2004年04月14日

TIME誌の写真

TIME誌今週号に3名の写真が出ていました。日本のTVで放映される場面はごく一部です。同誌には今井君が喉元にナイフを突きつけられ、女性の方が顔を覆っている様子が出ていました。

これは家族には見せられません。知らないほうがいいこともあるのです。

私の知り合いの方のご主人は大学の先生でしたが、反イスラムの本を翻訳したため、喉元をかき切られて殺されました。憎悪の霊がモロに吹き出してきています。

実は私は血がダメなんですね。小さい頃から血を見ると、大声で泣き出す有様。例の「パッション」なんていう映画はとてもとても観ることができないでしょう。

幸い、イエスの血は、霊的領域において、今も流れ、私たちを清めてくださっています。この目に見えない霊的リアリティを大切にしたいのです。あまり「パッション」てな映画を論評するのは私には意味不明であります。

新入生風景

大学では一応私も個室をもらっています。今日の午後のひとコマ。

コン!コン!

ノックの音で出てみると、目がちょっと焦点を結んでいない学生が、「あのね〜、隣の先生はどこ?」と一言。

小生(内心、知るかよ〜、なんだこいつと思いつつ):「私には分かりませんよ。」

学生(ぼお〜としつつ):「だって先生は隣の先生でしょ。どうして知らないんですか?」

小生(内心、これはちょいとヤバイぞ・・・):「あのね、隣でも部屋には壁があるでしょ。だからね、わからないの。」

よく見るとドアに足を入れている。新聞の勧誘だろ、これは。押し出すようにしてドアを閉めて、これで引き下がったと思ったら、またしばらくして、

コン!コン!

学生:「あの〜、ぼく3限か4限に授業があるんだけど、時間が分からないの。何時からはじまるの・・・?」

小生(まずいよコレは、と思いつつ):「あのね、君の時間割は自分で決めるんでしょ。教務課で聞いてね。」

学生:「あ〜、そうなんですかあ〜〜」(幽霊のように去りました)

またしばらくして、ワイワイガヤガヤと学生が廊下を通ったかと思うと、

コン!コン!

小生、「何だよ、またかよ」と思いつつドアを開けると、誰もいない。ちょっと先を見ると女子学生がえらく明るい声で、「すんません〜。間違えちゃったあ〜」。

おいおい、ピンポンダッシュじゃないんだよ。何で人の顔見ないうちに間違えたって分かるの。名札で気がついたのなら、ノックする前によく見ろよ、と。

まあ、こんな調子であります、新年度の開始は・・・。

はあ〜(sigh)

キョウビの大学1年生は、ピッカピッカの小学13年生。

ps.でもね、学生ばかりも責められない。大学の先生にも手鏡を使ってしまう御仁もいますしね。あの有名な先生が・・・と。同業者としてちょっとショックでした。

ブッシュの演説

を車の中でFENで聞いていました。彼は相変わらず、テロ撲滅、自分は正しい、自分は911においても非はない、断固イラクの民主化のために軍事力を行使する、大量破棄兵器はまだ発見されていないが、フセインはアメリカの脅威であった、自分には対テロの明確な戦略がある、6月の主権委譲を成し遂げる・・・の一点張りですね。そして対テロ戦と大統領選にも勝利すると。

真に彼がクリスチャンであるならば、神を畏れる姿勢と言葉が欲しかったと思いますが。前にも紹介しましたが、TIME誌で「私は戦争の大統領である。私はここオーバルオフィスで、戦争を伴う外交戦略を、私の思いにおいて決定する」と宣言しているとおり、「私、私、私」を前面に出しています。しかしどうも彼の顔が猿回しの猿に見えるのです・・・。イエスの高貴さがない。

私は対テロ政策に武力行使をするなと言っているのではありません。が、その行使にあたっても神を畏れる霊によってなしてほしいと。God bless Americaが、神が先にありきではなく、自分の決定がまずありき、になっているわけです。彼を祭り上げる原理主義クリスチャンもブッシュと同じ霊を持っているのでしょう。少々怖いことです。今後の彼のお手並みを拝見したいと思います。