2007年5月

色気のある人々

驚きましたね。ダビデ張氏の履歴。

大韓イエス教長老会合同福音総会長、SCC組織神学教授、クリスチャントゥデイ創設者、オリヴェット大学総長、フラー神学校インターネット宣教学会理事、そしていまや世界福音同盟(WEA)北米理事となった張在亨氏。

しかし山谷さんは

その張在亨氏が、自分を「来臨のキリスト」として若い学生に教え込んでいるという異端カルト疑惑を、小生はこれまで諸種の資料と証言に基づいて追及してきた。―少佐Blogより

このフラー神学校は最近ウイットネス・リーを正統であると宣言しているらしいのです。彼らもそれを盛んに喧伝しています。キリスト・李とキリスト・張と、何とも錚々たる顔ぶれですね(笑)。

そしてこのクリスチャン・トィデイの取締役に、現在教文館ビルでCTに間借りさせてあげている、万代栄嗣氏が就任されたとのこと。と言っても、私はニッポンキリスト教はほとんど知らないので、どういう方であるのかはサッパリだが、Mr.ドントウォーリーことVIPクラブの広告塔である国際弁護士佐々木満男氏が、「万代牧師が間借りさせてあげているのだからCTは白である」と仰っているほどの人物なのだ。ちなみに日本脱カルト協会理事の平岡師によると、張氏の教えは統一協会の教えの影響が大であり、異端であることは明白とのこと。

これらの教えの問題点に触れる事はココでは無理ですが、ここで一言、皆さんに簡単な質問をさせていただきましょう。上の煌びやかな肩書きや地位、これらの雰囲気って、まことに私たちの主イエスご自身の人となりに相応しいことでしょうか。今後、いやすでに日本でも国会議員を集めて派手に人目を惹いたり、地位や立場をひけらかしての"伝道"がなされることでしょう。これらの働きは、枕するところもないと言われ、大衆から捨てられた私たちの主イエスのご性質にふさわしいことでしょうか?

私は前から何度も申し上げておりますが、人の目に煌びやかなもの、人が喜ぶもの、人を高くするもの、人が願い求めるもの、これらのルーツはどこにあるでしょうか?霊的識別力を得るための条件はただ一つ。低いところにいること、人から歓迎されないことを求めること、人の目に魅力のない歩みをすること、神の願いを求めること。簡単に言えば、今日のニッポンキリスト教で歓迎されることと逆の道を選べば良いのです。

今日の格言:色気のある人は騙され易い

Commented by ぽん 2007年05月31日(木)11:13

全くそのとおりです・・万代師は
聖霊、カリスマ派のリーダーのように
受け止めていました。以前、アメリカのスラム街の
子供伝道者ビル・ウィルソン師を招いて
日本で講演をしたのも彼だったように
記憶しています・・・私の記憶違いであれば
すいません。
キリストの使徒の道はおっしゃるように、華やかさ
人間的な力、権威、などとは相反するはずです・・・
各教会連合や、教団、団体の中にも
以前から、そのような影が感じられていました。
およそ組織化された部分の多くに、です。
神のためといいながら人間的なものに頼み、
その力を得ようとする・・・
まさにサタンの罠でしょう・・・・・
ユダの犯した過ちを、この時代にあっても
また人はやろうとしている。
数によって、地上の力の積み上げによって
またバベルの塔を建てあげようとしている。
させられている?
一人一人のクリスチャンの目覚め、自覚しか
この暗黒から逃れる道は無いでしょう。
人のぬくもりは残しつつも、
主にのみ信頼する信仰に戻ってほしいです。
とかいうと、病院にいかないとかいう人
必ず出るんですよねぇ・・・
どうしてそうなんだろう?

まぁ結論は出てますが・・・

Commented by Luke 2007年05月31日(木)20:21

リバイバルの意味を勘違いしている人々が多いのでしょう。

松岡大臣のジレンマ

亡くなる前の最後の晩餐を共にした鈴木宗男氏が、松岡氏が、すべてを語りたかったのに、"上"から止められていたと語っていたことを証言している(→記事)。果たして"上"とはどのようなスジでしょうか?大臣をコントロールできるお方ですね。ちなみに安倍氏はなぜかやたらと松岡氏をかばっていたわけで、これだけ見ると、何ともすばらしい上司のように見えるのですが・・・。前にも書いたが、この安倍氏の裏はどうもけっこう黒いような悪寒予感がします。すでに自殺者が二人も出ているわけですが、ぜひとも真相を暴いて解明して欲しいものです。

Commented by ICHIRO 2007年05月30日(水)14:15

地元ではかなり評判がいいようですね。
吉良上野介みたいですが。
あのお顔で損しているのでしょうか?
死なないで、全部を吐露して欲しかったですが、、、。

Commented by ぽん 2007年05月30日(水)16:17

そうですね・・・残念です。
地上の権威はいつも下から切って
捨てて自分を守ろうとしますし
実際そうですね・・・
一番上にいる方が、自分から下のものの
責任を負うのは
神の国の流儀だけでしょう・・・
死んだら生きる。
この世的な自己完結のあり方とは
次元の違う世界がイエスに付き従うものにだけ
分かるのでしょうか・・・
安倍政権とその周りには非常に偽りの霊、
高ぶるものの王の仕業を特に強く感じます・・・

Commented by Luke 2007年05月31日(木)20:23

『週間文春』今週号によれば、松岡氏は相当に参っていたようです。親指を立てて「上が辞めさせてくれない」と。何ゆえ安倍氏はそこまでしたのでしょう。自己保身?ちなみに松岡氏の後援会の人もずっと前に自殺しているのですね。

CTの不可解性の理由

クリスチャン新聞とリバイバル新聞が再度記事を書いた模様。ところが、CTはクリスチャン新聞に対しては抗議を入れ、要求を呑まない場合は法的手段を取ると威嚇しているが、他紙には何のお咎めもなし。山谷氏は実に不可解と言っておられる。これが下にも書いたエディプス葛藤のなせる業なのです。

つまりCTは事実に即して動いていません。彼らの内的世界(内部表現)に基づいて動いているだけなのです。これが世間との齟齬を生み出しているわけですね。私がこれだけ彼らの"名誉毀損"をしていても、私に対しても何のお咎めもなし。ここでのポイントは、彼らの葛藤を炙り出すキーワードは「クリスチャン新聞」と「OCCビル」にあります。

フロイトは患者が幼児期の性的虐待の経験などを報告しても、それが患者の記憶が作り上げた幻想である事を見出しました。しかしそれが現在の病理のルーツになることも。つまり人は客観事実によって生きるのではなく、内的事実(客観的事実とは異なっていても)に従って、それに対して反応するものなのです。現在CTにおいてはこれが展開しているわけです。

それにしても一連の経過においてクリスチャン新聞の根田氏が「これまでも当社に対する事実無根の疑惑を主導してきたとされ、今回の報道に関しても、その延長線上にある行為と言わざるを得ません」とし、同氏が裏で糸を引いているとする彼らの主張を診る時、相当に彼らの内的状態が重篤であろうと推測できる次第。まあ、一言。報道機関の体をなしていません。これはぜひ裁判して欲しいものです。きっと東京地裁の歴史に残る裁判となることでしょう。

(陰の声:それにしてもCTは読み通りの動きをしてくれますし、自縛路線を歩んでいますね。)

Commented by 23 2007年05月30日(水)09:16

自爆路線、自縛路線を突っ走ったクリスチャントゥデイ関係者は、
そろそろ自棄路線に走ってくれるのではないかと期待していますw

Commented by Luke 2007年05月30日(水)23:05

どうもCTを支えているのは、自分の野心の実現を図りたい人々にとって、何かの魅力があるのでしょう。ココでは詳細は言えませんが、かなりニッポンキリスト教は微妙な位置に立っていますね。

男の脆さと女の情念

アップロードファイル 74KBSaltさんも書いているが、何も同じ日に自殺が重ならなくてもと思う。ZARDは病院関係者の間ではやはり自殺の可能性が大であると(→記事)。下にも書きましたが、同じ自殺と言っても、男の脆さは去勢不安によります。松岡さんはまさにその適例。対して女の場合は去勢不安がないわけで、よってもっと情念が関係するのです。あるいは男の自殺原因はある意味で単純にして幼稚。女性の場合は深いのです。・・・と言うわけですが、これ以上死者を分析するのはやめて置きましょう。

Commented by Luke 2007年05月29日(火)22:48

ちなみにZARDの曲だそうです(Salt氏Blogから)。

【負けないで】
ふとした瞬間に 視線がぶつかる
しあわせのときめき 覚えているでしょう
パステルカラーの季節に恋した
あの日のように輝いてる
あなたでいてね

負けないで
もうすこし 最後まで走りぬけて
どんなに離れてても
こころはそばにいるわ
追いかけてね はるかな夢よ

なにが起きたって ヘッチャラな顔して
どうにかなるサと おどけてみせるの
今宵はわたくしと一緒におどりましょう
今もそんなあなたが好きよ
忘れないでね

負けないで
ほらそこに ゴールは近づいてる
どんなに離れてても
こころはそばにいるわ
感じてね見つめる瞳

やはりこの曲と真実の自分との間で、身の置き所を喪失してしまったような・・・。

Commented by ICHIRO 2007年05月29日(火)23:10

私はZARD知っておりました。ルークさんよりはおじさんではない?
しかしこの事件の一方で日本人女性がミスユニバースだとか。
これが世の中なんでしょうか。
一つの死があっても、世はいずれ忘却して、絶えず流れいく、、、。

松岡大臣自殺!

RSSで流れてきたのですが、いやあ、ビックリです。この人顔がどう見てもそれ系でしたが、案外気が小さかった!?

前に安倍氏については、周囲がそれ系が多いから案外脆いかもと書いたが、その周囲がこんなに脆いとは。

<松岡農相>首つって自殺図る 安否不明 赤坂議員宿舎で (毎日新聞)

この後、講義で学生に質問してみました。「君たちぃ、今日大事件あったの知ってる?」。女子学生「知ってるぅ〜、ザードが自殺したあ〜」。小生「はあ〜、ザードって何ぃ?」。「ええ、センセイ、知らないの〜」。小生「知らないよ。あのなあ、松岡大臣が自殺したんだけど、松岡大臣って知ってる」。学生「知らない〜」。彼らの世界とわが世界のギャップ。これが今日の大学生でして・・・。

ZARDって、初めて聞きましたが、癌だったそうですね、この女性ヴォーカリスト。転落死となっていますが、自殺のようです。昔あのX-Japanのヒデが自殺しましたが、私の娘たちの女学校の女性教師が彼の従兄弟でして、あれは私も知っているのですが・・・。

Commented by kenji 2007年05月28日(月)21:07

議員宿舎にAEDは無かったのでしょうか。
あれば蘇生の可能性もあったかもしれません。

Commented by Luke 2007年05月28日(月)21:34

なるほど。

どうも松岡さんには東京地検特捜部が入っていたようですね。しかしこう見ると、特捜部と渡り合ったホリエモンのほうが偉く見えてきました。

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070528-02-1101.html

Commented by Luke 2007年05月28日(月)22:25

すでに先週、松岡氏は故郷に帰って、母親と会ったり、墓参りをして、準備をしていたようですね。何だか、哀れも感じます。

Commented by ぽん 2007年05月28日(月)22:44

結局彼もこの世の政治という名の
サタンの支配下にある、組織の限界の
矛盾と縛りの中で、自分も縛られ
地上の力を受けながら、実は
命を削り削られ続けていた?のでしょうか・・・
彼の母、家族、友人達、幼馴染の
方々の背負った悲しみを
イエスはどう見ておられるでしょうか?
自分の産んだ子が、先に自分で命を絶つ・・・
親としてこれほど悲しい事はありません・・・

Commented by Luke 2007年05月29日(火)08:31

そうですね、顔と振る舞いから判断すると、松岡氏は"悪人"ですが、彼も人の子。80歳を超えたご母堂が痛々しいです。ホリエモンが特捜と渡り合えたのも、素人だったからかも知れません。素人は怖いもの知らずですから。

今朝のテレビであるコメンテーターが、松岡氏は安倍氏に対する恩義ゆえに死を選んだと言っておりました。安倍氏もかばい続けていただけに、逆に辞職の機会を失わせて、ついにここまで追い詰めてしまったわけです。安倍氏の表情が何とも・・・でした。

ZARDは手すりを乗り越えたようですね(→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070528-00000213-yom-soci)。あんなところで足が滑って落ちるはずがないでしょう。『負けないで』とか言う曲も歌っていたそうですが、歌と人生観がひとつになると、それでアーチストのイメージができてしまい、それに縛られてしまうわけで、彼女も居場所を失ってしまったのでしょう。マスコミもそれに配慮してか、自殺とは言い出せないのでしょう。

人に仕えることの悲劇ですが、下にも書いたように、大衆の理想像の投影スクリーンとされてしまうアイドルたちの運命は過酷なものがあります。牧師などもその役ができる人たちが"一流の牧師"となるわけで、実は自分がキリストと置き換わっていることに気がついていないわけです。あの覚醒剤殺人の松沢牧師などはこの役回りで消耗してしまったのでしょう。アーサー・ホーランドなども大丈夫でしょうか?この世も、ニッポンキリスト教も、共にアイドルを求める点で、霊的真空があるわけです。それを埋める事ができるのはジーザスだけなのですが。

しかし、この事件が起こるまでまったくZARDを知らなかった私は、やはりオジサン化しているのでありましょうか?

Commented by Luke 2007年05月29日(火)12:07

ZARD知らないこととオジサン化は別のことですから、心配しないで下さいとのメールをいただきました(涙)。

あの国策捜査で挙げられた鈴木宗男氏が、松岡さんに次のような言葉をかけていたようですね。前には松岡さんから自分が、今度は自分から同じ言葉をかけたようです。

http://www.asahi.com/politics/update/0529/TKY200705280494.html?ref=rss

で、続いて自殺者が・・・。この緑何とか絡みは相当に深いのでしょうね。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/j_green_bid_rigging/?1180400645

Commented by kenji 2007年05月29日(火)17:21

>顔と振る舞いから

ずっと誰かに言いたくて仕方なかったのですが。
ほら、あの牧師先生にお顔が似ていませんか。
大変大変失礼しました 汗

Commented by Luke 2007年05月29日(火)18:40

あ、あ、あ、そ、そ、それはちょっと・・・汗

本日の講義でエディプス葛藤を話したのですが、松岡氏を、取られることを恐れる去勢不安を抱えている男の脆さのサンプルとさせてもらいました。

この点、女性はソノ心配がなく、初めからない分、ある意味の諦観が根底にあるわけで、生きることにおいてしなやかに強いのです。対して男はメンツの張り合い、教勢の誇り合いと、何とも幼稚なものでありましょうか。

霊的にも実は女性の方がはるかに実りある働きをなし得るのです。ウォッチマン・ニーを導いたバーバー夫人のように。特に神に対する愛と献身と言う点では、男はかないません。聖書を見てもそうですようね。

男性諸氏、自分の達成を求め、何かを誇る己を鏡に映して、神の前で自らの愚かさと脆さを知りましょう。

では、これから帰宅いたします。眞澄の冷酒とわが愛妻の手料理が待っております。

クリスチャン・トゥデイをプロファイリングする

某所に書いた内容ですが、機密事項は除いて(笑)、こちらにも転載しておきましょう:

CTをプロファイリングしますと、かなりエディプス葛藤が強い人物と診ています。つまり父親に対する男児のようなもので、既成の権威に対して対立する要素と、受け入れてもらいたいと感じる要素の、ふたつのアンビヴァレンツな要素が同居しているわけです。これが彼の動きの支離滅裂性の原因です。特に「クリスチャン新聞」と「OCCビル」が彼の葛藤を疼かせるトリガーとなるキーワードのようですね。

ですから、裁判は、エディプス葛藤を抱えるCT自身は本音はしたくないでしょうね。それはある意味で"父親殺し"になるし、同時に受け入れられたい権威を殺すことにより、"自分をも殺す"からです。現実的には、何とか鱗太郎弁護士が、「勝って失うものと、負けて得るもの」を比較考量できる真に優秀な弁護士であって、本当にCTのことを考える人であれば、裁判はしませんね。しかし昨今の乱訴で金儲けを考えたり、勝つ事を野心としている人ならば、やるかもしれません。でもこの場合、実質的にCTはジ・エンドです。

というわけで、CTの動きは今後も安定しないでしょう。今回のような恫喝と、(Sola Blogをそのままにしての)和解の申し入れといった、相矛盾した行動を取ります。こちらとしてはむしろそのような行動を取ってもらった方がいいわけで、それを炙り出して、その病理性を広く知らしめることが一つの鍵でしょう。

