最近の日記

ビョウキの世界

今回のクリスチャン・トゥデイの件と言い、ローカルチャーチと言い、「リバイバル」だの、「真理の回復」だのと肩肘張る前に、まずすべきことがあるでしょう?それは当たり前を当たり前に、黒は黒、白は白とすること。クリスチャン・トゥデイのタイトルは、「イエスはイエス、ノーはノー」のはずだが、どうも言っていることとやっていることが相当に乖離していると感じるのは果たして私だけであろうか。同様に、神は各時代にただひとりの器を用意され、ただひとつのミニストリーを通して回復の御業を進めておられ、しかも人は神と混ざって神化すると主張される方々も同じ。表と裏のこの乖離。

残念ながらキリスト教界のモラルと常識はこの世のそれらよりもはるかに劣るものらしい。山谷さんの件については、仮に告訴したにしても(告訴自体は誰でもいくらでも可能)、どうしてまともな検事が立件するだろうか。あまりにも愚かしい。しかし彼らがこうやって動けば動くほど、その本質が露にされるわけで、山谷さんの功績は大きいものがある。ちなみにCTの高柳氏からの私宛のメールにも陰に篭ったある種の恫喝的な要素が感じられた。

 * * *

しかしこの自殺の連鎖、私が懸念したとおりになってきている。みのもんたよ、ちょっと引っ込んでいて欲しいが。生徒ばかりでなく、校長までもすでに3,4人・・・。社会ヒステリー現象だ。この国は女の霊が動かしていると前から言っていますが、まさにその本質がこう言った現象にも現れているわけ。「甘ったれるな!」とあるテレビコメンテーターが訴えていたが、まったくそのとおり!マスコミも大衆に媚を売るのはただちに止めよ。あなたがたは立派な自殺幇助罪となっていることに気がつかないのか!?

Commented by Luke 2006年11月14日(火)22:37

相変わらず自殺の連鎖。予告だけで16件。このミームの蔓延はインフルエンザよりもタチが悪い。

常軌を逸したCT

CT側の動きはまったく異常としかいいようがない。山谷さんの主張が妄想であれば、病気の牧師が妄想を吹聴していると笑い飛ばせばよいだろうに。自由に物を言える新聞を持っているのだから。こんなことがまかり通るのであれば、まさに中世の暗黒の再現だ。

オウム事件の時に殺された坂本弁護士も彼らの急所に触れたのだ。私たちが見たウイットネス・リーのスキャンダルの際も、真実を語ろうとするある兄弟に対して、日本福音書房の社長自ら彼を自宅に呼び出した上、「血みどろになるぞ!」との威嚇と恫喝を加えた(→会話の記録文書)。私にも弁護士からの通告書を送ってきたわけだが、逆に墓穴を掘った。あの時、私が被害届を出し、告訴すれば立派な脅迫事件が成立したが、「あわれみは裁きに打ち勝つ」と聖書に書いてある。ある面で彼らもリーの被害者なのだ。

いずれ私たちはひとりひとりが主の前に立つ日が来るのだ。それを考えず、白く塗られた墓を乱立する愚かさを知るべきであろう。私としては山谷さんを全面的に支援するつもりでいる。

Commented by 通行人 2006年11月14日(火)00:06

CTにウィットネス・リーの記事が掲載されているとのことですが、どこにあるのでしょうか?ご教授ください。

Commented by Luke 2006年11月14日(火)06:51

つい最近まで掲載されていましたが、今は見当たりませんね。

Commented by Luke 2006年11月18日(土)10:01

CTに対する違和感はその記事構成にもある。無機質なのだ。ネット上の情報をただ集積しているだけのような。この業界の新聞にも「キリ新」・「クリ新」・「リバ新」とあるわけだが(今は私はまったく読んでいないが)、それぞれに「思い入れ」があるわけ。つまり「臭い」。それがCTにはほとんどない。管理されている印象。本音はどこかにあるのだろうが、それが伺えない不気味さを、あのキレイな構成からかえって覚える次第。

Podcastへのチャレンジ

メッセージは予想以上にお聴きいただいており、日曜日と月曜日はサーバーがパンクしそうです。またオフラインでも聴きたいとの要望がありますので、現在Podcastの可能性を探っております。それができるBlogですと簡単なのですが、ここは自前サーバのため、いろいろと仕掛けが必要なのです。

というわけで、寄る歳波にめげずに研究中ですので、しばしお待ちください。とりあえずメッセージのトリガーをボタン形式から画像形式にしましたので、右クリックでダウンしてiTuneにドラッグして後、iPodにインポートしていただければ、いつでもお聴きいただけます。

