2007年3月

静かなリッチなじかんの流れ

アップロードファイル 754KB山小屋から帰りました。時間の流れが違います。

今回の交わりのテーマは一点基督にして固定化しないこと。たえず流れていること。時空間を超えた神(ある)を、私たちの言葉の中に固定化することは実に愚かなこと。集会のあり方も、今のようにワーシップの後、メッセージ、ワーシップ、交わり、終わり。といった固定化が儀式化へ、さらにキリストの「抜け柄」だけを守るあり方に堕する危険性が常にある。安定したい、パタンを守りたい、ここに集っていれば安心・・・。これらは人間の本性的欲求であり、水戸黄門があれだけ長く好視聴率を保つ理由である。

ちなみに英国のThe Way of the Spiritの事務局のあるNorwichでは、いわゆる主日礼拝を一切しない。日曜日の何時に礼拝に集まるといった形を取っていない。日常の生活の中で、生活を共有する兄弟姉妹が、随意集まり、いつでもどこでも交わり(コイノニア)ができる。未信者も、メッセージの中ではなく、その交わりの中で実際的に主を知る。その日常生活の中で互いの知り得たキリストを交換し、いのちの流れに与る。

誰かのメッセージを期待して集まり、満足させてもらう、恵みをいただく、潤してもらうといった、もらいたいクリスチャンがほとんどの日本でも、私たち自身、これは主の前に問いたいと思う。「もらいたい」から「注ぎ出す/与える/差し上げる」歩みへ成長することができれば、私たちにも存在意義がある。

今のKFCについても前から言っているとおり、ここから脱皮できなれば、私は直ちにたたむつもりであるし(私自身は常に引退の日を夢見ているわけで・・・)、今、主からこのことが問われている。この業界には気持ち良くしてくれて満足させてくれる先生は山ほどいらっしゃる。しかし真の豊かさは与えることにある。この意味でウォッチマン・ニーに神学注解書を書くことを主が許さず、むしろ自分を注ぎ出す運命へと導かれたことは、実に深い主の配剤的摂理である。その生と死が永遠の福音の実際的包括的メッセージなのだ。

・およそ病とは、心のとどまるをいふなり―柳生但馬守『活人剣』

・仏法にては、この止まりて物に心の残ることを嫌い申し候。故に止まるを煩悩と申し候―沢庵『不動智神妙録』

・流水腐らず―中国故事

禅ではその奥義は

 無所住心

且つ我等基督者に於いては

 基督在心

参考:意識の扱い方について

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年04月02日(月)19:29

ニー兄の証は万巻の神学書や注解書に優るわけですね。

用いられることの逆説(つづき)

ウォッチマン・ニーは追求する人々の間では有名であるが、若い頃の彼を訓練した英国人バーバー婦人はほとんど知られていない。私もニーの本から断片的に知るだけである。彼女は中国大陸に宣教師として入ったのだが、大クルセードを開くこともなく、本を著すこともなく、ただ福建省の片田舎で、数名の若者を相手にしただけだった。

彼女が彼らに教えたことは、ややこしい神学や聖書の解き明かしでもなく、ただ自分の十字架を負うことだけだった。ニーはこの点でもっとも彼女から厳しい訓練を受けた。そして同時にニーは、彼女について、絶えず十字架につけられて焼かれている人を見ていた、と証している。その後彼女がどのような運命を辿ったのか、私はまったく知らない。しかし、今日、私たちもニーを通してバーバー婦人の放った香に与ることができる。

用いられることの逆説

ある兄弟から伺った話:

ウォッチマン・二ーは若い頃野心に燃える一兄弟だったらしい。彼は生まれながらの天才的な頭脳を有しているし、もしその道を行っていたら世の学問においても大いなる成功と栄光を収めたことであろう。しかし若い頃からすべてを捨て、独立の働き人として召されて、貧困の中で結核を患った。

ボロをまとい、杖をついて歩いているある日、かつて自分に目をかけてくれていた恩師と出会った。恩師は「君はなんと言う惨めな姿になってしまったのかね。目をかけてあげていたのに」と一言放って去っていった。ニーは自分の状態を見て、惨めさと屈辱に打ちひしがれた。「確かに先生の言うとおりにしていたら、今頃は・・・」。しかしその時彼は栄光の霊が臨むのを感じた。その栄光と恍惚感の中で彼は確認した:「いや、自分はこの方にすべてを捧げるのだ・・・」。

このような彼であったが、なお野心を捨てていなかったようだ。それは立派な体系的神学書を著すこと。確かに彼の頭脳であれば、どれほどのものが書けたことであろう。ところが主は彼にそれを許さなかった。彼はこれから人生の収穫の時期となる50歳で共産党に幽閉され、70歳でボロ雑巾のように召された(→彼の証し)。20年間、主は彼が公の場で働くことを許さなかった。もし解放されたら、彼は英雄となり得たが、解放することも許さなかった。ニーは淡々とその召しに服した。彼が若い頃夢見たように、雄弁に福音を語り、数十冊に及ぶ神学全集を著し、大いなる神の業を行ったとしたらどうだろうか。相当の実が実ったはずだ。

しかし主はそのように は彼を用いなかった。主は彼に大いなるものを委ねたゆえに、そしてご自身の証を守るために、彼をして自分を無駄に注ぎ出させた。彼は主の魅力のゆえにそれに応じた。彼のこの20年を思うとき、「何ゆえに・・・」と感じると共に、ただ神を拝するのみ。私が信仰を持ち続けることができた/るのも、彼のこの20年の秘密を知りたいと願い続けているからかもしれない。

あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。墨ではなく生ける神の霊によって、石の板ではなく人の心の板に、書きつけられた手紙です。

Christian Fellowship Publishers(ニーの同労者だったStephen Kaungのミニストリー)

Commented by chieko 2007年03月31日(土)15:45

ニー兄弟がある日、福音を伝えていた時、一人の男が「キリストを信じれば、お金が儲かりますか?」と質問しました。ニー兄弟は「いや、あなた自身も取られるでしょう。」と答えたそうです。ニー兄弟は自分が伝えた福音通り、すべてを主に取られたのでしょう。
「主は取りしものに代え、ご自身与う」と詩歌にあるように、彼には永遠で無限な主ご自身が日々与えられていたのでしょう。主を賛美します。

Commented by 単なる一クリスチャン 2007年04月26日(木)23:30

1960年当時から中国には、国立教会(日本でいえば日本基督教団に相当する)なるものが存在していたそうです。その様なものがありながら、一個人に信仰を放棄すれば釈放してやる、などと政府が言うでしょうか?ニーの当時の教会論は、一の立場と称するいわば国規模の独特な包括論で、政治的危機感が政府側にあったのが幽閉の理由とされています。従って彼が殉教者といえるかどうかさえも私個人としては疑わしく思っています。そもそも私たちはキリストを崇拝するべきですか?それとも殉教者たちを崇拝するべきですか?天才的頭脳であれば、落ち度のない聖書解釈ができるのでしょうか?

Commented by Luke 2007年04月27日(金)09:17

これは興味深い見解ですね。私もニーのいわゆる一の立場には?な部分もあります。ウイットネス・リーがそれを排他的かつ独善的に推し進めたわけですが、そのタネをニーが撒いていたのか、あるいはリーが突っ走ったのか、分かりませんが。ただCFPのKaungらはそれは主張していません。

一方で中国のいわゆる公認教会(三自愛会でしたか)には問題がないのでしょうか。政府との関係で真理を妥協している部分などはいかがでしょう。少なくとも日本での基督教団には、その歴史的実行や現状を見ても、かなり???ですが。

真理は逆説

明日、急遽訪問することになった山暮らしのMr.Sugarがチャレンジを与えている:

*ア チャレンジ*
「主よ あなたの為に私のするべきことは何ですか?」
「何も無い。あなたが何かを始めることを恐れるので 
私は あなたを木に釘づけたのだ。あなたは今 
墓の中の腐乱死体ではないのか。」
死んでいること―これにまさる奉仕はない。


私は

・世に対しても、死んでいる(ガラテヤ6:14)。
・古い自分は死んでいる(ローマ6:6)。
・律法に対しても死んでいる(同7:4)。
・肉も十字架につけた(ガラテヤ5:24)。

そこで悪魔は私たちをこの真理から肉(肉の欲・目の欲・持ち物の欲)を刺激して這い出せようとする。ゾンビの如く。真理は

・死んだ者はキリストと共に生きることになる(ローマ6:4)

That's IT! これがすべて! 何も足らないことはない! +αは不要!

今日、諸々のいわゆる"教え/方法”、"ミニストリー"がゾンビ・クリスチャンを生み出している。

いろいろな異なった教えに迷わされてはなりません。食べ物ではなく、恵みによって心が強められるのはよいことです。

温泉三昧

今回の温泉―これまで訪れた温泉の中でも五指に入りますね。値段も高くはなく、しかし、部屋、料理、風呂(特に露天)をかなり堪能できました。お奨め致します。

伊豆長岡温泉山田家

(下の紹介で敷地1万坪と書きましたが、建坪と庭園を合わせると2万坪だそうです。今回は一番イイ部屋に入れてもらいました^^)

Commented by リチャード URL2007年03月29日(木)17:28

温泉中ですか、うらやましいですね。
ところで次回のセレブレーションに久しぶりに参加したいと思っていましたところ、お知らせに4月1日は韓国の皆さんと合同、とありました。
僕みたいにたまにフラッと参加する者がいきなり行っても大丈夫でしょうか。
また、時間は何時からになりますか?

Commented by Luke 2007年03月29日(木)20:26

You are welcomme! OKですよ。

時間は1時ごろからオープンしています。またいつもと違う雰囲気で楽しみましょう。

おヒゲを拝見できるのを楽しみに^^

Commented by リチャード URL2007年03月30日(金)00:11

ハレルヤ〜、楽しみにしています。

相手を理解しようと努めること

これから温泉に出かけるところ、ちょっと一言:

山谷さんの「聖書根本主義に基づく宗教文化多元主義を指向する」傾向に対して、Sola Gratiaらクリスチャン・トゥデイ側は、そのような矛盾した立場を標榜する者は異端者だと、断罪している。山谷さんはご自分で彼の言う「宗教文化多元主義」を「諸霊の下に管理され、治められているところの中間期における、一般恩恵」として説明している。中間領域があると言われるのだが、私の言い方では「人間の自由裁量権」あるいは「モラトリアム領域」である。道元などもここに存在する。

しかし道元の『正法眼蔵』を紹介するや、聖霊派あたりカゲキな人は、「お経の紹介とは何事か!イエスの名によって異教の霊を断ち切れ〜っ!」と批判する人もいるようだから、私も山谷さんと同様に異端宣告されるのだろう。と言うか、ニッポンキリスト教と関わってからと言うもの、カルトだの、異端だの、パクリだの、危険だの、とありがたくもかしこくも散々の評価をいただいておるので、何を今更という気分でもあるのだが・・・苦笑。私はなぜ彼らがそう言われるのかをできる限り理解しようと努めて、こういった文章も書いているわけだが。
... 続きを読む

患者の喜び

午前中、1ヶ月ぶりでプールとサウナ。体が疼いていたが、やはり実にイイ。サウナでタップリ汗を流した後、冷たいプールにザブン。キューっと、身がしまる。

で、午後、耳鼻科で「ああ、これはいいですねぇ、こんなに短期で上手くいきましたぁ」と医者に言われて、つい、「あっ、ありがとうございますっ」と。微妙にうれしいもの。教師も医者も褒め上手であるべきだ^^

Commented by ドクターK 2007年03月26日(月)21:52

おっしゃる通りです。

場合によっては、ある一言が致命的なことになることもあるんですよ。結構気配りの必要な仕事なんです。

丁度今、貴兄のライブメッセージ拝聴致しました。私のブログを取り上げて頂き、感謝申し上げます。

温泉旅行、ゆっくり楽しんで来て下さい。

Commented by Luke 2007年03月26日(月)22:37

あ、ありがとうございます。

確かに臨床の先生は大変でしょうね。患者心理は不安感で被暗示性が昂じておりますし、猜疑心などもありますし。私の友人など、些細な誤解から訴えられたのがいます。

ドクターKさまの「神の国(The Kingdom of God)」と「天の御国(The Kingdom of Heavens)」の理解のされ方に同意いたします。いわゆる「イエス様を信じれば天国に行ける」式の幼い福音理解から脱却されるために、みなさまもぜひご参照下さい。

あしたのジョーと団塊世代

本日のNHK教育の特番は面白かった。最近の『華麗なる一族』や漫画『20世紀少年』の時代であり、68年の東大安田講堂の攻防や、よど号ハイジャックなど、私は小学6年くらいで、テレビを通してバーチャルな世界として観ただけ。ちなみに私が学生時代(70年代後半)にも安田講堂はその痕跡を残し、臭いが何となくきな臭かった。

ジョーについては私はテレビで知ったわけで、それほどのめり込みもしなかった。あの虚無感がどちらかと言えば嫌だったかな。「サンドバッグに〜」というあの歌は渋くて好きだったが、むしろエイトマンや鉄人28号だったわけ。力石の葬式が行われた時は、「漫画のキャラクターの葬式?馬鹿じゃないの」と思った程度。

当時団塊の方々は内側に解消されない「何か」の葛藤を抱え、その不完全燃焼している自分の理想像を、灰になって燃え尽きたジョーに投影したようだ。対する力石は打ち倒すべき体制そのもの。しかし猪瀬氏に言わせると、みんなで連帯して垂直に飛び上がったのはいいが、着地する時は個々バラバラ。脚力によって骨折したり、うまく降りて会社人間になった者がいた、という次第。かくして彼らはその時代を総括し切れていない。この世代は壊したがいいが、何も築けなかった。ただひたすら経済大国まっしぐら。それも最後はバブルで崩壊したと。その団塊の世代の抱えた心の空洞をその子供世代が抱え込み、ニートだのフリーターだのといった現象として現れている。団塊の世代とニート世代の共通項は、2ちゃんの病理でも論じたがエネルギーの空転現象だ。
... 続きを読む

Commented by ドクターK 2007年03月25日(日)18:39

私のブログで「律法学者やパリサイ人は、結果として神のご計画を遂行した。主のことばによって裁かれた者たちが用いられ、神のご計画が成し遂げられた。不思議ですが、これが神の摂理です」と書きました。

