2007年01月08日

ローカルチャーチ最新情報

「2ちゃんねる」におけるわがKFCスレッドでは、ローカルチャーチ関係者と思しき人々によるあまり上手ではない工作がなされており(苦笑)、ローカルチャーチが諸機関から正統であると認められたと盛んに喧伝しておるようです。

が、これには裏がありまして、特にクリスチャン・リサーチ・インスティチュート(CRI)については、かつての米国のカルト研究第一人者であったWalter Martin教授亡き後、大いに疑問視されている人物Hank Hanegraaffが、大いに疑問視される手法で所長につきました。彼自身の疑問点はコチラを。

また例えば、85年に名誉毀損訴訟で勝ったとしていますが、これはリーが金にものを言わせて相手が破産に追い込まれ、被告不在の場で一方的な主張が通ったのでした。その時の証人がJ.Gordon Meltonと言ういわくつきのカルト研究者で、サイエントロジーなどがよく証人として使う人物。彼はかつてあのオウム真理教すら擁護したのです。ちなにみ彼はオカルトがかっておりまして、ドラキュラを趣味としています(→コチラ)。当時の新聞記事。

ロサンゼルス・タイムズ紙
サンフランシスコ・エグザミナー紙

で、下にも書きましたが、今般、60名以上の福音主義の学者たちが何と公開書簡を送り、ウイットネス・リーの偽りの教えを捨て去り、訴訟による圧力をやめよと求めているようであります。何だかアメリカでは25,000ほどのメンバーがいるようですが、ローカルチャーチもかなりメジャーになってきている印象ですね^^

ローカルチャーチ情報
福音主義の学者による公開書簡

昨今のタイタスの検疫事件の様子などを見ておりますと、閉鎖空間(カプセル化)による病理性が増長しており、自らのおかしさに気がつかない(病識の欠如)ようですから、まだまだわけの分からん事件が起きてくる可能性がありますね。日本でもすでにこのような病理現象があったのですから。

Commented by Luke URL2007年01月08日(月)22:52

この公開書簡です(→http://www.open-letter.org/)。何ともすごいですね。60名以上、しかも7ヶ国の専門家が名を連ねております。しかしそんなにリーって影響力を持ちつつあるのですね。驚きました。

Commented by JJ 2007年01月08日(月)23:43

これは驚きました。私の友達もある地方の「地方教会」に入った者がいますが、
彼とはなぜか双方向の交わりができないのですね。
こんなに情報をお持ちとは。彼にも提供したいと思います。
有益な情報を感謝いたします。

Commented by Luke 2007年01月09日(火)11:30

まあ、訴訟パラノイド(好訴妄想)と言うものがあって、周りがみな敵に見えて裁判を連発する人たちがいます。今回の公開書簡についても、自分たちを陥れる陰謀だとか言い出すのではないでしょうか(笑)。最近では裁判も思い通りに進まないようですし(→http://www.religionnewsblog.com/16703/texas-supreme-court-denies-petition-for-review-of-defamation-lawsuit

Commented by Luke URL2007年01月09日(火)13:05

前にも予告しましたが、ローカルチャーチに関する日本語の情報を網羅するサイトを用意します。配布や読み易さを考えて、基本的にpdfファイルで提供します。時間の合間の仕事ですので、何時になるか分かりませんが、こちらになります。

・<地方教会(召会)・主の回復>情報サイト(仮称)
http://www.geocities.jp/the_local_church/

Commented by Luke URL2007年01月09日(火)23:13

「2ちゃん」に転載して下さっていますので、せっかくのコマーシャルのチャンスですので、資料をアップします。

CRIのWalter Martin教授は70,80年代にローカルチャーチと戦った人物ですが、その後を継いだHankについては様々な疑問点が提示されています。こちらのサイト(http://www.waltermartin.org/cri.html)はMartin教授の娘さんとそのご主人が管理するもので、Martin教授の遺産がアップされています。その冒頭で、現在のCRIの壁の中で個人的利益のために働いている人々のために祈って欲しいと要請しています。

