2004年07月05日

中曽根氏的意見(追加)

彼はまたこうも言っています:

岡田君は民主党の印象を新たにしたと思う。自分のイデオロギーをふりかざして進むというタイプの極めて個性的な政治家だ。小泉君と好対照をなしている。二十一世紀型の素質がたくさんあるが、まだ総合力に欠ける。しかし今はその未熟さが受けている。

これもおっしゃるとおり・・・。期待しているが、青臭い。極私的には小沢氏にぜひやらせたいと思うのだが・・・。

中曽根氏的意見

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日本の歴代首相でいかにも首相然としていたのは中曽根氏までと感じているが、今日の日経朝刊に中曽根氏のインタビュー記事が出ていた。昨日私も書いたのでグッドタイミング。彼は言う:

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今は政治が漂流している。2.26事件前の状況とよく似ている。政治の中枢が不確実で明確な国家意思を決める手段がなく、臨床的な対症療法でしのいでいるだけ。明確な戦略が欠けている。

その中で既成の制度を壊すという名目で小泉君がポピュリズムに乗って出てきたが、本論なくして各論を先行させ、視野狭窄に陥っている。流行ばかり追って、やっていることに脈略がない。彼の周りはイエスマンばかり。

小沢一郎君が9月の代表戦で出る可能性も50%ある。小泉君は私とも視線を合わせようとしないし、彼には情愛がない。小沢一郎君が「小泉さんには、理性、論理、合理といった"理"が欠けている」。まさに言い得て妙だが、政治家には"理"にもまして、"情愛"が大事だ。
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