「ニッポンキリスト教界でも様々のたいそうな名を冠した団体があるようだが、どうもそういった団体にはある種の恐怖を感じるのだ」という貴兄のご意見も「神の摂理」の時系列上の一コマである可能性があります。見張り続ける必要はありますが、コチラからチョッカイを出す必要はないでしょう。

私もニッポンキリスト教界に対しては、ブチまけたいことは山ほどあります。しかし、敬虔なキリスト者も確かに居られるです。

Commented by サラ 2007年03月25日(日)20:16

同世代として、何だか書いておられることすべてに納得して、今、胸がすーとしています。団塊の世代の罪と罰・・・毎日、味わっているように思います。若い人の何かがわからないという悲鳴、上を牛耳っている団塊の世代の政治家ぶり、蓋されているものが多いと思います。どちらにも接している微妙な私たちの世代は技の伝承を含めて日本の危機を本気で思います。ルークさん、いつもありがとうございます。

Commented by Luke 2007年03月25日(日)21:17

ドクターKさま、ありがとうございます。いつも啓発を受けて感謝です。クリスチャンが「枠」から解かれることを夢見ているのですが・・・。

サラさま、メールをありがとうございました。「枠」からは自由でいたいと思っております。それにしても私たちもあまり若くない世代となってきましたね。「イチゴ白書をもう一度」では、「もうわかーくないさと、髪をきっった時に・・・・」とありますが。今いろいろな人の様々の転機とも関わり、残された時間を何に捧げるか、問われている昨今です。

Commented by サラ 2007年03月25日(日)23:45

ハレルヤ。「枠からは自由でいたい」。アーメンです。 

得度

本日もプールとサウナはなし(体は疼いているのだが・・・)。長女の大学の卒業式で、朝から着付けやらパシフィコ横浜の国際会議場への移動やら、昼食抜きで4時過ぎまで、ややグロッキー。これで一つの仕事が終わった・・・。うれしいような、さみしいような・・・。

 * * *

アップロードファイル 40KB最近、俳優の保坂尚希氏が得度して出家したとのこと。何でも7歳の時に両親が自殺をしたようだ。高岡早紀との離婚会見などよく分からない部分があり、彼には何か屈折したと言うか、内側に忸怩たるものを抱えているように感じていたが、今回自ら真実を語られ、やや同情を覚える次第。

私も禅にはまっており、静岡臨済寺の倉内松堂師と一緒の写真もご紹介したり、永平寺76世管主秦慧玉師と間接的に関係していることも前に書いた。と言うわけで、実は私も得度を考えたこともあったのだ。今でも雲水には憧れがあるし、禅寺の生活には実に心惹かれる次第。彼らは野心に満ちて脂ぎった牧師先生よりもはるかにサラッと生きている。一言で言えば、捨てる生活。清々として。
... 続きを読む

Commented by Luke 2007年03月24日(土)21:56

もちろん、私たちはアブソリュート・ナウに、永遠のあるという方と共に、いや、そのうちに生きるわけ。この方はつねに永遠の現在―あってある。この方と私はひとつ。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月25日(日)08:44

「前後裁断」とは実数論の「デデキントの切断」と同じ様なものでしょうか?

Commented by Luke 2007年03月25日(日)12:09

これは面白いですね。有理数は稠密(任意の二つの有理数の間には可付番無限個の有理数が存在する)ですが、連続ではありませんから、実数連続体を切ったとき、断端の両者が有理数であることはない(その有理数ではない端が無理数で、かくして稠密性が連続性に至るわけ)、と言うのがデデキントの切断による実数の定義ですね。

物理学的時間論はこの実数の連続に基づいて展開されるわけですが、道元の言う「前後裁断」はニュートン的物理的時間ではなく、主観的時間論だと思います。「今」になり切ると言うか。鈴木大拙は「今に切り込んだ永遠」と言う言い方をしていますが。

山谷真少佐vsCT石上麟太郎弁護士

山谷さんがBlog上で弁護士に対して回答したところ、直接自分に送ってよこせとの内容証明郵便が届いたとか。山谷さんはこれに対して3点質問事項を掲げている。この対応は実験的であり、きわめて面白い論点を含むものと思う。こちらにも掲載させていただこう。

----
第一点 ブログを通信の手段とみなすことができないことについて、法律上の根拠を明示し、もしくは、慣習法上の決疑論的適用を行って、ご説明くださること。

第二点 小生のブログを媒体として株式会社クリスチャントゥデイへの返答文を発表することについての不都合、もしくは、不具合があれば、ご教示くださること。

第三点 株式会社クリスチャントゥデイが小生のブログの記事を毎日確認しておられるのかどうか、確認している場合、ログを保全しかつ印刷しておられるのかどうかについて、ご返答くださること。
----
... 続きを読む

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月23日(金)22:31

弁護士と言うのもリスクの大きい仕事ですね。依頼人の主張をまずは信じてから着手するわけですから。途中でボロボロ出てくるわけです。私の知人で、それで依頼人不信で弁護士を辞めた方を知っております。

Commented by ゆっきー 2007年03月23日(金)23:28

私も見ていて(のせられてるー)って感じましたよ。
ありえないですよね、法曹界の専門家が素人(山谷先生)の論戦に乗っかってしまうなんて!
このままどこまで笑劇場が展開し続けるのでしょうか。

Commented by Luke 2007年03月24日(土)00:03

イザヤさんのおっしゃるとおりなのです。有能な弁護士はスジのいい依頼人を見抜くことができます。ここで勝敗が決まるのですね。さらに、勝負をつけたがるのは新米弁護士、イソ弁レベルです。有能な弁護士は、「勝ったと時に失うもの」と、「負けたときに得るもの」を比較考量するのです。ですから勝敗はつけません。和解率の高い弁護士を選ぶべきですね。

この意味で、この先生がSola Blogの内容を真に受けてたとしたら、まあ、○○弁でしょう。法律上の論点をチマチマと論じることはできるのでしょうが、私が8年間裁判で戦ってみて分かったことは、民事は法廷ではなく、「外」で勝負がつくことです。山谷さんの狙いを見抜けないとすれば、暇人さんの台詞をお借りして、「○○だね」。

まあ、高柳さんたちが若すぎます。

Commented by Luke 2007年03月24日(土)09:20

付言すると、この第2信は第1信から3日目に出しているわけで、この弁護士、10日の猶予を与えながら、山谷さんの対応にややキレているかも知れませんね。もし本気で訴える気ならば、Blogなど無視して、「10日待ったが貴殿から回答がないので、法的措置に移る」とすればよいのですから。○○弁です(笑)。

Commented by kenji 2007年03月24日(土)12:31

石上麟太郎弁護士って有名な方なのですか?
どこぞの知事さんのご親戚でしょうか?
駆け出しさんでしたら、さぞかし貧乏くじ引いたんでしょうねぇ。

Commented by Luke 2007年03月24日(土)17:06

いやいや、この先生は有能でいらっしゃるのです。一部上記投稿にかような有能な方に対してまことに不適切な表現がありましたので、訂正の上、謹んでお詫びを申し上げる次第でございます。ご指摘いただきました、○○様に厚く御礼を申し上げます。

Commented by 23 2007年03月24日(土)17:48

私もこの機会にクリス○○ント○デイとか、
△△については△△とか、
××の××で協議とか、
伏字の使用について検討したいと思いますw

Commented by Luke 2007年03月24日(土)19:01

^^V

一仕事が

アップロードファイル 69KB終わりました。研究室移動のお達しが出て、荷物のまとめを7時まで。まあ、出ること出ること、パソコン関係器材と書類と本の山。で、不要になった本をブックオフとやらに売ってみたところ、2,090円で売れました^^小市民Dr.Lukeにとっては僅かでも微妙にうれしいもの。かくして冬眠もそろそろ終わり。残すは来週の温泉であるが、思えば何と2007年も1/4が終わらんとしている!?そろそろ体と心に喝を入れねば。

倒錯者の群れ

山谷少佐が2ちゃんねるでのCT側からの誹謗中傷・罵詈雑言を山谷節に乗せて楽しまれているようで、真に天晴れと思う次第である^^

先になぜか私に粘着する「暇人」なる人物の投稿をご紹介くださった際に、この方は教養もあり、社会常識もふまえ、地位もおありになり・・・と書いたが、何と某団体の理事をしているとおっしゃっているとか!?いやあ、驚きました。この方も一日中2ちゃんに書いている名物の方のようですが、さぞや優雅な生活をされているのでしょう。この方にとってはCT社長Sola Gratiaこと高柳氏の言動が不気味だとする私の方がカルトにして不気味なのだとか。また山谷少佐と私はアホであると・・・。お叱りをいただくことは実にありがたいことで、ぜひその団体名を知りたくなりましたね(苦笑)

ここに見られる感性の麻痺について下に書いたが、どうも2ちゃんあたりで一日中時間をつぶしていると明らかに麻痺が起こるようだ。このあたりの大脳生理学的機序については前にもどこかで書いたと思う。問題は当の本人がそれに気づいていない点。彼らにとっては自分は至極まっとうなのだ(笑)。2ちゃんなどに書く他の奴はまともではないと思いつつ、必死に書き続けるわけ。自分だけはまともだぞと確信しつつ(笑)。そこで彼らは当事者を引きずりだそうとする。「空詐話」が2ちゃんなんぞにのこのこ出てきたぞ、と。これを2ちゃん用語で「本人ご降臨」と言うのだそうだ。かくして祭られる者は反論の道を塞がれる。
... 続きを読む

Commented by 23 2007年03月23日(金)10:07

クリスチャントゥデイカルト・異端疑惑に関しましては、
何卒「呉越同舟」という線でご検討願います。

Commented by Luke 2007年03月23日(金)10:11

ええ、了承です。彼は実にイイ味を醸していますから。一度リアルでお目にかかりたいかと^^

Commented by ICHIRO 2007年03月23日(金)12:55

なるほど、心のファイヤ・ウォールやワクチン・ソフトが必要なのですね。
私などは2ちゃんねるあたりに晒されるだけでビビりますが。

Commented by Luke 2007年03月23日(金)20:57

まあ、西村氏もこのまま行くことはないでしょう。ある人が彼は「世間」を作ったある種の「神」だと評しています。その中に入るとある種の変性意識状態になるのですね。しかしこういう「神」はしばしば自滅するもの。ホリエモンもそうですが、取り巻きに裏切られ、末路は惨めなものですよ。

ご紹介

アップロードファイル 72KB私の20年以上の同僚平尾始氏が個展を開きます。彼は哲学者でして、早稲田大学など様々の大学で教鞭を取っています(→彼のサイト)。



 『形而上学のカタチ

   ―平尾 始 個展―

日時:4月9日(月)〜4月13日(金)12:00-24:00
   ※毎日20:00から作品の背景の解説講義あり。

場所:gallery MOGRA
渋谷区神宮前6-9-6 03-6277-5530
   http://www.mogra-tokyo.jp/ 

彼の言葉によりますと、「システム論の哲学に基づいた作品です。」

春の気配(弐)

アップロードファイル 260KBアップロードファイル 321KBアップロードファイル 322KB

三ツ池公園で・・・・・

春の気配(壱)

アップロードファイル 86KBアップロードファイル 105KB

朝と夕の富士・・・・・

Commented by kenji 2007年03月22日(木)23:32

某教会の会堂にて
「イエス様の御再臨」と赤く太い文字で書かれたプレートを発見。そしてその下に4月○日〜4月△日と期間まで記されていました。
え”!!! 愕然としました。
が、よくよく見るとそのまた下に1万時間祈祷と小さく書かれてあって胸をなでおろした次第です。
どちらの教会とは申しませんが。
スローガンの大好きな教派です^^

Commented by Luke 2007年03月23日(金)08:36

こういうノリって、何なのでしょう。「主の再臨を招くための徹夜断食1万時間祈祷会」?スゴイですね^^

危機感の共有

再建主義の富井さんが、「とにかく社会主義をすてるしかない」と主張しておられます。この論には私的にもかなり賛同できますね。彼は共産主義ソ連の末期を体験的に知っておられるので、このような危機感を強く覚えているのでしょう。先に私も言いました:キャリア官僚の権限を最小限にして、必要最小国家を実現することは容易ではなく、むしろ彼らが国を食い潰さんとしていると。現在の国と地方の債務、約1,000兆円。

クリスチャンと世の裁判

私もかつてウイットネス・リーに関わる真実を語ろうとして、告訴の脅しを受けたことは前にも書いた。今回、山谷少佐も弁護士からの通告書を受け取られたようだ。私の直面したケースの場合は、相手方が腰砕けになり、その後5年間ほどサイトを開いていたが、Geocitiesのシステム変更と、やや意義を失うことを感じて、一時閉鎖した(リーの問題点はこちら)。

ところが2ちゃんあたりで、昨年あたりから私どものスレが立てられ、ここが晒されるようになり、ローカルチャーチかその擁護者から工作がなされるに至り、このBlogで再び真実を語る文書を提示してきている。彼らの主張は、私がリーを批判するのは、私がリーをパクッているからだとするらしいが、実に幼稚な理由付けで、もうちょっとまともな論を立てたら、と思うのだが。ローカルチャーチのメンバーはもっと知的でモラルも高いから、多分この工作は部外者と思っているが。著作権違反があれば、お得意の裁判に訴えればよろしい。

さて今回紹介するのは、ウイットネス・リーのローカルチャーチに関して、現メンバーや離脱者らにより活発な議論がなされている英語圏のBBSである。前にも紹介したが、「人は神になるか」、「リーによる神・人ハイブリッド神学」、「サタンは人の体に住むか」といった、他では決して議題にすらならないトピックが語られている。

その中でもウイットネス・リーがいかに自分にとって都合の悪い存在を裁判と言う手法で排除してきたか、その歴史が記録されているスレを紹介しておく。この中にはCLCなども含まれているが、最近ではハーベストハウスとの訴訟で彼らは負けているようだ。しかもリーは批判者どころか、自分たちのメンバーをすら訴えている。

しかしこうした歴史によって、裁判では金にものを言わすリーの手法によって負けた人々が真実を語り続けたので、私たちもリーとそのローカルチャーチを知ることができるのである。彼らは自分自身で自分自身を証している。その意味で山谷少佐の振る舞いはまことに尊いといずれ評価されるものと信じる。ここの読者諸氏にもそれぞれで判断されていただきたい。

Nee, Lee & the Church of Recovery(ニー、リー、および回復の教会)

Chronology of Lawsuits and Threats (裁判と脅しの歴史)

このようなローカルチャーチに対して、リーの偽りを捨て、裁判の脅しをやめよとする、7カ国70名以上の福音主義聖書学者・専門家が公開書簡を提示している。

ローカルチャーチ指導者への公開書簡

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)22:00

山谷先生にとって、提訴されることはかなりのストレスになると思います。
それでも、相手の骨を絶つために敢えて受けようとされているのでしょう。
仮に裁判になったとしたら、クリスチャントゥデイのしていることが世に明らかになるのでしょうね。なぜ高柳氏は墓穴を掘るのでしょうか???

