2003年12月05日

Dr.ルークの処方箋

昨日の日記で、医局と教会の共通問題に対して、どうしたら解放されるのか、とのご質問をいただきました。回答は簡単です:

 キリストご自身を楽しみ、満足する事

これだけです。

いのちの成長のためには満足が必要です。乳児に道徳や倫理を教えても無意味です。彼らは乳をたっぷり飲んで、満足して、すやすやと眠ること。ニッポンキリスト教はこの飲んで食べて満ち足りることを飛ばして、いきなりオトナのクリスチャンとして"貧しく、清く、正しく”振る舞い(pretention)、伝道だ、奉仕だ、献金だ、礼拝出席厳守だとお尻を叩かれるわけ。主が5千人を養ったとき、彼らは食べて満足したのです。しかも12のカゴにくずがいっぱいになりました。これがイエスのriches(豊かさ)です。

満腹している人、満足している人は、あまり人のことは気になりません。ニッポンキリスト教のどこで誰が何をしているとか、アメリカで"大預言"があったとか、自分と主の関係に何ら意味がありません。主は今わが内にいます方、この方はすべてを持っておられる方、この方だけにフォーカスするのです。自分の功績や実績ではありません。

うちにいますキリストを見出すこと−これが欠落しています。ある聖霊派の人に「イエスの魅力に触れましょう」と語ると、「イエスの魅力とは何ですか」と聞き返されて、言葉に詰まったことがあります。聖霊さま追求の人はイエスと聖霊を切り離しているため。イエスと御霊はひとつです。このイエスの魅力に捕らえられ、イエスを食べて満足せよ、これが神の語りかけです。

 うちにいますキリスト−栄光の望み!