Commented by kenji 2006年11月12日(日)20:08

明るいニュースですよ^^
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000005-yom-spo

訳の分からん人たち

本日はまたまた入試業務。午前2時間の試験監督と、午後16名の面接・・・。いつもながらですが、面接ではみな同じ回答だよぅ(涙)

しかしクリスチャン・トゥデイがらみの人たちは訳が分かりませんね。山谷さんがサイバーテロリストだそうです・・・。何だかまともに相手するのも・・・って感じがしてきました。彼らの態度を見ているだけですべてが分かりますよね?

ウイットネス・リーの資料も少しづつ紹介します。すごいでしょう?「聖霊はいらない。ただリーに従えばよい」とか「祈りは不要。混乱するだけだ」とか。リーの息子フィリップは姉妹たちを性的に陵辱していたわけで、当時ロサンゼルス・タイムズ紙でも記事になりました。私の元にはリーの20年以上の片腕であったジョン・インガルスがまとめたリーとの個人的会話の記録などもありまして、これを見るとリーの表の顔と裏の顔の乖離を知ることができます。最近では結構『ライフスタディ』なども一般に受けられつつあるようですが、その内容と実際の違いが大き過ぎるわけ。彼の教えは「人は神になる」。その偉大なる神・人(God-man)様は精神病理学的にも中々興味がある人物なのです。

Commented by 山谷 Eメール URL2006年11月13日(月)10:16

クリスチャントゥデイ編集長の北村氏より「弁護士による情報開示請求をした上で刑事告訴する」と言われました。

おそらく、Google(Bloggerの経営主体)に情報開示請求をして、Mystery氏の登録情報とIPのログを開示させるのでありましょう。

日本のプロバイダーやブログ運営者の場合、警察の捜査令状や裁判所の命令がなければ、情報開示は行わない原則ですが、果たしてGoogleはどう出るでしょう。

いまや、クリスチャントゥデイが脅かしている「言論の自由」の帰趨は、Googleの判断にかかっている、ということになりましょうや?

Commented by Luke 2006年11月13日(月)11:06

これはいよいよ常軌を逸しています。何が彼らをそこまで駆り立てるのでしょうか。山谷さんが触れた部分が彼らにとっての急所だったのでしょう。

名誉毀損罪は真実か否かによらず事実の公然の摘示で成立しますが、公共の利益になる場合は違法性が阻却されます。公のメディアに関わる疑惑を論じるだけで刑事告訴されるような事態は前代未聞です。

しかし本件でむしろ彼らの側が暴かれることになると思います。お祈りいたします。

ハイル・ウイットネス・リーA

【続き】
この交わりにおいては無駄話も批判もあってはならない。いかにある人(リー)を批判しようとも彼は変化しない。また意見を表明してはならない。意見は交わりではない、それらは人を殺す。交わりは交渉ではない。われわれは政治をしているのではない。− ポール・ホン

過去15年間私たちは交わりを持ってこなかった。これは新しい光である。この新しい光の故に主に感謝する。ブラザレンは真理の議論に落ち込んだ。そこで学校にあったとき、私は小さな群れを教えることにひかれた。60年以上、通行量の多いハイウエイのように、多くの車が排除され、また多くの車が入って来るような状況であったが、私たちは固体ではない。私たちは叫ぶことができる、しかし私たちの行動は私たちの言葉に適合していない・・・過去における長老の訓練はすべて事務的なこと、あるいは意見の表明のみであった。私たちはこの言葉を必要とする−継続的に(リーの)教えと交わりに留まり続けること。− フェイス・チャン

この交わりはその使徒(リー)から始まって、聖徒達、すべての体へと拡大する・・・神は台北を全地上のシオンにすることを望んでおられる!彼の経倫においては彼は人が加わることを必要とされる。私たちはミニストリーとともに、三一の神とともに、彼の地上での目的を成就するためにそれに加わるのだ。これは調和である・・・その使徒はわれわれをその交わりにもたらした。諸教会はこの交わりを解き放つために祈りにおいて率先すべきである。その使徒が解き放つことは何でもそれが地上に解き放たれるために祈りが必要である。私たちはみな一つの事の交わりの中へともたらされた。その使徒はそのことで率先し、私たちは祈りでそれに従うのだ。 − ダン・トウ 
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ハイル・ウイットネス・リー@