それにしても、山谷先生の和解案、さすがです!

Commented by Luke 2007年03月21日(水)22:28

そうですね、一手先を読んでおられたのでしょう。CTがこの和解案を蹴飛ばして、いきなり訴訟とかになれば、確かに少佐は重荷を負うことになりますが、それが広く知られることの意義は大きいと思います。とりあえず、ここをご覧の(工作員も含めた)300名以上の方々には知らしめることができますが。

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)22:37

山谷先生の論の立て方はすごいですね。読みながらニヤニヤしていました。
ただ、和解のテーブル(というか、ブログが舞台となる?)にCTがつくかどうかは疑問ですね。いきなり提訴する可能性も高いのでは、と思っています。
それにしても、自分たちがしていることがどれほど多くの人に迷惑をかけているのか、わからないのでしょうかね、クリスチャントゥデイは?
そして自分で自分の首を絞めていることになぜ気づかないのか? 上司が命じるから? いずれにしても怖いですね、妄信する彼らは!

Commented by Luke 2007年03月22日(木)09:21

面白いですね、ある方がクリスチャン・トゥデイのサイトのフォーラムに、今回の通告書を送った件について書き込みをしたところ、CTは何と速攻で削除しているとのこと。彼らはおそらく少佐との件を表には出したくないし、いわんや紙面で報告するなども嫌うのでしょう。闇から闇で少佐を排除したいという意図が見えています。

普通のメディアであれば、「弊社は誰々より何がしの名誉毀損を受けたゆえに、誰々に通告書を送った」などの表明記事を自らの紙面に掲載するのが当然。彼らは通告書を送ったこと自体、広く知られることを恐れているのです。そこには何かやましさがあることは明白です。しかし引くに引けなくなっているわけです。本件は今後CTにはボディブローのように効いてくるでしょう。仮に裁判では勝ったとしても。

いかがでしょう。実に不思議な会社であり、メディアとは思いませんか?

Commented by Luke 2007年03月22日(木)10:26

上に紹介したリーによる「裁判と脅しの歴史」スレにある元ローカルチャーチメンバーによる投稿を紹介しておきましょう。これはある者が主にある真の使徒かどうかを見極める大切なポイントを指摘しています(私の訳出に不審を覚える方は自ら読んで下さい):

----
今晩、このスレッドを読み終えて、私の内にきわめて明白かつ単純に、あることがもたらされました。

第一に、何年にもわたりこの地球上の多くの場所で、多くの信者がウイットネス・リーとその会社に深刻な関心を有していることを覚えて感動しました。それはあまりにも重い関心なので、彼らはそれを印刷することにより、トラブルに見舞われたのです。

次に私の思いに浮かんだのは、ウイットネス・リーは100%自分が聖書にある使徒の教えを継続していると確信していたことです。彼はこのことを私たちに何度も何度も語っていました。使徒の教えは新約聖書のユニークな教えです。そのユニークなミニストリーを彼は教えたはずなのです。「神の新約の経綸(エコノミー)!」と何度聞いたことでしょう。彼はその教えに疑問を呈する者はだれであっても(私たちを含みますが)、それは悪魔に扇動された者だと教えました。

しかし今晩、次の聖句を思うとき、強い光が与えられました:

使徒2:42-47----
彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。

信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。

そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。
----
特に使徒の教えによる次の二つの結果に私は感動しました。

・使徒の教えに留まるものはすべての人から厚意を得ていた。

・使徒の教えに留まる者は自分の物を売り、必要に応じてすべての人と分かち合っていた。

この光景はウイットネス・リーの教えの結果といかに異なっていることでしょう。

もしウイットネス・リーが使徒の教えに留まっているならば、今日まったく違った結果がもたらされていたはずです。

すべての人の厚意を得る代わりに、リー版の神の新約の教えを守る者たちは、繰り返し(数十年にもわたり)、他のクリスチャンたちからの調査と批判を受けてきたのです。

必要のある人に物を売り、与える代わりに、ウイットネス・リー版の神のご計画(エコノミー)を説きまた出版した者たちは、自分の兄弟姉妹たちのポケットから、他の兄弟姉妹に対する裁判を維持するための資金を捻出させたのです。しかもこのことをすべての人の前で行ったのです。

もしたった一つの裁判があったしても(この記録をまとめたNellに感謝するが)、それ自体がすでにウイットネス・リーの"ミニストリー"が新約聖書に見出される使徒の教えではないことを証明するに十分なのです。
----

いかがでしょう、この「ウイットネス・リー」の部分は「ダビデ・チョー」あるいは「クリスチャン・トゥデイ」と置き換えても十分に意味を持ちますね。

参考:
・神の託宣我にありbyウイットネス・リー(→http://www.dr-luke.org/Announce/LEE_MSG.pdf

・リー取り巻きによる教えの風(→http://www.dr-luke.org/Announce/WindOfTeachings.pdf

・中国大陸におけるキリスト・リー信奉者のトラクト(→http://www.dr-luke.org/Announce/Christ_Lee.pdf
さすがに西欧圏では関わりを否定しているようです。

・晩年のリー語録-神の究極の奥義:人が神になる―(→http://www.dr-luke.org/Announce/God-man.pdf

Commented by Luke 2007年03月22日(木)11:42

リーが争い提起した団体・個人・出版物のリストの一部です。クリスチャン・トゥデイもこの道を行こうとするのでしょうか:

"Some of the individuals and organizations that have found themselves engaged in controversy with the Local Church in the U.S. are:
・Christian Literature Crusade, Fort Washington, PA
・Dr. Walter Martin, Christian Research Institute, San Juan Capistrano, CA
・Lighthouse Christian Bookstore, Long Beach, CA
・Dr. Ronald Enroth, Sociologist, Christian author
・Christian Herald Books, Chappaqua, NY
・Thomas Nelson Publishers, Nashville, TN
・James Bjornstad, Christian author
・Southern Baptist Convention, Fort Worth, TX
・Moody Press, Moody Bible Institute, George Sweeting, President, Chicago, IL
・Eternity Magazine, Philadelphia, PA
・Media Spotlight Ministries, Santa Ana, CA
・Christian radio station WEZE, Milton, MA
・Christian radio station KJIL, Oklahoma City, OK
・Christian radio station KQCB, Oklahoma City, OK
・Christian radio station KXA, Seattle, WA
・InterVarsity Christian Fellowship, San Francisco, CA"

Books about Witness Lee and the Local Church.
Some of these books have been retracted or modified as a result of interaction with the Local Church.

Barrs, J.
(1983). Shepherds and sheep. InterVarsity Press. See pp. 28, 30, 77. [references to the Local Church removed in some editions]
Bjornstad, J.
(1979). Counterfeits at your door. Regal Books. See pp.149, 150, 160.
Duddy. N.
(1979). Die Sonder Lehre des Witness Lee und Seiner Ortsgemeinde. Switzerland: Schwengler (sic)-Verlag. [out of print]
Duddy, N. and the SCP.
(1981). The God-men. InterVarsity Press. [out of print]
Cheung, J.
(1973). The ecclesiology of Watchman Nee and Witness Lee. Christian Literature Crusade. [retracted]
Fred, M. A.
(1975). Ritual as ideology in an indigenous Chinese Christian church. Unpublished doctoral dissertation, School of Anthropology, University of CA, Berkeley.
Hefley, J.
(1977). The youthnappers. Victor Books. See pp.156-160.
Kinnear, A.
(1982). The story of Watchman Nee: Against the tide. Tyndale, fourth printing. See pp.11, 15, 144, 172, 220, 221, 224, 227, 229-233, 243, 245-247.
Kirban, S.
(1980). Satan's angels exposed. Salem Kirban Publishers. See p. 6. [references to the Local Church removed in later editions]
Larson, B.
(1982). Larson's book of cults.. Tyndale. See p. 152. [references to the Local Church removed in later editions]
Lewis, D. A.
(1985) Dark angels of light. Newleaf(sic) Press. See pp.10, 13, 69, 70.
Martin, Walter.
(1980). The new cults. Vision House. See pp. 379-408.
Melton, J.
(1978) The encyclopedia of American religions. McGrath. Vol.1. pp. 440-443.
n. a.
(1977). Important Things to Comprehend in Scripture Reading. China Gospel Theological Seminary Publishing Co. (Chinese language). A collection of seven scholarly articles. See pp.79-116.
Roberts, D.
(1980). Understanding Watchman Nee.. Haven Books. See pp. 36-42, 60, 65, 126, 128, 134, 136, 137, 149, 151, 155-157.
SCP.
(1977). The God-men. [out of print]
SCP.
(1978). The God-men. China Evangelical Seminary Press [Chinese language].
Shou-Lin, T. and Y. Chung-Cheung.
(April, 1983). Boycott completely the heresies and unorthodox teachings of Witness Lee. Nanking, China: Nanking Union Theological Seminary. [Chinese language]
Sparks, J.
(1977). The mind benders.. Thomas Nelson. See pp. 219-255. [retracted]
Swanson, A.
(n.d., forward dated 1970). Taiwan: Mainline vs. independent church growth. William Carey Library Press. See pp.188-219.
Tsung-Duag, C.
(n.d.) My uncle Watchman Nee [Chinese language]. See pp. 55-60.

Commented by ICHIRO 2007年03月22日(木)22:38

ええと、聞きしに勝るとは、このことです、、、。

Commented by kenji 2007年03月22日(木)23:07

リバ新あたりの一面トップで報じたら面白いです。
独占スクープ「CT紙、救世軍将校を告訴!」
谷口社長、その時はまとめ買いしますよ!

Commented by Luke URL2007年03月22日(木)23:24

山谷少佐のBlog、なかなかイケてますね(→http://majormak.blogspot.com/2007/03/blog-post_22.html)。山谷節に思わず噴き出してしまいました。Blogで弁護士に応答するのも前代未聞かも知れませんが、実に彼らしい。弁護士も面食らうことでしょう。さて、CTはどう出てきますか。

Commented by kenji 2007年03月22日(木)23:48

大笑いしました!
さてさて、裁判長はピラトでしょうや?

温泉が決定

ようやく術後のダメージと風邪から立ち直りつつあります。気力も回復して、プールとサウナに行きたくなっていますから^^

で、温泉が決定。伊豆長岡は山田家。1万坪の敷地に大きな露天風呂と懐石風料理。なかなか楽しめそうです。

伊豆長岡温泉山田家

Commented by emi 2007年03月21日(水)15:07

お元気になってこられて良かったです。あとは温泉でバッチリですね(^^v

告訴の行方

Sola Gratia氏が山谷氏に対して「再び10日ほど時間をあげよう。自分の行いを潔く認めて公開的な謝罪をしなければ、法的に責任を問う。山谷少佐に回答を求める」と通告し(そもそも、Sola氏がCTの代表権者なのか、代理人なのか不明で、こういった通告を匿名ですること自体が常軌を逸しているが)、少佐が「公開的謝罪の意志は一切ない。訴状を待つ」ときっぱりと回答してからすでに11日が経過している。少佐は小菅に収監された際のシミュレーションもして待っているようであるが、果たしてこのSola氏は何を考えているのか、その名前が「ただ恵みのみ」とあるだけに、その行動との乖離性がかえってかなり不気味ではある。そう、本件のキーワードは「不気味さ」。

Commented by @2ちゃん 2007年03月21日(水)08:10

937 名前:暇人[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 07:29:48 ID:EzNrMbfC
本件のキーワードは「不気味さ」。

これには賛同できない。
むしろこういう分析なるものが不気味ではあるが、

「こういった通告を匿名ですること自体が常軌を逸している」には賛成する

とまた申しております。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)08:27

やれやれ、またですか。2ちゃんあたりの住人の感性はどうも私どもは相当にずれているような。正体の不明の相手から、中傷されたり、告訴の脅しをかけられることは、される側にとっては相当に不気味だと思いますが。これが分からないほどに何かが麻痺しているんでしょうね。この方の素性が分かれば、そのご意見もありがたく拝聴するのですが。

Commented by ゆっきー 2007年03月21日(水)10:36

2ちゃんねるって、「普通の人」も見ていれば、やはり「どこかに逝っちゃっている人」も見ていますね。
先生のお仕事的にはいいサンプルにもなるのかもしれませんが、正直なところ、私はリアルではあまりお付き合いしたくないものです。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)11:26

そうですね、あの膨大なエネルギーの空転現象は一体何なのか。1日中書いている人もいるようですが。しかし山谷さんや根田さんに対する中傷は目に余ります。

それと「空詐話」(これって傑作ですが^^)を勝手に登場させるのは何とかしてほしいですね。まあ、あそこに当事者を引きずり出すのが彼らの策なんでしょうが。

下のリンクに、西村氏が「死刑なら賠償金払う。国家の法律に従うなどばからしい」と嘯いているようですが、この人の病理があそこの住人に共鳴現象を起しているのでしょう。しかし彼は明確に神の立てた国家権威に抵触することを言うようになりましたね。

Commented by 通行人 2007年03月21日(水)13:09

と言うか、もうわらってしまうのではないですか?
最近のCT側の主張は、業界のパイ食い合いの根田黒幕説に仕立て上げたいようです。
ゆっきーさんのおっしゃる「普通の人」が見れば、あの必死さをどう思うでしょうか。

Commented by 通行人 2007年03月21日(水)18:21

やはりSola Gratiaの正体はクリスチャン・トゥデイ高柳社長だったようです。
少佐のところに内容証明が届いたようです。

Commented by Luke 2007年03月21日(水)18:44

今、確認してきました。文面はフォーマットがあるのでしょう、私がローカルチャーチから受け取ったものとほぼ同じです。私の場合は、こちらの非は認めた上で、いかなる法的手段もおとり下さい、と回答しましたが。少佐もすでに心を決めていますから、これで相手側の本質が露になるでしょう。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月22日(木)12:45

CT側は、少佐が@カルトとの関係を匂わせたこと、AサーバーアタックなどをCTと関係あるかのような印象を与えたこと、の2点を訴えているわけですが、これではドクター苫米地が、@パワー・フォー・リビングが怪しいことを指摘したら、A関係各省に中傷文が流されたことをPFLと関係あるかのように書いたこと、も裁判ネタになるわけですね。まったく同じ構図ですが、果たしてPFLはドクターを訴えるのでしょうか?

