2006年07月01日

Dr.Lukeの一言映画評

午前中はプールとサウナ。午後はまたまた食事と映画。日ごろのダイエットで餓えているため、シャブシャブの食べ放題で満足感を味わう。

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アップロードファイル 19KB不撓不屈』−TKC全国会の創設者にして税理士・会計士の飯塚毅氏の実話。権力はないが懸命に慎ましく生きる庶民の零細中小企業の味方として、節税策を講じていた主人公が、国税当局から脱税容疑で告発され、部下4名が逮捕される。世間から冷たい視線を浴びて、顧客も次々に離れる中で、自分は正しいことをしているとの信念に基づいて、国家権力と7年に渡り戦う。事件の背後にエリート役人の私怨があることが分かり、国税局長官の不正を社会党が暴き、全面勝利に終わる。孤立する彼を支えたのは家族の献身的な愛であった・・・と。

う〜ん、やや感傷に流れて作りが粗雑だ。国会追求の駆け引きなど、もっとドキュメンタリータッチが欲しかった。例えば、彼が指南した「別段賞与」。ちょっと調べたが「従業員の賞与を未払金のまま損金に計上して会社が従業員から借入れる形をとり、運転資金として運用し資金事情の良い時期において、社員たちへ支給を実施するという方法」とあった。仕分けはどうなるのか考えてみた:

・計上時          ・清算時

 借方    貸方     借方      貸方
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アナザー不可解

小泉氏、国賓待遇にしてエアフォースワンでエルビス邸を訪問。加えて"I want you. I need you. I love you. American people, love me tender."と・・・。いかにも貢がされてる"女の媚"でしょうに。アメリカ人はこういったノリをどう感じているのでしょう?

認知的不協和の理論の症例

金ヨンナム氏の姉の変心

人的心真的不可理解。

日本経済新聞(2006.07.01)「大機小機」

<引用開始>
フォーワードルッキングな金融政策

 量的緩和政策が解除されてからほぼ四カ月が経過した。この間、日本経済は順調に拡大を続け、好調な企業収益が賃金や雇用の増加に反映し始めている。こうした状況は、日銀が四月末に公表した「展望リポート」に沿っているといえよう。従って、ゼロ金利から脱却し、経済状況にあわせて金利が「ゆっくり、小刻み」に変動する姿に戻るのもそう遠くはないと考えられる。
 ただし、ゼロ金利解除後の政策運営は極めて難しい環境下で行われることとなる。すなわち世界経済・市揚が従来にない高スピードで変貌していること、国内でも需給ギャップに対する物価の感応度低下に象徴されるように、景気判断に用いられる主要経済指標相互の感応度が異なってきていること、回帰方程式のような経験科学的手法に基づいた予測手段が十分な有効性を発揮できなくなっていることなどである。
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