下でリンクしたサイトによると、ローカルチャーチは変わっていないなと感じる次第。最近でもタイタス・チュー兄弟と彼につく人々が"反逆"の働きを始めたとして、全世界のローカルチャーチから"quarantine(検疫)"されたようだ。私も彼を知っているが、かつては台北の長老であり、ウイットネス・リーの忠実な僕だった。

リーの弟子たちの主張は下の資料をご覧いただけると分かるが、「ひとりの使徒・ひとつの務め(ミニストリー)・ひとつの教え・ひとつの心・ひとつの実行」を何よりも重んじる。この「ひとつ」とは何を意味するかは容易にお分かりいただけることでしょう。かくしてこの「ひとつ」を壊す者は反逆者とされ、"検疫"されるわけ。まあ、彼らが自分で"Lord's recovery has not changed since the passing of Brother Lee."と言っているとおり、相変わらずですね(笑)。

ただこのような流れ、ローカルチャーチだけに留まっていないようだから不気味なのだ。ピーター・ワーグナーとかシンディ・ジェイコブズらの「現代の使徒預言者による宗教改革」などにはまさに同じ臭いを感知する。

【資料】1987年6月“台北における長老の訓練”からの引用:

リー兄弟は1984年10月にニューウエイを取るために戻ってきた;どの時代にもただ一つの動きがある・・・どの時代においても神は一つの動きを持っている。神は生きている、だから彼は動きを持つ。神は人間をご自身の動きの手段として必要とされる。神の動きは一つである。だからただ一人の人がいる。− アンドリュー・ユー

今日主の回復において私たちが真に一つ心を望むならば、私たちは同じラッパを吹かなくてはならない。そこで、神の新契約と主の回復においては、私たちはこのミニストリーに私たちの教えを制限しなくてはならない。あなたの発言は小さくはない。もしそれが異なっているならば、それは損傷を引き起こす。異なった発言は異なった動きに導く。−アンドリュー・ユー

台湾においては私たちはどのような異なった発言も許さない。ある者はリー兄弟は法王であると言う。しかしどのメッセージにおいてもリー兄弟は神の新契約の経倫の要点をついている。だからわれわれは彼に従うのだ。この訓練において私たちが実行したい第一の点は、絶対的に意見を言わないことである。椅子を動かす際にもそう言われた通りにせよ。今日あまりにも多くの意見がある。今日の主の回復においては、同じ事を語り、彼と同じラッパを吹くのである。この長老の訓練では、私たちはこの霊に入り込む。彼が語る事を我々も語れ。− アンドリュー・ユー
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Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年11月11日(土)16:51

このリンク先の<Quarantine Letter>にある"blending co-workers in the Lord's recovery"とはどのような意味なのでしょうか、つまり"blending"とは?ウィットネス・リーが良く使う"mingling"とはまた違うわけですか?

Commented by Luke 2006年11月11日(土)20:17

私は「ブレンディング」は聞いたことがありません。最近のあそこの流行でしょう。次から次へと新しいターミノロジーを発明して、「新しい光」とか「最新の主の働き」とか言うのが好きですからね。

藤田社長のメッセージから想う

耐震偽装問題で別件逮捕、有罪判決を受けたイーホームズ社長藤田東吾氏が真実を語っています。問題の本質は姉歯氏の個人犯罪とされ風化されつつありますが、本質は公務員の問題隠蔽体質にあると。現在の日本社会は公務員体制維持がすべてに勝る大義妙文となっています。その中で、藤田氏は本件を最初に告発した方ですが、別件逮捕・有罪判決と自ら傷を受けつつも、真実を語り続けております。11月9日のきっこ氏のBlog"The Truth shall make You Free."とあり、思わず反応してしまいました。

アップロードファイル 11KB天皇をトップにいただくキリスト教国家ニッポンの誕生を私が恐れる理由は、まさにここにあります。「神のため」がすべてにまさる大義妙文とされ、おそらくキリスト教的デコレーションで飾られた共産社会主義国家となることでしょう。事実、山谷氏が指摘されたとおり、有神論的再建主義による国家モデルと無視論的リバータリアニズムの国家モデルは同一のものとなるのですから。キリスト教徒公務員がどのようなことをなすかは明々白々です。それは恐ろしい社会となることでしょう。写真はそのようなすべてが使徒の権威の下に置かれる教会支配による社会を描いた『キングダムロスト』。ココに描かれている「理想教会社会」は私の懸念する教界のあり方そのものです。