Commented by kenji 2007年03月22日(木)22:57

通行人さま
>Sola Gratiaの正体はクリスチャン・トゥデイ高柳社長だったようです

へぇ、そうでしたか。まさかねえ。

主のことばによる裁き

私のコメントをDr.Kさまが取り上げて下さっています。主のことばによって「それぞれの人が、それぞれの時に」裁かれること。今の「何でも許して、受け入れて」の人間中心の福音理解では受け入れ難いことでしょうし、またまたこのようなハードコアな解き明かしはカルトだと言われる人も出ることでしょう。しかしそれは主のことばによる裁きが行われている証しなのです。Dr.Kさまの結論は「だから、嫉妬による迫害が起きるのです」。これからますますこの篩い分けが起きてくることでしょう。これらの解き明かしを感謝いたします。

予定外の仕事が

管財課から電話があり、部屋を引越しせよ、とのお達しを受けて、大学で一仕事してきました。この部屋はあまり広くはないのですが、かえって落ち着いており、気に入っていたのです。2年いると何かとモノが溜まるもの。一番多いのはもちろん本だが、これを段ボール箱につめること10箱。残りの書類や雑貨はまたの日に、ということで・・・。新しい部屋は何とすぐ隣。学生の実験室を払って、教員の部屋としたわけで、やや広くなる。業者さんによる引越し作業は29日。ちょっと予定が狂って来ました。が、27,28日にはあくまでも温泉に出かけます。

PFLvsDr.苫米地

前にパワー・フォー・リビング(PFL)の怪しさを指摘したが、その際脳機能学者のDr.苫米地氏の見解を紹介した。その後、どうも彼とPFLの間でガチンコ対決が始まっているようだ(→コチラ)。Dr.苫米地はオウム問題でもマスコミで活躍しており、反カルト的働きを標榜しているが、今回、彼自身がカルトだとする文書が関係各所に配られているとか!?

いやあ、これは面白い。私なども一部ではカルトだと言われているそうだが、これは私たちの宿命でもあるのだ。山谷少佐と私はクリスチャン・トゥデイやローカルチャーチを相手にしているわけだが、救世軍もカルト、Dr.Lukeもカルト・・・と、彼方も此方も同じ構図が見えるわけ。倒錯した世界では精神科医が患者から逆診断されることは前に指摘したとおり。ニッポンキリスト教界、今後ますますこのような倒錯現象が汎化することだろう。

Commented by @2ちゃん 2007年03月19日(月)23:59

338 名前:暇人[] 投稿日:2007/03/19(月) 22:29:28 ID:SYoYHx8O
ドクタールークは自分のカルト性を まじめに考えたほうがよい
自分たちが100%正しいというのはありえない。
「誇るならば主を誇れ」

と申しております。

Commented by Bob Gordon 2007年03月20日(火)00:30

       「窓」

私は、その「窓」から奴を見かけては、ある時は腹を立て、ある時は哀れに思った。

どうして奴は、嘘をつくんだろう。

どうして奴は、策を弄するのだろう。

どうして奴は、敵する者を精神病呼ばわりするんだろう。

どうして奴は、自分を客観視できないんだろう。

どうして奴は、聖霊の語りかけを拒むのだろう。

それなのにどうして奴は、キリストの御名を口できるのだろう。

なんて邪悪な奴なんだ、なんて哀れな奴なんだ・・・




そんなある日の一瞬、夕日を反射するその窓を見て、私の頭に妙な考えが差し込んだ。
「あれは、ひょっとして・・・」


いや、そんなことあるわけないじゃないか。


あれは「窓」。奴をよーく見通せる、大きな大きな大きな透明な「窓」・・・

Commented by Luke 2007年03月20日(火)08:35

>@2ちゃんさま

これはご報告をどうもです。この方は前から私にけっこう粘着されるようですね(→http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2444)。かなりファンダメンタルな信仰をお持ちのようですが、何か裏切られた経験があって、それを自分に統合化できない葛藤があるような感じがします。その部分に触れるような場合に、するどくかつ攻撃的に反応されるようです。一方で社会性も常識も教養もおありで、人格も練られた方のようですから、2ちゃんなどに潜っておらず、こちらにもどうぞとお伝え下さい。

>Bob Gordonさま

う〜ん、あまり人に関わらず、その「窓」を大切にされて、ご自分の信仰の道をまっすぐに歩まれることをお勧めいたしますが。

Commented by Bob Gordon 2007年03月20日(火)08:50

正義と遺恨が睦び合えば
嘘つきどもを責める嘘つきと
聖霊仮面をかぶった般若が舞う

自分を守るなと語りつつ
しっかり自分を守ります
これぞ霊のアウフヘーベン

嗚呼麗しきは“御霊”の臨在
嗚呼素晴らしきは“異言と癒し”
あな恐ろしきは心の闇

虚偽と戦うは人の務めか
偽善を暴くは神の責任か
芳醇な腐臭に心は安まず

Commented by 上田 2007年03月20日(火)09:12

管理人様へ、他人(他の団体)の信仰を批判することはいけません。他者の信仰は放っておけばいいのです。

Commented by リベラメ 2007年03月20日(火)00:54

ボブ・ゴードンは若くして自動車事故で夭逝したバリトンサックス奏者です。こちらのBobさんもごっつ詩人ですね。

Commented by @2ちゃん 2007年03月20日(火)12:24

こういうのもありましたよ。多分この人も暇人さん。

111 名前:なりすまし[] 投稿日:2007/03/11(日) 12:58:46 ID:Bopajl4f
>>110

というよりアホだろ。

「生死の中に、基督なければ、生死に惑わず」を
噛み砕いて説明できんでしょ。

唐沢さんも山谷さんも そういういきざまをしていない

Commented by 通行人 2007年03月20日(火)16:16

2ちゃんの西村氏は死刑になるんだったら賠償金を払うと豪語。こういった事がいつまで続きますか。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/nichannel/story/20yomiuri20070320i301/

北は核を放棄するか?

ついに米朝で金融制限を全面的に解除の合意がなされたと(→記事)。おいおい、もう密約があったんでしょう。日経夕刊によると、過去の不正は不問にして、未来に向かって核放棄をねらうらしいが、一度おいしいものを食べた人がそれを捨てることができますか?既成事実を作り、ついには認めさせることに長けているのです、この手の国家も個人も。

一方ではイラク増派兵・・・。いつまで続くぬかるみぞ。ブッシュが怖くなってきました。

どんでん返し

最近の楽しみの一つであった、『華麗なる一族』の最終回。予想外のどんでん返しの連続であった。キムタクは最後まで違和感があったが、まあ、それに慣れてしまった部分もあるかも。北大路の感情を抑えた演技が光っていた。変形エディプス葛藤を描いたドラマとも言える。

山崎豊子作品が迫力があるのは、その精緻な取材に基づいたストーリー構成だ。『白い巨塔』、『大地の子』、『女系家族』、そして今回の(と言っても前にもドラマ化されているが)まで。今後映像化を期待したいのが、『沈まぬ太陽』である。あのJAL123便の墜落事故を題材とした小説で、『文藝春秋』に連載された。

東大法学部を出た大蔵(財務)省キャリア官僚ともなると、こういった金融再編などを思い通りに動かせるのだろう。竹中さんは民間からの大臣と言うことで相当に苦労したようだが、国家を仕切る彼らの有している権力の怖さを感じさせるドラマでもあった。再建主義の富井さんがこう言っておられる:

近代主義とは国家主義なのである。近代思想の本質とは、国家主義である。そして、国家主義から自由にならない限り、問題は何一つ解決しないのである。個人を国家の文脈でしか見るという誤謬を捨てない限り、共産主義の否定者は、自ら共産主義者になる以外にないのだ。

彼が国家を嫌うのもやや理解できる感じがする。必要的最小国家の実現はこれらの肥大化した権力を彼らから剥ぎ取ることでもあるわけで、これはそうは簡単に実現しないことも分かる。逆に言えば、今の日本のようにその権力を用いて彼らが国家を食い潰してしまうこともあるわけだ。現在、国と地方の負債およそ一千兆円。

さて明日の株式市場は・・・。

Commented by kenji 2007年03月19日(月)19:39

今ハワイです^^
ニューホープの礼拝に行ってきました。NFLへの道を捨てイラクに赴くと言う30歳の海兵隊員が証をされました。戦場で神を証するという方法もあるというわけです。日本では考えられないシチュエーションですが、この若者たちの犠牲が今日のアメリカの繁栄を支えていると思うと感慨深いです。
さてさて、日本の行く末は?

Commented by Luke 2007年03月19日(月)19:57

そうですか、すでに3200名ほどが死んでいますね、イラクでは。重いものを感じます。

ホリエモンの命運

今日のサンプロに出ていた彼はやはり意気消沈していましたね。彼はまともに無実だとタカをくくっていたようです。しかし刑務所に行くことを相当に恐れているようです。どうも感覚がずれているわけで、彼はすでに社長を辞めたことで責任を取ったと言っており、世間が期待するであろう謝罪もしなければ、責任も取る気もない。やはり住んでいる世界が違うようです。このあたりもオウム現象と共通するわけです。感覚が異なり、よってプロトコルが違うため、永遠のすれ違いとなるわけで、この人も今後相当に苦労しなくてはならないでしょう。

Commented by ICHIRO 2007年03月19日(月)12:01

ホリエモンさんも対人恐怖症みたくなって、相当に情緒不安定のようです。http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20070318100000/Gendai_22371.html

司法の本質的問題

それは司法システムとモラルが乖離していること。特に神を知らない日本では言える。法廷では宣誓した上で証言するが、誰に対して宣誓しているのか、まったく不明。よって裁判で認定される"真実"と、現実の真実とは異なることがあり得る。だからこそ、聖書は兄弟姉妹を世の司法に訴えるなと明確に書いている。が、一部の人々は世の司法で認められることで自らの正当性を証明しようとする。愚かなもの。これで自分が何であるのかを自ら証明している。真に良心が神の前で安息している人は、世の司法に頼る必要もなければ、その裁きを恐れる必要もない。私たちの良心をきよめるものはただキリストの血だからだ。

Commented by ゆっきー 2007年03月18日(日)00:17

文章の背景は理解しているつもりです。
世俗の力に頼ることのない高潔な魂が守られることを祈ります。

Commented by サラ 2007年03月18日(日)07:38

アーメン。共に祈ります。

Commented by jesusistruechrist 2007年03月18日(日)19:47

仰ることよく解ります。祈ります。

Commented by Bob Gordon 2007年03月18日(日)21:30

まことにLuke先生こそ、

真に良心が神の前で安息している人

高潔な魂

ですね。

週の初めの日から考えさせられました。

Commented by Luke 2007年03月18日(日)22:32

いや、本件で問われているのは私ではありませんよ。ですから、あまり考え込まなくてもよいと思います。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 35KB午前中はいつもどおり・・・と言いたいところだが、まだプールとサウナへの気力が出ない。風邪がグズグズで、家でゴロゴロと・・・。ココへ来て寒波がぶり返しているが、天候もやや倒錯気味。

で、午後は映画。これはあまり体調とは関係なく楽しめるわけ。デンゼル・ワシントン主演の『デジャヴ』。心理学の用語だが、「既視感」のこと。初めての人や場所に何か見覚えがある不思議な感覚だが、これを物理的に実現してしまうと言うお話。最初はサイコ・サスペンスと予想したが、完全なSFモノ。

それにしても、この中で出る過去と現在をホワイトホールでつなげる装置は、前に紹介したGoogle Earthとやや似ており、不気味だった。GEでは現在の私たちの状況を人工衛星で監視されているわけだが、この映画には時間のファクターが入るわけ。と言うわけだが、どうもココでネタばらしをされるとつまらなくなるとの声もいただいておりますので、後はご自分で観て下さい^^

下手するとB級物となりかねないストーリ展開だが、デンゼル・ワシントンだけあってそれなりに楽しめる。『クリムゾン・タイド』でハマって以来、彼も好きな俳優のひとり。ビックリしたのは、トム・クルーズの『トップガン』でクールなアイスマンを好演したヴァル・キルマーがすっかりオジサン化していたこと。『ヒート』ではアル・パチーノらと遜色なく、かなり渋い役をこなしていたが、歳を取ってからのイメージ作りが難しいのかも。ジョン・トラボルタと似ているかも知れない。

クリティカルなポイント

Dr.Kさまが大変に微妙な問題提起をされています。死後の私たちの有様についてです。ぜひご一読ください。私もこのように解釈する人を少なくとも二人知っております。これはぜひ主の前で問う必要があるでしょうね。

ちなみにヨエルの預言がペンテコステの日(だけ)に成就したと解する聖霊派の理解については、ウォッチマン・ニーが疑義を呈しています。つまりペンテコステの日の聖霊の傾注は、ヨエルの預言成就の「ひとつ」であると。これはDr.Kさまがご指摘のとおり、「ある日々の終わりの数々には」から明白です。それぞれの人に、それぞれの時に、ヨエルの成就があるのです。

Commented by ドクターK 2007年03月17日(土)13:56

貴兄のライブメッセージ、毎週楽しく拝聴しております。感謝です。

今回当ブログで提示した内容に関して、ご報告しておきます。

まず、ヘーメラ(日)を「属格」と勘違し訳出しました。ここにお詫びと訂正をさせて頂きます。ご指摘の通り、英訳すると「in the last day」となります。本日訂正文を提示しましたが、内容的に大きな変更はありません。

さて、舞台裏を明かせば、ある「意図」を持ってこの論考を提示しました。その意図を明かすと、誹謗中傷になりかねませんので、それ以上のコメントは差し控えさせて頂きます。

私としては、そのような解釈の仕方もあり更なる検討の余地がある、とだけコメントするに留めて置きます。

キリスト者なら、死後私たちがどうなるのか、全てに比して最も興味ある点だろう思います。しかし、聖書に書かれている事柄の多くが「隠されている」からこそ、逆に堅い信仰に立つ必要があるのだろうと思います。言い換えると、神学とか聖書研究とかによって、「全て」を明らかにすることは不可能なのだろうと思います。ただ主に拠り頼め、でしょう。

Commented by ジョナサン 2007年03月17日(土)14:53

修正版拝見いたしました。
「ご指摘の通り」とありますが、指摘させていただいたわたし(ジョナサン)を、Lukeさんだと思われたのでしょうか?(・∀・)
別人ですので、念のため。

