2006年08月17日

『20世紀少年』経過報告

これは実に面白い。カルト教祖"ともだち"が巧みに人々の心をとらえて次々に信者を獲得し、「友達民主党(友民党)」までも組織し、政治・警察・大学などに信者を送り込み"愛と平和"により日本を実質的に征服してしまう。それに気がついた主人公は"ともだち"の陰謀を暴くべく活動するが、かえって反逆者かつテロリストの烙印を押され、追われる身となってしまう。かくして"ともだち"はその超能力を持って日本を支配する・・・。

いやあ、これはあまり漫画の世界だけとも言えません。すでにベニー・ヒンなる"ともだち"も出現しているわけですから。私などはたちまち「反逆者」・「聖霊に逆らう者」の烙印を押されることでありましょう(汗)しかしよ〜く考えてください。1億人の日本人がこのような人物の周りに群がっている光景を!?

しかし明らかに倒錯していますね、このニッポンキリスト教という閉鎖世界は。まさに闇の中の盲者と闇の中のカラス。
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Commented by ICHIRO 2006年08月18日(金)09:51

何年か前にどこかの市議が飛び降り自殺して、
その人が何とか学会と絡んでいて、
事件の背後にその団体があるのではとかありましたね。
加藤さんの自宅が燃やされるご時世ですから、
これから教界だって分かりません。
自分の周りでもヒンさまに強烈にはまってる人がいます。
彼らは聞く耳持たずですね。

ご紹介:石埜穂高君の本

アップロードファイル 6KB私の小学校以来の友人の石埜穂高君が岩波書店から本を出しました。彼の父上が19歳の時、代用教員をしている際に生徒さんに書かせた詩集を集めたものです。タイトルは『山里の四季をうたう―信州・1937年の子どもたち― 』(岩波ジュニア新書)。

小学校の頃石埜君は漫画が上手で、私も手塚治虫に憧れて漫画を描いていたので、土曜日の午後はいつもいっしょに学級新聞を作ったりして、中学まで9年間を過ごしました。石埜君は小学校の時は体育以外は全部5。坊ちゃん坊ちゃんしていましたが、今は背丈も伸びて立派なオジサンになって、フリーのコピーライター&プランナー&諏訪の歴史研究家をしています。下の写真でもっとも眉毛が太いやや縄文系の顔の人です^^(私の前)

同書は山下清と同じセンスの文章で、心がホッとしたい人たちにお薦めします。
サンプルです:

 朝おきてみますと
 草がひかっていた
 あさごはんの時
 みんなでくうと
 ぼくはほんとにいい(窪田利左衛門)

山下清の魅力

ぼくはがっこうの講義でもマツモトキヨシとヤマシタキヨシをネタで間違えてしまって学生さんから笑いをとってるわれるんだけどとても山下清が好きなんだな。高山の街をドライブ運転していたら山下清原画展のカンバンが見えたので運転しながら何処にあるのかと思って探してもわからなかったのだけどあちこち運転していたら商店街の中にとうとう見つけたので近所の狭い駐車場に止めて中に入ったのです。駐車場とはとても言えない庭みたいなとこでちゃんとしょうばいしてるのでとても感心しました。とても狭い展示場だったけどとても入場料が高いと思ったけど見たいと思ったので入ったら清の作品が一杯ならばさせれていてとてもあれこれを見ていると心がほっとなごんできてとても気持ちがよくなって何だか子供のころに帰ったような気持ちになりました。... 続きを読む