またダビデをキリストとするかどうかについては、先にも書きましたが、彼らの心の防衛機制により、意識の上ではもしかするとキリストとは思っていないかも知れません。しかし深層心理的実質的にはその位置づけがあるわけです。よって、普通はエディプス葛藤を回避するために、父親と言うひとつの権威の価値観の取り込みと同一視によって、安定化するのですが、CTはすでにダビデと言う「父=権威」がいますので、他の通常の信仰の権威と競合するわけです。これで彼は葛藤しています。これが私たちが覚える違和感のルーツです。だからクリスチャン新聞や救世軍の山谷さんに対しても、一面受けられる事を願いつつ、一面攻撃的に出ると言うアンビヴァレンツな行動を取ります。強く出たり、下手に出たりの繰り返しですね。

まあ、こういった解離(乖離)性が彼らの病理の本質ですから、それを炙り出すことで、彼らの異常性を世間に知らしめることができます。表向きの議論に勝つ必要はありません。議論の中で病理性を表出してもらえばよいわけです。

大体カルトでは理想的「父」像の投影を受ける事ができる人物がリッパな教祖となり得るわけです。いや、牧師なども同じですね。日本人の場合、エディプス葛藤を抱えたままと言うか、むしろ回避したままの生煮え状態の人々が多いわけです。

そこで包容力のありそうな、太腹に見える人物はエディプス葛藤を刺激しないために快いわけです。この意味で投影のスクリーンですから、何でも受容し、許して、愛して、と言う形ですね。教師とか医師などもこういった投影を受けますし、VIPの佐々木さんなどもこのタイプでしょう。しかしこれが裏切られたと感じると、やや病的傾向のある人々は、一転、凄いことになるわけです。

どうも一方で調停の圧力、一方で懐柔策と言う、ヤクザ屋さんの二人組みのような感じですね。ひとりは強面で迫り、ひとりはなだめ役の役割分担で落とそうとするやり方です。二枚舌は主の最も嫌うところでしょうね。

あとひとつ、エディプス葛藤のルーツは、父親からの処罰、つまり去勢を恐れる去勢不安にあります。この不安を解消するために、父親の価値観を取り込み、父との同一視によって男性性の確立、さらに権威を適切に畏れる社会化へと成長するのが正常です。ところがこれが病理的な現在の高柳氏は日本のキリスト教界から去勢される恐れと、同時に日本の教界の要求を飲めばダビデ氏から去勢されるわけで、この二律背反な去勢不安を抱えているわけです。

再三指摘しているとおり、CTの支離滅裂製の根拠はここにありますが、彼のやたらと理知な文章とやたらと幼稚な振る舞いの乖離性も、この葛藤によるわけです。つまりただでさえエディプス葛藤を相対化することによって解決していないのに、父親(権威)を二人持ってしまって、その狭間で葛藤しゆれている状態を知性によって回避しようとする試み(合理化)の反映ですね。だから言ってる事とやってる事が、漫画的に見事に相反しています(笑)

お知らせ

昨晩からFTPサーバーが落ちております。

メッセージはこちらから。
ワーシップはこちらから。

Commented by Luke 2007年05月28日(月)14:23

現在復旧しました。

6月の予定

6月は3日に英国からThe Way of the SpiritのディレクターをされているPennyさんが来日します。何と1ヶ月の滞在。日本語を学ぶためです。

10日はKFC7周年と韓国の天声教会2周年と、Pennyさんのウェルカムパーティです。ワーシップと愛餐とフェロ−シップを楽しみます。

17日はTOWSを学んでおられる皆さんとPennyさんのフェローシップとします。カンファレンス形式でいきましょう。日本の各地におられる兄弟姉妹とPennyさんがぜひお会いしたいとのことです。詳細はまだつめていません。

23-24日は福島のMr.Sugarの山小屋。彼もドイツから帰ってきますので、お土産話を伺えます。都路牛と温泉を楽しむ予定。

というわけで、通常の形は3日のみ。場所は天声教会です。私たちも時々に攪拌される必要があるのですね。こうやって主が刺激を下さるので、常に新鮮におれるわけです。

仕事、ラストでした

土曜日の仕事は今日でおしまい。朝から4時までと。帰り道、四谷の裏道をブラブラしていると、何と三代目鯛焼き屋があるではないか。風情のある店構えに、何とも香ばしい香が・・・。甘い物には目がない私は、誘惑に勝てない。つい一匹(個じゃなくて、匹なんだそうだ)、128円。あんこが実に豊富。自販機で濃い生茶を買って、大通りを歩きながら、ハフハフと(熱いのだ)。餡の甘さとお茶の渋みが実にいいハーモニー。小市民Dr.Lukeとしてはささやかなシアワセを覚える瞬間。

四谷はまあ、カトリックのメッカでもあり、目の前にははしか騒動の発祥地上智大学と、右手にはドン・ボスコ社。ドン・ボスコ社を鯛焼きをほふりながら覗いたが、やはりマリア像がいっぱいあると、ややびびる次第。私はマリア崇拝なのか、マリア崇敬なのか、あるいはマリア贖罪なのか、といったどうのこう神学論議はご遠慮したいが、精神分析的にはエディプス葛藤に対する母性の介入による一つの回避の方法だろうなとか考えてしまうのだ。カトの皆さんに怒られるかな?でも、ブラザー・ローレンスやマダム・ギヨンは愛読書ですよ。

で、帰宅してバルコニーにデッキチェアを新調したので、横たわってしばし太陽光を浴びる。空が広い・・・。そして筋トレ。大胸筋と大腿筋、上腕を中心に。筋肉がパンプアップする(腫れ上がること)感覚が何とも言えず快感。次にプールとサウナ。いつもどおり、キンキンのサウナで汗を搾り、冷たい水でしめる。これがまた実に快感。疲れたときにはゴロゴロするよりは、むしろ体を使った方がよい。

最後は真澄。今日は純米吟醸あらばしり。先週の辛口生一本はさわやかで、キレがいいが、あらばしりはやや甘口で濃厚芳醇。料理もそれにまけない濃い目が合う。あんこ物も好きで、ポン酒もイイと。まあ、私は音楽もそうだが、雑食だ。かくして映画を観ていないので、やや禁断症状が出ているが、来週はいける^^

しかし1週間が経つのが早い・・・。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月27日(日)12:39

最後の文「一週間が経つのが早い」で一つ質問があります。僕はここ数年、時間が経つのが凄く遅く感じるんです。特にUCLAでの9ヶ月は5年間ぐらいに感じられるほど長いです。僕の精神状態を分析してください。お願いします。

Commented by Luke 2007年05月27日(日)23:15

う〜ん、どうしてでしょうか?普通は面白くないことに関わると遅く感じるものですが。ただ歳のせいもあるかな。年々加速度がついているようですので、私の場合。

支離滅裂なクリスチャン・トゥデイ

花の金曜日。午後はしばしの自分の時間が取れるわけで・・・。いつものiTunesからのJazzが軽快です。

それにしても、CTのやっていることと言っていることが、一層支離滅裂になってきていますね。山谷さんに和解を申し込んでいる一方、CTのサイトではクリスチャン新聞の根田氏に対しても法的措置を取ると威嚇しています。またあの不気味なSola Blogはそのまま。名前が「ただ恵みのみ」と言うわけですが、その内容との乖離性がすごいわけで。このBlogは高柳社長自らのものですが、このようなものを堂々と出してしまう神経がすでに・・・ではあります。ニンニクの臭いに満ちた場所にいる人は、その臭いを発散させているのですが、本人はその臭いに気がつかないのです。

Christian Today紙での声明文

Sola Gratia Blog(高柳氏のBlog)

山谷氏のBlogでの和解申し入れ

しかしこのようなメディアに対して無防備に露出する人々も後を絶たないようです。自らを売り込みたい人と、CTの思惑がうまく合致することによって、この手のメディアは成り立つわけです。まさに蛇の道は蛇。彼らの霊的識別力の欠如はいかんともし難いものがありますが、これがある意味、ニッポンキリスト教の現実でありましょう。

Commented by 23 2007年05月25日(金)13:00

今頃になって高柳氏は和解を申し出ているようですね。
しかし、ニンニク臭が漂う中での和解交渉は意味がないので、
「ダビデ張を来臨のキリストとして崇めている」
ことを公式に認めさせることが必要だと思います。

Commented by Luke 2007年05月25日(金)13:38

そうですね、それが本質でしょう。しかし問題は、人の心はよろずものよりも偽るものでして(エレミヤ17:9)、彼らの意識の表層では、ダビデをキリストと思っていないかも知れません。しかし彼らとダビデ氏との関係は、あの会談で私が質問した時の彼らの反応でおかしいことが分かります。

ローカルチャーチでも中国大陸にはキリスト・リーを信奉する人々がいるわけですが、欧米圏ではさすがに意識の上では否定します。が、今回のリーの"悔い改め"をめぐるLCの最右翼の者たちにとっては、リーが無謬でないとならないわけで、これは日本の地方教会の長老たちで真実を隠蔽している人々も同じです。リーに逆らうと神の裁きを受けて癌になると長老が怯えているわけです。

つまり深層心理のレベルでは実質的にはリーをキリストと同等においているわけで、よって彼を通して与えられた"現代の啓示"は神からのもの、それを批判する者は神に逆らう者となるわけです。この構図は多分クリスチャン・トゥデイでも同じ病理だと感じています。

Commented by 通行人 2007年05月25日(金)19:16

リバイバル新聞でも記事が出たようです。
CTはリバイバル新聞も告訴するんでしょうか?

Commented by Luke 2007年05月25日(金)19:55

そろそろ終戦処理を考えて置きたいと感じております。それにしてもVIPクラブあたりは確信犯なのでしょうか?それともメディア露出をしたい人たちがおおいのでしょうか?私とのやり取りでは、佐々木さん的にはCTは白だそうですが。

http://msbb.jp/

Commented by kenji 2007年05月25日(金)20:15

交渉を傍聴したい方もいらっしゃるかもしれません。
密室の交渉はやめてイエスの名によって公開にされたら如何でしょうか。

Commented by ゆっきー 2007年05月26日(土)09:53

私もkenjiさんと同様に公開に賛成です。
これは山谷氏個人の問題ではなく、日本のキリスト教に対する「挑戦」なのですから、キリスト者一般に公開すべきです。

ウイットネス・リーの"悔い改め"

ローカルチャーチでは非常に面白い病理的現象が起きております。まさにカプセル化の病理の典型的症例ですね。詳細は情報サイトの中のこちらを。

ここにも現メンバーの方々が来られており(監視員や工作員もいるようですが・・・笑)、中には離脱した方もいるのですが、コントロールされた情報によるのではなく、ぜひ目を開いて、自ら読み、調べ、考え、真実と対峙してもらえたらと考えています。

まあ、クリスチャン・トゥデイもそうですが、ローカルチャーチも、自分たちの正しさを声高に叫べば叫ぶほどに、その行為によって、自分たちの本性を現してしまうわけです。言葉はいくらでも繕えますが、行動はできませんね。この乖離性が彼らの病理そのものですから。

と言っても彼らには理解できないでしょう。分かっていたら、一千万を要求して調停などしないでしょう。まさに墓穴を掘るとはことのことです。裁判に出たら、まあ、それでジ・エンド。その意味ではローカルチャーチの方がまだオトナかも知れません、一部を除いては。

Commented by Luke 2007年05月25日(金)06:41

クリスチャン・トゥデイは山谷氏に対して、散々に提訴の脅しをかけていたのですが、それに屈しなかった同氏に対して、今度は和解の提案をしてきたようですね。どうもこの人たちのやっていることは、藤村操。いわく「不可解」。

要するに少佐を脅して陰でコソコソと丸め込みたかっただけなのでしょう。こういった場合は、とにかく相手の動きをすべて光の中に置いてしまうことです。敵はこれで力を失います。

CTもチェックメイトがかかっていた事にようやく気が付いたのかもしれませんが、しかしこれで和解が成立しようがしまいが、クリスチャン・トゥデイがいかなる存在であるのか、これは一連の経緯を通して、すでに皆さんも明確にご理解されたことと思います。

何とか鱗太郎弁護士もやはり●●弁でしたか・・・。

参照記事→http://majormak.blogspot.com/2007/05/blog-post_6986.html

Commented by kenji 2007年05月25日(金)08:19

CTには掲示板なるものがあるのですが、カルト疑惑云々についてのスレ、コメントを残すとものの10分と経たず削除されてしまうようです。まさに不可解です。

Commented by サラ 2007年05月25日(金)11:01

情報ありがとうございます。強烈なカルトですね。誰かの名前が持ち上がり、人が神になるという教祖の道。これを信じたからこういうサクセスストリーというパターンは、危ない世界というのは良識でわかると思うのですが、ビートたけしがおちょくって映画にしていたように記憶しています。みんな当てはめたら、カルトの法則があることに気づかないものなんでしょうか。この2,3日、ルークさんのおっしゃることがよくわかるという事を経験しています。健やかな人間生活。ルークさんの専門のお仕事と聖書の厳粛な説き明かし、それからけして個人を持ち上げないでという戒めと、他にも・・・感謝です。宗教ではなく信仰の場所と時間を七年も提供してくださってありがとうございます。人間から出る臭いものは聖所の外で燃やし、ただ主・イエスの香りだけを捧げる信仰の同労者でありたいと祈ります。出世したかったり、大金持ちになりたかったり、人から持ち上げられたくなったら世の中でどうどうとチャレンジすればいいと思います。信仰は聖域。神を畏れよ。すべて見ておられる方を畏れよ。世の中でどうこうではなく、神の問題をどう扱うかは、主・イエスの血潮のみに目を留められるこの摂理を思う時、野心と信仰を混ぜている人に主の愛が警鐘を鳴らすことを祈ります。本当に一人になった時、あなたは神にどのように弁明するのか。一緒にいた仲間とではなく、一人で立つ時、いつもそのことに、主・イエスの潔さの御前に立つ自分を思います。コメントが長くなりましたが、ルークさん、祈ります。問題の諸氏が一人で主の御前に立ち帰ることを。

閉鎖空間で起こる事

前にもニッポンキリスト教は閉鎖社会の中の閉鎖社会であると言いました。閉鎖空間では容易に倒錯現象が起こることもすでに何度も指摘しています。最近では2ちゃんねるあたりのサイバー空間も同じです。これを「カプセル化現象」と私は言っています。外部との没交渉により、カプセル内の価値観とプロトコルがすべてとなってしまい、自分が倒錯している事に気がつかない病理です。これが昂じるとパラノイド(被迫害妄想)などを引き起こします。

最近、そのひとつの例として、ローカルチャーチで起きている現象を紹介していますが、実にその病理の典型的な症状を呈している文書をご紹介しましょう。要点は、二千年のキリスト教の歴史において、各時代にひとつだけ神が是とする・ミニストリーがあり、現代においてはそれはウイットネス・リーのミニストリーであって、それ以外のミニストリーは神の敵の仕業による、とする内容です。こういった文書をネット上で公開してしまう精神状態をむしろ心配します。

"ブレンドされた兄弟団"によるタイタスの糾弾理由

Commented by Luke URL2007年05月23日(水)23:18

今話題のクリスチャン・トゥデイ紙の記事ですが、こううった傾向は実に恐いですね。韓国が祭司の国となり、台湾が変わると、日本・韓国・台湾がアジアを変えると。日本の福音化、さらには世界の福音化だそうですが・・・。日本民族総福音化とかね、実に不気味です。

http://www.christiantoday.co.jp/mission-news-729.html

Commented by kenji 2007年05月24日(木)08:09

>韓国が聖書における「祭司」の国となること

なんだかんだ言って韓国がアジアにおける宣教の覇権を握りたいということなんですね。
文鮮も韓国がアダム国家、日本はエバ国家って具合に色付けしてました。
ちょっぴり嫌韓、失礼しました。

壊れている日本

昨日のコメントの「日本が壊れている」にご質問をいただきましたが、最近の嬰児を山林やゴミ捨て場に捨てる若者や、赤ちゃんポストに3歳児を捨てる父親などを見ると、その意味がお分かりいただけると思います。堕胎は、正式なもので60万件、闇に葬られるのを入れるとその倍から3倍と見積もられています。

HIV感染も、原因ウイルスや感染様式が不明であった80年代ならいざ知らず、昨今ではそれも明確にされ、何をどうすれば感染が起きるかは、誰もが知っているはずなのですが、先進国では日本だけです、これだけの感染者数増加率を示している国は(→こちらも)。

HIVの問題は、その感染経路がモラルの問題と絡んでいるわけで、ソレを守れば感染は簡単に防止できます。つまり自由意志の要因が実に大きいのです(もちろん血液製剤感染や親子間の垂直感染のことを言っているのではありません)。また離婚してから300日間で生まれた子供の認知の問題にしても、みのもんたも言っておりました、「もうちょっと待てないのかねぇ、作るの・・・」と。

総務省のCMに「元カレの、元カレの、元カレの・・・」と言うコピーがありましたが、これは人間関係を根本から不信と絶望に陥れるこの病の不気味さを表しています。この意味で、この国の根幹が問われているわけです。人の道として、してはならないことをしない。これがHIVの蔓延からこの国を守るすべてなのです。

前から言っていますが、「個」が確立していない社会には「公」もあり得ず、そこに見せかけの自由を導入した結果でしょう。しかし自由には必ず結果が伴いますし、人は撒いた物を刈り取るわけです。このことを真に理解しないとこの国は滅びます。

注意:感染者のケアはまた別の話ですし、15日に死んだアメリカ・キリスト教右派のジェリー・ファルウェルのように、エイズは神の裁きだとは言いませんが。

Commented by Luke 2007年05月23日(水)23:24

これも恐いです。死亡した赤ちゃんをバラバラにするつもりだったと。刃物とミキサーを購入とか。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/osaka_abandoning_a_corpse/

Commented by   2007年05月24日(木)00:58

おっしゃるとおりという気持ちが半分、
残りの半分の感情は、書き表せません。

救いは、あるのでしょうか?
あるとすれば、人の倫に外れた者として断罪され、
烙印を押された罪人に対する、
「お情け」の救いでしょうか?

