20:36

レスをありがとうございます。今度近所のキリスト集会の無料英会話にいってみようかなと思いまして、安心しました。

クリスチャン・トゥデイとローカルチャーチ(1)

昨年CT絡みで「2ちゃんねる」あたりで粘着されたわけですが、今般同社の高柳社長が山谷少佐との会見を申し込んできたようで、その証人として同席することになりました。私的には同氏にCT創立以来の財務諸表の提出を求めてみようと思っております。最近同社は銀座の教文館ビルに転居したようですから、資金的には潤沢なのでありましょう。同社の記者矢田氏は私に対して、会社経営は逼迫していると説明されていましたが、不思議なものですね。

加えて依然として同掲示板でローカルチャーチ(LC)側からの工作がなされているようです。必死にウイットネス・リーの正統性を主張しているようです。しかしこの偏執性がすでに病気の証拠なのですが。CTもLCもどうしてこうも粘着質なのだろうか・・・。リーは三人格の区別と自存性を主張するものの、御子は御父であり、手順を経てキリストは御霊になったとし、人の体にはサタンが住んでおり(サタンの受肉と言うようです)、人と神が混ざって人が神になるとするわけですが、この教えは正統なクリスチャン信仰であるとフラー神学校も認めたし、クリスチャニティ・トゥデイ(クリスチャン・トゥデイではないですよ)も認めたとおっしゃっているようです(→コチラ)。面白いのはこの中で、「主が勝利された」と宣言していることです。分かります、このセンス!?

実に面白い。従来のキリスト教が失っていた「真理の回復」の最前線にある彼らが、あえて旧来のものによって正統性を証明してもらう必要があるわけだ。あたかもルターが当時のカトリックによって認知されて、自分は正統であると主張しているようなもの。このように彼らはしばしば自己撞着を起こしつつ、それに気がつかない滑稽さを演じるのです。なお、私が父・子・聖霊の相互内住を言っていないと批判されているようですが、これも彼らの特徴ですね。脳内での空転現象がよく見られるわけです。

で、前に予告したローカルチャーチに関する情報を提供するサイトは疲れるので(汗)ポツポツとしか進んでいませんが、今回ひとつの資料:ウイットネス・リーとその追従者による"教え"の記録をアップしておきます。皮肉にもこの中で、リーの20年以上の片腕であり彼らの誇る「回復訳」を訳したジョン・インガルスらを糾弾したタイタス・チュー自身が、昨年全世界のローカルチャーチから検疫されたことはすでに書いたとおりです。まさに昨日の友は今日の敵・・・。

リーの教えに心酔し、神の御業の最先端を歩んでいる信じる人たちの邪魔をする意図は毛頭ありませんが、今日ダビデ何がしだの、ウイットネス・リーだの、表向きは正統性を装いながらも巧妙に隠蔽された偽りが徐々にしかし確実に入り込んでいることには、皆さんの注意を喚起しておきたいと思います。しかし新年早々、疲れるなあ〜。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年01月05日(金)14:22

山谷氏もLuke氏もまことにご苦労様です。
批判者を貶める手法は古今東西共通ですが、あまりにも露骨というか、いかにもで、彼らの本性が知れるだけはないでしょうか。

Commented by Luke URL2007年01月05日(金)15:25

まあ、ご苦労様ついでにもうひとつ資料をアップしておきましょう(↑)。いずれサイトにまとめますが。題して「幻の再考-"主の回復"の隠された歴史」です。この延長線上に昨年のタイタス・チューの検疫がなされたわけです。彼自身も同じ問題提起をしたようですが、カルバリーチャペルのワーシップを使うことが検疫のひとつの理由になっているのが何ともです。

なお、昨今の裁判の状況やChristianity Todayの評価の経緯などはこちらを参照ください。

・Apologetics Index
http://www.apologeticsindex.org/l40.html

Commented by jesusistruechrist 2007年01月05日(金)15:39

CTの教分館移転の件ですが、本日午後辺りからでしょうか、彼らのサイトから住所が忽然と消えました。
電話番号・FAX番号は残っております。

何が起きているでしょうか?
(それとも何にも起きていないのでしょうか・・^^;)

Commented by Luke 2007年01月05日(金)16:28

ほんとですね。不思議。年末あたりは別ウインドウが開いて移転のお知らせをしつこくしていたのですが。でもね、株式会社である以上、財務諸表の公開は拒めませんからね、裏帳簿でもあれば別ですが(笑)

それにしてもCTにもフラー神学校の広告が・・・。CTもLCと同じように、これで正統性を主張するのか知らん(笑)。虎の威を借る何とやら・・・。