2003年12月23日

民主的方法による独裁

久々にdutyから解放されて、ゆっくりしております。これを書いたら熱い風呂に入る予定。その後は、ぼお〜っとするつもりです。

BBSにkawaさんがリンクして下さった歴史の高校の先生のサイトは面白いですね。中でも

「民主的方法によるナチス独裁への道」
http://www2.ttcn.ne.jp/~kazumatsu/sub311.htm

は一読の価値があります。

現在、「自由と平等」に旗印の下、市場経済と民主主義が絶対善であるかのような錯覚を大衆はいだいています。これが大義となり、これが水戸黄門の印籠となっています。政治家も盛んに「国民のため」と叫びますが、ウソであることは明らかです。「民主主義」なるものは他の手法に比してとりあえず実害が少なく見えるシステムに他なりません。

小泉とブッシュと、彼らのキャラを診て分かることは、短絡的であること。物事を彼らの物差しで白黒切り分け、きわめて短絡な行動をする。「ポピュリズム」と「民族主義」がキーワードになると前に書きましたが、まさにその具現者です、このお2人は。小泉氏の国会答弁などは、小学校のクラス会での発言と同じ。口をとんがらかして「そんなこと言ったって、今はアメリカと同盟することが一番大切なんですよ!」と。浅薄な人物である。

すでに「民主主義による独裁」が行なわれていることに気付きませんか。民主主義システムを動かすコツは、大衆を取り込むこと、それには金です。ブッシュもすでに民主党の全部の候補の資金量をひとりで集めているそうです。騙されてはなりません。「自由・平等・博愛」なるスローガンでマインドコントロールされているのですね、現代社会は。そのようなものは幻想に過ぎません。真理は「神主主義」にあります。

民主主義−絵に描いた餅。実は愚衆政治に他なりません。日本もまたまた危ない方向に入ってしまったようです。大衆を誘導することはきわめて容易です。サタンによるマインドコントロールの手法はきわめて巧妙になっています。