* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
また田中氏が興味深い分析をしています:
http://tanakanews.com/d1202empire.htm
米国と言う病理―自覚がないままに相当に深く侵されているようです。
米国に去勢され、自らの中心を持たぬ国−千鳥足ニッポン。デリバティブの動きも千鳥足のファクターがある:w(t)を標準ウイナー過程として、dt間の価格x(t)の変動分は
dx(t)=b(t)dt+s(t)dw(t)
と書ける。このトレンド:b(t)=μx(t)、ボラテリティ:s(t)=σx(t)としたとき、幾何オルンスタイン・ウーレンベック過程という。このσが大きいほど、不確定要因が大きくなる。これに伊藤のレンマを組み合わせて、ノーベル経済学賞を取ったブラック・ショールズ方程式が導かれる。この公式には一切の不確定要因が消えている!
日本の動きを定式化するならば、トレンドは米国と相互相関係数1、ボラティリティはきわめて大きい(=ふらふらする)。小泉氏よ、国民に説明をするとか言い出したそうだが、何を説明するのかね、キミは。すでにクモの巣に絡んでいるでしょうに。わが長野県の田中知事が次のように語っている:
http://www.shinmai.co.jp/news/2003/12/02/003.htm
小生もまったく同感。
彼らにとってはテロではないのだ。いまだに戦争継続中。自分の国にいきなり軍隊を入れられて、民族の誇りと自立を「民主主義」の旗のもとで踏みにじられた彼らはイントルーダー(侵入者)に徹底抗戦しているのである。テロと言うと、何か彼らの問題であるかのような印象であるが、イラク国民はいまだデフコン1である。彼らにとってはアメリカこそテロなのである!