2006年08月22日

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 16KB太陽』−人間昭和天皇ヒロヒトの苦悩と孤独を描くロシア映画。日本では公開不可能だろうと言われていたらしい作品。小生の印象:昭和天皇の魅力は山下清と同じだ!

先帝は現人神に祭り上げられつつも、戦争を終結することはできず、本人はそのことに窮屈感と苦悩を覚え、東京大空襲の悪夢にうなされている。息子に手紙を書き、皇国は高ぶり自らの実力を知らず戦争をしてしまったと告げる。

そしてついにマッカーサーの前に立つ時が来る。天皇はすべての屈辱を飲み込み、自身を連合国の裁きに委ねることを告げる。マッカーサーも当初は「あなたは何百万人も殺した独裁者だ」と天皇を挑発したり、揶揄したりするが、当の天皇はそれらに対しては無邪気をもって応える。
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Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年08月22日(火)23:05

BBSにもちょっとカキコしましたが、主イエスの統治の実現はこういった「ありがたさ」に人々が触れ、それに服することから始まるのでしょうね。もっとも「ありがたさ」を感じさせる方は主イエスですからね。