2006年05月27日

Dr.Lukeの一言映画評-ポセイドン-

かつてのジーン・ハックマンの出世作『ポセイドン・アドヴェンチャー』のリメイク版『ポセイドン』。ウォルフガング・ピータセン監督。主演カート・ラッセル。

映像ははるかに進歩するも、思想性はあまりない。前作では牧師が最後に「神は何人殺したら気が済むのだあ」と叫んで自己犠牲的に死ぬわけですが、今回は十字架のペンダントが危機一髪の脱出を可能とするとか、娘とその恋人のために父親であるカート・ラッセル(『エグゼクティヴ・デシジョン』の頃からすると老けたなぁ)が自己犠牲によって救いの道を開く。このプロットはブルース・ウィルスの『アルマゲドン』と同じ。

内容的には薄いが、水に限界まで潜る場面が多く、こちらもつい息をつめて観ており、相当に苦しい映画であった(ふぅ〜)。

長年の疑問が・・・

センター試験でマークシートを記入ミスした生徒の処理をどうしているのか、私自身もマークシートで採点する場合があるので、長年疑問に思っておりました。受験番号や学籍番号をミスすると採点ができないのです。

ちなみに私は教育的配慮から(^^)、私のところに問い合わせてきた学生については、マークシートの山(800枚)から自分のを探し出してもらい、そこで学生自身に採点させるわけです。通っていれば、修正報告してあげると(微妙なやさしさだ・・・)。

さて、センターの場合は・・・、何とミスしたものはできる限り本人を特定して、センターの方で対応してあげていると・・・涙。これが23年前から行われているとのことでした。

私は共通1次もない時代で、東大には独自の1次試験があったのですが、理系でも社会2科目なんですね。でも英数国理で十分取れるので、社会は過去問を調べた結果、4択で「2」の正解率が統計的に有意に高い!で、本番では・・・。これで通ったのどかな時代だったのです。共通1次だったらダメでしたね。

 * * *

今日はようやく砂漠の中のオアシスで休みが取れました。午前中はプールとサウナ、午後は映画『ポセイドン』を観る予定。