2004年08月12日

本日仕入れた本

本をなるべく買わないように抑えているのですが、いざ書店に入るとダメですね。今日購入した本:

・岸田秀:古希の雑考(文藝春秋)
 ご存知「ものぐさ精神分析」の著者。すでに70歳を迎えられたとのこと。アメリカの本質を「被害妄想(=パラノイド)」と喝破している。これは私と同じ見解。なぜかこの人の文章は面白い。

・土居健郎+斉藤孝:「甘え」と日本人(朝日出版社)
 土居先生は学生時代に講義を受けたが、ぼそぼそと何を話しているか分からなかった。現代日本の病理が「不健全な甘え」を助長していることによると論じている。ニッポンキリスト教界などはまさにその典型的病理標本に事欠かない。これもわたしが論じている通り。

・ノーマン・マクレオド+久保有正:日本固有文明の謎はユダヤで解ける(徳間出版)
 いわゆる日ユ同祖論の古典。日本語とヘブル語、習俗や文化の共通点を、マクレオドの原典を紹介しながら論じる。アマテラスがイエスであるなどの話にはちょっと距離を置きつつ・・・。

・鈴木哲也:自宅サーバーfor Linux―Fedora2で作る―(ラトルズ)
 最新のFedora2によるサーバーの構成のマニュアル本。すでにFedora2のマニュアル本は別に持っているが、1冊だけではどうも情報が漏れる。早速チャペルサーバーがうまく走らない原因を見出す。

(影の声:若いころはマニュアルを読むのが楽しかったが、最近はちょいとシンドイ。特にケータイのそれの分厚さは何とかなりませんかね。要するに通話とメールができれば良いのですから。何でカメラがついているのだ。間違っていじっててカシャっとかなると盗撮を疑われそうで、うかつに電車でいじれない。)

・DTMマガジン―音楽フリー&シェアウェア120本(寺島情報企画)
 無料のシンセや音楽処理ソフトが収録されていたのでつい・・・。ビデオや音楽の編集はかなり面白いことに最近気がつき始めている。楽器は何一つまともにできないが、デジタル化されれば何とかなるか?

しめて8,909円也!(後でクレッジの請求書が溜まって青くなるのですが・・・)

 * * *

いよいよオリンピックであるが、私はあまりのめりこまないようにしている。子供たちはなぜかスポーツ好きで、TVの前で阿鼻叫喚状態であるが、私は「結果だけ分かればよい」とか言うと、「パパは面白みがない」と口をそろえて言われる始末。次女は国体選手、長男はボクシングのプロテストを受けるとか。どうしてこの私と家内(共に運動神経ゼロ)から彼らが・・・?