妥当な判決

前にライブドアや村上ファンドに神の義の御手が確実に置かれると書いた(→コチラも)。今、堀江氏に2年6月の実刑判決。妥当だろう。

しかし、「わが息子です〜」とまで叫んでいた武部氏が「関係ないね」と一言捨て台詞を吐いて車に乗り込んだ光景には、何とも・・・。ちょっと堀江さんに同情も。

Commented by Luke 2007年03月17日(土)11:28

司法の専門家の評価では、この種の判決にしては重いとの事。彼自身が裁判官の心証を相当に悪くした模様。自分の正当性を訴えるのに必死で、自分がどのような印象を醸しているか、まったく気がついていないわけ。ライブドアとオウムの類似性については前にも書いたが(→http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2046)、堀江さん見ているとどうも麻原さんと重なりますね。

Commented by Luke 2007年03月17日(土)23:20

アメリカの基準ではこの手の犯罪の場合、25年は食らうそうだ。新自由主義により、経済的には格差社会となりつつも、司法分野ではニッポンはかなり遅れているのだろう。この乖離性が今のニッポンの大きな特徴ではある。

精神科医の和田氏が今の日本は「シゾイド社会」であると言っているが、要するに分裂病的なわけ(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing6.html)。今後この乖離と振幅がますます激しくなって、ついには分裂病の陰性症状(無気力・無感動・感情の平板化・反応性の欠如・自閉傾向)に至るだろうと、私的には予測している。

米、北の金融凍結一部解除

前にアメリカと北朝鮮の密約があることがバレたことを書いたが、案の定、北の金融資産の凍結を一部解除するようです(→記事)。合法資金だけらしいですが、本来マネーそのものには色が付いておりませんから、いじれにしろ金さんは潤うわけです。米のダブルスタンダードがなせる業ですが、金さんはそのあたりを十分に知っているのでしょう。立派なものです。TIME誌でもキム・グェガン氏のことをタフ・ネゴシエーターとして"絶賛"していた。

対して日本外交は・・・。下で紹介した『アメリカの日本改造計画』の中で、外務省のラスプーチンこと佐藤氏がかつての陸軍中野学校の再建が必要だと述べていたが、同じことを私も前に指摘した。当時は諜報活動が相当に高度に行われており、もしこれらの活動がなかったら、日本全土は完全に焦土と化し、再建も何もあったものではなかったであろうとのこと。きわめて巧みな駆け引きにより、天皇制を残すことに成功し、あの敗戦のあり方も、実は最小限の被害で食い止められていたのだ!?これにはやや驚いたが、当時の日本の諜報活動はかなりのものだったことは確かなようだ。ニッポン版007の出現が待たれる。(が、実際にはアメリカの牽制があって無理だろう。)

日々是好日

雲門文偃禅師の語。体調がよくても日々是好日。体調が悪くても日々是好日。晴れの日も日々是好日。雨の日も日々是好日。計らず、図らず、量らず、諮らず、謀らず、只管生きる。良し悪しの世界から離れた一枚の世界。もちろん私たちの場合は、日々是好日 在基督

Commented by emi 2007年03月23日(金)12:15

>もちろん私たちの場合は、日々是好日 在基督。

今、コレがもう少しわかってきました。そのように生きたいと考えております。

今日の一冊

アップロードファイル 9KBどうも熱と咳がひかない。と言うわけで、また一日中寝ていた。37.3℃の微熱なのだが、私は普段低体温なので、けっこうシンドイ。このところ急に寒くなっており、体温調整が歳のためであろうか、うまくいかなったのだろう。で、読んだ本が、『都市伝説』。これがけっこうオモシロイ。要するにいわくのある話や陰謀論的ネタを紹介してあるのだが、「へえ〜」、「ホントかよ!」といった感じ。軽く話題を仕込みたい人にはお薦め。実はこれ、学生が紹介してくれた本。風邪でダウンして、寝床で暇を持て余し気味の時にはまさにピッタシ。小生は騙されることに結構喜びを感じることは前にも書いているが、この手の話での常用フレーズがある―「信じるか信じないかはあなた次第」。

株式市場が大波乱・・・。今回は米発だそうだが。

Commented by リチャード URL2007年03月15日(木)12:15

僕も都市伝説、好きです。
子供の頃、口裂け女が出たらポマードと言えば追い払えるんだ、と本気で信じてましたが。(笑)
たわいもないけど、面白いですよね。

今月に入ってから相場には手を出せそうにありません・・・。

羅生門現象

TIME誌と文藝春秋誌においてちょうど同じ本の映画化についての記事が出ていた。その本とはアイリス・チャン女史の"The Rape of Nanking"(ザ・レイプ・オブ・南京)。この映画化の話は何度も出ていたが、今回はAOLの副会長テッド・レオンシス氏が名乗りを上げ、製作は確実のようだ。

南京事件では30万の民衆が日本兵によって虐殺され、数万の女子がレイプされたことになっている。TIME誌においてはそれは明確な客観的証拠のある事実であるとし、文藝春秋誌では数々の事実誤認があると主張。しかも今回の映画化をバックアップする団体ALPHA,RNRC,APTSJWなどが中国当局と一体に近い「世界抗日戦争史実維護連合会」に連なると言う。つまりハリウッドの映画であるにもかかわらず、中国のプロパガンダが垣間見えるわけ。

一方のTIME誌ではこの映画化に対抗して、サテライトテレビの経営者でもSatoru Mizushima氏が"南京の真実"と言う映画を撮るらしい。すでにそのための資金も250万ドルほど確保したとのこと。Mizushima氏もレオンシス氏の映画には中国によるセットアップがあることを指摘している。

真実はひとつなのだが、かのように証言と主張が異なる。それにしても30万人の虐殺とは一体どんな光景になるのだろうか?まさに黒澤の『羅生門』の世界を地で行っている。下に紹介した本によると安倍さんもどこからか強力な圧力を受けて自身の歴史観を譲ったらしいが、しばしば真実を語ることには常にリスクが伴う。ちなみにアイリス・チャン女史は情緒不安定の要素が見られたようだが、2004年自殺。享年36歳。

自然科学と異なり、歴史では実験が再現されないのだ。一回限りの真実。これをどのようなフィルターを通して見るかによって、まったく違った世界が構築されてしまう。桜井よしこ氏らにも踏ん張ってもらわないと、日本の立場はますますなくって行く。ちなみにドイツでは600万のユダヤ人ホロコーストに異議を唱えるだけで逮捕・処罰されるのだ!もっともコワイのはある価値観と評価だけを強制され、モノが自由に言えなくなることだ。

南京事件資料集 ここの資料とリンクは完備している。

今日の一冊

アップロードファイル 6KB朝から咳と熱が出てダウン。一日中寝ていた。で、寝床で読んだ本。『アメリカの日本改造計画−マスコミが書けない「日米論」− 』。アメリカとニッポンの関係はすでに病理的であり、政治的去勢、軍事的去勢、経済的去勢の三つの去勢によって、対アメリカでは自立できないことはここでも何度も書いてきた。私の歴史観は「精神病理史観」と言えるが、ニッポンはアメリカとの間でエディプス葛藤を抱えたまま、自立を妨げられているわけ。本書はニッポン社会の様々の領域において、いかにアメリカによる対日戦略工作がなされているか、各分野の専門家が論じたもの。かなり面白く、一気に読了。彼らの主張からみて、今後のニッポンは弱体化することは確かなようだ。前にも書いたが、とりあえずサバイバルするには、日本人としてのアイデンティティとプライドを捨て、アメリカの51番目の州となることか。あるいはそれらを保って貧に甘んじることだ。

ご紹介-Stephen Kaung-

中国大陸におけるウォッチマン・ニーの「小さな群れ」の同労者であったStephen Kaung氏のメッセージをemiさんが翻訳して下さっています(→@A)。自称唯一のニーの後継者ウイットネス・リーの指導を巡って50年代に分裂して以来、Kaung兄弟らはあまり表には立たず、Christian Fellowship Publishersの形でニーのメッセージを英訳して紹介してきました。現在は80年代後半にリーから離れたJohn Ingallusらとミニストリーを継続し、不定期刊Rivers Magazine誌を発行しています。同誌はひじょうに硬質な真理を説いておりますが、大いに啓発を受けることができます。同誌の記事です。

Commented by emi 2007年03月12日(月)22:42

リンクを感謝です。B〜Dを追って訳します。
Stephen Kaungについての説明をお願いしようかと考えていたところでした(^^)

Commented by Luke URL2007年03月13日(火)11:19

こちらからStephen KaungらのメッセージのCDやDVDが入手できるようですね。

・Christian Tape Ministry→http://www.christiantapeministry.com/

ようやく

今日の診察によると順調に回復しているらしい。術後2週間、何のトラブルもなく、これでようやくプールなどの運動も再開できる。せっかく筋トレマシンを新調したものの、放置状態だったが、ややなまってしまった体を締めよう。それと温泉だ。かくして肉体の心配から離れて、通常の生活に戻れる次第。健康とは、肉体が意識されないことなのだ。

 * * * 

NASAの人工衛星写真を元にしたGoogle Earthというものがある。早速インストールして、我が家近辺を覗いたところ、見える見える。緑の人工芝を引いているのはわがバルコニーだけなので、ちゃんとわが家がわかる。解像度はあまり寄りすぎるとぼけるが、とにかく手に取るようだ。駐車場に停めてあるわがエスケープも識別できる!しかしこうやって上から覗かれているわけだ・・・。何でもテロ組織にとっては有力なツールとなっているようだ。その気があれば、ピンポイントでわが家にミサイルを撃ち込むこともできるわけで・・・。かなりコワイ時代に生きるのだ、実は。

 * * *

こちらもようやく。福島は都路村の山暮らしのS兄弟がついに文明とのコンタクトに成功し、Blogを開設。ちなみに彼はここでもリンクしている芋久保さんのお隣さん。

山暮らしのキリスト(Mr.Sugar)

Commented by 23 2007年03月13日(火)00:34

私もバーチャルとリップを楽しんでいますw<Google Earth
しかしクリスチャントゥデイの関係者が利用すると、
恐ろしいテロが起きそうですねwwwwwwwwwwwwwwww

Commented by Luke 2007年03月13日(火)08:48

本件はきわめて簡単に解決できるのですね。CTは一般の企業ではなく、新聞社と言う公器です。ですから、@アカウンタビリティ(説明責任)とAコンプライアンス(遵法義務)を果たせばよいだけです。しかるべき方法で。まあ、自ら法廷でってことならば、それもまたそれでいいでしょうが。あるいはCTはACMの機関紙に過ぎないのでしたら(まあ、聖教新聞的位置づけ)、それはそれでいいわけですが。

正体が現れてきたようです

山谷少佐のBlogによりますと、ここにもコメントを下さっている反CTの活動家「23」さまの個人情報が、「クリスチャントゥデイ側の策動により、実名・住所・勤務先・研修先・所属サークル・日記・趣味・私生活に至るまで、詳細に渡って匿名ブログ上で公表されるに至った」とのことです。

驚きましたね。と、同時に、これが真にCTによるものであれば、彼らの正体を自ら明らかにしたことになるでしょう。mixiは閉鎖空間ですが、ここで個人情報を開示した場合、ある種のノウハウを持つ人々はそれらを収集することができます。最近も「ゆびとま」とか言う同窓会サイトの経営者が元暴力団組長でしたね。個人情報は裏社会でかなりの価値をもつ取引商品なのです。

クリスチャン・トゥデイとその基盤組織ACMは海外においても、アポなしでいきなり自宅に押しかけて来たりなどの常識を逸脱した振る舞いをしているようです。少佐に対しても同様の振る舞いをし、私の元にも一面識もない高柳氏がいきなり自宅に電話してきて(ノウハウがあれば分かるわけ)、「明日会え」とこちらの都合にも何らの配慮もない振る舞いをしているわけです。その弁明は先の会談の音声を聞かれると分かるが、「自分たちはカルト疑惑をかけられて必死なんですよ!」とか。視点が自分にしかない。まことに愚かなもの。私などはもっと必死にならなければ(笑)

繰り返しますが、この表現の自由が保証されている日本でおいては、少佐の言論に対しては、言論で対応すべきでしょう。山谷少佐も私も実名開示の上で主張しているわけだから、あなたがたも"Sola Gratia"などの名と真っ向矛盾する不気味な匿名サイトで不気味な主張をするのではなく、公器としての紙上で堂々と主張されたらよろしい。約束は守らず、個人情報は晒す、訴訟による恫喝、CCK-Jなどの団体にも政治的圧力を加える・・・、まさにCCK-J東日本の代表が言われるとおり「悪賢い働き」そのものでありましょう。

ここに見られるのは、少佐の指摘される「恐怖の文化」の蔓延です。CTでは張氏に逆らうと「恐怖の文化」、LCでは李氏に逆らうと「恐怖の文化」。やはり似ておりますね。

Commented by 23 2007年03月12日(月)10:33

この機会に、
クリスチャントゥデイではなく、
ダビデ張トゥデイと改名した方が良いと思います。

高柳氏、矢田氏辺りは、
こちらのコメントを見てきっと憎しみを燃やしておられることでしょうw

Commented by Luke 2007年03月12日(月)16:54

自分のオツムが生み出した妄想を相手に空転している人たちの相手は大変です。ご自愛のほどを。

Commented by kenji 2007年03月12日(月)22:11

ここは冷静に、solaなるものが、CTの誰なのか特定する必要があると考えます。そのうえで対策を講じるべきでしょう。クリスチャンたるものその本分を忘れ、恥ずべき行為に走るなど全くおぞましい限りです。従い、小生は本日をもって彼らをもはやクリスチャンと呼びません。

一日も早く、この事実を日本はもとより全世界のキリスト者に知らしめる必要があります。また、CTに加担する善意のキリスト者にも厳重なる警告を発するべきです。

Commented by kenji 2007年03月12日(月)22:22

すなわち、CGNTVを支持するあらゆる一切の教団教派、教職者、信徒に対しては、この働きに協力しないよう個人レベルで啓発します。

早速、親類のクリスチャンから、『Love Sonata』とは何ぞや?との問い合わせがありましたが、これは統一協会系の働きだから絶対に係わらないよう注意しました。

Commented by Luke 2007年03月12日(月)23:11

>solaなるものが、CTの誰なのか特定する必要があると考えます。

そうですね、彼らが実名をもって戦えないことが、彼らの「何か」を証明しているわけです。匿名氏がCTを代弁して裁判をするぞと訴えかけるなど、前代未聞の珍事でしょう。これはかなり注目される裁判となることでしょう。

