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エペソ書の四役(よく五役の回復とか言われますが、よく読む必要がありますね)、使徒・預言者・伝道者・牧者/教える者は「ひとつの務め(The Ministry)」のために立てられています。それはキリストの体を建て上げること。
これまでのキリスト教界の風潮はいわゆる牧会場面が中心で、いわゆる牧師が何でも引き受けてきたことに問題があるわけです。で、伝道師は何か牧師の下の見習い的立場でいたわけですが、聖書の順番では、牧者/教える者が一番後にあります。
これらの機能はいのちが分化・成長するにつれて明確に分かれてきます。もちろん同一人物が兼ねることもありますが。伝道者は世との接点において魂を御国へと刈り取る重要な機能です。これまでの牧師がすべてをこなすような姿勢が間違っているわけです。
で、現在この役の回復とか言われていますが、問題は人間の組織的手法で行われていることです。使徒学校や預言者学校を出て、使徒や預言者になれるわけではありません。四役を任命するのは、イエス・キリストご自身ですから(エペソ4:11)。アノインティング(油塗り)の問題です。
今後自称使徒や預言者によって多くの問題が起きてくることでしょう。いや、実際にすでに起きていますが。 |