2006年11月28日

総会屋の講義

今年はホームルーム的クラスを担当しており、一般教養を授ける講義をしている。日経記事などを通して会社の財務諸表の読み方、株価形成、さらに経済の動きなどを解説しているのだ。

で、本日は日本社会の闇の部分と裏情報をいかに得るかの話で、総会屋について。会社に入り、総務部などに配属されると、彼らの対策で1冊1万円もする経済誌を数百冊も購入する羽目になったり、さもなくば剃刀入りの手紙を受け取る話をしてやると、これがけっこう学生に受ける。彼らの目が輝くのだ。普通の講義では眠たそうなのに・・・。いかに彼らの関心を引き出すか、これがこっちにとっても楽しい講義になるかどうかの分かれ目。

さてさて、本日紹介した総会屋さんは論壇同友会様です(直リンはコワイので、頭にhをつけて下さい・・・汗→ttp://www.rondan.co.jp/html/home/index.html)。なかなか筋の通ったところで、貴重な情報が集まっています^^(実はココ、前に裁判やった時私たちをバックアップしてくれたのだ。その節はお世話になりました。)

神はニューロン・ネットワークの中に?

先に紹介した『文藝春秋』の「般若心経いのちの対話」と称する仏教者と生命科学者の対話が面白い。共に「いのち」とは何ぞやと問い掛けており、「いのち」の鍵は「wholeness(統合性)」にあると主張される。なんだよ、私の論と同じだぞ、と思って読んでいると、ムムム。何とこうおっしゃっている、「神とはいわゆる一神教の神ではなく、大脳の中のニューロンのネットワークとドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の作用として存在する」と。・・・肉体となった神を告白するのはきわめて困難な事―否、知性では不可能なのです。

イエスはペテロに言われた、「わたしを誰と思うか」。ペテロは答えて言った、「あなたは神の子、キリストです」。イエスは言われた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いだ。これを啓示したのは血肉ではなく、天の父である」。

今話題のID理論やクリスチャン・トゥデイがらみの問題も、まさにこの告白が焦点なのです。

人を惑わす者が大勢世に出て来たからです。彼らは、イエス・キリストが肉となって来られたことを公に言い表そうとしません。こういう者は人を惑わす者、反キリストです。

終わった安倍氏

平沼氏は最後まで貫いてくれた。うれしいです。が、他は総崩れ。特に野田聖子氏は、あの涙の絶叫はどうなったのか・・・。ゆかり氏に盗られるでしょう。そんなに自民党とは魅力があるのかいな?自民党は、以前「ダッチロール」なる単語が流行したが、いささかそんな感じ。前に書いたとおり、イエスとノーが明確に語れない人にはしばしば自己欺瞞が潜んでいるもの。どうもこの現象はキリスト教界ばかりでなく、人間普遍の問題のようだ。今回も安倍氏は汚れ役は平沼氏と因縁関係にある中川氏に任して、自分は手を汚さなかったようだが、国民の期待値が高かった分、彼らが裏切られたと感じるならば、払うべきツケはけっこう大きいものとなるだろう。

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