でも彼らがこういった「働き」をして下さるほどに、賢明な人たちは「彼ら」を知ることができるわけですが。

ついに・・・

何気に始めたこのサイトもいつの間にか9年目に入りました。いろいろな皆さんとお会いできましたことはうれしく感じております。

この機会にデザインをシンプルに一新し、ゴチャゴチャしていた構成も改めました。いつまで続くかは分かりませんが(突如バタンと逝くかも知れません)、これからもよろしくどうぞ。

山谷少佐のメッセージについて

Sola Gratia氏の匿名Blogによりますと、CCK-Jの決議文は山谷少佐が勝手に捏造したものであるとのCCK-J側からの公式文書が来ているとのことです。本件につきましては、少佐がご自身のBlogにて説明責任を果たしておられますが、韓国CTからの圧力を受けて苦境に立たされているCCK-Jに配慮した声明文を、私は深い感動を持って拝読致しました。この経緯につきましては私は当初より知っており、また私の元にもCCK-Jによる声明文が保存されており、少佐が書いておられるとおりであることを主の前で証言することができます。もちろん客観的証拠も保存されております。本件においてもCTの本質を知ることができるものと思います。

Commented by 23 2007年03月11日(日)01:20

山谷少佐にJEAに根田氏に23は、
どうやら10日以内に告訴されるそうです。

…また「フェイク」だと思われますがwwwwwwwww

Commented by 山谷 Eメール URL2007年03月11日(日)17:05

力強い応援、心から感謝申し上げます。いかなるかたちであれ、主が一切を明るみにしてくださることを、信じます。

ケータイ不適応症候群

風呂から上がりビールでホッとしているところ。

本日は入試最終日。どうも土曜日は事故に出会う確率が高いようなので、朝余裕を持って出るのだが、今日も案の定でした。葛西にて事故。かくして東京港トンネルを抜けてから何と70分!しかもその事故渋滞の中で、3つの事故。前にも書いたが、最近はこちらが青でも相手が入ってくることは当たり前で、どうも人心が荒んでいることを車を運転していると強く感じる。

"DREAM GIRLS"のビヨンセのCDにはまっているので、ノリながらドライブしたいのだが、時間が気になる。その渋滞をようやく抜けた時点で時間はギリギリ。アクセルを踏み込むが、何と再び穴川で事故渋滞!ここで覚悟を決める。大学へ連絡を入れようとケータイを探すが、何と携帯していない!家でもどこかへ置き忘れるのが常であるが、ケータイは依然として私の生活の一部になり得ていない。しかも持っているときはあまり使わないし。加えて渋滞でガスが足りなくなっている。というわけで急遽湾岸習志野で一旦降りて、スタンドと電話を探す。私には未だにNTTのカードが必需品なのだ。

かくして高速に戻って大学に着くと30分遅れ。試験は事務の人によりもう始まっていた。そして2時間。今度は何もせずにひたすら花粉症のクスリによる眠気と戦いつつ試験監督・・・。短い昼休みの後はいつものワンパタンの面接10名ほど。志望動機は・・・、自分の長所短所は・・・・と。答えはいつもと同じだ・・・。ようやく2時ごろに終わり、大学を出る。・・・で、最近時間がある時には車で走りつつ、ラーメン店を探すのが楽しみになっているのだが、本日も一軒見つけた。こってりのスープがけっこう美味い。これで息抜きと・・・。

しかしこの入試業務ってヤツはどうも中途半端な疲れが残るのだ。まあ、大学教員は普通のサラリーマンに比べたら贅沢させてもらっているかも知れませんから、あまりつぶやけません。ふーッ。ではこれからスーパードクターの特番を観てまいります。

山谷少佐精神異常説!?

ついにクリスチャン・トゥデイ側は山谷少佐が精神異常であると主張し出しましたね。

Sola Gratia-信仰と宣教の自由を守る者たちの集い-

精神病者でも医師を逆診断する猛者もおりますが・・・やれやれ。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月09日(金)14:31

読ませてもらいました。御国を建設しようとすると妻が狂ったり、ある種の人々にたてつくと精神病者にされたり、この業界、なんともすごいですね(苦笑

Commented by 千葉ドクターK 2007年03月09日(金)16:55

「言葉と実体」再考しました。
他の原典にも目を通してみました。確かにへブル語原典のように、単語の羅列だけの写本では「捏造された聖書」の解釈も成立はします。「肉において現れたところのキリストは聖霊によって義とされ・・・」この解釈が、関係代名詞ホス(主格、男性、単数)がどこまで支配しているかを普通にに解釈すれば(私は文末までを支配しているとして直訳しました)、自ずと答えは出るのではないかと思います。つまり、シミ以前の問題であり、著者による「意図的」誤訳が問題なのです。

世の中いろんな人がいますね。
今度は精神異常説ですか。

Commented by 千葉ドクターK 2007年03月09日(金)17:42

先の投稿文を訂正します。
4行目「この解釈が」を削除。
7行目著者によるの直前に、「有名になりたいが為に」を追加。

宜しく。

Commented by Luke 2007年03月09日(金)18:05

さらなるフォローを感謝いたします。訂正は私の方ではできませんので、その旨了承いたしました。

結局"ΟΣ"の件を見出したプロテスタントのある学者によると「キリストの神性の教義の証拠として典型的に用いられているさまざまの箇所が、問題を含んでおり、・・・本文批評の方法論によって解決していくとほとんどの場合において、キリストの神性に関する言及は消失してしまった」のだそうです!?

私も"ΟΣ"であったとしてもキリストの神性が否定されるとは思わないのですが、ここにそれぞれの学者の信仰のフィルターがあるような印象ですね。もっともこの学者のテキストは貴重な資料とされつつも、その解釈には疑義が持たれているそうですから、一応安心ですが。

Commented by kenji 2007年03月09日(金)18:09

とても悪質で目に余りますね。
名誉毀損で訴えるべきだと思います。

Commented by Luke 2007年03月09日(金)18:25

CT側はすべてを精神異常者の少佐の妄想的捏造として本件を終息したいのでしょう。捏造と認めて謝罪するか、さもなくば法的処置を取るぞ、と言う姿勢が"何か"を表現しているのですが。しかも匿名で。

Commented by イザヤ・ベン・ハー URL2007年03月09日(金)20:33

http://www.christiantoday.co.jp/
↑このCTのサイトの着飾った様とSola Gratia(恵みのみ!?)様のBlogを見比べてみましょう。
Sola様は「法的に責任を問う」と言う以上、CTの当事者でしょう。
社として訴えるのならば、Sola様は当然代表取締役でしょう。
それとも全権委任された代理人の方?
いずれにしろ何かが見てくるでしょう。

Commented by ジョナサン 2007年03月10日(土)16:12

Sola Gratia のブログを読みましたが、ブログのほうは放っておいても自滅するでしょう。
あの口汚い罵りに触れて、何も気づかない人がいれば、それこそ異常です。

Commented by kenji 2007年03月10日(土)17:25

ジョナサンさまの仰るとおりです。
罵りに共感共鳴する人などはいません。
従ってSola氏は、CTの関係者なのか本当のところはわかりませんね。
もしそうならCTの内部崩壊、自滅をあえて画策している反動分子かもしれません。

Commented by Luke 2007年03月10日(土)19:00

まあ、こういった場合は論じ争う必要はありません。言わせておけば、心の中のものが現れますから。

短気なイエス!

聖書本文批評学における写本評価の一つの原理として、「改竄は理解しがたい文脈を、理解しやすい文脈へとなされるのが自然だから、理解しがたい方が本物に近いと判断される」と言うものがあるようだ。その顕著な例として、マルコ1:40-44に

さて、重い皮膚病を患っている人が、イエスのところに来てひざまずいて願い、「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち重い皮膚病は去り、その人は清くなった。イエスはすぐにその人を立ち去らせようとし、厳しく注意して、言われた。「だれにも、何も話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めたものを清めのために献げて、人々に証明しなさい。」

とあるが、41節の「憐れんで」は異本では「怒って」とある。また43節では、もっとキツイ単語が使われており、「その人を放り出そうとし、厳しく叱責して」となっているとのこと。

で、これらの写本のどちらがオリジナル(に近い)かを判断する際に、上の原理を適用すれば、優しく、憐れみに満ちたイエス像に合わせて、理解しやすい方へと改竄するわけだから、オリジナルは「怒れるイエス」だと言うわけ。これではニッポンキリスト教の何でも愛して赦してのニコニコ牧師の方がイエスよりもはるかに人格が丸くなるわけだ(笑)。しかしオリジナルなマルコの証ししたイエスは、ご自分の権威や能力や意志に対して異義や不信を唱える者に対しては、きびしく怒りを燃やすイエスなのだ。

う〜ん、これはなかなか面白い。私のイエス像とかなり合致するかも^^

御国建設は妻を狂わす!?

再建主義の富井さんがまたまた面白いことを言われています。サタンは妻を狂わして、御国建設を妨げると。

・・・アダムの地上支配を邪魔するサタンの根源的な方法は、「妻を使う」ということである。我々が御国の働きを開始する場合に、奥さんがおかしくなっても驚いてはならない。突然、悪霊が取り付いたように夫に不従順になる。
・・・
あなたが、御国を地上に打ち立てるということを決意したら、奥さんに働くサタンに注意しなさい!
それまでのキリスト教を信じている間には働かなかった霊が働きはじめるから。
・・・
しかし、「地上支配を主張する」カルヴァン主義のキリスト教を一言でも唱えようものなら、サタンは奥さんに働きはじめる。
・・・
再建主義は、普通のキリスト教とは次元のまったく異なる運動である。それは、サタンのもっとも痛いところを突く働きである。だから、霊的な攻撃を受けることを覚悟しなければならない。

聖書にはこうありますね:

同じように、夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。

御国は私たちの内側に自然と育ちつつあるのです:

神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。

このいのちのDNAが自然と実をならせますから、安心して主に信頼しましょう。聖書はこう約束していますから:

あなたの妻は、あなたの家の奥にいて、豊かに実を結ぶぶどうの木のようだ。

Commented by kenji 2007年03月08日(木)22:24

最近の主婦は家の奥にいないことが多いようです 汗

Commented by Luke 2007年03月08日(木)22:35

あ、そうですね(笑)

Commented by 小さな者 2007年03月09日(金)09:35

この方は、奥さんとの間に何かあったんですかね。

言葉と実体

昨日紹介した本では聖書の写本の歴史や本文を再構成する手法などが紹介されており、知的にはかなり面白い。例えば一つ紹介しましょう。

1テモテ3:16に

キリストは肉において現れ、聖霊によって義とされ・・・

とあるわけですが、KJVでは

God was manifested in the flesh, Justified in the Spirit...

と「神が肉において現れ、聖霊によって義とされ・・・」となっています。

この相違はどこから出るかということですが、ある写本を見ると"ΘΕΟΣ"(God)と言う単語を短縮形で"ΘΣ"(上に短縮の記号バーを付ける)と書くそうです。ところが写本を良く見るとこのバーが他の部分とは違うインクで書かれており、後代の付けたしと分かり、しかももっとよく調べるとΘの中の横棒は実は裏に書かれたインクの染みだと分かったとか!つまりここの単語は"ΟΣ"(関係代名詞のwho)だったのです。そこで正しい意味は、「肉において現れたところのキリストは聖霊によって義とされ・・・」と言うわけです。で、これでキリストの神性が削除されます。

皆さん、いかがでしょう。インクのシミとか、ちょっとできすぎだよと感じませんか?(松本清張の小説に油絵の中についていた昆虫の羽根が犯人特定の決め手になったのがあったが、何だか似てるぞ・・・)こうして新約聖書の中にはキリストの神性を明示している箇所はないのだ、と聖書本文学的には結論されるのだそうです。エホバの証人が喜びますね。

ここで問題は聖書テキストだけを相手にして信仰を持とうとする姿勢ですね。信仰は聖霊が内側で私たちの霊に働きかける結果として生まれます。すでに存在する霊的リアリティを語って下さるわけです。ですから原文はギリシャ語であったとしても、日本語訳に触れる私たちでも信仰を持ち得るわけです。白黒の文字で指し示されている霊的事実を実体化することが信仰の作用です(ヘブル11:1、ダービー訳)。

アップロードファイル 70KBかくして理屈を超えて分かるわけですね。そうでなければギリシャ語どころか、日本語すら危うい私たちのような者が救いに与ることができるでしょう。マックスウェルの電磁気学は4つの微分方程式で書かれていますが、それを知らずとも、あるいは試験でちょっと×と・を間違って書いてしまっても、誰でも電磁気の恩恵に与ることができるのです。それが眼です。眼の網膜による電磁気(光)の情報処理手法を知らなくても、単純に瞼を開ければ、光は入ってくるのです。視力は電磁波を実体化するのです。実にありがたいことです。と、思いません?