慈しみのみ心は、そのような「お情け」の救いではないはずだと思うのですが……。
 

Commented by Luke 2007年05月24日(木)06:43

そうですね、これは他の場合、例えば喫煙によってCOPD(「死よりも残酷」と言われます)に罹る人たちも同じでしょう。HIVもCOPDもある種の快楽とリスクを引き換えにしているわけです。AIDSにしても、COPDにしても、発症したら医学的には対症療法のみで、現在のところ打つ手がありません。なお、私はサイエンティストですので、これ以上は私の領域ではありません。

ボクは保育士さん?

3限の英語を終えて自室に戻る途中廊下を歩いていると、いきなり「キャー、先生だあ!」と黄色い声が響いた。「何だ?」と思っていると、2年前に教えたクラスの子達がドドドっと押しかけてきた。保育士コースの子達で、明るく、人懐こい連中なのだ。「ハーイ、元気ぃ?単位取ってるかあ?」と声をかけると、「先生、あたしたちぃ、3年になったよぉ」と無邪気に答える。今日、大学1年生は小学13年生なのだ。心の中で「う〜ん、僕は保育士かな?」と思いつつも、まあ、こうして女子学生に囲まれるのも悪くはない。KFCはどちらかと言うと平均年齢が高いのでありますが(Sorry)、大学ではこうして若い連中からみずみずしい感性をもらっているわけです。お陰さまで歳の割りに若くいられるのかも知れないなあ・・・(と勝手に独り言)。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:27

うちでは、はしかは今のところ大丈夫のようですが。今後温暖化で日本も亜熱帯気候になりますと、すでに撲滅されたと思われていた感染症などが息を吹き返します。医師も診た事がないようなヤツが。わが息子は3種混合はやめて、一種づつ摂取しておいたのですが、この世代の4年間位が摂取の空白期間らしいですね。やれやれ。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:38

と言っていたら、HIVとAIDSの感染者数最高とか。赤ちゃんポストに、民法の300日規定を変えることとか、この国は壊れてますね。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/hiv/?1179842678

HIV感染・発症過去最多=06年、日本男性増加止まらず−厚労省
5月22日22時1分配信 時事通信

 2006年に新たに報告されたHIV感染者は日本・外国籍合わせて952人、発症患者は406人で計1358人となり、感染・発症ともに過去最多だったことが22日、厚生労働省エイズ動向委員会のまとめで分かった。
 日本国籍の男性が感染787人、発症335人と全体の8割以上を占め、依然増加が著しかった。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月23日(水)03:39

「今日、大学1年生は小学13年生なのだ」。ウマイ!座布団一枚!・・・。その気持、すごくよくわかります。僕も昨年7月まで予備校で小学12.5年生を教えてましたから。

クリスチャン・トゥデイその後

山谷少佐に対して、一千万円の損害賠償金を求めて民事調停を起したCTは、前回少佐に蹴られたものの、再度、調停への呼び出しを行ったようである。これに対して少佐はキッパリと調停を拒否する意思表示をしている。CTもいよいよ裁判に出るしかないところまで追い詰められたが、本件についてはキリスト新聞、クリスチャン新聞、リバイバル新聞がいっせいに記事にする模様。クリスチャン新聞はすでに今週号で報道したようだ。韓国メディアでもすでに本件は報道されており、思いのほか、各方面に影響を与えている。他にも水面下の動きはイロイロあるが、ここでは書けない。さて、CT高柳社長はどう出るでしょう?いや、現代の"キリスト"ことダビデ張氏の意向次第でしょうか?しかし、少佐が指摘されるとおり、どうも彼らは秘密裏に事を処理したいのがホンネのようだ。

Commented by kenji 2007年05月22日(火)17:12

キリスト教書店にはCT報道、「3誌セット販売」のご検討をお願いしたいものです。まとめて何セットか購入して、各教会に寄贈するのも一興です。

また、裁判の推移を逐一報ずる企画などハーザーや百万人の、、でやって頂くとついつい買ってしまいそうな小生です。

Commented by Luke 2007年05月22日(火)21:18

クリスチャン新聞の記事は10段組だそうですね(私は業界のメディアはまったく見ておりませんので伝聞ですが)。これで広く教界にも知られたわけですが、さて、CTはどう出てきますか?

Commented by ぽん 2007年05月22日(火)22:11

キリスト教界(会)での嫌な事の一つに
自分達に都合の悪いことは
メスを入れないということがあります・・・
配慮?というのでしょうが、
そんな肉の配慮ならもう結構。ノーサンキューです!
事件事故摩擦なんでもオープンにして
話し合う、解決に向けて漕ぎ出す、勇気がほしいですね
教会内にも過去の事に触れさせない、ような
所もありますが、誰がそんなことを決めたのか?
といいたくなります・・・・・
上手く動けや、クリ各誌よ!
おのれの中に座す主の御旨にのみ従い、清きと正義を
全うせよ!

信仰者、および各団体に自浄作用があるかどうかが、このような件で問われるような気がする・・・・

Commented by jesusistruechrist 2007年05月22日(火)22:37

CTが反論と言いますか、「信仰告白」なるものと「クリスチャン新聞社への文書」を掲載しましたね。

http://www.christiantoday.co.jp/

Commented by Luke 2007年05月22日(火)23:12

拝読しました。またまた提訴(それとも告訴?)するとか・・・。どうしてこうもパタンが同じなのでしょうか。クリスチャン・トゥデイもローカルチャーチも。

ちなみに少佐のBlogからの転載ですが、CT高柳社長のまことに立派な論説の一文です:

我々は個人のプライバシーを暴露して危害を加えるような無分別な自由を主張しているのではない。公的な組織の当然の情報公開と、公的な事柄についての当然な報道の自由を主張しているのである。神の働きを任された指導者は公人であり、諸教団、諸団体は公的な立場であることを忘れてはいけない。そして日本に暮す全てのクリスチャンの代弁者としてキリスト教言論がある。天から与えられた権威はクリスチャン全体のためのものである。したがって日本のキリスト教界は、教会行政、経理状況、宣教戦略など様々な公的な決定に関わる全ての情報を日本全国の全てのクリスチャンに隠すことなく知らせる義務と責任がある。 (クリスチャントゥデイ社説 2005年9月30日)

どうも言葉と行動に乖離が見られますが、これを書きながら現在の行動を取っている事が、多くの疑惑を生む源であることに気がついておられないようです。これは思いの外重篤かも知れません。この乖離性はローカルチャーチでも見られるのですね。

Commented by 23 2007年05月23日(水)08:08

>他にも水面下の動きはイロイロあるが、ここでは書けない。

…イエスキリストの弟子らしい、素晴らしい皮肉ですねw

Commented by 通行人 URL2007年05月23日(水)09:00

あの〜、クリスチャン新聞のサイトへ行ったら、その扉がKFCと同じでしたよ。

http://jpnews.org/

Commented by Luke 2007年05月23日(水)22:12

ええ、そのようですが、現在はサーバーが休止のようですね。これあるソフトのサンプルなのです。文字だけ変えているというわけで。でも変わるかも。

営業な一日

午前中横浜のある県立高校訪問。そこで学生が教育実習を受けているため、「教育実習指導」と称する挨拶回り。まあ、高校の先生とイロイロ話すのもそれなりに楽しい。この学校は「総合高校」と称し、要するに従来の普通校と商業/工業校とはまた違ったカリキュラムを組んでいる。何と情報科学や英語以外の語学は解るとしても、料理に、将棋に、釣りに、さらにはゴルフに・・・と。これで単位がもらえるのだ!?驚きましたね。

むしろ私立校は進学率で勝負、つまり偏差値の物指しがすべてなのですが、県立あたりでは危機感からか、生徒集めのためにこういった「工夫」をしているらしい。平成22年までには、臨教審の方針に則り、こういった体制が完備するらしい。

しかし問題はこれが社会のニーズにどう応えるかである。「遊び」を学んで、そういった高校生が社会で役に立つか?と。私はまず基礎科目をキチンとこなせよ、と言いたいところ。分数の計算ができない大学生がいたり、日本語が通じなくなっているわけで、そっちをまずは何とかしなくてはね。

これはニッポンキリスト教界も同じ。変な神学を教えたり、クリスチャンぽい振る舞いを仕込む前に、まずエジプト(世)で生きられるように、キチンと勉強させなさいって。この業界でしか生息できない若者が増える事は恐いです。

と、苦言を呈していたら、何と14歳の高校1年生がゴルフツアーで優勝とか!?タイガー・ウッズをも超える快挙らしい。私は友人のゴルファーに、「穴ぽこに玉を転がして入れて、何が面白いのか知らん」と言って、「あなたっねぇっ、ゴルフは人生ですよっ!!!」と怒られた口なので、よく分からないのですが、やっぱりすごいんでしょうね。人生イロイロ、高校もイロイロ。ついでに教会もイロイロ。

アップロードファイル 27KBで、お昼まで彼の実習を見守り、大学へ。時間がないので、再び、東京湾横断道路を通行。相変わらず車は少ないが、天気がよかったので、中々気分が良かった。しかしどうみても20分程度の道程で3,000円はおかしい。ま、今回は大学の経費だからいいんだけど・・・。帰宅は湾岸を走りましたので、何と東京湾を一周と言うわけ。疲れましたが、風呂上りのビールが旨い!

仕事の後は・・・

アップロードファイル 5KB本日も午前から午後4時まで仕事。5時半ごろ帰宅し、筋トレ、そしてプールとサウナ。疲れた体はサウナでキューっと搾るのが一番よろしい。加えて冷たいプールでまたしめると、これでスッキリ。

で、その後はわが故郷は諏訪の『真澄』ブランドの冷酒「プレミアム辛口生一本」。昨年暮れに箱根で買ってきた檜の"ぐい飲み"で飲ると、これが実に美味。私は下戸であるが(だからエコノミー)、味は判る。いろいろ飲んでいるが、お世辞ではなく、信州の酒は実に美味い!生きててよかった、と思う至福の瞬間。

Commented by ぽん 2007年05月19日(土)22:03

諏訪の真澄・・懐かしいですねぇ

以前、下諏訪にいた友人からお土産にもらいました。
花火大会も懐かしく思い出します・・・

Commented by Luke 2007年05月19日(土)22:09

ほお、これはこれは。お友達が下諏訪に!?世間は狭いものです^^

Commented by ぽん 2007年05月21日(月)21:28

またアメリカで銃乱射事件ですね・・・
しかも教会内で殺人。

かの国の病理の深さ、大きさ、罪深さ
霊的問題の深刻さに恐ろしいものを感じます。

然るにその国のスタンダードをもて、わが国の
模範とすべしというような日の本のくにの
霊的な感染症には希望を失うばかりです・・・・

せめて信仰は自分達の霊的自由、解放が
得られるようであってほしい、と願うのみです・・・・

ザ・ローカルチャーチ情報

すでに情報サイトを開いていますが、こちらでも少々。

タイタス・チューは大陸にいる頃からウォッチマン・ニーの親密な同労者だったのですが、五大湖近辺の諸教会の若者をロックミュージックによる賛美で堕落させた上、ただひとつの出版部門(Living Stream Ministry)があるべき「主の回復」で、自らの雑誌を発行し、自らの本の出版をして、「主の回復」の"ブレンドされた兄弟団"に服さず反逆の業をなしたということで検疫されました。

で、そのワーシップには、例えばカルバリーチャペルの「マラナサ」の曲などもあるのですが、そのライブ映像があります。これらをLC側は堕落の集会と断罪しているわけですが・・・。

ビデオBlog
オーディオBlog

いかがでしょう。わがKingdom Faithのワーシップなどはどうなってしまうわけでしょうか?同じウォッチマン・ニーから影響を受けていても、えらく異なりますね^^そもそもウォッチマン・ニーが説いた「地方性」は、各地の教会が主の前に自立することでした。ひとりのパパ様も、指導者もなく、理事会などの決議によって動くのでもなく、それぞれの諸地方の教会が自立して、直接に主に対して責任を負うことだったのです。これはJ.N.ダービーのプリマス・ブラザレンでも唱えているところです。ところがLSMと"ブレンドされた兄弟団"に従わないと反逆者として全世界の責任者の連著により、検疫されるわけですね。

最近英国でも教会の地方性を言っていますが、それはキリストの体のある地方における現れのひとつが自分たちであると言う意識です。"ONE OF THEM"です。主の体の表現はきわめて豊かですから、私たちはその中のひとつに過ぎないのです。つまりクリスチャンの交わりはすべて一般名詞のローカルチャーチです。しかし彼らは、・ローカルチャーチと化しているわけです。それはつまりある時代にはひとりの務め人がおり、彼が見た幻が真理の回復であり、ひとつのビジョン、ひとつのミニストリー、ひとつの出版部門、ひとつの心、ひとつの実行によって定義されるわけです。

現在、ウォッチマン・ニーが生きていたら、この事態をどう見るでしょう?

Commented by ぽん 2007年05月18日(金)23:10

霊的真理を聖書研究もいいが、知識でなく
悟れる者になりたいものです・・・

主は一つ、バプテスマも一つ、救いも一つ
十字架も一つ・・・

信じる者は誰でも主の頭に連なる体です。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年05月19日(土)08:23

"ブレンドされた兄弟団"とは面白いですね。エホバの証人での"統治体"みたいなものなのでしょうか?それにしても彼らの各地のサイトを見ても、みんな同じなのが何とも違和感がありますが。

Commented by Luke 2007年05月19日(土)22:06

なるほど、統治体ですか。そんな位置づけかも知れません。この"ブレンド"なる用語がいかにもですね。リーはそういった言葉を発明するのが得意でしたから。「ミングリング」に「バイタル」とか「ブレンディング」とか・・・。「クリスタリゼーション」とか言うのもありましたね。

LCでは、"ブレンドされた兄弟団"によって検疫される人々と、逆に、自らLSM(リーのリビング・ストリーム・ミニストリー)につく人々を排除する地方もあるようです。コロンバスなどでは、23名のLSMサイドの人たちが排除されたようです。まあ、私としては、ベニー・ヒンを受け入れるLCが出てきたら面白いと思っていますが(笑)。実際、地方の独立性が担保されていれば、それもアリですから。

しかし"ブレンドされた兄弟団"が枠をはめようとすればするほど、離脱する人々が出るでしょうね。ここにも現メンバーの方が見えているのですが、多分日本では「見猿、聞か猿、言わ猿」状態ですから、表向きは落ち着いているのでしょう。しかし、彼らも2ちゃんねるあたりの工作しかできないとは、落ちたものです。

霊的フェーズが変わってきている

アップロードファイル 17KB本日は大学からの帰宅途中、いつもは湾岸を走るのだが、逆周りでアクアラインを走ってみた。通行料が倍になるが、たまにはよいものだ。まあ、車がほとんど通行していないが、海ほたるでちょっと一服。が、強風のため、一服できないで早々に退散。それにしても千葉側は相変わらず寂れている。

 * * *

愛知県の立てこもり発砲事件で、若干23歳のSATの精鋭隊員が流れ弾を受けて死亡。防弾チョッキの隙間から入った弾が心臓の大動脈を損傷したらしい。9ヶ月の赤ちゃんがいたとのこと。パパは英雄として死んだことをせめても、としたい。

 * * *

1歳の子供をバイクのヘルメットの収納ケースに閉じ込めて父はパチンコ、母は買い物。で、子供は死亡。遺体の処理に困り、友人に相談したら、コンクリ詰めにしろとのこと。結局、裸で山中に遺棄。なんじゃ、これは!

