2005年12月03日

今日の映画

午前中はいつもどおりプールとサウナ。サウナで知り合ったトラック運転手の話によると、自由競争のためにダンピングをしてまで仕事を確保するために、忙しくても収入にならないとのこと。この象徴が姉歯建築士の「ダンピング」。市場原理による自由競争の行き着くところはかくも悲惨。金のために自然の人間性を損なってしまう。姉歯氏もすでに心を病んでいますね。

同じように見せかけの「リバイバル」を追求して福音をダンピングするセンセイたちも病んでいます。「霊的」スーパースターを呼んで、派手なイベントを打って、金と人を集めて、大きな礼拝堂を建てて・・・そのあげくは一体どこに向かうつもりか?

一方でそのような風潮のリバウンドとして、再建主義のようなやや狂気の入った思想が徐々に侵入している。救世軍の山谷氏はついに「まったく馬鹿げている!」と宣言されるに至ったようだ。ここをご覧の方々はすでに再建主義の本質が見えていると思います。ただ私に対して心に一物持ちながら、病んでいる富井氏を煽るために覗いている方もいるようですが・・・。

まあ、人生イロイロ、会社もイロイロ、「クリスチャン」もイロイロと・・・(あえて括弧をつけておきます)。

 * * *

午後はカミさんと食事をして映画。食事は中華。ここの料理はカナリいける。ホットの紹興酒にザラメを入れるとこれがまた寒い日には格別。映画は「Mr.&Mrs.スミス」。ブラッド・ピットとアンジェーリナ・ジョリーの軽快な、ややコミカルなアクション物。ちょっとオトナの香りを醸して、軽妙なタッチで楽しめた。

ブラピは「アキレス」でマッチョになって以来、なかなかアクション物がフィット。アンジェーリナはその厚い唇がなかなかセクシーなのだ。ニッポンキリスト教の倒錯的世界に触れた後は、やはりバランスを取るために映画と温泉がピッタリ^^このキリスト教界という閉鎖的ギョウカイにドップリはかなり危険ですね。そう思いませんか、みなさん?当たり前を当たり前に、普通のオジサンとオバサンでいましょう、ネ。

Commented by Luke 2005年12月04日(日)08:59

来年の5月にアナコンディアとかが名古屋に来て聖会を開くそうです。名古屋はニッポンのリバイバルの中心となるそうで、皆さん燃えているようですけど。

しかし考えてみて下さい。日本人がみなこういった人物の周りに集まって、聖会で酔っている姿を。アフリカやインドではそういったこともあるのでしょうが、日本人はけっしてそのような方法は受け入れられないでしょう。

目に見えるそのような現象を求めるのではなく、淡々と草の根的にいのちをまき続けるべきです。

それにしても好きな人がいるのですね〜。

悪魔が来たりて・・・

「自分の中に悪魔が入ってきて、女の子を殺してしまった。自分ではなく、悪魔が殺したんだ」と。悪魔は確かに実在しますが、人の責任がある。聖霊派では何でもかんでも「悪霊じゃあ」とやっているようですが、霊的な影響力に自らさらすからなのです。こちらの側につけこまれる何かがあるわけ。

人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。

どうもこのピサロと言う人物は乖離性人格障害あたりだろうと推測される。要する一種の多重人格傾向。人格障害者による犯罪は確かに増加している。この事件の後また少女が刺されたようだが、実にイヤな事件だ。私にも二人の娘がいるが、まだ私たちの子育ての時代はのどかだった。まあ、宮崎勤事件がこの種の犯罪の先駆け的事件だったが。

今後、世においてばかりでなく、キリスト教界の中でも人格障害や精神障害を持つ、しかも病識の欠如した人々によるわけの分からない事件が起きてくると予想しています。いや、もうすでにけっこう起きているのです。「リバイバル」ではなく、「サバイバル」です。