信仰は望む事柄の実体(substance)であり、見えない事柄の証拠(evidence)である(KJV)

Commented by 千葉ドクターK 2007年03月08日(木)22:08

>そこで正しい意味は、「肉において現れたところのキリストは聖霊によって義とされ・・・」と言うわけです。で、これでキリストの神性が削除されます。

まず、第1印象として、ガリ勉の言うことは聞かない方が良いのではないかと言うことです。

早速、提示された第1テモテ3章16節を考察します。

直訳します。

信仰深さの奥義は確かに偉大である。この方は肉にあって明らかにされ、霊において正しいと証明された、御使いにあって見られ、国民の中に宣べ伝えられ、この世において信じられ、栄光によって上げられた。

この聖句から何故イエスの神性が削除されるのか。

主は肉という姿を取る必要があったという全知全能の神のご計画が何故理解できないのか。この直訳から「これでキリストの神性が削除される」という論理が全く理解できません。

「肉にあって明らかにされ」とは、「ことばは肉となって、われわれの間に幕屋を張った」と同義でしょう。「霊において正しいと証明された」とは、主は罪を犯さなかったということでしょう。

「国民の中に宣べ伝えられ、この世において信じられ、栄光によって上げられた」とは、パウロによって成し遂げられた偉大なる宣教活動のことでしょう。この宣教も主による宣教であるとパウロは告白してます。

この聖句の何処に「キリストの神性が削除される」理由があるのか、私は全く理解できません。

一言で言うと、空虚な人々が好む世界なのではないでしょうか。

Commented by Luke 2007年03月08日(木)22:30

あ、これはフォローを感謝いたします。

>ガリ勉の言うことは聞かない方がよい」

確かに(笑)。これらの学者の議論を追っていると、先ず「信仰の否定ありき」と感じます(やはりある種の霊が働くのでしょう)。そこに到達するように写本を選択し、つなげていると言うか。一応方法論なども整っているようですが、所詮は文献学。自然科学系の私からすると何とも稚拙です。せめて統計学的に計量文献学の手法などを使って欲しいと思いますが。

>一言で言うと、空虚な人々が好む世界なのではないでしょうか。

おっしゃるとおりです。

本日の一冊

アップロードファイル 59KB捏造された聖書』(柏書房)−ノースキャロライナ大学宗教学部長にして、聖書本文批評の専門家による聖書の改竄の歴史を論証した本。著者はもともと監督派教会出身。十代で「本物の"再生"を経験し」、儀式としてのキリスト教から脱皮し、きわめて熱心な福音主義かつ聖書原理主義クリスチャンとなり、ムーディーズ神学校から、ホイートン大学へと進み、ギリシャ語、ヘブル語、ラテン語を学び、ついに霊感されている聖書本文は存在しないことから、聖書学を学ぶほどに「信仰を保つことに困難を覚えるようになった」とのこと。結論として彼は、聖書はあくまでも人間が神についてそれぞれの意見を述べた書物に過ぎないと言う。

と言うわけで、学ぶほどに信仰を持てなくなる−何と言う逆説!?確かに写本しか残っていないわけで、現存する聖書のテキストに転記ミスや意図的改竄があるかもしれない。そこで福音主義では、原典において霊感された神の言葉であると信じる、とするわけです。リベラル系になりますと、まさにこの著者のように聖書は人間が神について記録した記事に過ぎないとなるわけです。実際、前にも書きましたが、処女懐胎をも信じない方々がいるわけです。聖霊派では御言葉はそっちのけで、「悪霊よ、出ろ〜」、「主は・・・と言われます」・・・。

いかがでしょう、こう言った本や主張で皆さんの信仰は揺るぐでしょうか。もし揺るがないとか言えば、妄信しだとか、MCされてカルト思考にはまっているとか言われるでしょうね。で、Dr.Lukeはどうなんだと問われますと、私はあまり葛藤は覚えないのです。なぜならそのお方こそが私の信仰の対象ですから。

Commented by ゆっきー 2007年03月08日(木)00:13

神学校に行って信仰を失う、典型的な例ですね。
自分の場合は福音派の逐次霊感論に疑問を感じていたときにカトリックに移りました。
カトリック神学に接して確かめたことは、まさしく「あの方」に出会えたという喜びであり、聖書は教会の文書として「あの方」を指し示す正典(カノン=ものさし)であるという事実でした。
カトリックの場合、超保守派から超リベラルにカリスマ派、政治的にも極左から極右までいます。なんでもありです。でも、多くの人はみ言葉としるしによって「あの方」に出会っています。そのような出会いがあればどの教会にいても信仰は養われ、「あの方」の復活のいのちに生かされるのだと思います。

Commented by Luke 2007年03月08日(木)08:20

おっしゃるとおりですね。感謝いたします^^

Commented by Luke 2007年03月08日(木)08:56

ちなみにこの著者は昨年話題になった『ユダの福音書』(http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20060407_1.shtml)の編者のひとりでもあります。ナショナル・ジオグラフィックを読みましたが、その本文に覚える理屈を超えた霊の違和感が偽りであることを教えます。内なる真理の御霊が教えてくださるのです。(CTについても同様の感覚を覚えるわけですが・・・)

Commented by ひろこ 2007年03月08日(木)17:45

今ではあのお方に出会えて、平安の中にいるわたくしです。周りのことはかかわりのないことになりました。もちろん普通のことを普通にしながら、心からであえてよかったと、喜んでいます。

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 36KBパトリック・ジュースキント原作小説の映画化作品『パヒューム』。

以下はチネチッタの紹介より:

それは、昨日まで人だったもの。

舞台は18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の子供が産み捨てられる。名をジャン=バティスト・グルヌイユ。グルヌイユは生まれながらに体臭がなく、神が彼に唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。やがて彼は、天才香水調合師となり、世間を驚かせる芳香を生み出していく。時を同じくして、パリを震撼させる連続殺人事件が発生。被害者はすべて若く美しい娘で、髪を刈り落とされた全裸死体で発見されるのだった…。犯罪史上最も純粋な動機が彼を狂気へと駆り立て、そして物語は、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末へと向かっていく…。

11週間連続1位を記録したあの『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を抜き、驚異の全世界BOX OFFICE No1!という記録を樹立した本作。原作は、世界45カ国で1500万部も出版された大ベストセラー、パトリック・ジュースキントの「香水 ある人殺しの物語」。永い間、最も映画化の待たれる小説として、その座に君臨してきた幻の小説で、スピルバーグやスコセッシがこぞって映画化権を熱望したと言われる話題の小説だ。その禁断のベストセラーが、『ラン・ローラ・ラン』の鬼才トム・ティクヴァ監督の手により、遂に完全映画化!未曾有の衝撃が、あなたの五感を貫く!(作品資料より)

確かに臭覚は大脳辺縁系の深いところを通るため、人格の深層と密接に関係していることは前にも書いた。ある意味世界の認識が匂いだけになった世界を描いてもいる。で、当初は単なる匂いフェチの人格障害者を描いたサスペンス物と思って観ていたが、ある場面で作者の意図が見えたような気がした。もしかすると私の思い過ごしかもしれないし、少なくとも聖書を知らない日本人には意味不明の作品だろう。その真偽を確認するためにも原作者の個人歴が知りたい。

女性の体臭に惹かれてそれを保存しようとし、若い女性を殺して体臭のエキスを抽出し、それらを調合して究極の香料を作り上げる。当時パリで流行していた「愛と精霊」などはインチキであるとして、それを超える作品を作るわけ。しかし殺人者として囚われ、処刑判決を受ける。が、その執行日、その究極の香料を振りまくとカトリックの司祭からはじまって、怒りに燃えていた群集がトランス(恍惚)状態に陥り、ひざまづき彼を天使としてあがめつつ、恥を忘れた行為に及ぶ。彼に最愛の娘を殺された父親すらも、「私は騙されないぞ」と剣をもって処刑台に登るが、その香によって逆に「私を赦して下さい」と懇願する始末。ついに彼の代わりに別の無実の者が処刑される。かくしてこの香料により世界を支配することも可能となるのだが、彼はパリに戻りオルレアン門から入る。と、自分の誕生した臭い場所において香料を頭から注ぐや、そこにいた人々が再び恍惚として彼を天使とあがめつつ、彼を、なんと食べてしまう!(すみません、オチを明かしました)

何じゃ、この映画は。単なるシュールかつグロテスクな猟奇映画?ここで思い起こすのが、ジョン・レノンの歌。「キリストさんよ、あんたの弟子たちはクサイぜ」と。そして牧師ですらキリストの生まれはローマ兵のレイプによるもので、素性の分からない私生児あると説教する昨今。愛と聖霊はインチキ。民衆が恍惚としてグルヌイユを崇め、彼が手を振るとバタバタと倒れる場面はついヒン様の聖会を連想してしまった。旧約の調合された香油はキリストの御霊を象徴する。キリストの香ははたしてキリスト教から発散されているだろうか。キリストの身代わりの処刑などはインチキであり、彼に赦しを請うことはかの父親のように愚かなことである。そして最後に彼は愛の証として人々に食べられてしまうというカニバリズムのオチ。イエスも言われた、「わたしの血を飲み、肉を食べるならば、あなたがたは永遠に生きる」と。そしてキリストの意味は香油を注がれた者。

いかがでしょう。この映画にはキリスト教の臭さ、いかがわしさ、ペテン性がこめられていると考えるとすべてが解けるわけです。確かにジョン・レノンが言うとおりキリスト教はクサイのです。しかし、ここで見かけのキリスト教を否定することによって、キリストご自身とその御業を否定しまう危険性を、聖書をなまじっか知っている欧米人は有している。すなわちイエス・キリスト御自身を知ることとキリスト教の一員となることの違いが分かることは幸いです。私はイエスを肉において現れた神と信じ、その十字架の贖罪に与るキリスト者ですが、キリスト教を信じているわけではありません。このお方に捕らえられた者であり、キリスト教の教義や神学や実行に捕らえられたものではありません。

イエス・キリストとキリスト教−歴史的にも後者は福音にとって多くのつまづきを与えてきたし、今もなお与えている。だからキリスト者である私にとってもジョン・レノンやこの映画の動機も理解できてしまう。昨年女性と裸で飛び降りた牧師も、イエスは好きだが、キリスト教は嫌いだと言っていたそうな。むしろイエスご自身につまづくならば、幸いなのだ。ここにイエスご自身を知ることとキリスト教徒になることの間には大きな溝が横たわっている。キリストはまさにその愛の動機ゆえに、私たちに食べられるほどに小さくなられたお方なのです。

永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。

Commented by Luke 2007年03月07日(水)21:28

ちょうどSaltさんの日記(http://sakura.huua.com/cgi-bin/diary04/cdiary.cgi?room=ikemoto7)に本質的ポイントが触れられていました。ちょっと引用を:

----
当事者の思いは当事者にしかわからない。人が自分が体験したことのない人の悲しみや痛みに共感するには、人となられたイエスの味わってくださった痛みとその憐れみの感受性の中に求める以外ないと思っている。クリスチャンの霊とともに住んでおられる方は、人間が経験するすべての悲しみや痛みにどこまでも共感しうる方であるという信仰に立つことである。いや十字架はそれ以上である。十字架の苦しみは、当事者の苦しみを越えている。

そうでなければ、この世の悲しみや痛みはあまりにも深くて大きすぎる。
----

十字架の痛み・悲惨さと今の自分の、あるいは他人の痛み・悲惨さ。どっちが重いだろうか。もし後者が重かったら確かに十字架は人類の包括的救いとはなり得ない。ここで私はイエスの十字架をまだほとんど知らないのだと言うことが分かる。逆に言えば、救いとはこの十字架を知ることがすべてとも言える。イエスとは何者?ますます分からなくなる魅力を持たれたお方。パウロですら言っている:

わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト・イエスに捕らえられているからです。兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ・・・

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2007年03月08日(木)11:41

この映画の原作小説は全世界で1,500万部も売れているのですか!驚きました。

森進一VS川内康範

川内氏のあの立派な耳毛には感動した。歳を取るとちらちらと気になって、私などは丁寧に刈り取りをしている次第。その川内氏が水原弘について、「人はどん底まで落ちないと、下を蹴って上がることはできない。アイツを落ちるところまで落とせ」と言いつつ、「君こそわが命」を書いたそうだ。『巨人の星』の星一徹を彷彿とするこの手の逸話はけっこう好きな方でして、川内氏がただ単に因業爺ではないことが分かった。大下氏が「森さんは身を切る必要がある」と言っていたが、相当の腹をくくる必要があるのかも。別の評論家は「川内さんが怒っている間は希望がある。それは愛の現れである」という言葉にはかなり感動してしまった。主とパウロも言っている:

いつまであなたがたにがまんしなくてはならないのか!

ああ、愚かなガラテヤ人よ!

今のニッポンキリスト教からは、イエスもパウロも愛と忍耐が足りないと評されそうですが。叱責されることはけっこううれしいことなのです^^

Commented by ゆっきー 2007年03月07日(水)14:03

芸能界の論争についてはよくわからないのですが、我が国のキリスト教については同感です。
文章を拝見していて、「神の愛のサクラメント(しるし)」という言葉を思い出しました。福音を、神の愛を生活の中で証していくことが私たちの責任なのかもしれません。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年03月07日(水)15:49

ありがとうございます。Dr Lukeのお陰で川内康範氏を知ることができました。かなり僕には刺激になる人物です。これからもっと勉強します。

今日の一言

茨城県のある姉妹との交わりが与えられ、4人で交わりの時が持てた。とてもリラックスして交わりをエンジョイできた。その中でS兄弟が教えてくれたウォッチマン・ニーの言葉を思い巡らしているところです。彼の生涯はここでも何度も紹介していますが、その彼がよく語った言葉:

・・・あなたは神です

深いです。

Commented by Bob Gordon 2007年03月07日(水)00:14

次の言葉も、ウォッチマン・ニーの言葉です。
彼の言葉は深いだけでなくpracticalで、直截です。

『偽りの問題を厳しく対処するのを決心するまでに、長い時間をかけてはなりません。

偽りを言う人は、だれでも神の言葉の奉仕者にふさわしくありません。

他人の失敗を拡大し、自分自身のものを最小限度に評価しがちです。これもまた偽りです。

おそらく私の言葉は耳障りでしょうが、私はこのことを強調します。もし人が、あらゆる偽りに、数年に渡って容赦なく抵抗するのでなければ、彼は正直な人になれません。

その人は聖書を講義し、真理を教え、みことばを説教するかもしれませんが、神のみことばの真の奉仕者としては資格がありません。』

ビヨンセ・ノウルズ

アップロードファイル 27KBう〜ん、"DREAM GIRLS"を観てはまってしまった。ビヨンセ。黒人と白人のハーフは独特の美しさがある。サウンドもディスコ調でおじさんでもノレる。夕食の席で娘たちと若かりし頃、ディスコにはまっていたことを話したら、ディスコって何?と。今はクラブ(アクセントに注意!)らしい。そしたら息子が割り込んできて、ビヨンセのCDをすでに持ってるとのこと・・・。負けた。それとアカデミー賞助演賞のジェニファー・ハドソンもスゴイが。

Commented by DJ Jerry Eメール 2007年03月06日(火)02:15

さすがLuke。お目が高い。BeyonceはDestiny's Childのころからマークしてまして、UCLAラジオの僕の番組でもちょくちょく彼女の曲をかけてますよ!(^^)/あ、ちょっと宣伝させて下さい。日本時間の10日土曜日午前1〜3時(俗に言う金曜深夜25〜27時)まで、僕の番組で「ビートルズ VS ストーンズ」を特集します。是非聴いてください。パソコンのみの生放送で、アドレスはUCLAradio.comです。よろしくお願いします。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)07:20

