2004年01月06日

精神のアイドリング

「徒然」にも書いたことがあるが、霊的領域では受動性に陥ることは危険性が高い。多くの「明け渡した」クリスチャンたちや「御霊の声」を聞くカリスマ系の人たちが、この罠に落ちている。

最近でもある教会のカルト化がネットのあちこちで話題となっている。この教会もいわゆる「預言」なるものが売りであるが、メッセージを聞いてみるとやたらと「・・・と主は言われます」が耳につく。御言葉から離れた「預言」やイエスから切り離された御霊の「臨在」はきわめて危険である。BBSにも書いたが、KFCは聖霊派(ペンテコステ・カリスマ・第三の波など)とは何らの関わりがない。私は数年前まで福音派とか聖霊派とかの定義や日本の実情はほとんど知らなかった。(まああまり知らないほうがよいかも・・・汗)

しかし、私は精神を安全な領域であえてアイドリングしてリラックスをはかっている。映画鑑賞や、Mr.マリックの超魔術や(今日もSPをやっていました)、口上売りや、さらに温泉やドライブなど。江ノ島の海をぼお〜と見るのも好きだ。UFO番組やネッシーの話なども大好きである。最近ではNASAは本当に月に行っているのか、といったテーマも興味がある。

かくしてあえて騙されることにより、精神の緊張が解かれる。精神は絶えず張り詰めてもだめ、絶えず弛緩していてもだめ。弛緩と緊張、緊張と弛緩がリズム良く繰り返すこと、これが精神衛生の鍵である。

しかし昨年の結婚式でMr.マルークの「チョット魔術」はけっこう受けたので、見るばかりでなく、やる方の快感も知ってしまいました。ちょっとはまりそうな気配です。

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BBSでも度々カキコして下さっている、辛口な「地の塩ミニストリー」(http://www5.ocn.ne.jp/~ikemoto7/)のSaltさんが日記を御披露するようになりました。彼は詩人でもあり、ギターの弾き語りもこなし、作詞作曲もできるというマルチな人で、大変面白い視点で物を書いています。御紹介します:

"seasoned with Salt"
http://app.memorize.ne.jp/diary/24/57910/

訂正:「武士道」を書いたのは新渡戸稲造でしたね。