2006年11月13日

ビョウキの世界

今回のクリスチャン・トゥデイの件と言い、ローカルチャーチと言い、「リバイバル」だの、「真理の回復」だのと肩肘張る前に、まずすべきことがあるでしょう?それは当たり前を当たり前に、黒は黒、白は白とすること。クリスチャン・トゥデイのタイトルは、「イエスはイエス、ノーはノー」のはずだが、どうも言っていることとやっていることが相当に乖離していると感じるのは果たして私だけであろうか。同様に、神は各時代にただひとりの器を用意され、ただひとつのミニストリーを通して回復の御業を進めておられ、しかも人は神と混ざって神化すると主張される方々も同じ。表と裏のこの乖離。

残念ながらキリスト教界のモラルと常識はこの世のそれらよりもはるかに劣るものらしい。山谷さんの件については、仮に告訴したにしても(告訴自体は誰でもいくらでも可能)、どうしてまともな検事が立件するだろうか。あまりにも愚かしい。しかし彼らがこうやって動けば動くほど、その本質が露にされるわけで、山谷さんの功績は大きいものがある。ちなみにCTの高柳氏からの私宛のメールにも陰に篭ったある種の恫喝的な要素が感じられた。

 * * *

しかしこの自殺の連鎖、私が懸念したとおりになってきている。みのもんたよ、ちょっと引っ込んでいて欲しいが。生徒ばかりでなく、校長までもすでに3,4人・・・。社会ヒステリー現象だ。この国は女の霊が動かしていると前から言っていますが、まさにその本質がこう言った現象にも現れているわけ。「甘ったれるな!」とあるテレビコメンテーターが訴えていたが、まったくそのとおり!マスコミも大衆に媚を売るのはただちに止めよ。あなたがたは立派な自殺幇助罪となっていることに気がつかないのか!?

Commented by Luke 2006年11月14日(火)22:37

相変わらず自殺の連鎖。予告だけで16件。このミームの蔓延はインフルエンザよりもタチが悪い。

常軌を逸したCT

CT側の動きはまったく異常としかいいようがない。山谷さんの主張が妄想であれば、病気の牧師が妄想を吹聴していると笑い飛ばせばよいだろうに。自由に物を言える新聞を持っているのだから。こんなことがまかり通るのであれば、まさに中世の暗黒の再現だ。

オウム事件の時に殺された坂本弁護士も彼らの急所に触れたのだ。私たちが見たウイットネス・リーのスキャンダルの際も、真実を語ろうとするある兄弟に対して、日本福音書房の社長自ら彼を自宅に呼び出した上、「血みどろになるぞ!」との威嚇と恫喝を加えた(→会話の記録文書)。私にも弁護士からの通告書を送ってきたわけだが、逆に墓穴を掘った。あの時、私が被害届を出し、告訴すれば立派な脅迫事件が成立したが、「あわれみは裁きに打ち勝つ」と聖書に書いてある。ある面で彼らもリーの被害者なのだ。

いずれ私たちはひとりひとりが主の前に立つ日が来るのだ。それを考えず、白く塗られた墓を乱立する愚かさを知るべきであろう。私としては山谷さんを全面的に支援するつもりでいる。

Commented by 通行人 2006年11月14日(火)00:06

CTにウィットネス・リーの記事が掲載されているとのことですが、どこにあるのでしょうか?ご教授ください。

Commented by Luke 2006年11月14日(火)06:51

つい最近まで掲載されていましたが、今は見当たりませんね。

Commented by Luke 2006年11月18日(土)10:01

CTに対する違和感はその記事構成にもある。無機質なのだ。ネット上の情報をただ集積しているだけのような。この業界の新聞にも「キリ新」・「クリ新」・「リバ新」とあるわけだが(今は私はまったく読んでいないが)、それぞれに「思い入れ」があるわけ。つまり「臭い」。それがCTにはほとんどない。管理されている印象。本音はどこかにあるのだろうが、それが伺えない不気味さを、あのキレイな構成からかえって覚える次第。