 * * *

例の母親の首を切断した高校生はマリリン・マンソンの影響を受けていたとのこと(←警告!気味が悪いですから、開く際には注意して下さい。)。右腕を切断して、白のペンキを塗り、植木鉢に"飾って"いたそうだ。これはマンソン流の"ART"である。ある種のフェティズムとも言えるが、すでに人間の尊厳に対する意識はない。彼にとっては、母親の遺体は単なるオブジェと化していたのであろう。

マンソンについてはコロラドの高校での射殺事件の時に私も触れている(→こちらこちら)。彼はステージ上で聖書を破き捨て、イエスに対する冒涜的行為をあえて行う。彼の撒き散らす霊は人間の尊厳を踏みにじるものにして、きわめて悪魔礼拝的である。

今回の事件は、あのサカキバラの事件とはまたひとつ違った、より深い霊的なフェーズ(相)に入り込んだと思われる。思いのほか、敵の霊による侵食が蔓延しているのだ。問題は、今後、この手の事件が増えること。いや、すでに潜在的にはあるのだが、これが顕在化すること。従来の警察では対応できない犯罪である。

ちなみにマリリン・マンソンの意味は、悪魔教会の会員であったマリリン・モンローとシャロン・テート事件のカルト教祖チャールズ・マンソンから取っている。

少年たちの心の闇を探る

Commented by ぽん 2007年05月18日(金)23:06

いまや、日本全体が悪の霊の支配下にある感じです。
こういう事件の背後に必ず、霊的な側面があることを
見落としがちだったり、過剰に神がかり的聖霊観を
もって惑わす似て非なる霊導師が
教会内外にもたくさんいます・・・・・
行くところまで行かなければ、日本人の目は
冷めないのかもしれない・・・
それが御心であればだが・・・

聖なる切り株が備えられていることを祈り、
新芽が新しい幹に枝に実に成る事を
祈りたい!

この世にありながら、この世のものではない
戦いを戦わなければならない・・・

わが敵は常にわが前にある?

安倍氏の怨念

ココへ来て憲法改正への手筈が整いつつある。しかし『週刊新潮』の今週号によると、教育改革によって、教員の管理体制がさらに厳しくなり、教育現場はさらに荒廃するであろうとの予測があった。これはまさにおっしゃるとおり。教員が壊され、生徒が壊される。前にも書いたが、教員は、本来良心においても、価値観においても、行動においても、高等遊民であるべきなのだ。漱石の『三四郎』に出る旧制高校の教員"偉大なる暗闇"広田先生のように。

前に安倍氏は深いもの(いい意味ではなく)をもち、ネチッコイと書いたが、彼の怨念の深みが、今読んでいる『60年安保と嘘の真実』(保坂正康著)によると、岸氏との関係によってよく理解できる。安倍は岸の亡霊を引きずっている。

岸田秀による内的自己と外的自己の分裂はこちらで紹介しているが、さらに私は、日本は<開国=政治的去勢>、<敗戦=軍事的去勢>、<バブル崩壊=経済的去勢>を対アメリカとの関係によって受けていると考えている。しかし岸はこの第二の去勢を認めたくないのだ。安倍の深層意識には、明らかにこの抑圧された内的自己の怨念と岸の亡霊がある。

Salt氏は多分初等教育の現場からその危機感を感じられるのだろうが、私は精神病理的に診て、安倍氏は危ないと感じる。私と同世代であるが、どうもその精神の内的構造はまったく違っているようだ。憲法改正、私もそれ自体には賛成なのだが、今のタイミングとやり方がどうも危険な匂いがしているのだ。安倍氏の表情も段々と悪くなっていると私は感じている。それは悪人の顔と言うよりは、怨念を内に秘めた人間の表情である。

日本は今、国民が壊れつつある一方で亡霊による国家運営を図ろうとしている人がいるのだ。ライブドアの前の名称のごとく、日本は今、オン・ザ・エッジ状態なのかも知れない。

Commented by ぽん 2007年05月17日(木)22:04

彼を見るといつも感じる言葉は
暗黒です・・
スターウォーズではありませんが
暗黒面の増大、怨念?の実体化を感じます・・・
とても恐ろしいです。日本の将来が・・・

Commented by Luke 2007年05月18日(金)20:17

ついに教育3法案が成立。10年ごとに教員免許の書き換えが・・・。実に馬鹿らしい。かくして無意味な書類作成作業が増えて、事務処理で追われ、生徒との関わりは希薄になる。その事務を要領よくこなせる者が出世する。外科の教授でもオペは部下にまかせっきりで論文だけ書いている御仁もいるが、同じようなものであろう。教員の方々に同情申し上げる。

Commented by kenji 2007年05月18日(金)21:51

ついでに牧師、伝道師も資格更新して頂いたらいかがでしょうか 笑

Commented by Luke 2007年05月18日(金)22:24

いやあ、これはブラックですね^^神は多分もうされていると思いますが、ボクシ先生たちがそれを認めていないのでしょうね。聖書にはこうありますから―

Uコリント3:5-6 もちろん、独りで何かできるなどと思う資格が、自分にあるということではありません。わたしたちの資格は神から与えられたものです。神はわたしたちに、新しい契約に仕える資格、文字ではなく霊に仕える資格を与えてくださいました。文字は殺しますが、霊は生かします。

エペソ4:10-11 この降りて来られた方が、・・・ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき・・・

神のための働きでのポイントは、人々が生かされるかどうかが、資格付けのクライテリアと思っています。この資格は誰でもあるときに任じられますし、また逆に永久資格などではないわけです。主に託された分を果たしたら、それで引退が一番イイわけです。ただ、この業界で食べている人たちにとっては・・・でしょうねぇ。

本日の一冊

アップロードファイル 33KB昨日のテーマと重なる一冊―柳田邦夫著『人の痛みを感じる国家』(新潮社)。新潮社の紹介文をそのまま紹介しよう。

匿名を盾に欲望を無制限に充足し、他者を中傷する人々。麻薬のごときゲームや映像に汚染される子どもたち。「美しい国」とお題目だけ唱え人の痛みを理解しない政治家や役人……日本人の精神はこのまま腐蝕してしまうのか。ケータイ・ネットによる人格の埋没や脳の劣化を防ぐために、見直すべき「心の情景」を説く警世の提言!

同氏は科学的見方に自信を持っておられ、ある時乗り合わせた飛行機のトラブルに見舞われて、冷静な分析をなし得て、パニックに陥ることもなかったことを誇っておられた。

ところが強迫神経症で苦しむ25歳のご子息が自殺を図り、脳死状態に陥るに至って、その慢心を打ち砕かれたと証している。その際、臓器提供をされたのが、『犠牲(サクリファイス)』としてまとめられている。

それ以後の柳田氏の著作は、それまでが機械的な無機的対象を扱っていたのに対して、脆い人間を見つめる目が深くなっていったと感じる。その他、『壊れる日本人―ケータイ依存症への決別』などもまさに現代の病理をするどく抉っている。人間の最後の関心は人間なのだ。

Commented by ぽん 2007年05月17日(木)22:01

人は痛みを知って初めて人となる
という事でしょうか・・・
きつい経験ですが
それが彼を変えたんでしょうね・・・
そうやって用いられる器になってゆくのでしょうか・・
何に?
何にでしょう・・・・
誰が?
誰でしょう・・・・

低フラット化するニッポン

アップロードファイル 9KB東京都の世帯収入の統計によると、500万未満の世帯が過半数を超えたとのこと(→記事)。一方で億単位を手にする人たちも極少数いるわけだが、この円グラフが今の日本の真実を語っている。

先に紹介した『フラット化する世界』の指摘するとおり、社会はネットと言う誰もが勝手にモノを言える手段を得て、便利になるどころか、実は下へ下へとフラット化している。例えば都立高の地盤沈下の歴史を見れば分かる。ゆとりの教育ですでに教育現場はボロボロ。

その中で非埋没的意識を持っていた者は上昇できる。かくして格差が生まれる。問題はそれが水平的に広がるだけではなく、垂直的に伝えられること。好条件を得ている家庭の子息はまたそれを受け継ぎ、好条件を獲得するが、一度フラット化されるとそこから這い上がるのはほとんど困難となる。

安倍さんの語る「再出発」などは実は絵に描いた餅。かくしてフラット化された人々は妬みとつぶやきに終始するが、社会の健全性にとって庶民の妬みがもっとも危険。その大きな一つの兆候が「2ちゃんねる」みたいものが蔓延ること。かようなものが力を持つに至る日本の将来は、結局自分の首を絞めるだけであろう。これは庶民の妬みに迎合したマスコミがバブルを悪として騒ぎ立て、政府もそれを真に受けて、総量規制によってバブルをつぶした後、90年代がどうなったかを振り返れば分かる。

養老先生と禅師が、「まことの自由は不自由の中にある。個の確立していない日本では今の"自由"はむしろ個を失わせる。個がなければ公もあり得ない」と指摘するとおり。このような国を維持する道は、ずっと以前に書いてBBSにアラシが入ったが、あえて繰り返そう:20%のエリートを作り、彼らを業績に応じて厚遇すること。そしてそれを獲得するチャンスを残しておくこと。昔の旧制高校のような存在である。しかし不幸なことには、80%が20%を引き下げてフラット化するのが現在の日本。

元々個のない国に、格好だけ"自由"と"個の教育"なる幻想を持ち込んでしまったことにより、真の自由と社会までも消え行こうとしている。これによって言葉からして共有し得なくなり、個のない"個"は自閉性を高め、その妄想を膨らませる。それをまたネット上で共有する。そのような中から今回の頭部切断、さらに腕も切断していたようだが、こういった事件が増える。

昔、大宅荘一がいみじくも指摘した―『一億総白痴』と。そして三島も予言した、「いずれ極東に中身の空疎な経済大国ができる」と。Dr.Lukeとしてはこう言いたい―『一億低フラット妄想化社会』と。

キリスト教とかけて

アップロードファイル 6KB大リーグボール第2号(注)と解く。そのココロは・・・。

昨日紹介した本を読了しての感想です。養老先生も宗久禅師もよく知っています、キリスト教のことを。そしてよく見極めています。私もまったく同感してしまいます。彼らを打ち取れるほどにニッポンキリスト教も成熟する必要があるでしょうね。

(注)ヒントです:青い葉っぱに青虫が止まると・・・。

本日の1冊

アップロードファイル 8KB脳と魂』―方やすべては脳の作り出したものとする『唯脳論』の解剖学者養老孟司氏。方や脳科学と量子論を用いて悟りを説明する臨済宗の禅僧。両者の対談は絶妙なバランスで進む。

一般的には、かつては「身心問題」と言われ、最近では「心脳問題」と言われている。神経生理のノーベル賞学者エックルズは晩年、心は大脳の機能のみによるのではなく、サイコン(psychon)が大脳と相互作用をすると唱えてサイエンスを逸脱してしまった。

しかし、現代においても、脳機能が心なのか、さらに+αがあるのか、実は解けていない。果たして「わたし」の意識とはどこから生じるのか。まあ、こういった取り合わせは話題になるし、本の企画としては実に面白い。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月16日(水)01:35

「意識」に関しては、ペンローズの「量子脳理論」に興味があります。いわゆる「量子の揺らぎが意識を生じさせる」というやつです。それにしても、「誠にこの世は知らぬ事ばかりなり」ですね。

Commented by Luke 2007年05月16日(水)13:15

そうですね、仮にゆらぎに意識のルーツを求めたとすると、人間の自由意志がブラウン運動的な偶然によるものとなるわけですね。すると今般の頭部切断事件も揺らぎが引き起こしたなりますね。

私たちクリスチャンとしては、創世記2:8「神は人を土から練り上げ(=体)、その鼻から息(=霊)を吹き込むと生きる魂(=精神)となった」に従って、エックルズ的な理解です。つまり物理化学的存在と機能を持つ大脳と霊(pneuma)との相互作用と考えているわけです。

ところがその場合も、霊と大脳がどう関わるのか、これが大問題でして・・・。今回の頭部切断も諸霊と人間の病んだ精神との相互作用、そしてkenjiさんが懸念されるような薬理作用が複合しているように感じています。

ことばがありません;;;

高校生が母親を殺して、頭部切断。その模様を2ちゃんねるに書き込みした可能性が浮上(→記事)。

赤ちゃんポストに3歳児が捨てられていた!?

海に妊婦の死体。夫が逮捕されたとのこと。

東大教授が痴漢で逮捕!?

どうなっているのでしょう、今のニッポン。われわれは専門用語でイロイロ解説はできますが、しかし本音は・・・、いわく不可解。藤村操の気分です(汗)

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月16日(水)01:41

僕はこの事件をネットで知りました。母の日直後の猟奇殺人。日本のメディアの反応はどんな具合ですか?アメリカだったら、「これは面白いニュースネタだ!」と小躍りするジャーナリストが多いと思います。あの人たちは「面白い殺人」に飢えてますから。

Commented by Luke 2007年05月16日(水)07:30

最近はこの手のが多くて、食傷気味ですね。メディアも、専門家も、どうコメントすべきか、困惑しているようです。家族を殺す心理。どこから来ているのか・・・?

Commented by kenji 2007年05月16日(水)07:46

これもまたSSRIの服用者ではないでしょうか。猟奇的犯罪と向精神薬との間に因果関係があるとの説もあります。

Commented by kenji 2007年05月16日(水)08:05

以下はMIXIのサイクバスター氏のコメントの転載です。
>>
ネットカフェから頭部を運ぶ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=212709&media_id=4

また、また福島で痛ましい事件が起きてしまった。
母親の首を持って、高校生が自首したという事件である。
この少年もやはり精神科医で投薬治療を受けていた。

 このような猟奇的であったり、動機が不可解な事件の多くに共通して言えるのが、「精神科医に通って(入院して)、投薬治療を受けた後に事件に至っているということ」である。

 精神障害を患っているから危険なのではなく、精神科医で投薬治療を受けることが危険なのである。

 精神科医で処方される抗うつ剤や安定剤、中枢神経刺激薬などの向精神薬には、危険な副作用が多く指摘されている。医薬品添付文書に記載されている副作用を見ると、「興奮」「錯乱」「激越」「幻覚」「せん妄」「誇大性」「敵意」「攻撃的」「自殺企図」などの言葉が書かれている。これらの副作用の出現頻度は低いかもしれないが、何百万人が向精神薬を服用している現在、その副作用の影響下にいる人々は到底無視できない数になるはずである。

 記憶に新しい事件として、大阪池田小学校児童殺傷事件の宅間 守元死刑囚は「パキシル(抗うつ剤)」、寝屋川小学校教諭殺傷事件を起こした当時17歳の少年も「抗うつ剤」、宇治小学校6年女児刺殺事件を起こした塾講師の大学生は「でプロメール(抗うつ剤)」を2倍に増量された直後事件を起こした。

現在、発達障害支援や自殺防止などのお題目で、子供たちに精神科医への門戸がどんどん開かれています。
自分の子供をそのようなところへ送るのを是としますか?
子供たちを自殺や事件の加害者にしてはいけません。

普通的生活在基督

リック・ジョイナーが天国に行ってきたとか、シンディ・ジェイコブズのリバイバル預言がどうのとか、死人がよみがえるとか、見えない剣を振り回して悪霊を神社仏閣から追い出すとか、そのうち神社仏閣を破壊するわけで・・・。う〜ん、私は何か霊的ディズニーランドにでもいるのだろうか?それとも何かのファンタジー漫画でも見ているのだろうか?

マジックならばマリックさんか、セロさんにまかせておいて・・・。面白おかしい牧師の説教を聴くくらいならば、吉本でも行った方がよろしいでしょう。金を稼ぎたいならば、株の神様邱永漢に弟子入りして、派手なパフォーマンスがしたいなら宝塚歌劇団か叶姉妹に教えてもらって、ベンツに乗りたいボクシ先生は代ゼミの講師にでもなればいい・・・。

普通であること―単なる無力なおじさんとおばさんでいいではないですか。日々是好日在基督。感謝主在基督。我的満足在基督。キーワードはエヴリシングIN CHRIST

Commented by Luke 2007年05月15日(火)09:04

もひとつ:個人預言が欲しいなら、細木さんか、新宿の母のところに行けばいい・・・と。

でもいつからニッポンキリスト教ってこんな風になって来たんでしょう?

