2003年11月04日

愚かなブッシュ、いい加減にせんかい!

4月に"預言"したとおり、イラクがいよいよ混迷の度を深め、国連はついに撤退。各地でテロが活発化している中、ブッシュは相変わらず、"America will never run.(アメリカは逃げ出さんぞ)"だそうだ。

まあ、ここまで狂言を回してしまうと、今更ケツをまくることもできないでしょうが、苦虫をつぶしたようなあの顔がますます貧相になる。その上、川口外相は「自衛隊のイラク派遣は可能である」とのたまう始末。ここまでアメリカのポチ化しているとは。実質上丸腰で送り込まれる自衛隊員とその家族があまりにも気の毒である。死者は必ず出ることであろう。

大義なき戦争と大義なき死。やり切れません。

リバイバルorサバイバル、それが問題だ !?

いやはや、いわゆる聖霊派(ばかりでもないですが)を通ってきた人々と接していると、目が点になるような驚く話が続出します。ある問題をいさめたところ「Dr.ルークに呪いの預言を受けた」とか騒ぐ人まで出現。やれやれ。

自分と合わない人はすべて悪霊に憑かれており、自分を攻撃してくるとか、意見が食い違うとすべて霊が違っている、自分は聖霊についているが、相手は悪霊であるとか。

彼らは私の専門からするとパラノイドの病理に犯されています。「人差し指と小指を立てている人がいたが、彼は悪魔礼拝者で、こんな人がいる聖会には怖いので参加しないとか」・・・。その後もわけのわからない発言をする人が身近にいたことにまったく驚きを覚えております(汗)。

パラノイドの病理が蔓延すると、誰が悪霊につかれ、だれが敵で、だれが味方かと、互いの交わりが損傷を受けるようになります。私はメッセージでもクリスチャンは神の宮であり、聖霊を宿しているのだから、思いを見張れば悪霊によって影響されることはないと口を酸っぱくして語っているが、どうも話のわからない人がいるようです。これらの人々は何でも悪霊のせいにしており、個人の責任がどこかへとんでいるのです。

今回これらの人々にはKFCを去っていただきましたが、私のもとにくる人々はきわめて多彩で、ニッポンキリスト教の病理の典型的サンプルとなる例が多いのです。彼らを診ていて分かることは、一言、病んでいますね、ニッポンキリスト教界は。リバイバルどころではなく、サバイバルが必要となっています。「リ」と「サ」の一字違いですが、ここをわきまえないと、とんでもないことになりますよ(これも呪いの預言になるんでしょうかね・・・苦笑)。