ポイントは、私たちは救いの過程にあることです。は再生され、の再構成を受けつつありますが(あえて「聖化」とは言いません)、このは依然として古きもの。よって今の時代では100%の救いの達成はあり得ないのです!このゆえに再建主義に対しても本質的な恐れを感じています。まことに主が物理的にも王となられる国家を建てられる時代は、私たちの体が贖われた後の次の時代を待つ必要があります。

被造物も、いつか滅びへの隷属から解放されて、神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれるからです。・・・被造物だけではなく、御霊の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。

なお、『キングダムロスト』的働きをしているピーター・ワーグナーシンディ・ジェイコブズなどによる"Kingdom Now"(王国を今)運動がすでにありますが、私どもとは一切関係ありません。一度ある聖霊派神学校で講義をしたら、名前から判断したらしく、アメリカ人牧師に勝手にそう理解されたことがありますので、念のため。とにかく君子危うきに近寄らずが一番です。

異常事態発生

クリスチャントゥデイ側に立つ「k」なる匿名氏が山谷氏を訴えると言い出しているようです(→詳細)。山谷氏も指摘しているとおり、被告不詳と言うことはあるのだが、訴える側が匿名と言うのも前代未聞(笑)。この御仁、どうもオツムが逝っているようだ(ちなみに匿名氏に何を言っても名誉毀損にはなりませんから)。

さあ、kさまとクリスチャントゥデイの高柳さま、本当にやれるのでしょうか?山谷氏は本気ですよ。われわれも全面的に山谷氏をバックアップしましょう。そもそも何を訴因とするのだ?ウイットネス・リーなども自分の「正統性」をこの世の裁判官によって証明してもらったと誇っていたが、愚かなものだ。しかしこれで彼らが何者か、自ら証明しているわけだ。なお、本件については日本脱カルト協会にも情報として流しております。

Commented by kenji 2006年11月10日(金)08:20

k氏とはかなり怪しいものですな。本気なのかどうか・・・
それはそうとして、そろそろ本件に関して社長たる高柳氏の公式コメントがほしいところです。ことの発端から告訴にいたるまでの経緯など自紙上で明々白々と述べて自らの支持者の理解を求めるべきです。

Commented by 山谷 Eメール URL2006年11月11日(土)12:26

またもや救世軍本営のサーバーが何者かによって攻撃されました。残念ですが、事態が収まるまで水面下に隠れることといたします。うちのIT管理者からは「ブログ自体削除しろ」と怒られる始末です(苦笑)

しかし、どういう因果関係があるのかわかりませんが、小生がCTのことをブログに書くと、その日にサーバーアタックが起こる。これで二回目です。

もうしばらく時間をおいて、三度目、四度目、五度目とブログにCTのことを実験的に書いてみて、そのたびにまたサーバーアタックが起こるようであれば、これは、「蓋然性」をもって何をか言うことができるようになるかもしれません。

Commented by ジョナサン 2006年11月11日(土)14:02

本営まで手を出すとは、やはりそれなりの組織がからんでいるんでしょうね。
CT異端疑惑に乗じが他の組織の仕業という可能性もゼロではないにせよ、そこまでして得るべき益があるとも考えられませんし....やはり、でしょうね、これは。

Commented by kenum 2006年11月11日(土)18:34

ムネの日記が再開しました。
http://only-jesus.blogspot.com/
山谷氏はサイバーテロリストだと言っています。
経歴が書いてありますが、これは事実なんでしょうか。

Commented by Luke 2006年11月11日(土)20:02

山谷さんがサイバーテロリスト???私もICFでのハリポタ論争は知っておりますが。と言うか、その相手は私の友人で、私は小石牧師も知っています。「まことちゃん=テモテさん」説とか、すべては彼らの思い過ごしだったでしょう。それにしてもムネ氏は刑事告発するとか息巻いていますが、大丈夫でしょうかね?しかし前代未聞の珍事だ。

Commented by kenji 2006年11月11日(土)20:15

CTの更新状況が思わしくないですね。興味を引く記事もないし構成も陳腐化しており、どうも本業のほうが疎かになっているようです。せめて社説くらいはアップデートして頂きたい。(高柳さまへ)
疎かになっている理由は言うまでもないことですが。

Commented by 山谷 Eメール URL2006年11月11日(土)20:41

小生がサイバーテロリスト? 思わず笑ってしまいました。

小生のブログの筆法がきついから、心が傷ついて、テロのように感じたのだろうか? でも、言葉で戦っている限り、小生のそれは、テロリズムではなくて、ジャーナリズムだと思うのですけれど?