Commented by kenji 2007年05月15日(火)13:46

ベニーヒンの癒しのディナーショーなどはいかがでしょう。いいビジネスだと思う次第です。

Commented by ぽん 2007年05月15日(火)21:26

もう何もいう気がしないですね・・・
あぁ・・・・そうなんだぁ・・そうなの・・・
っていう感じですかねぇ。

いつからこんな風に?ですか。
うーんどうなんでしょうねぇ。

意外とはじめからこうだったりしてね・・
それも怖いか・・・

正気に戻ってほしい。ただそれだけです。
言えるのは・・・

これがゲームなら完全にリセットするんだが。
神様が許したゲームなら、もう十分楽しんだので
終了してくださーい!って言いたいですが・・・

Commented by Luke 2007年05月15日(火)22:53

私はリバイバル新聞の谷口社長に引きずり出されて、現在の状況を数年前に知ったわけです。「個人預言」なんて、何のことか分かりませんでしたねぇ。

それまではメインラインとか、福音派とか、聖霊派なんてものがあることすら知らなかったのです。クリスチャンは皆同じだと単純に思っていたのです、もろくも崩れました。

でもこうして問題意識を持っている方々がおられることを知って、うれしくも感じている次第です。

Commented by kenji 2007年05月16日(水)07:54

ベニーヒンなどはもはや小生の中ではエンターテイナーなのです。いわばしるし不思議癒しのショービジネスです。
であるから彼が自家用ジェットでやってきて煌びやかなホテルに宿泊しようと一向に構わない。
どうぞ聖霊派の旦那衆、ヒン一座に御ひねりをはずんでやって下さい。

よみがえりの信仰!?

先日癌で亡くなった方は、患部が腐り、悪臭を放つようになっても、なお医学を拒否していたようです。最後にモルフィネを打ってもらうために病院に行っただけだと伺いました。モルフィネを扱うには医師もその資格が必要なのです。立派と言えば、立派なのかもしれませんが・・・。

しかも、驚くことに、周囲の人が"よみがえりの信仰"を持っていたとのこと!?先にベニー・ヒンの元に死者を運んでくると書きましたが、ニッポンでもすでに、と目が点になった次第。

ペンテコステ・カリスマはまとめて聖霊派と呼ぶそうですが、どうも私どもの信仰とは違うものになっていませんか?金歯が生えたとか、金粉が舞ったとか・・・。それとも私どもの信仰がヘンテコステなわけでしょうか?いやはや、この業界、ますます倒錯現象が激しくなっているようです。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年05月14日(月)12:56

信仰と"信仰"のもたらす結果の違いの重大さに、身が引き締まります。Lukeさんが"信仰"と言われるものも、自己のひとつの兆候なのでしょうか?

Commented by kenji 2007年05月14日(月)16:49

風邪を引いた際に癒しを祈ったもののよくならず結局医者に行ってしまった「不信仰」を悔い改めていたペンテコステの牧師のことを思い出しました。

Commented by ぽん 2007年05月14日(月)18:03

以前から?でしたが、
いろんなリバイバル集会でそのようなことが
言われてましたねぇ・・・
金歯が入る?なんで?????
ありえないでしょう。これも不信仰なのでしょうか・・
仮に金歯が生えたからどうなの?と思いますが・・・
どうせなら背中に天使の羽が生えたなんてー話なら
まだセンスありかな、とも思いますけど・・・
まぁ、天使の羽ならカバン屋さんにあるようですが
映画で「奇跡を呼ぶ男」だったかな?
インチキ伝道師のツアーの話・・・
まだそっちの方が救いがあるかな??・・・

ものでなく霊や心を扱ってほしいものです。
教会といわれるところは・・・

自分も按手でバタバタ倒れると有名なある伝道者の
リバ集に行った事があるが、目の前で
されたが何も感じませんでした!

もうそろそろ日本の教会もいい加減、目を覚まして
真実な本当の信仰に気づいてほしいものです・・・
いつまで時代遅れの聖霊論を戦わせているのかなー
悲しく成っちゃいますね!

Commented by 通行人 URL2007年05月14日(月)18:25

このサイトをご覧ください。金粉の奇跡だそうです。
やたらと数式を使っていますから、ルークさんはご存知かも知れませんが。
このサイエンスと聖霊派の匂いのバランスが独特の雰囲気です。

神のホームページ―http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/

Commented by Luke 2007年05月14日(月)20:32

はい、知っております。量子力学や相対性理論は学部レベルの内容ですね。確かにこのサイトのコラボレーションは一種独特の印象があります。そもそもここに出てる油注ぎの器たちは、聖霊派バリバリのようですね。ここにある日本への預言とかは、私はやや、と言うか、カナリ引いてしまいますね。

それとリック・ジョイナーの「天路歴呈」とか、やや、を超えてカナリ???ですね。神はすでに御言葉によって万人に啓示を下さっているのです。何ゆえ、特別な器だけにこんな光景を見せる必要があるのでしょう。いかがわしいだけです。

Commented by リベラメ 2007年05月16日(水)01:02

私も○○ミッションというような名前の集会及び純福音派という教会にてバタバタ人が倒れる様子を目撃しました。あれは正常な感覚をもった人間が見たら、気持ちが悪いという意外の表現は見当たらないと思います。あれを見たノンクリスチャンでクリスチャンになりたいと思う人は恐らくいないでしょう。実際私もその集会にて按手を受けましたが何も起こりませんでした。あれは特別な人のみが反応するのでしょうか?それ以前に呼吸法を名乗っている怪しい団体にお邪魔致しましたが、そこでも人がブンブン飛ばされており、なにか非常に似たものを感じました。恐らく何かしらの悪しき霊の力が働いているのではないでしょうか?奇跡と名の付くものは先ず疑ってかかるクセが付きましたが、本当に神から来ている奇跡はあるのでしょうか?疑わしいものです…。

Commented by Luke 2007年05月16日(水)07:33

幼弱性のひとつの特徴は被暗示性です。人を飛ばすことは、何とかバレー団でもやっていますからね。種々の現象を判断する鍵は、主イエスのご性質にふさわしいかどうかです。

今週のメッセージ

はColin Urquhartの「神から受けること」の同時通訳です。40年間のミニストリーを通じて、神と人々に絶えず自分を注ぎ出し、時にはもう何も注ぐものがないところまで追い詰められることもありました。が、自分の何かが尽きてしまう時、神の新しい霊的次元が開かれ、いのちのリフレッシュを得て、新鮮なアノインティング(油塗り)を得て、また前進することができるわけです。こうして私たちのキャパが広げられていきます。

昨今の、自己(Self)をすべての基準とし、自己を大切にし、自己の利益を求める、煌びやかないわゆる「繁栄神学」などが、特にアメリカで流行していますが、その風潮に対して警鐘を鳴らしています。私たちはすでにキリストにあってすべてを得ていますが、それを経験するためには、私たちが自分の十字架を取り、自分を否むことが必要です。自己に仕える人からみれば、立派なカルト思考となるでしょう。しかし主イエスご自身が

わたしに従いたい者は、自分の十字架を負って、自分を否みつつ、わたしに従ってきなさい

と言われるのです。問題は間違った十字架を負っていることです。信仰の究極はキリストを選ぶか、自己を選ぶかになります。バプテスマのヨハネが言うとおり、「私は小さくなり、あの方が大きくなる」こと。

今後、この世はいわずもがな、キリスト教会でも牧師たちが自己をすべてとする人々の肉を喜ばせ、人間を喜ばせるメッセージを語り、自己をすべてとするようになるでしょう。いや、すでにそうなりつつあります。かくして自分の何かや自己の達成を誇る自己栄光化の霊が広く蔓延することでしょう。

実際、私がニッポンキリスト教においてどうしても理解できないことがあります。それは「すべての栄光を主にお返しします」と言う台詞です。とてももっともらしく聞こえますが、ここには巧妙に自己が忍び込んでおり、自己の臭いがするのです。なぜ、「お返しする」のでしょう?自分が持っていたからでしょう?栄光は元より神のものです!

もうずっと前に書いてきていますが、今、クリスチャンがふるわれる時代に入っているのです。何を第一とするか、それぞれの心が明らかにされる時代です。

自己愛の病理を脱する十字架の道

Commented by ぽん 2007年05月14日(月)20:24

そうだねぇ・・・
日本のクリスチャンは自分を
低くして謙遜に見せるテクニシャンだからね!
栄光は元々主のもの、そのとおり。

いかに日本のキリスト教が見せる宗教に
成り下がってるかが分かる・・

自分で十字架を背負わなけりゃ,と言ってるのに
人に自分の考えた十字架を負わせようとする
教会、牧師、信徒、偉い人?のなんと多い事よ!

ご紹介-Colin UrquhartのNEW CD-

アップロードファイル 66KBやや生臭い話が続きましたので、ちょっとリフレッシュを。英国Kingdom FaithColin Urquhartの新しいCDセットが出ました。題して"The Gospel of John"。ヨハネの福音書からのメッセージです。紹介を紹介しておきましょう:

FOR MANY YEARS PASTOR COLIN HAS STUDIED THE DETAIL OF JOHN'S GOSPEL AND HAS AN INTIMATE KNOWLEDGE OF EVERY WORD AND PHRASE. IN READING THIS GOSPEL ACCOUNT FROM THE NIV, HE BRINGS IT ALIVE FOR THE LISTENER AND OPENS UP THE OPPOTUNITY FOR FRESH REVELATION OF THE WORD OF GOD.

ディスペンセーション主義の本質はサタン教である

と再建主義の富井さんがおっしゃっていますね。

いつものことだが、私と議論すると、その人の信仰の内容が明確化される。
それまでキリスト教であると思っていたものが、私と議論を戦わせるにつれて、実質的にはサタン教であるということが明らかになってくる。
意固地になって、自説を主張し続けることによって、ますます「サタンが王であり逆らえない」という敗北主義を強く主張することになる。

う〜ん、すると私なども立派な「サタン教徒」になるのでしょうか!?

やれやれ。ローカル・チャーチでも人の体にはサタンが内住すると言うのですが。私などはサタンに唆された反逆者となるわけですね。加えてクリスチャン・トゥデイに、再建主義にと・・・。何ゆえか、絡まれてしまうのですが、この業界、カナリ疲れることが多いようであります(汗)。

お知らせ

午前中から4時過ぎまで四谷にて仕事。帰ってからプールとサウナ。やはりこれでスッキリと・・・。すでに一種の中毒かも知れません。

さて、韓国系カルトの摂理の教祖チョン・ミョンスクが中国で逮捕された模様。韓国では10,000人の女性に対して性的暴行を働き、日本でも100人の被害者がいるようだ。脱カルト協会でも情報が回ってきているが、一昨年の聖神教会を初めとして、この手の隠された話題は多い。

で、件のウイットネス・リーのローカルチャーチ(主の回復、地方召会)でも、かつてリーの息子が10数年に渡って姉妹たちに対して性的陵辱を行っていた。ところが父親であるリーはそれを見て見ぬ振り。エリの末期と同じだった。かえってそのことを糾弾した長老たちを検疫した。その息子フィリップも最近死んだそうだ。彼らもすべてを時の流れに封印してしまいたいのだろう。

前から懸案であったウイットネス・リーに関わる真実を集めた情報サイトが、まだ8割方ですが、とりあえず見切り発車いたしました。私の手元にはこの倍以上の情報があるのですが、何分体力と時間が追いつきません。最近はやたらと"反逆者たち"の検疫が次々に行われております。

それについて彼らの側の声明も出ておりますが、これを読むとまさにどこぞの国の粛清を髣髴とさせるような雰囲気。日本語での糾弾集会も公開されていますが、「個人的な意見を持ってはならない」として体制維持に汲々としている様が分かります。こんなものを堂々と出してしまうわけですから、彼らは閉鎖社会のカプセル化現象で私たちとは感受性がずれている証左なのですね。

というわけで、今後皆様におかれましても、「福音主義の中の福音主義」を自称する彼らとの接点も増えると思いますので、情報を得て備えておく必要があろうかと思います。それにしてもクリスチャン・トゥデイがウイットネス・リーの主張に基づいて自分たちの正統性を訴えるとは、思いもかけない展開でありましたが・・・。

ウイットネス・リーの地方教会(召会)・主の回復情報サイト

明日は仕事;;;

と言うわけで、やや重いかなあ〜。

それに今ウイットネス・リーのローカル・チャーチのサイトをまとめているのですが、これが資料が多く、中々・・・。現在8割方できています。

前のサイトは売られたケンカを買う形でして(→コチラ)、一度はもう用なしと判断したので、geocitiesのシステム改変に伴って降ろしたのです。ところが昨年2ちゃんねるあたりでの粘着的工作があったり、クリスチャン・トゥデイとの絡みとか、これも予想外だったのですが、むしろこれから必要であろうと感じ出した次第。

欧米には相当に多数の情報サイトがあるのですが、日本にはまったくありません。と言うわけで、広く情報を網羅したサイトにしようと考えています。また私は憎まれ役を引き受けることになりそうですが、どうもやらねばならない雰囲気になってきました。この手の仕事はかなり疲れるものなのです。

救世軍の山谷さんも今事態が佳境に入っているわけです、が、どちらに転んでも彼は心を決めていますし、体制も整っていますから、磐石の構えで臨めることでありましょう。むしろCTがいかなる次の一手を打ってくるか、少佐、23様と共々、楽しみにしているところです。

Commented by Luke 2007年05月11日(金)22:16

今見たところ、2ちゃんねるの私どものスレに面白い記事がありましたので、ご紹介しましょう。「宗派」などのローカルチャーチ専門用語を使うのはほぼメンバーですが、文体の雰囲気などから、どうも同一人物が自作自演的に2週間おき程度で書き込みして下さっているようです。するとこのスレが一杯になるのは8年程度かかるわけですが、新しいサイトをここでも宣伝して下さっているようですから、ありがたいことです^^

125 名前:神も仏も名無しさん[] 投稿日:2007/04/26(木) 17:22:42 ID:lvyy1lur
>>116
主の回復が出してるニーの本は改竄されてるとか
たしか言ってた気がする。
ニーが自分で出した本が残ってるそうだから
現物確かめたらどっちが正しいかすぐわかる。

126 名前:神も仏も名無しさん[] 投稿日:2007/05/10(木) 18:18:17 ID:J9986upy
ニーの「正常なキリスト者の教会生活」と
「教会生活をさらに語る」
を読んだ。

ニーの教会観によれば
キングダム フェローシップ チャーチは
「宗派」に分類され、教会とはいえない。

ニーは牧師制度は人の発明品で神の定めではないから
そんなものはやめてしまえと言っている。

唐沢治牧師の教会観は
ニーのそれとは著しく異なっているというわけだ。
彼の教会観のルーツは一体なんだろうか?
リーの教会観はニーの教会観とそっくり同じだから、
リーでないことだけはたしかだが。

Commented by 23 2007年05月11日(金)23:45

クリスチャントゥデイ関係者と思しき方がこんな発言をされています。

563 名前: 神も仏も名無しさん [sage] 投稿日: 2007/05/10(木) 10:11:53 ID:knZcSfvM
>>562
ああいうの和解案って言わないから。一言で言うと、「山谷御大の御前にひざまずけ」案でしょう。


…裁判を覚悟されたようですねw

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年05月12日(土)00:15

なるほど、私の地方にも<○○に在る教会>がすでにあるのです。するとリー様の御前にひざまづかないと、伝道もできないし、礼拝もできないわけですね。

サイトの公開をお待ちしております。

本日の二冊

アップロードファイル 5KB加藤周一著『日本文化における時間と空間』。日本文化は「今-ココ」に生きる文化であることを氏の博識によってあらゆる分野の素材から論証している。日本人の時間論は、「今」に集中し、空間論は村社会で象徴されるとおり、「ココ」に集中する。よって内と外が分けられるわけ。さらに氏は「今-ココ」からの脱出の道を探るが、物理的には亡命すること、もっと精神的には禅などの二分論を超える生き方を志向すること。

氏は東大医学部卒、医学博士で、確か血液学で学位を取得されたと記憶している。『日本文学史序説』などの著作があるほどに、文学に傾倒する。大学時代も医学部の講義はほどほどにして、もっぱら文学部の講義にもぐっておられたとか。私も若い頃、氏の『羊の歌上下』を読んで憧れたもの。またわが読書術は氏の『読書術』に負うところが大なのだ。

現代日本の知性であり、聖書に基づいたキリスト教的西欧文化から、道元の『正法眼蔵』による禅文化まで網羅する。しかし多分信仰はお持ちでないようで、出エジプトに代表されるように、西洋文化に影響を与えたユダヤ文化は、始めと終わりを持つ時間論で、「今-ココ」的な時間論ではないと主張されるが、私的には神は「ありてある方」、永遠の現在形の「ある」であり、永遠の「今の方」である。この方と、まさに「今-ココ」で交わりを持つことが私たちの永遠のいのちである。この「今-ココ」は永遠と直結しているのであり、この集積が人生を構成するが、そこには神の御手による摂理が働いているわけだ。キリスト教文化は確かに氏が言われるとおりであるが、キリスト信仰は、まさに「今-ココ」であり、この姿勢は道元の時間論である「前後裁断」である。