あ、これは楽しみにしております。しかしいよいよLAデビューですか^^

Commented by リベラメ 2007年03月06日(火)12:31

ドリームガールズ観てきました。私はビヨンセではなく、ジェニファー・ハドソンに一発で惚れました。完全にビヨンセを食ってましたね。エディーマーフィーもコメディー畑の人かと思ってたら歌がムチャクチャ上手くてビックリ。往年のチャックベリーを彷彿とさせる風貌でした。ミュージカル仕立ては好みの分かれる所でしょうが、キャストは最高。ルークさんこれからも映画評お願い致します。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)21:50

そうですね、いわゆる実力はジェニファーですね。スゴイの一言。背筋が寒くなるような・・・。この作品はショービジネス界における役どころと実際が一致していました。エディ・マーフィも懐の深さと言うか、まだまだ何かが出てくるような予感。

クリスチャン・トゥデイ高柳社長へのメッセージ

CT側からはどうもお約束いただいた財務諸表の提出がないようですね。このまま立ち消えになることをお考えなのでしょうか。そもそもあの会談を申し入れたのは高柳社長自身ですね。こちらはスケジュールを空けてお待ちしていたのが、最初のはCT側の一方的都合でお流れ。こちらの予定とかの配慮はまるでなし。

そしてようやく席についたところ、私どもにCT社の取締役になってもらっても良いとまで言われ、ならば当然のこと財務諸表は見せてもらえると思いきや、その約束が果たされないまま、山谷さんの妄想で終わらせようとしているようです。株式会社として、それも新聞社と言う公器を運営なされる人々の姿勢としてとても社会的に認められるものではありませんね。

高柳殿、山谷さんのクレジットを貶めようと画策することはよくある工作でして、私などもローカルチャーチがらみでそのような工作を受けておりますから、それ自体あなたがたの防衛策としてあえて何も申し上げませんが、このBlogを見て下さっている方も1日300前後もおられることをお忘れないように。あなたがたの言動は神と人の前で覚えられているのです。

どうもあなたがたのハイはイイエで、イイエはハイのようですが、もう一度おじさん心で忠告しておきましょう。ニッポンキリスト教界自体もそれほど正常とは思いませんが、その中にあってもまずは社会通念に則った対応をされますように。

Commented by 23 2007年03月05日(月)21:11

こちらを必ずご覧になっているであろう高柳社長ご自身が、
コメントを書き込むことを期待していますが無理でしょうねw

Commented by Luke 2007年03月05日(月)22:12

Sola氏のBlogによるとどうしても黒幕による陰謀にしたいようですね(笑)。矢田氏も言っておりましたが、業界紙のパイの奪い合いだと。こういった妄想的発想が彼らの内面を証明してしまうのですが。まあ、判断は一連の経緯をご覧の皆さまにお任せいたしましょう。
(陰の声:しかしこの業界、やっぱり倒錯していますね。まあ、君子危うきに近寄らずが一番なのですが・・・溜息)

Commented by ゆっきー 2007年03月05日(月)22:26

同感です。
妄想は見えない敵ではなく、自己の投影である場合が95%だと聞いたことがあります。
それと、ニッチ産業ゆえの倒錯だと思いますよ。
ただ、影の黒幕説とかは完全に妄想だと思いますが。

Commented by Bob Gordon 2007年03月05日(月)23:08

>高柳殿、山谷さんのクレジットを貶めようと
>画策することはよくある工作でして、私など
>もローカルチャーチがらみでそのような工作
>を受けておりますから

本当にLuke先生の言われる通りだと思います。
工作を弄する。嘘を重ねる。暗闇に隠れる。
これは、カルトの常套手段ですね。

>あなたがたの言動は神と人の前で覚えられて
>いるのです。

本当にLuke先生の言われることは、いつも真実をえぐって的確だと思うのですが、この言葉はカルトには通じないでしょう。

「他人の邪悪な言動は神に覚えられるが、自分の邪悪など、小さい、小さい・・・」

と考えるのがカルト信者、特にカルトのリーダーの特徴です。
だから常にカルトのリーダーはパワフルで、声高に、神とイエス・キリストの名を堂々と口にできるのです。
人間というのはつくづく悲しい生き物だと思います。

Commented by Luke 2007年03月06日(火)07:30

>ゆっきーさま
ニッチ産業ですね、まあ、確かに・・・。悲しき事実。

>Bob Gordonさま
お見えになるだろうなあと思っておりました。私などは鈍ら刀ですから、Bob Gordonさまの切れ味にはかないません^^

Commented by Bob Gordon 2007年03月06日(火)09:24

愛すべきは  自他に鈍い人
寄りがたきは 自他に鋭い人
敬うべきは  自己に鋭く、他者に鈍い人

Commented by kenji 2007年03月06日(火)22:49

彼らは霊的に渇いていると思います。
俺って何やってんだろう?
このままでいいのか。
御霊は疼くのです。

淳子ちゃんと旦那さまがそろって文さま夫妻に花束贈呈の動画が公開されました。
芸能界復帰は万物復帰(献金)が目的であります。
文さまから金さまへの貢物は相当なもの。
勝共思想は何処へ?

Commented by Luke 2007年03月07日(水)08:08

どうも高柳氏らとは住んでいる世界を異にするようです。閉じた世界の中で自己陶酔的に空転していますね。Solaさま、もしここをご覧になっていましたら、山谷さんも実名で書いているわけですから、あなたも実名をもって正々堂々と主張されると良いと思います。再度こちらでも紹介しておきましょう:

Sola gratia
信仰と宣教の自由を守る者たちの集い
http://solagratia01.blogspot.com/

中国の胎動

このBlogを検索していただくとお分かりいただけますが、かなり頻繁に中国について触れています。元々禅にはまっていたために中国は好きな国でして、漢文の引き締まった表現に惹かれるわけです。またこの国からはウォッチマン・ニーなどの大いなる主の器も輩出されています。悪く言えば、何でもあり、よく言えば懐の深い国です。

で、先週の株価の世界同時大暴落。これが中国発でした。中国経済がすでにバブル化していることは指摘されており、中国政府が何かするのでは、とみんなが戦々恐々としているところに、枯れ尾花の影がチラっと差すだけで、ドドドーと雪崩を起すわけです。経済は心理学です。しかも日本はちょうど利上げをした直後で、何ともタイミングが悪かった。

大前氏は日本の低金利は異常であって、むしろ現代の世界経済はどれだけ金利を上げても耐えられるかによって国力が測られると主張しています。金利が高ければその通貨は強くなります。これは国力の反映であると。アメリカが5%台、ユーロが3%台。そこで円を借りてドルやユーロで運用して儲け、さらに円安が進めば返済金の経ると。これを「円キャリー」と言うらしいが、この反対決済が行われているらしい。つまりファンドが円を買っている。これで1日に5円も円高になるという事態に立ち至った。

こうなると輸出がダメージを受け、竹中氏が再びデフレに戻るリスクを指摘したが、物価上昇率も鈍っているらしいから、十分あり得る。経済は「風吹けば桶屋が儲かる」の世界。だれが風を吹かすのか・・・。政治的にも軍事的にも中国の影響が無視できなくなっている中、株や為替でも中国のパワーを見せ付けられたこの数日であった。この国が本当に目覚めたら、マグロが食えなくなるどころではなく、相当に深刻な事態になる。

Commented by リチャード URL2007年03月05日(月)10:31

僕もいわゆる円キャリーでFX運用してましたけれど今回の円高は痛かった。(+_+)
FXはストップロスが有効に利くから早めに逃げられるので株よりはマシですが・・・一体どこまで落ちるのやら。

Commented by Luke 2007年03月05日(月)20:36

止まりませんね・・・。日経夕刊では中国政府も金利上げは慎重にすると声明を出しておりますが。私の友人の中国語の先生が中国へ行ってタクシに乗ったら、最近は景気がよくて、と運転手が言っておったそうです。彼は自分はどこにいるんだっけ、と呆気に取られたそうです(笑)。

Dr.Lukeの一言映画評

まだ微熱が出たり引っ込んだりで、プールとサウナはお休み。ひたすらおとなしく。

アップロードファイル 38KB午後、恐る恐る外出して映画−『蒼き狼』。角川春樹の構想27年、制作費30億。豪華キャストによる一大歴史スペクタクル大巨編、圧巻だ!!!

・・・と言いたいところだが、一言、駄作。モチーフは兄弟より固い契りを結んだ幼馴染との裏切りと相克や(ベン・ハーだね)、出自を巡っての父と子の葛藤(万俵家だね)、そこにモンゴルの大草原での壮観な肉弾戦・・・。まあ、映像は一応観られますが。しかしあまりにも内容が稚拙。以前の『天と地と』のノリで、当時角川は『ベン・ハー』を超えたかったらしいが、とてもとても。今回も同作品のモチーフを入れたりもしているが、人間の深みを描くのが何と下手なことか。役者も反町隆史に菊川玲じゃあね。やたら仰々しい演技だが、学芸会のノリ。観た後のカタルシスも感動も何もなく、ただシラケた。角川映画だから大体予想はしていたが、しかしね・・・(ブツブツ)。

ご参考までに映画評論家の評です→コチラ(映画よりこの評の方がオモシロイ^^)

Commented by Luke 2007年03月03日(土)18:43

お詫び:

観る前の皆さま、ごめんなさいm(_ _)m

Commented by リベラメ 2007年03月03日(土)21:13

ルークさんのとこ来て良かったー。明日この映画見ようと思ってたんですよ。ドリームガールズにしよ。(笑)

北朝鮮と米国の密約!

『SAPIO(3/14)』誌の関西大学李英和教授の記事によると、今回の6ヶ国協議のソフトランディングは、米国が北と密約を交わしていたことによるとのこと。面白いのはその秘密をばらしてしまったのは米国自身。金桂冠が会議の冒頭でいきなりマカオのバンコ・デルタ・アジアの凍結解除を持ち出したところ、米国のヒルがなんと「ベルリンの米朝会談で6者閉幕後に30日以内に解除することですでに合意したはずだ!」と激怒してしまったたとのこと。これでばれた。そこにいた他国代表は聞かなかった振りをその場はやり過ごした・・・と。アメリカの思惑は北の核がイランに流れないこと。米国は持っている国は攻めず、持っていない国を攻めるのです。前にアメリカはダブルスタンダードだから、心理戦になると書きましたが、今回は金さまの勝利です。

同教授によると、今後北は韓国において太陽政策系の大統領を立てるために、まず日本の安倍氏を来朝させ韓国を煽るだろうと予測しています。そのために拉致問題が有力なカードとして利用されるわけです。しかし太陽系大統領の擁立工作に失敗すれば、再び核を振り回すだろうとも予測しています。そのために金さまは今回はソフトランディングをしておいて、時間稼ぎをしたいわけ(つまり核放棄の可能性は限りなくゼロに近い)。なお『週間文春新潮』によると安倍さんと被害者会の関係もあまりよくないらしいですし、かくして日本はまた利用されるでしょうね。被害者家族がもっとも気の毒です。

Commented by Luke URL2007年03月02日(金)16:06

本件については田中氏のレポも参照してください:

・北朝鮮6カ国合意と拉致問題
http://tanakanews.com/070216eastasia.htm

私の描いた北の解放のシナリオは次のとおりですが、今回アメリカは自らこの芽を摘んでしまいました:

http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=2217

かくしてニッポンは北の子守役中国を背に、前の米国からは裏切られつつ、北のミサイルに怯えることになるわけです。

戦略が何も持てないわけですが、安倍さんが日本版NSCを設置しても、日本にはインテリジェンス(諜報活動)に長けたスパイっているわけ?かつての陸軍中野学校を復活する必要があるかも。

Commented by kenji 2007年03月03日(土)16:22

もはや生き馬の目を抜くサバイバルゲームに突入。
アメリカの没落、ドルの失墜は待ったなし。
イランと一戦交えるのでしょうか。
イスラエルの再離散かシーア派の根絶か。
ニッポンの未来を真剣に考えねば、、、。
北に怯えて暮らすなんて真っ平ごめん。
日本の核武装論議を期待します。汗
先ずは改憲ですよ。
あれ?平和護憲派だった私としたことが。

無党派層は益々政治離れし投票率が激減、自民(公)と民主の二大政党政治の始まりか。

Commented by Luke 2007年03月03日(土)17:59

>イランと一戦交えるのでしょうか。

イランが本当に核武装しそうになれば、持つ前にヤルんではないでしょうか。最終的にはイスラエルの利益に適うかどうかでしょうが。

>日本の核武装論議を期待します。汗

私も憲法9条改正して正式に軍隊を持つべきと思っていますし、核も選択肢になり得ると考えます。

ちなみに『週刊新潮』で面白い記事がありました。福山隆元陸将とか言う人が、中国は日本の核武装を画策していると言うのですね。要するに北をバックアップして核武装させ、連れて韓国→日本とドミノ倒し的に核を持たせると。狙いは日本と韓国からの米軍排除。中国が太平洋に出るためです。

対して"SAPIO"誌で英国IISSのアンドリュー・ブルックス氏が、日本は持とうとすれば1ヶ月で持てるが、持つべきではなく、「核保有能力保有国」であり続けるべきと論じています。要するに米の傘の下に居続けることがアジアの安定に寄与すると言うのですね。

いずれにしろ前にも書きましたが、わがニッポンは周辺国の思惑と力学の狭間でユーラユラなわけです。

地上の幕屋を脱ぐ日

わたしたちは、天から与えられる住みかを上に着たいと切に願って、この地上の幕屋にあって苦しみもだえています。

とパウロは言っております。若い頃は肉体を思うままに使っていたものですが、最近はけっこう不自由を覚えるようになっています。と言うわけで、術後の炎症でやや熱が出ておりますので、早めに寝ることに致します。皆さまからお見舞いのメールをいただきまして、ありがとうございます。

アップロードファイル 497KBウチから見える富士百景。表情がけっこう変わります。

お知らせとお詫び

昨晩8時ごろよりサーバにウイルスが送り込まれてダウンしておりました。バックアップで運用しておりました関係上、ここに投稿いただいたDJ Jerryさまの記事が削除されてしまいました。ただ今は原因を突き止めて復旧しておりますが、DJ Jerryさん、せっかくの記事をすみませんです。またメールサーバは完全にダウンしておりましたので、この間メールをお送り下さった皆さまは再送をお願い致します。お知らせ方々、お詫び申し上げます。

Commented by Luke 2007年03月01日(木)11:32

このウイルスは普通のタイプではなく、サーバを集中的にねらうタイプのようです。ウイルス検知ソフトは入れてあるのですが、さらにサーバのセキュリティを強化して対応を致します。