しかし、いまだに「山谷=テモテ同一人物説」を言っている人がいるとは、正直言って、驚きです。まさか、ほんとうにそうだと思っているのでしょうかねえ?

Commented by 2ch 2006年11月11日(土)23:07

山谷さんは匿名であちこちにブログを作ってるのですか?
違うならきちんと反論したほうがいいですね。
まさか牧師がこんなことをするわけありません。
倫理の問題ですからはっきり対処したほうがいいでしょう。
「山谷=テモテ同一人物説」とはムネの日記のどこの部分のことですか?

Commented by 山谷 Eメール URL2006年11月11日(土)23:43

牧師が匿名でブログを作ることの是非より、牧師が牧師であることを隠蔽し、「信徒です」と称してキリスト教の新聞会社を代表して来たことのほうが、よほど問題だと思いますけれど?

ケータイの機種変更

VodaphoneがSoftbankになりまして、えらく薄型のヤツが出てきました。常日頃、ケータイはゴロゴロとうっとおしくて、持ち歩くのも嫌だったので、その薄型に変更しようと思い、ヨドバシカメラにて手続きしてきました。ところが、係員の説明がサッパリわからん。「○○パックをお付けしますか?」「このサービスは3ヶ月間無料です」とか言われたって、何が何だかサッパリだ(汗)。とりあえず通話とメールができればいいのだが、メールなどはこちらからはほとんど出さない。キーが打てないのだ。それに通話料無料とか言ったって、Softbank同士だけらしい。

と言うわけで、訳が分からないままにサインして来てしまいました。なるほどお年寄りを狙った詐欺が容易なのは容易に理解できるわい。かくして家に帰って長女に見せると「ええ、パパがあたしより先にいっている・・・!?」と驚かれてしまいました。いつも彼女が使っている機種を後追いしていたのです。これからマニュアルと格闘しなくてはならないが、まあ、2,3ページパラパラみたらお手上げでしょう(笑)。若者からすれば、「シャメ」も知らないオジサンの方がボキャ貧(古いか)なわけで・・・。

ケータイ社会の恐怖

アップロードファイル 58KBNHK『クローズアップ現代』を車の中で観ていたが、若者が日本語を知らないそうだ。ある会社では「差異」の意味を知らなかった若い社員がミスをして、多大な損失を出した、と。で、日本語の力はケータイメールを使う時間に比例して落ちるそうだ。ケータイを使う場合、脳の活動が手書きの場合よりぐんと落ちるという報告もあった。

さもありなん。我が学生諸君も、私の試験問題が解けないと言うので理由を聞いてみたら、何と問題文が読めないとのこと!?もっとも私の本も読むのが大変だとよく言われてますが・・・汗。最近では講義の時も、単語を理解しているかどうか確認しながら進めている始末。なにしろ「あばたもえくぼ」が分からない人たちですからね(→参考記事)。

言葉が通じないことはまさに社会の基盤を揺るがす。私は若者を20年に渡って定点観測しているが、昔予想したとおりの社会になっているのが、むしろ不気味である。言葉が通じない以上、殺(や)るしかないわけで、最近も女子高生が交際を断わられた男子学生に刺されている。思えばまことに怖い社会に生きているものだ。

あいみての/後の心にくらぶれば/昔はものを想わざりけり

なんてほとんど宇宙語なんでしょうね、彼らにとっては。かくして「逝け!」とか「死ね!」とか「ウザイ・キモイ・クサイ」だけの世界になるわけです。まさに豊かな色彩のアナログ的情緒の欠如したデジタル語の世界です。だからいじめられてもそれを昇華し表現することができない。この場合は自分を殺るしかないわけだ。言葉の貧困と最近の病理現象は明らかにシンクロしている。

 * * *

中間選挙は民主党の大躍進だそうだが、さてさて、残りの任期、ブッシュはどうするのでしょう。Time誌では"The Lone Ranger"と言われていたが。そして次期はヒラリーが、ってことになるのだろうか?