アップロードファイル 16KBフラット化する世界―上』―現代の特徴がネットの普及により個人の情報発信が可能となり、このため世界がフラット化することを指摘し、未来の世界のあり方を予測する。

これは私的に言えば、ネット上では個人が勝手なことを語ることができ、いわば「神」になれることであり、これによって専門家も素人も同じ土俵で語ることができるわけ。と言うよりは、声のデカイ者が勝つ、あるいは壊れた人物が勝つという現象が起きるわけ。かくして常に低い方へとフラット化されるリスクがある。

昨日のNHK『クローズアップ現代』では、カリスマBlogライターが大きな影響力を持ち、企業も彼らを利用して商品を普及させることに力を入れているらしい。かくして流通、広報、販売、維持管理など、これまでとは違うパラダイムが求められている。いずれネットもPCからケータイにシフトし、テレビもいわゆるワンセグ化していくだろう。

極論すれば、これらのメディアによって、個人と個人の脳がダイレクトに繋がっていくわけで、岸田秀的には人間は本能が壊れており、社会などもすべては幻想であるとする唯幻論と、養老先生の唯脳論が結び合わさった世界とも言える。ある意味、脳内妄想がそのまま共有されて現実となりかねないコワサも覚える。

このような中でクリスチャンにとってもどのように信仰を保つのか、ひとつの大いなる課題であろう。オジサンにとっては、これからの10年はこのような社会にどう適応すべきか、それとも一切を捨て去り、山に篭って自給自足すべきか、そんなことを考えさせる一冊。下巻はこれから・・・。

Commented by サラ 2007年06月13日(水)23:25

 身に染みる話です。ルークさんの説明で、自分の周囲に起きている奇妙な現象の謎が解けます。声のデカイ者が勝つ、あるいは壊れた人物が勝つという現象。どうしよう。本当にそうなんです。昔と何かが違うなあと、節度がないんです。分を超えてどうどうと、ずうずうしいんです。そうすると自分の分の中でマナーをもっている人たちの方が押されていくんです。怖いですね。本当の弱者を日本は守れない時代に確実に入った、そう感じています。

注ぎ出すことの祝福

下にも書きましたが、ニッポンキリスト教にあっては献金が大きな躓きになっているようですね。特にいわゆる1/10献金を強制されて、それで相当にまいっている人や、神に呪われるのが恐ろしいとか、さらには恨みを抱いている人などが多いようです。

実は、自分の何かを捧げること、さらには自分自身を注ぎ出すことあるいは自分を無にすること―これはもっとも大いなる祝福なのですが、キリスト教と言うシステムの中ではあまり味わえない経験のようです。私も献金では主を試みたことがありますが、御言葉どおりでした。

どうもニッポンキリスト教で躓きますと、「自分を注ぎ出す」などに対しては、「Dr.Lukeはカルトだ」とか言いたくなる人もいるようですが、そのような心の状態は貧しく哀れなものです。自己をすべて("神")とする人の兆候です。

英国のKingdom FaithのColin Urquhartが最近のメッセージで、自分を注ぎ出すことの祝福をシェアしています。よろしかったら、お聴きください。またウォッチマン・ニーの言葉も紹介しておきます。

"Receiving from God" by Colin Urquhart

働きに倦む時に by ウォッチマン・ニー

Commented by 23 2007年05月09日(水)23:13

笑いましたが、私もほぼ同じ考えです。

自分や自分の教会のためだけに注ぎだすことを求めるのではなく、
主に注ぎだすことを勧められたり、
主に注ぎだせたりする兄弟姉妹は幸いだと思います。

Commented by Luke 2007年05月10日(木)06:37

救世軍の皆さんは、この時代にあえてご自分を貧しさと言う弱さの中に閉じ込められていること、感銘を受けております。真に注ぐことの祝福をクリスチャンが知れば、これは主がリバイバルへの道を得られますね。

Commented by 23 2007年05月10日(木)10:46

全くおっしゃる通りだと思います。
ダビデ張のためだけに注ぎだされている彼らが、
主のために自分を注ぎだすことができれば素晴らしいですね。

Commented by ぽん 2007年05月10日(木)19:09

なんと人間の肉の業におぼれた教会と名の付く
団体の多いことか・・・・
教会ではあるがエクレシアではない!組織。
ケンキン袋というものがあるということに受洗した後
非常に驚きを感じたが、イマダに私はなじまない・・・
聖書で言うところのセカイと全く違うとかんじるから。
執事や役員達は少しでも経済的に安定させ、
「神の国を前進させるには必要なこと、」そう思って
いるのだろうが、いくら払ったか、ささげたかは
主のみが知っておられればいいこと・・・
たとえ教会がそれによって目に見えるところが
不安定であっても、一向に構わないのではないか?
そう思う。それなりの信仰にシフトしてゆくわけだし
会堂が無くても礼拝は出来ます・・・
思うに日本の教会から会堂をなくしたほうが
教会?群れは成長すると思う・・・
4,50人しかいない中で、信仰によって
なんちゃって会堂をなまじ建てたりするから
お金で縛られる。会員同士が裁く、奉仕の件で
もめる・・・霊の解放どころか、重荷の負わせ合い。
神の群れは人を管理する場所ではなく、
人を見つけ出し活かし自由を与えるものであるはず!
この世の地上の法則から解放されなければ、
(少なくともお金や、経済、教理的縛り、組織依存)
魂の救われる場所には程遠い???
ような気がしますが・・・・・

雑感

かつて私のところに来られていた方が、最近癌で亡くなったと伺った。どうもバリバリの聖霊派出身の方のようで、私の聖霊派批判でつまづかれたようで、このところ見えなかったようなのだ。

伺うところによると、癌に罹ったが、医学的治療を拒み、"信仰"によって癒しを受けようとされていたようだ。私はこの手の話を聞くと、何とも言えない憤りを覚え、さらに躓く人が出ることも恐れずに、聖霊派を批判したくなる。悔しいのだ。

私はリバイバル新聞に記事を書き、本やヴィデオも出したが、ニッポンキリスト教のペンテコステ/カリスマ派、あるいは聖霊派とはまったく関係がないことを改めて表明しておく。ましてや「霊能者」でもなければ、「預言者」や「使徒」でもない。ニッポンキリスト教的「牧師」でもないし、私は単なる普通のオジサンにして、サイエンティストなのだ。ただ霊的要因を考慮に入れる「霊精神身体医学」を提唱している。

昨年亡くなった友人もヨガにはまっており、彼特有の「癒し論」を聞いてもいたが、私からすれば単なる迷信。彼も霊験あらたかな水を飲んで医学を拒んだ。欧米ではベニー・ヒンあたりに頼る人々もいて、死んだ人を彼の元に運んでくるケースもあるようだ。ほとんどビョウキの世界である。

現代でも神の直接介入による癒しはある。が、現代では人間の裁量権が及ぶ領域が広げられており、医学を通して神は癒しをなさる(まあ、神学的には「一般恩恵」とか言うのだろう)。私たちは神の宮である肉体を適切に管理する必要があるのだ。これは自己責任の問題である。歯を磨かないで虫歯になって、ヒン様の聖会に行って金歯をもらうとか実に愚かしい。毎日歯を磨きなさい。その意味で、癌は早期発見、早期治療である。

クリスチャンにとって肉体の死は滅びではないが、この種の迷信によってあたら大切な肉体の命(bios)を損なう人々がこれ以上出ないことを切に願う。

Commented by T55 2007年05月09日(水)11:57

はじめまして。

おっしゃるとおりでございます。
聖霊派はおかしいと感じて、自分の意思で去りました。

Commented by 通行人 URL2007年05月09日(水)16:33

これがリバイバルだそうです。
http://cuttingedge.org/video/wolves.wmv

Commented by Luke 2007年05月09日(水)19:21

聖霊派ではマラキ書をもって十分の一献金をしないと神から盗む者であり、あるセンセイなどは、4倍返しで呪いが来るとメッセージしていました(ある方に勧められて聴いてみたのですが・・・汗)。

私のところにその教会にいた方がいるのですが、私がマラキ書に従って1/10でもよいし、2コリント9:7に従って心に決めたとおりでもいいのです、と申し上げても不安があったそうです。そこである日、献金を一切やめたのですね、実験的に。ところがそれでも祝福はますます増し加わったとのことです。

献金はこのような喜びの中から捧げることが鍵であって、額の問題ではありません。もちろん多く撒けば多くの実を収穫できることは法則ですし、マラキ書に従って神を試してもよいのですが。神は真実であることは、私も経験的に証しすることができます。

それと右の手がしていることを左の手に教えないことですね。名前の書いた月謝袋みたいな献金袋があるそうですが、献金するとスタンプをするようなのはおかしいのです。ある教会では請求されるそうですが(笑)。主が知ってくださればよいのです。

Commented by dogwood 2007年05月10日(木)10:17

癌で亡くなったその方とほんの少し面識があったので、何度かお見舞いに伺いましたが、本当に悔しいの一言です。その方の世話をしてくださったYさんからいろいろと事情はお聞きしていたのですが・・・・
 
 葬儀会場でまた、悔しくて悔しくて・・!!

Commented by Luke 2007年05月10日(木)18:40

そうですか、やはりなのですね。お若く、子供さんも小さいのが心に刺さります。

Commented by ひろこ 2007年05月10日(木)19:46

本など読むと神に癒されている人もいる。コレは薬に頼っていることが其のことが起こる力を弱めているのではと考え、副作用もあることだし、止めてそれにかけて祈り求めようとした。kfcにきはじめて間もない頃だったが、パスターにお聞きしたところ、語気も強く、薬は飲まなければだめ医学をとうしても癒しをなさるといわれた。以後飲み続けているが、いまも生かしてくださっていることを主に感謝しています。

お知らせ

昨晩11時ごろからサーバーが不調で、バックアップで運用しておりましたが、現在復旧いたしました。その間に書き込みをされた場合、それが反映されておりません。よろしくご了承くださいませ。

どうも先にウイルス攻撃を受けてから、サーバーの調子がよくありません。

自然科学者の見方

アップロードファイル 12KB昨日の記事にレスをいただきましたので、ちょっとついでに自然科学者は事象をどのように見るかの一例を紹介します。図にありますように、ある調査でx,yという変数を調べて、xy軸上で散布図を見るとxとyはかなり関係がありそうです。これを「正の相関がある」と言いますが、また別の見方をしますと、この事象はx,y軸では本質が見えないとも言えます。

そこで分散(広がり)の一番大きい方向と、一番小さい方向に軸を取り直します。これは行列の固有値問題となるのですが、大きい方をA軸、小さい方をB軸とします。するとこの事象を最もよく説明できるのはA軸であり、あまり説明できないのはB軸となるわけです。で、問題は、この事象において果たしてA軸は何を意味するのだろうかとなるわけですが、これは数学の問題ではなく、解釈の問題、すなわち個々の経験科学の問題となるわけです。

こうして私たちは本質的な隠れた変数を見出すわけです。それがニート・フリーター問題であれば、A軸とは「自己責任⇔甘え」の軸であろうと考えるわけです(Aが大が自己責任、Aが小が甘え)。社会科学や思想においては、私たちとは逆に、やたらと詳細な変数まで考慮に入れて議論が分からなくなる印象を持っていますが、彼らからすると自然科学はあまりにも「おおざっば」であると見えるのでしょうね。確かに実際のところ、私たちはB軸は捨象して、この事象をA軸のみで説明するわけです。

キリスト教神学にしましても、私たちからすると、「いのちの成長」が最も重要かつ本質的な変数であり、その他の変数の違いによって論争するのは、まさに不毛な論争であろうと考えるわけです。極端な例では、ある教派では、賛美の際の有楽器派と無楽器派で分裂しているそうですから。

と言う次第でして、私どもとしては、Aと言う変数が見つかった場合、その解釈に対しては多くの分野の方々の意見を伺いたいと思っておりますので、よろしくどうぞ。

戦争した方がマシ!?

帰宅途上の車の中で観た今日のNHK『クローズアップ現代』によると、ニートやフリーターの人々は現在の生活があまりにもシンドイため、むしろ憲法9条を改正して、軍隊を作って、徴兵してもらって、給料をもらって戦争した方がマシだと考えているらしい!?

私も憲法9条の改正は、あくまで自衛軍としては賛成だが、今の生活がシンドイから、戦争がマシだと言う短絡的発想に戦慄を覚えますね。私は自衛軍ができたとしても、戦争する気力は今の日本にはないとタカを括っていたのですが、こういった投げやり的戦争もありえるわけか。彼らにはある種の破滅への憧れがあるらしい。何だか、テレビゲームで負けが込んできたので、すべてをリセットしてしまうみたいなムード。

数日前にニートやフリータの諸氏が「国は生活保障をせよ」とデモ行進をしたらしいが、やはり彼らはどこか倒錯している。一方の国もニートやフリータ諸氏にちゃんと働いていただくために私たちの税から数百億円の予算を組んだらしいが、こちらも倒錯している。どこぞの大学も、ニートやフリータは社会のお荷物みたいな表現をして批判され、人権侵害を謝罪したそうだが、ホンネはどうなのだろう?この人権派と言う連中がニッポンの崩壊を助長してはいないだろうか?

そもそも彼らは価値観の据え方を誤ったのであり、それは何度も書いているとおり、自分を世間に適応させることに自ら失敗しているのであり(障害者たちのケースとはまったく異なる!)、それは自分が世間の一部であることを忘れた自己追求のなれの果てと言える。自分と自分の価値観や欲求をすべて、すなわち世間としてしまう倒錯の挙句に、戦争ですべてをぶっ壊した方がマシ、と言う破壊的幻想。

ニッポンは世も教界もやはり病んでいるし、この倒錯現象は癒し難いほどに深刻だと改めて考え直した次第。

Commented by Luke 2007年05月07日(月)21:09

う〜ん、こう書いてみると、私はやはりアンビバンレツな感覚を有しているな、と自分でも思ってしまう。

再建主義との論争の時もそうだったが、私は社会モデルとして、富井氏の言う新ダーウィニズム的リバータリアニズムにけっこう共鳴しているのだ。それは自己責任の世界であり、聖書が語るとおり、富む者はさらに富む社会。その意味ではフランスのサルコジ氏が、働かない若者を社会のクズだ、と呼んだことにも、実はけっこう同意している。しかしアメリカ型自由競争社会にも拒否感を覚える。

何なのだろうか、この内的相克は、と自分でも思っている次第。多分今の日本型社会主義は、本来援助すべきでない連中を、税を投入してまで援助して、かえってスポイルしていることに違和感を覚えるのであり、アメリカ型自由競争社会は、落穂までも貪欲に持ち去る冷酷さに拒否感を覚えているのだろう。

共にその根本に人間に対する無知と言う共通項があるのだ。これは人間性を無視したキリスト教神学も同様。その意味で思想と言うものはコワイ。これが私の基本的スタンスなんだな、と一応納得しておこう。

Commented by chohsuke URL2007年05月08日(火)00:57

今の若者世代のうちにカタストロフィへの倒錯的な感情があることは確かでしょう。
同時に、為政者の側にも、自身の無能さを棚にあげて、若者世代をスケープゴートにしている面があります。

私が問題と思うのは、本質的に社会構造の問題であるものを、個々人の心的あるいは人格的問題に還元してしまう言説です(例、ニート叩き)。
そのような言説は、結局は叩く側の「理解しがたい者たち」への感情を一瞬解消し、叩かれる側のルサンティマンを助長することで終わります。
つまり、双方がお互いの言説を「あいつらはAだ、だからBだ」の一言で叩き合う関係に矮小化してしまうように思えます。

参考url:
格差社会を容認する類の弱者が望むもの
http://www.journalism.jp/t-akagi/2006/09/post_159.html

自尊心
http://www.journalism.jp/t-akagi/2007/02/post_193.html#trackbacks

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年05月08日(火)12:20

個人と社会(国家)の関係は、前に再建主義論争の時にハードコア・セッションで議論したことが懐かしいです。スライド・バーのどこに均衡点を設けるか、フランスはやや右によって来たのでしょう。
http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/a_patio/patio.cgi?mode=view&no=16

