2004年11月17日

慎太郎と裕次郎の物語。なかなか面白い。「太陽にほえろ」で裕次郎のファンになってから、彼の死はかなりの喪失感があった。キザに徹しており、いわゆるタレントではなく、確かにスターであった。

13回忌の時は私の家のそばの総持寺が人で溢れた。小樽の記念館も訪ねたが、スターは大衆に夢を与える生活をしている。

今生きていれば70歳だそうだが、70歳の裕次郎は考えられない。52歳で逝ったことにより、その瞬間で凍結している。ある種山口百恵と通じるものがある(ちなみに私の青春は彼女の引退と同時に終わり、そのためクリスチャンになったのだが・・・)。

人は散り際、引き際。あまり生にこだわるべきではないと常々思う。