(写真はケータイ社会と無縁の今朝の富士山)

Commented by DJ Jerry Eメール 2006年11月09日(木)01:45

たらちねの 母の命を 一目見ん・・・
故郷の 訛り懐かし 停車場に・・・

Dr Luke のコメントを読んでいたら、中学のときに詠んだ歌が浮かんできました。今の生徒は「たらちね」も「停車場」も知らないんでしょうね。僕の家は昔駅の近くにあったので、親戚の間では「停車場」と呼ばれてました。去年、授業中に「老婆心ながら」と言ったら生徒はみんなキョトンとしてました。

白鳥は 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まず漂う

短歌に限らず、昔の文学っていいですね。僕は寺田寅彦が好きで、随筆に出てくる古き良き日本の匂いに涙します。あ〜、京都や奈良のお寺の林の中で北原白秋でも読みたくなってきました。

ところで、誰かこの俳句の読み手をご存知ないですか?高校生のときに耳にした歌です。とても気に入ってます。
下駄からり ころり源太が 夕涼み

Commented by Luke 2006年11月09日(木)19:52

いいですね、LAでも俳句どんどん詠んでください^^

自分の居場所

4人の部活の友人の名前を書いて自殺した女子生徒は、リーダーシップもあり、正義感が強く、つねに弱い者をかばうタイプの子だったらしい。いわゆる「いじめられッ子」のイメージとはかなり違う。その父親が「私は人格者です。娘にも私を超える人格者に育って欲しかった。最後まで人の悪口を言うな、と言う私の教えをまっとうしてくれた・・・」と語っていた。

これを聴いてやや「?」と言うか、違和感を禁じ得なかった。この女子はそのリーダーシップや正義感を揶揄されたのだろう。こういった「浮いた人」に対する言葉が、「ウザイ」、「キモイ」、「クサイ」なのだ。女子高生あたりは周りから浮くことを極度に恐れると同時に、出っ張った人を引きずり下ろして、「平等化」する。また現代は「おちゃらかしの時代」と言え、「2ちゃんねる」に見える病理からも明らかだ。聖書の

すべて真実なこと、気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なこと、また、徳や賞賛に値することがあれば、それを心にとめなさい

と言う勧めにあえて抵触する風潮がある。しかもこの世ばかりではなく、クリスチャンと自称する人々すらも同じ。この御言葉をそっくり否定すると世と教界の現状となる。倒錯者が自分の倒錯に気づかない時代と言える。

このような中でこの女子は自分の居場所を喪失したのであろう。が、先の父親の言葉から、友人の間で失う前に、何かご両親との関係において失っていたような感じを受けるのだが、私のうがち過ぎだろうか。もちろんご両親の心痛は、私も人の親であるから分かり過ぎるほどに分かるが、やや懸念を覚える次第。

彼女の遺書の言葉、「もうがんばるのに疲れた・・・」、これは多分ニッポンキリスト教のクルシチャンたちの叫びでもあるかも知れない。そしてもっとも深刻なことはその叫びを互いに共有できず、表向きは「真っ白」に繕わなくてはならないこと。自分が自分でおれなくなるのは何もカルトに限らない。

ただし注意すべきは、神はありのままの私を受け入れることはない。だからこそ、キリストは私と共に死なれたのだ(死のうとするのは罠です!)。そして私も復活し、今や新しい創造とされた。これがゆえに、神は私を受け入れ、私は自分が自分でおれるのだ。すべて十字架を回避した「福音」は偽りである。私たちはすでに死んだ、復活した、新しい創造とされている!あなたはこれを信じますか?

信じた者は自らのわざをやめ、安息に入る。

* * *

アップロードファイル 9KBFaith06-Amazing-のサンプルビデオをもひとつ紹介しましょう。これはイントロですが、福音の伝道メッセージになっています(ただし英語)。こちらからご覧いただけます。

神を畏れること

テド・ハガードの件はやはり神の義の御手の介入を感じることができる。日本でも以前、私がホリエモンに対する神の御手の介入を祈っていたと書いたら、同氏のBlogに執拗に曝した人がいた。が、その同氏の裁判も本人主張を聞く段階に入り(以前強気のようだが)、佳境にさしかかっている(→記事)。また私は村上氏についてもこのように書いている。その彼もついにファンドを店じまいすることになったようだ(→記事)。

さらに失踪中だったらしい(訴状を受け取らないためのヤラセ)「2ちゃんねる」の管理人西村博之氏が、一昨日早稲田大学の学園祭で気を吐いたらしい。その収入は日本の人口よりもやや多いとか。そして裁判などは気が向いたら出向くとのこと(→詳細)。これだけ社会に陰湿な害毒を流しつつ、このぬらりとした爬虫類的態度には必ず神の御手の介入があることだろう。神を畏れるとはどういうことか、これらの「時代の寵児たち」が真に知ることを祈ろう。神は侮られる方ではない。