Commented by Luke 2007年05月08日(火)14:33

ずっと前にやはりNHKで特集を組んでいましたが、ニートの諸君が「働いたら負けだと思う」と言いつつ、カップラーメンをすすっていた場面が思い出されました。ここでも彼らは自分が「神」になっているわけで、乳児的な妄想的全能感を失いたくないのでしょうね。このような人々にとっては前から何度も指摘しているとおり、ネットは「神」となれる都合のよい場を提供してくれるわけです。2ちゃんねるの西村博之あたりは、その「神々」の元締め的「大神」なのでしょう(笑)。

Commented by Salt 2007年05月08日(火)19:08

いつも鋭い指摘と分析に多くの示唆をいただいております。

今回も,大筋においてはまさに同感です。

細部においては,若干Lukeさんとは違う視点でものを見ていると思うので,ひとこと書かせてください。

私はいわゆる「人権派」ではありませんが,人権教育に関わる者として,またキリストのしもべとして発言します。

まず,ニートとフリーターはひとくくりには出来ないと思います。また,フリーターをはじめ,パートタイマーや外国人労働者が産業構造のスキマを埋めている事実も見過ごせないので,雇用者サイドや富める勝ち組,そして為政者にはいっそう大きな問題があるのではないでしょうか。

また,家庭環境の問題や生まれながらに重度の障害のある方など,簡単に自己責任を問えない存在についても簡単に無視することは出来ません。障害者自立支援法などは,そのような間違った責任の問い方をしている具体例だと見ています。

自己責任は誰に対するどのような責任なのかを明確にする必要があるでしょうね。

それにしても今安易に憲法をいじくるととんでもない美しさを追い求めて猪突猛進しそうで,本当におそろしくなります。

ちなみに,私は論理的に破綻している現行憲法を美しいとは思いませんし,ガチガチの護憲論者ではありませんが,この時期のわけのわからない改憲には反対です。

それに世界中で「戦場で最も役に立ちそうにない若者」を育てているのは間違いなく日本ですね。戦場で役に立つことがすばらしいことだとは思いませんが,こういう現状は学力低下よりもっと大きな問題だと思っています。

Commented by サラ 2007年05月08日(火)20:35

 みなさまのコメントに内なるものが触れ、参加させてください。
 いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。
   マタイ10−16
 ルークさんがメッセージの中で、救いの極みを健全なバランスのとれた人間生活。そう語っておられると受け取っています。それは上のみことばが成就することでもあると思います。世の中に送り出された私たちは、主・イエスにあって泳ぎきれるのですね。
 ルークさんの感覚がとてもよくわかるのです。在沖縄ですから憲法9条は、コメント難しいのですが、甘ったれるな、とどうどうと言えたら気持ちいいなと思いますね。

Commented by Luke 2007年05月08日(火)20:51

皆さまの率直なご意見をうれしく思います。それぞれの立場からのご発言、見ている部分も異なり、また切り口の角度がいろいろでとても参考になります。こういった問題はある意味で現在進行形ですから、一定の結論は多分出せないのだろうと思っています。

私は元々が自然科学者ですから、物事をきわめて単純化する習性があるのですね。変数を本質的なものに絞り込み、その間の関数関係で事象を把握するわけです。しかし一方でSaltさんのおっしゃるとおり、「自己責任」と言う変数も色づけがいろいろできるわけです。

またニート・フリーターも個々の事情があることは想像がつきますが、私的には「甘え」と裏腹の「自己責任」の変数でとらえているわけです。また社会の側の変数(外性変数)を考慮する必要も当然あると思います。

多分、今の日本は現憲法による社会のフレームあるいは外延が、内包である国民の病理に対して、十分に機能できなくなっているのでしょう。私も安倍氏の追及する「美しさ」には、前から書いているとおり、かなりアブナイものを覚えています。ある種の怨念があるような。

この意味で、自然科学者から見ると、国家の運営はあくまでも社会工学として、人間の性能と限界をわきまえて、その本質的な変数を制御できるように、社会のフレームも、なるべく思想性と言うか怨念と言うか、そういったものを排除した外性変数とその制御システムを整える必要があろうかと考えるわけです。

フランスよ、お前もか

これまで社会主義傾向が強く、ブッシュのイラク戦に対しても意義を唱えてきたフランスで新しい大統領が決定。サルコジ氏。アメリカ型自由競争社会の実現を目指すとのこと。経済の沈滞ムードを打開したいフランス国民の希望を託されたのか。

すべての尺度が金(マネー)である世界。黙示録のバビロンには宗教的側面と経済的側面があるが、アメリカから諸々の霊的流行が現れては消え、ベニー・ヒンなどが汚れた霊を撒き散らしているし、経済もアメリカ型がグローバルスタンダードと化している。

このバビロンでは人の魂すら商売の対象となるのだ。現ニッポンはそれに対抗することもできない人々が、その無力感の中でニートやフリーターとなり、ネットカフェで暮らす状況。人の価値がすべて経済的価値に置き換えられているわけで、バビロン化のひとつの兆候である。そしてついには社会もスラム化することだろう。

Commented by Luke 2007年05月07日(月)12:52

フランスの若者はまだ骨があるのでしょうか。抵抗勢力が警察と衝突しているようです(→http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/france/story/07reutersJAPAN258463/)。

Commented by kenji 2007年05月07日(月)17:13

全盲の弁護士竹下氏の働きがテレビで紹介されました。http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=202&date=2007-05-05&ch=21&eid=36946

このような骨のある人物が日本からいなくなっていると思うこの頃です。第9条を中心に改憲議論が酣ですが、実は、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」が単なる努力目標に貶められるのではと危惧しています。

Commented by ぽん 2007年05月07日(月)17:51

とうとう誇り高きフランスも
アメリカの追随ですか・・・
残念ですねぇ・・・・
ロワイヤル氏が勝てばむしろ
移民問題など少しは人権、差別的な面が
前進するか?と思っていたのですが。
まぁそんな簡単なもんではないでしょうが・・・
お金中心主義、心を失った社会がまた一歩
地獄への階段を登り?(降り?)つつあるようで。
肉のものと霊のものが羊と山羊のように
分けられるといいますから、人の目には
敗北、貧困、であっても主の目には違った見え方が
あるのかもしれません! 
しかし肉の目で分ける?なら原理主義になる。もう成ってる・・・真の礼拝者、主を賛美するものがだれか
主だけが御存知です。

いろいろ・・・

ブッシュ政権の支持率が最低の20%台。彼がイラク戦について反省の色を示さないことがその最大の理由。しかしブッシュが頑なになればなるほど、神の義の御手は重くなるだろう。

さらにDCマダムの名簿暴露。政府高官が辞任し、イラク戦を「衝撃と恐怖」と命名した軍の高官も含まれている模様。ブッシュよ、神は決して侮られるお方ではないことを再度繰り返そう(→こちら)。

 * * *

今回のワーシップでは韓国語で"King of Kings, Your Majesty"を歌っています。ハングルは読めませんので、平仮名で書いてもらいました。これで英語、スペイン語、日本語、そして韓国語が揃いました。ぜひ、聴いてみてください(→Worship)。

Commented by Luke 2007年05月07日(月)13:48

TIME誌によると、これまでイラクでGreen Zoneと言われていたアメリカの拠点が、ついに戦闘状態になりつつあるとのこと。前にも書きましたが、やぶれかぶれのブッシュはなまじ神がかっているだけに、何をし出すか、これから彼の任期切れまでけっこうコワイです。

Commented by kenji 2007年05月07日(月)16:55

撤退までの敗戦処理とその後のことが懸念されますが、最悪は、シーア派とスンニー派によるイラクの分断統治の可能性がありそうです。まさに歴史は繰り返されるのです。

Commented by Luke 2007年05月07日(月)18:23

そうですね、アメリカはいずれ撤退しても、残される者が分断されるわけで。ある意味朝鮮半島も同じかもしれませんが、同じモスレムのスンニとシーアの対立構造を残すだけかもしれませんね。結局得したのは、チェイニーなどの軍事産業と石油産業の人々だけ。さらにイスラエル・フリークはこれに加えて、地的イスラエルの利益を霊的な事柄と絡めるので、さらにややこしくなるわけです。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 13KBまたまた映画。『ハンニバル・ライジング』−あの人肉食殺人鬼のレクター博士の生い立ちを描く。

人肉食はカニバリズムと呼ばれ、聖書の中にも出てくるし、かつてフランスで恋人を食べてしまった佐川君事件もあったし(心神喪失による無罪)、幼女連続殺人の宮崎勉も被害者を食べたとも言われている。宮崎被告人については精神医学の権威たちによって3つの精神鑑定が出され、精神医学の客観性の欠如を暴露したが、学界でもいまだにその泥仕合が続いている。こういった犯罪者はサイコパスと言われるが、生い立ちを見てみるとそうなる理由もかなり理解できる部分もあるのだ。

スターウォーズ−シスの復讐−』で、あのダースベイダー卿がいかにして誕生したかを明かしたが、この映画もそれとモチーフが似ている。つまりハンニバルにせよ、ダースベーダーにせよ、"正当な理由"があって悪に堕ちたのだというメッセージによって、観客はその悪のヒーローに感情移入(同情心)を起すのだ。日本では、例えば、宮崎被告人がその手の奇形によっていじめられて、あのような人格が構成されたとしても、彼に対して感情移入を起すことはまずあり得ない。しかし欧米ではしばしば、今回のような悪に対する感情移入を起し得るモチーフが使われるのだ。これは前に紹介した『パヒューム』でも同じ。

さらに、今回もそうだったが、かえってキリスト教会にシャナリシャナリと通っている人物が、実はハンニバル以上の悪なのだ。お分かりいただけるだろうか。ここにはキリスト教的な偽善と欺瞞を暗に非難する意図が見られる。いや確かに歴史的キリスト教は大いに非難されるべきであるし、キリスト教がかえって壊れた人格を作り出すことも、例えば昨年の牧師の覚醒剤事件でもわかる。下手に聖書に触れるならば、かえって一旦堕ちると酷いことになる。

が、注意すべきはキリストとキリストご自身の違いなのだ。私もキリスト教には吐き気を催すほどに嫌悪感を覚える。しかしキリストご自身はますます慕わしく、麗しいお方となっている。キリストはキリスト教の教祖などではまったくない。しかしここが区別できないために、キリスト教につまづくことによって、キリストご自身を拒否し、ついには神に敵対してしまうことが、特に聖書の知識をなまじ持っている欧米人では言えるようだ。ヘビメタ系のロック歌手なども同じメカニズムが働いている。欧米人はキリスト教によるトラウマと言うか、コンプレクスを抱えて、常にそれと葛藤しているのだ。

昨年の『ユダの福音』などでも分かるとおり、どうしても悪を擁護し、ついにはそのルーツである悪魔すら擁護してしまう。サタンは誰にもよらず自らの意志によって神に対して反逆したが、人間は誘惑によって罪に陥る。前者には悔い改めも神の憐れみの余地もないが、私たちにはそれがある。

最近の時代の霊(アイオーン)は、キリスト教とキリスト教徒を用いて、実に狡猾に人々をキリストご自身から引き離すことに成功しているようだ。

この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。

しかし、レクター博士が日本の剣道や華道などに精通し、先祖礼拝によって霊的なパワーを得ていたとは!?紹介される日本の事物が実は日本ではないのだが・・・。韓国と中国が混ざっているワケの分からん日本だ。彼我には日本文化ってあんな風に映っているのだろうか、やれやれ。

Commented by meek 2007年05月05日(土)21:09

>観客はその悪のヒーローに感情移入(同情心)を起すのだ

とても納得いたします。

下記のブログでは、ニューエイジ的なスピリチュアルヒーラーがルシファーと交わっている記述がかかれています。

http://plaza.rakuten.co.jp/angel4444/diary/200702260000/

ニューエイジ系のスピリチュアルとは係わり合いをもちたくなかったのですが、知人の関係でその存在を知ってしまいました。なんともいえない気持ちです。

Commented by ぽん 2007年05月05日(土)22:55

何も結局新しくないのに
ニュー?エイジとは片腹痛いですが・・・
いつまでたってもなくならない、どころか
御言葉どおり、終わりの時代には
これらのような反キリストがあふれるのでしょう!
まぁ、日本のキリスト教会もある意味、
ニューエイジみたいなもんですけど・・・

そういう事いうから、教会で嫌われるのかな???
ははは(笑)。反省・・・

ばい菌はいくら消毒してもきりが無い。
ほっとけばまたあっという間に増える・・・
拭いたと思ってそこに居続けるとすぐ汚される。
一番いいのは次には、ばい菌に近づかない
ということでしょうか?

Commented by Luke 2007年05月05日(土)23:06

ほお、ご紹介のBlogすごいですね。「ルシファーとの交わり」ですか。日本でもこういったものがスピリチュアル・ブームで確実に入り込んでいるのですね。驚きました。

ぽんさまの言われる、教界もある意味ニューエイジみたいなもの、には同意ですね。ヒューマニズムとニューエイジは現代の狡猾な敵である、と私の本でも書きましたが、これらも実に巧妙に入り込んでいます。

・ニューエイジの問題点について
http://www.kingdomfellowship.com/Topics/NewAge.html

Commented by meek 2007年05月05日(土)23:24

>一番いいのは次には、ばい菌に近づかない
ということでしょうか?

同感です。私も近づきたくなかったです。
何らかの要因で近づいてしまったときは、やはり、
無視して通り過ぎるのがよかったのかもしれません。

>スピリチュアル・ブームで確実に入り込んでいるのですね。驚きました。

私も知りたくなったのですが、驚きました。

Commented by Luke 2007年05月05日(土)23:36

う〜ん、近づかないのが一番ですが、今後、キリスト教界にも蔓延してきますから(あるいは、すでにか)、避けられないでしょう。それに対しては、霊的識別力と抵抗力(霊的免疫)が必要になるでしょうね。鍵は十字架(死)があるか否かです。Mr.SugarのBlogでとてもポイントをついていますので、ご紹介しておきます。

・山暮らしのキリスト-死について1-6
http://yamaxst.blogspot.com/

Commented by まるふぁ 2007年05月07日(月)20:46

スピリチュアル・ブームですが、ノンクリスチャン・クリスチャンにそれぞれ「エハラー」の友人たちがいます。
双方に共通なのはこのスピリチュアル・ブームがニューエイジ・ムーブメントだという認識がないこと。「ニューエイジ」という言葉も知りませんでした。
ノンクリスチャンの友人は典型的な現代日本の無宗教家庭育ちで、初詣墓参りはするけど既成の「宗教」は嫌い、でも民間の占い師などは抵抗がない、というタイプです。(彼にとっても「イエス・キリストはキリスト教の教祖(まるふぁはその信者、でも自分には押し付けないでね、お互い信仰の自由を尊重しましょう、というスタンス)」です)
日本でスピリチュアルやゴスロリにはまっている人は、キリスト教への葛藤がない分、「軽い」ですね。この「軽さ」も敵が付けこむには格好の弱点なのでしょうか。
自分たちはますますしっかり立たなければ、と思います。
ニューエイジ系、十字架、自己の死はもちろんありませんが、「信仰」という言葉も出てきませんね。愛、希望、平和、光、真理、等々のヒューマニズムクリスチャンが喜びそうな言葉はたくさんだけど。
この世は無菌状態ではないのですね。御言葉にあって健全でありたいと願います。
しかし、友人のことは、心配です。。。

Commented by Luke 2007年05月07日(月)23:50

「エハラー」ですか!?あのオッチャン、そんなに人気あるわけですか。私もスピリチュアル・カウンセリング、やろうかしらん^^

表向き、ニューエイジといわゆるキリスト教はますます区別できなくなるでしょう。魅力からすると、多分ニューエイジの方がありますから、それを取り込む形になるでしょうね、キリスト教側が。

ニューエイジは元々、キリストの時代(魚座)の終わり、新しい時代(水瓶座)の開始を意味するわけですが、敵に取り込まれてしまうでしょう。今のままでは。

ブッシュの罪

これはいずれ歴史が証明するだろうが、彼の最も深刻な罪は神の主権を犯したこと。今回元CIA長官が、ブッシュがイラク戦に入るとき、CIAの情報を軽視または無視して、実行したと告発している(→記事)。

私はすでにイラク戦については、生理的嫌悪感によると書いているし(→霊的アイデンティティの確立L)、その結末も予想している(→イラク戦に関する預言)。キリスト教の原理主義主義傾向を持つ人々はメディアでもブッシュ礼賛、さらにアメリカの福音派の牧師等も「フセインに神の裁きを!」と煽ったものだ。

日本でもハーベストタイムの中川健一氏などは、イスラエルに対する入れ込みによって、「ブッシュは聖書預言をよく理解している素晴らしいリーダーである」とか評されたようだが、現在はどうなのであろうか。ぜひ伺ってみたいものである。

