2007年01月17日

文藝春秋2月号

今月も面白い記事が目白押し。

栗林中将衝撃の最後−『硫黄島』で名称とされた中将の最後はノイローゼ状態に陥り、指揮不能となったあげく、自ら降伏しようとして、部下に惨殺されたと言う説を検証する。意外にも自衛隊でこの説が広がっているとか。検証結果は・・・。

10年後の「格差社会」−個人、会社、所得、資産、教育、自治体、治安、対災害、医療、結婚、老後における格差の生じ方のシミュレーション。これはかなり身につまされるかも。

希望の国へ-私の日本再生計画-−経団連の御手洗氏の論考。格差は生じて当たり前。結果平等ではなく機会平等を唱えるが、終身雇用は維持し、年功序列を改めよと訴える。私的には新自由主義による弱肉強食的社会は日本人には絶えられないであろうと考えるが、その中庸を唱えている。

ローマ滅亡に学ぶ国家の資格−あの『ローマ人の物語』15巻を完結した塩野氏を囲む討論。ローマは多神教で宗教的にも文化的にも寛容な国家であったが、一神教のキリスト教が入って「溶解」を起こして滅びに向かったとする。それと同じ構図が、アメリカ帝国主義対イスラム原理主義として再現している、と。ふーん、ローマを滅亡させたのは一神教のキリスト教なのか・・・。私的にはキリスト教ではなく、肉において現れた神であるイエス・キリストご自身を信じているのだが、これも排他的非寛容な一神教になるのだろうか・・・。

ブッシュの戦争と金正日の核−これから読みます。

で、ホッと一息・・・

昭和の美女ベスト50−1位は吉永小百合、2位の原節子とかは分からんが、山口百恵が13位に入っていたぞ^^

Commented by Dr. John 2007年01月18日(木)17:47

ブログを読ませていただき、メッセージを聞かせていただきました。素朴の質問があります。教会の方は他教会からの転会の方が多くいませんか?自立したクリスチャンを育てることを強調されていますが、メッセージの内容はルーク色が強く、弟子と師の関係が築かれているように危惧します。働きが祝福されますように。Dr. Johnでした。

父親と娘

タレントの風見しんご氏の長女が事故で死亡。享年10歳。中学受験はどうするかとか、夢を膨らませ、これからの人生設計を最も考える時期。何とも痛ましい。同氏が昨年、「もうちょっと娘が大きくなったら、一緒に歩いているところをカメラで撮られて、風見さん、若い子と歩いていましたね、とか言われてみたい」と発言しているのを見て、タレントの彼もフツウのオジサンの私も同じ感じ方をするんだなと、ややじーんと来てしまった。しかし彼のその夢は無情にも絶たれてしまった。こういった場合、人は「神はいるのか」と絶望の淵から叫ぶが、実は神ご自身が最も傷ついている。

Commented by 愛知県のさっちゃん Eメール 2007年01月17日(水)20:20

「神などいない・・」と昨年の暮れ、親友に言われました。その友人のご主人が、仕事上のトラブルから自らのいのちを絶ってしまったからです。障害を持つ娘、まだ小学生の子供をかかえ、一体この先どう生きていったらいいのか、涙する友人に、言葉がありませんでした。

>実は神ご自身が最も傷ついている。

の言葉に、涙が出てしまいました。

ただ、うめく・・。主と共に。

Commented by サラ 2007年01月18日(木)22:05

 愛知県のさっちゃんさんへ
 主・イエスは私たちを配剤を持って出会わせてくださいます。大切な人を失う経験、障害の子を抱えて生きる経験を持っています。お役に立てればとメールを送ります。主はがむしゃらに子供を抱えて自分の力で生きてきたつもりの私を、主のもとに帰らせて下さいました。神は今もなお生きて働いておられます。在って在るお方は、人が抱えきれない傷を、負いきれない心の負を、十字架につけて下さいました。私たちは負い切れないのです。主・イエスを信じるものが平安に入るのは、負ってくださった方のくびきを負うだけでよいと聖書に書いてあるからです。主・イエスの御名で祈ります。ご友人が癒されることを。ルークさん、突然の訪問ですみません。胸が痛み、メールチャレンジしてみます。
 

Commented by Luke 2007年01月19日(金)23:01

ここが主にある交わりの契機と用いられるならば幸いです。