 * * *

アップロードファイル 28KBDVDサンプル映像を、アップテンポなノリのものから、しっとりとした臨在に触れる映像へと差し替えました。こちらからもご覧いただけます。(サイズがやや縦長になっています。)

Commented by 外科医 2006年11月08日(水)07:37

おはようございます.
 西村博之氏とは、数年前に偶然、新宿のレストランで遭遇し、10数分ほどお話をする機会がありました.大学の同級生と思しき、複数の男女と一緒でした.恐らく、2chの運営幹部?だと思われますが、そののりは、完全に学生のサークルのそれでした.
 西村博之氏は、話をする間、一点を凝視し、無表情な様子は、アルコールか、それとも何かに憑かれているのでは?という印象を持ちました.彼らも、何かの霊に憑依されているのかも知れません.

Commented by Luke 2006年11月08日(水)11:47

そうですか、私も一度直に会ってみたいと思っています^^私の印象では、表情などから分裂病のいわゆるプレコックス感を感知しますね。霊的要因と人格障害傾向があるような感じです。しかしこれが放置されたら、日本の基盤がまたひとつ崩されるでしょう。

Commented by Luke URL2006年11月08日(水)16:35

上のリンクを見ると、有名どころのテレヴァンジェリストなどがGod's Graceから落ちた歴史を一望できます。チャーチビジネスの"成功者たち"の運命です。何と言うべきか・・・。

では、これから講義です・・・。

Commented by Luke 2006年11月08日(水)22:15

またまた貼り出されたようですね。どうしてもここを炎上させたいらしい。しかしここまで来るとやはりマトモではありませんね。山谷さんの周辺に不審事が続出しているようですが、私も気をつけるようにしましょう。

Commented by 外科医 2006年11月09日(木)00:57

Re)
 こんばんは.数時間前まで臨時の縫い物をしておりました.
 私、Psychiatryに関しては、全くの門外漢ですが、DSM-Tにあったプレコックス感でしょうか?
 当時の記憶を想起すると、彼との会話に於いて、意思の疎通に関して、言い様の無い違和感を感じたのは覚えています.自分の言い分だけを一方的に述べて、会話の相手の言う事は、聞き流す;或いは無視する、と言った印象を受けました.
 追伸.Luke先生も、山谷師と同じく、所在を公にしていらっしゃいますので、天主の守りがありますようお祈り申し上げます.おやすみなさい.

ウイットネス・リーの問題点

「2ちゃんねる」に工作員と思しき方がスレを立てて下さっており、関連してご質問もいくつかいただいておりますので、この機会にちょっと触れておきましょう。彼/彼らはここもよくご覧いただいているようです。「2ちゃんねる」の方々も匿名の闇に隠れていないで堂々と対面で議論しませんか?私の方はすべてをさらしているのですから。

以前に公開していたサイトがGeocitiesの大幅な改変で更新ができなくなったことと、その内容があちらの微妙な変化によってやや修正が必要なので、現在作業中です。(山谷さんの立場がよく分かります・・・。)

1)まず「2ちゃんねる」のスレはおそらくリー・シンパあるいはローカルチャーチの人が、あえて私のクレジットを貶めるために立てたものと思われますので(しかしそんなに都合が悪いのかな?)、その内容にひとつひとつ応答・反論する必要はないでしょう。そこにすでに悪意がある以上、主の公義の御手にお委ねいたしましょう。

2)歴史的にウォッチマン・ニーはマダム・ガイオン、アンドリュー・マーレー、オースティン・スパークス、G.H.ペンバー、ジェシー・ペンルイス、特にJ.N.ダービーのブラザレンの影響を受けております。その原点はこちらです(→オリーブ園)。ちなみにこの管理者はローーカルチャーチの人ではなさそうです。以前にもここで申しましたが、私はローカルチャーチで福音に触れましたので、私のルーツおよびニーによって多大の影響を受けているコリン・アーカートのルーツもここにあります。