かくのごとく、何かのフィルターを認知過程や価値判断においてかけてしまうと、その後の判断はすべてバイアスがかかるのだ。特に聖書を知っていると思い込んでいる人たちが実は最もアブナイ。聖書預言を知っていると思い込んでいる人たちはある種のプライドがあり、それが判断を狂わせる(→ヴァーチャル化による自我肥大の病理)。

この数年間、大体私の診立てどおりに進展してきたと思うが、いかがであろうか(→イラク戦−その後)。

自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。

Commented by Luke 2007年05月04日(金)23:21

ちなみに私は、日本は対米関係において、政治的去勢、軍事的去勢、そして経済的去勢を受けていると、前から書いているが、今回面白い記事を発見した。泉秀樹著『日本「古街道」探訪』(PHP文庫)によると、あのペリー総督が安政四年(1857)十一月二十八日に川崎宿に到着する少し前に、

「日本を開国して外国の影響を受けることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるか、どうか、疑わしくなる。私は、質素と正直の黄金時代を、いずれの国におけるよりも、より多く日本において見出す。生命と財産の安全、全般の人々の質素と満足とは、現在の日本の顕著な姿であるように思われる」

と記しているとのこと(原文はもちろん英語)。

アメリカの横暴的振る舞いについては、下に紹介したラビ・バトラが興味深い歴史観によって解き明かしているので、後ほど紹介したい。

Commented by ぽん 2007年05月05日(土)00:14

部ッ主のやり方は本当に聖霊に満たされた
人なら、神の似姿とは全く違うはず。
それを追随する日本のキリスト宗教は偽善で
神に対し偽るものだ! 十字架の愚かさは
信じる者にとって神の力・・・であるのに
人の知恵がこれほど求められ、人の力・・・
地上のこの世の君の助けを借りている事に
多くのキリスト教徒は気づかない・・・
いつまでいにしえのバベルの塔を積み上げるのか?
教会にこれを解決する力は見えない・・・と思う。
残念ながら・・・

ただ主をあがめ、あなたを見ていたい。人ではなく・・
あなたのいるところには平安がある、そう約束されているから・・・・

Commented by kenji 2007年05月05日(土)08:59

どの業界も先鋭化がキーワードなのでしょうか。
元ご同僚ですか、この方。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070505-00000085-sph-soci

Commented by Luke 2007年05月05日(土)18:04

彼も身の置き所がなくなってしまったのでしょう。この業界とキリスト教業界、実によく似ています。共にパf−マンスと集客力が鍵ですからね(苦笑)

Commented by kenji 2007年05月06日(日)01:21

さて米軍でも従軍慰安婦問題が噴出。件のマイクホンダ氏は火消しに大わらわのようですね。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/50586/

Commented by Luke 2007年05月06日(日)08:57

イラク米兵のモラルが低下とか。確かに意義の不明な戦闘させられるわけですから。しかしこれが今のニッポンンの現状とも言えなくないですね。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4500/news/20070505i112.htm

今朝の「報道2001」での中曽根証言によると、現憲法が押し付けられたのは、天皇の地位と引き換えだったとのこと。要するにGHQ草案を受け入れなければ、天皇を排除するとの脅しによったわけだ。これもいかにもアメリカ。

また数学者の藤原氏が、日本人は狼狽すると過去をすべて否定してしまう(私の言う「水に流す」習性)。これまでに3回それがあった。ひとつは明治維新、ひとつは敗戦、そしてバブル崩壊。これは私と同じだが、「狼狽」どころではなく、「去勢」されたわけ。

かくして「個」を重んじることにより、実は「個」が失われると言う現状。クラゲみたいな人間が増えてしまった。元々、神(God)を知らない、よって罪を知らない日本は恥によって成り立っていたのだが、その恥すらも忘れ、何でもアリの現状を呈しているわけ。

・最近の日本に思う(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing1.html

・論理と美しい情緒(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing57.html

久しぶりの江ノ島其の弐

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江ノ島ではいつも楽しみにしていることがある。それは夫婦饅頭とお茶をいただくこと。この夫婦饅頭は、実は江ノ島には自分が元祖だとしている店が三軒ある。一つは何と宮内庁御用達だ。まあ、どれも同じようなものだが、本人たちは必死なのでしょう。黒砂糖の皮と酒の皮のタイプとあるが、いずれも口に甘く、お茶の渋さと実に合う。海岸は風が強くて、砂が中国の黄砂のように飛んで、顔に痛いほど。コンタクトレンズのため、これは苦手。風がなければ海岸で1,2時間はまったりするのだが・・・。かくして一応連休の気分を味わった次第。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月05日(土)01:24

江ノ島。いいですね〜。僕は江ノ電も大好きで、特に鎌倉高校前駅の前に広がる砂浜は想い出の場所です。それにしても、どうして江ノ島にはあんなに猫がたくさんいるんでしょうかねぇ〜?

久しぶりの江ノ島其の壱

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快晴でしたので、しばらく振りに江ノ島に出かけてまいりました。横横線から逗子へ抜け、国道134号へ。このルートはかなり気分がよい。昔はよくドライブしたものですが、このところはMr.Sugarの影響で山系でしたから、ややご無沙汰でした。BGMにサザンをと思ったら、積んでなかったので、ボサノバで。海の雰囲気とピッタリでした。ずいぶんと新しい建物もできており、新鮮でした。渋滞と人ごみがすごくて、目が回ってしまいました。

左は逗子の海、中央はカミさんの友人宅、右は洒落たレストラン

Keep Moving Forward In Christ

アップロードファイル 13KB兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。

Commented by ICHIRO 2007年05月04日(金)20:52

この写真、うけました(^^)
構図がピタリですね。

Commented by emi 2007年05月05日(土)13:08

おお!今頃気づきました^^ これは誰・・・?

Let's keep moving forward in Christですね。
御霊の方法で、御心の中を。
世は暗いけれど、なぜか順風を感じています。

Commented by Luke 2007年05月05日(土)17:29

Ha,ha,ha, it's ME!

再度ご紹介

Dr.Kさまがウォッチマン・ニーの"The Normal Christian Life"をギリシャ語から再検討されています。鍵になる御言葉をひとつひとつ吟味しており、霊的真理に対する理解を深めることができます。再度、ご紹介致します。

みことばざんまい by Dr.K

休養

本日は実にゆっくりできました。午後裸になってバルコニーで日光浴。太陽の光の効能はビタミンDの合成以外にも、セロトニンの分泌を促進し、サーカディアン・リズムを整える。時差ぼけの時は太陽光に当たるとよい。と言うわけで、体が実にリラックスし、気持ちがいいわけ。いつも『太陽がいっぱい』の最後の場面を思い浮かべつつ。

アップロードファイル 20KBで、いつもはバスケの部活とバイトでほとんど家にいない次女が休みの日なので、これから外で食事をして、レイトショーで『ロッキー・ザ・ファイナル』を観てきます。これで気合をつけてもらって、5月を乗り越えなくては・・・。

Commented by Luke 2007年05月04日(金)00:18

う〜ん、単純だけど、カタルシスがある。どんなに打ちのめされても、前に進み続ける。決してあきらめずに、というわけで、勝敗を超えて人の心を掴むこと。しかし『ロッキー』には必ず聖書のみ言葉が出てくる。今回は「力によらず、わが霊による」。『デイライト』では、十字架の根元に脱出口があって、救われると言うストーリーだったし。スタローンは信仰を持っているのかも知れない。

Commented by Luke 2007年05月04日(金)20:11

追加:最後にロッキーがエイドリアンの墓でつぶやいた、"We did it!"。"We"に泣けてしまった。

ちなみに『デイライト』でのみ言葉:

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

落ち着いて信頼しているならば(イザヤ30:10)、「逃れる道」を見出すことができます。

首が伸びた石仏

アップロードファイル 20KBまだ大学におります。今朝のみのもんたの番組で、なんとわが下諏訪町万治の石仏が紹介されていた。いわくこの石仏の首が伸びたと!?

この石仏はわが実家から約500bほどの砥川(かつて田中知事がダム建築を凍結して問題となった川)の縁に鎮座ましましている。私が子供のころはまったく注目もされず、草茫々の遊び場になっていたのだが、2030年ほど前にあの「バクハツだあ〜」の岡本太郎氏が紹介してから全国的に有名になった。

今回もこの連休で首の伸びた石仏を見ようとしてけっこうな数の観光客が押し寄せているとか。何しろ下諏訪町も寂れる一方で、旧商店通りはシャッター街と化しているので、これを機にぜひ盛り上がってもらいたい。放火魔の「くまえり」や代理出産の諏訪マタニティクリニックの根津先生などの有名人もいるのです。それにDr.Lukeことわたくしも、と勝手に・・・^^。

この寂れた感じを、「ひなびた温泉宿の町」として売り出せばよいのだが、温泉宿も仲居さんが近所のおばちゃんの内職なので、どうも品がないのがいけない。かっぽ着の前掛け姿の諏訪弁で、「おめさん、どこから来ただね。ほうゆうけぇ、横浜かねぇ。でも下諏訪で育ったで、この辺知ってるずら。でもおめさんが小さいころとはえらく変わっただでね・・・」といった感じ。

やっぱり温泉は凛とした女将がいて、てきぱきとした若い仲居さんがイイのだ。要するに雰囲気も値段のうち。この辺をうまくやれば、観光資源的にはかなり面白いモノがいっぱいあるのが、下諏訪町。皆さんもぜひ一度は訪れて下さい。NHKの『風林火山』でも登場しますし、あのEPSON(昔は諏訪信州精機と言ってセイコー社の下請け会社だった)の発祥の地でもあります。

Commented by Luke 2007年05月02日(水)21:43

ちなみに、花火でも有名な諏訪湖の湖底には武田信玄の宝が沈んでいるとの伝説がある。どこかの大学がソナーで探索したところ、湖底にひし形のけっこう大きい物体の影があったとのこと。これが信玄の宝の入れ物か、と一時は騒然とした。ネス湖のネッシーみたいで夢とロマンがあるのだ。

・諏訪湖の花火大会→http://www.suwako-hanabi.com/

Commented by ICHIRO 2007年05月03日(木)09:11

何とも面白い形の石仏だこと。
何でこんなモノができたのでしょうか?

Commented by ぽん 2007年05月03日(木)12:17

おおきな偶像ですね!
「こんな偶像は破壊しなければなりません・・・」
と、何とか主義者なら言うんでしょうかね・・・
それはそれとして確かにバランスが悪いですね。
美術的な見地からいうとあんまり「・・・」
に見えますが。
これも主の赦された中に存在するもの。
何か意味があるのでしょうね。
まぁ頭でっかちで細かったらキモイですが・・・
実態は細いのに頭でっかち・・・どこぞの国にそんな教会はいっぱいあるそうですが・・・・

Commented by Luke 2007年05月03日(木)19:02

岡本太郎氏が絶賛したそうですから、何とも先鋭的なんでしょうね。しかし、ほんとに日本がキリスト教徒で満ちたら、こういった文化遺産を破壊するのでしょうかね?私的には○○先生とか、ヒン様などの油注ぎの器とか、何とかドリヴンの教えとか、これらの方がもっと深刻なアイドル(偶像)だと思いますけどね。

Commented by kenji 2007年05月04日(金)13:36

タリバンが日本を支配するなんてぞっとしますね。

Commented by Luke 2007年05月04日(金)22:41

私が最も怖いのはニッポンキリスト教徒。それも熱心で、"聖霊様に満たされている人たち"ですね。彼らは何しろ、自分は神の側ですから、何をし出すか分かりません。それと上に書きましたが、イスラエル・フリークも怖いし、スペースシャトル飛ばしたい人もかな(笑)。

共有できないセカイと世界

連休の合間、ひと仕事をしてきました。ひとつは理系の科学英語。コンピュータの歴史の中にENIACの話が出てきて、訳担当の学生いわく、「先生、ENIACって何ですか?」。小生「世界初のペンシルバニア大学で作られたコンピュータのこと。真空管を18,000本使って、大きな部屋一つ分だった・・・」と解説すると、「先生、シンクウカンって何ですか?」と。小生内心で、「ヤバイかな、これは・・・」。「トランジスタができる前の電圧制御のできる電球みたいなもので・・・」とやり出したら、今度は女子学生が「先生ぇ、トランジスタって何ですかぁ?」、ややわきの下に冷たい汗をかきつつ、「ICができる前の半導体の・・・」と言うと、別の女子学生、「えっ、アイシーって何?」・・・。小生内心で「ダメだ、コリャ・・・」。精根尽きて、次へ話を進めた次第。

すると今度は電話機の話で、ケイタイのできる前、87年当時の肩掛けバッグほどの電話の話をすると、彼らはまったく知らない。そこで「87年の伊丹十三の『マルサの女』で査察官が肩からかけていたでしょ?」と言うと、女子学生「だってぇ、あたしぃ、生まれてないもん」と。小生内心で「やばっ」。「あのね、当時は26万円だったよ」と言うと、「ふーん」とシラケタ空気。さらにバブル期の話になって、最近の『バブルへGO』で釣ろうと思い、「広末が出て、眉毛ふっとい、ってやってたでしょ。六本木のジュリアナでワンレンボィコンで踊ってたの知ってる?」、一同「しーん」・・・。「ああ、ぼくは孤独だぁ」と言って、その場をやり過ごした。

次の精神保健学の講義でも、またまた「アバタもエクボ」の説明で、「アバタ」を知っているかと聴いたら、2,3人だけ。講義が終わると2人の女子学生が質問に来た、「先生、石原真理子って、どんな人なんですか?」。小生「ああ、彼女はプッツン女優だから」と言うと、「プッツンって何ですか?」・・・・。再び「やばっ」。

・・・と言うわけで言語は明瞭だが、中身が通じない。セカイ系と下の方でご紹介下さったが、その彼らのセカイとこちらの世界が互いに共有できない。彼らは完全に彼らだけでカプセル化している。向こうから見れば、こちらは立派なオジサン。姿は見えても、中身が触れない。教員にとっては言葉が通じないわけで、これは凄い世の中になってきましたよ、ほんと(汗だく)。

Commented by Luke 2007年05月01日(火)22:12

ちなみに現代文の先生が言っておりましたが、最近の子は、マルクス・エンゲルスをひとりの人の名前と思っており、アリストテレスを、アリスとテレスと二人の名前と思っているのだそうだ。これはNHKに責任がある!

Commented by ぽん 2007年05月01日(火)23:32

情けは人のためにならない・・・
こうなるわけですね!

どんどん言葉に命がなくなっていますね。
セカイもキョウカイも。

ボクシもシントもそのうち全く違う意味になるかもしれません・・・

ちなみにある所ではケンキンというと
無いところから無理やり合法的に絞りとる
という意味だそうで・・・・

Commented by Luke 2007年05月01日(火)23:44

いや、もうそうなっているでしょう。例えば「リバイバル」。金歯が生えて、金粉がまって、獣のように叫びつつ床を転がって・・・と。「キョウカイ」もそうですね。エクレシアの意味がどこかに。「ボクシ」なんて、聖書にはないでしょう。この業界、商売の場となってしまっているのです。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年05月02日(水)01:25

彼ら彼女らは、ゆとり教育という名の愚民化政策の犠牲者ですね。

Commented by kenji 2007年05月02日(水)06:33

とうとうブッシュ政権も末期症状。

http://thinkprogress.org/2007/04/28/ross-white-house-madam/

Commented by Luke 2007年05月02日(水)12:41

Brian Rossのレポートを観ました。政治家、ロビーイスト、ホワイトハウスとペンタゴンの高官、大学教授、科学者が"そのリスト"に入っていたと・・・。アメリカ版"黒革の手帳"ですね。う〜ん、女はコワイぞ・・・。昔「蜂の一刺し」と言われましたね。

ちなみにコチラは有名なテレバンジェリスト、ケネス・コープランドとベニー・ヒンの検証ビデオです。彼らはイエスの"福音"を携えて、自家用ジェットで世界を飛び回り、空港では赤いジュウタンの上をさっそうと歩くわけでして・・・。

・ケネス・コープランドの疑惑
http://youtube.com/watch?v=D74VHiVLROM

・ベニー・ヒンの個人ヒストリー
http://www.cbc.ca/fifth/media/miracles.wmv

なお、ヒン様はこの夏東京にお出ましになります。

Commented by ICHIRO 2007年05月03日(木)09:03

ビデオを見ました。
英語がよく分かりませんが、コープランドすごいですね。
赤じゅうたんの上を颯爽と歩いていました。
ビジネスか何かで成功した人のようなオーラが。
ジーザスの名を使ったビジネスなのでしょうか、、、。
やや考え込んでしまいました。

Commented by kenji 2007年05月03日(木)16:34

そのうちスペースシャトルに乗って宇宙人に向かって宇宙から福音を伝えるのではないでしょうか。