さてそこでMartin教授健在の当時の論文を紹介しておきます(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Lee&LC_1.pdf)彼らは様態論疑惑を否定していますが、付録の記事に見られるとおり、父・子・聖霊は「機能的分担の時に啓示されたに過ぎない」と明確に書いてしまっているのですね(苦笑)。

Commented by Luke URL2007年01月10日(水)13:12

ローカルチャーチを擁護するように変心したCRIの所長Hankは詐欺容疑の犯罪の捜査対象となっているようですね。(→http://www.cultlink.com/news/CRIfraud.htm)実にバラエティに富んだ証人を立てるものです、ローカルチャーチは。

Commented by Luke URL2007年01月10日(水)22:21

Walter Martin教授自身の論文です(→http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Lee&LC_2.pdf)。彼はリーより訴訟の脅しを受けましたが、無視しました。ローカルチャーチの訴訟は古くからありますが、CLCなどをはじめ、外部者のみではなくメンバーに対する訴訟も起こしています。その歴史はこちらを(→http://en.wikipedia.org/wiki/Local_church#History_of_the_controversy)。

Commented by Luke 2007年01月19日(金)23:22

次のサイトを見ますと、最近のローカルチャーチの状況はますますの混乱を深めているようですね。

・Nee, Lee & the Church of Recovery
http://thebereans.net/forum/index.php/board,21.0.html

特にこちらを見るとLSMの税務申告書や、ブレンドされたリーダーたちのコロコロ変わる声明の内容が分かります。
・What-a-Spin
http://www.whataspin.com/index.html

偽りの上に偽りを塗り重ねているようです。これから彼らは内部統制を強める傾向を帯びるでしょう。「反逆者」の検疫が頻繁に行われ、内部は相当に荒れるでしょうね。

都路村の余韻

アップロードファイル 29KB爆弾低気圧が日本全土を覆いましたが、今日の富士山です。雲に覆われていますね。

そして年末の都路村のキャンプの映像です。Salt氏の演奏の「おはボン」のハイライトだけ。雰囲気が伝わると思います。ココをクリックして下さい。

Commented by 芋久保 URL2007年01月17日(水)23:05

Lukeさん、また雰囲気が伝わってきますね、ありがとう!

ニッポンキリスト教界の風の向き

クリスチャン・トゥデイ紙にはなぜかウイットネス・リーの著作と彼の『回復訳』の転載があったようですが、この会社、実に不思議です。まさか関係ないとは思いますが、私が同社に財務諸表の提出を求めると記したその後で、銀座の教文館ビルにあったはずの同社の住所が削除されました。会社案内にも住所がない!?普通では考えられませんね。この時期に銀座のビルに入るのですから、資金の流れを知りたくなるのは普通の感覚でしょう?私の友人で公認会計士もおりますので、同社から財務諸表が提出されたら監査を依頼してもよいのですね^^

で、その記事です。ニッポンキリスト教が弱体化し、教会の閉鎖も相次ぐ中、危機感を煽ってこう書いております:

こうした日本の教会の弱体化は、これまでも多くの集会で指摘されてきた。06年11月に大阪で開催された近畿宣教教会会議で同会議委員長の鈴木義明牧師は、「教会同士が対立している段階ではない。今は、一致のとき」であると、教団教派を越えた教会協力の早急な促進を指導者たちに強く訴えた。

大会期間中の決心者が2000人に上った06年11月の沖縄フランクリングラハム国際大会では、大会開催に向けて県内の約150の教会が協力した。教団教派を越えた教会の連帯が、確実な実りを結んでいる。

各地で集会を開きクリスチャン人口1%打破のための具体的宣教戦略を提唱している三谷康人師(日本伝道者協力会役員)は昨年6月に都内であったシンポジウムで、教団や教派の壁による日本のキリスト教界の分散弱体化を指摘した。聖書でも説かれ、ビジネスにおいてもごく基本的な戦略として知られる「弱ければ結集する」という基本方針を諸教会が明確に打ち立てることで宣教が活性化されると提言した。