3)ウイットネス・リーの問題はこのような流れにあって、自らの偽りを、「真理の回復」として混ぜ込んでいる点にあります。完全な偽りであれば誰も騙されませんが、90%の真理に10%の偽りを混ぜると一緒に飲み込まされます。彼の教えの最も本質的な問題点は:

a)神は父・子・聖霊として区別された存在であるが(三の面)、同時に御子イエスは御父であり、キリストは聖霊である(一の面)。「三位格にして一つの本質」は三神論である。

b)善悪の木はサタンであり、その実を食べた時、人の体の中にサタンが内住した。これがローマ書の擬人化されている単数形の罪である。つまり人の肉体はサタンの住まいであり、邪悪である(肉=サタンの受肉)。

c)一方、神は人となった(第一の「なった」)。すなわちイエスとして神性と人性を混ぜ合わせた(mingling:ミングリング)。キリストはサタンをご自分の体の中に捕らえて十字架につき、サタンを滅ぼし、サタンを墓に残してご自分は復活された。かくして手順を経て「いのちを与える霊」、すなわち聖霊となって(第二の「なった」)、人の霊に住まい、私たちの人間性と神性を混ぜ合わせる。こうして人間は神になる(神化)。ただし神格は持たない。

d)教会は神と人が混ざり合った存在であり、イエスにおける受肉の拡大である。神と人(=教会)は混ざり合って、ついにはキリストとまったく同じ神・人(God-men)=受肉した神/肉において現れた神、となる。この完成が新エルサレムであり、それは神と人の混ざり合いの究極の姿である。

e)地上の教会は各行政区ごとにひとつだけ。これを「地方にあって合一の立場に立つ教会」と称する。正常な霊的生活、教会生活はこの立場に立つ教会「○○に在る教会」にあってのみ可能である。他はすべて分裂の教会であり、バビロンの娘たちである。よって例えば東京で福音を伝えるにはすでにその立場に立っている「東京に在る教会」に合流するしかないわけ。

f)ウイットネス・リーは現代の唯一の預言者であり、神は彼を通してのみ「回復の啓示」を与え、その御業を進めておられる。よってリーに逆らうことは神に逆らうことと同じである。個人的な罪は赦されても、神のこの行政に逆らう者は赦されず、裁きを受ける。

というわけで、おいおい私の元にある膨大な資料と欧米のサイトなども紹介しつつ、問題点を洗って行きたいと思います。とりあえず、前に紹介したRick Rossのサイトと、Christian Apologeticsを紹介しておきましょう。

追記:けっこう世界のあちこちで問題提起が起きているようですね。(向こうサイドのサイトもありますよ^^)

ConcernedBrothes
Nee,Lee&The Lord'sRecovery(ここで触れた諸論点について有益な議論がなされています。)
The Lord's Army

どうもこの20年間、彼らの抱えている本質的問題は時にいろいろな形で噴出すようですね。

神は無秩序の神ではない。

とあるのですが。

Commented by Luke 2006年11月07日(火)07:38

「クリスチャン・トゥデイ(CT)」と関連する「アポストロ・キャンパス・ミニストリー(ACM)」についても少佐の尽力で驚くべき真実が明らかになりつつあります。公開できる時がいずれ来ると思います。

米中間選挙の行くえ

いくつかお問い合わせをいただいておりますが、BGMの曲はJarrod Cooperの歌声ですが、これはFaith Campのものではありませんので、アレンジがまったく異なります。つまりイージーリスニング用なのです。同じ曲ですが、アレンジが異なるとまったく別の曲にも聴こえますね。ポツポツと紹介していきましょう。

 * * *

アメリカの中間選挙が目前ですが、共和党の苦戦が伝えられる中、ネガティヴキャンペーンが盛んなようです。中には酷い中傷がありますが、あまりいただけません。

ちなみに中間選挙とは、米議会は上下院とも解散はなく、上院は任期6年、下院は2年で、上院も下院に合わせて2年ごとに1/3を改選するわけです。これと大統領選が4年毎ですから、大統領選のちょうど中間に選挙がなされるわけ。これが中間選挙です。

ブッシュはフセイン死刑判決を巡って高らかに自画自賛していますが、その支持率は地に落ちつつあります。共和党とキリスト教原理主義のガサツさが鼻についた6年間ですから、私的にも民主党に期待したい。しかし何だかんだ言っても、二大政党が機能している国ではあるわけで、わが国のオボッチャマ民主党と比べてうらやましい限りではあります。

なお、全米福音協会同盟(The National Evangelical Association)理事長テド・ハガードの問題は日本語でも読めます(→記事@記事A)。

Commented by Luke 2006年11月07日(火)08:47

私たちはこのような同盟だの、連盟に加盟する必要などはないのです。「二人または三人が、わたしの名によって集まるところにはわたしもいる」との主の言葉を単純に信じて集まることです。最も深刻な問題は「わたし(イエス)の名によって」集まらないことです。「○○先生の名」や「現代の使徒・預言者の名」の下に集まっているのですね。しかし中間選挙目前にこういったスキャンダルが出るのも、何か裏工作があるのでしょうか?