「会議」だの、「議長」だの、「戦略」だの・・・。何だかかつての学生運動のノリですが、さあ、皆さん、このような論調をどうお感じになります?これは別にCTの責任ではないのですが、「弱ければ結集する」と言う発想。前に私は、今後キリスト教界は互いを叩き合ってうんざりし、逆に統一と合同への流れとなる。これはパワー志向でありメガチャーチへの動きである、とする趣旨の事を何度も指摘していますが、このような流れは果たして聖霊、すなわちイエスを証しする霊でしょうか?この「結集する」と言う発想はどのような霊によるのでしょうか。

私はあえて言いましょう。現在のニッポンキリスト教の惨めさは主の配剤であると。主は主権をもってその状態を許されているのです。それに対して超教派で結集して、1%の壁を打破すると言った発想は人間を主権者とすることでありましょう。前にリバイバル新聞にも日本民族総福音化云々と言った記事がありましたが、私はこういった論調に触れるとビビるのです。怯えを覚えるのです。怖いのです。

何度も言っていることを、またあえて言いましょう。一度この業界は死に体になる必要があるのです。惨めさの極みを通る必要があります。それは神のあわれみです。一切の希望と方法が絶たれる時、完全に自分に絶望する時、神はご自身の働きを開始されるでしょう。人が神を助ける必要も、神を煽る必要もありません。私たちはただ神の主権に服し、神を拝するのみです。

昨日のメッセージでも語りましたが、私たちは今年はますます「主にあって、だら〜」としたいと思っています。主にある安息日を楽しみたいのです。安息日の主をもっと知りたいのです。その時、何かが注ぎ出されるでしょう。ネジリ鉢巻や力のデモンストレーションなどとは無縁の世界にいたいのですね^^。次の願いをわが願いとしつつ:

主の家の大庭にいる一日は千日にまさる。私はただひとつのことを願った。生きる日の限り主の麗しさをたずね極めることを。

そして主からこう言っていただければ幸いです。

わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。

Commented by kenji 2007年01月08日(月)18:02

CTの取材姿勢もおかしいです。掲示板からこの件はどうなったのか?という読者からの取材リクエストがあって初めて動いています。基本的に後追いなのです。ジャーナリストとしてのプロ意識に欠けます。

Commented by Rutsuki 2007年01月08日(月)18:47

方法論ではどうにもならないと思います。ニホンキリスト教界は、ルークさんのおしゃる本質的アイデンテイテイが覆われてしまっているのではないでしょうか。とにかく見えていないのです。おまけに自分たちはみじめだなどと微塵にも思っていないと思います。

Commented by Luke 2007年01月08日(月)19:52

まあ、CTは不思議な新聞社ですよ。というか、新聞社はカモフラージュのような・・・。

今NHKで団塊の世代の特集をやっていますが、彼らは学生運動などで古い権威などを壊したのですが、日本を経済大国にしましたが、何も建て上げることができなかった。三島の予言どおりです。ただ独り善がりの思い込みと馬力だけはあって、キリスト教界でもそれで伝道だ、リバイバルだと、彼らがかき回してしまったような気がしますね。後は屍累々と言った現状。

なのにまだその上、やれーっ、いけーっ、ですからね。気の小さい私などはビビるわけです。私はきわめてノンポリでして、東大安田講堂の攻防をテレビで観戦したように、なるべくそういった現場からは逃げていたいわけですね。まあ、彼らが疲れ果てて、ギヴアップする時を待ちましょう(苦笑)

Commented by kenji 2007年01月08日(月)20:09

アーサーS.デモス財団がニッポンに仕掛けてきました。これって、いったい何なのでしょう?

http://www.powerforliving.jp/index.html

Commented by Luke 2007年01月08日(月)21:04

BBSにも書きましたが、現在脱カルト協会でも情報収集中です。しかしよく分からない団体が竹の子のように・・・。m-floのバーバルは私も知っているのですが・・・。

情報→http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Arthur_S._DeMoss_Foundation

Commented by kenji 2007年01月09日(火)21:56

投下資金はなんと20億円だそうです。費用対効果を考えてしまう、、。

http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010914.html

Commented by Luke 2007年01月10日(水)21:19

本日1冊申し込んでしまいました^^何が来るかお楽しみ。